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ポイント還元率の高いクレジットカード5枚を比較。失敗しない選び方

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2023.02.17
by ドットマネー編集部

クレジットカードの選び方

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クレジットカードは何でもよいわけではなく、それぞれ異なる特徴を持っています。カードの維持費が気になるなら「年会費無料」のカード、付帯サービスや優待を重視するなら「年会費がかかってもサービスが充実している」カードを選択しましょう。

自分が利用する店舗と、カード利用でポイントアップする加盟店が一致しているかも重要です。

年会費やカードランク

クレジットカードは、それぞれ年会費やポイントの還元率などが異なります。年会費無料でポイント還元率が高いクレジットカードを選ぶと、コストをかけずに多くのポイントを手に入れられるでしょう。

カードには、グレードの違いもあります。一般カードだけでなく、ゴールド・プラチナなどハイランクのカードも存在するのです。目的によっては、ランクの高いカードも検討しましょう。

ランクの高いクレジットカードは審査や申込条件が厳しくなり、年会費も高めに設定されています。その分、ポイント還元率・優待・付帯保険の内容などが一般カードより有利です。

ポイント還元率の高いカードを選ぶ場合は、ポイントの使い勝手や有効期限、年会費などのコストに見合っているかを考えましょう。

ポイントアップする加盟店

クレジットカードは、「発行会社の提携店舗」で利用するとポイントアップするものがあります。提携店舗の数やジャンルはカードによって変わるため、自分がよく利用する店舗でクレジットカードが発行されているか確認してみましょう。

ポイントアップだけでなく、割引などが利用できるケースもあります。たとえば、「イオンカード」ならイオンの系列店利用でポイントが貯まりやすく、定期的に割引サービスも受けられます

しかし、近所にイオンがなく、イトーヨーカドーを利用するならセブン&アイグループが発行する「セブンカード・プラス」が有利です。せっかくお得なカードでも、特定の店舗を利用しない人にとっては意味がありません。

利用の頻度や金額が多い店舗をピックアップし、該当店舗でポイント還元率が高くなるカードを発行しましょう。

ポイント還元率

そもそものポイント還元率で選ぶのも、還元を多く受けるコツです。通常のポイント還元率が0.3%のカードより、1%還元のカードの方がポイントが貯まりやすくなります。

1カ月の利用代金が10万円として、0.3%なら300ポイント・1%なら1000ポイントです。年間で考えると、3600ポイントと1万2000ポイントと差がつき、8400ポイントも貯まるポイント数が変わります。

よく利用する店舗が複数ある場合も、いくつもクレジットカードを作るのは非効率的です。ポイントの期限切れや、バラバラに貯まったポイントの管理が難しくなります。「基本の還元率が高いカード」を1枚作る方が、管理もしやすいでしょう。

長く使うカードはここも要チェック

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クレジットカードを比較する上で重要なのが、独自のサービスです。セキュリティ対策やポイント還元率、付帯サービスなどはそれぞれ異なります。カード利用で貯めたポイントの使い道など、発行する前に調べておきましょう。

セキュリティ

クレジットカードによって、セキュリティ対策もさまざまです。主な対策としては、ネットショッピング時にカード裏面記載の3〜4桁のコードを記載する「セキュリティコード」や、偽造防止のための「ICチップ導入」などがあります。

多くのクレジットカード会社は、24時間・365日体制で不正利用の監視を行っているのが特徴です。不審な利用があると本人へ電話や書面で確認するなど、徹底した対応を行っている会社もあります。

たとえば、JCBカードでは不正利用が検知された場合、カード利用の一時停止やカード番号の差し替えが行われるなどトラブル後の備えも万全です。

ネットショッピングやオンラインサービス利用の際には、「3Dセキュア」と呼ばれる本人認証セキュリティを導入しているカードもあります。本人が設定した4桁の数字や英数字の組み合わせによるパスワードを入力することで、「なりすまし」などの不正利用を防ぐ目的です。

