エポスカードのキャッシングの特徴
エポスカードのキャッシングには、どんな特徴があるのでしょうか?カードを使って現金を引き出せる「キャッシング」は、さまざまなシーンで役立つサービスです。まずは、エポスカード独自の特徴を紹介します。
初めての利用は30日間金利0円
エポスカードでは、キャッシングを初めて利用した日から、30日間は金利がかかりません。10万円借りた場合、30日以内に返済すれば10万円をそのまま返すだけで済みます。
通常、キャッシングは「借りたお金」に「利息」を上乗せして返済するものです。1日ごとに利息は増えますが、エポスカードでは初回のみ指定期間内に返済が終われば金利0円で利用できます。
30日のカウントは、1回目に借り入れをした日から始まります。30日の間に複数回借り入れをした場合も、最初の借り入れから30日以内に全額返済すれば利息は0円です。
「金利手数料がかさんでしまうのが不安」と考える人は初回金利0円のサービスを使い、計画的な返済を心がけましょう。
はじめてのカードキャッシングで30日間金利0円サービス|クレジットカードはエポスカード
借りるとき、返すときのATM手数料が無料
キャッシングの借り入れと返済には、ATMを利用するのが一般的です。エポスカードも、ATMを利用してキャッシングができます。
カード会社によっては「ATM手数料」がかかりますが、エポスカードは国内キャッシングの場合、借り入れ・返済どちらもATM手数料が無料です。
コンビニや対象の金融機関を利用しましょう。金利以外の手数料がかからないことで、トータルの返済額が割安になります。
特に、少額を何度も借りる人や、こまめに返済する人にとっては大きなメリットです。
キャッシングをする前に確認しよう
エポスカードでキャッシングを利用する前に、まずはキャッシングの基本システムを理解しましょう。利用するための枠が設定されているか、金利がどのくらいかかるかもポイントです。
キャッシング利用可能枠の設定
キャッシングを利用するには「キャッシング枠」の設定が必要です。クレジットカードには「ショッピング枠」と「キャッシング枠」があります。
キャッシング枠を利用するには、申し込みの際にキャッシング枠の希望額を記載し、審査に通ることが条件です。付与されていない場合、カード発行後に追加もできます。
なお、クレジットカード発行の条件と、キャッシング枠付与の条件は異なる場合が多いため注意しましょう。キャッシング枠付与には、本人の収入や返済能力が求められます。
エポスカードでも、専業主婦や無職など本人収入がない場合はキャッシングの申し込み対象外です。アルバイト・パートは申し込みができます。
金利は18%
エポスカードのキャッシングにかかる利息は、実質年率18%です。「年率」は1年間借りていたときに手数料が18%かかることを意味します。
実際は毎月少しずつ返済していくため、借りた金額に対して1年間にかかる手数料が必ず18%になるわけではありません。
1日あたりの利息は、「借り入れ残額×18%÷365(うるう年は366)」で計算できます。例えば5万円を借りていて8日後に一括返済すると、かかる利息は197円です。
借りている期間が長くなるほど、利息は上乗せされます。キャッシングを利用するときは、なるべく早く借り入れ残高を返済していくのが重要です。
キャッシングの利用方法は3通り
エポスカードのキャッシングは、3種類の方法で利用できます。ATM・ネット経由での口座振込・電話経由での口座振込の3種類です。それぞれの特徴や、メリットを見ていきましょう。
ATMはすぐに引き出せるのがメリット
ATMでの借り入れは、その場でお金を引き出せます。ATMにエポスカードを挿入し、「借り入れ」などのボタンから手続きを行うだけです。
借りたい金額を入力し、クレジットカード申し込みの際に設定した「4桁の暗証番号」を入力しましょう。手続きが完了すると、お客様控えと現金が出てきます。
全国にある「エポスATM」では、リボ払い・1回払いの選択が可能です。1回払いは借りたお金をまとめて1回で返済し、リボ払いは定額を毎月返済していきます。
コンビニ・一部金融機関は、原則リボ払いキャッシングです。借り入れのみ対応の金融機関では、1回払いも選択が可能です。
リボ払いでも余裕ができたときに繰り上げ返済ができますが、一括返済するつもりがあるならば、選択肢が用意されたATMを選びましょう。
口座振込のネット申し込みは忙しい人に便利
キャッシングした現金を口座に振り込んでもらいたい場合は、「エポスNet」から手続きしましょう。エポスNetにログインし、「Netキャッシング」から手続きが可能です。
1000円単位でキャッシングが利用でき、振込手数料はかかりません。金融機関営業日には最短数十秒で口座にお金が振り込まれるため、引き落としが迫っているときにも役立ちます。
金融機関営業日である平日の間に手続きをしておけば、困ることはないでしょう。土日祝日は翌営業日の振込扱いですが、カードの引き落としも原則営業日に行われます。
