クレジットカードを発行する際に、国際ブランドをVisaとJCBのどちらにするか、悩んでいる方もいるのではないでしょうか。
VisaとJCBのどちらが良いかは、カードを作る目的や用途によって異なります。
例えば、海外旅行先でクレジットカードを利用したい方は、海外での加盟店数が多いVIsaがおすすめです。一方、国内での利用がメインで特典やサービスを重視したい方は、JCBカードがおすすめです。
VisaとJCBはこの他にもメリットがあるため、自分に合った国際ブランドを選ぶことが大切です。
本記事ではVisaとJCBの特徴や違い、メリット・デメリットを紹介します。
国際ブランドを選ぶ際のポイント や、おすすめのクレジットカード も紹介するので、カード選びに迷っている方は参考にしてください。
- VisaとJCBの特徴を比較!それぞれの違いは?
- Visaのメリット・デメリット
- Visaのメリット
- Visaのデメリット
- JCBのメリット・デメリット
- JCBのメリット
- JCBのデメリット
- VisaとJCBどっちが良いの?選び方のポイント
- 海外旅行によく行くかどうか
- よく利用するお店が加盟店かどうか
- 求める特典内容であるか
- VisaとJCBのカード2枚持ちもおすすめ!
- Visa・JCBのおすすめクレジットカード11選
- Visaのおすすめクレジットカード2選
- 三井住友カード(NL)|対象のコンビニや飲食店でポイント最大7.0%還元!
- エポスカード|全国10,000店舗の豊富な優待特典
- JCBのおすすめプロパーカード3選
- JCB CARD W|ポイント還元がいつでも2倍
- JCB CARD W plus L|女性に嬉しい特典が豊富なカード
- JCB CARD S|JCBを代表するスタンダードカード
- Visa・JCBどっちも選べるおすすめクレジットカード6選
- 三菱UFJカード|新規入会で最大15,000円相当のポイント!
- 楽天カード|楽天市場の利用でポイント還元率がアップ
- イオンカードセレクト|イオングループユーザーならお得なカード
- ライフカード|誕生月はポイント3倍に
- リクルートカード|リクルートサービスの利用でポイントアップ!
- PayPayカード|PayPayユーザーなら便利な機能がたくさん
- よくある質問
- クレジットカードの5大国際ブランドとは?
- プロパーカードとは?
- VisaとJCBどっちのカードがおすすめ?
- VisaとJCBはどちらもメリットあり!迷ったら2枚発行しよう
VisaとJCBの特徴を比較!それぞれの違いは?
VisaとJCBはどちらも世界中に決済ネットワークを持つ「国際ブランド」です。
国際ブランドのなかでも市場シェア率が高いVisa、Mastercard、JCB、American Express、ダイナースクラブを「5大国際ブランド」と呼びます。なお、VisaとJCBはどちらも5大国際ブランドのなかに含まれます。
VisaとJCBの主な特徴は以下のとおりです。
Visaは日本に限らず、世界のなかで最も市場シェア率が高い国際ブランドです。海外でも加盟店が多いため、海外旅行や出張の際に便利です。
一方、JCBは日本発祥の国際ブランドで、日本国内に多くの加盟店があります。JCBは企業戦略として、アジア圏中心に加盟店を増やすとしているため、韓国・台湾をはじめとするアジア圏ではJCBが使えるお店が拡大中です。
また、日本観光客が多いハワイやグアムの商業施設とのつながりもあり、JCB会員が使えるトロリーバスやラウンジの提供もあります。
Visaのメリット・デメリット
Visaのメリットとデメリットは以下のとおりです。
メリット | デメリット |
---|---|
・世界中に加盟店があり使いやすい ・提携カードの種類が豊富 ・決済手段が多くて便利 ・セキュリティ技術が優れている | ・プロパーカードがない |
以下で詳しく紹介します。
Visaのメリット
Visaのメリットは以下のとおりです。
- 世界中に加盟店があり使いやすい
- 提携カードの種類が豊富
- 決済手段が多くて便利
- セキュリティ技術が優れている
Visaは日本国内に限らず、世界市場シェア率でもトップの国際ブランドです。世界200カ国以上に加盟店を持っているため、国内外問わず様々な国で使えます。
日本国内でもVisaと提携しているカード会社は多く、選べるカードの種類が多いのもVisaのメリットです。
