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リクルートカードと楽天カードはどっちがおすすめ?ポイントで比較

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2021.08.13
by ドットマネー編集部

リクルートと楽天はどっちも優良カード

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リクルートカードと楽天カードは、どちらもポイント還元率1%以上の「高還元率クレジットカード」です。年会費が永年無料で、「カード維持費をかけたくない」「ポイントを貯めて家計の節約につなげたい」という人に支持されています。

年会費無料で人気の高いカード

楽天カードとリクルートカードは、年会費やカード発行手数料がかからない「完全無料」のクレジットカードです。

楽天カードはTVのCMでも大々的に宣伝を行っており、「8秒に1人が申し込む(2020年9月~10月の申し込み人数を秒数で計算)」といわれるほどの人気ぶりです。

ポイントの使いやすさや貯まりやすさについても群を抜いており、効果的に「ポイ活」ができるカードとしても多くの人に支持されています。

リクルートカードも「超高還元カード」として、堅調にカード利用者を増やしています。国内の旅行予約サイト「じゃらん」や共同購入サイト「ポンパレモール」で使えるポイントが貯まることから、特に30代・40代の女性の評価を多く獲得しているようです。

ポイント還元率は1%以上

多くの人が楽天カードやリクルートカードを「優良」と認める理由の一つが、「ポイント還元率の高さ」です。一般的なクレジットカードの還元率は0.5%前後が平均的で、1%以上は「高還元率カード」と見なされます。

・楽天カード:カード利用金額100円につき1ポイント(1ポイント=1円)
・リクルートカード:毎月のカード利用合計100円につき1.2ポイント(1ポイント=1円)

楽天カードは利用金額1回ごとにポイントが加算されるのに対し、リクルートカードは毎月のカード利用合計に対してポイントが付きます。1回ごとの利用額が100円未満でもポイントが付くため、端数分が無駄になりにくいのがメリットでしょう。

ポイントの有効期限は、どちらも最後に獲得した時点から1年間です。獲得するごとに期限が更新されていき、どちらも「実質無期限」となります。有効期限は下記の通りです。

・楽天ポイント:最後にポイントを獲得した月を含めた1年間
・リクルートポイント:最終のポイント加算日から12カ月後の月末まで

楽天ポイントの貯めやすさ

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「楽天ポイント」は楽天カードで付与されるポイントですが、全国の楽天ポイント加盟店や楽天グループサービスでも貯めて使える「共通ポイント」でもあります。実用性が高く、家計の節約につながりやすいのがメリットです。

楽天市場でザクザク貯まる

楽天カードと相性がよいのは、「楽天市場をよく使うユーザー」です。

楽天会員登録をして楽天市場で買い物をすると、100円に1ポイントの楽天ポイントが獲得できます。さらに、楽天カード会員は「SPU」と呼ばれるポイント倍付け制度により、通常ポイントに2倍のポイントが上乗せされるのが特徴です。

この時点でポイント倍率は+3倍ですが、楽天市場にはさまざまなポイントアップキャンペーンがあります。

例えば、毎月0と5の付く日は、エントリーと楽天カードの利用でポイントが2倍加算され、楽天カード会員のポイント倍率は+5倍にまでアップするのです。0と5の付く日は、2月以外は毎月5回あります。この日に絞って買い物をすれば、ポイントの積算スピードがグッと速くなるでしょう。

上位カードはさらに貯めやすい

個人が自分から申し込める上位カードには「楽天ゴールドカード」と「楽天プレミアムカード」があります。

年会費1万1000円(税込)の楽天プレミアムカードには、誕生日月に楽天市場・楽天ブックスを利用するとポイント還元率が+1倍になる「お誕生月サービス」が付帯しています。

加えて、プレミアム会員限定の選べる特典(楽天市場コース・エンタメコース・トラベルコース)で「楽天市場コース」を選んだ場合、毎週火曜日・木曜日の楽天市場でのポイント還元率がポイント+1倍になります。

