ドットマガジン by ドットマネー

後払い型の電子マネーとは。クレジットカードなしで使える決済も

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2022.01.19
by ドットマネー編集部

後払いで使える電子マネーを知ろう

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事前チャージ式の電子マネーに対して、後払い式の電子マネーはどのような特徴があるのでしょうか?代表的な後払い式の電子マネーも紹介します。

ポストペイ型電子マネーと呼ばれる

支払った金額を後払いする電子マネーを「ポストペイ型」といいます。クレジットカードを登録することで、ほかのクレジットカードの支払いと同時に電子マネー利用分も引き落とされるのが基本的な仕組みです。

事前にチャージするプリペイド型の電子マネーは、残高を把握し必要に応じてチャージをする必要があります。チャージを忘れると、残高不足で慌てることもあるでしょう。

ポストペイ型であれば利用分がまとめて請求されるため、都度チャージする手間がかかりません。残高不足になることもないため、安心して使えます。

iDやQUICPayで選択できる

ポストペイ型の電子マネーとして代表的なのは「iD」と「QUICPay」です。NTTドコモが運営するiDには、3種類の支払いタイプがあります。

クレジットカードとひも付ける「ポストペイ型」・事前チャージで使う「プリペイド型」・デビットカードと連携させて即時口座引き落としができる「デビット型」です。ポストペイ型としてはもちろん、必要に応じてほかの種類も選べます。

QUICPayもiDと同じように3種類から支払い方法を選択可能です。ただし、3種類のどれでも選べるのは「QUICPay+」というスマートフォンにも対応しているタイプに限られます。通常のQUICPayは、クレジットカードを利用したポストペイ型の使い方のみ可能です。

プリペイドの電子マネーを後払いで使う方法

通常であれば事前チャージをして使うプリペイド型の電子マネーですが、「クレジットカードでチャージ」すれば入金分を後払いで使えます。チャージ分の金額は、クレジットカードの利用金額とまとめて後日に請求されるからです。

その際、クレジットカードによるチャージの仕方が、各電子マネーによって異なる点に注意しましょう。Suicaの場合、利用しているのがカードタイプかアプリによるモバイルカードで、チャージ方法が異なります。

「モバイルSuica」を使用しているなら、スマートフォン上でクレジットチャージ可能です。カードタイプは「ビューカード」のみ、多機能券売機やVIEW ALTTEでクレジットチャージできます。

nanacoなど「クレジットチャージに対応しているカードが限られているもの」にも注意しましょう。楽天Edyなど「読み取り用の端末が別途必要なケース」もあります。

携帯電話料金と合算できるスマホ決済

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クレジットチャージを連携させずに後払いで使える電子マネーもあります。例えば、携帯電話料金と合わせて支払った分が請求されるサービスです。

PayPay

コンビニやドラッグストアなど、全国およそ344万カ所で使えるPayPayは、決済に対する特典として残高としても使える「PayPayボーナス」が貯まるスマホ決済です。

「ソフトバンク」と「ワイモバイル」のキャリアユーザーであれば、スマホ利用料金とまとめて支払う後払い式を選択できます。

PayPayアプリを起動し「チャージ」を選択後、「ソフトバンク・ワイモバイルまとめて支払い」を選択するだけです。その後、チャージする金額を指定すれば、その分が携帯電話料金とともに請求されます。

・アプリ名:PayPay-ペイペイ(キャッシュレスでスマートにお支払い)
・価格:無料
・App Store:ダウンロード
・Google Play:ダウンロード

d払い

「ドコモ」の携帯電話を使っているなら、d払いが便利です。チャージした分だけ、携帯電話料金と合わせて後払いで支払えます。ただし、いくらでも使えるわけではありません。年齢や契約期間に応じて、上限金額が設定されています。

19歳までは契約期間にかかわらず「月1万円」が上限金額です。20歳以上は、1~3カ月までが月1万円、4~24カ月までが月3万円、25カ月以降は5・8・10万円から選んで設定しましょう。

この上限金額は「spモード コンテンツ決済サービスとの合計金額」という点に注意が必要です。Google PlayやApp Storeなどで購入したコンテンツの料金とd払いの合計金額が上限金額以内になるようにします。

・アプリ名:d払い-スマホ決済アプリ、キャッシュレスでお支払い
・価格:無料
・App Store:ダウンロード
・Google Play:ダウンロード

au PAY

au PAY は、QRコードの提示で決済できるサービスです。スマートフォン一つで支払いが完結し、「Pontaポイント」を貯められます。

また、「au」か「UQモバイル」を契約している人なら、携帯料金とまとめて支払える「auかんたん決済」で後払いが可能です。ただし、下記の条件のうち、どちらかを満たしている人に限られます。

・口座振替か指定のクレジットカードでスマホの通信料金を支払っている
・窓口払いの場合、20歳以上で7カ月以上auと契約している人

後払いで使うには、チャージ方法で「auかんたん決済」のアイコンをタップすればOKです。

・アプリ名:au PAY(旧 au WALLET)
・価格:無料
・App Store:ダウンロード
・Google Play:ダウンロード

クレジットカードなしで使いやすい決済方法

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「より手軽に後払いを使いたい」ということもあるでしょう。クレジットカードの情報を入力することなく使える便利な決済方法を紹介します。