コンビニや金融機関に足を運ぶ暇がないときや、夜間の申し込みはネットでの手続きが便利です。エポスカードの引き落とし口座だけでなく、名義が同じであれば指定の口座にも振込ができます。
電話による口座振込も可能
エポスカードでは、自動音声による電話申し込みでもキャッシングを利用できます。外出先やネット環境がないときも、電話があればすぐに口座振込が可能です。
金融機関が営業している時間帯には、最短数十秒でお金が振り込まれます。受付番号は、0120-010-125です。音声に従い、カード番号や暗証番号を入力していきましょう。利用は1000円単位で、振込手数料は無料です。
注意点として、土日祝日など金融機関の休業日には翌営業日の振込となります。すぐにお金が必要なときは、ATMを利用しましょう。
キャッシングできないときに確認すること
キャッシング枠が付与されているにもかかわらず、キャッシングができないときはいくつかの点を確認しましょう。状況によっては、キャッシング利用が停止されている可能性もあります。
滞りなく支払いができているか
エポスカードは、クレジットカードです。キャッシングの利用ができないときは、過去に借りたお金の滞納以外に、ショッピング利用の支払い遅れも考えられます。
心当たりがないのにキャッシングが使えなかったときは、引き落とし日や予定金額を確認しましょう。
カード利用料金の引き落としができない場合、一時的にカードの利用が制限されます。キャッシングも、制限の対象です。さらに、利用料金の滞納は今後のカード利用に支障が出てきます。
数カ月程度の滞納で強制退会や一括返済を求められる可能性もあり、キャッシング利用の有無にかかわらず注意が必要です。
限度額や総量規制の上限に達していないか
キャッシング枠には、限度額が設けられています。借りている総額が上限を超えると、それ以上の利用はできません。
また、カード自体の上限を超えない場合でも、キャッシングが停止になるケースがあります。貸金業法で定められている「総量規制」を超えたときです。
法律により、貸金業者が個人に貸し出せる金額は「年収の1/3以下」と決まっています。複数の貸金業者を利用していると、借り入れ金額が総量規制の上限に達する可能性もあるでしょう。
利用できないときは一度自分が借りている総額を確認し、早めの返済を心がけることが大切です。
海外旅行に便利なサービス
エポスカードのキャッシングは、海外旅行のときも利用できます。初回利用30日間金利0円サービスも対象です。「海外キャッシング」を使うときの注意点や、メリットを知っておきましょう。
海外キャッシングに対応
エポスカードは、海外でのキャッシングが可能です。普段はキャッシングを利用しない人でも、海外では積極的に活用しましょう。
海外旅行や出張の場合、現地で使う外貨が必要です。外貨両替には手数料がかかるため、現地でキャッシングを利用する方が割安になるケースがあります。
窓口での外貨両替手数料は、1通貨あたり数円です。キャッシングの場合は、両替手数料が全額エポスカードの負担となります。海外で利用する現金が多いほど、キャッシングの方がお得です。
また、渡航先によっては、多額の現金を持っているとリスクもあります。現地で必要な分だけ現金を引き出せるのは、キャッシングの魅力です。
エポスカードはクレジットカードのため、カード払いとキャッシングによる現金払いの使い分けもできるでしょう。
利息18%に加えATM手数料がかかる
海外キャッシングの利用には、現地のATM手数料がかかります。引き出す回数が多いほど、手数料がかさむことになるでしょう。
利用できるATMはVISAまたはPLUSマークが記載されているタイプで、手数料は1万円以下110円、1万円以上220円です。
利息は国内キャッシングと同様に年率18%かかります。国内でキャッシングを利用するよりも、ATM手数料の分、割高に感じるかもしれません。
しかし、海外キャッシングを利用するのは、旅行中の資金が欲しいときです。帰国後すぐに返済すれば、最小限の利息で外貨を引き出せます。
例えば現地で3万円をキャッシングし、ATM手数料を220円払ったと考えましょう。帰国後、支払い予定日の前に返済を行います。実際に借りていた期間が18日だとすると、利息は266円です。
ATM手数料と利息を合わせても486円と、借りた金額の1.6%程度で現地通貨が利用できます。
まとめ
エポスカードのキャッシングは、「はじめての利用で30日間金利無料」です。手数料がかからないため、海外での利用や給料日までしのぎたいときに役立つでしょう。
また、借り入れ・返済時のATM手数料は無料です。ネットや電話での申し込みもでき、簡単に利用できるでしょう。
自分のエポスカードで利用できるかどうかは、「キャッシング枠」の付与状況を見ると分かります。エポスNetや利用明細など、利用限度額の記載を確認してみましょう。