- ポイント有効期限はクレジットカードで違う
- 有効期限があるポイントの特徴
- 日常的にポイントを利用したい人向け
- 無期限ポイントの特徴
- じっくりと貯めたい人向け
- ポイントが貯めやすく使いやすい セゾンカード
- 日常的に貯まりやすい仕組み
- ポイントの使い道300種類以上
- 還元率1%楽天利用がおすすめ 楽天カード
- 有効期限は実質無期限
- 入会特典やキャンペーンが充実
- プラチナを超えるステイタス TRUST CLUBワールドカード
- 年間利用額に応じてボーナスポイントゲット
- ポイントは年会費にも充当できる
- 旅行好きにピッタリ アメックス
- 一度のポイント交換で有効期限が無期限に
- 交換先いろいろ、マイルへも可能
- 【番外編】ポイントはキャッシュバック VIASOカード
- 年間1000ポイント以上貯まると自動キャッシュバック
- POINT名人.comを活用しよう
- まとめ
ポイント有効期限はクレジットカードで違う
クレジットカード決済をすると、利用額に応じた「ポイント」が付与されます。ポイントの有効期限はカードによってさまざまです。利用状況によりポイントの期限が変わるケースもあります。
有効期限があるポイントの特徴
支払いへの充当やギフト券との交換など、ポイントにはさまざまな使い道があります。交換可能な「最低交換ポイント数」が決まっているのが一般的で、有効期限が過ぎたものは、失効するのが原則です。
失効のリスクを考慮すると、「ポイントは無期限がお得」と思うかもしれません。しかし、ポイントに有効期限があるカードは「ポイント還元率」が高いケースがあります。
加えて、最低交換ポイント数が低めに設定される傾向があるため、特典が手に入りやすいともいえるでしょう。ポイントプログラムの中には、利用状況や加入するオプションでポイントの有効期限が延長されるものもあります。
日常的にポイントを利用したい人向け
有効期限のあるポイントは「コツコツ貯めて大きく使いたい」という人には不向きです。逆に、こまめにポイントを交換して、日常の中で消費したい人に適しています。
「日々の支払いは現金で、カード利用は月に1・2回…」という場合、最低交換ポイント数が稼げず、ほとんどが失効してしまうでしょう。
複数のクレジットカードを発行し、用途によって使い分ける方法は家計管理がしやすくなる半面、ポイントが分散して失効につながりやすいのがネックです。
無期限ポイントの特徴
無期限ポイントは最初から無期限のものと、利用状況によって「実質無期限」になるものがあります。後者は、「アメックスカード」や「楽天カード」のポイントが代表的です。
有効期限はありますが、アイテム交換に使ったり、新たに獲得したりしてポイント数が変動すると、残りの有効期限がすべて更新される仕組みとなっています。
無期限ポイントのメリットは、「失効リスク」がない点です。ただ、有効期限のあるポイントに比べ、還元率は低い傾向があります。
じっくりと貯めたい人向け
カード会社にもよりますが、失効リスクのない無期限ポイントは「最低交換ポイント数」は低めに設定されています。還元率もそれほど高くないため、じっくりと貯めたい人向けです。
3、4年とコツコツと貯め続ければ、豪華な特典に交換する夢も叶うでしょう。ポイントの交換先の一つに、「航空会社のマイル」があります。
日系航空会社のマイルは「獲得日から起算して36カ月の月末」に失効してしまいますが、無期限ポイントを貯めて必要マイル数分が貯まってから交換するルートを使えば「長距離の国際線×ビジネスクラス」の特典航空券も手に入るでしょう。
ポイントが貯めやすく使いやすい セゾンカード
「セゾンカード」は、日本のクレジットカード会社「クレディセゾン」により発行されています。ポイントは「永久不滅ポイント」と呼ばれ、その名の通り有効期限がありません。ショッピングや他社ポイントの交換、投資などに幅広く使えるのが特徴です。
日常的に貯まりやすい仕組み
永久不滅ポイントは、毎月10日(前月11日~当月10日)までに、セゾンに到着した利用データの合計金額「1000円につき1ポイント」が付与されます。
1回の利用金額ごとにポイントが貯まるカードは端数が無駄になりやすいですが、永久不滅ポイントは「月額利用の合計」に基づくため、ポイントが貯まりやすいのがメリットです。公共料金や通信料などの固定費もすべてカード払いにすれば、効率よくポイントが積算されていくでしょう。
