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ICOCAチャージはクレジットカードで。ポイントがWでついてお得

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2021.08.06
by ドットマネー編集部

JR西日本の交通系電子マネーICOCA

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「ICOCA」は、主にJR西日本で使える交通系電子マネーです。ほかの交通系マネーとの相互利用が可能となっており、全国の鉄道をほぼカバーしています。モバイル端末には対応していませんが、クレカチャージ対応のカードを発行するとチャージも簡単です。

ICOCAポイントが貯まる

ICOCAには、「乗車で貯まるポイント」と「ショッピングで貯まるポイント」があります。クレジットカードと紐づいている「SMART ICOCA」は利用登録の必要はありませんが、一般のカードを利用している場合は、ポイントサービスの利用登録が必要です。

利用登録は、駅の券売機またはWebからできます。券売機では、規約に同意するだけで登録が完了するためスムーズです。乗車で貯まるポイントは二つあります。「時間帯指定によるもの」と「利用回数によるもの」です。

時間帯指定ポイントは、「平日10~17時」と「土休日の終日」に京阪神地区対象路線を利用した回数が4回を超えると「運賃の30または50%」がポイント還元されます。

利用回数ポイントは1カ月の利用回数が11回を超えると、「11回目から10%のポイント」がつくものです。そのほか、普段の買い物などの電子マネー利用では、原則「200円に1ポイント」が還元されます。

カードの種類とICOCAの使い方

ICOCAには、乗車券のようにして使えるタイプと定期券を搭載したタイプがあります。同区間を通勤や通学で利用するなら、定期券タイプが便利です。

クレジットカードと連携し、チャージ不要の「SMART ICOCA」にも通常の乗車券タイプと定期券タイプがあります。そのほか、子ども向けの「こどもICOCA」も発行が可能です。

通常のICOCAもSMART ICOCAも、カード内残額が2万円を超える場合はチャージができません。さらに、SMART ICOCAは1日2万円かつ1カ月4万円までのチャージ上限があります。

チャージ金額は1000・2000・3000・5000・1万円の5種類から選べますが、SMART ICOCAのクイックチャージは3000・5000・1万円の3種類です。

クレジットカードでチャージする方法

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通常タイプのカードは、クレジットカードからのチャージに対応していません。Apple Payなどのウォレットサービスとも紐付けができず、クレカチャージを行う場合は「SMART ICOCA」が必要になります。駅構内の端末でクイックチャージを行いましょう。

SMART ICOCAが必要

クレジットカードからチャージするには、SMART ICOCAの発行が必要です。すでにICOCA定期券・磁気定期券を使っている場合も、切り替えができます。

新しく発行したSMART ICOCAと利用中の定期を「みどりの窓口」に持っていきましょう。磁気定期券の場合は、みどりの券売機でも手続きが可能です。定期券の情報を移動してもらえます。

ただし、別の交通機関を含む連絡定期券や、JR西日本以外の交通機関の定期などはSMART ICOCAでは利用できません。新幹線やICOCAエリア以外が発着となる定期券なども対象外です。

なお、ICOCA定期券にチャージをしている場合は残額の移動はできません。チャージ残額は使い切ってしまいましょう。

駅でクイックチャージをする

ICOCAの利用には、チャージが必要です。SMART ICOCAはクレジットカードに紐付いていますが、オートチャージやスマホからのチャージには対応していません。

主なチャージ方法は「クイックチャージ機」「入金機」「自動券売機」など、駅構内の機械での入金です。SMART ICOCAの場合はクレジットカードと紐付いていることから、機械で金額ボタンを押すだけで入金が完了します。

カードを所定の位置に置き、入金したい金額を選んで手続きを行いましょう。なお、自動券売機やのりこし精算機では現金かクイックチャージを選択できます。コンビニなどの店舗では現金チャージのみの対応です。

SMART ICOCAは、ICOCAポイントのチャージと「J-WESTカード」で貯めたJ-WESTポイントチャージに対応しています。J-WESTポイントチャージを行う場合は、カード会社のオンラインサイトから手続きを進めましょう。

ICOCAポイントは「1ポイント=1円」として、カード内残高2万円分まで自動交換される仕組みです。自動券売機やのりこし精算機では1000ポイント以上・10ポイント単位、入金機やクイックチャージ機では1000ポイント単位で交換できます。