ネットショッピング限定のバーチャルカードを発行している会社もあり、安全にカードを使いたいなら積極的に利用しましょう。限度額の設定を低めにしたり、プリペイド式のカードを選んだりすれば、不正利用された場合の被害を最小限に抑えられるかもしれません。

付帯サービスや特典など

クレジットカードは、買い物に使えるだけではありません。「旅行保険」や「ラウンジ利用」など、さまざまな特典がついています。

旅行保険にも種類があり、カードで旅行代金を支払った場合のみ対象となる「利用付帯」タイプもあれば、カードを持っているだけで保険が利用できる「自動付帯」タイプもあります。

カードで購入した商品の破損や盗難に備える、「ショッピング補償」の保険もカードによっては付帯しているでしょう。

それ以外にも、特定の店舗で割引や優待があるなどカードの付帯サービスは多彩です。海外旅行によく行くなら海外旅行保険やラウンジ無料利用が自動付帯されているものを選ぶなど、自分の目的に合うものを選択しましょう。

貯めたポイントの使い勝手

クレジットカードのポイントは、それぞれ使い道が異なります。使いやすいポイントを導入しているカードがおすすめです。

使いやすいポイントは「年間の利用金額」「利用する店舗」「ポイントの交換先」「有効期限」などによって、人それぞれ違います。

たとえば、200ポイント貯まると商品に交換できるポイントがあるとして、1年間の利用額に対して貯まるポイント数が50ポイント程度だとします。有効期限が2年間の場合、使えるポイント数に到達するまでに失効してしまうでしょう。

ポイントがたくさん貯まるカードでも、使い道が少ないと不便です。貯まったポイントを何に使うのか考えたうえで、ポイントが使える店舗や別のポイントに交換できるのかなどを確認しておきましょう。

基本還元率は驚異の1.2% リクルートカード

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リクルートカードは年会費無料で使えて、ポイント還元率が1.2%のお得なカードです。リクルートのサービスを利用するなら、さらに貯めやすくなるでしょう。Pontaポイントに交換できるのも特徴です。

ネットサービス利用で還元率がさらにアップ

じゃらんやポンパレモールなど、「リクルート」が運営するサイトでリクルートカード決済を行うとポイント還元率が高まります

じゃらんnetで予約・宿泊するとリクルートポイント・Pontaポイント・dポイントのいずれか選択したポイント1%+とじゃらん限定ポイント1%の計2%が還元対象です。別途カード決済分のポイントが1.2%が加算されるため、合計3.2%分のポイントが貯まります。

ポンパレモールでは、商品購入で3%以上のPontaポイント還元があります。1.2%のカード決済ポイントをプラスすると、合計4.2%以上の還元です。

通常のショッピングに利用する場合は、電子マネーへのチャージでポイントを二重取りしましょう。月3万円までが上限ですが、JCBならモバイルSuica、VISA・MasterCardならモバイルSuicaに加えて楽天EdyとSMART ICOCAへのチャージも対象です。

電子マネーにチャージするとクレカポイント(リクルートポイント)が貯まり、電子マネーを対象店舗や交通機関で利用すると電子マネーのポイントが還元されます。

【リクルートカード(Recruit Card)】新規入会+ご利用でポイントプレゼント

Pontaポイントに交換で使い道が広がる

リクルートカードを利用して貯まるのは、「リクルートポイント」です。リクルートポイントのままではリクルートが運営するサービスなど使い道が限定されています。

使い勝手をよくするには、「Pontaポイント」への等価交換がおすすめです。Pontaポイントはリクルートの各種サービスでも使えますが、ローソンや高島屋、スーパーのライフなどでも使えます。ローソンのお試し引換券に利用すれば、お得に商品を手に入れることもできるでしょう。

また、au Payやau発行のプリペイドカードにチャージもできます。使いやすい方法を選んで、うまくポイントを活用しましょう。リクルートポイントとPontaポイントは1ポイントから等価交換でき、交換後も同じ価値です。

年会費無料で高還元 Orico Card THE POINT

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オリコカードの中でも、ポイント還元率が1%と高く年会費無料の「Orico Card THE POINT」は使い勝手のよいカードです。電子マネーも搭載され、対応している店舗ならかざすだけで決済が完了します。

