楽天カードの作成を検討している人は、自身に最適な1枚を知りたいのではないでしょうか。
楽天カードは年会費無料にもかかわらず、ポイント還元率が1%と高めに設定されていることから、はじめてのクレジットカードにおすすめです。
また、楽天グループのサービスを普段利用している人であれば、楽天市場でのポイント還元率がアップする「SPU(スーパーポイントアッププログラム)」により、より多くの楽天ポイントが貯まります。
楽天カードはとにかくポイントが貯まりやすいので、幅広い用途で使いたい人だけでなく、楽天経済圏を意識している人も利用しやすいでしょう。
ただし、楽天カードは全部で9種類あるので最適な1枚を知るには、それぞれの特徴を確認しておく必要があります。
楽天カードを選ぶ際は、下記4つの選び方を参考にするとよいでしょう。
クレジットカードをはじめて作る人には「楽天カード 」や「楽天カード アカデミー 」がおすすめです。
楽天カードは先述したとおり、年会費無料にもかかわらず、基本還元率が高めに設定されているので、どのような場面で利用してもポイントを貯めやすい特徴があります。
また、楽天カードアカデミーには「楽天学割」という学生限定の付帯特典が設けられています。
毎週水曜日は楽天市場・楽天ブックスでのポイントが3倍になったり、楽天市場の送料無料クーポンや、ファッションや動画に使えるクーポンがもらえたりするのです。
マイルを貯めたい人や、海外旅行などで飛行機を利用する機会が多い人には「楽天ANAマイレージクラブカード 」または「楽天プレミアムカード 」がおすすめです。
楽天ANAマイレージカードはその名称のとおり、普段のカード利用でもマイルを貯められるクレジットカードです。
「楽天ポイントコース」を選べば100円の支払いにつき1ポイントが貯まり、「ANAマイルコース」を選べば200円の支払いにつき1マイルが貯まります。
楽天プレミアムカードは年会費が11,000円(税込)必要なハイステータスカードです。
年会費は高めに設定されていますが、国内・海外旅行傷害保険で最高5,000万円まで補償されたり、会員制の空港ラウンジを利用できる「プライオリティ・パス」会員カードを無料で発行できたりする特典が付帯されています。
本記事では、楽天カードの選び方や、申込む際の手順をわかりやすく解説しています。
開催中のキャンペーンも紹介しているので、楽天カードの作成を検討している人は参考にしてください。
- はじめてのクレジットカードなら楽天カードがおすすめ
- 楽天カードアカデミーは学生限定の特典が充実している
- スマホ決済「楽天ペイ」との併用でさらにポイントが貯まる
- 新規入会キャンペーンとカード利用で楽天ポイントがもらえる
- 楽天カードがおすすめの人
- 大学生などはじめてクレジットカードを作る人
- 普段から楽天グループのサービスを利用している人
- NISA制度を活用して積立投資をはじめたいと考えている人
- 楽天カードの選び方
- おすすめの楽天カード9種類
- 楽天カード|はじめてのクレジットカードに最適
- 楽天PINKカード|女性のためのカスタマイズ特典が魅力
- 楽天ゴールドカード|手頃な保険料で多くの特典が受けられる
- 楽天プレミアムカード|海外旅行で嬉しいプライオリティ・パスを無料で発行できる
- 楽天ブラックカード|最上級カードにふさわしいサポートが受けられる
- 楽天ANAマイレージクラブカード|マイルを貯めたい旅行好きな人に最適
- 楽天カード アカデミー|学生限定の特典や無料プログラムが充実している
- 楽天銀行カード|キャッシュカードとクレジットカードがこの1枚に集約
- 楽天ビジネスカード|ビジネスシーンで役立つ豊富な特典・優待が利用できる
- 楽天カードを作成する7つのメリット
- ポイントが貯まりやすく利用先が豊富
- セキュリティが充実している
- 楽天グループサービスでの利用でお得になる
- 豊富なデザインが用意されている
- 海外旅行保険が付帯している
- 国際ブランドを選べる
- スマホ決済「楽天Pay」との連携で還元率アップ
- 楽天カードのデメリット
- 公共料金支払い時のポイント還元率が低い
- ETCカードの年会費が有料
- 期間限定ポイントが多い
- 一部電子マネーのチャージはポイント還元対象外
- 楽天カードの種類ごとのポイント還元率はどのくらい?
- 通常のポイント還元率
- 楽天市場利用時のポイント還元率
- 楽天カードの申込み方法
- 申込み
- 審査
- 発行
- 受け取り
- 楽天カードの新規入会キャンペーン情報
- 楽天カードのキャンペーンで楽天ポイントを受け取る流れ
- 楽天カードとの併用がおすすめ!年会費無料でポイントが貯まるカード3選
- JCBカード W
- 三井住友カード(NL)
- エポスカード
- 楽天カードに関するよくある質問
- 楽天カードは結局どれがおすすめ?
- 楽天カードの国際ブランドはどこがおすすめ?
- 楽天カードの締め日と引き落とし日はいつ?
- 楽天カードの引き落とし口座はどこがおすすめ?
- 楽天ポイントのおすすめの使い方は?
- 楽天カード発行までの時間は?
- 楽天カードの明細の確認方法は?
- 楽天カードへ申込む際の注意点は?
- 楽天カードは2枚持ちできる?
- 楽天カードの専用アプリはある?
- 楽天カードの切り替え方法は?
- まとめ
楽天カードがおすすめの人
楽天カードは、以下のような人におすすめです。
- 大学生などはじめてクレジットカードを作る人
- 普段から楽天グループのサービスを利用している人
- NISA制度を活用して積立投資をはじめたいと考えている人
大学生などはじめてクレジットカードを作る人
楽天カードは、はじめてクレジットカードを作る人に最適な1枚です。
年会費無料にもかかわらず基本還元率が1%と高めに設定されているほか、安心・安全にカードを使えるようにさまざまな配慮がなされているからです。
また、学生限定で作れる「楽天カード アカデミー」では、学生に嬉しい優待・特典が多く用意されています。
楽天市場の送料無料クーポンがもらえたり、楽天市場や楽天ブックスでのポイント還元率が3倍以上になったりするので、自由に使えるお金が少ない学生におすすめです。
利用限度額が30万円と低めに設定されているので、カードの使い過ぎを心配している人にもおすすめできます。
楽天カードアカデミーの付帯特典の概要は以下のとおりです。
- 楽天市場で使える送料無料クーポンがもらえる
- 毎週水曜日は楽天市場・楽天ブックスのポイントが3倍(※)になる
- ファッションや動画に使えるクーポンがもらえる
- アンケートなど無料でポイントがもらえるチャンスも多数
(※)水曜10:00~木曜9:59までの注文が対象
(※)要エントリー
普段から楽天グループのサービスを利用している人
楽天カードは、普段から楽天グループのサービスをよく利用している人におすすめです。
楽天には、楽天グループのサービスを使えば使うほどお得になる「SPU(スーパーポイントアッププログラム)」というプログラムがあるからです。
「楽天カード」や「楽天モバイル」など、楽天グループのサービスを利用しているとポイント倍率が加算され、楽天ポイントの還元率が高くなります。
普段利用しているサービスを振り返り、楽天グループのものが多い人は、楽天カードを選ぶとよいでしょう。
SPU(スーパーポイントアッププログラム)の達成条件は以下のとおりです。
付与倍率 | 対象のサービス | 達成条件 |
---|---|---|
+4倍 | 楽天モバイル | Rakuten最強プランの契約 |
+2倍 | 楽天モバイル キャリア決済 | 月に2,000円以上の決済 |
+2倍 | Rakuten Turbo/楽天ひかり | Rakuten Turboまたは 楽天ひかりの契約 |
+1倍 | 楽天カード(通常分) | 楽天カードを利用して 楽天市場でお買い物 |
+1倍 | 楽天カード(特典分) | |
+0.5倍 | 楽天銀行+楽天カード | ①楽天銀行口座で楽天カード利用代金の引落をすること(+0.3倍) ②①を達成し、さらに購買の前月に楽天銀行で給与・賞与・年金を受け取ること(+0.2倍) |
+0.5倍 | 楽天証券 投資信託 | 当月合計30,000円以上のポイント投資(投資信託) |
+0.5倍 | 楽天証券 米国株式 | 当月合計30,000円以上のポイント投資(米国株式 円貨決済) |
+0.5倍 | 楽天ウォレット | 暗号資産現物取引で月に30,000円以上購入(ポイント交換含む) |
+0.5倍 | 楽天でんき | 楽天でんきを契約し、前月利用額5,500円(税込)以上かつクレジットカードによる決済完了 |
