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クレジットカードと電子マネーの違い。活用シーンで使い分けよう

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2022.07.20
by ドットマネー編集部

クレジットカードの仕組みと活用シーン

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「クレジットカード」は、キャッシュレス決済の中でも多くの人が利用している決済方法です。電子マネーとはどのような違いがあるのでしょうか?まずはクレジットカードの仕組みを解説します。

利用した分は後でまとめて支払う

クレジットカードは、「後払い」ができるカードです。チャージ式で前払いが多い電子マネーとは、支払いの仕組みが違うのです。

クレジットカードの場合、カード会社が一時的に加盟店に立て替えて支払うため、カード利用者は買い物のときにお金がなくても使えます。カード会社と会員の信用で成り立っている決済方法といえるでしょう。

1回払いを選択すると、実際の支払い日は1~2カ月後になります。毎月の「締め日」までに利用した金額を、翌月~翌々月の支払い日にまとめて払う仕組みです。

街での買い物、高額商品の購入に

クレジットカードは、「利用限度額」までの買い物に使えます。お店での買い物だけでなく公共料金の支払いなど、電子マネーでは支払えないものもカード決済が可能です。

クレジットカードには「分割払い」や「リボ払い」など1回の購入分を何度かに分けて支払う方法もあり、高額商品の買い物にも使いやすいでしょう。

異なるブランドのカードを複数枚持っていると利用限度額も多くなりますが、一つの商品に対して使えるカードは原則1枚です。

お店のルールによって現金併用ができるかは変わるため、限度額を超える買い物のときは、事前に一時的な増額をカード会社に相談するのもよいでしょう。

オンラインや海外での買い物に

オンラインショッピングでは、クレジットカードが便利です。代金引換の手数料を払う必要がなく、振り込みの手間もありません。

一部オンラインショッピングに使える電子マネーもありますが、使えるお店の多さを考えるとクレジットカードが有利です。

また、クレジットカードは世界共通の国際ブランドを搭載しているため、海外でも使えます。日本の電子マネーは海外では普及しておらず、ほかの国で使うのであればクレジットカードを準備しておきましょう。

電子マネーの仕組みと活用シーン

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「Suica」や「楽天Edy」など各社が発行している電子マネーも、キャッシュレス決済の一種です。クレジットカードとはどのような違いがあるのでしょうか?使い方を見ていきましょう。

入金、支払い方は種類により異なる

電子マネーには前払いでチャージして使う「プリペイド型」や、銀行口座から即時引き落しする「デビット型」後払い式の「ポストペイ型」があります。後払いのみのクレジットカードとは仕組みが異なるのです。

プリペイド型の電子マネーには「Suica」「楽天Edy」「nanaco」などがあり、事前にチャージした分だけ使えます。使いすぎの心配がある場合は、毎月決まった額をチャージするなどで予防できるでしょう。

ポストペイ型の電子マネーには「iD」「QUICPay」などがあります。クレジットカードと連携して使うのが特徴で、事前のチャージは不要です。チャージが面倒な人に向いています。

コンビニ等のスピーディーな少額決済に

プリペイド型の電子マネーは、チャージの上限が数万円に設定されているものが多くなっています。ポストペイ型は上限がクレジットカードと同等になっていますが、お店によって1回の決済上限が決められていることもあるようです。

クレジットカードより使えるお店が少ないため、電子マネーの導入が進んでいるコンビニやドラッグストアなどでの少額決済に向いています。Suicaなどの交通系電子マネーは、交通機関の改札で使えるのも特徴です。

電子マネーは、カードをかざすだけで簡単に決済ができます。クレジットカードにも「タッチ決済」と呼ばれる仕組みがありますが、現状は電子マネーの方が使えるお店が多く、スピーディーな決済を求めるなら電子マネーがおすすめです。

二つを合わせて使うと便利でお得

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電子マネーはほかの支払い方法と併用できないケースが多く、クレジットカードと合わせて使う機会は限られます。しかし、クレジットカードから電子マネーにチャージできるため、うまく活用すればお互いの使い勝手も上がるはずです。

電子マネーにクレジットチャージ

電子マネーの多くは、「クレジットチャージ」に対応しています。一般的には、「電子マネーの発行会社」と関連のあるクレジットカードがメインです。

例えば、nanacoはグループ会社であるセブン&アイ・ホールディングスの「セブンカード・プラス」から、クレジットチャージができます。また、SuicaのリアルカードもJR東日本のグループ会社が発行する「ビューカード」からチャージが可能です。

楽天Edyのように、自社カード以外からのチャージを受け付けている電子マネーもあります。チャージによって、他社クレジットカードのポイントを貯められる場合もあるでしょう。

例えば、リクルートカードで楽天Edyなどの対象電子マネーにチャージした場合、月3万円まではカード利用のポイントが加算されます。

クレジットカード一体型電子マネー

クレジットカードの中には電子マネーが自動付帯しているものや、申し込みのときに電子マネーの付帯有無を選べるカードがあります。

一体型のカードは一般的に、連携しているクレジットカードからのオートチャージが可能です。オートチャージは設定した残金を下回ると自動的にチャージされるシステムで、プリペイド型の電子マネーを手間なく使いたい人に向いています。

オートチャージによるポイント付与を行っている電子マネーもあります。電子マネーWAONの場合、「イオンカードセレクト」でオートチャージをすると200円(税込み)につき1WAONポイントの付与です。WAONの利用時にも同条件で付与されるため、ポイントの二重取りができます。

まとめ

クレジットカードと電子マネーは、どちらもキャッシュレス決済の一種です。使えるお店や上限額が違うため、それぞれ使いやすいシーンで活用しましょう。

クレジットカードは、分割払いなどを利用して高額決済にも使えます。反対に、利用上限がある電子マネーは少額決済向きのツールです。

どちらも使えるお店では、チャージの手間や会計の手間など総合的に考えてどちらを使うか選びましょう。

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