エポスカードのインビテーションとは
エポスカードには、「インビテーション」と呼ばれるシステムがあります。カードのアップグレードを勧める案内のことです。自分から申し込むこともでき、好きなタイミングで上位カードに申し込みできます。
優良顧客に上位カードの案内が来る
エポスカードのインビテーションが届くと、上位カードにアップグレードができます。届く基準は公開されていませんが、カードの年間利用額などを含む利用実績が重要と考えられるでしょう。
上位カードへの招待が来ると、アップグレードの有無を選択できます。一般カードで問題がないときは、無理に申し込む必要はありません。カードを変更したいときは、届いた申込書を返送しましょう。
エポスカードでは基本的に、一般カード会員にゴールドカードの招待が届きます。ゴールドカードを持っている場合は、プラチナカードの案内です。
インビテーションなしでも上位カードに申し込める
エポスカードは、申し込みと招待を併用しています。上位カードに申し込む場合、招待よりも年会費が高く設定されるため注意が必要です。
ただし、申し込みでも年間利用額などの条件を満たすと、翌年度以降の年会費は優遇されます。ゴールドカードなら年間50万円、プラチナカードなら年間100万円を達成する場合は、年会費の面でそれほど不利はありません。
カード会社によっては、インビテーション制限定の上位カードもあります。申し込みができないため優良顧客のみへのサービスとなっており、ステータス性は高めです。
カードの希少性にこだわるときは、インビテーションのみのカードを選ぶのもよいかもしれません。エポスカードのように申し込みもできるカードは、高いハードルを設定したくない人にも向いています。
家族からの招待があれば最短で手に入る
エポスカードには、「エポスファミリーゴールド」があります。会員がプラチナまたはゴールドカードを所有している場合、家族をファミリーゴールドに招待できる仕組みです。紹介者の二親等以内の家族かつ高校生を除く18歳以上が対象となります。
インビテーションとは異なり、カードはすぐに発行されます。まずはエポスカード会員が家族に紹介メッセージを送りましょう。家族は専用ページより、カードを申し込みます。
エポスファミリーゴールドは他社の家族カードに似た位置づけですが、一般的な家族カードとは異なります。利用限度額は個別に設定され、引き落とし口座は紹介者名義・家族名義どちらでも問題はありません。
基本的には、エポスファミリーゴールドもゴールドカードと同じです。家族からの紹介の場合、通常5000円(税込)の年会費は無料になります。
エポスゴールドカードのインビテーションを受けるには
エポスゴールドカードのインビテーションは、一般カード所有者に届きます。まずは一般カードを発行し、利用しましょう。その際、遅滞なく支払うのが重要です。年間利用額の目安も知っておきましょう。
延滞は厳禁
上位カードを発行するにあたって重要なのが、会員の信用です。クレジットカード・携帯料金・ローンなどの延滞をすると、信用情報に傷がつきます。
信用情報は、これまでの金融取引の履歴が記載されたものです。信用情報機関に保管され、クレジットカード発行・更新の審査にも利用されます。延滞が多い人にカードを発行するとお金を回収できず、カード会社に不利益があるためです。
過去にクレジットカードでトラブルを起こしている場合、カードの発行や更新が見送られることもあります。
インビテーションを受けるときも、信用度のチェックは行われる可能性があるでしょう。年間利用額が多くても、延滞が多い人は信用度が下がります。
カード会社が設定する条件は公開されていませんが、信用度を維持するため引き落としミスや延滞は避けましょう。
年間50万円以上エポスカードを使う
エポスゴールドカードを利用して年会費が無料になる基準は、「年間50万円以上の利用」です。カード会社からの招待でも年会費無料であることを考えると、50万円が一つの目安になるでしょう。
年間50万円の利用を達成するには、1カ月あたり4〜5万円の決済が必要です。一般世帯の食費と同じくらいの金額なので、スーパーやコンビニでクレジットカードを利用するだけでも、年間50万円以上の利用は達成しやすくなるはずです。
ある程度の年間利用額が見込める人にとって、エポスゴールドカードの招待を受けるのはそれほど難しいことではありません。まずはクレジットカードを積極的に利用しましょう。
エポスプラチナカードのインビテーションを受けるには
エポスプラチナカードのインビテーションは、ゴールドカード会員に届きます。まずはゴールドカードを発行した上で、さらなる上位カードを目指しましょう。年間利用額の目安は、ゴールドカードよりも多くなります。
年間100万円以上エポスゴールドカードを使う
エポスプラチナカードの年会費優遇条件は、年間100万円以上のゴールドカード利用です。本来3万円(税込)の年会費が、2万円(税込)に優遇されます。
同じようにインビテーションが届いた会員は年会費優遇の対象となるため、年間100万円の利用が目安となるでしょう。月あたりにすると8~9万円の利用となり、ゴールドカードよりも条件は厳しくなります。
プラチナカードのインビテーション発行条件は、公開されていません。100万円の利用で必ず届くとは限らないでしょう。
ゴールドカード利用者の中でも優良顧客を厳選してプラチナカードを案内することを考えると、利用実績は重要な要素です。
数百万円の年間利用を数年続けるなど、根気よく一つのクレジットカードを使うのがインビテーション発行の近道になるでしょう。案内が届くのを待てない場合は申し込みを利用し、年間100万円以上の利用を達成して年会費優遇を目指す方法もあります。
インビテーションが来やすい人
利用実績以外の要素で、インビテーションが来やすい条件の人はいます。状況によっては、早期にインビテーションが届く可能性はあるはずです。
年間利用額の目安を満たしていてもインビテーションが来ない場合、個人情報が影響しているかもしれません。転職や年収の更新を忘れていないか、登録情報をチェックしてみましょう。属性を最新のものに変更すると信用が上がる可能性があります。
勤務先や勤続年数など、個人情報は信用に大きく関わっています。雇用条件や年収も重要な要素です。勤続年数は長い方が、継続的に安定した収入を得ていると判断されます。
機械的に『信用がある人』と判断されると、カード会社を問わずインビテーションが届きやすくなるでしょう。
まとめ
エポスカードの上位カードには、ゴールドカードとプラチナカードがあります。どちらも、一般カードより特典が充実したカードです。自分から申し込みもできますが、インビテーションが届くと年会費が優遇されます。
はっきりとしたインビテーションが届く基準は公開されていません。しかし、年間利用額の目安はある程度想定ができます。
まずは年会費優遇条件である金額を目指してカードを利用し、案内が届くのを待ちましょう。利用実績以外に、信用情報や個人の属性が関わっている可能性もあります。