入会後6カ月間は還元率2%

これからクレジットカードを発行しようと考えているなら、入会後にお得に使えるカードを検討しましょう。「Orico Card THE POINT」は、通常1%の還元ですが、入会後6カ月間は還元率が2%です。

何か大きな買い物をしようと考えているときにカードを発行すると、有利に還元が受けられます。還元率1%のときに50万円分買い物をしても5000ポイントの還元ですが、2%のときに同じ買い物をすると1万ポイントです。

ただし、カードショッピングの上限は10~300万円まであり、ショッピングリボやキャッシングローンの利用可能枠の割合で決定されるため、カードを発行してみないとわかりません。

6カ月かけて少しずつ購入するなら問題はありませんが、購入したいものとショッピングの上限額が合わない場合は一時的に上限を上げてもらうなどの手続きも必要です。

会員サイト「eオリコサービス」の「お申込みいろいろ」タブから、利用可能額変更の審査を受け付けています。

ポイント高還元率のクレジットカード Orico Card THE POINT(オリコカード ザ ポイント)|クレジットカ

電子マネーとの親和性が高い

オリコカードには、「iD」と「QUIC Pay」の両方が搭載されているのも特徴です。QUIC Payは、専用カードを別途発行することもできます。

2種類の電子マネーに対応していることで、対象店舗は大幅に増加するでしょう。iDとQUIC Payはどちらも後払い式対応の電子マネーで、チャージの必要もありません。

さらに、オリコカードは「Apple Pay」にも対応しています。モバイル端末で決済したいときは、iPhoneの「Wallet」アプリを使いApple Payにオリコカードを登録しましょう。

コンビニやスーパーなどクレジットカード決済で手間がかかるときには、電子マネーやApple Payを利用してさっと会計が済みます。

39歳以下web限定カード JCB CARD W

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申込時点で39歳以下なら、40歳以降も有利なポイント還元率と年会費無料で継続できるJCBオリジナルカードが「JCB CARD W」です。

同様の条件で申し込みできるカードに「JCB CARD W plus L」がありますが、こちらは女性向けの付帯サービスが充実しています。

年会費無料でポイント高還元

JCB CARDは、通常1000円につき1ポイントの「Oki Dokiポイント」が貯まります。しかし、JCB CARD Wなら2倍還元となり、「1000円につき2ポイント」です。

年会費が無料にもかかわらず、ポイント還元率は他のカードよりも高くなっています。普段の買い物をしているだけでも、倍お得です。さらに、JCB CARD Wは、JCBのスタンダードカードであり「JCBオリジナルシリーズ」に含まれます。

JCBオリジナルシリーズには独自の優待ショップやサービスがあり、対象店舗やサービスの利用でよりお得にポイントが貯まるプログラムです。店舗によっては、個別に「ポイントアップ登録」が必要場合もあります。

高いポイント還元率、年会費無料のJCB カード W!|クレジットカードのお申し込みなら、JCBカード

貯めたポイントの使い道いろいろ

JCBカードで貯まるポイントは「Oki Dokiポイント」です。各種ポイントやマイルなどに交換でき、使い道も多くなっています。

電子マネーならnanaco・WAON・楽天Edyなどに交換が可能です。なかでもnanacoは「1ポイント=5円分」と交換レートが高く、セブンイレブンやイトーヨーカドーなどセブン&アイグループの店舗でお得に使えます。カード決済を利用する店舗や交換先によっては、還元率を大幅にアップできるでしょう。

スタバでクレカ決済する場合、JCBオリジナルシリーズパートナーのポイントアップ特典として通常ポイントに追加して10倍のポイントが貯まります。「1000円で11ポイント」貯まるため、nanacoに交換すると還元率は5%を超えるでしょう。

特約店やカード提示で上乗せも dカード

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「dカード」は、ドコモが発行する年会費無料のクレジットカードです。ドコモユーザー以外も利用できます。

