「やっぱり、1枚はVisaカードが欲しい!」
でも、いざ選ぼうとすると、三井住友カード? 楽天カード? それともPayPayカード?…選択肢が多すぎて迷ってしまうでしょう。
しかも、同じVisaカードでも年会費やポイント、特典はバラバラ。よさそうに見えても、自分のライフスタイルに合っていないと、かえって損をすることもあります。
本当に大事なのは「どのカードが人気か」ではなく、「どのカードが、今のあなたに合うか」です。
この記事では、まず専門家が選ぶおすすめの3枚をピックアップ。さらに、あなたのライフスタイルに合わせた全12枚の候補から、「最強の2枚持ち」という最終手段まで、失敗しない選び方のすべてを解説します。
あなたにぴったりのVisaカードをぜひ、ここで見つけてください。
- 2025年版|Visaカードおすすめ総合ランキングTOP3
- 1位:三井住友カード(NL)
- 2位:楽天カード
- 3位:Oliveフレキシブルペイ
- 【目的別】おすすめVisaカードをタイプ別に徹底比較
- ①「年会費無料」にこだわるなら?
- ②「ポイント還元率」を追求するなら?
- ③「海外旅行・将来性」で選ぶなら?
- ④「特定のサービス」で得したいなら?
- Visaカードおすすめ全12枚スペック比較一覧表
- 【要チェック!】Visaカードで失敗しないための3つの鉄則
- ① 申込時に「Visaブランド」を選ぶ
- ② 共通サービスより発行会社の特典に注目
- ③ 自分のライフスタイルに合った発行会社を選ぼう
- そもそもVisaとは?世界シェア率トップの国際ブランドの特徴
- 世界最大の決済ネットワークを持つ
- 海外でもスムーズに現金が引き出せる
- スマートフォンでタッチ決済が使える
- 24時間体制で不正利用から守ってくれる
- Visaカードを比較!JCBやMastercardとの違いは?
- Visaカードのメリットとデメリット
- Visaカードを使う前に知っておきたい注意点
- 加盟店契約の有無で利用できない場合がある
- 2025年から海外利用の手数料体系が変更
- Visa Secureによる本人認証が強化
- Visaカードに関するよくある質問
- 国際ブランドとはなんですか?
- Visaのタッチ決済はどのクレジットカードでも使えますか?
- 海外でVisaカードを使うには?
- Visaとほかの国際ブランドの審査に違いはありますか?
- おすすめVisaカードのまとめ
2025年版|Visaカードおすすめ総合ランキングTOP3
数あるVisaカードの中から、専門家が「もし今、1枚だけ選ぶならコレ」とおすすめできる、3枚を厳選しました。
「特定のお店に強い」「ポイント経済圏で強い」「機能性で強い」あなたに合いそうなのは、どのタイプですか?まずは、このTOP3からチェックしてみてください。
1位 三井住友カード(NL) | 2位 楽天カード | 3位 Oliveフレキシブルペイ | |
特徴 | 特定のお店に強い | ポイント経済圏に強い | 1枚5役の高機能 |
年会費 | 永年無料 | 永年無料 | 永年無料 |
基本還元率 | 0.5% | 1.0% | 0.5% |
最大還元率 | 7.0%(※) | 3.0%以上 | 20%(※) |
こんな人におすすめ | コンビニやカフェをよく使う人 | 楽天市場でよく買い物する人 | スマホでお金を管理したい人 |
1位:三井住友カード(NL)
三井住友カード(NL)最大の強みは、対象のコンビニ・飲食店でVisaのスマホタッチ決済を利用すると、ポイント還元率が最大7%(※)になることです。
年会費永年無料なので、普段コンビニやカフェ、ファミレスを少しでも使うなら、持っておいて損はありません。「いつものお店」が「お得な場所」に変わる、最も分かりやすく強力な1枚です。
\三井住友カード(NL)に申込む/
2位:楽天カード
楽天カード最大の強みは、楽天市場だけではなく、旅行・銀行・モバイルといった「楽天経済圏」のサービスを使えば使うほど、雪だるま式にポイントが貯まることです。
基本還元率も1.0%と高いため、楽天市場で頻繁に買い物をする人はもちろん、「生活のあらゆる支払いを楽天ポイントに集約したい」と考えているあなたにとって、最強のクレジットカードとなります。
\楽天カードに申込む/
3位:Oliveフレキシブルペイ
Oliveフレキシブルペイ最大の強みは、Visaが開発した世界初の技術「フレキシブルペイ」を搭載していることです。
これにより、クレジットカードの枠を超え、1つのアプリで「①銀行口座」「②クレジット」「③デビット」「④ポイント払い」「⑤資産運用」の5役をこなす、革新的なオールインワン機能を実現しています。
さらに、Vポイントアッププログラムの各種条件を組み合わせることで、ポイント還元率最大20%(※)も可能性です。
支払いモードを自由に切り替えられるだけでなく、三井住友銀行の普通預金や、SBI証券での資産運用まで、お金に関するあらゆることを1つのアプリで完結させたい…。
Oliveフレキシブルペイは、そんなスマートな一元管理を求める方はもちろん、各種条件をクリアして最大20%(※)のポイント還元を目指したい上級者にも最適な「次世代の金融アカウント」です。
\Oliveフレキシブルペイに申込む/
VisaカードおすすめTOP3
【目的別】おすすめVisaカードをタイプ別に徹底比較
本当のクレジットカード選びは、あなたのライフスタイルにフィットする「自分だけの1枚」を見つけ出すことです。ここからは、「こだわり」に焦点を当て、より専門的な視点から最適なカードを紹介します。
\あなたのこだわりは、どれですか?/
とにかくコストをかけたくない方はこちら
▶ ①「年会費無料」にこだわるなら?