+1倍 | 楽天トラベル | 対象サービスを月1回以上5,000円以上予約し、対象期間に利用 |
+0.5倍 | 楽天ブックス | 月1回以上3,000円以上お買い物 |
+0.5倍 | 楽天kobo | 電子書籍を月1回以上3,000円以上お買い物 |
+0.5倍 | Rakuten Pasha | クーポンで当月に300ポイント以上獲得し、「今日のレシートキャンペーン」にて審査通過レシート10枚以上達成 |
+0.5倍 | Rakuten Fashionアプリ | Rakuten FashionアプリでRakuten Fashion商品を月1回5,000円以上お買い物 |
+0.5倍 | 楽天ビューティ | 月1回3,000円以上の利用 |
NISA制度を活用して積立投資をはじめたいと考えている人
NISA制度を活用して積立投資をはじめたいと考えている人は、楽天証券での口座開設と楽天カードの作成を検討するとよいでしょう。
楽天証券でクレカ積立(楽天カードクレジット決済)をおこなった場合、楽天カードの種類やファンドの代行手数料に応じて、最大2%の楽天ポイントが付与されるからです。
毎月10万円までの積立額に対して、0.5〜2.0%の楽天ポイントが付与されるので、自身の資産を形成しながら楽天ポイントをお得に貯められるようになります。
さらに、楽天キャッシュ(電子マネー)も併用すれば積立上限額が5万円加算され、ポイント還元率も0.5%多く付与されるようになります。
楽天カードと楽天キャッシュを併用して積立投資をおこなうことにより、毎月15万円までの積立額に対して、最大2.5%の楽天ポイントが付与されるのです。
NISA制度を活用して積立投資をはじめたい人は、楽天証券と楽天カードを併用するようにしましょう。
楽天証券でクレカ積立(楽天カードクレジット決済)をおこなった場合のポイント還元率は以下のとおりです。
手数料に 応じた ポイント 還元率 | 楽天 ブラック カード | 楽天 プレミアム カード | 楽天 ゴールド カード | 左記以外の楽天カード |
---|---|---|---|---|
年率0.4%(税込)以上 | 2% | 1% | 1% | 0.75% |
年率0.4%(税込)未満 | 0.75% | 0.5% |
毎月の積立額によっては年会費のもとが取れる
楽天証券でのクレカ積立を前提として楽天カードを作成する場合は、毎月の積立額をもとにカードの種類を検討するとよいでしょう。
クレカ積立によるポイント還元率は、楽天カードの種類とファンドの代行手数料によって決まります。
そのため、毎月の積立額によっては年会費を払ったとしても、付与される楽天ポイントでもとを取れるケースもあるからです。
とくに、積立額の上限まで投資信託の購入を検討している場合は、年会費とポイント還元率の差を意識しておきましょう。
毎月の積立額に応じて付与される楽天ポイントは以下のとおりです。
年間積立額 | 楽天 ブラック カード | 楽天 プレミアム カード | 楽天 ゴールド カード | 上記以外の 楽天カード |
---|---|---|---|---|
年24万円 (月2万円) | 4,800 ポイント | 2,400 ポイント | 1,800 ポイント | 1,200 ポイント |
年48万円 (月4万円) | 9,600 ポイント | 4,800 ポイント | 3,600 ポイント | 2,400 ポイント |
年72万円 (月6万円) | 14,400 ポイント | 7,200 ポイント | 5,400 ポイント | 3,600 ポイント |
年96万円 (月8万円) | 19,200 ポイント | 9,600 ポイント | 7,200 ポイント | 4,800 ポイント |
年120万円 (月10万円) | 24,000 ポイント | 12,000 ポイント | 9,000 ポイント | 6,000 ポイント |
また、年会費のもとが取れるクレカ積立の額は以下のとおりです。
カードの種類 | 年会費 | クレカ積立による ポイント還元率(※) | 年会費の もとが取れる クレカ積立額 |
---|---|---|---|
楽天 ブラック カード | 33,000円(税込) | 2% | − |
楽天 プレミアム カード | 11,000円(税込) | 1% | 年間110万円以上 (月91,667円以上) |
楽天 ゴールド カード | 2,200円(税込) | 0.75% | 年間29.4万円以上 (月24,445円以上) |
上記以外の 楽天カード | 無料 | 0.5% | − |
(※)ファンドの代行手数料が年率0.4%未満の場合
毎月24,445円以上のクレカ積立を検討している場合は、年会費2,200円(税込)を支払ったとしても「楽天ゴールドカード」を作成したほうがよいでしょう。
また、毎月91,667円以上のクレカ積立を検討している場合は、年会費11,000円(税込)を支払ったとしても「楽天プレミアムカード」の作成をおすすめします。
とくに、楽天プレミアムカードは、楽天市場を利用した際のポイント還元率がアップする「SPU(スーパーポイントアッププログラム)」で+2倍が適用されるので、楽天市場を利用する機会の多い人であれば、さらに恩恵を受けられるでしょう。
一方で、毎月24,444円以下のクレカ積立であれば、年会費無料の楽天カードを作成するとよいでしょう。
楽天カードの選び方
楽天カードを選ぶ際は、以下を基準にするとよいでしょう。
- 年会費
- 国際ブランド
- 付帯サービスや特典
クレジットカードを10年保有する場合、年会費が1,000円なら1万円、年会費が1万円なら10万円の年会費を合計で支払う必要があります。
一方で、年会費が無料のクレジットカードもあり、そういったカードであれば何年保有しても維持費は必要ありません。
年会費のみで比較するわけにはいきませんが、ほかの要素がいずれも拮抗している場合は、年会費を比較の要素にするとよいでしょう。
国際ブランドはクレジットカードによって異なります。
楽天カードは、2~4種類程度の国際ブランドから好きなものを選べるので、多くの店舗で利用できる国際ブランドを選ぶとよいでしょう。
楽天カードがはじめてのクレジットカードであれば、ほとんどの店舗で利用可能な「VISA」または「Mastercard」がおすすめです。
付帯サービスや特典はカードによって異なり、グレードの高いカードのほうが付帯サービスや特典が充実している傾向にあります。
しかし、グレードの高いカードは年会費が発生することも多いので、付帯サービスや特典を比較する際は、ご自身にとって年会費を支払う価値があるサービスであるかを判断しなければなりません。
こういった観点で楽天カード同士を比較していけば、ご自身に最適な種類のカードを選べるでしょう。
なお、目的に合わせて選ぶ際は、以下を参考にするとよいでしょう。
とくにこだわりがない人には、普通の楽天カードがおすすめです。
年会費無料にもかかわらずポイント還元率が高めに設定されているので、どんな用途でも使いやすいでしょう。
おすすめの楽天カード9種類
楽天カードには、もっともベーシックな「楽天カード」をはじめとして、グレードが上の「楽天ゴールドカード」や、学生限定で作成できる「楽天カード アカデミー」など、さまざまな種類のカードがあります。
以下ではそれぞれの特徴を詳しく紹介します。
楽天カード|はじめてのクレジットカードに最適
国際ブランド | Visa、Mastercard、American express、JCB |
---|---|
年会費 | 無料 |
ポイント還元率 | 1〜3% |
付帯保険 | 海外旅行傷害保険 |
本カードならではの特徴 | 特になし |
楽天カードは、年会永年無料で利用できるクレジットカードで、 楽天カードのなかではもっともベーシックなカードです。
維持費を気にせずに保有できるので、メインカードとしてずっと使い続けていくのにも向いているでしょう。
国際ブランドはVisa、Mastercard、American express、JCBの4種類のなかから選択可能です。
国際ブランドが異なってもクレジットカードの基本的な機能に大きな違いが生じるわけではありませんが、利用できる店舗や受けられるサービスは若干異なります。
ご自身が行く機会の多い店舗で利用できて、使いやすいサービスが付帯している国際ブランドを選びやすいのは、選択肢の多さゆえです。
基本還元率は1%と高めに設定されていますが、楽天市場で利用する際には3%とさらに高く設定されている点も大きな魅力です。
楽天市場で年間100万円のショッピングをする人であれば、1年間で3万ポイントものポイントを貯められます。
