- 20代からクレジットカードを使うメリット
- クレヒスを積める
- 金融リテラシー向上に役立つ
- 利用明細はスマホでチェックできる
- 20代のクレジットカードの選び方
- 若い世代をターゲットにしたカードがお得
- 海外でも使う場合は特に国際ブランドに注目
- 限度額や保険を重視する人はゴールド以上
- ポイントを上手に獲得して賢い生活
- ポイントの還元率を意識してカードを選ぶ
- 「リボ専用カードと知らずに入会」に注意
- ポイントの交換先を見ておこう
- 通勤で貯めたい場合は交通系カード
- クレジットカード発行時の裏ワザ
- 年会費無料でポイント1%以上還元のカード
- スタバでポイント10倍「JCB カード W」
- 女性にうれしい「JCBカードW plus L」
- d払いと併用がおすすめ「dカード」
- 電子マネーと相性のよいカード
- 一枚でネットもリアルもお得「楽天カード」
- Suica支払いで最大11.5%還元「ビックカメラSuicaカード」
- 周りと差がつく、話題のナンバーレスカード
- 自分を磨きたい女性に「Likeme by saison card」
- 安心して使える「三井住友カード(NL)」
- 20代のうちにつくっておきたいマイル系カード
- サクララウンジが使える「JAL CLUB EST(20代限定)」
- 5年間無料で持てる「ANA JCBカード ZERO」
- ステータスカードを目指す人におすすめ
- 信頼性の高さに定評あり「三井住友カード プライムゴールド」
- 憧れのカードに近づける「JCB GOLD EXTAGE」
- 20代から活用したい高コスパのゴールドカード
- 生活に役立つ特典が充実「ミライノ カード GOLD」
- 年会費無料のゴールドカードを狙うなら
- 自動付帯の保険が魅力「エポスゴールドカード」
- 割引、無料サービスが豊富「イオンゴールドカード」
- まとめ
20代からクレジットカードを使うメリット
多くのクレジットカードは「高校生を除く18歳以上」から申し込みが可能です。「カードを早く持つと無駄遣いをするのでは?」と思う人もいますが、若いうちからクレジットカードを使うメリットも多くあります。
クレヒスを積める
20代でカードを持つメリットの一つに、「クレジットヒストリーが着実に積めること」が挙げられます。
クレジットヒストリー(クレヒス)とは、クレジットカード及びローンの取引履歴のことです。これらの情報は「信用情報機関」に保管され、カード会社や金融機関などに共有されます。
例えば、カードの利用者が毎月遅延なく支払いを行えば、「良好なクレヒス」が積み上がっていき、カード会社や金融機関に「信用性が高い優良顧客」と見なされるようになります。
・将来的に各種ローンが組みやすくなる
・カードの入会審査に通りやすくなる
・審査基準の厳しい「ステータスカード」が発行できる
・カードの利用可能枠の増額ができる
一方で、30代、40代でクレヒスがない人は、信用の程度や返済能力の有無が分からないため、カードやローンの審査に不利になるでしょう。
金融リテラシー向上に役立つ
「金融リテラシー」とは、お金を使う上で必要な「知識」や「判断力」のことです。金融庁では「最低限身に付けるべき金融リテラシー」として、家計管理や生活設計、金融知識などを挙げています。
カードや電子マネーなどのキャッシュレス手段を使わず、現金払いにこだわる人は、金融リテラシーが向上しにくい傾向があるようです。
カードには「後払い」「ポイントが付与される」「支払いによって金利がかかる」などの現金払いにはない特徴があります。
「使い過ぎ」や「金利の増加」といったリスクもありますが、実際に使ってみることで「どうお金を管理すべきか」が分かってきます。「ポイント還元」や「利用明細のチェック」を通じて、節約意識も芽生えるでしょう。
海外に比べると、日本は金融リテラシー教育で後れをとっているといわれます。クレジットカードや電子マネーは、基本的なお金の概念を身に付けるのにはちょうどよい材料といえるでしょう。
利用明細はスマホでチェックできる
お金を管理する上で、「家計簿を付けること」は欠かせない作業の一つですが、レシートを集めて記録する作業は手間がかかるものです。
その点、クレジットカードは毎月の利用明細がWebやスマホアプリでチェックできます。明細書がそのまま家計簿代わりになるため、毎月サッとチェックするだけでお金の流れが分かるのです。
クレジットカードを使い出してからこまめにアプリの明細をチェックするようになり、「お金と向き合う機会が増えた」という人も少なくありません。
