- 楽天カードの国際ブランドとは?
- Visaの特徴
- Mastercardの特徴
- JCBの特徴
- American Expressの特徴
- 4ブランドに共通するメリットは?
- 楽天ポイントに関わる特典
- 旅行に関する特典サービス
- ファーストクレジットカードとして選ぶなら
- 国内外で使えるVisaかMasterCard
- 国内のみでの利用ならJCBを選ぶのもあり
- 2枚目クレカなら目的に合わせて選ぶ
- コストコやApple Payには MasterCard
- 海外旅行好きなら Visa
- ディズニーやUSJ好きなら JCB
- 優待特典目当てなら American Express
- 楽天カード申し込みの流れ
- 申し込み方法
- 基本的に本人確認書類や捺印は不要
- 入会特典のもらい忘れに注意
- ブランドによって審査基準は違う?
- 収入がなくても申し込みは可能
- 入会審査や発行、配送状況は確認できる
- カード発行後にブランド変更は可能?
- 解約し再度新規で申し込む
- 再申し込みで変更するときの注意
- カードをアップグレードか追加発行する
- まとめ
楽天カードの国際ブランドとは?
国際ブランドはどれを選んでも同じだと思っていませんか?楽天カードは4種類の国際ブランドから一つ選べます。
それぞれの特徴を知って選ぶことで、ライフスタイルや好みに合った楽天カードを持てるのです。まずは4種類の国際ブランドの特徴を紹介します。
Visaの特徴
「Visa」は、200以上の国や地域にある7000万カ所の加盟店で使用できます。利用されているカード枚数は34億枚です。日本はもちろん、世界各地で使える便利さで、高いシェアを誇っている国際ブランドです。知名度の高さという点においても、安心感があります。
優待特典が充実しているのもポイントです。特に、海外旅行先として人気の、ヨーロッパ・アジア・ハワイ・グアムなどで、買い物やアクティビティがお得に楽しめます。
Mastercardの特徴
210以上の国や地域に4400万カ所以上の加盟店がある「Mastercard」は、Visaに匹敵する規模の国際ブランドです。使用できる地域や店舗が多く、海外でも便利に使えます。
海外はもちろん、国内でもお得に使えるのがポイントです。「Priceless special」というプログラムを活用することで、提携レストランにて、1人分のメイン料理が無料になるサービスを提供しています。
また、多彩なカードデザインがある点も人気の理由です。
JCBの特徴
4種類のうち、唯一の日本発国際ブランドが「JCB」です。国際ブランドだけあり、国内外に約3000万店の加盟店があります。日本発ということで、協賛サービスは国内のものが充実している傾向です。
海外は加盟店が少なめですが、日本人に人気のあるアジア・ハワイ・バリ島などで、加盟店を順次拡大しています。これらの地域には日本語対応ができる窓口もあるため、海外旅行初心者にもうれしい仕様です。
また、東京ディズニー・リゾートやユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)の、さまざまな特典や限定サービスを受けられます。
American Expressの特徴
「American Express」は、新規加盟店が世界各地で増えている国際ブランドです。日本国内でも、ホテル・レストレン・スーパー・ドラッグストア・ファストフードなどの店舗や、公共料金の支払いに利用できます。
「アメリカン・エキスプレス・コネクト」や「LIVE THE WORLD」といった優待特典も見逃せません。ショッピングやエンターテインメントなどを、よりお得に楽しめます。
4ブランドに共通するメリットは?