ポイントをザクザク貯めてお得に生活したい方はこちら
▶ ②「ポイント還元率」を追求するなら?
未来のライフステージの変化まで見据えたい方はこちら
▶ ③「海外旅行・将来性」で選ぶなら?
いつも使うお店やサービスが決まっている方はこちら
▶ ④「特定のサービス」で得したいなら?
①「年会費無料」にこだわるなら?
クレジットカードを持つ上で、やはり気になるのが年会費でしょう。しかし、中にはETCカードや家族カードなど後から費用がかかることもあります。
ここでは、表面的な特典だけでなく、カードを維持するための「トータルコスト」という視点で、人気の無料カード3枚を解剖します。あなたにとって最も低コストで、最も安心な1枚を選んでください。
三井住友カード(NL) | 楽天カード | エポスカード | |
カード年会費 | 永年無料 | 永年無料 | 永年無料 |
ETCカード年会費 | 550円(税込)/年 年1回利用で無料 | 550円(税込)/年 条件達成で無料 | 永年無料 |
家族カード | 発行できる 永年無料 | 発行できる 永年無料 | 発行不可 |
海外旅行傷害保険 | 利用付帯 最高2,000万円 | 利用付帯 最高2,000万円 | 利用付帯 最高3,000万円 |
年会費無料カードを選ぶ際は、ETCカードや家族カードといった付随的なコストまで考慮することが重要です。
家族でカードを持ちたいなら、家族カードが無料の三井住友カード(NL)か楽天カード。その中でも、審査に少しでも不安があるなら、申込みしやすい楽天カードが有力な選択肢となります。一方、個人での利用が前提で、ETCカードをコストゼロで持ちたいなら、エポスカードがおすすめです。
あなたのライフスタイルと家族構成を考えれば、最もコストパフォーマンスの高い一枚が自ずと見えてくるでしょう。
②「ポイント還元率」を追求するなら?
カード選びで、やはり最も重視したいのは「ポイント還元率」でしょう。しかし、単純に「高還元率」という言葉だけで選ぶのは危険です。
ポイントを得る方法には、「特定のお店で爆発的に得するタイプ」と「どこでも安定して得するタイプ」の2つに分かれています。あなたの使い方に合わせて、本当にお得な1枚を見極めましょう。
三井住友カード(NL) | 三菱UFJカード | 楽天カード | |
基本還元率 | 0.5% | 0.5% | 1.0% |
還元タイプ | 特定の店舗で高還元 | 特定の店舗で高還元 | どこでも高還元 |
特徴 | コンビニ・飲食店で最大7%還元(※) | 対象店舗の利用分が最大20%還元(※) | どこでも1%還元 |
連携ポイント | Vポイント | グローバルポイント | 楽天ポイント |
ポイント還元率でカードを選ぶなら、まず自分の消費スタイルが「特定店舗での高額利用が多い」か「利用店舗を問わず幅広く使う」かを見極めることが重要です。
コンビニや飲食店での利用が多いなら、三井住友カード(NL)か三菱UFJカードが最適です。この2枚は、対象店舗での利用に特化し、条件を満たすことで他のカードを圧倒する高い還元率を実現します。
どちらを選ぶかは、貯めたいポイントの種類(Vポイント or グローバルポイント)で判断すると良いでしょう。
一方、利用するお店を特に定めず、様々な場所でカード決済をするなら、楽天カードが最も合理的です。基本還元率が常に1.0%と高いため、場所を選ばずに安定してポイントを貯めることができます。
③「海外旅行・将来性」で選ぶなら?
「海外旅行での安心感」と「カードの将来性」。この2つの基準で選ぶなら、エポスゴールドカードがおすすめです。ゴールドカードとしては珍しい「年会費無料」のまま、一般的なゴールドカードの特典を手に入れることができます。
エポスゴールドカードは、Visaブランドしか提携していないからこそ実現できる、強力な海外旅行特典を備えています。
- 国内16ヶ所の空港ラウンジが無料
- Visa提供のクロークサービスや宅配サービスが使える
- 最高5,000万円まで補償してくれる海外旅行傷害保険
エポスゴールドカードは、年会費無料でありながら、国内の主要空港ラウンジを無料で利用できるのはもちろん、国際線クロークサービスや、帰国時にスーツケースを配送してくれる空港宅配サービスを割引価格で利用できます。
さらに、ライフスタイルに合わせて「自分だけの高還元カード」に育てられる点も人気の1つです。
「選べるポイントアップショップ」機能を使えば、よく使うスーパーや公共料金の支払いを、ポイント還元率1.5%に指定可能。さらに、年間100万円の利用で1万ポイントが付与されるため、実質的な還元率は最大2.5%になります。
ただし、これらエポスゴールドカードの特典を年会費無料で得るには、条件があります。高いハードルではないので、大学生でもゴールドカードを持つことが可能です。
\年会費無料にする方法/
1. インビテーションを待つ
通常のエポスカードを作り、年間50万円を目安に利用します。すると、ゴールドカードへの無料招待状が届きます。
2. エポスゴールドカードに申込む
通常は年会費5,000円だが、年間50万円の利用を達成すれば、翌年以降、永年無料になります。
④「特定のサービス」で得したいなら?