20代のクレジットカードの選び方
20代はクレジットカードを発行するチャンスです。「若いと審査に通らないのでは?」と思いがちですが、若年層をメインターゲットにしたカードも多く登場しています。カードを選ぶ際は、「カードの利用可能額」や「付帯特典」にも注目しましょう。
若い世代をターゲットにしたカードがお得
カード会社にとって、20代の若い世代は「将来の顧客」です。自社のカードを長く使い続けてくれる可能性が高いため、申し込み基準や審査のハードルを多少下げたとしても、「1枚目のカードはうちでつくって欲しい」と思っているのです。
「25歳以下限定」「学生限定」といったカードは年会費が手頃な上に、一般向けのカードよりも特典やサービスが手厚い傾向があります。
さらに、カード更新時にゴールドカードにランクアップできるものもあり、苦労せずにステータスカードが取得できる可能性が高いでしょう。
海外でも使う場合は特に国際ブランドに注目
日本で発行されるクレジットカードには1枚につき一つの国際ブランドが付いており、VisaのカードはVisa加盟店、JCBのカードはJCBの加盟店といったように、使える場所が限られています。
海外でカードを使う予定のある人は、「Visa」または「Mastercard」を選びましょう。どちらも加盟店数が7000万店舗以上とダントツに多く、カードを使ってキャッシングできるATMの数も充実しています。
JCBは日本国内の加盟店舗数こそ多いですが、海外では必ずしも使えるとは限りません。1枚目のメインカードにはVisaかMastercard、サブカードにはJCBを選ぶのもおすすめです。
限度額や保険を重視する人はゴールド以上
クレジットカードには「一般」「ゴールド」「プラチナ」などのランクがあります。ゴールド以上は「ステータスカード」と呼ばれ、スタンダードな一般カードよりも特典やサービスが充実しているのが特徴です。
とりわけ、「空港ラウンジサービス」はゴールドカードの看板サービスです。旅行傷害保険も一般カードに比べてグッと高くなるため、旅行や出張が多い人にとっては有用な1枚となるでしょう。「カードの利用限度額」も、ランクが上がれば上がるほど高くなるのが一般的です。
ゴールドカードを持つには「高い収入」と「社会的信用」が必須といわれてきましたが、近年はハードルが下がり、20代の保有者も増加傾向にあります。特典やサービス、申し込み条件などを確認して自分に合うと感じたら、ワンランク上のカードを狙うのもよいでしょう。
ポイントを上手に獲得して賢い生活
利用金額に応じた「ポイント」が貯まるクレジットカードは、現金払いよりも断然おトクです。公共料金や税金、生活費のすべてをカード決済にすれば、ポイントがどんどん貯まります。ポイント還元率から見るカードの選び方やポイントの活用法をみていきましょう。
ポイントの還元率を意識してカードを選ぶ
カード選びで重視したいのが「ポイント還元率の高さ」です。ポイント還元率とは、「利用額に対して何%分のポイントが獲得できるか」を示したもので、「獲得ポイント÷利用金額(円)×100」で算出できます。
還元率の目安としては、0.5%が「一般的」、1%以上が「高還元」です。カード選びに迷ったときは、還元率が1%以上のカードをピックアップするとよいでしょう。
還元率1%以上の一般カードには、「楽天カード」「dカード」「ヤフーカード」「リクルートカード」「Orico Card THE POINT」などが挙げられます。
「リボ専用カードと知らずに入会」に注意
「還元率の高さ」や「年会費の安さ」だけでカードを選ぶと、知らずに「リボ専用カード」を選んでしまうケースがあります。
「リボ払い」とは、支払い回数や金額の大きさに関係なく、毎月一定の金額を金利とともに返済していく方法です。「リボ専用カード」の場合、1回払いや分割払いは選べず、支払いが自動的にリボ払いになります。
毎月の支払いを少額に抑えられるのはメリットですが、使えば使うほどリボ残高が増え、返済期間が長引きます。毎回利息が上乗せされるため、「返済しているのになぜか元金が減らない」という「リボの罠」にはまってしまう人もいるのです。
リボ専用カードは「高還元」で「年会費無料」であるケースが多いため、申し込み時は詳細をしっかり確認しましょう。
ポイントの交換先を見ておこう
せっかくポイントを貯めても「交換先」が魅力的でなければ、ポイントを貯める意味が半減してしまいます。「ポイントの利用目的」をはっきりさせた上で、「ポイントの交換先が多いカード」を選びましょう。
