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ヨドバシカメラのポイント制度と還元率。高価な買い物はどう支払う?

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2021.08.18
by ドットマネー編集部

ヨドバシカメラの基本ポイント還元率

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ヨドバシカメラには「ゴールドポイントサービス」と呼ばれるポイントプログラムがあります。入会すると、「ヨドバシグループ各店」で買い物をするたびに「ゴールドポイント」が付与されます。ポイントの貯め方と基本の還元率を確認しましょう。

ポイントは実質無期限で貯められる

ゴールドポイントサービスとは、「ヨドバシカメラ」「石井スポーツ・アートスポーツ」などのヨドバシグループ各店で導入されている共通のポイント制度です。年会費・入会金は無料で、ヨドバシグループ各店にていつでも入会申し込みができます。

入会後は「ゴールドポイントカード」が発行されます。買い物時に提示すると、支払い額と支払い方法に応じた「ゴールドポイント」が貯まり、「1ポイント=1円」としてヨドバシグループ各店の支払いに使えます。

有効期限は「最後にポイントを利用した日から2年間」です。2年間全く利用がなければ失効してしまいますが、ポイントを獲得し続ければ、実質無期限です。

また、ヨドバシのオンラインサイト「ヨドバシ.com」に会員登録をした上で、「ポイント共通化の手続き」をすると、実店舗・オンライン・スマホ決済で獲得したポイントが1カ所にまとまり、ポイントの使い勝手がよくなります。

ゴールドポイントサービス

現金払いは10%還元

ポイントの還元率は「支払い方法」によって変わります。「現金払い(日本円・米ドル)」の還元率は10%です。

現金払いはクレジットカード決済よりも2%ほど還元率が高くなっています。カード決済をすると、店舗はカード会社に一定の決済手数料を支払わなければならないため、現金払いをした顧客にはその分を還元していると考えられます。

現金払いはほかの支払い方法よりも還元率が高いだけでなく、「値引き交渉がしやすい」のもメリットです。店舗や商品にもよりますが、「現金で支払う」「自分で持ち帰る」という条件で交渉をすると、わずかに値引いてくれることも少なくありません。

店舗とヨドバシ.comでは同じ商品でも価格が異なる場合があります。店舗では、地域の市場動向を見ながら価格を決定するため、ヨドバシ.comよりも安くなる場合があるのです。

実店舗では「限定セール」も不定期に行われています。少しでも安く買い物をしたいのであれば、「店舗での現金払い」を選ぶのが賢明でしょう。

商品券は8~10%還元

アメックスやJCBなどの「各カード会社が発行する商品券」では8%、「ヨドバシカメラ商品券(1000円・5000円・1万円)」では10%のポイントが還元されます。

購入する商品が書籍であれば、「図書券」や「図書カード」も支払いに使えますが、ポイントの還元はありません。

以下はヨドバシカメラで支払いが可能な商品券の一例です。店舗によっては、「京急百貨店商品券」「京急百貨店商品お取替え券」「JTBデパート&ショップ共通商品券」も使える場合があります。

・ヨドバシ商品券
・アメックス・DC・ダイナース・JCB・UC・UFJニコス・VISAなどが発行する商品券
・ニッセンレンライフ商品券
・びゅう商品券
・JTBナイスギフト(JCBのロゴマークがあるもののみ)
・図書券・図書カード

カード払いの還元率

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各種カード決済は、現金払いよりも2%ほど還元率が劣るのがデメリットです。クレジットカード決済をする人は、ヨドバシの専用アプリを併用しましょう。現金払いと同じ還元率がキープできる上、お得なクーポンもGETできます。

クレジットカード払いは基本8%還元

ゴールドポイントカードプラスの還元率は10%、そのほかのクレジットカード決済は8%です。ただし、「ヨドバシゴールドポイントカードアプリ」の利用者は、どのクレジットカード決済しても還元率が10%になります。

「ヨドバシゴールドポイントカードアプリ」には、ポイントカード機能が搭載されています。店頭での会計時にアプリ画面でバーコードを表示し、店員に提示しましょう。電子マネーのような決済機能は付いていません。

アプリ画面では、アプリポイントの残高・有効期限、ポイント利用履歴がリアルタイムに確認できます。ヨドバシカメラ館内のレストラン・専門店フロアで使える「ゴールドポイントクーポン」もGETできるため、使わない手はありません。

