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PASMOはタッチで新幹線に乗れる。スマホで予約し改札機通過も

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2022.02.16
by ドットマネー編集部

PASMOで新幹線の切符を購入する方法

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首都圏エリアの移動にかかせない交通ICカードといえば「PASMO(パスモ)」です。メインは「電車」「バス」「電子マネー」の利用ですが、PASMOを使って新幹線の切符も購入できます。

指定席券売機で購入する

「交通系ICカード全国相互利用サービス」のシンボルマークがある「JRの指定券売機」では、PASMOを使って新幹線の指定席券・自由席特急券・乗車券が購入できます。

指定席券売機は主要駅の「みどりの窓口」や切符売り場の付近に設置されており、券売機に近づくとタッチパネルにメニューが表示されます。

購入時は、きっぷの種類やルートを選択し、画面の案内に従って「決済画面」に進みましょう。カードの挿入口にPASMOを挿入すると、チャージ残高より支払いが行われます。

そのまま改札へ、タッチでGo!新幹線

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急いでいるときは、券売機に並んで切符を購入する時間が惜しく感じられるでしょう。「タッチでGo!新幹線」を活用すると、事前の乗車券・特急券の購入が可能です。駅では、スピーディな移動が叶います。

チャージ残高でチケットレス乗車

タッチでGo!新幹線は、交通ICカードの残高で新幹線の「普通車自由席」に乗車できるサービスです。

利用ができるのは、PASMOを含む「全国相互利用対象の10種類の交通系ICカード」と「モバイルSuica」で、新幹線利用時は自動改札機にタッチするだけで自動的に精算が行われます。

タッチでGo!新幹線に対応しているのは以下の区間です。

≪対応エリア≫

東北新幹線(東京~盛岡間・盛岡~新青森間)
秋田新幹線(盛岡~秋田間)
山形新幹線(東京~新庄間)
上越新幹線(東京~新潟間・東京~ガーラ湯沢間)
北陸新幹線(東京~上越妙高間)

乗り換えで在来線を利用する場合は別料金が必要ですが、交通ICカードの残高で支払いができるため精算の必要がありません。

券売機で利用開始登録が必要

タッチでGo!新幹線を利用するには、初回に限り「利用開始登録」が必要です。登録は、首都圏のSuicaエリア内に設置されている「自動券売機」「チャージ専用機」「多機能券売機」で行えます。

券売機にPASMOを挿入し、チャージ金額選択画面の右下にある「タッチでGo!新幹線」ボタンを押しましょう。画面の案内に従い、利用開始登録を完了させます。

新幹線乗車時は、PASMOを自動改札機にタッチするだけです。新幹線の切符をすでに購入済みで、かつ在来線から新幹線に乗り継ぎをする場合は、改札で切符を投入した後にPASMOをタッチしましょう。

投入を忘れるとタッチでGo!新幹線の利用扱いとなり、料金が減算されてしまいます。また、特急券のみを券売機で購入し、ICカードを乗車券の代わりにすることはできません。

PASMOを紐づけして使う方法

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新幹線のネット予約時、PASMOのカード番号を登録しておくと、当日はPASMO1枚で新幹線に乗車できます。基本はクレジットカード決済のため、PASMO残高を気にする必要がありません。「新幹線eチケット」「スマートEX」「e5489」に登録して利用する手順を解説します。

新幹線eチケットで予約する場合

「新幹線eチケットサービス」は、ネット上で新幹線のきっぷが予約できるサービスです。予約・決済後は券売機や窓口で切符を受け取る必要がなく、あらかじめ登録した交通ICカードを使って改札を通過できます。

新幹線eチケットサービスを利用するには、「えきねっと」での新規会員登録が必要です。ログイン後にマイページから乗車時に使用する交通ICカード(PASMO)の情報を登録しましょう。

予約した切符の代金は「クレジットカード決済」となり、交通系ICカードの残額からは差し引かれません。当日は、交通系ICカードを自動改札にタッチして乗車します。

えきねっと(JR東日本):新幹線eチケットサービス

スマートEXで予約する場合

「スマートEX」は、東海道・山陽新幹線のネット予約サービスです。時間帯限定の「EX早特21」や長距離区間限定の「EX早特」などの各種割引があり、窓口で購入するよりもずっとお得に手に入るでしょう。