メルペイスマート払い

フリマアプリのメルカリで利用できるスマホ決済「メルペイ」には、「メルペイスマート払い」という後払いの仕組みがあります。使った分を、翌月の支払い期限日までにまとめて支払えるサービスです。

利用分の支払いは「自動引き落とし」か「メルペイ残高」から行えば、手数料がかかりません。コンビニのレジで支払うか銀行ATMを利用する場合には、220~880円の清算時手数料がかかるため注意しましょう。

なお、自動引き落としの引き落とし先は、クレジットカードではなく銀行口座を設定します。メルペイスマート払いを利用できるのは、18歳以上のユーザーです。本人確認も必要なため、「かんたん本人確認」を実施しましょう。

なお、メルペイでは事前に設定しておけば「iD」決済を利用できます。メルペイスマート払いが上限などで使えない場合は、クレジットカードは必要ですがiD払いのポストペイ型を利用するのも一つです。

・アプリ名:メルカリ(メルペイ)-フリマアプリ&スマホ決済
・価格:無料
・App Store:ダウンロード
・Google Play:ダウンロード

Tマネー

Tマネーは、Tカードにチャージして使える電子マネーです。手持ちの「Tポイントカード」または「Tポイント機能付きクレジットカード(一部除く)」があれば、設定やアプリのダウンロードは必要ありません。

チャージ方法にPaidy(ペイジー)を使うと、1カ月分の利用金額を「翌月10日」にまとめて支払う後払いが可能です。メールアドレスと携帯番号さえあれば、ペイジーを利用できます。

請求金額がメールとSMSで届くため、支払期限までにコンビニや銀行振込・口座振替から選んで支払えばOKです。なお、コンビニでは356円(税込)、銀行振り込みは銀行によって決められた手数料がかかります。

Tサイト[Tポイント/Tカード]

おサイフくんQUICPay

QUICPayは、通常クレジットカードと連携させて利用します。しかし、「おサイフくんQUICPay」なら、指定の口座(銀行口座・郵便口座)から一括払いで利用した分を支払えるのです。

利用するには、インターネットで入会申し込みをします。1週間前後で設定に必要な書類が届くため、アプリをスマートフォンにインストールして設定しましょう。

ただし、おサイフくんQUICPayを使えるのは、Android端末の「おサイフケータイ対応スマートフォン」限定です。おサイフケータイ未対応の端末では、利用できません。

・アプリ名:QUICPay
・価格:無料
・Google Play:ダウンロード

後払い対応 プリペイド、デビッド型アプリ

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プリペイド型やデビット型の電子マネーでも、後払いに対応しているものがあります。代表的な2種類を見ていきましょう。

バンドルカード

バンドルカードは、VISA加盟店で使えるプリペイドカードです。アプリ内で無料で即時発行できる「バーチャルカード」は、オンラインの店舗の支払いに限られます。

実店舗のVISA加盟店で使いたい場合は、有料の「リアルカード」か「リアルカード+(プラス)」を申請して発行しましょう。

バンドルカードへのチャージ方法は、コンビニやセブン銀行ATM、ネット銀行など複数あります。後払い式も、ドコモ払い・クレジットカード払い・ペイジー・ポチっとチャージなど豊富です。

なかでも、「ポチっとチャージ」は、バンドルカードならではのサービスといえるでしょう。都度審査はありますが、チャージ申請が認められると翌日末までの後払いにできます。

ポチっとチャージの申し込み画面を表示すると、利用状況に応じてチャージできる最大金額が表示されるため、可能額の範囲内で申し込みましょう。

利用分は、コンビニ・ネット銀行・銀行ATM(ペイジー)のいずれかで払います。その際、支払い金額と合わせて、利用金額ごとに異なる手数料も必要です。例えば、3000円~1万円の利用なら、510円がかかります。

・アプリ名:バンドルカード:簡単Visaプリペイドカード、Visaカード価格:無料
・App Store:ダウンロード
・Google Play:ダウンロード

りそなウォレットアプリ

「りそな銀行」を利用していてデビットカードを持っているなら、りそなウォレットアプリが便利です。アプリをスマートフォンにインストール後、デビットカードを登録しましょう。

本人確認が完了したら、チャージ不要で買い物に利用できます。デビット型の電子マネーのため、口座から即時決済されるのが基本です。

使い始めてからアプリにプッシュ通知が届いた人は「りそな後払い(SLiDE)」も使えます。ただし、審査があるため、必ず使えるとは限らない点に注意しましょう。いったん審査に通ると「5万円」を上限に利用可能です。

・アプリ名:りそなウォレットアプリ
・価格:無料
・App Store:ダウンロード
・Google Play:ダウンロード

まとめ

電子マネーの中には、後払いで使えるものもあります。代表的なのは、クレジットチャージすることで後払いにする方法です。

そのほかにも、携帯料金と合わせて支払うタイプやコンビニ払いするタイプなどもあります。クレジットカードが不要なタイプなら、より手軽に利用しやすいでしょう。

紹介した後払い式の電子マネーを参考に、使っている携帯電話やサービスと相性のよいタイプを選ぶのがおすすめです。計画的に使うことで、買い物がより便利になります。

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