同一名義の複数のセゾンカードで貯めたポイントは、自動的に合算されます。「家族カード」のポイントもすべて本会員のカードに合算されるため、みんなで目標を決めてポイントを貯めるのもよいでしょう。
ポイントの使い道300種類以上
永久不滅ポイントの使い道は、バリエーションが豊かです。ポイントを「永久不滅ウォレット」に移行すると、「100ポイント→450円分」として対象のオンラインショッピングでの支払いに使えます。ポイント移行手続きの手間を省きたい人は、100ポイントごとの自動移行を設定しましょう。
オンラインストア「STOREE SAISON(ストーリー セゾン)」では、旬のグルメや人気の家電、暮らしを彩るこだわりのインテリアなど、STOREE SAISONスタッフが厳選したアイテムが手に入ります。
使い道が決まらないときは「他社ポイント」「電子マネー」「ギフト券」に交換して、いつもの生活で消費するのもよいでしょう。現金を使わずにポイントだけで投資する「ポイント運用サービス」も人気の使い道です。
還元率1%楽天利用がおすすめ 楽天カード
「楽天カード」は、年会費無料で発行できる人気のカードです。標準還元率は1%ですが、楽天市場で特定の日にカードを利用すると5倍のポイントが獲得できます。入会特典の豪華さやキャンペーンの多さにも注目しましょう。
有効期限は実質無期限
楽天カードでは、利用代金「100円ごとに1ポイント」が付与されます。「1ポイント=1円」に相当するため、還元率は1%です。楽天ポイントは楽天グループや楽天ポイント加盟店で利用できるほか、電子マネー「楽天Edy」へのチャージにも使えます。
ポイントの有効期限は1年間です。クレジットカードのポイント期限としてはやや短めですが、新しくポイントを獲得するたびに残りのポイントの期限が1年間延長される特徴があります。カードを毎月使う人であれば、ポイントの有効期限は「実質無期限」です。
入会特典やキャンペーンが充実
楽天カードは、入会特典が豪華です。新規入会で2000ポイントが進呈され、さらにカードの初回利用で5000ポイントが上乗せされます。
なお、ポイント数はカード入会時期によって変動する仕組みです。年に数回一度で7000~8000ポイントが獲得できるチャンスもあるため、発行しない手はないでしょう。
新規入会によるポイントは「通常ポイント」、カード利用で上乗せされるポイントは「期間限定ポイント」での付与です。期間限定ポイントは通常のポイントよりも有効期限が短く、新しくポイントを獲得しても期限は延長されません。
発行した楽天カードは、毎月0と5のつく日に、エントリーして楽天市場でカード決済するとポイントが5倍貯まります。お得なキャンペーンが多く、ポイントがザクザク貯まるのも楽天カードの魅力です。
プラチナを超えるステイタス TRUST CLUBワールドカード
「TRUST CLUBワールドカード」は三井住友トラストクラブが発行するカードです。Mastercardでは「ワールドエリート」に続いて2番目にステイタスが高く、付帯するサービスの多さはプラチナカード以上です。
年間利用額に応じてボーナスポイントゲット
TRUST CLUBワールドカードでは、カード利用金額「100円につき3ポイント(基本1ポイント+ボーナス2ポイント)」が付与されます。ポイントには有効期限がなく、自分のペースでコツコツと貯められるでしょう。
さらに、年間利用額に応じてボーナスポイントが加算される「ボーナスリワードプログラム」が適用されるのにも注目です。ボーナスポイントは、「次年度年会費の支払い月の翌月」に加算されます。
≪TRUST CLUBワールドカードのボーナスポイント≫
・年間利用額50万円以上:2500ポイント加算
・年間利用額100万円以上:6000ポイント加算
カードラインナップ | クレジットカードなら三井住友トラストクラブ
ポイントは年会費にも充当できる
貯まったポイントは、さまざまな特典に交換が可能です。1ポイントあたりの価値は固定されておらず、交換するアイテムや利用するサービスによって、価値が変動します。
ポイントの数ある使い道の中でも、特にお得なのが「次年度の年会費への充当」です。3万2000ポイントがあれば、TRUST CLUBワールドカード年会費である1万3200円(税込)がまかなえます。