日常的に利用する店舗やサービスが特定されている場合、その加盟店で特典が最大化されるクレジットカードが最も合理的です。
総合的な評価とは別に、自分のライフスタイルに合致する、最もパフォーマンスの高い一枚を検討してみてください。
▶ 楽天市場で買い物するならコチラ
▶ PayPay決済が中心ならコチラ
▶ イオンでよく買い物するならコチラ
▶ au/povoの支払いがあるならコチラ
▶ ドコモの支払いがあるならコチラ
▶ JALマイルを貯めているならコチラ
▶ ANAマイルを貯めているならコチラ
楽天市場で最強:楽天カード(Visa)
- 楽天市場でのポイント還元率は常に3%以上
- 条件達成で楽天市場でのポイント還元率が17%
- 最高2,000万円の海外旅行傷害保険付帯
- ETCカードの年会費が有料
- 公共料金支払い時の還元率は0.2%
楽天カード決済では1%のポイント還元率ですが、楽天ペイと連携して支払えば1.5%還元となり、さらに多くのポイントを貯められるようになります。
基本還元率も高いですが、日々のお買い物に楽天市場を利用することが多い人や、楽天ペイを使っている人は、とにかくポイントが貯まりやすいのでおすすめです。
楽天カードは、公共料金支払い時の還元率が低く設定されているため、公共料金の支払いも1枚のクレジットカードにまとめたい方は、注意が必要です。
しかし、総合的に見てポイントが貯まりやすく、最高2,000万円の海外旅行傷害保険が付帯など、メリットの方が多いクレジットカードといえるでしょう。
楽天では常時5,000ポイントがもらえる入会特典が用意されています。楽天市場の支払い時に入会することで、割引にも使えるのでとてもお得です。
さらに、新規入会キャンペーンと楽天サービスを掛け合わせることで楽天ポイントを大量にもらえることもあります。時期によってキャンペーン内容が異なるので、チャンスを見逃さないようにしましょう。
年会費 | 無料 |
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ポイント還元率 | 1%〜 |
ポイント種類 | 楽天ポイント |
付帯保険 | 海外旅行傷害保険:最高2,000万円(利用付帯) カード盗難保険 |
追加カード | ETCカード 家族カード |
キャッシュレス決済 | 楽天Edy/Apple Pay/Google Pay/Visaタッチ決済 |
締め日/支払日 | 月末/翌月27日 |
\楽天カードの申込みはこちら/
PayPayが中心なら:PayPayカード(Visa)
- PayPayとの連携でポイント還元率が最大1.5%
- Yahoo!ショッピングでの還元率はいつでも最大5%
- 申込み後、最短7分でカード番号を発行可能
- 旅行傷害保険、ショッピング保険は付帯なし
- ETCカードの年会費が550円(税込)
- スマホ決済PayPayを利用している人
- 基本還元率の高いクレジットカードを希望する人
- ソフトバンクのスマホを契約している人
PayPayカードは、年会費無料、基本ポイント還元率1%のカードです。Yahoo!ショッピングやLOHACOでPayPayカードを使ってお買い物をすると、最大5.0%の還元率でポイントがもらえます。
審査は最短2分で完了し、カード番号の確認ができればネットショッピングで利用できるので、すぐにカードを使いたい人にもおすすめできます。
PayPayカードのポイントは、ソフトバンクやワイモバイルの通信料、公共料金でも貯まっていきます。ポイントは、全国のPayPay加盟店で1ポイント1円として利用することができるほか、ポイントを運用することもできるため、投資の擬似運用体験をすることも可能です。
ソフトバンク・ワイモバイルスマホユーザーは、さらに+2.0%還元で非常にお得です(※1)。また、料金の支払いをPayPayカードにすると最大1.5%還元率となる「ソフトバンクのスマホ」を契約している人にも、おすすめできます。
旅行傷害保険がつかないため、旅行用に使いたい方には向きません。
一方で、事前チャージなしでPayPayを利用できるようにもなるため、PayPayユーザーならメリットが多いクレジットカードといえるでしょう。
(※1)Yahoo! JAPAN IDとLINEアカウントを連携済みの場合
年会費 | 永年無料 |
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ポイント還元率 | 1%〜 |
ポイント種類 | PayPayポイント |
付帯保険 | - |
追加カード | ETCカード 家族カード |
キャッシュレス決済 | Apple Pay/Visaのタッチ決済 |
締め日/支払日 | 月末/翌月27日 |
\PayPayカードの申込みはこちら/
イオン派に最適:イオンカードセレクト(Visa)
- イオングループでの優待・特典が豊富
- キャッシュカードや電子マネーを1枚にまとめられる
- 年間50万円以上の利用でイオンゴールドカードを無料発行可能
- 基本還元率は0.5%
- 旅行保険やショッピング保険の付帯なし
- イオングループでお買い物をする人
- イオン銀行の口座を持っている人
- 電子マネーのWAONを使っている人
イオンカードセレクトは、年会費無料、基本ポイント還元率0.5%のカードです。
イオンカードセレクトは、クレジットカード機能、イオン銀行のキャッシュカード機能、電子マネーのWAONの機能が1枚にまとめられています。
申込みにはイオン銀行の口座が必要ですが、発行時に申込むことも可能です。
イオングループで常にポイント2倍、毎月10日は5倍、毎月20・30日はお買い物5.0%オフなど、さまざまな特典が利用できます。
イオンシネマでは映画割引も受けられるので、映画好きな人にもおすすめです。
旅行保険の付帯はありませんが、年間50万円以上の利用でイオンゴールドカードが無料で自動発行され、空港ラウンジの利用や保険などの特典が追加されます。
イオンユーザーに特化したカードかつ、年会費無料なので、イオングループをよく利用する人は1枚発行しておくとよいでしょう。