コンビニや飲食店、ドラッグストアなど多数の「特約店」があり、「dポイント加盟店」ではカードを提示するとポイントが貯まるのが特徴です。カード決済を併用すると、さらに還元率が高まります。

年会費無料で基本還元率1%

dカードの一般カードは年会費が無料で、ポイント還元率が1%と高還元です。docomoが運営する「dショッピング」や「dトラベル」など、関連サービスではdポイントの高還元も狙えます。

さらに、「dポイント特約店」を利用すると、dカードの決済・カード提示・特約店のボーナスポイントと3重取りできるのも魅力です。そのほか、「d払い」の決済カードとして設定してもポイントが貯まりやすくなるでしょう。

付帯サービスの充実を期待するなら、年会費は1万1000円(税込)かかりますが、dカードゴールドを選択することもできます。

ゴールドカードならドコモの携帯料金支払いで1000円(税抜)につき100ポイントの還元や、購入後3年間の「dカードケータイ補償」などがセットになり有利です。

貯めたポイントはドコモの支払いにも利用可能

ドコモのケータイやスマホを使っているなら、dポイントはドコモ料金の支払いにも使えます。「1ポイント以上・1ポイント単位」で使えることもあり、無理なく携帯料金を節約できるでしょう。

注意点として、他社接続サービスの通信料や各種事務手数料の支払いなど、一部対象外の料金があります。また、値引きできなかったポイントは翌月以降に繰り越されますが、「6カ月間」が期限です。期限内に使い切れなかったポイントは返還されません。

ドコモの携帯料金は「dカード支払い」も選択でき、dポイントが貯まります。ゴールドカードの場合は1000円(税抜)につき100ポイントが貯まるため、ポイントを貯める機会を減らしたくないときはポイント充当ではなくdカード払いがおすすめです。

ドコモのクレジットカード | dカード

満足度も還元率も高い 楽天カード

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楽天カードは、還元率1%で年会費無料のカードです。楽天市場など、「楽天」系列のサービスで利用するとポイントアップもあります。入会時の特典が多く、発行するだけでお得に買い物ができるのも特徴です。

キャンペーンや入会特典が充実

楽天カードでは、入会や入会後の利用特典として楽天ポイントを「5000~8000ポイント」付与するキャンペーンが行われています。

入会特典が多いときに発行すると、それだけでお得です。基本は5000ポイントですが、年に数回不定期開催で7000ポイントや8000ポイントにポイントアップすることもあります。公式サイトを定期的チェックし、見逃さないようにしましょう。

さらに、入会後もさまざまなキャンペーンが開催されています。「カードショッピングをすると抽選でポイントがもらえる」「楽天市場で買い物をすると街で利用した分のポイントが増える」など、内容は多彩です。

ほとんどのキャンペーンは、楽天カード向け会員サイト「楽天e-navi」にログインし、エントリーが必要となります。

電子マネーやマイルへの交換も

楽天カードで貯めたポイントは、楽天EdyやANAマイルへの交換が可能です。楽天Edyは「1ポイント=1円」、ANAマイルは「2ポイント=1マイル」のレートで交換できます。

交換によって、楽天サービスだけでなく航空券の購入や楽天Edy対応のコンビニやスーパーなどで使えるのが魅力です。ただし、交換できるポイントは「通常ポイント」に限られます。

別のポイントから楽天ポイントに交換したものや、「期間限定ポイント」などは交換に使えません。楽天カードの決済や提示で貯めたポイントは、通常ポイントとしてカウントされます。

まとめ

クレジットカードは、サービス内容をしっかり比較して選ぶのが大切です。とにかくポイントを貯めたい場合は還元率が高く、自分が使う店舗で貯まりやすいカードを選びましょう。

「空港のラウンジを無料で利用したい」「特定の店舗で割引を受けたい」などの目的がある場合は、付帯サービスや優待をチェックします。

使いやすいカードを1枚持っておくと、支払いをすべて集約できるでしょう。公共料金や通信費なども、クレジットカードで支払うとポイント還元も多くなります。まずは、自分にどのカードが適しているのか、ポイントが使える店舗などから考えてみましょう。

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