実用性を重視するのであれば、毎月の支払いに1ポイント単位で充当できるものがおすすめです。交換先には、主に以下のようなものがあります。
・商品交換
・ギフト券や商品券
・他社ポイント・電子マネー・航空会社のマイル
・現金として口座にキャッシュバック
・月々のカードの支払いへの充当
・プリペイドカードへのチャージ
「最低交換ポイント数」や「ポイントの有効期限」も必ずチェックしておきたい項目です。最低交換ポイント数が高いとポイントがなかなか貯まらず、失効してしまう可能性があります。
通勤で貯めたい場合は交通系カード
鉄道会社や航空会社がカード会社と提携して発行するカードは「交通系カード」と呼ばれます。中でも、クレジットカードに交通系ICカードの機能が付いたものは「クレカからICカードへのチャージ」と「ICカードの利用」の両方でポイントが貯まるのがメリットです。
「ビュー・スイカ」は、JR東日本の「Suica」が付いた代表的な交通系カードの一つです。定期券購入やSuicaへのオートチャージに利用すると、通常の3倍のポイントが貯まるため、通勤でJRを利用する人なら持っていて損はありません。
Suicaユーザーで、ビックカメラをよく利用するのであれば「ビックカメラSuicaカード」も検討しましょう。
クレジットカード発行時の裏ワザ
クレジットカードをオンラインで申し込む際は、「ポイントサイト」を経由するのがお得です。カードの新規発行案件をはじめとする多種多様なサービスが掲載されており、サイト経由でサービス利用をすると、ポイントサイトのポイントが付与されます。
カードの新規発行は一度に数千円相当が稼げる「高還元案件」です。ただし、ポイント欲しさに不必要なカードまでも次々と申し込むと、カード会社に「多重申し込み」や「入会特典狙い」と疑われて評価が下がってしまいます。くれぐれも、やりすぎには注意しましょう。
また、ポイントサイトを選ぶときは、「サイトの信頼性」もきちんとチェックする必要があります。「日本インターネットポイント協議会(JIPC)」に加盟している企業や上場企業はそれなりの審査をクリアしているため、安心して「ポイ活」ができるでしょう。
年会費無料でポイント1%以上還元のカード
初めてクレカを持つ人は、「年会費無料」で「還元率1%以上」のカードを選ぶのが理想です。ほかにメインカードがある人でも、公共料金や生活費の支払い用カードとして1枚持っておくとよいでしょう。
スタバでポイント10倍「JCB カード W」
数あるJCBカードの中でも、還元率がダントツに高いのが「JCB カード W」です。
ポイント還元率は一般的なJCBカードの「2倍」で、JCBオリジナルシリーズパートナーの店舗では2倍以上のポイントが獲得できるのが特徴です。スターバックスのオンライン入金・オートチャージでは、10倍のポイントが貯まります。
「Amazon」では、ポイント倍率が4倍(通常ポイント+期間限定ボーナスポイント+パートナー優待+ポイントアップ登録)にアップします。本カードで貯まったOki Dokiポイントは「1ポイント=3.5円分」としてAmazonでの買い物に充当ができるため、Amazonユーザーにはメリットしかありません。
申し込み対象は18歳以上39歳以下ですが、一度カードをつくっておけば、39歳を過ぎても年会費無料・高還元のまま継続利用ができます。
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女性にうれしい「JCBカードW plus L」
JCBカードWと同じ「JCBオリジナルシリーズ」の中の1枚です。基本のポイント還元率やポイントアップ特典はJCBカード Wと変わりませんが、「女性に特化した特典やサービス」が充実しているのが大きな違いです。
JCBカードW plus Lでは、「@cosme」や「ワタシプラス」など、女性のキレイをサポートする協賛企業のことを「LINDAリーグ」と呼んでいます。
LINDAリーグの協賛企業からは、さまざまな優待や特典が提供されるため、生活のあらゆるシーンで「お得」が実感できるでしょう。18~39歳以下限定カードのため、申し込むなら今がチャンスです。
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d払いと併用がおすすめ「dカード」
