クレジットカードの選択肢は年々増え続け、初めてカードを作る人にとって、数多くの種類のなかから自分に合った1枚を見つけることは簡単ではありません。
還元率や年会費、特典内容など、比較するポイントがとても多いのです。
年会費が安いカードを選んでみたものの、ポイント還元率が低くて思うように特典が受けられない。あるいは、普段の買い物でポイントが貯まりにくく、せっかくのクレジットカードが活用できていない。こうした失敗を避けるためにも、カードの特徴をしっかり理解しておく必要があります。
そのようななかで注目したいのが、NTTドコモが発行している「dカード」です。
年会費永年無料ながら、基本のポイント還元率は1%と高めに設定されています。
さらに、dカード特約店では最大4%の還元率となり、貯まったdポイントは1ポイント1円として様々な買い物に使えます。
特に、高校生を除く18歳以上であれば申し込める間口の広さと、年会費を気にせず利用できる手軽さが魅力的なポイントです。
それだけでなく、29歳以下の方には海外・国内旅行保険も付帯されるため、初めてのクレジットカードとしても安心して持つことができます。
また、上位カードとしてdカード GOLDも用意されており、よりお得な特典を求める方にも対応しています。
この記事では、dカードの特徴やメリット、そしてお得な使い方までを徹底的に解説していきます。これを読んで、自分に合った使い方を見つけていきましょう。
- dカードは年会費永年無料で基本還元率が1%
- 29歳以下限定で国内・海外旅行保険が付帯
- dカード特約店での買い物で最大4.5%のポイント還元
- d払いと組み合わせると5つ星ランクの場合、最大3.5%の還元率も可能
- ドコモユーザー以外でも18歳以上なら申し込める
- ドコモケータイの利用料が月9,200円以上ならdカード GOLDもおすすめ
- dカードの特徴とメリット
- 年会費無料で維持費の心配がいらない
- 基本還元率1%でdポイントが貯まる
- 電子マネーとスマホ決済が使える
- dポイント加盟店でポイントが効率よく貯まる
- ドコモユーザーならカードの種類に応じた特典が受けられる
- 29歳以下なら充実した旅行保険が付いている
- VISAかMastercardから選べる
- dカードの申し込み方法
- オンラインなら24時間申し込める
- ドコモショップなら対面での申し込みができる
- 郵送ならじっくり手続きができる
- dカードとdカードGOLDの違い
- dカードは年会費無料、dカードGOLDは年会費11,000円(税込)
- dカードは基本1%還元、dカードGOLDは最大10%還元
- dカードは18歳以上、dカードGOLDは安定収入が必須
- dカードもdカードGOLDも家族カードは1枚目無料
- dカードは29歳以下限定、dカードGOLDは充実の海外旅行保険付き
- dカードは1万円、dカードGOLDは10万円のケータイ補償
- dカードは年間100万円、dカードGOLDは年間300万円まで補償が受けられる
- dカードは毎月1GB、dカードGOLDは毎月5GBのボーナスパケットが使える
- dカードは最大100万円、dカードGOLDは最大300万円の利用限度額
- dカードは最大12,000ポイント、dカードGOLDは15,000ポイントの入会特典
- dカードは通常窓口、dカードGOLDは専用デスクでサポートが受けられる
- dカードよりもdカードGOLDを作成するメリット
- dポイントクラブ優待で10%ポイント還元
- 年間100万円以上の利用で年会費相当の特典が受け取れる
- 国内・ハワイの空港ラウンジを無料で利用できる
- dカード積立をマネックス証券でおこなうと最大3.1%ポイント還元
- dカード GOLD会員だけが使えるdカードゴールドデスク
- dカードとdカードGOLDどちらを選ぶべき?
- dカードがおすすめな人
- dカード GOLDがおすすめな人
- dカードを使ってdポイントを効率よく貯める方法
- dポイント加盟店やdカード特約店でdカードを使う
- dカードをd払いの支払い方法に登録する
- 毎週金・土の「d曜日」にお買い物をする
- dカードに関するよくある質問
- 利用限度額はいくらまでですか?
- dポイントはいつまで使えますか?
- ETCカードは別途申し込みが必要ですか?
- 解約はどうすればいいですか?
- 紛失したらどうすればいいですか?
- 海外でも使えますか?
- ドコモユーザー以外でも作れますか?
- dカード PLATINUM(プラチナ)はいつ追加されましたか?
- カード券面のデザインを選べますか?
- dカードからdカードGOLDに切り替えるとカード番号は変わりますか?
- 締め日はいつですか?
- d払いとdカードはどっちがお得ですか?
