- エポスカードの締め日と引き落とし日はいつ?
- 4日締め、翌月4日に引き落とし
- 27日締め、翌月27日に引き落とし
- 土日や祝日は翌営業日にずれる
- 締め日と引き落とし日を把握するメリット
- 賢く使えば引き落とし日を先延ばしできる
- 残高不足で支払い遅延になるのを防止
- 自分の引き落とし日の確認方法
- エポスNetやアプリで確認する
- 一部を除き引き落とし日は変更できる
- エポスカードの支払い金額の確認方法
- 確定日以降に確認できる
- 引き落とし日前日までに入金する
- 「ピンチ」と思ったら分割払いに変更できる
- 金額が間違っていると勘違いしやすいケース
- 締め日を過ぎて決済のデータが処理された
- ゴールド以上の場合は集計期間に注意
- 支払い先がお店の名称と異なる表記
- 「ご持参払い」の場合
- 自分で入金手続きをする
- 「ご持参払い」になるケースとは
- エポスATM等で支払う
- まとめ
エポスカードの締め日と引き落とし日はいつ?
エポスカードの締め日は、2種類から選べます。都合のよい日程を選択しましょう。締め日は引き落とし日と連動し、引き落とし日を見ただけで分かります。申し込み方法によっては27日が案内されますが、後から変更も可能です。
4日締め、翌月4日に引き落とし
エポスカードでは、毎月5日〜翌4日までの利用分を、翌月4日引き落としに設定できます。例えば、7月5日から8月4日までの利用分は9月4日の引き落としです。
7月5日にカードを利用すると支払いまでは2カ月ほどありますが、8月の初めに利用した分は1カ月ほどでの請求となります。カードの利用日によって、支払いまでの日数は異なるのです。
「給料日が27日以降または月の初め」に設定されている人は、4日引き落としが向いているでしょう。給料日後に引き落としがあると、延滞や入金ミスのリスクも減ります。
27日締め、翌月27日に引き落とし
インターネットや郵送でエポスカードの申し込みをすると、基本的に締め日は27日、引き落とし日は翌月27日に設定されます。
28日から翌27日までの利用分が、翌月27日に請求される日程です。7月28日から8月27日に利用した分は、9月27日に支払うことになります。
27日支払いは、給料日が毎月下旬に設定されている人におすすめです。給料日が20日や25日に設定されている人は多いでしょう。給料日が引き落とし日の少し前にあると、お金の準備もしやすいはずです。
土日や祝日は翌営業日にずれる
どちらの引き落とし日を選んでいても、土日・祝日は金融機関の休業日のため引き落としは翌営業日になります。なお、締め日は休日でもずれることはありません。
もし、エポスカードの代金が引き落としできなかった場合は、振り込みやATM入金で自分から手続きが必要です。翌日以降の再引き落としサービスはないため、引き落とし日の前営業日までにお金を準備しておきましょう。
なお、当日の引き落とし時間は登録の金融機関によって変わります。エポスカードでは個別に案内していないため、必要があれば金融機関の公式サイトを確認しましょう。
中には、引き落とし時間を公開していない金融機関もあります。遅くとも前日には入金しておくのが確実です。
締め日と引き落とし日を把握するメリット
締め日を把握しておくと、請求金額がある程度予測できます。引き落とし日は、いつ口座残高の確認をすればよいかの目安となるでしょう。エポスカードは2種類の引き落とし日があるので、自分がどちらを設定しているか確認が必要です。
賢く使えば引き落とし日を先延ばしできる
締め日を把握しておくと、毎月の支払い金額をある程度コントロールできます。例えば締め日が4日の場合、それ以降の利用は次回の支払いに回るためです。
7月4日までに購入すると8月4日の支払いですが、購入を5日にずらすだけで引き落とし日は9月4日に延びます。今月は使いすぎたというときでも、締め日を待つだけで支払いを先延ばしにできるでしょう。
ただし、締め日は「実際のカード利用日」とは異なる可能性があります。加盟店によってはカード会社への連絡が遅れる可能性もあり、締め日に間に合わないときは翌月請求になるのです。
また、海外で利用すると、日本との時差の関係で日付が前後する可能性もあります。確実な方法ではなく、概算程度と考えておきましょう。
残高不足で支払い遅延になるのを防止
クレジットカードは締め日以降に請求額が確定し、引き落とし日に口座からお金が引き落とされます。両方を把握しておくと、「何日にいくら引き落としがあるのか」がはっきりと分かるでしょう。