SMART ICOCAを購入する

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SMART ICOCAは、紐付けできるクレジットカードがあれば発行できます。チャージによるポイント還元ができるかどうかは、各クレジットカード会社による判断です。ICOCAでポイントを貯めたいと考えるなら、対応するカードを用意しましょう。

手持ちのクレジットカードでOK

SMART ICOCAは、クレジットカードがあれば発行できます。「JRおでかけネット」での申し込みのほか、「入会申込書」を郵送でも発行が可能です。また、大阪駅の「Club J-WEST」カウンターでも申し込みできます。

JRおでかけネットでの申し込みには、運転免許証が必要です。免許証がない場合は、郵送またはカウンターを利用しましょう。本人確認書類は必要ですが、免許証以外も利用できます。

カウンターでは基本的には写真付きの本人確認書類が必要となるため、健康保険証などを利用したい場合は郵送が最適です。利用できるのは、現在居住している住所が記載された本人確認書類に限ります。

なお、カウンターでは、SMART ICOCAの即日発行が可能です。ネットや郵送ではカード到着までに時間がかかります。

ポイント対象外となるケースに注意

SMART ICOCAにはクレジットカードからチャージできることから、クレカポイントの付与対象となると思われがちです。しかし、すべてのクレジットカードが対象ではありません。

たとえば、楽天カード・dカードなどはSMART ICOCAのチャージによるポイント還元の対象外です。持っているカードがポイント還元対象なのか、確認しておきましょう。

乗車だけでなく、電子マネーとして利用してもチャージ分にはポイントがつきません。SMART ICOCAを使うなら、「チャージと利用でポイントが二重取りできるカード」の方が有利です。

クレジットカード変更はオンラインで可能

チャージでポイントがつかないクレジットカードを紐付けてしまった場合も、心配はいりません。クレジットカードの変更は、後からでも可能です。

「JRおでかけネット」の会員ページにログインし、決済用のクレジットカードを変更しましょう。手続きは郵送でも可能です。SMART ICOCA問い合わせダイヤルに連絡し、変更届などの必要書類を送付してもらいましょう。

また、大阪駅にあるClub J-WESTサービスコーナーでも、クレジットカード変更の対応を行っています。サイトにログインできる場合は、手間のかからないオンラインからの変更がおすすめです。

J-WESTカード発行と一緒に購入する

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SMART ICOCAは、J-WESTカードと一緒に発行できます。紐づけるクレジットカードも一緒に作りたいときは、同時申し込みも検討しましょう。新幹線予約や利用もでき、ICOCAの使い勝手も向上します。

おでかけネットや駅で申し込み

SMART ICOCAとクレジットカードを同時申し込みしたい場合は、「J-WESTカード」を発行しましょう。もちろん、別々の申し込みでも紐付けは可能です。

J-WESTカードで貯めたポイントはICOCAにチャージできるため、効率よく利用できます。JRおでかけネットや郵送の入会申込書でカード申込の際にSMART ICOCAの同時申し込みを行うか、大阪駅のClub J-WESTサービスコーナーで手続きしましょう。

よくあるクレジットカードと交通系電子マネーの一体型ではなく、別々のカードが届きます。SMART ICOCAへのチャージを行うクレジットカードは自由に選択でき、J-WESTカードにこだわる必要もありません。

J-WESTカードは新幹線予約に強い

J-WESTカードには2種類あり、「エクスプレス」と「ベーシック」から選択できます。付帯サービスとしてエクスプレスでは「エクスプレス予約」、ベーシックでは「スマートEX」の利用が可能です。

どちらも新幹線予約ができるサービスですが、エクスプレス予約はお盆や年末年始など時期を問わずお得な価格で新幹線チケットが予約できます(早割は設定除外日あり)。

スマートEXはチケット予約の時期により販売額が変わりますが、割引額は窓口での申し込みとほぼ同じです。エクスプレスカードは年会費が1100円(税込)かかり、ベーシックは無料となっているため、新幹線の利用頻度などで決めるのもよいでしょう。

J-WESTカードをえらぶ│J-WESTカード:JRおでかけネット

0.5%のJ-WESTポイントがつく

J-WESTカードは、基本ポイントとして「1000円(税込)につき5ポイント」が貯まります。カードショッピングでもSMART ICOCAのチャージでも、貯まるポイントは同じです。JRおでかけネットからの宿泊予約や、駅の加盟店などではポイント還元率が高まります。

ポイントの有効期限は、獲得した年の翌年3月末までです。SMART ICOCAのポイントプログラムとは別に、ポイントが貯まります。ICOCAをお得に利用したい人にぴったりです。

