ゴルフでポイントザクザク、GDOカード
「GDOカード(ゴルフダイジェストオンラインカード)」は、三菱UFJニコスが発行するクレジットカードです。
「GDO」とは、ゴルフ場予約やゴルフ用品販売など、ゴルフに関するサービスを展開する総合サイトです。カード会員はGDOの各種サービスにおいて、さまざまな優待が受けられます。
GDOショップで高還元のカード
GDOカードのポイント還元率は0.3~0.6%(月間利用額合計1000円につき3~6ポイント)ですが、「GDOショップ」では、その約10倍の「3~5%のポイント」が貯まります。
GDOショップとは、GDOが運営する「ゴルフ専門通販サイト」です。最新モデルやGDO限定商品などのレアなアイテムが手に入るほか、ゴルフクラブの「カスタムクラブオーダー」にも対応しています。
当日14時まで注文すると「最短翌日」には商品が手元に届くため、数日後にプレーの予定が入っていても安心です。GDOショップの愛用者はもちろん、これからショップを利用したい人にとっても、「GDOカード」は持っていて損のない1枚でしょう。
カードのランクは4段階
カードランクは4段階で、三菱UFJニコスの「DCカード」または「MUFGカード」のいずれかのブランドに対応しています。
・DC GDOカード 一般:年会費無料
・DC GDOカード ゴールド:1万5746円(税込)
・GDO MUFGカード・ゴールド (Visa/アメックス):各3300円(税込)
・GDO MUFGカード・プラチナ(アメックス):2万6400円(税込)
「DC GDOカード 一般」は、高校生を除く18歳以上であれば誰でも申し込みが可能です。国際ブランドはVisaとMastercardから選択ができます。
「海外でプレーしたい」「出張が多い」という人は、「旅行傷害保険」や「空港ラウンジサービス」が付帯するゴールドランク以上のカードを選びましょう。
「DC GDOカード ゴールド」と「GDO MUFGカード・プラチナ」には、最高1億円の「ゴルファー保険」が自動付帯します。ケガや第三者への損害などが補償されるため、安心してプレーができそうです。
GDOカード ラインナップ | ゴルフダイジェスト・オンライン
GDOカードはどれくらいお得なの?
GDOカードがあると、「GDOショップ」「提携ゴルフ場」「GDO GOLFTEC」で割引やポイント優待が受けられます。「GDOヤードプログラム」で会員グレードを上げれば、さらにお得で快適なゴルフライフが約束されるでしょう。
ポイント還元率と使い道
GDOカードの強みは、「GDOショップ」での還元率が圧倒的に高いことです。通常の約10倍の「GDOポイント」が貯まり、「1ポイント=1円」として、買い物やゴルフ場予約に使えます。
・DC GDOカード 一般:3%(標準還元率0.3%)
・DC GDOカード ゴールド:5%(0.3%)
・GDO MUFGカード・ゴールド:4%(0.3%)
・GDO MUFGカード・プラチナ:5%(0.6%)
有効期限は「最新のポイントの付与日から1年間」で、カード利用を続ければ「実質無期限」になります。自分のペースでポイントが貯められるのは大きなメリットでしょう。
GDOポイントの使い道は、「GDOゴルフショップでの商品購入」と「ゴルフ場予約(プレーフィの割引)」の2択です。他社ポイントには交換できないため、ゴルファーでなければ使いこなすのは難しいかもしれません。
カードが手元に届いたら、「GDOカードWEB登録手続き」を忘れずに行いましょう。
対象プランの利用で1回300ポイント~
カード会員は、提携ゴルフ場で予約やプレーをすると、GDOカードランクに応じた「ボーナスポイント(GDOポイント)」が貯まります。
・DC GDOカード 一般:1回300ポイント
・DC GDOカード ゴールド:1回500ポイント
・GDO MUFGカード・ゴールド:1回500ポイント
・GDO MUFGカード・プラチナ:1回1000ポイント
プレー前にGDOカードWEB登録手続きが完了していない場合、予約をしても特典は適用となりません。DCカード(ゴールド・一般)は、「GDOカード一括払い」でプレー料金を支払った場合がボーナスの対象です。
提携ゴルフ場には、「釧路カントリークラブ」や「太平洋クラブ軽井沢リゾート」「キングフィールズゴルフクラブ」などがあります。詳しくは、GDOの「ゴルフ予約」にて確認しましょう。
GDO GOLFTECのゴルフレッスン割引