楽天ポイントは「1ポイント=1円」換算で使えるので、3万円分お得にショッピングできているのと同じです。
使いやすく便利な特徴をいくつも兼ね備えた優秀なクレジットカードなので、どの楽天カードを選ぶべきかで悩んだら、まずは本カードを中心に検討するとよいでしょう。
楽天PINKカード|女性のためのカスタマイズ特典が魅力
国際ブランド | Visa、Mastercard、American express、JCB |
---|---|
年会費 | 無料 |
ポイント還元率 | 1〜3% |
付帯保険 | 海外旅行傷害保険 |
本カードならではの特徴 | 特典を選べるカスタマイズサービス |
楽天PINKカードは、年会費永年無料で利用できるクレジットカードです。
国際ブランドはVisa、Mastercard、American express、JCBの4種類のなかから選択可能です。
楽天PINKカードには、通常デザイン以外に「お買いものパンダデザイン」「ミッキーマウスデザイン」「ミニーマウスデザイン」の4つのデザイン(※)があります。
好きな券面デザインを選べるので、使っていて楽しくなるものを選ぶとよいでしょう。
また、楽天PINKカードでは、以下に挙げるカスタマイズ特典のうち、ひとつを選んで利用できます。
(※)「ミッキーマウスデザイン」「ミニーマウスデザイン」はJCBブランドのみ選択可能
- 楽天グループ優待サービス
- ライフスタイル応援サービス
- 女性のための保険「楽天PINKサポート」
ライフスタイルに応じて特典を選べるのは、ほかのクレジットカードにはあまりない珍しい特徴です。
楽天市場ならポイント還元率3倍、楽天トラベルならポイント還元率2倍で利用できるので、ポイントを効率的に貯めたい人にもおすすめです。
楽天ゴールドカード|手頃な保険料で多くの特典が受けられる
国際ブランド | Visa、Mastercard、JCB |
---|---|
年会費 | 2,200円(税込) |
ポイント還元率 | 1~3% |
付帯保険 | 海外旅行傷害保険 |
本カードならではの特徴 | 国内空港ラウンジを年間2回無料で利用可能 |
楽天ゴールドカードは、ゴールドカードでありながら年会費2,200円(税込)で利用できます。
ゴールドカードは年会費が1万円を超すことも多いので、比較的安い金額で保有できる本カードは、コストパフォーマンスの面で優れているといえるでしょう。
国際ブランドは、Visa、Mastercard、JCBの3つから選択可能です。
一般カードと比べて楽天ポイントを貯めやすいのも、楽天ゴールドカードの魅力のひとつです。
楽天市場や楽天ブックスでの利用ではポイント還元率が3%になりますが、誕生月での利用だとさらに+1%されて、ポイント還元率が4%になります。
楽天証券で投信積立クレジット決済をおこなう場合も、通常の楽天カードならポイント還元率は0.5%ですが、楽天ゴールドカードなら0.75%分
(※) のポイントが還元されます。
空港のラウンジサービスもゴールドカードならではの付帯サービスで、羽田空港や関西国際空港といった国内主要空港のラウンジを、年間2回まで無料で利用可能です。
旅行や出張などで半年に1回程度飛行機に搭乗する機会のある人は、本カードを保有することで、フライト前の時間を落ち着いた空間でのんびり過ごせます。
海外旅行傷害保険も付帯しているので、年に数回程度海外へ行く機会がある人には、とくにおすすめのカードです。
(※)代行手数料年率0.4%(税込み)未満の銘柄の場合
楽天プレミアムカード|海外旅行で嬉しいプライオリティ・パスを無料で発行できる
国際ブランド | Visa、Mastercard、American express、JCB |
---|---|
年会費 | 11,000円(税込) |
ポイント還元率 | 1~3% |
付帯保険 | ・海外旅行傷害保険 ・国内旅行傷害保険 |
本カードならではの特徴 | ・国内空港ラウンジを無料で利用可能 ・世界1,300ヶ所以上の空港ラウンジが利用できる「プライオリティ・パス」に無料で登録可能 |
楽天プレミアムカードの年会費は、11,000円(税込)です。
ほかの楽天カードと比べると少し高めの設定ですが、金額に見合うだけの充実したサービスや特典が付帯しています。
国際ブランドはVisa、Mastercard、American express、JCBの4種類のなかから選択可能です。
楽天ポイントを貯めやすいのも楽天プレミアムカードの魅力で、楽天市場や楽天ブックスでの利用ではポイント還元率3%で利用できます。
加えて、誕生月での利用だとさらに+1%されるので、ポイント還元率が4%になります。
楽天証券で投信積立クレジット決済をおこなう場合も、通常の楽天カードならポイント還元率は0.5%ですが、楽天プレミアムカードなら1.0%分(※)のポイントが還元されます。
楽天プレミアムカードでは、優待サービスを以下の3つから選ぶことができます。
優待サービス | サービス内容 |
---|---|
楽天市場コース | 毎週火曜日・木曜日のプレミアムカードデーに楽天市場でショッピングをするとポイント最大4倍 |
トラベルコース | ・楽天トラベルの決済でポイント最大3倍 ・海外旅行の際に便利な手荷物宅配サービスを利用可能 |
エンタメコース | Rakuten TVまたは楽天ブックスの決済でポイント最大3倍 |
旅行の機会が多い人はトラベルコース、本をたくさん読みたい人はエンタメコースといったように、ライフスタイルに応じて最適なサービスを選べるのは便利です。
さらに、世界145ヵ国にある1,500ヶ所以上の空港ラウンジを無料で利用できる「プライオリティ・パス」の会員カードを無料で発行できるのも、楽天プレミアムカードの大きな魅力でしょう。
ニューヨーク・ホノルル・パリ・上海など、世界に44拠点を構える楽天カードの現地トラベルデスクのサービスも受けられます。
充実した保障内容の海外旅行傷害保険が付帯していることも含めて、頻繁に海外へ行く人であれば保有しておいて損はないクレジットカードといえるでしょう。
(※)代行手数料年率0.4%(税込み)未満の銘柄の場合
楽天ブラックカード|最上級カードにふさわしいサポートが受けられる
楽天ブラックカードの基本情報は、以下のとおりです。
国際ブランド | Visa、Mastercard、American express、JCB |
---|---|
年会費 | 33,000円(税込) |
ポイント還元率 | 1~3% |
付帯保険 | ・海外旅行傷害保険 ・国内旅行傷害保険 ・動産総合保険 ・カード盗難保険 |
本カードならではの特徴 | ・国内空港ラウンジを無料で利用可能 ・世界1,300ヶ所以上の空港ラウンジが利用できる「プライオリティ・パス」に無料で登録可能 ・コンシェルジュサービス |
楽天ブラックカードは、楽天カードのなかでもっともグレードの高いクレジットカードです。
そのため、年会費も33,000円(税込)と高めに設定されていますが、ステータスや付帯特典などを考えれば、その金額も納得といえます。
国際ブランドはVisa、Mastercard、American express、JCBの4種類のなかから選択可能です。
よく利用するお店、付帯サービスの内容、すでに保有しているクレジットカードの国際ブランドなど、さまざまなことを考慮に入れて国際ブランドを選べるのは大きなメリットです。
出張で飛行機を利用する機会が多い人であれば、国内の空港ラウンジを無料で利用できる特典を活用できるでしょう。
海外のラウンジに関しても「プライオリティ・パス」に無料で登録できるので、世界1,500ヶ所以上の空港ラウンジを利用できます。
ほかにも、コンシェルジュサービスや海外・国内の旅行傷害保険など、付帯サービスや特典が豊富です。
以前までは楽天カード株式会社からの招待が必要な「インビテーション制」でしたが、2024年7月1日より申込みが可能となりました。
ただし、楽天ブラックカードに申込むためには、下記の条件を満たす必要があります。
- 現在楽天プレミアムカードを保有していること
- 楽天プレミアムカードの契約から12か月以上経過していること
- 12か月間のカード請求金額の合計が500万円以上であること
楽天ANAマイレージクラブカード|マイルを貯めたい旅行好きな人に最適
国際ブランド | Visa、Mastercard、JCB |
---|---|
年会費 | ・初年度無料 ・2年目以降550円(税込) ・2年目以降は年1回以上の利用で翌年度の年会費無料 |
ポイント還元率 | 1~3% |
付帯保険 | 海外旅行傷害保険 |