- dカードのまとめ
dカードの特徴とメリット
dカードは、年会費永年無料でありながら基本還元率が1%となっており、日常的な買い物からdポイントが効率よく貯められるクレジットカードです。
ドコモユーザー以外でも、便利でお得な特典を活用できます。
ここでは、具体的な特徴とメリットを詳しく見ていきましょう。
- 年会費無料で維持費の心配がいらない
- 基本還元率1%でdポイントが貯まる
- 電子マネーとスマホ決済が使える
- dポイント加盟店でポイントが効率よく貯まる
- ドコモユーザーならカードの種類に応じた特典が受けられる
- 29歳以下なら充実した旅行保険が付いている
- VISAかMastercardから選べる
年会費無料で維持費の心配がいらない
dカードの特に大きなメリットが、年会費が永年無料であることです。
以前は年1回の利用という条件がありましたが、現在は利用条件なしで永年無料となっています。
こういった年会費の完全無料化により、普段使いのメインカードとしてはもちろん、ポイント還元率の高い特約店用のサブカードとしても気軽に持てるようになりました。
複数のクレジットカードを使い分けたい方にとっても、維持費の心配がないため気軽に選べる選択肢のひとつとなっています。
家族カードも追加料金なしで発行可能
dカードの家族カードは、本会員と同居する家族であれば追加の年会費なしで発行できます。
家族カードは本会員の配偶者や子供、両親など同居の家族であれば誰でも持つことができます。dカードGOLDの場合も1枚目の家族カードは無料で発行可能なため、家計の管理がしやすくなっています。
また、家族カードはdポイント加盟店での買い物やスマートフォン決済など、本会員カードと同じサービスを利用できます。
基本還元率1%でdポイントが貯まる
dカードは基本還元率が1%と高く、通常の買い物で100円(税込)につき1ポイントのdポイントが貯まるため、多くのクレジットカードと比較して高い還元率となっています。
dカードの種類や利用場所に関わらず、この基本還元率となります。
さらに、dカード特約店やdポイント加盟店での利用では、基本の1%に加えて追加のポイントが付与され、還元率が2%以上になることもあります。
1ポイント1円で使用が可能
dポイントは1ポイント1円相当で、街やオンライン上の様々な店舗で手軽に使える便利なポイントシステムです。
このおかげで、貯めたポイントを現金のような感覚で使えるのが特徴です。
また、dポイントには「通常ポイント」と「期間・用途限定ポイント」の2種類があり、どちらも1ポイント1円の価値があります。
ただし、それぞれ使える場所や期間が違うので注意が必要です。
電子マネーとスマホ決済が使える
dカードは、電子マネーとスマホ決済の両方に対応していて、便利で多様な支払い方法が利用できます。
たとえば、電子マネー「iD」が標準搭載されており、カードをかざすだけで簡単に支払いが可能です。
さらに、「d払いタッチサービス」を使えば、スマートフォンでiD決済ができるので、カードを持ち歩く必要もありません。
また、スマホ決済ではApple Payにも対応しており、iPhoneやApple Watchを使ってiD加盟店やVisaのタッチ決済対応店舗で支払いができます。
これらの支払い方法を利用する際には、200円(税込)ごとに1ポイントのdポイントが貯まります。
d払いと連携して還元率がアップする
d払いとdカードを連携させることで、ポイント還元率を大幅に引き上げることができます。
通常、d払いの基本還元率は0.5%ですが、dカードを組み合わせることで最大4%まで上げることが可能です。
具体的には、d払いの基本還元が0.5%、dカード支払い特典で+0.5%、さらにdポイントクラブのランクに応じて最大+1%が追加されます。
さらに、2024年10月3日からは「d払い特典」が新設され、街の加盟店でd払いを利用すると還元率が最大+1%アップします。
例えば、5つ星ランクのユーザーが街の加盟店でd払いを使い、支払い方法をdカードに設定すると、最大4%の還元率を得られます。ただし、一部の加盟店では対象外の場合もあるため、事前確認が必要です。
dポイント加盟店でポイントが効率よく貯まる
dポイント加盟店でのお買い物は、効率よくdポイントを貯めるチャンスです。
通常のdカード利用で1%還元が受けられるだけでなく、店舗ごとに設定された独自の還元率も加わるため、さらに多くのポイントを獲得できます。
例えば、マツモトキヨシでは最大4%、ファミリーマートやココカラファインでは0.5%の追加還元が得られます。
さらに、「d曜日」と呼ばれる特定の曜日に対象店舗で買い物をすると、ポイントが上乗せされるキャンペーンも実施されています。
dポイントカード提示とd払いで2重取りができる
dポイントカードを提示してd払いを組み合わせると、効率よくポイントを「2重取り」できます。
やり方は簡単で、まず支払い時にdポイントカードを提示し、その後d払いアプリで決済するだけ。この2ステップで、dポイントカード提示分とd払い分、両方のポイントがしっかり貯まります。
ただし、店舗や期間によって条件が変わることがあるので、最新情報の確認をおこなうようにしましょう。
dカード支払いでさらに3重取りが可能
dカードを使うと、ポイントの「3重取り」が可能になり、さらに効率よくdポイントを貯められます。
具体的には、以下の手順を踏むだけです。
- dポイントカードを提示
- d払いアプリで支払い
- 支払い方法をdカードに設定
この仕組みを活用すると、一回の買い物で最大4%の還元率にまで上がります。
ドコモユーザーならカードの種類に応じた特典が受けられる
ドコモユーザーは、利用するdカードの種類によって様々な特典を受けられます。
一般のdカードでは、ドコモの携帯電話料金やドコモ光の利用料金の支払いで1%のdポイントが還元されるほか、対象の携帯電話料金をdカードで支払うと毎月187円の割引が適用されるというメリットがあります。
一方、dカード GOLDではさらにお得な特典が揃っており、携帯電話料金やドコモ光の支払いで最大10%のdポイント還元や、最大10万円の携帯電話補償(3年間)といった充実した内容になっています。
29歳以下なら充実した旅行保険が付いている
dカードは、29歳以下の会員向けに無料で充実した旅行保険が付いています。
国内旅行保険では、下記のように補償がされます。
- 最大1,000万円の傷害死亡・後遺障害補償
- 日額3,000円の入院保険金
- 最大2万円までの航空便の遅延や欠航による追加費用の補償
海外旅行保険では、下記のように補償がされます。
- 最大2,000万円の傷害死亡・後遺障害補償
- 最大200万円の治療費用
- 最大2,000万円の賠償責任保険
補償期間は日本国を出国した翌日から起算して、90日目の午後12時までとなっています。
これらの保険を利用するには旅行費用をdカードで支払う必要がありますが、年会費無料でこれだけの内容が揃っているのは大きなメリットです。