Visa独自の特典だけではなく、提携するカード会社の特典も比較しながら、自分に合ったカードを選べます。
Visaはデビットカードやプリペイドカードも発行しており、クレジットカードと同じくVisaのマークがあるお店で利用可能です。クレジットカードはタッチ決済に対応しており、暗証番号やサインなしで簡単に決済が完了します。
Google PayやApple Payなど、スマホの決済サービスにも登録可能で、スマホ一台あればカードを持ち歩く必要もありません。
また、セキュリティにも力を入れており「Visa Secure」と呼ばれるEMV3-Dセキュア(本人認証)を採用し、不正利用を防いでくれます。万が一不正利用があった際には補償サービスもあるので、安心してカードでのお買い物ができるでしょう。
なお、Visaカードには、対象のコンビニや飲食店でポイント還元率がアップする三井住友カード(NL) や、約10,000店舗以上で利用できる特典が付帯されるエポスカード 、新規入会で最大15,000ポイントが付与される三菱UFJカード などがあります。
Visaのデメリット
Visaブランドに大きなデメリットはありませんが、強いて挙げるとするならプロパーカードがないことです。
プロパーカードとは、国際ブランド会社が自社で直接発行するカードを指します。
Visaは自社で発行するカードはありません。提携するカード会社はVisaからライセンス提供を受け、Visaの決済ネットワークを利用できるようになります。
なお、プロパーカードの特徴やメリットについては後述します。
JCBのメリット・デメリット
JCBのメリットとデメリットを簡潔に紹介すると以下のとおりです。
メリット | デメリット |
---|---|
・日本国内に加盟店が多い ・日本の有名店舗でポイント特典などが多い ・台湾、グアム、ハワイなどで優待サービスが利用できる ・プロパーカードを発行している | ・アジア圏内以外では加盟店が少ない |
以降で詳しく紹介します。
JCBのメリット
JCBのメリットは以下のとおりです。
- 日本国内に加盟店が多い
- 日本の有名店舗でポイント特典などが多い
- 台湾、グアム、ハワイなどで優待サービスが利用できる
- プロパーカードを発行している
JCBは唯一日本発祥の国際ブランドです。日本国内に加盟店が多いほか、「JCB ORIGINAL SERIESパートナー」と呼ばれるポイント優待店でカード決済すると、通常よりも多くのポイントがもらえます。
セブンイレブンやローソン、Amazonなど知名度の高い店舗が参加しているので、該当店舗をよく利用する方は、効率的にポイントを貯められるでしょう。
また、各国で優待サービスが充実しており、ハワイではJCB会員向けのトロリーバス運行を、ホノルル・グアム・ソウル・台北・香港・バンコク・パリでは会員がくつろげるラウンジを設置しています。
Visaとの大きな違いは、プロパーカードを発行している点です。JCBには他社と提携した提携カードだけではなく、自社で発行するプロパーカードがあります。
提携先企業との契約により取り扱い終了の可能性がある提携カードと比べて、プロパーカードは自社発行のため、取り扱い終了の可能性が低いとされています。
さらに、一般カードからゴールドカード、プラチナカード、ブラックカードまで豊富な種類があり、ステータスの高いカードも用意されていることが多いのもプロパーカードの特徴です。
カードのランクが高くなるほど豪華な特典が付帯していき、上位のカードでは専用のコンシェルジュサービスや、様々なトラベやグルメ特典などが利用可能です。
プロパーカードを使い続けると、よりステータスの高いカードの招待を受けることもあり、若年層向けカードから段階的にアップグレードできるので、長期的な目線で利用できるのはJCBのメリットでしょう。
なお、JCBのプロパーカードは、JCB CARD W 、JCB CARD W plus L 、
JCB CARD S などがあります。
JCBのデメリット
JCBの加盟店は、アメリカやヨーロッパなど、アジア圏外での市場シェア率は約3%となっています。
JCBも企業戦略として、中国、韓国、台湾、インドネシア、タイ、ベトナム、フィリピンなどアジア圏内での加盟店拡大に力を入れて基盤を作り、その後世界中にネットワークを広げていくというビジョンを持っています。
日本国内だけで利用するならVisaに劣らない利便性がありますが、もし旅行や出張で海外にいく機会が多いのであれば、JCBブランドのカードとあわせてVisaブランドのカードも1枚持っておくと良いでしょう。