本カードならではの特徴 | フライトでANAマイルが貯まる |
楽天ANAマイレージクラブカードは、初年度は年会費無料で利用でき、2年目からは550円(税込)の年会費が発生します。
ただし、1年に1度でも利用すれば翌年度の年会費が無料になるので、定期的に利用する限り実質的に年会費無料のカードとして利用可能です。
「ANAマイレージクラブ」という名称のとおり、カード利用でマイルを貯められるのが本カードの大きな特徴です。
「楽天ポイントコース」と「ANAマイルコース」のどちらかを選択可能で、楽天ポイントコースを選べば、通常の楽天カードのように100円の支払いで楽天ポイントが1ポイント貯まります。
ANAマイルコースを選ぶと、200円の支払いでANAマイルが1マイル貯まるので、マイルを貯めたい人はANAマイルコースを選びましょう。
コースは自由に変更可能なので、ANAマイルと楽天ポイントのどちらを貯めるかを自由に選べます。
ほかの楽天カードと同様に、楽天市場での利用ではポイント還元率がアップするので、楽天市場でのショッピングで積極的に利用するのがおすすめです。
マイルはショッピングで貯められるだけでなく、フライトでも貯められます。
そのため、定期的に飛行機を利用する人であれば、特典航空券と交換できるくらいのマイルもすぐに貯まるでしょう。
「楽天カード」「電子マネーEdy」「楽天ポイント」「ANAマイレージクラブ」の4つの機能が1枚にまとまっているので、多機能なサービスを1枚に集約したい人にもおすすめです。
楽天カード アカデミー|学生限定の特典や無料プログラムが充実している
国際ブランド | Visa、JCB |
---|---|
年会費 | 無料 |
ポイント還元率 | 1~3% |
付帯保険 | 海外旅行傷害保険 |
本カードならではの特徴 | ・学生限定特典 ・楽天学割自動付帯 |
楽天カード アカデミーは「アカデミー」という名前のとおり、学生専用のクレジットカードです。
年会費無料で利用できるほか、大学や短大・専門学校などを卒業したあとは、自動的に楽天カードに切り替わるので、カード更新の手間も必要ありません。
楽天カード アカデミーの間に貯めていた楽天ポイントは、楽天カードになっても引き継がれるので安心です。
楽天カード アカデミーには学生限定の特典が付帯しており、楽天ブックスの決済でポイントが通常の4倍、楽天トラベルの決済でポイントが通常の3倍貯まります。
楽天トラベルを利用していろいろなところに旅行にいったり、
楽天ブックスで購入した本を読んで知識を吸収したりするなかで、ポイントを効率的に貯められるのはとてもお得です。
自由に使えるお金があまり多くない学生にとって、楽天学割が自動付帯していることも見逃せません。
楽天市場での送料無料クーポンや、ファッションや動画視聴に使えるクーポンがもらえますし、無料のアンケートなどでポイントが貯まるチャンスも多数あります。
利用限度額は最高30万円ですが、使いすぎが不安な人はご自身で金額を設定することも可能です。
学生にうれしい特典やサービスが数多く付帯していますし、自動的に楽天カードに更新してもらえるので、学生で楽天カードの作成を検討している場合は本カードがもっともおすすめです。
楽天カードアカデミーの付帯特典の概要は以下のとおりです。
- 楽天市場で使える送料無料クーポンがもらえる
- 毎週水曜日は楽天市場・楽天ブックスのポイントが3倍(※)になる
- ファッションや動画に使えるクーポンがもらえる
- アンケートなど無料でポイントがもらえるチャンスも多数
(※)水曜10:00~木曜9:59までの注文が対象
(※)要エントリー
楽天銀行カード|キャッシュカードとクレジットカードがこの1枚に集約
楽天銀行カードの基本情報は、以下のとおりです。
国際ブランド | JCB |
---|---|
年会費 | 無料 |
ポイント還元率 | 1~3% |
付帯保険 | 海外旅行傷害保険 |
本カードならではの特徴 | ・キャッシュカード機能付帯 ・楽天銀行の普通預金金利が2倍 |
楽天銀行カードは、楽天カードの機能と楽天銀行のキャッシュカードの機能を1枚にまとめたカードで、年会費永年無料で利用できます。
これ1枚で、お店での支払いもATMでのお金の引き出しもできる点が特徴です。
楽天市場で利用する際にはポイント還元率が通常よりもアップしますが、カードの利用代金引き落とし口座および給与・賞与・年金の受け取り口座を楽天銀行の口座に指定していると、最大0.5%還元率アップの恩恵を受けられます。
そのため、一般カード同士の比較であれば、楽天市場でのショッピング時にもっとも高いポイント還元率を実現可能です。
楽天銀行から楽天カードご利用分の引き落としがあれば、楽天銀行の普通預金金利が2倍になるのもうれしいポイントといえるでしょう。
楽天銀行に普通預金口座をお持ちでクレジットカードをお探しの人には、本カードがおすすめです。
楽天ビジネスカード|ビジネスシーンで役立つ豊富な特典・優待が利用できる
国際ブランド | VISA |
---|---|
年会費 | 2,200円(税込) |
ポイント還元率 | 1~3% |
付帯保険 | ・海外旅行傷害保険 ・国内旅行傷害保険 |
本カードならではの特徴 | ・ETCカードを複数枚発行可能 ・VISAビジネスオファー利用可能 |
楽天ビジネスカードは、年会費2,200円(税込)で利用できるクレジットカードです。
ビジネスカードはビジネスに役立つ付帯サービスが充実している分、年会費もそれなりにかかることが多いですが、本カードは比較的お手頃な年会費で利用できます。
ただし、本カードは楽天プレミアムカードの付随カードなので、単体で作成することはできません。
そのため、本カードの保有に必要な年会費は実質的に、楽天プレミアムカードの11,000円(税込)と合わせて13,200円(税込)です。
本カードは楽天カードのなかで唯一、ETCカードを複数枚発行することができ、1枚目は年会費無料、2枚目以降は年会費550円(税込)で利用できます。
営業用の車それぞれにETCカードを配備したい場合などに、本カードは重宝するでしょう。
Visa法人カードの保有者を対象にした優待サービスである「Visaビジネスオファー」も、ビジネスにおいて便利なサービスです。
レンタルオフィスを利用できたり、広告宣伝のサポートをしてくれたりといったサービスが利用できるので、事業において足りない部分や弱い部分を補えます。
楽天プレミアムカードに付帯しているサービスも利用できるので、空港ラウンジを利用したり、トラベルデスクのサポートを受けたりすることも可能です。
楽天プレミアムカードの付随カードですが、楽天プレミアムカードが個人利用のカードなのに対して、本カードはビジネス利用のカードです。
そのため、引き落とし口座を同じにすることはできず、楽天プレミアムカードは個人名義の預金口座から、楽天ビジネスカードは法人名義の預金口座からの引き落としになります。
楽天カードを作成する7つのメリット
楽天カードは種類ごとに特徴や強みが異なりますが、楽天カード全体としてのメリットは、主に以下が挙げられます。
- ポイントが貯まりやすく利用先が豊富
- セキュリティが充実している
- 楽天サービスでの利用でお得になる
- 新規入会と利用で楽天ポイントがもらえる
- 海外旅行保険が付帯している
- 国際ブランドを選べる
- スマホ決済「楽天Pay」との連携で還元率アップ
それぞれのメリットを、詳しく説明します。
ポイントが貯まりやすく利用先が豊富
クレジットカードのポイントは、お店やネットショッピングなどでの支払いをカードでおこなうことで貯まります。
そのため、利用できるお店が多いほうが、クレジットカードのポイントを貯めやすいです。
その点、楽天カードは、街中のお店でもネットショッピングでも幅広く利用できるので、ポイントを効率的に貯められるカードといえるでしょう。
また、楽天カードの利用で貯められる「楽天ポイント」は、利用先も豊富です。
ファミリーマートなどのコンビニエンスストア、くら寿司やすき家といった飲食店などのさまざまなお店で、「1ポイント=1円相当」で利用できます。
もちろん、楽天グループのサービスでも利用できるので、ポイントの使い道に困ることはないでしょう。
セキュリティが充実している
クレジットカードを保有していると、第三者による不正利用の被害にあわないか、心配になる人も多いでしょう。
楽天カードは、セキュリティ対策もバッチリです。
不正検知システムを用い、24時間体制で不審なカード利用を監視・検知していますし、本人認証サービスを導入することで、ネットショッピングなどでの「なりすまし」の被害を未然に防いでいます。
