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dカードケータイ補償には細かい条件あり。水没や画面割れは対象?

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2022.01.17
by ドットマネー編集部

dカードのケータイ補償の内容とは

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dカードには、カードと紐付いたアカウントの端末を補償する特典がついています。トラブルがあったとき、カードの補償で機種変更が可能です。ドコモまたはahamoの契約を考えているなら、検討してみましょう。

dカード、dカード GOLDの特典の1つ

「dカード」「dカード GOLD」には、ケータイ補償特典が付帯しています。ドコモユーザーだけでなく、ahamoユーザーもケータイ補償の対象です。「dカード・dカード GOLD本会員」または、「家族会員」が利用できます。

スマートフォン・タブレット・ケータイなどをドコモまたはahamoで購入し、電話番号が登録されている端末に補償がつきます。

別の会社で購入した端末やSIMフリー端末は対象外ですが、Apple Storeで購入した場合、ドコモでの機種変更と同様の手続きを取ると補償の対象となることもあるようです。

ahamoでは、ドコモと同様にdカード GOLDの10%ポイント還元(上限は300ポイント)も適用され、カードを持っているだけで有利です。月額プランは2970円(税込)ですが、ケータイ補償とポイント還元を考えると実質料金はさらにお得になります。

dカード | dカードケータイ補償

紛失や全損した場合などに補償

dカード付帯のケータイ補償は、「紛失」「盗難」「火災」「偶然の事故による全損」などが対象です。故障や不具合に対する補償は、原則機種付帯のケータイ補償サービスを利用しましょう。

対象商品に対しドコモショップや修理担当店が「修理不可能」と判断した場合に限り、補償が受け取れます。紛失・盗難・火災の場合は、本会員が決められた期限内に警察などへの届け出を済ませていることも条件です。

dカードケータイ補償の対象となる端末は、dカードに紐付けている「ご利用携帯電話番号」を持つ端末です。紐付ける電話番号は変更もできますが、複数の電話番号は登録できません。「事故発生時点で登録されている電話番号」が適用されます。

機種変更が頻繁な人は、複数端末が該当するケースもあるでしょう。半年で新端末を購入し、2台を使い分けている人などが該当します。複数台を登録したい場合は、「家族カードに紐づける端末に設定する」ことは可能です。

d カードケータイ補償の範囲

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dカードケータイ補償は、カードの種類によって上限金額や期間が異なります。カードごとの違いを知っておきましょう。家族カードは本会員と同等の補償がつき、1枚まで無料で発行が可能です。

補償金額の上限は最大10万円

dカードに付帯するケータイ補償の上限は1万円、dカード GOLDの上限は10万円です。新端末のスマホ代金が8万円の場合、dカードなら補償金額を引いた7万円が自己負担となりますが、dカード GOLDでは補償の範囲内でまかなえるため自己負担はありません。

dカード GOLDでも、10万円を超えた分は自己負担が発生します。基本的には「購入時と同一端末への交換」となり、端末価格は予測しやすいはずです。

自己負担金を減らしたい場合は、購入時に10万円以内の機種を選びましょう。指定の別端末が対象となるケースもありますが、「後継」や「同等のスペックを持つ端末」が一般的な候補です。

端末購入から最大3年間、年に1回利用可能

補償が利用できるのは、端末購入から一定の期間に限ります。dカードは「1年」、dカード GOLDは「3年」です。

dカードの場合、購入から1年の間に紛失・盗難・全損レベルの事故が起きたときに補償が使えます。補償金額は1万円で、「短期間に端末交換になるほどのトラブルがあれば新端末を値引きしてもらえるサービス」と考えておきましょう。

dカード GOLDの補償は、「事故発生から1年経つと再度利用できる」のがメリットです。計3回までの10万円補償がついて年会費1万1000円となると、スマホの紛失やトラブルが起きやすい人は入会しておきたいカードといえます。

また「買い替えの間隔が短い人」も、dカード GOLDに向いているでしょう。一度カードに紐付けた端末は、電話番号の変更がない限り古い端末でも3年間補償が継続するためです。どれかが紛失・全損してしまったとき、10万円までの端末なら実質無料で交換できます。

補償を受けるには?

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補償を受けるには、所定の手続きが必要です。警察や消防署への届け出が必要なケースもあります。dカードやドコモショップへ報告し、審査期間が過ぎるまで待ちましょう。

紛失、盗難で手元に端末がない場合

端末がなくなってしまった場合、紛失・盗難は警察に届け出ます。火災による焼失は、消防署が管轄です。「事故発生から60日以内」にdカード側への報告も含めて手続きをしましょう。

dカード側には、端末がなくなった理由の申告と公的な証明書を提出し、通信サービスや電子マネー「iD」の利用中断を申請します。

ただし、自然災害による紛失・焼失は補償の対象外です。偶然による事故であっても、地震や噴火、津波などの災害が間接的にかかわっていると判断されると審査が通りません。海外での事故や紛失は対象ですが、現地の警察に届け出るなどハードルは高くなるでしょう。

