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ETCカードでポイントを2重に獲得する方法。おすすめカード5選

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2021.07.30
by ドットマネー編集部

ETCカードのつくり方と選び方

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ETCカードがあると、高速道路の料金所がスムーズに通過できます。カードを選ぶときは、「発行元」「コスト」「ポイント還元」に重点を置きましょう。クレジットカードを持っている人であれば、「カード付帯のETCカード」が断然便利です。

まずはクレジットカードを選ぶ

ETCカードは大きく、「クレジットカードに付帯するETCカード」と、道路事業者が発行する「ETCパーソナルカード(ETCパソカ)」に分かれます。

ETCパソカは月平均利用額4カ月分のデポジットを納めなければならないため、クレジットカードが発行できる人は、カード付帯のETCカードがおすすめです。ETC料金は「毎月のショッピング利用代金」に合算され、ETCカードの利用額に対しても「ポイント」が付きます。

既にクレジットカードを持っている人は、カード会員サイトで「ETCカードの追加発行」の手続きを行いましょう。新規カードをつくる予定の人は、「ETCカード発行のオプション指定」をして申し込みます。

発行手数料、年会費などコストで選ぶ

カード付帯のETCカードを選ぶ際は、「発行手数料」や「年会費」の有無をチェックしましょう。年会費は500~1000円が相場ですが、完全無料または、年1回以上の利用で年会費が免除されるカード会社も少なくありません。

発行手数料の有無もチェックしておきたいポイントです。ポケットカード株式会社が発行するETCカードの場合、発行手数料1100円(税込)、有効期限更新手数料が1100円(税込)かかります。

アメックス(個人)の場合は、年会費無料は無料ですが、935円(税込)の新規発行手数料が必要です。

クレジットカードの年会費に加え、ETCの年会費や発行手数料がかかると、コストがかさんでしまいます。「無料」または「条件付き無料」のカードを選ぶようにしましょう。

ポイントの付き方で選ぶ

カード付帯のETCカードの利用料金は、毎月のショッピング料金と合わせて請求されるため、ETCの利用分にも「ポイント」が付きます。

ポイント還元率は基本的にショッピング利用と同じで、還元率が高いカードほどポイントは多く貯まります。普段の生活で効率よくポイントを貯めたいのであれば、1%以上の「高還元カード」を選びましょう。

ETCの利用が多い人は、三菱UFJニコスの「VIASOカード」もおすすめです。標準還元率は0.5%(キャッシュバック)ですが、ETC利用ではポイントが通常の2倍貯まります。

「ポイントの付き方」は、「月間利用額合計」と「1回ごとの利用合計」の2パターンがあります。以下は同じ還元率1%(1ポイント=1円)の例です。

・毎月の利用合計1000円につき10ポイント
・1回の利用合計100円につき1ポイント

端数が切り捨てになる点も考慮して、自分にとってポイントが貯めやすいのはどちらかを考えてみましょう。

1%還元の年会費無料カード

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一般的なクレジットカードは還元率が0.5%前後です。1%以上は「高還元カード」となり、買い物やETC利用、固定費の支払いでポイントがスピーディに貯まります。カード維持費が0円であれば、利用者にとってお得でしかありません。

dカード

ドコモの共通ポイント「dポイント」が貯まるカードで、ETC利用では、1回の利用金額100円(税込)ごとに1ポイントが付与されます。

ETCカード年会費は550円(税込)ですが、初年度は無料、翌年からは年1回以上の利用で無料となるため、コストがほとんどかかりません。

dポイント加盟店である「コスモ石油」では、dカードの提示で0.5%のポイントが獲得できます。dカード特約店「ENEOS」では、通常の決済ポイントに0.5%が上乗せされ、計1.5%のポイントが貯まります。

通勤やプライベートで車をよく利用する人にとっては、価値の高い1枚となるでしょう。

dカード | ドコモのクレジットカード

au PAY カード

au PAY カードのETCカードは年会費が無料です。発行手数料が1100円(税込)かかりますが、発行から1年以内にETCカードの利用があれば、手数料相当額が「初回通行料支払いの翌月の請求額」から差し引かれます。

ETCカードの利用では100円(税込)につき1ポイントの「Pontaポイント」が貯まります。「1ポイント=1円」としてカードの請求額に充当ができるほか、au PAY プリペイドカードにチャージしていつもの買い物に使うことも可能です。

さらに、au PAY アプリでPontaカードを連携すると、全国の「Pontaポイント提携店」でもポイントが利用できるようになります。「貯めたポイントを日常生活で無駄なく使いたい」という人に最適な1枚でしょう。

au PAY カード

ポイント還元率が1%を超えるカード

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ポイント還元率が1%を超える「超高還元カード」は、日常的にカード利用が多い人に適しています。年会費がかかるケースが多いですが、カード利用が多ければ、元を取るのは難しくありません。

リクルートカード

リクルートカードは還元率1.2%の「超高還元カード」でありながら、年会費が永年無料です。VisaとMastercardの国際ブランドは、ETCカードの新規発行手数料が1100円(税込)かかるため、コストをかけたくない人は無料で発行できる「JCB」を選びましょう。

ETCカードの利用では、通行料金100円につき1.2%の「リクルートポイント」が付与されます。リクルートポイントは、じゃらんやホットペッパーなどのリクルート参画サービスで使えるほか、「Pontaポイント」や「dポイント」にも交換が可能です。

【Recruit Card(リクルートカード)】リクルートのクレジットカードは年会費永年無料!ポイント還元率1.2%!!