カードの偽造やスキミング防止のためにICチップを搭載しており、カード情報が流出している可能性を検知した場合は、クレジットカードの差し替え(カード番号の変更を伴う作り直し)を案内してもらえます。
不正利用に対する対策がこれだけしっかりと用意されているおかげで、カードを安心して利用できますね。
楽天グループサービスでの利用でお得になる
楽天には、楽天グループのサービスを使えば使うほどお得になる「SPU(スーパーポイントアッププログラム)」というプログラムがあります。
楽天には楽天カードだけでなく、楽天モバイルや楽天証券・楽天トラベルなどのさまざまなサービスがありますが、それらを利用して条件を達成することで、楽天市場でのポイント倍率がアップするのです。
楽天市場での支払いを楽天カードでおこなえば、基本となる「ポイント還元率1倍」のほかに「楽天カード使用分」ということで、さらに+1倍分の楽天ポイントが付与されます。
そして、SPUの条件をすべて達成していれば、最大17倍ものポイントが付与されるようになります。
SPU(スーパーポイントアッププログラム)の達成条件は以下のとおりです。
付与倍率 | 対象のサービス | 達成条件 |
---|---|---|
+4倍 | 楽天モバイル | Rakuten最強プランの契約 |
+2倍 | 楽天モバイル キャリア決済 | 月に2,000円以上の決済 |
+2倍 | Rakuten Turbo/楽天ひかり | Rakuten Turboまたは 楽天ひかりの契約 |
+1倍 | 楽天カード(通常分) | 楽天カードを利用して 楽天市場でお買い物 |
+1倍 | 楽天カード(特典分) | |
+0.5倍 | 楽天銀行+楽天カード | ①楽天銀行口座で楽天カード利用代金の引落をすること(+0.3倍) ②①を達成し、さらに購買の前月に楽天銀行で給与・賞与・年金を受け取ること(+0.2倍) |
+0.5倍 | 楽天証券 投資信託 | 当月合計30,000円以上のポイント投資(投資信託) |
+0.5倍 | 楽天証券 米国株式 | 当月合計30,000円以上のポイント投資(米国株式 円貨決済) |
+0.5倍 | 楽天ウォレット | 暗号資産現物取引で月に30,000円以上購入(ポイント交換含む) |
+0.5倍 | 楽天でんき | 楽天でんきを契約し、前月利用額5,500円(税込)以上かつクレジットカードによる決済完了 |
+1倍 | 楽天トラベル | 対象サービスを月1回以上5,000円以上予約し、対象期間に利用 |
+0.5倍 | 楽天ブックス | 月1回以上3,000円以上お買い物 |
+0.5倍 | 楽天kobo | 電子書籍を月1回以上3,000円以上お買い物 |
+0.5倍 | Rakuten Pasha | クーポンで当月に300ポイント以上獲得し、「今日のレシートキャンペーン」にて審査通過レシート10枚以上達成 |
+0.5倍 | Rakuten Fashionアプリ | Rakuten FashionアプリでRakuten Fashion商品を月1回5,000円以上お買い物 |
+0.5倍 | 楽天ビューティ | 月1回3,000円以上の利用 |
楽天関連のサービスを利用すればするほど、楽天カードを利用したときに多くのポイントを貯められるようになるのは、とても魅力的です。
豊富なデザインが用意されている
券面デザインが豊富なのも、楽天カードの特徴のひとつです。
有名人やアニメなどとコラボしたものもあれば、ディズニーデザインのものもあるので、お気に入りのデザインを選びましょう。
楽天カードでは、以下のなかから好きなデザインを選べます。
- 通常デザイン
- お買い物パンダ
- スポーツ・エンターテインメント:武尊や楽天イーグルスなど
- ライフスタイル:西友またはゆうちょ銀行
- ディズニーキャラクター(※):ミッキーマウスまたはミニーマウス
(※)JCBを選んだ場合のみ選択可能
選択する国際ブランドによってはデザインが決まっている場合もあるので、気になるデザインを見てからカードを選ぶ方法もあります。
海外旅行保険が付帯している
楽天カードには、海外旅行傷害保険が付帯しています。
海外旅行に行く際には、その都度掛け捨ての保険に加入するケースが多いと思いますが、わざわざ毎回保険に加入するのは手間がかかって面倒です。
楽天カードを保有して条件を満たしていれば、海外旅行に行く際には付帯保険が適用されるので、掛け捨ての保険に加入する必要はなくなります。
なお、カードによっては日本を出国する以前に、「募集型企画旅行の料金」に該当する代金を楽天カードで支払わなければ、保険の適用条件を満たせません。
お持ちのカードの種類によって、保険適用の条件が変わってくることには注意しましょう。
国際ブランドを選べる
楽天カードでは、国際ブランドを複数から選ぶことができます。
たとえば、楽天カードや楽天PINKカードでは、Visa、Mastercard、American express、JCBの4つから選択可能です。
国際ブランドによって加盟店が異なるので、1枚目のカードであればVISAまたはMastercardの選択をおすすめします。
利用できる店舗数で国際ブランドを選んでもよいですし、家族が持っているクレジットカードとは異なる国際ブランドを選んでもよいでしょう。
国際ブランドの選択肢が多いことで、普段の利便性が向上します。
スマホ決済「楽天Pay」との連携で還元率アップ
楽天Payは楽天グループが提供しているキャッシュレス決済サービスです。
普段から楽天グループのサービスを利用していれば、活用している人も多いでしょう。
楽天Payで買い物をすれば楽天ポイントを貯められますが、楽天カードと紐づけることもできます。
楽天カードや楽天銀行から、楽天ペイにチャージして支払うことで、1.5%のポイント還元率が受けられます。
そのため、普段から楽天ポイントを貯めていて楽天Payを利用している人は、楽天カードを紐付けることでポイント獲得を増やせるでしょう。
楽天ペイで支払った際のポイント還元率は、以下のとおりです。
支払い方法 | ポイント還元率 |
---|---|
チャージして支払う | 1.5% |
ポイントで支払う | 1% |
楽天銀行口座から支払う | |
楽天カードで支払う |
楽天カードのデメリット
メリットが多数ある一方で、楽天カードには以下のようなデメリットもあります。
- 公共料金支払い時のポイント還元率が低い
- ETCカードの年会費が有料
- 期間限定ポイントが多い
- 一部電子マネーのチャージはポイント還元対象外
それぞれのデメリットを、詳しく説明します。
公共料金支払い時のポイント還元率が低い
楽天カードは公共料金の支払いにも対応していますが、公共料金の支払い時のポイント還元率は、通常のポイント還元率よりも低めに設定されています。
通常は100円の支払いにつき1ポイントを貯められますが、電気代・ガス代・水道代といった公共料金では、500円の支払いにつき1ポイントです。
全く貯まらないわけではありませんが、固定費の支払いでポイントを貯めることにはあまり期待できません。
ETCカードの年会費が有料
楽天カードでは、楽天カードに紐付ける形でETCカードを作成できますが、一部のカードを除いてはETCカードの年会費が有料です。
ETCカードを年会費無料で作成できるクレジットカードは多いので、その点はほかのクレジットカードと比べたときのデメリットとなり得ます。
ETCカードを利用しない人にとっては気にならないポイントなので、車に乗る機会が少ない場合はあまり気にする必要はないかもしれません。
期間限定ポイントが多い
楽天カードではポイント関連のさまざまなキャンペーンを設けていますが、進呈されるポイントは期間限定ポイントであることが多いです。
期間限定ポイントは有効期限が少し短めに設定されており、他社ポイントへの交換やチャージなどにも利用できません。
進呈されたポイントをいつまでに使い切る必要があるのかをこまめに確認し把握する必要があります。
一部電子マネーのチャージはポイント還元対象外
楽天カードは、電子マネーなどに紐付けてチャージをするのにも利用できます。
ただし、以下に挙げる決済サービスへのチャージ分はポイント還元の対象外です。
- WAON
- nanaco
- ファミペイ
- スマートICOCA
- モバイルICOCA
- モバイルPASMO
- モバイルSuica
- モバイルSuica(楽天Pay)チャージ
- auPAY
- Kyash
楽天Payに紐付けることでお得度がアップする楽天カードですが、それ以外のキャッシュレス決済とはあまり相性がよくないことは、念頭に置いておきましょう。
楽天カードの種類ごとのポイント還元率はどのくらい?
