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バンドルカードとリアル+(プラス)の機能の違いは?届いたら有効化必須

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2022.01.22
by ドットマネー編集部

リアルとリアル+を比較

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「バンドルカード」には、オンラインで使える「バーチャルカード」と、オンライン及び実店舗のVisa加盟店で使える「リアルカード」があります。リアルカードは、「リアル」「リアル+(プラス)」の2種類です。

どちらもプラスチック式のプリペイドカードですが、機能面や安全面などでいくつかの相違点があります。リアル+は「リアルの高機能版」と考えましょう。

残高上限額が100万円になる

バンドルカードはプリペイドタイプのため、事前の入金(チャージ)が必要です。リアルとリアル+は「チャージ可能額」やカード内に保有できる「残高上限額」に違いがあります。

リアルは、残高上限額が10万円・1回のチャージ上限額が3万円・月間のチャージ上限額が12万円です。リアル+は、残高上限額が100万円・1回のチャージ上限額が10万円・月間のチャージ上限額が200万円となっています。

残高上限からすると、リアルは日常生活で使うのに向いているでしょう。毎月使う生活費をバンドルカードに移し、「袋分け家計簿」のようにして使う人も多いようです。

一方、リアル+は残高上限が100万円と高いため、大きな買い物をするときや旅行時にも役立ちます。

リアルが使えないガソリンスタンドで利用可

プリペイドカードは、ガソリンスタンドや宿泊施設などの「サービス利用後に料金が確定する支払い」に使えないのが一般的です。

クレジットカードの場合、カード会社が初めに1円程度の少額を引き落とし「カードの有効性」を確認したうえで利用枠を確保します。プリペイドカードの場合、1円は引き落とせてもサービス利用後に残高不足になるおそれがあるため、利用が制限されているのです。

ただ、リアル+には代金が確定される前に残高から多めの金額を差し引き、後で差額を返す「ホールド処理」が採されています。そのため、残高が十分である限り、ガソリンスタンドや宿泊施設でも利用が可能です。

≪サービス利用時の引落し額と返金までの期間≫

宿泊施設:2万5000円(利用から5日前後)

ガソリンスタンド:8000円(利用から5日前後)

この方式の注意点として、サービス利用額が引き落とし額よりも大幅に少ない場合でも、引き落とし額がカードに入っていないと使うことができません。

たとえば、ガソリンスタンドでは8000円が引き落とし額ですが、実際に給油した額が3000円であっても、その場の決済では8000円が必要になります。

また、基準額以上の引き落としの際は残高不足となってしまうため、リアルと同じく決済できません。リアル+の仕組みを押さえたうえで、上手に活用しましょう。

海外でもオンラインに限らず使える

リアルは、「国外・海外のオンラインの加盟店」「国内実店舗の加盟店」で使えます。リアル+はリアルが利用できる範囲に加え、「海外実店舗の加盟店」でも使えるのが特徴です。

海外旅行で大量の現金を持ち歩きたくない人やクレジットカードの使いすぎが心配な人は、リアル+の発行を検討しましょう。

Visa加盟店ではクレジットカード同様にカード払い(1回払いのみ)ができるため、両替の手間がかかりません。あくまでもプリペイドカードのため、事前に入金した額以上の決済では支払いができず、使いすぎも防げます。

なお、国内外のオンライン加盟店・実店舗ともに外貨決済した場合は、支払い額の4.5%が「海外事務手数料」として上乗せされる仕組みです。リアル、リアル+ともに、紛失・盗難の際はアプリ上で「カードの一時停止」が行えます。

3Dセキュア決済の非対応は変わらず

「3Dセキュア」とは、オンラインでカード決済のセキュリティを高めるための本人認証システムです。カード情報のほかに、「本人認証のパスワード」などを設定することで「なりすまし」などの第三者による不正利用を防ぎます。

楽天ペイをはじめとする多くの電子マネーでは、支払い用に登録できるカードの条件として「3Dセキュア対応」を挙げています。

バンドルカードはカードの種類にかかわらずすべて「3Dセキュア非対応」のため、3Dセキュアを必須とするサービスや加盟店では利用ができません。

一方で、バンドルカードへチャージする際に利用するクレジットカードについては、「3Dセキュア対応のもの」のみが対象です。万が一、スマホを盗難・紛失した際にも、アプリからの不正入金のリスクを下げられます。

審査なしで発行できる

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クレジットカードは、新規発行時に「審査」が行われます。本人の属性(年齢・勤務先など)のほか借り入れ状況や信用情報が調査され、審査に通らなければカードは発行できません。

バンドルカードはプリペイドタイプで、発行時の審査が基本不要です。リアルカードやリアル+を入手するまでの手続きの流れを確認しましょう。リアル+は、登録時に本人確認書類の提出が求められます。

アプリから発行手続きをしよう

最初に「バンドルカードアプリ」をスマホにインストールし、「新規登録」を行います。ユーザーID・パスワード・生年月日・性別・電話番号などを入力後、「SNS認証」を済ませましょう。新規登録後は、自動で「バーチャルカード」が発行されます。

バーチャルカードは「国内外のオンライン加盟店」のみで使えるカードで、実店舗では使用ができません。バーチャルからリアルへの切り替えを行うには、アプリ上の「カード」→「リアルカード発行」をタップします。