「イオンゴールドカード」を作成したい方は、月4万円程度で条件が満たせるため、支払いをイオンカードセレクトに集約するのがおすすめの使い方です。
年会費 | 無料 |
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ポイント還元率 | 0.5%〜 |
ポイント種類 | WAONポイント |
付帯保険 | - |
追加カード | ETCカード 家族カード |
キャッシュレス決済 | WAON(電子マネー)/AEON Pay/Apple Pay/イオンiD |
締め日/支払日 | 10日/翌月2日 |
\イオンカードセレクトの申込みはこちら/
au・povoの支払いでお得:au PAY カード(Visa)
- 100円ごとに1ポイントのPontaポイントが貯まりやすい
- au PAYマーケット利用で還元率アップ
- タッチ決済が使えない
- 年1回使わないauユーザー以外は年会費発生
- au PAYユーザー
- auやUQ mobileを契約している人
- Pontaポイントを貯めている人
au PAYカードは、auユーザーでなくても年会費無料で、Pontaポイントを貯められるカードです。ただし、au IDに紐つけされているサービスの契約が確認できない場合や、1年間カードの利用がない場合は年会費がかかるようになります。
対象店舗では基本ポイント還元率に加えて、最低でも+0.5%のボーナスポイントがもらえます。「au PAYマーケット」では最大7.0%の還元率でポイントがもらえるので、au PAYカードの提携店やau PAYマーケットユーザーにおすすめです。
さらに、auやUQ mobileを利用されている人は毎月の携帯代の割引にも利用できます。貯まるポイントは、コンビニなどでも使える「Pontaポイント」なので、日常的に利用しやすいでしょう。
Pontaポイントが貯まりやすく、100円1ポイント換算で分かりやすい利用ができるのは大きなメリット。しかし、auユーザーでない場合、年1回以上の利用がなければ、年会費が発生します。
基本的には、auユーザーだからこそメリットの多いクレジットカードといえるでしょう。
年会費 | 無料 |
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ポイント還元率 | 1%〜 |
ポイント種類 | Pontaポイント |
付帯保険 | 海外旅行傷害保険:最高2,000万円(利用付帯) ショッピング保険:年間100万円 |
追加カード | ETCカード 家族カード |
キャッシュレス決済 | Apple Pay |
締め日/支払日 | 15日/翌月10日 |
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ドコモの支払いでお得:dカード(Visa)
- 即日発行可能
- 特約店での利用でポイント還元率が最大3.5%に
- 29歳以下限定で旅行傷害保険付帯
- 最大1万円のケータイ補償特典
- 30歳以上は旅行傷害保険が付帯しない
- ETCカードの年会費は2年目以降有料
- dポイントを貯めている人
- dポイントが貯まるお店をよく利用する人
- ドコモのスマホ・ケータイユーザー
dカードは、基本還元率1%でdポイントが貯まる年会費無料のクレジットカードです。
dカードの特約店では、2%以上の還元率でポイントが貯まることがあります。特約店には、ドトールやマツモトキヨシ、高島屋など街中でよく見かけるお店ばかりです。最大でポイントが三重取りできる点も魅力でしょう。
さらに、dカードにはケータイ補償サービスも付帯しており、端末購入から1年以内に紛失・盗難または修理不能(水濡れ・全損など)になった場合、最大1万円の補償が受けられます。
dポイント特約店での利用時には最大3.5%のポイント還元を受けられるため、効率的にdポイントを貯めていきたい方におすすめです。
ETCカードの年会費は2年目以降有料ですが、前年度に1回でもETCカードを使用していれば翌年も年会費無料となるため、大きなデメリットではありません。
一方で、30歳以上の方には国内・海外旅行傷害保険が付帯されないことはデメリットといえるでしょう。dポイント加盟店やdカード特約店を利用しない場合は、多くのポイントを貯めにくいことにも、注意が必要です。
年会費 | 無料 |
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ポイント還元率 | 1.0%〜 |
ポイント種類 | dポイント |
付帯保険 | 海外旅行傷害保険:最高2,000万円(利用付帯、29歳以下が対象) 国内旅行傷害保険:最高1,000万円(利用付帯、29歳以下が対象) ショッピング保険:年間100万円 |
追加カード | ETCカード 家族カード |
キャッシュレス決済 | Apple Pay/iD/Visaのタッチ決済 |
締め日/支払日 | 15日/翌月10日 |
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JALマイラー向け:JAL 普通カード(Visa)
- 年会費がリーズナブル
- 家族カードの年会費1,100円(税込)
- フライトボーナスマイル積算率は10%
- 発行までは2〜3週間程度かかる
- JALのマイルを貯めている人
- JAL便を利用して旅行・出張する人
- 家族でJALのマイルを貯めたい人
JALカードは、年会費2,200円(税込)、基本還元率0.5%分のマイルが貯まるカードです。一般的なカードとは違い、カードの利用で直接マイルが貯まる点が大きな特徴です。
航空会社が発行するカードということもあり、ホテルや空港、ツアーなどでも得するサービスが充実しています。ただし、Visaブランド以外に、Mastercard、アメリカン・エキスプレスブランドが選べますが、年会費やカード特典が異なるので注意しましょう。
日常的なお買い物でもマイルがザクザク貯まるようになるので、帰省や家族旅行を目的にマイルを貯金したい人にもおすすめです。