楽天カードは、種類によってポイント還元率が異なります。
また、楽天市場利用時にはポイント還元率がアップするのも特徴です。
ここからは各カードの通常のポイント還元率、および楽天市場利用時のポイント還元率を紹介します。
通常のポイント還元率
各楽天カードの種類ごとの通常のポイント還元率は、以下のとおりです。
クレジットカードの種類 | ポイント還元率 |
---|---|
楽天カード | 1.0% |
楽天PINKカード | 1.0% |
楽天ゴールドカード | 1.0% |
楽天プレミアムカード | 1.0% |
楽天ブラックカード | 1.0% |
楽天ANAマイレージクラブカード | 1.0% |
楽天カード アカデミー | 1.0% |
楽天銀行カード | 1.0% |
楽天ビジネスカード | 1.0% |
各楽天カードの基本のポイント還元率は、いずれも1.0%です。
利用するシチュエーションを問わずに1.0%の還元率で利用できるので、ポイントの貯まりも早いでしょう。
楽天市場利用時のポイント還元率
続いて、各楽天カードの楽天市場利用時のポイント還元率は、以下のとおりです。
クレジットカードの種類 | ポイント還元率 |
---|---|
楽天カード | 3.0% |
楽天PINKカード | 3.0% |
楽天ゴールドカード | 3.0% |
楽天プレミアムカード | 最大4.0%(※) |
楽天ブラックカード | 4.0% |
楽天ANAマイレージクラブカード | 3.0% |
楽天カード アカデミー | 3.0% |
楽天銀行カード | 3.0% |
楽天ビジネスカード | 3.0% |
(※)選べるサービスで「楽天市場コース」を選択した場合
楽天カードは、楽天市場利用時にポイント還元率がアップするのが大きな特徴です。
なかでも楽天銀行カードは、カードの利用代金引き落とし口座および給与・賞与・年金の受け取り口座を楽天銀行の口座にすることで、ポイント還元率が最大3.5%までアップします。
楽天銀行を利用している人であれば条件を満たすのは簡単ですが、それだけで3.5%もの高いポイント還元率でショッピングができるのは、大きなメリットといえるでしょう。
楽天カードの申込み方法
楽天カードを保有するためには、以下のステップを経る必要があります。
- 申込み
- 審査
- 発行
- 受け取り
それぞれのステップについて、説明します。
申込み
楽天カードは、パソコンやスマホ・タブレットから申込みが可能です。
楽天カードの公式ホームページに設けられている「申込む」ボタンから遷移していき、必要事項を入力して送信しましょう。
入力内容に漏れや間違いがあると審査落ちのリスクが高まるので、送信前に入力内容が適切かきちんと確認することが重要です。
審査
申込者から情報が送信されてくれば、楽天カード側で審査がおこなわれます。
申込者は、本人確認書類(全員)と収入証明書類(条件に該当する人のみ)を提出する必要があるので、ご自身が提出する必要のある書類を用意しておきましょう。
申告された内容と提出書類から確認できる内容に相違がある場合などは、楽天カードから申込者に電話確認がおこなわれることもあるので、電話に対応できる態勢を維持しておくのが望ましいです。
場合によっては、勤務先への電話による在籍確認が実施される可能性もあることは、念頭に置いておきましょう。
発行
審査に無事通過していれば、申込者に結果が通知されたうえで、楽天カードが発行されます。
おおよそ7営業日程度で発行されるので、郵便物が届くのを待ちましょう。
受け取り
楽天カードは、以下のいずれかの方法で発送されます。
- 佐川急便(株)「受取人確認サポート」
- 日本郵便(株)「本人限定受取郵便」
- 日本郵便(株)「簡易書留」
このうち簡易書留以外は、申込者本人でなければ受け取れません。
無事楽天カードを受け取ったら、ショッピングに利用したり付帯サービスや特典の恩恵を受けたりと、さまざまな形で活用しましょう。
楽天カードの新規入会キャンペーン情報
現在開催中のキャンペーンは以下のとおりです。
開催中のキャンペーン | 対象の楽天カード |
---|---|
新規入会&利用で5,000ポイント | ・楽天カード ・楽天ゴールドカード ・楽天プレミアムカード ・楽天ANAマイレージクラブカード ・楽天カードアカデミー |
キャッシング枠をご希望&付帯で最大1,000ポイント | ・楽天カード ・楽天PINKカード ・楽天ゴールドカード ・楽天プレミアムカード ・楽天ブラックカード ・楽天ANAマイレージクラブカード ・楽天銀行カード など |
「自動でリボ払い」にご登録&ご利用で最大5,000ポイント | ・楽天カード ・楽天PINKカード ・楽天ゴールドカード ・楽天プレミアムカード ・楽天ブラックカード ・楽天ANAマイレージクラブカード ・楽天カードアカデミー ・楽天銀行カード など |
楽天カードへの入会を検討している人は、キャンペーン内容をしっかり確認しておきましょう。
楽天ポイントは「1ポイント=1円」換算で利用できるので、キャンペーンで数千円をもらえると考えれば非常にお得なことがおわかりいただけるでしょう。
また、時期によってはキャンペーンで進呈されるポイントが通常よりアップしていることもあります。
ただし、入会キャンペーンで付与されたポイントは、有効期限が短く設定されているケースもあるので注意が必要です。
楽天カードのキャンペーンで楽天ポイントを受け取る流れ
楽天カードのキャンペーンで楽天ポイントを受け取る流れは以下のとおりです。
- キャンペーンを選ぶ
- 各キャンペーンからエントリー
- 所定の条件を達成する
- 楽天ポイントなどのキャンペーン特典獲得
キャンペーンを利用して楽天ポイントを受け取るためには、キャンペーンごとに定められた条件を達成する必要があります。
なお、楽天カードを作成してキャンペーン特典を受け取る流れは以下のとおりです。
- 楽天カードへ申込む
- 楽天カードを受け取り、楽天e-NAVIに登録する
- 街のお店やネットショッピングなどで楽天カードを利用する
楽天カードのキャンペーンでは、楽天e-NAVIに登録すると新規入会特典として2,000ポイントが付与(※1)されます。
また、口座振替設定とカードの初回利用の両方が完了すると、カード利用特典として3,000ポイントが付与(※2)されます。
このキャンペーンの対象は新規入会者(※3)のみですが、複雑な手続きが不要なので、簡単に楽天ポイントなどの特典を受け取ることができます。
(※1)カード到着後、「楽天e-NAVI」に初回登録が完了した2日前後で付与(※2)口座振替設定とカードの初回利用の両方が完了した月の翌月末頃に付与(※3)過去にカードを受け取ったことがある場合や、過去に特典ポイントを受け取ったことのある場合はキャンペーンの対象外
楽天カードとの併用がおすすめ!年会費無料でポイントが貯まるカード3選
楽天カードは種類が多く、どれも魅力的な特徴を備えたものばかりです。
とくに、年会費無料で利用できてポイントを貯めやすいクレジットカードが多いので、カード同士を比較検討する際には有利でしょう。