VISAかMastercardから選べる
dカードはVISAとMastercardの2種類の国際ブランドから選択できます。
両ブランドとも世界200以上の国と地域で利用可能で、一度選択したブランドは後から変更できません。
また、同一名義でVISAとMastercardの両方を持つことはできないため、申し込み時によく検討する必要があります。
それぞれのブランドには以下のような特徴があります。
- 世界中で幅広く利用可能
- 特にアメリカ方面での店舗数が多い
- 日本国内でも広く普及している
- コストコで唯一利用できる
- ヨーロッパ圏での利用がスムーズ
- オンラインショッピングでの利用も便利
なお、年会費や還元率などの基本的な特典は、どちらのブランドを選んでも同じです。
自分の利用スタイルや主な使用場所を考慮して、最適なブランドを選びましょう。
dカードの申し込み方法
dカードの申し込み方法には、下記の3つがあります。
- オンライン
- ドコモショップでの対面
- 郵送
それぞれに特徴があり、スピード重視やサポートを受けたい方、またはじっくり進めたい方など、自分に合った方法を選べます。
カード到着までの期間は、申し込み方法によって異なります。
ドコモユーザーでなくても申し込めますが、その場合はdアカウントが必要になることがあるため注意しましょう。
それぞれの方法について、下記でより詳しく解説していきます。
オンラインなら24時間申し込める
dカードのオンライン申し込みは、公式サイトから24時間いつでも手続きが可能です。
手順は以下のとおりです。
まず、dアカウントでログイン後(新規作成も可能)、dカードまたはdカードGOLDを選択します。
その後、以下の情報を入力していきます。
- 氏名、住所、生年月日などの基本情報
- 職業や年収などの追加情報
- 支払い口座情報
- 本人確認書類の情報
また、即日審査を希望する場合は、以下の条件を満たす必要があります。
- 9:00~19:50の間に申し込み手続きを完了すること
- 申し込み時に引き落とし口座の設定を済ませること
審査結果はメールで通知され、審査通過後はカード発行まで最短5日~3週間程度かかります。
なお、入力内容に不備がある場合は、審査に時間がかかる可能性があります。
ドコモショップなら対面での申し込みができる
ドコモショップでdカードを申し込む場合は、スタッフのサポートを受けながら手続きを進められます。
初めてクレジットカードを作る方や、詳しい説明が欲しい方におすすめの方法です。
申し込みの流れは、以下のとおりです。
- 「ドコモショップ来店予約」をする
- 本人確認書類を用意する
- 支払い口座情報を準備する
- スタッフによるカードの詳しい説明
- 申込書の記入
- 必要書類の確認
申し込み後、審査を経てカード発行までは10日~2週間程度かかります。
なお、ドコモユーザー以外の方も申し込みが可能です。
- 予約なしでの来店では受付できない場合がある
- 店舗の混雑状況により、手続きに時間がかかる場合がある
- 必要書類が不足している場合は、その場で申し込みができない可能性がある
来店予約で待ち時間を短縮できる
ドコモショップでは、来店予約サービスを使うことで、待ち時間を短くすることができます。
来店予約サービスは、ドコモのWebサイトから希望の店舗と日時を登録するだけで、予約した時間に優先的に案内してもらえるシステムです。
混雑しているときでもスムーズに手続きができたり、効率よく時間を使えたりするのが大きなメリットです。
また、事前に来店目的を伝えられるので、必要な書類をしっかり準備しておけるのも助かります。
ただし、当日予約はオンラインではできないため、少なくとも来店予定の3時間前までに手続きを済ませておく必要があります。
もし急ぎの場合は直接ショップに電話で相談すると良いでしょう。また、予約なしでも受付は可能ですが、混雑時には長時間待つこともあります。
スタッフのサポートを受けながら申請できる
ドコモショップでは、経験豊富なスタッフがdカードの申請をしっかりサポートしてくれます。
例えば、申請書類の記入方法を教えてくれたり、dカードの特徴や使い方について詳しく説明してくれたりします。
また、ポイント還元や特典についての情報も丁寧に教えてくれるので、とても頼りになります。
さらに、一部の店舗ではオンライン接客システムが導入されており、自宅にいながらスタッフとやり取りをして申請手続きを進めることも可能です。
郵送ならじっくり手続きができる
dカードを申し込む方法の一つに、郵送での手続きがあります。
自宅で落ち着いて申込書を記入できるので、時間に余裕がある方や内容をじっくり確認したい方に向いています。
申込書は公式サイトから請求するか、ドコモショップで受け取ることができます。
必要事項を記入し、本人確認書類のコピーを同封したら、専用の返信用封筒で郵送してください。
郵送での申し込みはオンラインや店頭での手続きよりも時間がかかり、カード発行までに3週間程度必要です。
ですが、自分のペースで進められる点がメリットです。また、オンライン口座設定に対応していない金融機関の口座を使用する場合は、この方法での申し込みとなります。
dカードとdカードGOLDの違い
dカードとdカード GOLDの違いは以下のとおりです。
クレジットカード | dカード | dカード GOLD |
---|---|---|
年会費 | 永年無料 | 11,000円(税込) |
ポイント還元率 | 1〜10.5% | 1〜10.5% |
申込条件 | ・満18歳以上であること (高校生を除く) ・個人名義であること ・本人名義の口座を支払い口座として設定できること ・その他NTTドコモが定める条件を満たすこと | ・満18歳以上(高校生を除く)で安定した継続収入があること ・個人名義であること ・本人名義の口座を支払い口座として設定できること ・その他NTTドコモが定める条件を満たすこと |
家族カード | 永年無料 | ・1枚目無料 ・2枚目以降1,100円(税込)/枚 |
旅行保険 | ・国内旅行保険:最大1,000万円(※1) ・海外旅行保険:最大2,000万円(※1) | ・国内旅行保険:最大5,000万円(※2) ・海外旅行保険:最大1億円(※3) |
dカード ケータイ補償 | 購入後1年間最大1万円 | 購入後3年間最大10万円 |
お買い物 あんしん保険 | 年間100万円まで(※4) | 年間300万円まで |
ahamo ボーナスパケット | +1GB/月 | +5GB/月 |
利用限度額 | 100万円 | 300万円 |
入会特典 | 条件達成で最大12,000ポイント | 条件達成で最大15,000ポイント |
(※1)29歳以下の人のみ
(※1)利用付帯(dカードで旅行費用等を支払った場合のみ付帯)
(※2)利用付帯(dカード GOLDで旅行費用等を支払った場合のみ付帯)
(※3)自動付帯(dカード GOLDでの支払い等の条件なしで付帯)