dカードは「dポイントの3重取り」がかなう夢のようなカードです。「dカード」でカード決済をすると、100円(税込)につき1ポイント付与されますが、「d払い」の支払い用カードに設定した上で、d払い+dポイントカード提示を利用すると、以下のポイントが貯まります。
・d払いの支払い方法にdカードを設定:1%
・dポイントカード提示:店舗ごとに異なる
・d払いでの支払い:0.5%(200円につき1ポイント)
マツモトキヨシ・ENEOS・スターバックス・メルカリなどの「dカード特約店」では、ポイントアップが狙えます。生活に密着した店舗でポイントが貯まりやすいのはdカードの大きな強みといえるでしょう。
電子マネーと相性のよいカード
近年は、タッチするだけで会計ができる「電子マネー」の需要が高まっています。カードを選ぶときは、「電子マネーチャージのしやすさ」や「ポイント付与の有無」もチェックしましょう。電子マネーとクレジットカードの一体型も便利です。
一枚でネットもリアルもお得「楽天カード」
「年会費無料」「1%の高還元」といえば、テレビCMでもおなじみの「楽天カード」です。楽天市場でのショッピングは常にポイントが+2倍で、「0と5の付く日(要エントリー)」は計5倍のポイントが獲得できます。
楽天Edyや楽天ペイといった、楽天のキャッシュレス決済との相性がよく、楽天カードからチャージをすれば「チャージポイント」が稼げます。
通常、楽天Edyを利用するには、「Edyカード(330円)」または「Edy対応のおサイフケータイ」を準備する必要がありますが、楽天カードを保有すると「Edy機能」が無料で搭載可能です。
Suica支払いで最大11.5%還元「ビックカメラSuicaカード」
JR東日本の子会社「株式会社ビューカード」と「ビックカメラ」の提携クレジットカードで、ビックカメラの「ビックポイントカード」と「Suica(定期は不可)」の二つの機能が搭載されているのが特徴です。
ビックカメラSuicaカードからSuicaにチャージをすると、1000円につき15ポイントの「JRE POINT」が貯まります。
さらに、チャージしたSuicaを使ってビックカメラで買い物をすると、10%のビックポイント(現金払いと同率)が積算されます。貯まったビックポイントはSuicaにチャージして使えるので、実用的で無駄がありません。
カードの年会費は524円(税込)ですが、年1回でもカード利用があると、翌年の年会費が免除されます。
周りと差がつく、話題のナンバーレスカード
「ナンバーレスカード」とは、カード券面にカード情報が記載されていないカードを指します。決済に必要な情報を他人に盗み見られる心配がない上、デザインもすっきりしていてスタイリッシュです。話題のナンバーレスで周りに差をつけましょう。
自分を磨きたい女性に「Likeme by saison card」
クレディセゾンのLikeme by saison cardは、おしゃれや流行に敏感な20代の女性をコアターゲットにした1枚です。カード会員は、美容・グルメ・旅行などのジャンルで「Likeme優待特典」が受けられます。
本カードでは、ショッピング利用分の1%が毎月自動的にキャッシュバックされます。ポイントの使い道や有効期限を気にしなくても済むのは、大きなメリットでしょう。
カードデザインは「エンボスレスの縦型カード」で、個人情報は裏面に集約されています。第三者に情報を盗み見られるリスクが少なく、見た目もおしゃれです。
【公式】Likeme by saison card | クレジットカードはセゾンカード
安心して使える「三井住友カード(NL)」
三井住友カードにはさまざまなカードラインナップがありますが、券面にカード情報(番号・有効期限・セキュリティコード)がないのが「三井住友カード(NL)」です。
カード情報は「Vpassアプリ」から確認ができるため、オンラインショッピングの際はカードを財布から出す必要がありません。
ポイント還元率は平均的な0.5%ですが、コンビニ3社(セブン-イレブン・ファミリーマート・ローソン)とマクドナルドではポイント還元率が最大5%にアップします。
年会費が完全無料ながら、最高2000万円の「海外旅行傷害保険」が利用付帯している点にも注目です。
三井住友カード ナンバーレス(NL)|三井住友VISAカード
20代のうちにつくっておきたいマイル系カード
「マイル系カード」のメリットは、飛行機の利用時はもちろん、普段のショッピングや公共料金の支払いでもマイルが効率よく貯まる点です。若年層を対象としたカードは一般向けよりも付帯特典が豪華です。コストを抑えながら、「ちょっと贅沢な旅」が楽しめるかもしれません。