最大でどのくらいポイントが貯まるのかを見てみましょう。

・楽天会員のポイント:1倍
・楽天プレミアムカードでの決済(SPU):4倍
・選べるサービス「楽天市場コース」:1倍
・お誕生日月サービス:1倍

「楽天ゴールド」のSPUは楽天カードと同じです。2021年4月にプログラムが改定され、SPUのポイント倍率が4倍から2倍に引き下げられました。

楽天プレミアムカード|楽天カード

楽天証券での投信積立で貯まる

「投信積立」とは、投資信託を毎月定額で積み立てていく投資方法です。2018年10月末から楽天証券が取り扱う投信積立の引き落とし方法に「楽天カード」が加わりました。21年4月時点で、楽天カード決済での投信積立設定口座数が100万を突破しています。

引き落としに楽天カードを使うメリットは、「積立額に応じた楽天ポイントが貯まること」と「投信積立に貯めた楽天ポイントが使えること」です。楽天ポイントの付与率は積立額100円につき1ポイントで、毎月5万円(500ポイント)までが上限です。

例えば、毎月5万円を楽天カードで支払った場合、年間では6000ポイント(500ポイント×12カ月)が貯まります。

楽天カードクレジット決済:楽天証券

エントリーして楽天サービス以外でも

楽天カードが倍付けされるのは、主に楽天市場や楽天トラベルなどの「楽天グループサービス」が中心ですが、街中のお店でもポイントアップが狙えるのをご存じでしょうか?

毎月開催されている「ポイント2倍」のキャンペーンでは、エントリーした上で楽天グループ以外のお店で2万円以上をカード決済すると、通常の2倍のポイントが付与されます(上限1000ポイント)。

さらに、街中には「楽天カードの優待店」があり、エントリー&カード利用で通常よりも多くの楽天ポイントが貯まります。ポイント倍率は、ENEOSが最大1.5倍(エントリー不要)、大丸・松坂屋が2倍、タイヤセレクトが5倍です。

開催中のキャンペーン情報は、楽天カード会員専用サイト「楽天e-NAVI」で確認しましょう。

なお、キャンペーンで付与されるポイントは「期間限定ポイント」で、ポイントごとに期限が設定されています。

リクルートカードのポイントの貯めやすさ

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リクルートカードで貯まるポイントは「リクルートポイント」と呼ばれます。公共料金の支払いはもちろん、電子マネーチャージでもポイントが貯まるため、Suicaやnanacoのユーザーにとっては手放せない1枚になるでしょう。

ヘアサロン利用や買い物などで最大4.2%

リクルートカードは「リクルート参画サービス」でポイント還元率がアップします。以下は各サービスにおける通常還元率です。

・ポンパレモール(ショッピング):通常還元率3%
・ホットペッパービューティー(予約+利用):2%
・じゃらん(予約+利用):2%
・ホットペッパーグルメ(予約+利用):人数×50ポイント

カード決済によるポイント(1.2%)と合わせると、ポンパレモールでは計4.2%のリクルートポイントが貯まることになります。

また、2021年5月24日より、リクルート参画サービスでは基本加算ポイントが「dポイント」「リクルートポイント」「Pontaポイント」の三つから選べるようになりました(要連携)。

Pontaポイントを選んだ場合、ポンパレモールでは1.2%のリクルートポイント+3%のPontaポイントが貯まります。

公共料金の支払いで貯める

賢くポイントを貯めるコツは、生活に関わる支出の全てを1枚のカードで決済することです。リクルートカードの場合、ショッピングだけでなく、公共料金の支払い分にもポイントが付きます。

毎月2万2000円の光熱費をカード払いにした場合、還元率1.2%のリクルートカードでは264円、年間にすれば3168ポイント(3168円相当)が貯まる計算です。

楽天カードでは、公共料金の支払い500円につき1ポイントが貯まります(還元率0.2%)。1カ月では44ポイント、1年では528ポイント(528円相当)と、リクルートカードの6分の1しかポイントが獲得できません。