(※4)国内で購入した商品については、リボ払いまたは3回以上の分割払いの場合のみ対象
主な違いは、ポイント還元率と付帯特典です。
どちらのカードを作成すべきか迷っている人は、それぞれの内容を比較・検討して決めるとよいでしょう。
ここからは、dカードとdカード GOLDの違いを詳しく解説します。
dカードは年会費無料、dカードGOLDは年会費11,000円(税込)
dカードおよびdカード GOLDの年会費は、下表のとおりです。
クレジットカード | dカード | dカード GOLD |
---|---|---|
年会費 | 永年無料 | 11,000円(税込) |
dカードは、年会費永年無料で利用できるクレジットカードです。
毎年の維持費が必要ないので、年間利用額や利用するサービスを気にせずに保有できます。
一方、dカード GOLDの年会費は11,000円(税込)です。
しかし、以下のドコモ利用料金支払いにdカード GOLDを利用すると、ポイント還元率が10%にアップします。
- 基本使用料
- 通話・通信料
- 付加機能使用料
- ドコモ光使用料
- ドコモの月額課金サービス
- ユニバーサルサービス料
毎月の利用額によっては、年会費以上にポイントを得られるのがdカード GOLDの特徴です。
他社のゴールドカードと比べて年会費が極端に高いわけでもなく、ポイント還元率などを考えてもお得なカードといえます。
dカードは基本1%還元、dカードGOLDは最大10%還元
dカードおよびdカード GOLDのポイント還元率は、下表のとおりです。
クレジットカード | dカード | dカード GOLD |
---|---|---|
ポイント還元率 | 1〜10.5% | 1〜10.5% |
基本のポイント還元率は、dカードもdカード GOLDも1%です。
どちらもdカード特約店やdポイント加盟店で利用することで、通常のポイントに加えて特約店・加盟店ごとのポイントが加算され、普段の利用でも最大3.5%のポイント還元率を受けられます。
また、AmazonやYahoo!ショッピング、楽天市場などの利用時に「dカード ポイントモール」を経由すると、通常のポイントとdポイントの二重どりが可能です。
dポイントは1ポイント1円換算で計算しやすく、お買い物に充てたい人もスムーズに利用できます。
dカード GOLDなら、「GOLD限定ポイントアップショップ」で最大15%までポイント還元率がアップ。dカードでも最大10.5%のポイント還元率ですが、ネットショッピングの利用が多い人は、dカード GOLDのほうがポイントを貯めやすいメリットがあります。
さらに、dカード GOLDで、ドコモケータイやドコモ光の利用料金を支払う場合、1,000円(税抜)ごとに100ポイントが貯まり、10%のポイント還元率(※)が受けられます。
ドコモのケータイ利用料金が毎月1万円(年間12万円)の人がdカード GOLDで支払うと、毎年12,000ポイントも貯められるため、年会費の11,000円(税込)のもとは十分に取れる計算です。
(※)ahamo/irumo/ahamo光 利用料金・端末代金・事務手数料等一部対象外あり
dカードは18歳以上、dカードGOLDは安定収入が必須
dカードおよびdカード GOLDの申込条件は、下表のとおりです。
クレジットカード | dカード | dカード GOLD |
---|---|---|
申込条件 | ・満18歳以上であること (高校生を除く) ・個人名義であること ・本人名義の口座を支払い口座として設定できること ・その他NTTドコモが定める条件を満たすこと | ・満18歳以上(高校生を除く)で安定した継続収入があること ・個人名義であること ・本人名義の口座を支払い口座として設定できること ・その他NTTドコモが定める条件を満たすこと |
dカードは、満18歳以上で本人名義の口座を所有していれば、主婦(夫)や学生でも申し込みが可能です。
一方で、dカード GOLDの申し込みには、dカードの条件に加えて「安定した継続収入」も必要となります。具体的な収入金額については公表されていません。
dカードもdカードGOLDも家族カードは1枚目無料
dカードおよびdカード GOLDの家族カードの内容は、下表のとおりです。
クレジットカード | dカード | dカード GOLD |
---|---|---|
家族カード | 永年無料 | ・1枚目無料 ・2枚目以降1,100円(税込)/枚 |
発行可能枚数 | 2枚まで(※) | 3枚まで |
dカードとdカードGOLDは、どちらも1枚目の家族カードを無料で発行できる特典がついています。
そのため、家族みんなで効率よくdポイントを貯められるだけでなく、家計の管理もスムーズになります。
dカードGOLDでは、1枚目の家族カードが年会費無料で利用可能です。2枚目以降は1枚あたり1,100円(税込)の年会費が必要になります。
一方、一般のdカードは家族カードが何枚発行しても永年無料です。
家族カードを使うと本会員と同じように1%のdポイントが貯まるので、家族全員で効率的にポイントを集められます。ただし、年間利用額特典は本会員のみが対象で、家族カード会員には適用されない点には注意が必要です。
(※)クレジットカード番号が「4363」「5344」「5365」のいずれかから始まる場合は3枚まで
dカードは29歳以下限定、dカードGOLDは充実の海外旅行保険付き
dカードおよびdカード GOLDの旅行保険の内容は、下表のとおりです。
クレジットカード | dカード | dカード GOLD |
---|---|---|
国内旅行保険 | 最大1,000万円(※1) | 最大5,000万円(※2) |
海外旅行保険 | 最大2,000万円(※1) | 最大1億円(※3) |
(※1)29歳以下の人のみ
(※1)利用付帯(dカードで旅行費用等を支払った場合のみ付帯)
(※2)利用付帯(dカード GOLDで旅行費用等を支払った場合のみ付帯)
(※3)自動付帯(dカード GOLDでの支払い等の条件なしで付帯)
dカードの国内・海外旅行保険は29歳以下の方限定の特典です。
30歳になると補償を受けられなくなるため、年齢に関係なく手厚い旅行保険の補償を受けたい人は、最初からdカード GOLDにしたほうが安心です。
dカード GOLDでは最大1億円の補償が受けられるので、不慮の事故や航空機の遅延などにしっかり備えることができます。
さらに、dカード GOLDは海外旅行保険が自動付帯のため、旅行費用の決済をクレジットカードでしなくても補償を受けられることがメリットです。
dカードは1万円、dカードGOLDは10万円のケータイ補償
dカードおよびdカード GOLDのケータイ補償の内容は、下表のとおりです。
クレジットカード | dカード | dカード GOLD |
---|---|---|
dカードケータイ補償 | 購入後1年間最大1万円 | 購入後3年間最大10万円 |