とはいえ、年会費無料で利用できてポイントを貯めやすいカードは、 楽天カード以外にもあります。
それらのカードとも比較したほうが、カード選びがより納得のいくものになるでしょう。
年会費無料でポイントを貯めやすいカードを、以下で3種類紹介します。
JCBカード W
国際ブランド | JCB |
---|---|
年会費 | 無料 |
ポイント還元率 | 1~10.5% |
付帯保険 | 海外旅行傷害保険 (※) |
本カードならではの特徴 | ・常に基本の2倍以上のポイント還元率で利用できる ・カードの種類を選べる |
JCB カード Wは39歳まで入会が可能なカードですが、39歳までに一度入会してしまえば40歳以降もずっと年会費無料で利用できます。
最短5分で専用アプリにカード番号が発行されるので、プラスチックカードが届く前にカードを利用できる点も魅力的です。
常に基本の2倍以上のポイント還元率で利用できるのも、JCB カード Wの大きなメリットです。
スターバックスやセブンイレブンなどのパートナー店で利用すれば、最大で通常の21倍ものポイントが貯まります。
普段からパートナー店を利用することが多い人であれば、ポイントを効率的に貯められるでしょう。
発行されるプラスチックカードは、カード番号を券面に記載しないナンバーレスカードと、裏面に番号があるタイプの2種類から選ぶことが可能です。
ナンバーレスカードなら、お店でカードを使うときに情報を盗み見られる心配がありません。
また、裏面に番号があるタイプなら、オンラインショッピングでカード番号の入力が必要なときにカード番号を見ながら入力できるので、入力ミスを減らせます。
どちらにもそれぞれメリットがあるので、よりご自身にとって使いやすいと感じるほうを選びましょう。
(※) JCBカード W、JCBカード W plus Lで事前に「搭乗する公共交通乗用具」または「参加する募集型企画旅行」の料金をお支払いになった場合、海外旅行傷害保険が適用されます。
三井住友カード(NL)
国際ブランド | Visa、Mastercard |
---|---|
年会費 | 無料 |
ポイント還元率 | 0.5〜7%(※3) |
付帯保険 | 海外旅行傷害保険(※1) |
本カードならではの特徴 | ・即時発行可能(※2) ・付帯保険を変更可能 |
三井住友カード(NL)は、年会費永年無料で利用できるクレジットカードです。
最短10秒で専用アプリにカード番号が発行されるのは、三井住友カード(NL)の大きなメリットのひとつです。
また、三井住友カード(NL)ではタッチ決済が利用できますが、対象のコンビニ、飲食店で「スマホのVisaのタッチ決済、Mastercard®タッチ決済」で支払うと、ポイント還元率が7%(※3)まで上昇します。
家族ポイントやVポイントアッププログラムの条件を満たしていれば、ポイント還元率は最大20%にもなります。
さらに、三井住友カード(NL)では、付帯している海外旅行傷害保険を以下に挙げるいずれかのプランに変更することが可能です。
- スマホ安心プラン(動産総合保険)
- 弁護士安心プラン(弁護士保険)
- ゴルフ安心プラン(ゴルファー保険)
- 日常生活安心プラン(個人賠償責任保険)
- ケガ安心プラン(入院保険(交通事故限定))
- 持ち物安心プラン(携行品損害保険)
スマホの破損や盗難に備えたい場合はスマホ安心プラン、ゴルフに行く機会が多い人はゴルフ安心プランに変更すれば、海外旅行の機会が少ない人でも、付帯保険を活用できるでしょう。
(※1)すべての補償について、事前に旅費などを当該カードでクレジット決済することが前提となります。
(※2) 即時発行できない場合があります。
(※3)スマホのVisaのタッチ決済・Mastercard®タッチ決済での支払いが対象です。iD、カードの差し込み、磁気取引は対象外です。商業施設内にある店舗などでは、一部ポイント付与の対象となりません。一定金額(原則1万円)を超えると、タッチ決済でなく、決済端末にカードを挿し支払いとなる場合があります。その場合の支払い分は、タッチ決済分のポイント還元の対象となりません。上記、タッチ決済とならない金額の上限は、利用される店舗によって異なる場合があります。通常のポイントを含みます。ポイント還元率は利用金額に対する獲得ポイントを示したもので、ポイントの交換方法によっては、1ポイント1円相当にならない場合があります。
エポスカード
国際ブランド | Visa |
---|---|
年会費 | 無料 |
ポイント還元率 | 0.5% |
付帯保険 | 海外旅行傷害保険 (※) |
本カードならではの特徴 | ・マルイやモディで優待を受けられる ・最短当日にカード受け取り可能 |
エポスカードも、年会費永年無料で利用できるクレジットカードです。
マルイでは年4回、エポスカードの会員限定で「マルコとマルオの7日間」というおトクに買い物ができる期間を設けています。
期間内であればマルイの店舗でもネット通販でも、何回でも10%オフで買い物ができるので、まとめ買いをするのにおすすめです。
また、エポスカードはマルイやモディならポイント還元率2倍の1%で利用できるので、ポイントを効率的に貯めるのにも役立ちます。
インターネットから申込めば、最短当日中にマルイの店頭で受け取れるのも、本カードの特徴です。
受け取ってすぐにマルイでの買い物に利用すれば、ポイントを貯められる機会を無駄にせずに済むでしょう。
エポスカードには1万店舗を超える優待店舗があり、お店のジャンルもグルメ・エンターテインメント・アミューズメントなど多岐にわたります。
いろいろな店舗で割引やポイント還元率アップなどの優待を受けられるので、お出かけやショッピングがより楽しいものになるでしょう。
(※)「旅行代金」をエポスカードでお支払いいただくことで海外旅行傷害保険が適用されます。
楽天カードに関するよくある質問
最後に、楽天カードに関するよくある質問を紹介します。
- 楽天カードは結局どれがおすすめ?
- 楽天カードの国際ブランドはどこがおすすめ?
- 楽天カードの締め日と引き落とし日はいつ?
- 楽天カードの引き落とし口座はどこがおすすめ?
- 楽天ポイントのおすすめの使い方は?
- 楽天カード発行までの時間は?
- 楽天カードの明細の確認方法は?
- 楽天カードへ申込む際の注意点は?
- 楽天カードは2枚持ちできる?
- 楽天カードの専用アプリはある?
- 楽天カードの切り替え方法は?
楽天カードは結局どれがおすすめ?
クレジットカードをはじめて作る人には「楽天カード」や「楽天カード アカデミー」がおすすめで、マイルを貯めたい人には「楽天ANAマイレージクラブカード」をおすすめします。
また、海外旅行などで飛行機を利用する機会が多い人には「楽天プレミアムカード」がおすすめです。
このように、どのカードを選ぶべきかは作成する目的によって異なります。
下記4つの選び方を参考にして、作成する楽天カードを選ぶとよいでしょう。
楽天カードの国際ブランドはどこがおすすめ?