系列便のフライトでもマイルが貯まりますが、ライトボーナスマイル積算率は10%とあまり高くありません。フライトでマイルを貯めたい方は、JALの上位カードも検討しましょう。
一方で、フライトボーナスマイルを重視せず、日常のお買い物で貯めていきたい方にとっては、年会費もリーズナブルで効率的です。
年会費 | 2,200円(税込) (初年度無料) |
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ポイント還元率 | 0.5%〜(利用額に応じたマイルの付与) |
ポイント種類 | JALのマイル |
付帯保険 | 海外旅行傷害保険:最高1,000万円(自動付帯) 国内旅行傷害保険:最高1,000万円(自動付帯) |
追加カード | ETCカード 家族カード |
キャッシュレス決済 | Apple Pay/Visaのタッチ決済 |
締め日/支払日 | 15日/翌月10日 |
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ANAマイラー向け:ANAカード 一般(Visa)
年会費 | 2,200円(税込) (初年度無料) |
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ポイント還元率 | 0.5%〜(利用額に応じたマイルの付与) |
ポイント種類 | Vポイント・ANAマイル |
付帯保険 | 海外旅行傷害保険:最高1,000万円(自動付帯) 国内航空傷害保険:最高1,000万円(自動付帯) |
追加カード | ETCカード 家族カード |
キャッシュレス決済 | iD/Google Pay/Apple Pay/Visaのタッチ決済 |
締め日/支払日 | 15日/翌月10日 |
- 入会・継続でボーナスマイル付与
- ANA便搭乗でマイルが+10%
- 年会費2,200円がかかる
- 高レートでのマイル交換は有料
- 出張や帰省で、年に数回ANAに乗る人
- 普段の買い物もマイルに変えたい人
- 搭乗ボーナスでマイルを稼ぎたい人
ANAカード 一般カードは、これからマイルを貯め始めたい「ANAマイラー初心者」に最適な入門カードです。
年会費は2,200円(税込)と手頃ながら、ANA便搭乗時や毎年の継続時にボーナスマイルが貯まるなど、マイルを貯めるための基本機能がしっかり備わっています。
日常の買い物で貯まるVポイントもマイルに交換可能ですが、高い交換レートを求める場合は別途費用がかかる点に注意が必要です。
まずはコストを抑えてANAカードで、マイルを貯める生活を始めてみてはいかがでしょうか。
\ANAカード 一般の申込みはこちら/
Visaカードおすすめ全12枚スペック比較一覧表
これまでに紹介した主要なVisaカードのスペックを、一覧表にまとめました。年会費や還元率、付帯保険など、気になる項目を横並びで比較し、最終的な1枚を選ぶための参考にしてください。」
スペックを比較することで、各カードの個性と、あなたにとっての優先順位がより明確になったのではないでしょうか。もし、まだカード選びに不安や疑問が残っているなら、次の「失敗しないための鉄則」をチェックしてみましょう。
【要チェック!】Visaカードで失敗しないための3つの鉄則
Visaカード選びには、知っているのと知らないのとでは、クレジットカードの価値が大きく変わってしまう「3つの鉄則」が存在します。
「もっと早く知っておけば…」と後悔しないために、この鉄則だけは必ずチェックしてから次に進みましょう。たった3分で、あなたのカード選びの精度が格段にアップします。
① 申込時に「Visaブランド」を選ぶ
まず最も基本的なことですが、Visaカードが欲しいなら、申込み時に必ず「Visa」の国際ブランドを選択しましょう。
「Visaカード」というのは、クレジットカードの属性です。多くのクレジットカードは、1枚のカードに対して複数の国際ブランド(Visa、Mastercard®、JCBなど)を選べるようになっているため、希望を伝える必要があります。
意識していないと、「欲しかったVisaカードが手に入らない」という初歩的なミスを犯してしまう可能性があ流ので、注意しましょう。
三井住友カード(NL)や楽天カードなど、人気のカードほど複数のブランドを用意しています。Visaカードのロゴマークをしっかりと確認して、選択することを忘れないようにしましょう。
② 共通サービスより発行会社の特典に注目
Visaカードのお得さを決めるのは、Visa共通のサービスではなく、そのカードを発行している「カード会社」の特典です。
初心者が最も陥りやすい誤解が、「Visaマークがついていれば、どれも同じようなサービスだろう」と考えてしまうことです。これは大きな間違いです。
Visa(国際ブランド)の役割
世界中で決済ができる「決済ネットワーク」というインフラの提供。
カード会社(発行会社)の役割
ポイント還元率、年会費、キャンペーン、付帯保険といった、ユーザーにとっての直接的なメリットの提供。
例えば、本記事の総合ランキングで紹介したカードを見てみましょう。
・三井住友カード(NL):コンビニ・飲食店で最大7%還元
・楽天カード:楽天市場でポイント最大17倍
どちらもVisaブランドで発行できますが、この特典はVisaが提供しているわけではなく、それぞれ「三井住友カード株式会社」と「楽天カード株式会社」が独自に提供しているサービスです。
同じVisaカードでも、発行会社が違えば特典内容は異なる、と覚えておきましょう。
③ 自分のライフスタイルに合った発行会社を選ぼう
鉄則①と②を踏まえると、最強のVisaカード選びとは、「自分の生活に最も合うカード発行会社を見つけること」に他なりません。
カード会社には、それぞれ得意な分野、「ユーザーに特に還元したいと考えているジャンル」があります。
例えば、三井住友カードはコンビニや外食など日常の決済に強く、楽天カードは自社のECサービスに強い。エポスカードは商業施設(マルイ)や旅行・エンタメに強い、といった具合です。
普段の自分の生活を少しだけ振り返ってみましょう。
コンビニやカフェ、ファミレスをよく利用しますか?