ドコモショップ等で購入した携帯電話端末が盗難や事故で修理ができない状態となった場合、dカード・dカード GOLDがあれば、同一機種の同一カラー購入費用の一部を補償してもらえます。
dカードでは購入後1年間最大1万円までの補償となりますが、dカード GOLDなら購入後3年間にわたり、最大10万円までの補償が受けられます。
10万円を超える価格の携帯電話端末も少なくありません。万が一の再購入時にかかるコストを最小限におさえたい人は、dカード GOLDのほうが安心です。
dカードは年間100万円、dカードGOLDは年間300万円まで補償が受けられる
dカードおよびdカード GOLDのお買い物あんしん保険の内容は、下表のとおりです。
クレジットカード | dカード | dカード GOLD |
---|---|---|
お買い物あんしん保険 | 年間100万円まで | 年間300万円まで |
dカード・dカード GOLDで購入した商品が、盗難や破損に遭った場合に利用できる保険が「お買い物あんしん保険」です。
購入から90日以内などの条件はありますが、dカードでは年間100万円、dカード GOLDでは年間300万円の補償が受けられます。
ただし、dカードでは国内で購入した商品について補償を利用したい場合、リボ払いもしくは3回以上の分割払いであることが条件に含まれるため、注意が必要です。
dカード GOLDなら、購入方法に制限なく補償を受けられます。
dカードは毎月1GB、dカードGOLDは毎月5GBのボーナスパケットが使える
dカードおよびdカード GOLDのahamoボーナスパケットの内容は、下表のとおりです。
クレジットカード | dカード | dカード GOLD |
---|---|---|
ahamo ボーナスパケット | +1GB/月 | +5GB/月 |
dカード・dカード GOLDは、ahamoユーザーにもメリットがあります。
dカードでahamoの利用料金を支払っている場合は+1GB増量され、dカード GOLDで支払っている場合は+5GB増量されるのです。
1GBは一般的な動画であれば2~3時間程度の視聴が可能になるため、ahamoユーザーなら年会費無料のdカードでも、お得度が高くなります。
dカードは最大100万円、dカードGOLDは最大300万円の利用限度額
dカードおよびdカード GOLDの利用限度額は、下表のとおりです。
クレジットカード | dカード | dカード GOLD |
---|---|---|
利用限度額 | 100万円 | 300万円 |
利用限度額はdカード GOLDのほうが高く、300万円が限度とされています。
ただし利用限度額は、クレジットカードへ申込んだ際の審査で決まるので、すべての人が300万円まで使えるわけではありません。
申込者の年収や職業、これまでの取引の履歴など、さまざまな項目を確認して、利用限度額を定めているのです。
これらの情報はクレジットカードの入会審査にも用いられており、dカード GOLDでは「安定した継続収入」を重点的に審査していることが予想されます。
dカード GOLDに申し込んでも、300万円を上限に利用できるわけではない点に注意しましょう。
クレジットカードの審査については、下記の記事で詳しく解説しています。
dカードは最大12,000ポイント、dカードGOLDは15,000ポイントの入会特典
dカードおよびdカード GOLDの入会&利用特典の内容は、下表のとおりです。
クレジットカード | dカード | dカード GOLD |
---|---|---|
入会特典 | 条件達成で最大12,000ポイント | 条件達成で最大15,000ポイント |
dカードとdカードGOLDは、新規入会者向けに魅力的な特典が用意されています。
dカードに入会し、条件を満たして利用すると、最大12,000ポイントのdポイントがもらえます。
一方、dカードGOLDではさらに豪華な特典があり、同じように条件を達成することで最大15,000ポイントを受け取ることができます。
これらの特典は、カードを発行した後に設定された条件をクリアすることで段階的に付与されます。
具体的には、dカードGOLDの場合、ショッピングで最大5,000ポイント、公共料金の支払い設定で最大6,000ポイント、こえたらリボ設定とショッピング利用で最大4,000ポイントが貯まります。
ただし、入会特典やキャンペーンには期限がある場合が多いので、申し込む際には最新情報を確認することが大切です。
dカードは通常窓口、dカードGOLDは専用デスクでサポートが受けられる
クレジットカード | dカード | dカード GOLD |
---|---|---|
問い合わせ窓口 | ・dカードサイト(WEB) ・LINE ・dカードチャットサポート ・電話 (dカードセンター) | ・dカードサイト(WEB) ・LINE ・dカードチャットサポート ・電話 (dカードセンター/dカード ゴールドデスク) |
電話による問い合わせは有料としているクレジットカード会社も多くありますが、dカード GOLDなら、「dカードゴールドデスク」の利用が無料です。
「dカードゴールドデスク」は通常の問い合わせ窓口よりも対応範囲が広く、カード紛失や情報変更、付帯サービスの受付まで、総合的な相談が可能です。
年中無休で午前10時~午後8時までつながるため、dカードよりも利便性と安心感が高まります。
\入会特典で最大12,000ポイントがもらえる/
dカードの申込みはこちら
dカードよりもdカードGOLDを作成するメリット
dカード GOLDを作成するメリットには、以下のようなものがあります。
- dポイントクラブ優待で10%ポイント還元
- 年間100万円以上の利用で年会費相当の特典が受け取れる
- 国内・ハワイの空港ラウンジを無料で利用できる
- dカード積立をマネックス証券でおこなうと最大1.1%ポイント還元
- dカード GOLD会員だけが使えるdカードゴールドデスク
ここからは、dカード GOLDならではのメリットについて、詳しく解説していきます。
dカードとdカード GOLDのうち、どちらを作成すべきか迷っている人は、参考にしてください。
dポイントクラブ優待で10%ポイント還元
dポイントクラブ優待とは、dカード GOLDの保有者限定のポイント優遇特典です。
ドコモケータイやドコモ光の利用金額をdカード GOLDで支払うと、dポイントクラブ優待によって、10%のポイント還元(※1)が受けられるようになります。
10%ポイント還元率の対象になっているドコモ利用料金には、以下のようなものがあります。
- ドコモケータイの利用料金
- ケータイの購入代金や分割支払金
- ドコモの月額課金サービス(※2)
- ドコモ光の利用料金
(※1)ahamo/irumo/ahamo光 利用料金・端末代金・事務手数料等一部対象外あり
(※2)dミュージックやdゲームなど、一部サービスは対象外
利用する店舗やシチュエーションでポイント還元率がアップするクレジットカードは多くありますが、10%のポイント還元率はかなり高め!