国際ブランドはそれぞれに特徴があり、異なるメリットがあります。同時に、楽天カードであれば、どの国際ブランドを選んでも得られるメリットがあるのです。
楽天ポイントに関わる特典
「楽天ポイントをお得に貯められる」という点は、大きなメリットといえます。
楽天カードは楽天市場の「スーパーポイントアッププログラム(SPU)」の対象です。そのため、楽天市場ならいつでもポイント3倍で買い物ができます。
加えて、楽天モバイルや楽天ひかりなど、SPUの対象サービスを利用することで、最大でポイント15倍になるのです(楽天プレミアムカード所持の場合)。
また、楽天ポイントが貯まるのは、楽天市場だけではありません。マクドナルド・ミスタードーナツ・ファミリーマート・コーナン・サンドラッグなど、さまざまなお店でもポイントが貯まります。貯まったポイントは1ポイント=1円として利用可能です。
旅行に関する特典サービス
旅行でも、楽天カードで受けられる特典やサービスがあります。
いつもと違うゆったりした時間を楽しむには、ラウンジの利用がぴったりです。例えば、ハワイのワイキキ・アラモアナにある楽天カードラウンジは、楽天カード会員であれば無料で利用できます。
旅行先で使える優待サービスも便利です。海外レンタカーやWi-Fiを特別価格で使えます。
さらに、楽天カードの海外キャッシングを活用すれば、海外のATMで現地通貨を簡単に引き出せるのです。事前に両替する手間がなく、必要なときに現金を用意できます。場合によっては、両替するよりも手数料を抑えることができるでしょう。
また、充実の海外旅行傷害保険も魅力です。旅行中に万が一ケガや病気などがあっても、楽天カードで日本出国前に海外旅行代金や空港までの交通費を支払っていれば、最高2000万円の補償が受けられます。
ファーストクレジットカードとして選ぶなら
Visa・Mastercard・JCB・American Expressの4種類のうち、メインとして使う1枚目のカードに選ぶなら、どれがよいのでしょうか?使い方に合わせて、ぴったりの国際ブランドを選びましょう。
国内外で使えるVisaかMasterCard
日本でも海外でも使う予定があるなら、「Visa」か「Mastercard」が向いています。どちらも、シェアが高く加盟店が世界中にあるため、国内はもちろん海外でも利用しやすい国際ブランドだからです。
この2種類のクレジットカードであれば、どこへ行っても問題なく使えるでしょう。最初の1枚にぴったりです。
国内のみでの利用ならJCBを選ぶのもあり
クレジットカードを利用するのは国内がメインという人であれば、日本発の国際ブランドである「JCB」を選ぶのもよいでしょう。
海外の加盟店が少ないため、海外旅行や海外出張に使いたい人にとっては、不便に感じることもあります。しかし、国内であれば加盟店数が多いため、十分便利に使えるはずです。
2枚目クレカなら目的に合わせて選ぶ
2枚目のクレジットカードとして楽天カードを選ぶ場合には、使用目的に合わせて国際ブランドを選びましょう。どのようなシーンで使うかをイメージすると、ぴったりのカードを見つけられるはずです。
コストコやApple Payには MasterCard
コストコでよく買い物をする人や、日常の買い物にApple Payを利用したいと考えている人には「Mastercard」がよいでしょう。
まとめ買い目的でコストコを利用する場合、買い物が高額になるため、クレジットカードのポイントを貯めるチャンスです。しかし、日本国内のコストコで使える国際ブランドは、Mastercardに限られています。
そのため、コストコで買い物をするなら、Mastercardは必須です。
また、Apple Payの利用は、他の国際ブランドでもできますが、利用できる機能が限定されることがあります。Suicaへのチャージといった便利機能をフルで使うなら、Mastercardがベストです。
海外旅行好きなら Visa
旅行好きで特に海外によく行くという人は、2枚目のカードに「Visa」を選びましょう。優待特典の利用でよりお得に旅行を楽しめます。