新幹線を利用するなら、カード優待サービス「J-WESTプレミアプログラム」によってスコアが貯まり、ボーナスポイントの獲得も狙えます。

J-WESTポイントの使い道

J-WESTポイントの主な使い道は、SMART ICOCAへのチャージです。「1000ポイント=1000円分」としてチャージできます。

ポイントを貯めてICOCAの割引を狙うなら、使いやすいカードといえるでしょう。そのほかの使い道は、商品への交換です。

西日本のご当地米や有名チェーン店のコーヒー、洗剤などの商品から、駅のショッピングモールで使える商品券まで内容は多彩です。宿泊券や旅行券など、トラベルにも使えます。JR西日本限定のグッズなどもあり、1000ポイント以下で交換できる商品があるのも魅力です。

チャージにおすすめのクレジットカード

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SMART ICOCAへのチャージでポイントを貯めるには、どんなカードが使えるのでしょうか?ポイント還元率が高く、低コストで使えるおすすめのカードを紹介します。ポイントの使い道やカードの特徴を見て、合うものを探しましょう。

Orico Card THE POINT

Orico Card THE POINTの利用で貯まるのは、「オリコポイント」です。SMART ICOCAのチャージでもカードショッピングと同様に1%分のポイントが貯まります。

カードの年会費は無料で、入会後6カ月間は還元率が2%に上がるのもうれしいポイントです。貯まったオリコポイントは、各種電子マネーへの交換や対象飲食店の優待券への交換で使えます。

「Amazonギフト券・Tポイント・WAON・nanaco」など利用しやすいポイントもそろっており、使い道は豊富です。「すかいらーくご優待券」は、すかいらーく系列の「ガスト」や「バーミヤン」などで使えます。

SMART ICOCAのチャージで貯めたポイントを自分の好きな方法で使いたいなら、オリコポイントを貯めてみましょう。

ポイント高還元率のクレジットカード Orico Card THE POINT(オリコカード ザ ポイント)|クレジットカ

リクルートカード

リクルートカードには3種類の国際ブランドがあり、VISAとMastercardであればSMART ICOCAのチャージでポイントが還元されます。

JCBはnanacoとモバイルSuicaのみ対象です。リクルートカードでポイントを貯めるならブランドも確認しておきましょう。

1カ月のポイント付与上限は、3万円です。SMART ICOCAは1カ月4万円までチャージできますが、4万円をチャージしてしまうとポイント付与の上限を超えるため注意しましょう。

いくつか注意点はありますが、リクルートカードの還元率は1.2%と高くなっています。貯めたポイントはPontaポイントに交換できるため、使い道も幅広いでしょう。年会費も無料で、コストもかかりません。

【リクルートカード(Recruit Card)】新規入会+ご利用でポイントプレゼント

エポスゴールドカード

エポスゴールドカードは、一定の利用額をキープできるなら年会費無料で利用できるのが特徴です。年間50万円以上なら、翌年の年会費は通常5000円(税込)のところ無料となります。

利用金額のノルマは平均すると1カ月4万1700円程度となり、SMART ICOCAに毎月上限までチャージしているならほぼ条件を満たすでしょう。

また、ICOCA定期券をクレジットカードで購入する場合も、カードショッピングや公共料金の支払いなどをエポスゴールドカードにまとめると無理なく年間50万円を達成できるはずです。

SMART ICOCAへのチャージで貯まるポイントは通常「200円で1ポイント」ですが、お気に入りショップを登録できる「選べるポイントアップショップ」にJR西日本を選択するとポイント3倍です。

ポイントの有効期限は無期限で、年間の利用額に応じて最大1万円分のポイントバックがあります。年間50万円使っているなら、エポスポイントが2500ポイント戻ってくる仕組みです。エポスポイントはマルイでの割引に使えるほか、商品券やギフト券への交換もできます。

エポスゴールドカード|クレジットカードはエポスカード

まとめ

ICOCAを利用するなら、チャージが簡単なSMART ICOCAが便利です。クレジットカードからのチャージでポイント還元も狙えます。

ただし、対象のカードが限られるため、カード選びが大切です。新幹線予約などを行うなら、J-WESTカードと同時発行を行い紐付けておくのもよいでしょう。新幹線の利用頻度によっては、ICOCAにチャージできるJ-WESTポイントがボーナスとしてもらえます。

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