ドコモケータイやドコモ光は固定費のため、毎月安定して10%のポイント還元率で受け取れるケースも少なくありません。
dカードかdカード GODLで迷っている人は、まずはドコモケータイ・ドコモ光の利用料金を確認してみましょう。
例えば、毎月10,000円(税抜)の支払いがある場合には、無理なショッピングをしなくても、自動的に年間12,000ポイントを貯められます。
年間100万円以上の利用で年会費相当の特典が受け取れる
dカード GOLDで支払う場合、前年のお買い物累計金額が100万円以上で年会費相当の「年間ご利用額特典」 が進呈されます。
特典は1,100円(税込)単位でソニーストアやふるさとチョイス、携帯購入割引など、さまざまなクーポンに交換可能です。
年間100万円を達成する利用イメージは次の通り。
支出 | 毎月の支払額 | 年間支払額 |
---|---|---|
食費 | 3万円 | 36万円 |
公共料金(電気・ガス・水道代など) | 2万円 | 24万円 |
携帯電話料金 | 1万円 | 12万円 |
日用品 | 1万円 | 12万円 |
交通費・ガソリン代 | 2万円 | 24万円 |
趣味・美容 | 3万円 | 36万円 |
1ヶ月あたり約8万円の利用で年間100万円以上となるため、固定費や家族の買い物を1枚のdカード GOLDでまとめたり、大きな買い物はdカード GOLDを使うようにしたりなど、ぜひ積極的に活用して特典を受け取りましょう。
2024年に配布された特典は以下のとおりです。
年間利用額 | 配布されるクーポン |
---|---|
100万円 | 11,000円相当 |
200万円 | 22,000円相当 |
また、交換先には以下のようなものがあります。
- ふるさとチョイス
- 花王の人気商品セット
- 高島屋グルメ&コンフォート
- dブック
- dショッピング
- d fashion
- ケータイ購入割引クーポン など
国内・ハワイの空港ラウンジを無料で利用できる
ゴールドカードの代表的な付帯サービスのひとつに空港ラウンジサービスがありますが、dカード GOLDにももちろん空港ラウンジサービスは付帯しています。
羽田空港・関西国際空港・新千歳空港といった国内主要空港および、ハワイのダニエル・K・イノウエ国際空港のラウンジを、無料で利用することが可能です。
空港ラウンジを利用することができれば、フライト前の慌ただしい時間を落ち着いた空間でのんびりと過ごすことができます。
ラウンジ専用のお食事やドリンクを楽しんでも良いですし、ビジネス利用の人は資料の作成や最終確認をおこなっても良いでしょう。
仕事やプライベートで飛行機を利用する機会が多い人にとっては、特にうれしい付帯サービスといえます。
dカード積立をマネックス証券でおこなうと最大3.1%ポイント還元
引用:マネックス証券「dカード積立 」
マネックス証券とdカードが一緒に提供している「dカード積立」サービスは、投資信託の積立購入をするだけでポイントがもらえるお得なプログラムです。
dカード PLATINUMなら最大3.1%、通常のdカードとdカードGOLDなら最大1.1%のポイント還元が受けられます。
「dカード積立」サービスでは、毎月の積立額(上限10万円)に応じてポイントが付与され、dカード PLATINUMの場合、入会初年度は一律で3.1%の還元率が適用されます。
2年目以降は毎月のショッピング利用額に応じて還元率が変動します。
一方、dカードとdカード GOLDの場合は、NISA口座、課税口座ともに5万円以下の積立で1.1%、5万円超の場合は還元率が低下します。
dカード GOLD会員だけが使えるdカードゴールドデスク
dカード GOLDを保有している人は、会員専用の問合わせ窓口「dカードゴールドデスク」が利用できます。
dカードには、dカード会員とdカード GOLD会員が利用できる「dカードセンター」が設けられていますが、多くの人が問い合わせていることから、なかなか繋がらないとの口コミも寄せられています。
しかし、dカードゴールドデスクは、dカード GOLD会員専用の問合わせ窓口なので、dカードセンターよりも繋がりやすいようです。
クレジットカードの利用に関する問合わせはもちろん、dカード GOLDの付帯サービスについても確認できるので、チャットやLINEでの問合わせが苦手な人は、dカード GOLDの作成を検討するとよいでしょう。
\入会&利用特典で最大11,000ポイントがもらえる/
dカード GOLDの申込みはこちら
dカードとdカードGOLDどちらを選ぶべき?
dカードとdカード GOLDには共通点もあれば、dカード GOLDにしか付帯していない特典などもあります。
ここからは、それぞれのカードの特徴を前提として「dカードがおすすめな人」「dカード GOLDにしたほうがいい人」をそれぞれ紹介します。
dカードがおすすめな人
dカードがおすすめな人は、主に以下のとおりです。
- 年会費無料でポイント還元率の高いカードがほしい人
- ドコモユーザーではない29歳以下の人
- dポイント加盟店やdポイント特約店が最寄りにある人
- ドコモケータイやドコモ光の利用額が毎月9,100円以下の人
- ahamoやirumoなどの料金プランを契約している人
年会費無料でポイント還元率の高いカードがほしい人
dカードの基本ポイント還元率は1%です。年会費無料のクレジットカードのなかでは高いポイント還元率のため、日常的な支払いに使うだけでも、ポイントを貯めやすいことが特徴です。
ドコモユーザーではない29歳以下の人
29歳以下の人は、dカードの国内・海外旅行保険で最高2,000万円の補償が付帯されます。30歳になるまではdカードを持っておくと、年会費の負担を軽減させつつ、国内・海外旅行保険の手厚い補償も受けられます。
dポイント加盟店やdポイント特約店が最寄りにある人
dポイント加盟店・dカード特約店をよく利用する人は、ポイント還元率アップの恩恵を受けやすくなります。
カードを使えば最大3.5%のポイント還元を受けられますし、d払いとの連携などの条件を満たせばポイントの3重どりも可能です。
利用頻度の高い店が、dポイント加盟店・dカード特約店に含まれているかどうかをチェックしましょう。
ドコモケータイやドコモ光の利用額が毎月9,100円以下の人
ドコモケータイやドコモ光を利用していても、利用料金が毎月9,100円以下であれば、年会費無料のdカードを作成したほうが、負担をおさえられます。
\入会&利用特典で最大12,000ポイントがもらえる/
dカードの申込みはこちら
dカード GOLDがおすすめな人
dカード GOLDにしたほうがいい人は、主に以下のとおりです。