また自治体にもよりますが、自動車税などの「税金」や「国民健康保険」もポイント付与の対象です。

電子マネー入金も上限付きで高還元

リクルートカードは月間3万円までの利用に限り、電子マネーへのクレジットカードチャージでもポイントが貯まります。

・JCB:nanaco・モバイルSuica
・Visa・Mastercard:nanaco・楽天Edy・モバイルSuica・SMART ICOCA

このように、国際ブランドによって、ポイント付与対象となる電子マネーサービスが異なります。楽天EdyやSMART ICOCAにチャージをしたい人はVisaまたはMastercardのリクルートカードを選びましょう。

以前は、還元率2%の「リクルートプラス(JCB)」が発行されており、買い物や電子マネーチャージで2%分のポイントが獲得できました。残念ながら、現在は新規発行を終了しています。

楽天ポイントはお金のように使える

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ポイント還元率の面ではリクルートカードに劣りますが、ポイントの使いやすさにおいては、楽天カードに軍配が上がります。楽天ポイントは使い勝手がほぼ「現金」にと同じで、「1ポイント=1円」としてさまざまな支払いに充当が可能です。

楽天カードの支払いや投信積立に

楽天e-NAVIで「ポイントで支払いサービス」を設定すると、月々のショッピング利用分にポイントが充当されます。

例えば、ポイントが300ポイント貯まっていた場合、当月の請求額のうち300円をポイントで支払えるのです。50ポイント以上、1ポイント単位で利用できるため、少額のポイントも無駄になりません。

楽天証券での投信信託の購入に楽天ポイントを充てることも可能です。引き落とし方法を「証券口座引き落とし」または「楽天カードクレジット決済」にしている積立が対象で、利用ポイント数は自由に指定できます。

楽天Edyや楽天ペイで使う

普段の暮らしでポイントを使いたい人は、楽天Edyや楽天ペイなどの「楽天のキャッシュレスサービス」にポイントを利用しましょう。

楽天Edyでは「ポイントチャージ」の申請を行うことにより、「1ポイント=1円」として楽天Edy支払いに使えるようになります。楽天Edyが使える場所は、コンビニやドラッグストア、ファストフード店など、全国に78万カ所以上あります。

スマホ決済アプリの「楽天ペイ」でポイントを使う際はポイントチャージの必要はありません。アプリで「ポイントを使う設定」にしておくと、自動的にポイントが充当されます。

楽天ペイの加盟店舗数は500万店舗以上です(2020年12月時点)。楽天ペイと楽天Edyを合わせると、街のさまざまな場所で楽天ポイントを便利に使えるでしょう。

リクルートカードはお得感が楽しめる

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リクルートポイント自体の使い道はそれほど多くはありませんが、他社の共通ポイントに交換できるのが魅力です。他社ポイントに交換すれば、「お試し引換券との交換」や「スマホ決済での利用」が可能になり、ちょっとしたお得感が味わえます。

共通ポイントに交換してスマホ決済で使える

カード利用で貯めたリクルートポイントは、「dポイント」または「Pontaポイント」に等価交換ができます。どちらもコンビニやドラッグストア、飲食店などの加盟店で使える共通ポイントで、リクルートポイントよりも使い道が多彩です。

リクルートポイントをdポイントに交換した場合、「d払い」の支払いにポイントが使えます。d払いはドコモユーザー以外でも利用できるスマホ決済サービスで、お店ではQRコードやバーコードを読み取って決済を行います。

Amazonやメルカリなどのオンラインサイトでもd払いが使えるため、ポイントの使い道が大きく広がるでしょう。

リクルートポイントをPontaポイントに交換した場合、全国のPontaポイント提携店や、スマホ決済サービス「au PAY」でポイントが使えるようになります。

お試し引換券に交換できる

Pontaポイントとdポイントは、ローソンの「お試し引換券」に交換ができます。お試し引換券とは、話題の新商品やおすすめ商品をリーズナブルに試せるチケットです。

200円相当のお菓子が約半額の100ポイント(=100円相当)で購入できたり、10ポイントで30円分の割引券が発行されたりと、割引のバリエーションはさまざまです。店頭のLoppiやローソンアプリで試したい商品の引換券を発行し、レジで商品と一緒に提示しましょう。