アプリ名:ヨドバシゴールドポイントカード
価格:無料
App Store:ダウンロード
Google Play:ダウンロード

iD、QUICPayも使える

実店舗は、非接触決済手段の「iD」と「QUICPay」に対応しています。ポイント還元率はクレジットカードと同様の8%です。

iDは、NTTドコモと三井住友カードが提供する電子マネーの一種で、スマホやiD対応のカードをレジの専用機器にタッチして決済します。

iDの支払い元にはクレジットカード・デビットカード・プリペイドカードのいずれかが登録可能です。クレジットカードを紐づければ、iDの決済代金がカードに請求され、使うたびに「カード会社のポイント」が貯まります。

「QUICPay」もスマホやカードをタッチして決済する電子マネーの一種です。ヨドバシでは「QUICPay」「QUICPay+」に対応しています。

カードタイプのQUICPay・QUICPay+は1回あたりの利用上限が2万円ですが、Apple PayやGoogle Payに登録したQUICPay+には上限がありません。

デビットカード払いは8~10%還元

ヨドバシカメラでは、「J-デビット」「国際ブランドが発行するデビットカード(VISAなど)」が使えます。

J-デビットとは、金融機関のキャッシュカードが、ショッピングにそのまま利用できるサービスです。支払いと同時に利用額が銀行口座から即時引き落とされる仕組みで、「口座残高=利用可能額」となります。

実店舗での還元率は現金払いと同じ10%です。「還元率を下げたくないが、現金で支払いたくない」「ヨドバシゴールドポイントカードアプリのダウンロードが面倒」という人にとってはよい選択肢でしょう。

一方で、「国際ブランドが発行するデビットカード」は、クレジットカード決済と同じ扱いになるため、ポイント還元率は8%です。利用可能な国際ブランドは店頭スタッフに確認しましょう。

そのほか電子マネーでの支払い

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ヨドバシカメラで使える電子マネーは「交通系電子マネー」と「楽天Edy」です。クレジットカードから現金チャージをした電子マネーを使用すれば、ヨドバシゴールドポイントのほかに、「電子マネーのポイント」と「紐づけたクレジットカードのポイント」も貯まります。

交通系電子マネーは8~10%還元

交通系電子マネーとは、JRグループ各社をはじめとする交通機関が発行している電子マネー付き交通系ICカードを指します。以下の電子マネーでは、10%のゴールドポイントが還元されます。

・Suica(JR東日本)
・PASMO(東京メトロ)
・ICOCA(JR西日本)
・Kitaca(JR北海道)
・nimoca(西日本鉄道)
・manaca(名古屋鉄道)
・TOICA(JR東海)
・はやかけん(福岡市交通局)

マルチメディア梅田とマルチメディア京都では、スルッとKANSAIが発行する多機能交通カード「PiTaPa」が利用可能です。還元率が8%と低いため、10%還元の決済手段が使えないときに検討しましょう。

モバイルSuicaを使っている人は、株式会社ビューカードが発行する「ビューカード」からチャージをして決済に利用するのがおすすめです。カードの標準還元率は0.5%ですが、Suicaチャージでは1.5%分の「JRE POINT」が貯まります。

楽天Edyも10%還元

「楽天Edy」で決済をすると、現金払いと同じ10%分のポイントが還元されます。さらに、楽天Edy決済では「楽天ポイント」が200円(税込)につき1ポイント付くため、ポイントの二重取りが可能です。

楽天カードから楽天Edyに「チャージ」をして、楽天Edy決済をした場合は以下のポイントが獲得できます。

ヨドバシゴールドポイント:10%
楽天カードからEdyへのチャージ(楽天ポイント):0.5%
楽天Edy決済(楽天ポイント):0.5%

また、おサイフケータイで楽天Edyを使う場合には、提携している他社のポイントプログラムの中から「楽天ポイントの代わりに貯めたいポイント」が選べる「Edyでポイント」サービスも利用しましょう。

ヨドバシゴールドポイントを選んだ場合、ヨドバシカメラでの楽天Edy決済では0.5%、ヨドバシカメラ内の飲食店やテナントでは1%(200円で2ポイント)のゴールドポイントが貯まります。

電子マネー「楽天Edy(ラクテンエディ)」

ヨドバシ.comの場合

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ヨドバシ.comはヨドバシのオンラインサイトです。今なら送料は全て無料で、当日配達や翌日配達、指定日配達にも対応しています。800万点以上のアイテムを取りそろえているため、自宅近くにヨドバシ店舗がない人はもちろん、「お店で取り扱いのないアイテムが欲しい」というときにも役立ちます。