- ドコモケータイやドコモ光の利用料金が毎月9,200円以上の人
- マネックス証券での積立投資を検討している人
- 年間100万円以上クレジットカードを利用する人
- ドコモショップ等で携帯端末を購入している人
- 海外旅行が好きで手厚い補償に魅力を感じる人
ドコモケータイやドコモ光の利用料金が毎月9,200円以上の人
ドコモケータイやドコモ光の利用料金が毎月9,200円以上の人なら、dカード GOLDで年会費以上のポイント還元を受けられます。年会費実質無料で、dカード GOLDの手厚い付帯特典を受けられることになります。
年間100万円以上クレジットカードを利用する人
年間100万円以上をクレジットカードで利用する人は、dカード GOLDで年会費相当のクーポンを受け取れます。クーポンは多くの商品との交換に利用できるほか、dブックやdショッピングでの決済に利用できます。dショッピングで利用すれば、現金と同じ感覚で使えるでしょう。
ドコモケータイやドコモ光、ahamoユーザーの人
dカード GOLDは、ドコモケータイやドコモ光の利用金額1,000円(税抜)につき、ポイント還元率が10%になります。
また、ahamoユーザーも、利用料金の支払いをdカード GOLDに設定するだけで、+5GB/月のボーナスパケットがつくためお得です。
国内・海外旅行が好きで手厚い補償に魅力を感じる人
国内外の旅行が好きな人にも、dカード GOLDのほうがおすすめです。dカードGOLDに付帯されている最大1億円の海外旅行保険と、最大5,000万円の国内旅行保険は、支払方法や年齢制限などの条件なしで適用されます。
dカード GOLDを持っているだけで、手厚い補償と国内やハワイの主要空港ラウンジを無料で利用できるのです。
\入会&利用特典で最大15,000ポイントがもらえる/
dカード GOLDの申込みはこちら
dカードを使ってdポイントを効率よく貯める方法
dカードを使うことでdポイントを貯められますが、貯め方を意識することで、dポイントを効率よく貯めることもできます。
以下のような方法を意識すれば、いつもよりお得にdポイントを貯められます。
ここからは、それぞれの方法について詳しく解説します。
dポイント加盟店やdカード特約店でdカードを使う
dポイント加盟店やdカード特約店でdカードを利用すれば、dポイントを効率よく貯められます。
dポイント加盟店は、dポイントカードの提示で支払い方法に関係なくdポイントが貯まるお店です。
代表的なdポイント加盟店は、以下のとおりです。
- マツモトキヨシ
- ココカラファイン
- ファミリーマート
- ライフ
- 京王百貨店
- エディオン など
dポイント加盟店でdポイントカードを提示すると、200円(税込)で1ポイント貯まります。
dカード特約店は、dカードやiD払いでショッピングをすることで、通常のポイントに加えて特別なポイントが加算されるお店です。
代表的なdカード特約店は、以下のとおりです。
- マツモトキヨシ
- ココカラファイン
- ノジマ
- 洋服の青山
- 紀伊國屋書店
- 高島屋 など
なかには、マツモトキヨシやココカラファインのように、dカード特約店かつdポイント加盟店のような店舗もあります。
対象店舗でdカードで支払いをすれば、特約店分のポイントと加盟店分のポイントの両方が貯まるのでよりお得です。
dカードをd払いの支払い方法に登録する
キャッシュレス決済方法のひとつに、スマホ決済アプリの「d払い」があります。
d払いで支払うと0.5%のポイント還元率でdポイントが貯まりますが、d払いの支払い方法としてdカードを登録すると、dカード支払い特典としてさらに0.5%加算され、合計1%のdポイントが貯まります。
d払いは幅広い店舗で利用できますが、その代表例は主に以下のとおりです。
- マクドナルド
- セブン-イレブン
- イトーヨーカドー
- ウエルシア
- ビックカメラ など
d払い対象店舗でdポイントの3重どりも可能!
ここまでの内容を踏まえると、dポイントの「3重どり」が可能なことに気付いた人もいるでしょう。
以下の条件をすべて満たせば、dポイントを3重どりすることができます。
dポイントの3重どりが可能な店舗は、dポイント対応かつd払い対応の店舗に限られますが、どちらもに対応している店舗は決して少なくありません。
普段利用する機会が多い店舗であれば、d払いの支払い方法にdカードを設定しておくだけでdポイントの3重どりが可能なので、最大限に活用しましょう。
毎週金・土の「d曜日」にお買い物をする
毎週金曜・土曜に開かれている「d曜日」というキャンペーンも、dポイントをお得に貯めるチャンスです。
事前にエントリーをした上で対象の店舗でネットショッピングをすると、dポイントが最大4%貯まります(※)。
曜日限定かつネットショッピング限定ではありますが、エントリーするだけでポイント還元率が一気にアップするので、非常に便利なキャンペーンです。
ネットショッピングは金曜・土曜におこなうことを習慣付ければ、それだけでポイントを一気に貯めやすくなるでしょう。
(※)キャンペーンを利用する際は、毎月エントリーが必要です。
(※)最大4%のポイント還元率は、通常ポイント、dカードポイントを含めた還元率です。
dカードに関するよくある質問
dカードに関するよくある質問を簡単にご紹介します。
この後の章でより具体的に解説しますので、参考にしてみてください。
- 利用限度額はいくらまでですか?
- dポイントはいつまで使えますか?
- ETCカードは別途申し込みが必要ですか?
- 解約はどうすればいいですか?
- 紛失したらどうすればいいですか?
- 海外でも使えますか?
- ドコモユーザー以外でも作れますか?
- dカード PLATINUM(プラチナ)はいつ追加されましたか?
- カード券面のデザインを選べますか?
- dカードからdカードGOLDに切り替えるとカード番号は変わりますか?
- 締め日はいつですか?
- d払いとdカードはどっちがお得ですか?
利用限度額はいくらまでですか?
dカードの利用限度額は、カードの種類や会員の信用状況によって異なります。
たとえば、一般的なレギュラーカードでは最大で5~100万円の範囲で設定されることが多く、一方でdカードGOLDになると通常200~300万円程度の範囲で設定されることが一般的です。
ただし、この限度額は申込時に届け出た収入や職業、信用情報などをもとにカード会社が審査をおこない、個人ごとに決定されます。
また、入会から半年未満の人、学生・20歳未満の人、家族会員の人は引き上げ申請ができません。
利用限度額を確認したり引き上げを希望したりする場合は、dカードのWebサイトやアプリを利用しましょう。
dポイントはいつまで使えますか?
