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FLY ONポイントはマイルとココが違う。効率的に貯めて上級会員に

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2022.01.16
by ドットマネー編集部

サービスステイタス獲得のためのポイント

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JALではフライトを利用するたびに、マイルとは別に「FLY ON ポイント」が積算されます。上級会員のステイタスを獲得するためのポイントで、マイルとは用途や目的が大きく異なります。

マイルとは違い特典交換はできない

JALには「FLY ON プログラム」という上級会員向けのプログラムがあります。ダイヤモンド・プレミア・サファイア・クリスタルの「サービスステイタス」が存在し、ステイタスが上がれば上がるほど、上級のサービスや特典が享受できる仕組みです。

FLY ON ポイントは、同プログラムにおいて「会員のステイタス」を決定する基準です。対象便に搭乗すると、フライトマイルを基にしたFLY ON ポイントが積算されます。

1年間に積算されたポイント数や搭乗回数
により、会員の翌年のステイタスが決定される流れです。

FLY ON ポイントは、マイルのように「特典」への交換はできません。マイルはクレジットカードの利用でも貯まりますが、FLY ON ポイントが貯まるのは「フライト利用」のみです。

特典航空券での搭乗では貯まらない

現金やクレジットカードで購入するのではなく、貯まったマイルで交換する無償の航空券を「特典航空券」と呼びます。特典航空券で予約したフライトには、マイルはもちろんFLY ON ポイントも積算されません。

一方で、JALの航空券やツアーの支払いに使える「JALクーポン」や「eJALポイント」で購入した航空券には、通常通りマイルとFLY ON ポイントが積算されます。

なお、積算対象は「JALグループ航空会社(コードシェア便含む)」と「ワンワールド アライアンス加盟航空会社(14社)」のフライトです。

JALマイレージバンク(JMB)の「マイル積算対象運賃」で搭乗し、忘れずにJMBマイルを積算するようにしましょう。加盟航空会社ごとに、対象となる予約クラスは異なります。

計算方法は?より多く貯めるにはどうする?

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フライト距離が長く、かつ料金設定が高い航空券ほどFLY ON ポイントがたくさん貯まる傾向があります。

FLY ON ポイントの計算方法を確認し、どのくらいのマイル・ポイントが積算されるのかをシミュレーションしてみましょう。

長距離のフライトほど多く貯まる

FLY ON ポイントは、搭乗による「フライトマイル」に路線ごとに設定された「FLY ON ポイント換算率」を掛け、利用運賃ごとの「搭乗ボーナスFLY ON ポイント」を足して算出されます。

・FLY ON ポイント=「フライトマイル」×「FLY ON ポイント換算率」+「搭乗ボーナスFLY ON ポイント」
・フライトマイル=「搭乗区間の区間マイル」×「利用運賃のマイル積算率」

フライトマイルの「搭乗区間の区間マイル」とは目的地から出発地までの距離が基準になっており、距離が長くなればなるほどマイル数が多くなります。よって、長距離路線ほどFLY ON ポイントも多く貯まるといえるでしょう。

国内線はマイル換算率が2倍

フライトマイルに掛け合わせる「FLY ONポイント換算率」とは、路線ごとに設定されている「路線倍率」のことです。出発地を日本とした場合、FLY ONポイント換算率は以下のようになります。

・国内線:2倍
・アジア・オセアニア・ウラジオストク:1.5倍
・その他国際線:1倍

フライトマイルは距離が長くなればなるほど多く貯まる仕組みです。一方で、FLY ONポイント換算率は対象路線のうちで距離が短い国内線が最も倍率が高く、長距離の国際線はわずか1倍です。

FLY ONポイントを効率よく貯めるには、「国内の長距離路線」を選択するのが賢いといえるでしょう。

高い運賃ほど多く貯まる

「搭乗ボーナスFLY ON ポイント」は、航空券の「利用運賃」や「予約クラス」によってポイント数が左右され、0~400ポイントの間で加算されます。

利用運賃とは、普通運賃や先得割引などの「運賃種別」のことです。国内線のFLY ON ポイントでは、利用運賃が基準です。

割引率が低く、価格が高い運賃には最高400ポイントが加算されますが、「先得割引」などのお得な運賃にはポイントが加算されません。

国際線は、搭乗ボーナス FLY ON ポイントが加算される予約クラスが決まっています。予約クラスは、「F」や「A」などのアルファベット1文字で示されるものです。

変更の可否や座席クラスなど、さまざまな要素によって付けられています。くわしくは、Webサイトで確認しましょう。

FLY ONポイントが貯まったらどうなる?