→ それなら「三井住友カード(NL)」のVisaカードが有力候補です。
ネットショッピングの中心は楽天市場ですか?
→ それなら「楽天カード」が発行するVisaカードがベストチョイス。
海外旅行によく行きますか?あるいはマルイを利用しますか?
→ それなら「エポスカード」があなたの生活を豊かにしてくれます。
このように、自分のライフスタイルを軸に考えることで、選ぶべきカード会社は自ずと絞られてきます。
そもそもVisaとは?世界シェア率トップの国際ブランドの特徴
Visaは世界最大の決済ネットワークを持つ国際ブランドです。
イプソスの調査によると、日本国内での国際ブランドシェアは50.8%を占め、ほかのブランドを大きく引き離しています。
以下では、Visaの主な特徴とメリットについて詳しく解説していきます。
- 世界最大の決済ネットワークを持つ
- 海外でもスムーズに現金が引き出せる
- スマートフォンでタッチ決済が使える
- 24時間体制で不正利用から守ってくれる
世界最大の決済ネットワークを持つ
Visaは世界の決済市場で圧倒的なシェアを誇っています。
上記でも述べたとおり、イプソスの2020年の調査では、日本国内でのVisaのシェア率は50.8%と、2位のJCB(28.0%)、3位のMastercard(17.8%)を大きく引き離しています。
Visaのこの高いシェア率は、長年にわたって築き上げてきた信頼性と、世界中で使える利便性の表れともいえるでしょう。
特に、海外旅行や海外出張が増加している今の現代において、世界中どこでも使える決済手段としての価値は非常に高くなっています。
200ヶ国以上の国と地域で利用できる
Visaは世界200ヶ国以上で利用可能で、海外旅行や出張時でも安心して決済ができます。
世界中の加盟店で使えるため、海外での買い物やレストランでの支払いもスムーズにおこなえるのは強みのひとつでしょう。
世界中の主要な観光地やビジネス街では、ほとんどの店舗でVisaカードが利用可能です。
海外でもスムーズに現金が引き出せる
海外でVisaカードを使う大きなメリットは、世界中のATMで現地通貨を引き出せることです。
空港に到着してすぐに現地通貨が必要になった場合でも、近くのATMで簡単に引き出しができます。
また、両替所を探す手間も省けるため、その点でも旅行時に非常に役立ちます。
深夜や早朝など両替所が営業していない時間帯でも、ATMであれば24時間利用可能です。
さらに、ATMでの引き出しは、一般的に両替所よりも為替レートが良好な場合が多いというメリットもあります。
世界中のATMで現地通貨を引き出せる
Visaのロゴまたはプラスマーク(PLUS)の表示があるATMであれば、世界中どこでも現地通貨を引き出すことができます。
滞在中に予定外の出費が必要になった場合でも、街中のATMで簡単に対応することができるのです。
ただし、ATM利用時には手数料が発生することがあるため、一度に必要な金額をまとめて引き出すなど、効率的に利用しましょう。
24時間365日の日本語サポートが受けられる
Visaのグローバルカスタマーアシスタンス(GCAS)は、世界中で24時間365日サポートを行っています。
Visa公式サイトにも、カードの紛失や盗難時には日本からであれば専用のフリーダイヤル(00531-11-1555)で連絡が可能と書かれています。
また、海外からはコレクトコール(+1-303-967-1096)でも対応しています。
スマートフォンでタッチ決済が使える
Visaのタッチ決済は、世界共通の非接触決済システムとして普及しています。
スマートフォンやタブレットにVisaカードを登録すれば、財布を持ち歩かなくても支払いができる便利さがメリットです。
国内外問わず同じ方法で利用でき、かざすだけの簡単な操作で支払いが完了するため、レジでの待ち時間短縮にもつながります。
特にコロナ禍以降、非接触決済のニーズが高まっており、多くの店舗でタッチ決済が利用できるようになっています。
15,000円以下なら暗証番号入力が不要
Visaのタッチ決済では、物理カードの場合、15,000円以下の支払いであれば暗証番号の入力が不要です。
一定金額(原則15,000円)を超えるお支払いは、カードを挿し暗証番号を入力するか、サインが必要となります。
引用元:クレジット&デビット&プリペイドカードでのタッチ決済ご利用方法 | Visa
これにより、コンビニでの買い物やファストフード店での食事など、日常的な少額の支払いをすぐに済ませることができます。
ただし、15,000円を超える場合は、セキュリティ確保のため暗証番号の入力が必要になります。
なお、Apple PayやGoogle Payなどのスマートフォン決済の場合は、金額に関わらず生体認証や画面ロックの解除による本人確認で決済が可能です。
24時間体制で不正利用から守ってくれる
Visaは、独自開発した高度なAI技術を活用した不正検知システムを導入しています。
このシステムは、世界中でおこなわれる取引を24時間365日リアルタイムでモニタリングし、不審な取引パターンを検知した場合には即座に対応します。
例えば、次のような状況ではカード会社から確認の連絡が入ることもあります。
- 普段と異なる場所や時間帯での利用
- 通常より高額な支払い
- 短時間での連続利用
世界規模の取引監視で安全性を確保
Visaは世界中の取引データを分析することで、新たな不正利用の手口やパターンをいち早く把握し、対策を取っています。
また、加盟店と協力してセキュリティ対策の強化や、不正利用防止の取り組みを継続的におこなっています。
特に、オンラインショッピングでの不正利用防止には力を入れており、3Dセキュアと呼ばれる本人認証システムを導入することで、より安全なオンライン取引が可能になっているのです。
Visaカードを比較!JCBやMastercardとの違いは?