「GDO GOLFTEC」は、全米ゴルフレッスン市場の25%以上を占める「ゴルフレッスンスクール」です。日本ではGDOが運営を手掛けており、都内を中心に10以上の店舗を展開しています。
DC GDOカード(一般)を除くカード会員は、GDO GOLFTEC店舗でGDOカードを提示した上で、「レッスンプラン」をGDOカードで決済すると、以下の二つの特典が享受できます。
・スイング判断半額
・レッスンプラン総額から10%オフ
GDO GOLFTECのレッスンの特徴は、スイングを数値化する「モーションメジャメント」や「ビデオシステム」を活用していることです。
初回の「スイング診断」では、体にモーションセンサーを着用してスイング中の動きを徹底的に分析するため、ゴルフスイングの劇的な改善が見込めます。
マンツーマンで上達するゴルフレッスン|GOLFTEC[ゴルフテック]
GDOヤードが獲得できる
GDOには、「GDOヤードプログラム」と呼ばれるランクアップ制度があります。GDOポイントとは別に、対象サービスの利用では「GDOヤード」が貯まります。ヤード数で「グレード」が決まり、グレードに応じた特典が享受できる仕組みです。
・ブロンズ:GDOクラブ会員登録
・シルバー:2500~4999ヤード
・ゴールド:5000~7499ヤード
・プラチナ:7500ヤード以上
・ダイヤモンド:3万ヤード以上+ゴルフショップとゴルフ場予約の利用(過去1年以内)
以下はヤードが貯まるサービスと獲得数の一例です。
・カードのWEB登録:5000ヤード
・カードの利用:100GDOポイントにつき300ヤード
・ゴルフ場予約&プレー:1回につき250ヤード
・ゴルフショップ買い物金額:1000円につき150ヤード
最高ランクの「ダイヤモンド」になると、ショップ価格が「ダイヤモンド限定価格」になります。「割引クーポン」「特別コースの予約」なども享受でき、ゴルフライフが一段と快適になるでしょう。
ヤードには「有効期限」があり、失効するとグレードもダウンします。
発行の前に確認しておきたいこと
GDOカードはゴルフに特化したクレジットカードです。利用シーンによって、ポイント還元率に大きな差が出ることを覚えておく必要があります。ゴルフ好きの人であっても「年会費の元が取れるかどうか」はしっかり確認した方がよいでしょう。
GDOカードのデメリットは?
GDOカードは、GDOショップでの還元率こそ高いですが、GDOショップ以外では0.3%~程度のポイントしか獲得ができません。最高ランクの「プラチナ」でも、標準還元率は0.6%です。
一般的なクレジットカードの還元率は0.5%前後が相場で、1%以上の年会費無料カードも多く出ています。GDOショップで頻繁に買い物をする人にはメリットが大きいですが、そうでなければポイントはなかなか貯まりません。
「DC GDOカード ゴールド」と「GDO MUFGカード・プラチナ」には、「ゴルファー保険」「空港ラウンジサービス」「旅行傷害保険」が付帯します。年会費もそれなりに高いため、「特典を最大限に活用できるかどうか」を考えて発行した方がよいでしょう。
GDOカード以外でお得に利用する方法
「GDOカード以外のクレジットカード」で、GDOをお得に利用する方法もあります。
GDOショップで買い物をする人は、各カード会社が運営する「ポイントアップモール」を経由しましょう。通常ポイントのほかに「モール経由のポイント」が上乗せされ、ポイントの多重取りが叶います。
GDOの出店があるのは、「dカード」「ポケットカード」「UCSカード」「ゼビオカード」のポイントアップモールです。ゼビオカードのモールでは、ゴルフ場予約1件につき250ポイントが貯まります。
「ゴルフ保険付き」を望む人は、「JALカード」も検討しましょう。CLUB-Aゴールドカード・JALダイナースカード・プラチナ会員には、最高補償額1億円の「ゴルファー保険」が自動付帯しています。
ただし、JALカードではポイントではなく「JALマイル」が貯まるため、JALの利用機会が少ない人には不向きです。
まとめ
GDOでさまざまな優待が受けられるGDOカードは、ゴルファー必須のクレジットカードです。予約やプレー、買い物でGDOポイントが獲得できる上、会員ランクに応じた特典やサービスも享受できます。
「ゴルフが好きで世界中のコースを巡るのが趣味」という人であれば、「GDO MUFGカード・プラチナ」を検討するのもよいでしょう。
ただ、GDOカードは、GDOショップ以外でのポイント還元率が低いため、普段使いをする「メインカード」としてはふさわしくないかもしれません。あくまでもゴルフ専用として利用するのが賢明です。