楽天カードがはじめてのクレジットカードであれば、VISAまたはMastercardを選ぶとよいでしょう。
American expressやJCBは日本国内では多くの店舗で利用できますが、海外では利用できない場合があるからです。
とくにVISAは、世界で最も多くのシェアを占めていることから、海外旅行でも問題なく利用できるでしょう。
楽天カードをメインで使用する場合はVISAまたはMastercardを選び、2枚目以降のカードとする場合はAmerican expressやJCBを選ぶことをおすすめします。
楽天カードの締め日と引き落とし日はいつ?
楽天カードの締め日と引き落とし日は、それぞれ以下のとおりです。
締め日 | 月末 |
---|---|
引き落とし日 | 翌月27日(金融機関が休業日の場合は翌営業日) |
たとえば、5月1日~5月31日までに楽天カードで支払った金額の合計は、6月27日にまとめて引き落とされます。
カードの利用金額によっては、引き落とし日にまとめての引き落としが難しいかもしれません。
楽天カードでは、「あとからリボ払い」や「あとから分割払い」といった方法を利用すれば、一回払いで支払った金額をリボ払いや分割払いに変更することも可能です。
一括払いでの引き落としが厳しい場合は、そういった方法も検討しましょう。
楽天カードの引き落とし口座はどこがおすすめ?
楽天カードの引き落とし口座を設定するなら楽天銀行がおすすめです。
楽天カードの引き落とし口座を楽天銀行に設定することにより、以下のような優待・特典が受けられるからです。
- 楽天市場でのポイント還元率が最大+0.5倍される
- 普通預金金利が通常の2倍になる
- 毎月最大9ポイントの楽天ポイントが付与される
楽天市場でのポイント還元率がアップする「SPU(スーパーポイントアッププログラム)」で「最大+0.5倍」の特典が受けられたり、普通預金金利が通常の2倍になったりします。
楽天銀行以外の口座ではこれらの優待・特典が受けられないので、楽天カードを作成したら楽天銀行の口座も開設するとよいでしょう。
楽天ポイントのおすすめの使い方は?
楽天ポイントは、以下のような方法で使用できます。
- 楽天ペイで支払う際に使う
- 楽天ポイント加盟店での支払いに使う
- 楽天市場で商品を購入する際に使う
- 楽天証券での投資に使う
- 楽天カードの支払いに使う
- 楽天銀行の振込手数料に充てる
- 楽天Edyにチャージして使う
- 楽天トラベルでの予約時に使う
- 楽天モバイルの支払いに使う
- 楽天ブックスで書籍を購入する際に使う
使い道に迷う場合は、楽天ペイなどでの決済や楽天カードの支払いに充てるとよいでしょう。
これらの使い方であれば、幅広い用途で楽天ポイントを消費できるので、使い道に迷うことがないからです。
とくに、有効期限が1ヶ月程度しかない「期間限定ポイント」は期限までに使い切らないと楽天ポイントが失効してしまいます。
期間限定ポイントには有効期限が記載されているので、期限までに使い道を検討しておきましょう。
楽天ポイントの有効期限は、楽天カード楽天PointClubアプリや公式サイトで確認することができます。
楽天カード発行までの時間は?
楽天カードが発行されるまでの時間は、入会審査完了後、通常約1週間~10日程度です。
審査が終われば、その旨が楽天側から通知されるので、そこから約1週間待てば楽天カードが届くことになります。
なお、申込んでから審査が完了するまでの時間は人によってまちまちです。
すぐに審査が終わることもあれば、審査結果が出るまでに数日を要することもあります。
即日発行可能なクレジットカードが出てきているなか、カード発行までの時間がかかる点は、楽天カードのデメリットです。
審査が完了すればそこからの時間はある程度決まりますが、審査が完了するまでの時間に差が生じる可能性があることは、念頭に置いておきましょう。
楽天カードの明細の確認方法は?
楽天カードの明細は、カード会員専用のオンラインサービス「楽天e-NAVI」で確認できます。
楽天e-NAVIにログインして、「お支払い(ご利用明細)」のタブから「ご利用明細」をクリックしましょう。
また、楽天カードでは専用のアプリでも明細を確認可能です。
利用明細ではなくカードの利用可能額や利用残高であれば、楽天カードの自動音声専用ダイヤル(0120-30-6910)でも確認できるので、知りたい情報に応じて、適した手段を選びましょう。
楽天カードへ申込む際の注意点は?
楽天カードの申込み時の注意点としてまず挙げられるのは、「申込条件を満たしているかを確認しておくこと」です。
楽天カードの申込条件は「18歳以上の方(主婦・パート・アルバイト可)」ですが、楽天カード アカデミーの申込条件は「18歳以上28歳以下の学生(高校・大学・短期大学・大学院・専門学校)」です。
カードの種類によって設けられている申込条件が異なるので、その条件を満たせているかはきちんと確認しておきましょう。
また、「同時に複数のクレジットカードに申込まないこと」にも注意が必要です。
楽天カードと並行して検討しているクレジットカードがあった場合、「どれか作成できればいいや」と複数のクレジットカードに同時に申込んでしまうことも考えられます。
クレジットカードの申込情報は、審査時に照会される情報のひとつであり、「同時に複数のクレジットカードに申込んでいる=それだけ手元のお金に困っている=支払い能力に難あり」と判断される可能性が高いからです。
楽天カード以外に検討しているクレジットカードがあるとしても、同時に申込むのは多くとも2種類までに抑えましょう。
楽天カードは2枚持ちできる?
楽天カードは、2枚持ちが可能です。
また、1枚目と2枚目の国際ブランドを別のものにすることもできます。
それぞれ異なる国際ブランドの楽天カードを2枚保有すれば、利用できない店舗をお互いカバーしあえるので、カード決済ができないシチュエーションを効率的に潰せるでしょう。
楽天カードの専用アプリはある?
楽天カードでは、専用アプリをリリースしています。
アプリでは利用明細や請求内容の確認ができるだけでなく、毎月の支払金額の調整も可能です。
アプリから直接キャンペーンにエントリーもできるので、キャンペーンの恩恵を逃してしまう心配も少ないでしょう。
Touch ID(指紋認証)やFace ID(顔認証)を利用しているので、パスワードを入力しなくても簡単・安全にログインすることができます。
楽天カードの切り替え方法は?
楽天カードの切り替えに関して、現在保有しているカードの有効期限満了に伴う切り替えであれば、利用者側で特別な手続きをおこなう必要はありません。
古いカードの有効期限が近付いた頃合いで、楽天カード側から新しいクレジットカードが郵送されてきます。
クレジットカードの種類を変更することによる切り替えであれば、楽天-e-NAVIから手続きをおこなうことで可能です。
新しいカードが郵送されてくるまでには、通常1週間から10日ほどかかることには、注意しておきましょう。
なお、古いカードをそのまま保有していると、悪用される危険性があるので、新しいカードを受け取ったら、古いカードのICチップ部分にはさみを入れて使えないようにしたうえで、廃棄しましょう。
まとめ
楽天カードは全部で9種類ありますが、そのいずれもが便利な特徴を備えた使いやすいカードです。
とくに、楽天グループのサービスを利用する機会が多い人であれば、楽天カードで支払うようにすることでポイントを効率的に貯められるでしょう。
また、海外旅行傷害保険が付帯しているものも多いので、海外旅行のお供にも最適です。
グレードの高い楽天カードを作成すれば「空港ラウンジサービス」や「コンシェルジュサービス」など、ハイクラスなサービスを受けることもできます。
もちろん、楽天カード以外にもポイントを貯めやすい便利なカードはあります。
楽天カードを中心に考えつつも、それ以外のクレジットカードにも検討範囲を広げて、自分に合ったクレジットカードを選びましょう。