日本国内でシェア率が高い国際ブランドは、Visa、JCB、Mastercardの3つです。
それぞれ、下記の特徴や違いが挙げられます。
ブランド名 | Visa | JCB | Mastercard |
---|---|---|---|
発祥国 | アメリカ | 日本 | アメリカ |
日本シェア率(2020年時点)(※1) | 50.8% | 28.0% | 17.8% |
世界シェア率(2021年時点)(※2) | 39.0% | その他3%に含まれる | 24.0% |
タッチ決済 | ○ | ○ | ○ |
プロパーカード | × | ○ | ○ |
提携カード | ○ | ○ | ○ |
3つのなかでシェア率が高いのはVisaブランドです。
VisaとJCB、Mastercardの大きな違いには、「自社発行のクレジットカードの有無」「特典の傾向」の2点があります。
まず、JCBやMastercardでは、自社で独自に発行しているカード(プロパーカード)と、他社とライセンス契約して発行する提携カードがあります。
Visaにプロパーカードはなく、三井住友カードやエポスカードなど、ライセンス契約して発行している提携カードのみです。
ただし、提携カードの種類が多く、提携先ごとの特典が付帯したカードから選べるので、大きなデメリットはありません。
もうひとつの大きな違いは、特典の傾向です。提携カードやカードランクにもよりますが、利用できる特典に違いがあります。
例えば、VisaとMastercardは海外旅行で使える特典や、グルメ特典、エンタメ特典が付帯しているのが特徴です。
一方、JCBはディズニーランドやユニバーサルスタジオジャパンと提携しており、独自デザインや施設で使える優待特典を提供しています。
ハワイでは、施設のラウンジや、巡回バスの無料利用特典、飲食店での割引などの特典が使えるのもJCBの特徴です。
(※1)イプソス「キャッシュレス決済大規模調査の結果を発表脱クレカが起きている?QRコード決済利用は躍進」
(※2)Research - Nilson Report
Visaカードのメリットとデメリット
Visaカードのメリットとデメリットを簡潔にまとめると下記のとおりです。
メリット | デメリット |
---|---|
|
|
JCBやMastercardは、自社が直接発行しているクレジットカード(プロパーカード)がありますが、Visaにはありません。
明確な定義や根拠はありませんが、プロパーカードは国際ブランドが直接発行するカードのため、ステータスが高いカードとされています。
Visaブランドでステータスの高いカードがほしい場合、ゴールドカードやプラチナカードが用意されている提携カードを選びましょう。
Visaカードを使う前に知っておきたい注意点
Visaカードは世界的に広く使われている決済手段ですが、利用する際にはいくつかの重要な注意点があります。特に2025年からは、手数料体系や認証方法など、大きな制度変更が予定されています。
ここでは、これらの注意点について、具体的な事例を交えながら詳しく解説していきます。
- 加盟店契約の有無で利用できない場合がある
- 2025年から海外利用の手数料体系が変更
- Visa Secureによる本人認証が強化
加盟店契約の有無で利用できない場合がある
Visaカードの利用可否は、加盟店契約の状況によって異なります。
世界的に見ると利用できる場所は多いものの、様々な理由で利用を断られるケースがあるため、特に初めて利用する店舗では事前の確認が重要です。
Visaと契約していない店舗では利用不可
加盟店契約をしていない店舗では、そもそもVisaカードでの支払いができません。
これは店舗側の決済システムがVisaに対応していないためです。
特に、ほかの国際ブランド専用の加盟店では、Visaカードが使えないことがあります。
また、国民生活センターの資料にも書かれているように、加盟店規約ではカード決済の手数料を顧客に請求することは禁止されているため、手数料の上乗せを要求された場合は断ることができます。
最近では、キャッシュレス決済の普及に伴い多くの店舗がVisa加盟店となっていますが、まだ一部の店舗では利用できない場合があるので、特に初めて利用する店舗では確認が必要です。
手数料負担を理由に利用を断られることがある
店舗側は加盟店手数料を負担する必要があるため、その負担を避けるために利用を断られることがあります。
特に、小規模店舗や飲食店ではこのようなケースがあるようです。
加盟店手数料は業種によって異なり、公正取引委員会の調査報告書によると、小売店で2.5〜3.5%程度、飲食店で平均3.29%程度となっています。
この負担を避けるために現金払いを要求されることもありますが、これは加盟店規約違反となる可能性があるため、カード会社に報告することで改善を求めることができます。
2025年から海外利用の手数料体系が変更
海外でのクレジットカード利用に関する制度が、2025年から変わります。
世界的な決済コストの上昇に対応するためのもので、各カード会社が順次新しい手数料体系に移行していくことになりました。
特に海外旅行や海外サイトでの買い物を頻繁にする人は、この変更による影響が大きいので、自分が使っているカードの改定時期をしっかり確認しておく必要があります。
例えば、本記事で紹介しているVisaカードの一部では、次のようになっています。
Visaブランドのカード | 改定前手数料 | 改定後手数料 | 改定時期 |
---|---|---|---|
三井住友カード(NL) | 2.20% | 3.63% | 2024年11月1日から |