メインメニューの「お客様情報の変更・退会」に手持ちの交通系ICカードを登録しておくと、当日はカード1枚で新幹線に乗車できます。切符の決済は事前に「クレジットカード」で行うため、ICカードの残高チャージの必要はありません。

新幹線の乗降口を通過する際は、新幹線改札機から「EXご利用票」が出力されます。車内改札の際に駅員に提示しましょう。在来線から乗り継ぐ場合は、在来線区間の運賃のみが交通ICカードから減額されます。

スマートEXとは | スマートEX

e5489で予約する場合

JR西日本のインターネット列車予約サービス「e5489(いいごよやく)」では、JR西日本・JR四国・JR九州エリアの特急列車と、JR東海・JR東日本の一部エリアの新幹線・特急列車の予約が可能です。

北陸新幹線は、交通ICカードを自動改札機にタッチして乗車できる「新幹線eチケットサービス」が利用できます。

カード情報の登録は、e5489トップページ下部・会員メニューの「ICカード情報の登録・変更」から行いましょう。切符の予約・購入時は、「新幹線eチケットサービス」の表示があるものを選びます。

予約の最終確認画面で「登録済みのICカード」を選択し、決済は「クレジットカード」で支払う形です。予約情報は、予約完了の案内メールで確認しましょう。新幹線駅から乗車する際は、登録済みの交通ICカードを自動改札にタッチします。

e5489トップメニュー 列車 予約・空席照会 | e5489 JR西日本

便利でお得な使い方は?

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JR東日本のSuicaは、新幹線の利用で「乗車ポイント」が貯まります。PASMOを利用した場合、ポイントは獲得できるのでしょうか?「モバイルPASMO」が使える新幹線予約サービスもチェックしておきましょう。

モバイルPASMOは使える?

「モバイルPASMO」は、PASMOカードの機能を搭載したスマホアプリです。本人名義のクレジットカードを登録しておくと、駅に足を運ばなくてもスマホ上で残高チャージが行えます。

鉄道やバスでは読み取り部にスマホをタッチするだけで乗車ができるため、手ぶらでの外出も可能です。新幹線の切符購入や乗車において、モバイルPASMOはPASMOカードと同等の機能を有しているのでしょうか?

タッチでGo!新幹線:使用不可
新幹線eチケットサービス:使用可能
スマートEX:使用可能

このほかに、「JR東海エクスプレス・カード」や「J-WESTカード エクスプレス」などのカード会員を対象とした有料予約サイト「EX予約(エクスプレス予約)」があり、モバイルPASMOを利用可能です。

アプリ名:モバイルPASMO
価格:無料
Google Play:ダウンロード

乗車でポイントは貯まる?

タッチでGo!新幹線を利用すると、モバイルSuicaでは「50円に1ポイント」、カードタイプのSuicaでは「200円に1ポイント」の「JRE POINT」が付与されます。

一方、PASMOではポイントが貯まりません。PASMOには統一されたポイントプログラムがなく、利用シーンによって付与されるポイントが変わります(要登録)。


東京メトロ:メトポ(デイリーポイント・ホリデーポイント・ボーナスポイント)
都営交通機関:ToKoPo(基本ポイント・土日ボーナスポイント・乗り継ぎボーナスポイント)

新幹線での乗車でポイントを貯めたい場合は、クレジットカードからPASMOへのチャージを行いましょう。

カードタイプのPASMOはクレカチャージに対応していませんが、残高が一定額を下回った場合、改札タッチで自動入金される「オートチャージ」が設定できます。PASMOにオートチャージが可能なカードは「TOKYU CARD」「Tokyo Metro To Me CARD」などです。

まとめ

PASMOは東京メトロの交通ICカードですが、残高を使って新幹線に乗車できます。チケットレスで乗車できる「タッチでGo!新幹線」を利用すれば、移動がよりスムーズになるでしょう。

「スマートEX」や「e5489」などの予約サイトでは、PASMOの紐付けが可能です。予約時はクレジットカード決済が行えるため、当日はPASMO残高がなくても慌てずに済みます。

現在のところ、PASMOでの新幹線乗車ではポイントが貯まりません。PASMOへのクレカチャージで、チャージポイントを稼ぐのが賢い方法でしょう。

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