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FLY ONポイントが貯まると、会員のステイタスに応じたさまざまな優待サービスが受けられます。一般のJMB会員は、クリスタル会員を目指しましょう。

サービスステイタス獲得までの流れ

暦年1~12月の搭乗でFLY ON ポイントが各ステイタスの基準に達すると、ランクアップの通知が届き、その約2週間後に各ステイタスの「カード」が郵送されます(2~3月申し込み分は追加で時間がかかります)。

一般のJMB会員が「3万FLY ON ポイント以上」を獲得した場合は、「JMBクリスタル」のカードが手元に届くはずです。

ステイタスのサービスは「ファースト」「セカンド」「サード」の三つの段階に分かれており、それぞれ開始期間が異なります。

ファーストサービスの期間は「ステイタス達成の約1週間後」と最も早く、マイルUPボーナスや予約に関するサービスが対象です。

「ステイタスカードの到着後」または「JALアプリへの反映後」からはセカンドサービスの期間で、空港でのサービスやカード提示を必要とするサービスが受けられます。

サードサービスは、「ステイタス開始1年後」から提供されるダイヤモンドとプレミアムのみのハイランクサービスです。

三つとも「サービス開始~ステイタス獲得翌々年の3月末日」までの利用となっています。

空席待ち、搭乗、手荷受け取りまで優先

ステイタスがアップすると、予約時はそれぞれの「専用予約デスク」が利用できるようになります。「優先キャンセル待ち」や「前方座席の指定」などの優先サービスがあり、一般会員よりも希望する席がスムーズに取れるのがメリットです。

JGCプレミアやダイヤモンドの会員には「国内線特典航空券先行予約サービス」
も用意されています。

搭乗時は「専用チェックインカウンター」が利用できるため、一般カウンターの混雑に巻き込まれずに済むでしょう。

国内線は通常+20kg、国際線は通常+1個の「受託手荷物無料許容量の優待」もあり、荷物が多くなっても慌てる必要がありません。

到着空港では、「プライオリティバッゲージサービス」によって預かった手荷物が優先的に引き渡されるため、次の場所にスピーディーに移動できます。

ラウンジ利用で優越感に浸れる

上級ステイタス会員は、出発空港に設けられたラウンジで出発前のひとときが過ごせます。ラウンジは、「共有ラウンジ」「サクララウンジ」「ダイヤモンド・プレミアラウンジ」の三つです。

共有ラウンジでは、サファイア会員以上はステイタスカードを提示すると「本人」と「同行者1名」までが無料で入室できます。クリスタル会員は、入室前に「ラウンジクーポン」が必要です。

サクララウンジは、サファイア会員以上が無料で利用できます。一般会員も利用自体はできるものの、1人につき3000円がかかります。クリスタル会員は、ラウンジクーポンを提示しましょう。

プレミア会員以上は「ダイヤモンド・プレミアラウンジ」が利用できます。サービス内容は空港ごとに異なりますが、スペシャルメニューの提供など、ほかのラウンジにはないワンランク上のおもてなしが受けられるのが魅力です。

まとめ

JALのFLY ONポイントは、ステイタスの基準となるポイントです。1年間に積算されたポイント数や搭乗回数などによって会員のステイタスが決まり、それぞれに見合ったサービスが受けられます。

上級会員になると、キャンセル待ちが優先されたりチェックインがスムーズにできたりといいことずくめです。

さらに、サファイア会員以上になると多くの空港のラウンジが無料で利用でき、旅がより充実したものになるでしょう。

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