1枚目のカードがMastercardの場合には、Visaと合わせることで、さらに海外での利用範囲が広がります。これまでJCBしか使っていなかったという場合には、国内はJCB、海外はVisaというように使い分け可能です。
ディズニーやUSJ好きなら JCB
ディズニーやUSJが好きという人は、「JCB」を選ぶと特典を存分に利用できます。例えば、ファンにうれしい、ディズニー・リゾートやUSJの貸し切りイベントへの招待といった優待サービスを受けられるのです(新型コロナウイルス対策の影響により変更の可能性あり)。
楽天カードのデザインに、ディズニーデザインを選べるのも、JCBならではのメリットといえます。大好きなテーマパークを存分に楽しみたい人が選ぶ、2枚目カードにぴったりです。
優待特典目当てなら American Express
2枚目のカードを作る目的が優待特典なら、「American Express」を選びましょう。充実の優待特典で、レストラン・ショップ・ホテルなど、お得に利用できるサービスが満載です。
例えば、さまざまなキャンペーンや優待特典を集めた「アメリカン・エキスプレス・コネクト」というサイトを利用すれば、実店舗だけでなくインターネットショッピングでも優待を受けられます。
アジア地域限定の「LIVE THE WORLD」という特典も魅力的です。レストラン・ショップ・ホテルなどの優待を受けられるため、アジア地域へよく訪れるという人にも向いています。
楽天カード申し込みの流れ
各国際ブランドの特徴や、おすすめカードが分かったら、実際に楽天カードへ申し込みましょう。テレビCMでも紹介されている通り、24時間インターネットから簡単に申し込みできます。
申し込み方法
店頭窓口を設けていない楽天カードの申し込みは、「インターネット」で行います。パソコンやスマートフォンで、いつでも申し込み可能です。
既に楽天会員であれば、ログインすることで、氏名・生年月日・電話番号・郵便番号といった情報が自動的に入力欄に記入されます。楽天会員でない場合には、全て空欄のままなので漏れなく記入しましょう。
また、申し込み時には、楽天カードの引き落とし口座も同時に設定すると、ポイントによる支払いやキャッシングなどを利用でき便利です。
全ての項目を入力し申し込むと、指定のメールアドレスに「お申し込み受け付けのお知らせ」が届きます。お知らせが届き審査に通ると、約1週間から10日でカードが届きます。
基本的に本人確認書類や捺印は不要
一般的なクレジットカードを申し込む際には、運転免許証やパスポートといった身分証明書のコピーが必要です。しかし、楽天カードの場合には、申し込み時にコピーや画像を添付する必要がありません。
その理由は、カード受け取り時に配達員による本人確認が実施されるからです。玄関先で身分証明書を提示し、本人であることを確認してもらってから受け取ります。
また、引き落とし口座設定の本人確認は、インターネット上で実施するため、捺印がいりません。設定するときに、自動的に金融機関のサイトへ行き、個人情報を照会して本人確認を行う仕組みです。
身分証明書のコピーを用意したり、書類によるやり取りをしたりする手間がかからないため、平日忙しいビジネスマンでも簡単に作れます。
入会特典のもらい忘れに注意
楽天カード受け取り後、注意したいのが「入会特典のもらい忘れ」です。楽天カードには、入会特典のポイントがあります。常時開催されているのは、5000ポイントを受け取れるキャンペーンです。
ただし、ポイントの受け取りは2段階に分かれていて、それぞれ違う受け取り条件が設定されています。
1段階目のポイントは、新規入会特典ポイントです。「楽天e-NAVI」への初回登録後、ポイント受け取りを申請することでゲットできます。受け取り期限は、カード発行日から半年以内です。
2段階目のポイントは、カード利用特典ポイントです。カード利用期限までに1円以上の買い物をし、引き落とし口座の登録が完了していることで受け取れます。また、カード利用特典ポイントは、獲得の翌月末までが使用期限です。
ブランドによって審査基準は違う?