支払い方法によらずポイント高還元

ヨドバシ.comは「商品ページに記載されているポイント」が還元されます。支払い方法の違いでポイント還元率が変わることはありません。

・クレジットカード決済
・国際ブランドのデビットカード(VISA)
・コンビニエンスストアでの支払い
・銀行振込(りそな銀行)
・銀行ATM・ネットバンキング(ともにペイジー)

りそな銀行への振込には「振込み手数料」がかかります。入金確認に少々時間を要するため、ほかの支払い方法よりも到着が遅くなる可能性があるでしょう。

「商品券」「お買い物クーポン券」「代引き」では支払いができない点にも注意が必要です。

獲得できるポイント数は、商品価格の下に表示されています。2万6000円では2600ポイント、11万4200円では1万1420ポイントといったように、ほとんどの家電は10%還元です。

ヨドバシ.com - ヨドバシカメラの公式通販サイト【全品無料配達】

Apple製品は5%還元

MacやiPad、電源アダプタなどの「Apple製品」は、還元率が5%と低めです。例えば4万円の商品を購入した場合、2000円分のポイント還元です。クレジットカードがある人はできるだけカード決済を選択して、カード会社のポイントを貯めるようにしましょう。

一方で、大学生・高等専門学校生・専門学校生とその両親、教育機関の教職員は、Apple商品はヨドバシ.comで購入するよりも、Appleの公式サイトで購入した方がお得な場合があります。MacやiPadの購入時は、通常価格よりもリーズナブルな「学生・教職員価格」が適用となるためです。

さらに、Appleの公式サイト(学生・教職員向けストア)では、金利手数料0円の分割払い「ペイディあと払いプランApple専用」が利用できます。

学生・教職員価格と学生割引

ポイント利用分はポイント還元なし

ヨドバシゴールドポイントは、1ポイント=1円として、店舗及びオンラインでの支払いに充当できます。現金やクレジットカードなど、ほかの支払い方法との併用も可能ですが、ポイント利用分にはポイントが付きません。

還元率が10%の商品はカード払いにし、5%以下の還元率が低い商品にポイントを充てるのが賢いやり方です。

ヨドバシ.comでポイントを使う際は、「ショッピングカート」または「支払い方法の画面」で利用したいポイント数を入力します。

ゴールドポイントカード・プラスを使うメリット

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「ゴールドポイントカード・プラス」は「ヨドバシのポイントが一番貯まる」と言われているクレジットカードです。ヨドバシカメラ以外でのショッピングでも1%のポイントが貯まるため、ヨドバシカメラのヘビーユーザーは「メインカード」として使うのもありでしょう。

11%の高還元率でポイント補償も付く

ゴールドポイントカード・プラスは、「ヨドバシゴールドポイントカード」にクレジット機能がプラスされた1枚です。

ヨドバシグループ各店では11%、ヨドバシ以外のVisa加盟店では1%のゴールドポイントが貯まります。公共料金やスマホ料金などの固定費の支払いでもポイントが付くため、賢く使ってポイントをどんどん貯めましょう。

カードには「ゴールドポイント安心保障制度」が付帯しています。貯めていたポイントが不正利用された際、3000ポイントを自己免責として「10万ポイントまで」が補償されます。

年会費・入会費は無料なので、ヨドバシカメラをよく利用する人は早めにつくっておきましょう。申し込み対象は「高校生を除く18歳以上で電話連絡が可能な人」です。全国のヨドバシ店舗、またはWebサイトから申し込みができます。

ヨドバシ.comの書籍が計10%還元に

ヨドバシ.comでは家電のほかに、書籍類の取り扱いもあります。書籍のポイント還元率は通常3%ですが、ゴールドポイントカード・プラスで決済をすると「特典ポイント」が上乗せされ、還元率が10%にアップします。

・カード決済によるポイント:1%
・ヨドバシ.comでの通常ポイント(書籍):3%
・特典ポイント:6%

ヨドバシ.comでは、1冊でもまとめ買いでも送料がかかりません。コミック・小説・ライトノベル・試験問題集など、大型書店並みの品そろえです。

まとめ

ヨドバシカメラでもっともお得な支払い方法は、11%のポイントが還元される「ゴールドポイントカード・プラス」です。「現金払い」「楽天Edy」「ヨドバシカメラ商品券」などの支払いでも10%の高還元が狙えます。

ゴールドポイントカード・プラス以外のクレカを使うときは、「ヨドバシゴールドポイントカードアプリ」を忘れずに提示しましょう。還元率が8%から10%にアップします。

家電類は決済金額が大きくなることが多く、たった0.5%、1%の還元率の差でも無駄にはできません。オンラインと店頭価格が異なるケースもあるため、購入時はじっくりと比較・検討をしましょう。

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