楽天カード | 2.20% | 3.63% | 2025年3月1日から |
PayPayカード | 2.20% | 3.85% | 2025年3月10日から |
カード会社や国際ブランドによって手数料率は異なり、一律3.63%ではないことに注意しましょう。
為替レートはVisaレートが適用される
海外での利用時には、各国際ブランドが定める為替レートが適用されます。
この為替レートは、取引データが決済センターに到着した時点のレートが使用されるため、実際の購入時のレートとは異なる場合があります。
例えば、ホテルのチェックアウト時に支払いをしても、実際の決済処理が数日後になることがあり、その場合は決済処理日のレートが適用されます。
また、海外オンラインショップでの買い物では、表示価格が現地通貨の場合、最終的な日本円での支払額は為替レートによって変動することにも注意が必要です。
Visa Secureによる本人認証が強化
経済産業省が2023年3月に発表したクレジットカード・セキュリティガイドラインに基づき、オンラインショッピングでの不正利用防止のため、本人認証システムが強化されることになりました。
この変更は、年々増加するクレジットカードの不正利用被害に対応するための重要な対策となります。
2025年4月から認証が全取引で必須に
2025年3月末までに、すべてのオンラインショッピングでEMV 3-Dセキュア認証の導入が義務付けられます。
この変更は実店舗での取引は対象外で、オンラインでの取引のみが対象となります。
メールまたは電話番号での認証が必要
新しい認証システムでは、メールアドレスまたは電話番号を利用した本人確認が必要です。
取引時には、登録したメールアドレスまたは電話番号宛てに認証コードが送られ、それを入力することで本人確認を行います。
スマートフォンでの利用時には生体認証にも対応しており、より便利で安全な認証方法を選択することもできます。
Visaカードに関するよくある質問
最後に、Visaカードに関するよくある質問を紹介します。
国際ブランドとはなんですか?
国際ブランドとは、世界中に加盟店をもつクレジットカードのブランドを指します。
Visaをはじめ、MastercardやJCB、アメリカン・エキスプレス、ダイナースクラブなどが国際ブランドの一例です。
カード会社は国際ブランドとライセンス契約を締結することで、国際ブランドが持つ独自の決済システムネットワークを利用しています。
クレジットカードの券面には、それぞれ提携先の国際ブランドが記載されています。
街中の店舗やネットショッピングは、加盟店として契約することで、国際ブランドの取扱店として該当カードでの決済ができるようになるという仕組みです。
Visaのタッチ決済はどのクレジットカードでも使えますか?
Visaのタッチ決済は、どのクレジットカードでも使えるわけではありません。
タッチ決済が可能なクレジットカードには、電波マークが記載されています。また、店舗側もタッチ決済に対応した端末の導入が必要です。
2023年3月末時点でタッチ決済対応のVisaカード発行枚数は1億枚を超えています(※)。
また、タッチ決済の利用率は2021年3月〜2023年5月の間だけでも大きな伸びをみせており、世界中の取引では57%がタッチ決済で行われています。
今後も、タッチ決済可能なカードや、タッチ決済可能な店舗は増えていくでしょう。
(※)1億枚達成!拡がるVisaのタッチ決済 | ビザ・ワールドワイド・ジャパン株式会社のプレスリリース
海外でVisaカードを使うには?
海外でのVisaカードの使い方は、日本と大きな違いはありません。
レジにある端末にカードを入れたら暗証番号を入力したり、タッチ決済を利用したりして簡単に決済が可能です。
海外でレシートにサインする場合は、カードの裏面に記入したサインと合わせましょう。例えば、カード裏面に漢字でサインしているのであれば、海外でも漢字でレシートにサインをします。
カード裏面のサインとレシートに記載するサインが異なると、お店側から決済を拒否される可能性があるので注意してください。
チップを払う場合は、事前に伝えるか、レシートの所定欄に記入することで対応してくれます。
Visaとほかの国際ブランドの審査に違いはありますか?
国際ブランドによって、審査基準が変わることは基本的にありません。
クレジットカードの発行審査は国際ブランドではなく、カードを発行する会社がおこなっているためです。
例えば、楽天カードでは、Visa、Mastercard、JCB、アメリカン・エキスプレスの国際ブランドが選べます。
発行審査は各国際ブランドではなく、楽天カードがおこなうため、発行基準は楽天カードに委ねられています。
クレジットカードの審査についてはこちらの記事もご確認ください。
おすすめVisaカードのまとめ
Visaカードは日本だけではなく、世界でのシェア率もNo.1の国際ブランドです。
世界中に加盟店があり、国内・海外で使えます。Visaが直接発行するプロパーカードはないため、提携しているカード会社が発行するカードを選んで発行しましょう。
提携先が多く種類が豊富で、カードごとのポイント還元率や特典もさまざまです。今回紹介したランキングを参考にして、発行するカードを選んでみてください。
カード選びに迷ったら、維持費のかからない年会費無料のカードを発行してみると良いでしょう。カードに使い慣れ、特典に物足りなさを感じたら年会費有料のカードやゴールドカードの発行を検討してみてください。
新規入会キャンペーンで高額ポイントがもらえるカードも多いので、まずは気になったカードに申込んでみましょう。