水濡れ等で修理ができない状態の場合

端末が手元にあり、全損や水濡れにより修理ができないときは、「ドコモショップ」など修理を担当する施設に問い合わせましょう。

修理受付のスタッフが現物を確認し、修理不可能であることを判断します。「水濡れ反応シール」などで判断ができない場合、実際に修理に出す可能性もあるでしょう。

スタッフの指示に従い「事故報告書」に記入し、審査に通ると補償が受けられます。審査で確認されるのは、補償条件に当てはまっているかどうかです。

ショップのスタッフが全損と判断している時点で、条件には当てはまっています。ほかの問題がない限り、難しい審査ではありません。補償が決定すると、古い端末は店舗が回収します。

補償を受けるための注意点

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手順や新端末の購入方法を間違えると、十分な補償が受けられません。対象のdカードを使用して支払うだけでなく、iPhoneユーザーは「Apple Store」への相談も忘れないようにしましょう。

指定店舗でdカードでの決済が必要

dカードケータイ補償の対象となるのは、「新端末の料金をdカードで支払う場合」です。カード名義は、会員名義に限ります。利用できる店舗は、端末故障の対応と端末販売両方に対応するドコモショップです。

購入できる端末は、「壊れた端末と同一機種かつ同一カラー」に限られます。同じ端末がない場合は、ショップ側の指定端末の購入が可能です。

好きな端末を選べるわけではなく、指定端末が希望と異なる可能性もあります。しかし、機種付帯の「ドコモケータイ補償サービス」も内容は同じであるほか、機種を自由に選べる補償はドコモ以外でも数が少ない傾向です。

iPhoneユーザーはまずApple Storeへ

iPhoneユーザーの受け付け窓口は、原則「Apple Store」です。正規プロバイダまたはApple Storeで修理できるかを確認し、「修理不可能」と判断されると端末が交換されます。

その時点で、dカードケータイ補償の条件に当てはまれば申請が可能です。申請には、「補償対象外修理サービスで端末を交換したことが記載されている書類」の提出が求められます。

Apple製品の保証対象外の修理には、1〜3万円程度の費用がかかります。Appleの補償サービス「AppleCare+」に加入している製品の場合は、事故や破損のいずれも3700円です。

ケータイ補償が適用されれば、端末交換にかかった費用が実費で補償されます。正規代理店を通さず先にドコモショップで新端末を購入してしまうと、補償が受けられません。まずはApple Storeに相談しましょう。

補償額はdカードの請求額から引かれる

dカードのケータイ補償を利用すると、dカードで支払った代金の中から補償分の金額が差し引かれます。

補償金が請求から引かれるのは、毎月16~翌月15日を1カ月として「補償決定日を含む対象期間が終了した翌月」です。3月18日が補償決定日であれば、4月15日を終了日として5月の請求額から補償分が引かれます。

その月のdカード利用料金が補償額より少ないときは、差し引けない分が引き落とし口座へ振り込まれる仕組みです。現金を直接もらえるわけではありませんが、新しい端末の購入金額分を上限として補償されます。

補償の対象にならないケースに注意

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dカードのケータイ補償は、補償範囲が限定されています。求める補償内容によっては、「修理に対応する補償サービス」の追加も検討しましょう。また、新端末の支払い方法にも注意が必要です。

修理可能な画面割れや故障

ドコモショップやApple Storeで「修理できる」と判断された端末は、dカードケータイ補償の対象になりません。画面割れの修理や故障に対応する補償サービスを契約していない場合は、修理費用がかかります。

ドコモショップもApple Storeも、修理前にかかる金額を提示してくれます。修理金額が高ければ、自費で新端末を購入する方が安く済む可能性もあるでしょう。

dカードの補償は、1~3年で機種変更を考えている人に向いています。10万円前後の高価格帯の端末を購入する人や、3~4万円の比較的安価な端末を短期間で買い替える人は利用しやすいでしょう。

もともと短期間で買い替えを考えている人は、初期不良や大きな事故に備えるだけでもリスクは下がります。dカードの補償と合わせて、「月額制の補償サービス」を短期で契約すると無駄なコストがかかりません。

ドコモの分割払い

ドコモの分割払いは、分割手数料なしで端末が購入できるサービスです。12・24・36回払いから選択できます。通常であれば、毎回の料金が安くなる分割払いは役立ちます。

しかし、dカードケータイ補償を利用するときは、新端末の代金を「dカード一括払い」で支払いましょう。分割の場合は「頭金と事務手数料」のみが補償の対象です。

分割払いを選ぶと、せっかくの補償を最大限に生かせません。ただし、頭金と事務手数料で補償金額を超える場合は問題ないでしょう。特に、一般カードは補償金額が1万円で、どちらにしても一般的な端末代金には足りません。

ドコモのケータイ補償とは?