エポスゴールドカード

エポスゴールドカードは、エポスカード(一般)の上位カードです。カード年会費は5000円(税込)ですが、エポスカードからのインビテーションを受けて発行した場合、またはプラチナ・ゴールド会員の家族から紹介を受けた場合は、年会費が免除されます。

ETCカードの年会費・発行手数料は無料で、利用料金200円(税込)ごとに1ポイントの「エポスポイント」が貯まります。

標準還元率は0.5%とそれほど高くありませんが、ゴールド会員は、特定の店舗や施設でのポイント還元率が最大3倍になる「選べるポイントアップショップ」の特典が享受できるのがメリットです。

対象にはETC利用や公共料金、ガソリンスタンドなども含まれており、選び方次第でポイントが大きく稼げるでしょう。登録先は3店まで選択でき、3カ月ごとに変更が可能です。

エポスゴールドカード|クレジットカードはエポスカード

Visa LINE Payクレジットカード

Visa LINE PayクレジットカードはLINE Payユーザーにお得なカードとして知られています。LINE Payの後払いサービス「チャージ&ペイ」で使える唯一のクレカで、LINE Pay(チャージ&ペイ)では0.5%の「LINEポイント」が獲得できるのがメリットです。

2022年4月30日までは、カード決済やETC利用で2%分のLINEポイントが還元されるため、この機会にどんどん利用しましょう。LINEポイントは「1ポイント=1円」として、LINE Payでの支払いやLINEの各種サービスに使えます。

クレジットカードの年会費は1375円(税込)ですが、年1回以上のカード利用があれば、翌年の年会費は無料です。同様に、年1回以上のETC利用があれば、ETCカードの年会費550円(税込)が無料となります。

Visa LINE Payクレジットカード|クレジットカードの三井住友VISAカード

ETCマイレージサービス登録でW取り

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「ETCマイレージサービス」は、NEXCO東日本をはじめとする道路事業者が共同で運営するポイントサービスです。ETCカードで対象の有料道路を利用すると、カード会社のポイントのほかに、ETCマイレージサービスのポイントが貯まります。

NEXCO3社の場合、10円=1ポイント

ETCマイレージサービスのポイントは、クレジットカードのポイントとは別に付与されるため、1回のETC利用では「マイレージサービスのポイント」と「カード会社のポイント」がWで貯まります。

NEXCO東日本・NEXCO中日本・NEXCO西日本・宮城県道路公社の場合は、利用金額10円につき1ポイントの付与です。

通常は、道路業者ごとにポイントが集計されますが、NEXCO3社と宮城県道路公社のポイントに限っては合算が可能です。車移動が多い人はポイントがあっという間に貯まるでしょう。

ポイントを貯めるには、「ETCマイレージサービス」への登録が必要です。登録方法は「オンライン」と「郵送」の2パターンで、オンライン登録の場合は申込み当日の走行からポイントが付きます。

ETCマイレージサービスに登録すると、ポイント還元に加えて「平日朝夕割引」も受けられるため、利用しない手はありません。登録料・年会費は無料です。

ETCマイレージサービス

「還元額」に交換して通行料金に使える

ETCマイレージサービスのポイントは、還元額に交換して「無料通行分」として使えます。カード会社のポイントと違い、通常のショッピングには充当できません。NEXCO3社と宮城県道路公社のポイントの交換単位は以下の通りです。

・1000ポイント→500円分
・3000ポイント→2500円分
・5000ポイント→5000円分

還元額は、ポイントを発行した道路事業者に関係なく、還元額が使える道路で共通して利用ができます。還元額への交換方法は4パターンです。

・自動還元サービス
・インターネットでの手続き
・自動音声ダイヤルでの手続き
・ETCマイレージサービス事務局での手続き(電話)

自動還元サービスは、所定のポイントが自動的に交換されるサービスです。「交換忘れ」が防げるのはメリットですが、交換単位が決まっており、NEXCO3社・宮城県道路公社の場合は「5000ポイント→5000円分」でしか交換ができません。

合算できないためETCカードは1枚に絞る

利用者が同じでも、複数のETCカード間では、ETCマイレージポイントの合算ができません。

NEXCO3社・宮城県道路公社のポイントの最低交換数は「1000ポイント」で、1000ポイントを獲得するには、約1万円のETC利用が必要です。カードを使い分けている人はポイントが分散し、還元額に交換するのに時間がかかってしまうでしょう。

ポイントの有効期限は、「ポイントが付いた年度(4月~翌3月)の翌年度末まで」です。1枚のETCカードでポイントを貯めた方が、「失効リスク」が抑えられるでしょう。

ポイントから交換した「還元額」には有効期限はありませんが、ポイント数や還元額の増減が730日間ない場合、マイレージ登録は取り消しとなり、還元額も消滅します。

まとめ

カード付帯のETCカードの年会費は、無料・有料・条件付きで無料の3パターンがあります。維持費を抑えたい人は、「無料」か「条件付きで無料」のカードを発行しましょう。条件付きでは、「年1回以上の利用」で無料になるケースが大半です。

カード発行後に「ETCマイレージサービス」に登録すると、「ポイントの二重取り」がかないます。ポイントが分散しないように、複数のETCカードを持っている人は1枚に絞るのが賢明です。

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