サクララウンジが使える「JAL CLUB EST(20代限定)」
JALのマイレージバンク機能が付帯した1枚です。ターゲットはプライベートや仕事を充実させたい「20代のビジネスパーソン」で、空の旅がより快適でお得になる特典が盛りだくさんです。
本カードでは、カード決済をするたびに「JALマイル」が貯まります。JALのフライトでは、通常のフライトマイルに加え、フライトマイルの15%(うち5%はJAL CLUB EST限定ボーナス)がボーナスとして上乗せされるため、「特典航空券」にも手が届きやすいでしょう。
JAL国際線の利用時は、JAL会員専用の空港ラウンジ「サクララウンジ」が年5回まで使えます。フリードリンクやアロマを楽しみながら、フライトまでのひとときをのんびり過ごしましょう。カードの年会費は2200円(税込)で、初年度のみ免除されます。
JAL CLUB EST(20代限定)(カードの種類) - JALカード
5年間無料で持てる「ANA JCBカード ZERO」
「ANA JCBカード ZERO」は29歳以下の社会人が対象です。年会費は5年間無料で、以降は年会費2200円(税込)の「ANA JCB一般カード」に自動更新されます。
本カードでは、毎月のカード利用合計金額1000円(税込)につき1ポイントの「Oki Dokiポイント」が付与され、「1ポイント=5マイル」のレートでANAマイルに移行が可能です。
さらに、「ANAカードマイルプラス加盟店」で支払いをすると、ポイントとは別に、100円または200円(税込)につき1マイルが貯まります。
カードに搭載された電子マネー「楽天Edy」での支払いでも、200円につき1マイルが貯まるため、フライト利用が少ない「陸マイラー」でも効率よくマイルが稼げそうです。
【最大5年間年会費無料】ANA JCBカード ZERO│ANA SKY WEB | ANAマイレージクラブ
ステータスカードを目指す人におすすめ
ゴールドランク以上のカードは「ステータスカード」と呼ばれ、一般カードよりも入会審査の基準が厳しく設定されています。
将来、ゴールドカードやプラチナカードを持ちたいと考えるなら、今のうちから準備をしておきましょう。「20代限定のゴールドカード」はステータスカードへの入り口です。
信頼性の高さに定評あり「三井住友カード プライムゴールド」
銀行を発行元とするカードは「銀行系カード」と呼ばれ、ほかのカードに比べて入会審査が厳しい傾向があるようです。そのため、銀行系カードの「ゴールドランク」を保有する人は、一般的に「社会的な信頼性が高い」と評価されます。
「三井住友カード プライムゴールド」は、満20歳以上30歳未満を対象としたゴールドカードで、満30歳以降の最初の更新日には、審査の上で「三井住友カード ゴールド」に自動切り替えとなります。着実にクレヒスを積みたい人には最適な1枚でしょう。
年会費は通常のゴールドカードよりも安い5500円(税込)ですが、「空港ラウンジサービス」「ドクターコール24」「宿泊予約の優待」「最高補償額5000万円の旅行傷害保険」などの実用的な特典が多く付帯しています。
憧れのカードに近づける「JCB GOLD EXTAGE」
「JCB GOLD EXTAGE」は、JCBが発行する20代限定のゴールドカードです。年会費1万1000円(税込)の「JCBゴールド」の主要サービスを、わずか3300円(税込)で享受できるのがメリットです。
カードの初回更新時(5年後)には、審査の上でJCBゴールドに切り替えとなります。最終的に「プラチナ」や「JCBザ・クラス」を目指す人は、ここでしっかりとクレヒスを積んでおきましょう。
本カードに付帯する主なゴールド特典は「空港ラウンジサービス」「最高補償額5000万円の旅行傷害保険」「ゴールド会員専用デスク」の三つです。
ポイント還元でも優遇されており、カード利用で付与されるOki Dokiポイントは「通常のJCBカードの1.5倍」です。入会後3カ月間は3倍のポイントが貯まるため、大きな買い物をするチャンスでしょう。
【公式】JCB GOLD EXTAGE | クレジットカードなら、JCBカード
20代から活用したい高コスパのゴールドカード
ゴールドカードは、一般カードよりも年会費が高くなります。年会費無料のカードしか持ったことがないと、「年会費が高い」という理由でステータスカードを諦めてしまいがちです。コストをかけずに質のよいサービスが受けられる「高コスパのゴールドカード」もあるのをご存じでしょうか?