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「ドコモのケータイ補償」は、ドコモユーザーが端末にセットできる有料オプションです。機種は問いませんが、月額料金がかかります。

XperiaやiPhoneなどメーカー側の有料補償サービスを利用するときは、補償内容が重なっていないか確認しておきましょう。

交換だけでなく修理も補償対象になる

機種に付帯する「ケータイ補償サービス」は、故障・全損・紛失などさまざまなトラブルに対応します。dカードケータイ補償では対象にならない修理代金も、無料または一定の自己負担で済むサービスです。

保証対象内の故障は「無料」、保証対象外の故障は「3300~8250円(税込)」の自己負担があります。機種付帯の補償は修理不可能な全損でも、「5500〜1万2100円(税込)」の自己負担で、リフレッシュ品への交換が可能です。

dカードの補償と両方入ることもできますが、同じ補償をそれぞれのサービスで受けることはできず、どちらかを選ぶ形になります。

使い分けを考えるなら、故障の際は端末付帯のケータイ補償サービスを利用しましょう。dカードのケータイ補償は全損や紛失時に利用すると、上限額まで自己負担はありません。

ケータイ補償サービス | サービス・機能 | NTTドコモ

月額料金が発生する

ドコモのケータイ補償サービスは、月額料金サービスに契約すると利用できます。ケータイは「月330円(税抜)」、スマホ・タブレットは「月500~1000円(税抜)」です。加入は必須ではありません。

ドコモやahamoで販売する機種を購入し、「購入と同時または14日以内」の契約が必要です。月額制の補償サービスは、「買い替え」と「補償額」のコストを比較した上で利用しましょう。

月額1000円で5年間契約し続けると、6万円かかります。修理や端末交換の自己負担を考えると、新端末が買えるような料金です。

「ヤマト運輸」や一部の保険会社など、購入先や購入からの期間にかかわらず、ケータイ補償がセットできるサービスもあります。安価で補償をつけたいときや購入時に補償サービスをつけ忘れたときは、外部の会社の保険も検討してみましょう。

ahamo

AppleCare+との違い

iPhoneを購入する場合、ケータイ補償サービスとは別にAppleが提供する「AppleCare+」にも加入可能です。

AppleCare+には、「修理・全損に対応するプラン(AppleCare+ for iPhone)」と「通常プランに加えて盗難・紛失にも対応するプラン(AppleCare+ 盗難・紛失プラン)」があります。

Apple Storeでは一括で支払いますが、ドコモでは月額プランとなり月403〜1136円(税込)」から選べます。「最大1年に2回」まで、支払額に応じて「最大24カ月」の補償が受けられる仕組みです。

自己負担は「3700〜1万2900円」になります。ただし、紛失・盗難時の補償は、「iPhoneを探す」機能がオンになっているケースに限られます。

ドコモのケータイ補償サービスとは保証期間・月額料金・自己負担金に差があり、2年に1回以上iPhoneを買い替える人はAppleCare+が向いているでしょう。

AppleCare製品 - iPhone

dカード入会は早めが安心

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dカードのケータイ補償は、「端末の購入日」を起点として期間が設定されます。端末購入から日が空いてしまうと保証期間が短くなるだけでなく、万一のトラブルにも備えられません。補償を適用するためにも、早めの入会を考えましょう。

審査期間を過ぎ入会完了してから補償開始

dカードケータイ補償は、「カード入会完了後」に効力を発揮します。審査中または申し込み段階では対象となりません。

突発的なトラブルや紛失は、端末を購入した時点で起きる可能性があります。カードを早めに発行しておくと、万が一のトラブルに備えられるでしょう。

dカードで端末の補償に備えるなら、3年間適用となる「dカード GOLD」が適しています。ゴールドカードには所定の審査がありますが、申し込みの主な条件は「満20歳以上で本人に安定収入があること」です。ゴールドカードには年齢制限が厳しいものもありますが、比較的条件はゆるく設定されています。

dカードの入会方法

dカードは、「dカード公式サイト」「ドコモショップ」「郵送」で申し込みを受け付けています。オンライン申し込みは条件を満たすと最短5分で審査が完了し、カードが郵送されるのを待つだけです。

公式サイトから「お申し込み」に進み、個人情報の入力を進めていきましょう。時期によっては入会だけで数千ポイントのdポイント還元や、利用金額に応じてポイントが付与されるキャンペーンも行われています。

カード入会の際は、ポイントサイトを経由するとさらにお得です。たとえば、「ポイントインカム」では「dカード発行」で数万pt、「dカード GOLD発行」では10万pt以上の高還元も狙えます。

ポイントサイトのクレジットカード発行でもらえるポイントは、クレジットカード公式が行うキャンペーンとの二重取りが可能です。「dポイントに換えられるポイント」であれば、集約も叶います。

dカード | ドコモのクレジットカード

まとめ

dカードには、全損・紛失・盗難に備える「ケータイ補償サービス」が付帯しています。修理や買い替えは基本的に自己負担と割り切っている人や、端末補償と組み合わせて使いたい人に最適な特典です。

費用がかからず、トラブルがあったときには端末交換費用が最大10万円まで割引されます。ドコモユーザーだけでなく、格安プランを提供するahamoも対象です。手軽に準備できる補償サービスで、万が一のトラブルに備えましょう。

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