発行時は、「1000円以上のチャージ」が必要です。希望するカードの種類や券面を選んだ後、項目にチェックを入れ「発行する」をタップしましょう。リアルとリアル+の有効期限は、「カード番号発行日から5年間」です。

発行手数料と本人確認が必要

リアル+を希望する場合は、「本人確認手続き」が必要です。氏名・住所・生年月日が登録情報と一致した書類をスマホで撮影し、アプリ内でアップロードを行います。

・運転免許証
・パスポート(2020年2月4日以降のものは不可)
・カード型健康保険証(住所付き)
・マイナンバーカード(通知カード不可)
・在留カード
・特別永住者証明書

バーチャルカードの発行は無料ですが、リアルカードは「発行手数料」がかかります。リアルは300円、リアル+は600円で「新デザイン」は各料金に+100円です。

本人確認後、運営側の判断によりカード発行がキャンセルされる場合があります。その際、発行手数料から「本人確認手数料」の100円を差し引いた金額がユーザーに返金される仕組みです。


アプリ名:バンドルカード:簡単Visaプリペイドカード、Visaカード
価格:無料
App Store:ダウンロード
Google Play:ダウンロード

カード発行日数と届いたらすること

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リアルとリアル+は「郵送方法」が異なります。手元に届くまでの日数や届かなかった場合にすべきことを確認しましょう。カードは「カードの有効化」をして初めて利用が可能となります。

1週間程度で発送され、順次届く

リアルカードは、申し込みから1週間程度で発行されます。住んでいる地域にもよりますが、手元に届くのは申請から1~2週間後です。

リアルは「普通郵便」ですが、リアル+は「簡易書留」で郵送されるため「追跡番号」による配送状況の検索ができます。

番号が知りたい人は、アプリの「カード」→「リアルカード発行」から確認しましょう。表示された追跡番号をコピーし、日本郵便のHPから検索します。

引越しなどで現住所が変更になる際は、確実に受け取れる住所を入力する必要があります。「転居届先」への郵送はできません。

もし、3週間以上経っても届かないときは、送付先の住所に誤りがないかを再度確認したうえで、サポートデスクに連絡をしましょう。何らかの理由でカードが返送された場合、SNSにて返送の旨が通知されます。

リクエストを送信 – バンドルカード サポート

アプリで有効化

カードが手元に届いたら、アプリで「カードの有効化」を行いましょう。手続き後は既存のバーチャルカードの番号(カード番号・有効期限・セキュリティコード)がリアルカードの番号に変更されます。

アプリを起動し、「リアルカード発行」をタップします。「リアルカードの有効化」の画面でリアルカード裏面の「セキュリティコード(3桁)」を入力し、「有効化する」をタップしましょう。

「有効化完了」と表示されれば完了です。カード発送後、6カ月間有効化がされないカードは「利用停止」となります。忘れずに手続きを済ませましょう。

早速、使ってみよう

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リアルとリアル+は、オンラインと実店舗の両方で使えます。まずは、残高に「チャージ」を行うのが最初のステップです。オンラインではアカウントにバーチャルカードの情報を登録することで、次回から入力の手間が省けます。

チャージをする

バンドルカードは事前にカードにチャージ(入金)をし、残高の範囲内で支払いをするのが基本です。チャージ方法は複数から選べます。

・クレジットカード
・ネット銀行
・コンビニ(ファミリーマート・ローソンなど)
・セブン銀行ATM・ペイジー
・ビットコイン・bitFlyer
・ドコモ払い
・ポチっとチャージ
・ギフトコード

「クレジットカード」は、3Dセキュア対応のカードのみが登録できます。アプリの案内に従い、カード情報を登録しましょう。

「コンビニ」でチャージを行うときは、アプリ上で「チャージリクエスト」を作成します。コンビニ内の多機能端末で申込券を発行し、レジで支払いを行う流れです。

「ポチっとチャージ」は、当月にチャージした分を手数料とともに翌月末までに支払う「後払い式」です。支払い方法は「コンビニ」「セブン銀行ATM」「ネット銀行」「ペイジー」のいずれかが選べます。

「ドコモ払い」は毎月のドコモ通話料金と一緒に支払う方法です。ドコモユーザー以外は利用ができません。チャージごとに手数料がかかる点に注意しましょう。

使えないお店やサイトがある?

オンラインで使う場合

オンラインショッピングでは、「支払い画面」で「クレジットカード払い」を選択します。カード情報の欄に「16桁のカード番号」「3桁のセキュリティコード」「カード名義」「カードの有効期限」を入力しましょう。

通常、カード名義は自分の名前ですが、バンドルカードは無記名式のため「姓:VANDLE」「名:USER」です。カード情報をアカウントに登録しておけば、次回からは入力の手間が省けます。

支払いをする前に、カード残高が足りているかを確認しましょう。Amazonでは出荷準備が開始した時点で「カード承認」が行われ、承認と同時にカードから商品代金が減算されます。クレジットカードと違い、残高不足の場合は支払いができません。

まとめ

リアル+は、リアルの高機能版という位置づけです。発行手数料が600円以上かかってしまいますが残高上限が100万円と高く、海外でも利用ができるメリットを考えれば発行しても損はないでしょう。

ガソリンスタンドや宿泊施設などの「プリペイドカードが使えない店舗」で利用ができるのも、うれしいポイントです。試しにリアルを利用し、後からリアル+に切り替えるのもよいでしょう。

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