特に複数枚のカードを持っているときは、それぞれ締め日と引き落とし日が異なり、残高不足を引き起こす可能性があります。
しかし、基本的にクレジットカードを持つ以上「口座の資金に余裕を持つこと」は大切です。万が一残高不足が起きると、延滞と見なされ信用に傷がつく可能性があります。
自分の引き落とし日の確認方法
自分がどちらの引き落とし日を選んでいるのか、次回の引き落とし日がいつなのか確認したいときは会員サイトやアプリを利用しましょう。変更も会員サイトで手続きができます。
エポスNetやアプリで確認する
「エポスNet」は、エポスカード会員限定のオンラインサービスです。「Web明細」「支払い方法の変更」「ポイントの照会や交換」など、豊富な機能がそろっています。もちろん、引き落とし日の確認も可能です。
スマホから気軽に引き落とし日を確認したいときは、エポスカードのアプリを利用しましょう。どちらの場合でも、Web明細を確認すると、次回の引き落とし日や請求金額が記載されています。
会員登録や、アプリのダウンロードは無料です。毎月の利用代金を確認するためにも登録しておきましょう。登録時には連絡用のメールアドレスと、会員であることの確認としてエポスカードの情報が必要です。
一部を除き引き落とし日は変更できる
エポスカードは申し込みのときに引き落とし日を選べますが、後日変更も可能です。「エポスNet」「変更用紙の郵送」「エポスカードセンター」で変更ができます。ただし、一部金融機関のみ、4日引き落としの対象外です。
変更にかかる時間は、エポスNetは2〜3日、郵送では1カ月〜1カ月半、エポスカードセンターでは1週間ほどです。なお、手続きの日によっては次回分の支払いは変更できない場合があります。
一般的に、クレジットカードは引き落とし日が固定です。大半のカードは選択肢がなく、引き落とし日の変更ができるカードはほとんどありません。
エポスカードなら、「給料日が変わった」「申し込み時と考えが変わった」など、状況によって引き落とし日を変更できるのが魅力です。
エポスカードの支払い金額の確認方法
エポスカードは、会員サイトから支払い予定の金額を確認できます。確定日以降に確認し、請求額が多い場合は入金や支払い方法の変更手続きを行いましょう。毎月金額をチェックするだけでも、延滞や残高不足は防げます。
確定日以降に確認できる
エポスNetに登録すると、次回の請求金額を確定日以降に確認できます。27日引き落としは支払い月の6日、4日引き落としは前月11日に確定です。
締め日までにいくら使ったか把握している場合でも、実際の請求金額は毎月確認しておきましょう。心当たりのない利用があるときは、問い合わせも必要です。
エポスNet登録者は確定後に「お支払い確定通知メール」が届き、Webサイトにアクセスする手間なく請求額がチェックできます。
Webで確認するときは、「お支払い予定額照会」から次回の請求金額を照会しましょう。合わせて、来月以降の予定も確認できます。
引き落とし日前日までに入金する
クレジットカードの利用代金は、引き落とし日の前営業日までに入金しましょう。ほとんどの金融機関は即時振り込み、リアルタイムの預け入れに対応していますが、ギリギリの入金では処理が遅れる可能性もあります。
特に銀行休業日やメンテナンスなど、ATMや振り込み機能が使えなくなる時間帯はチェックしておきましょう。
管理が難しいときは、給与受取口座を引き落とし口座として設定するのがおすすめです。引き落とし日の数日前に給料が口座に振り込まれれば、入金の手間が省けます。
「ピンチ」と思ったら分割払いに変更できる
エポスカードでは、引き落とし日の変更だけでなく「分割払い」への変更もできます。変更できるのは「ショッピング1回払い」と「ボーナス払い」を指定した分です。
分割払いへの変更締切は、引き落とし日や登録している金融機関によって変わります。27日引き落としの例では、分割払い変更締切の目安は毎月17日頃です。
締め日は前月27日ですが、締め日の後でも余裕を持った支払い金額に調整ができます。来月の支払いが厳しいときは、締切までに変更手続きを検討しましょう。
金額が間違っていると勘違いしやすいケース
クレジットカードの締め日には、共通のルールがあります。毎月の請求額を確認するとき、キャンペーンの適用をチェックするときはルールを把握しておきましょう。「カードを利用した日」ではないケースもあるため、詳しいルールを解説します。
締め日を過ぎて決済のデータが処理された