お試し引換券は毎日商品が変わります。枚数に上限付きの商品もあるため、お目当てのものがあれば早めに交換しましょう。

LAWSON|ローソン公式サイト

もちろんリクルートのサービスでも使える

リクルートポイントはPontaポイントやdポイントほど使い道は広くありませんが、「リクルート参画サービス」で貯めて使えるのは大きな魅力です。

・ポンパレモール
・じゃらん
・ホットペッパーグルメ
・ホットペッパービューティー
・じゃらんゴルフ
・Oisix(オイシックス)
・人間ドックのここカラダ

「Oisix」は、自宅からスマホで注文できるミールキットの宅配サービスです。食材・調味料・レシピが一緒に届くため、献立を考えて買い物に行く手間が省けます。プロ監修のメニューが自宅で手軽に味わえるのも人気の理由です。

「人間ドックのここカラダ」は、日本最大級の人間ドック予約サービスです。「ポイント利用OK」のアイコンが表示されている医療機関でのネット予約にリクルートポイントが使えます。

機能で比較してみよう

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カードの使いやすさやお得度を左右するのは、ポイント還元率だけではありません。カードに付帯する保険や特典、お客様サポートの充実度も重要なチェックポイントです。

リクルートカードは付帯保険が魅力

リクルートカードには、最高補償額2000万円の海外旅行傷害保険と、1000万円の国内旅行傷害保険が利用付帯しています。楽天カードはというと、最高補償額2000万円の海外旅行傷害保険のみで、国内は適用外です。

さらに、リクルートカードには、カードで購入した品物の破損や盗難を補償する「ショッピング保険」が付帯しています。補償期間は購入日より90日間で、年間上限は200万円です。

一方、楽天カードにはショッピング保険は付帯していません。代わりに、カード盗難で「不正利用」されたときの損害を補償する「カード盗難保険」が付いています。

年会費無料のカードの保険としてはどちらも優秀ですが、外出や旅行の機会が多い人であれば、国内旅行傷害保険やショッピング保険が付いたリクルートカードがおすすめです。

楽天カードは忙しい人にぴったり

楽天カードは「お客様サポート」の使いやすさが際立ちます。楽天カードに関する疑問や不明点は、自動応答チャットが瞬時に回答してくれるため、いちいちWebサイト内を検索したり、電話をして問い合わせたりする必要がありません。

カードに関する情報の変更やサービスの申し込みも、カード会員サイト「楽天e-NAVI」でほぼ完結します。9時30分~ 17時30分の間は電話での問い合わせも受け付けていますが、待ち時間を考えるとオンラインが断然便利でしょう。

カードの紛失・盗難時は「紛失・盗難専用ダイヤル(24時間受付)」に電話をすると、すぐに利用停止の案内をしてくれます。

リクルートカードは、カード発行元によってサポートが異なる点に注意が必要です。国際ブランドがVisaやMastercardの場合は「三菱UFJニコス」、JCBの場合は「JCB」のお客様サポートやオンラインサービスを利用します。

まとめ

リクルートカードと楽天カードには、「高還元率」「年会費無料」という二つの共通点があります。リクルートカードの方が標準還元率は0.2%高いですが、ポイントの貯まりやすさや使いやすさは、楽天カードも負けてはいません。

リクルートカードは公共料金の支払いや電子マネーチャージでも高いポイント還元率が期待できます。一方の楽天カードは「楽天グループサービス」でのポイント倍率が高く、投信積立などのショッピング以外でもポイントが獲得できます。

どちらか1枚を持つよりも、シーンごとに両者を使い分けるのが賢い方法かもしれません。

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