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クレジットカードの引き落とし日はいつ?カード払いの流れを解説

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2022.03.25
by ドットマネー編集部

クレジットカード払いの仕組みをおさらい

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クレジットカードは、手元に現金がなくても支払いができる便利なカードです。「後払い」で買い物ができるのは、カード会社とカード利用者の間に「信用に基づく契約」があるからです。カード払いの仕組みについて理解を深めましょう。

引き落とし日はカード会社によって違う

引き落とし日は「支払い日」とも呼ばれます。多くのクレジットカード会社では、5・10・15日などの「五十日(ごとうび)」「27日頃」に設定しているケースがほとんどでしょう。

楽天カードの場合は毎月27日です。楽天市場を除く、1カ月の利用料金はその月の「月末」に締められ、翌月の12日頃に金額が確定します。そして、翌月27日に預金口座から利用料金が自動引き落とされる流れです。

また、「利用者が引き落とし日を選べるカード」も少なくありません。エポスカードは「4日」または「27日」のいずれかが指定できます。

引き落としまではカード会社が立て替えている状態

クレジットカードのメリットは「後払い」ができる点です。現時点で手元や預金口座にお金がなくても買い物ができます。

クレジットカードは消費者の「信用」に基づいて発行されるのはご存じでしょう。カードを発行した時点で消費者とカード会社の間には「立替払契約」が結ばれます。

つまり、カード払いとは「引き落とし日」まで、カード会社が「利用料金を立て替えている状態」なのです。消費者が支払い代金を引き落とし日までに用意していない場合、「信用を損なう行為があった」と見なされます。

滞納が続けば、「カードの利用停止」や「遅延損害金」などのペナルティが科されるでしょう。

引き落としを先延ばしできる方法も

利用のタイミングによっては、引き落としまでの期間が長くなる場合があります。「15日締め・翌月10日払い」のケースを例に挙げましょう。

1月10日の利用代金は、当月15日が締め日・翌月10日が引き落とし日になるため、支払い猶予期間は約1カ月です。一方、締め日後の1月20日の利用代金は2月15日が締め日・引き落とし日が3月10日となり、猶予期間は1カ月以上になります。

高額な買い物をするときは、締め日と引き落とし日の間隔を上手に利用しましょう。

カード払いの流れと用語の意味

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自分が使っているクレジットカードの「締め日」や「引き落とし日」は把握しているでしょうか?カード払いの流れと支払いに関する用語を理解しておくと、残高不足で慌てる必要がなくなります。

お店やネットでカードを利用「決済日」

引き落とし日と勘違いしやすいのが「決済日」です。決済日は、街中のお店やネットで「カード決済をした日」を指します。

店舗で消費者がカード払いをすると、店舗の決済端末を通じて、店舗とカード会社に情報が記録されます。このとき、「カード会社が代金を立て替える」という信用に基づいて、消費者と店舗との間では「後払いによる売買契約」が結ばれているのです。

カードの有効期限が切れていたり、カードが停止されていたりすると、決済は行えません。

加盟店がカード会社へ請求「確定日」

加盟店は自分の店舗でカードの利用があると、その代金をカード会社に請求します。「確定日」は、「クレジットカードの加盟店からカード会社に請求を行う日」です。このとき、カード利用者への請求金額も確定します。

加盟店では請求を行う前に「請求処理」を行いますが、稀に処理が確定日までに終わらないケースがあります。翌月請求になるはずの一部の支払いが翌月以降にずれる可能性があることも覚えておきましょう。

月1度カード会社が利用額を集計「締め日」

カード会社では、月1回の締め日に利用者のカード利用金額を集計しています。

たとえば、「5日締め・27日払い」は、前月28日~当月5日までの料金を、翌月27日に支払うという意味です。

稀に、締め日の前日や当日に買い物をした分が、翌月の請求に反映されないケースがあります。その理由の一つは、加盟店がカード会社に請求を上げるのが遅れるためです。

「買い物をする」→「加盟店が売り上げをカード会社に上げる」→「カード会社が金額を集計する」の順番になるため、途中でタイムラグが生じてしまうのです。

集計額を登録口座から回収「引き落とし日」

「引き落とし日」は「支払い日」と表記される場合もあります。

カード会社は利用額を集計後、消費者があらかじめ登録した「引き落とし口座(支払い口座)」から金額を引き落とします。引き落とし日が土日・祝日の場合は、翌営業日になるのが通常です。

消費者は引き落とし日までに、口座の残高を確認しておかなければなりません。残高不足で引き落としができない場合、「信用情報」に利用者の「遅延情報」が登録されます。

支払い遅延が長引けば、カードの強制解約もあり得るでしょう。信用情報はカード会社間で共有されるため、1度でも強制解約の事実があるとカードの再発行が困難になります。

残高不足で引き落とせない場合

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クレジットカードを利用した場合は、必ず支払い日までに口座に入金しておく必要があります。残高不足になりそうな場合は、あらかじめ「支払い方法」を変更しておきましょう。

支払い方法を変更しよう

支払い方法には「リボ払い」「分割払い」があります。「今月は残高が不足しそう…」とわかった時点で早めに支払い方法を変更しておけば、信用情報に傷が付かずに済むでしょう。

リボ払い:金額や利用回数に関係なく、月の支払い額が一定になる方法
分割払い:支払いを分割し、毎月の負担を軽減する方法

カード会社によっては「リボ変更期限」や「分割変更期限」が設けられており、変更期限を過ぎての変更はできません。詳しくは、各カード会社のWebサイトを確認しましょう。

まとめ

クレジットカードは消費者の信用に基づいて発行されており、カード払いをした分は、クレジットカード会社が一時的に立て替えをしています。

消費者は「引き落とし日」までに口座に入金を行い、支払いが遅れないようにしなければなりません。「信用」を損なわないためにも、支払いの流れをしっかり理解してカードを使いましょう。

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