クレジットカードの請求が確定するのは、「カード会社に利用のデータが到着した時点」です。例えば4日が締め日のとき、4日の夜に利用した金額が必ず当日中にカード会社へ報告されるとは限りません。
加盟店によっては、数日まとめてカード会社に報告するところもあります。基本的には締め日に間に合うよう連絡が行われますが、来月分にずれるケースもあるでしょう。
通販ショップでは、「注文日」ではなく「商品発送が確定した日」を報告日にしているケースもあります。請求金額が少ないとき、または多いときは前後に心当たりのある利用がないか個別の利用明細を確認しましょう。
ゴールド以上の場合は集計期間に注意
エポスカードの上位カードは一定の年間利用金額を達成すると、「年間ボーナスポイント」が獲得できます。集計期間はカードの有効期限月末日までの1年間です。
集計の対象は、期間内の「利用日」となっています。この「利用日」は「会員がカードを使った日」とは限りません。加盟店の報告が実際の利用日と異なる場合は、予想の金額とずれる可能性があります。
締切の月にまとめて利用しようとすると、達成できない可能性もあるでしょう。早めの達成を目指すのがおすすめです。
支払い先がお店の名称と異なる表記
クレジットカードの利用明細に表記されるのは、カード会社と実際にお金のやり取りをしている会社です。店舗が直接カード会社と取引をしていると店舗名が表示されますが、運営会社がまとめて手続きを代行している場合もあります。
そのほか、運営会社が海外にある場合は、海外利用と似たような表記です。前後に利用したサービスを確認し、利用金額などで照合しましょう。
まったく心当たりのない利用金額・サービスの場合は、エポスカードに問い合わせが必要です。
「ご持参払い」の場合
引き落とし口座の設定をしていないときは、「ご持参払い」で支払います。ご持参払いは設定した支払日までにATMやコンビニで入金する支払い方法です。具体的な支払い方法も紹介します。
自分で入金手続きをする
ご持参払いでは、5・10・15・20・25・30日の中から都合のよい支払日を選択できます。4日と27日では都合が悪い人も、利用しやすいでしょう。なお、締め日は前月の同じ日付です。5日が支払日なら、締め日は前月5日になります。
ただし、支払いは自分で入金手続きが必要です。対象の「エポスATM」「コンビニや銀行のATM」「コンビニレジでのバーコード決済」のほか、「ペイジー払い」で代金を支払いましょう。
ペイジー払いは「インターネットバンキングまたはATMで決済ができるサービス」です。なお、支払いには手数料がかかることが多いため、口座引き落としの方がコスト面でも有利です。
「ご持参払い」になるケースとは
引き落とし口座を設定していないときは、原則支払い方法が「ご持参払い」になります。マルイ店舗にあるエポスカードセンターでキャッシュカードによる手続きを行うと、1週間ほどで口座引き落としに切り替わるでしょう。
口座振替用紙で手続きをした場合は、1カ月〜1カ月半が目安です。それまではご持参払いで支払い手続きをしましょう。
基本的には、口座引き落としの方が支払い管理がスムーズです。入金をうっかり忘れて延滞になるトラブルがなくなり、毎回請求金額を確認して振り込む手間も省けます。日程が合わないという場合を除き、早めに口座引き落としに変更しましょう。
エポスATM等で支払う
ご持参払いの支払いは、エポスATMが便利です。ATMの場所は、公式サイトのエポスATM検索ページから確認できます。
代金を支払うには、ATMにエポスカードを挿入しましょう。「お支払い」を選択後、クレジットカード申し込み時に設定した「4桁の暗証番号」を入力します。
次回の支払い金額が表示されるので、確認の上、必要な金額を入金しましょう。入金が終わると、カードと明細票、おつりが返却されます。
近くにエポスATMがないときは、インターネットバンキングが便利です。自宅から支払いたいときは、エポス公式サイトの「インターネットバンキングで支払う」から手続きしましょう。
手続きをするにはエポスNetにログインするか、カード番号の入力が必要です。
まとめ
エポスカードは、自分で締め日と引き落とし日を2種類から選べるカードです。入会後の変更も受け付けているため、都合のよい日を選択しましょう。
なお、引き落とし口座を登録していない場合は、「ご持参払い」となります。口座引き落としよりも選べる日程が増えますが、自分で入金の手続きが必要です。
振り込みの手間をかけないためにも、引き落とし口座を設定し、好きな引き落とし日を選びましょう。