この場合、1ポイントの価値は約0.41円です。TRUST CLUBワールドカードでは100円で3ポイントが貯まるため、還元率は1.23%以上になります。
年会費の充当に使いたい場合、「カード有効期限月の15日の18時まで」にオンラインまたは電話にて申し込みを済ませましょう。年会費請求月の利用代金明細上で、年会費の請求金額が0円に調整されます。
旅行好きにピッタリ アメックス
アメックスは年会費の高さや特典の多さから、富裕層向けのカードのイメージが定着しています。快適な旅をサポートするサービスが満載で、初めての海外旅行ではお守り代わりになってくれるでしょう。ポイントは16の提携航空パートナーのマイルに交換が可能です。
一度のポイント交換で有効期限が無期限に
アメックスは、クレジットカードの国際ブランドの一つです。国際ブランドが自ら発行するカードは「プロパーカード」と呼ばれます。アメックスの個人向けプロパーカードは「アメックスグリーン」「アメックスゴールド」「アメックスプラチナ」の3種類です。
ポイントプログラムは「メンバーシップ・リワード」で、カードの種類にかかわらず利用金額「100円につき1ポイント」が付与されます。
ポイントの有効期限は3年間ですが、一度でもポイントをアイテムに交換すると、無期限になるのがルールです。また、年間参加費3300円(税込)の「メンバーシップ・リワード・プラス」に登録すると、ポイントの期限が無条件に無期限になります。
登録後はマイルや他社ポイントの換算レートもアップするなど、さまざまなメリットが享受できるでしょう。プロパーカードであれば、通常よりも多くのポイントが貯まる「ボーナスポイントプログラム」への申し込みも可能です。
交換先いろいろ、マイルへも可能
アメックスではカード代金の支払いにポイントが充当できます。楽天ポイントやTポイント、百貨店共通商品券などに交換すれば、日常生活でポイントが消費できるでしょう。
旅行に行く機会が多い人は、全16社の航空会社のマイルへの交換がおすすめです。交換レートは「2000ポイント→1000マイル」ですが、メンバーシップ・リワード・プラスに登録すると「1250ポイント→1000マイル」にレートがアップします。(ANAを除く)
会員専用サイト「メンバーシップ・リワード カタログサイト」にはポイントで交換できる500以上のアイテムが掲載されています。先に欲しいアイテムを決めておけば、ポイ活でのモチベーションも上がるでしょう。
【番外編】ポイントはキャッシュバック VIASOカード
VIASOカードは、三菱UFJニコスが発行する年会費無料のカードです。オートキャッシュバックが特徴で、年間の利用金額が一定金額以上の人ならポイントの有効期限を気にする必要はありません。ポイントの交換を忘れてしまう人は、検討の価値があるでしょう。
年間1000ポイント以上貯まると自動キャッシュバック
VIASOカードは、1000円の利用につき5ポイントが還元されます。オートキャッシュバックの条件は1000ポイント以上のため、通常還元で期限を気にせず利用するには年間20万円以上の利用が必須となります。
ポイントの積算期間は入会月を基準として1年間ですが、固定費をクレジットカード払いにしている人なら、難しい条件ではありません。月当たりにすると、1万6667円以上の利用で条件が達成できます。
携帯電話料金・インターネット料金・ETC利用など、一部の加盟店でポイント還元が2倍になるのもメリットです。
POINT名人.comを活用しよう
VIASOカードのオートキャッシュバックを活用するには、「POINT名人.com」を利用しましょう。POINT名人.comはボーナスポイントが還元される「ポイントモール」です。
最大で25倍のボーナスポイントが付与され、大幅にオートキャッシュバックの条件達成に近づきます。
掲載ショップの数は多く、楽天市場やYahoo!ショッピングなどの大手通販サイトも経由でポイントがもらえます。ふるさと納税や家電ショップもあり、オンラインでクレジットカードを使う機会の多い人ならザクザクポイントが貯まるでしょう。
まとめ
ポイント還元率の高さや最低交換ポイント数で考えると、無期限ポイントが必ずしもお得とはいえません。ただ、ポイントの失効リスクがないのは、大きなメリットです。
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