生活に役立つ特典が充実「ミライノ カード GOLD」
一般的なゴールドカードの年会費の相場は1~3万円前後ですが、「ミライノ カード GOLD」の年会費はわずか3300円(税込)です。年間100万円以上の利用で次年度無料になるため、カード利用が多い人であればコストをかけずに維持できるでしょう。
本カードは「住信SBIネット銀行」が発行元です。ゴールドカードの引き落とし口座を住信SBIネット銀行に設定すると「スマプロランク」が2ランク上がり、ランクに応じて「ATM利用や振込手数料の優遇」が受けられます。
付帯保険も手厚く、「国内・海外旅行傷害保険」や「ショッピングガード保険」のほか、故障したモバイル端末の修理代などを補償する「モバイル端末保険」も付いています。
国際ブランド「JCB」の旅行関連サービスも享受できるため、普段の生活はもちろん、旅先でも大活躍してくれるでしょう。
ミライノ カード GOLD|クレジットカードのミライノ カード
年会費無料のゴールドカードを狙うなら
数は少ないですが、年会費が無料のゴールドカードも存在します。「イオンカード(WAON一体型)」とエポスカードは「インビテーション」を受けてゴールドカードにランクアップすると、年会費が永年無料になります。まずは、下位カードでしっかりと実績を積みましょう。
自動付帯の保険が魅力「エポスゴールドカード」
エポスゴールドカードの年会費は5000円(税込)ですが、年会費が免除されるパターンが二つあります。一つは、「年間のカード利用額が多い人」で、年間合計金額が50万円以上を超えると翌年の年会費が免除されます。
もう一つが、カード会社からのインビテーション(招待)を受けて、ゴールドにランクアップした場合です。インビテーションの条件は公開されていませんが、「エポスカード(一般)の利用額が多い人」や「支払いの滞納がない人」が候補になるようです。
ゴールドカードには、最大1000万円の海外旅行傷害保険が自動付帯します。「空港ラウンジサービス」や「各種エポスポイント優待」が付くほか、ポイントに有効期限がなく「無期限」で貯められるのがメリットです。
割引、無料サービスが豊富「イオンゴールドカード」
「イオンゴールドカード」は、自分からは申し込みができない「完全招待制」のカードです。公式Webサイトによると、案内が届くのは「直近年間カードショッピングが100万円以上のカード会員」となっています。
イオンやイオングループを利用する機会が多い人は、年会費無料の「イオンカード(WAON一体型)」やキャッシュカード一体型の「イオンカードセレクト」を発行して、地道にクレヒスを積みましょう。ゴールドカードにランクアップ後も、年会費は一切かかりません。
ゴールドカードには、「イオンカード共通の特典」のほかに、「空港ラウンジサービス」「イオンラウンジサービス」「海外旅行傷害保険(最高補償額5000万円)」「国内旅行傷害保険(最高補償額3000万円)」が付帯しています。
まとめ
20代のうちにクレジットカードをつくっておくと、金融リテラシーやマネースキルが向上します。「カードの使い過ぎ」を恐れる人もいますが、ポイント還元や利用明細をチェックする習慣がつき、逆に「節約意識」が高まるかもしれません。
狙い目は、20~30代をメインターゲットにした「年齢限定のカード」です。わずかな年会費で多くの特典が受けられるため、対象年齢であればぜひ検討しましょう。
クレジットカードは保有者の社会的な信頼性やステータスを証明する「身分証明」でもあります。将来を見据え、ランクの高いカードに自動切り替えができるカードを選ぶのもおすすめです。