申し込み時に、クレジットカードの審査基準が気になるという人もいるかもしれません。
楽天カードの審査基準は、ブランドが違っても同じです。申し込み全体の8割は自動で、2割が手動で審査されていますが、どのブランドであっても楽天カード基準で審査されます。
収入がなくても申し込みは可能
自分自身に収入がないため、楽天カードに申し込みできないと考えている人もいるかもしれません。
しかし、18歳以上であれば誰でも申し込みできます。主婦・アルバイト・パート・学生など、収入がゼロや低い場合でも、楽天カードを作れる可能性があるのです。
その際、ポイントになるのは「世帯年収」です。申し込みした本人に安定収入がないとしても、世帯全体にある程度以上の収入がある場合は、クレジットカードの審査に通る可能性は高いでしょう。
世帯年収は、同一世帯で暮らす人全員の年収の合計です。例えば、本人は専業主婦で収入がなくても、夫の年収が500万円であれば世帯年収の記入欄に500万円と記載できます。
入会審査や発行、配送状況は確認できる
申し込み完了後、楽天カードが届くまでには、約1週間から10日間かかります。その間、気になるのが、審査・発行・配送の状況ではないでしょうか。これらの状況は、インターネットや電話で確認できます。
インターネットで確認する場合には、専用Webページへアクセスしましょう。そこで、カード申し込み受け付けID・生年月日・電話番号の下4桁を入力します。すると、現在どのような状況かを確認できます。
電話による確認は、「楽天カードコンタクトセンター」へ直接問い合わせる方法です。ただし、9:30〜17:30の営業時間内に電話する必要があります。
問い合わせできる時間が夜間や早朝に限定される場合には、専用Webページが便利です。
カード発行後にブランド変更は可能?
特徴を知らないまま国際ブランドを選んでしまった、後から利用方法を考え他の国際ブランドにしたくなってしまった、というように、後から国際ブランドを変更したくなることもあるでしょう。
このような場合、楽天カードは、発行後でも国際ブランドを変えられるのでしょうか?
解約し再度新規で申し込む
楽天カードに1度設定した国際ブランドは、基本的に変更できません。どうしても他の国際ブランドに変更したいという場合には、1度解約をしてから、新しく申し込む必要があります。
発行された楽天カードを解約し、2~3営業日後に、新規カードを申し込むのです。最初に発行された楽天カードとは違う番号の、全く新しい楽天カードを作る手続きをします。
再申し込みで変更するときの注意
この再申し込みは、新たに新規の楽天カードを作るものです。そのため、審査が発生します。もともと楽天カードを持っていたとしても、審査落ちのリスクはゼロではない、という点を知ったうえで行いましょう。
さらに、解約したとはいえ、1度楽天カードを作っています。そのため、再申し込みで発行されるカードは、入会キャンペーンの対象外です。
また、プレミアムカードといった年会費の必要なカードの場合、再申し込みで発行されたカードにも年会費が発生します。
解約したカードで年会費を支払い済みで、ごく短期間しか保有していない場合でも、再び年会費を支払わなければいけないのです。加えて、楽天e-NAVIへの登録も新たに行う必要があります。
カードをアップグレードか追加発行する
リスクや注意点のある方法を取りたくない場合には、カードの「アップグレード」で国際ブランドの変更ができます。
例えば、楽天カードから楽天ゴールドカードや楽天プレミアムカードへというように、上位カードへの移行手続きをする方法です。
ただし、楽天ゴールドカードはAmerican Expressを選択できません。American Expressへ変更したい場合には、楽天プレミアムカードを選ぶ必要があります。
また、2021年6月からは、2枚目の楽天カードを今までよりも気軽に追加発行できるようになりました。1枚目と異なる国際ブランドやデザインが選べうえ、大量ポイントをゲットできるキャンペーンも実施されています。
まとめ
楽天カードは、Visa・Mastercard・JCB・American Expressという4種類の国際ブランドから一つを選び設定します。
海外へよく行くならVisaやMastercard、国内での利用やディズニー好きならJCB、優待特典を利用したいならAmerican Expressがぴったりです。
申し込みは、身分証明書・捺印が不要で、インターネットから24時間いつでもできます。カード受け取り後は、入会特典のポイントを忘れずに受け取りましょう。
楽天カードの場合、どの国際ブランドを選んでも審査基準は変わりません。ただし、発行後に国際ブランドを変更する場合、解約して新規申し込みをするか、上位カードへアップグレードします。申し込み時によく比較して選ぶことが大切です。
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