dポイントの有効期限はポイントの種類によって異なります。
通常のdポイントは、獲得した月から48ヶ月後の月末まで使えますが、2025年10月以降はルールが変わり、最後にポイントを利用(ためる・つかう)した日から12ヶ月間有効となります。
ただし、ドコモ回線・ドコモ光・ドコモでんき契約による毎月のポイント進呈は延長の対象外となります。
一方、期間・用途限定のdポイントは、サービスごとに有効期限が設定されており、特定の期間や用途でのみ使用可能です。なお、期間・用途限定ポイントは「つかう」場合のみ、通常ポイントの有効期限延長の対象となります。
ETCカードは別途申し込みが必要ですか?
dカードのETCカードを利用するには、別途申し込みが必要です。
dカードやdカードGOLDをお持ちの方は、付帯サービスとしてETCカードを発行できます。
申し込み方法は、インターネットと郵送の2種類があります。
インターネットでは公式サイトから直接申し込むことができ、郵送では「資料請求」からETCカード入会申込書を取り寄せて必要事項を記入し返送する形になります。
解約はどうすればいいですか?
dカードを解約するには、電話での手続きが必要です。
ドコモの携帯電話からは「*8010」(dカードGOLDの場合は「*9010」)で無料通話が可能で、一般電話やドコモ以外の携帯電話からはdカードの場合は「0120-300-360」、dカードGOLDの場合は「0120-700-360」に問い合わせましょう。
受付時間は年中無休で、午前10時から午後8時まで対応しています。
紛失したらどうすればいいですか?
dカードを紛失してしまった場合、まずは落ち着いて以下の手順を進めましょう。
最初に、dカードサイトからカードの利用停止手続きをおこないます。
手続きは簡単で、生年月日を入力し、停止するカードを選択して、紛失・盗難時の状況を入力するだけです。これで不正利用を防ぐことができます。
また、dポイントカードの機能も停止する必要がある場合は、dポイントカスタマーセンターへ連絡してください。利用停止後、再発行を希望する場合はdカードセンターに連絡しましょう。再発行には1~2週間ほどかかることがあります。
再発行時には、紛失や盗難が原因の場合、1,100円(税込)の手数料がかかることがありますが、dカード GOLDやPLATINUM会員の方は無料です。
海外でも使えますか?
dカードは海外でも使えます。VisaまたはMastercard®の国際ブランドが付帯しているため、加盟店であれば世界中どこでも利用可能です。
例えば、海外のATMで現地通貨を引き出せる「海外キャッシュサービス」や、dカード GOLDに付帯する充実した海外旅行保険など、旅行中に役立つサービスが揃っています。
なお、海外でのご利用時には事務処理コストとして2.20%(税込)が為替レートにプラスされるため注意しましょう。
ドコモユーザー以外でも作れますか?
dカードとdカード GOLDは、ドコモユーザー以外でも作成できます。
dカード・dカードGOLDを作成する場合は、dアカウントを作成して、dカードサイトなどから申込むとよいでしょう。
dカード PLATINUM(プラチナ)はいつ追加されましたか?
dカード PLATINUMは、NTTドコモが2024年11月25日から申込み受付を開始した新しいプラチナカードです。
このカードはdカードシリーズに新たに加わり、高いポイント還元率や豪華な特典がメリットです。
年会費は29,700円(税込)で、初年度はドコモの利用料に対して20%のポイント還元、2年目以降はショッピング利用額に応じて10~20%の還元が受けられます。
さらに、プライオリティ・パスによる世界148ヶ国の空港ラウンジの利用(年10回まで無料)や、全国約200店舗のレストランで2名以上の利用で1名分が無料になるレストラン優待サービスなども付帯しており、充実したサービスが利用できます。
カード券面のデザインを選べますか?
dカードとdカード GOLDでは、好きなデザインを自分で選べます。
用意されているデザインは以下のとおりです。
クレジットカード | dカード | dカード GOLD |
---|---|---|
選べるデザイン | ・通常デザイン(ホワイト) ・通常デザイン(レッド) ・通常デザイン(ブルー) ・ポインコデザイン(ホワイト) ・ポインコデザイン(レッド) | ・通常デザイン ・ポインコデザイン(実写) ・ポインコデザイン(イラスト) |
シンプルな通常デザインに加え、かわいいポインコデザインも選択可能です。
dカードでは5種類、dカード GOLDでは3種類から選べるので、好みのデザインを選ぶとよいでしょう。
dカードからdカードGOLDに切り替えるとカード番号は変わりますか?
dカードからdカード GOLDに切り替えると、カード番号も変更されます。
公共料金やネットショッピングの支払いなどにクレジットカードを登録している場合、カードの切り替えに合わせて登録情報を変更しなければなりません。
登録しているサービスやサイトが多いと、切り替え作業も手間がかかります。
dカード GOLDを利用したいと考えているのであれば、dカードからの切り替えではなく、最初からdカードGOLDに申込むとよいでしょう。
締め日はいつですか?
dカードとdカード GOLDの締め日は毎月15日、引落とし日は翌月10日です。
10日が金融機関休業日の場合は、翌営業日に引落とされます。
iDで支払った金額分も合わせての請求になるので、引落とし金額をきちんと把握して口座にお金を用意しておきましょう。
d払いとdカードはどっちがお得ですか?
基本的には、d払いを利用したほうがお得です。
d払いでは、特定の店舗で利用できるクーポンを配布していたり、ポイント還元率がアップしたりするキャンペーンを定期的に開催しているからです。
dカードは基本還元率1%と高めに設定されているので、普段からお得に利用できますが、d払いと連携させて利用することで、いつもよりもお得になるのです。
「dカードをすでに持っている人」または「これから作成する人」は、d払いの支払い方法に設定して、お得に買い物を楽しみましょう。
dカードのまとめ
dカード・dカード GOLDは、NTTドコモが提供するクレジットカードとして、多くの人に選ばれています。
特にdポイントを貯めやすい点や、充実した付帯特典は、他社カードと比べても魅力的な特徴といえるでしょう。
基本のポイント還元率は、どちらのカードも1%と高めに設定されています。一般のdカードは年会費永年無料で、18歳以上なら作れる間口の広さが特徴です。
一方のdカード GOLDは、年会費11,000円(税込)がかかりますが、その分だけ特典も充実しています。
この記事では、dカードとdカード GOLDの特徴や違いを詳しく解説してきました。自分の利用スタイルや毎月のドコモ関連の支払い額を確認し、より自分に合ったカードを選んでみてはいかがでしょうか。
日々の買い物やサービス利用で効率よくポイントを貯め、お得に使い続けられるクレジットカードとなるはずです。