VisaとJCBどっちが良いの?選び方のポイント
違いを踏まえたうえで、VisaとJCBどちらを選べば良いか悩む人もいるかもしれません。もし国際ブランド選びに迷ったら以下の点に注目してみましょう。
- 海外旅行によく行くかどうか
- よく利用するお店が加盟店かどうか
- 求める特典内容であるか
それぞれ簡潔に紹介します。
海外旅行によく行くかどうか
VisaとJCBは日本国内と海外でそれぞれ加盟店数が異なります。出張や旅行で海外に行く機会が多い人は、海外でも加盟店数が多いVisaがおすすめです。
Visaは世界でも市場シェア率トップの国際ブランドなので、海外でも多くの店舗でカード決済ができるでしょう。
一方、JCBは日本国内に加盟店が多く、ポイント優待店も多い国際ブランドです。主に日本国内でクレジットカード利用するなら、JCBの方が適しているでしょう。
よく利用するお店が加盟店かどうか
飲食店やスーパー、コンビニなど、自分がよく利用する店舗で使える国際ブランドを発行しましょう。使える国際ブランドは店舗によって異なる場合があります。
例えば、VisaとJCBの両方を使える店舗ならどちらの国際ブランドを選んでも問題ありません。一方、Visaしか使えないお店などもあるため注意しましょう。
VisaとJCBはどちらも日本国内で加盟店が多い国際ブランドなので、両方使えるお店も多い傾向にあります。
しかし、自分がよく利用するお店がどちらか一方しか使えないと、不便を感じる可能性があるため事前にチェックしておきましょう。
求める特典内容であるか
クレジットカードにはそれぞれ特典や付帯サービスがあります。国際ブランドによる特典の違いだけではなく、発行するカード会社によっても特典の内容は異なります。
様々なカードを比較して、自分のライフスタイルにぴったりな特典が利用できるカードを選ぶと良いでしょう。カードによってはVisaもしくはJCBしか選べないケースや、どちらの国際ブランドにも対応しており任意で選べるケースもあります。
基本的にVisaは旅行で使える特典が多く、JCBは国内の商業施設やテーマパークで使える特典が多いのが特徴的です。
国際ブランドによる特典の主な違いは以下のとおりです。
Visa | JCB |
---|---|
・大手宿泊施設予約サイトでの特別優待 ・海外WiFiレンタル優待 ・VISAのタッチ決済 | ・アジア圏やハワイ、グアムの店舗で使える会員特典 ・日本国内の旅行、グルメ、エンタメ特典 ・JCBのタッチ決済 |
ゴールドカードやプラチナカードなど、カードランクがアップすればするほど特典の内容も豪華になります。付帯している特典やサービスの内容は各カードの公式サイトに記載されているので、気になるカードがあれば比較して選ぶと良いでしょう。
VisaとJCBのカード2枚持ちもおすすめ!
VisaとJCBはどちらにも独自の特徴やメリットがあるため、選べない人も多いのではないでしょうか。もしどちらのカードにするか迷うなら、VisaとJCBの2枚持ちもおすすめです。
クレジットカードは審査に通過できれば一人で何枚でもカードを発行できます。国際ブランドを決められないなら、VisaとJCBの両方を発行するのも一つの選択肢です。
異なる国際ブランドを併せて利用すると、様々な特典が利用できたり、利用するお店で片方の国際ブランドが使えない場合にもう片方でカバーするなど、メリットも多くあります。
1枚目をメインカード、2枚目をサブカードとして使い分けることもできるでしょう。仕事用とプライベート用に分けるなども便利です。
ただし、異なるカード会社から国際ブランドを分けてカードを発行すると、利用明細や会員サイトが別々になるなど、管理が複雑になるので注意しましょう。
以下で、カード2枚持ちのおすすめする組み合わせを紹介しているので、ぜひご覧ください。
Visa・JCBのおすすめクレジットカード11選
VisaやJCBブランドのクレジットカードは種類が豊富です。そのなかでもおすすめの11枚を紹介するので、カードの発行を考えている人は参考にしてください。
ここでは、以下の3項目に分けてそれぞれのおすすめカードを紹介します。
発行したい国際ブランドとカード特典や特徴を踏まえながら、自分にぴったりなカードを選んでください。
Visaのおすすめクレジットカード2選
Visaブランドのクレジットカード発行を考えているなら、以下の2枚がおすすめです。
以下でカードの特徴を紹介します。
三井住友カード(NL)|対象のコンビニや飲食店でポイント最大7.0%還元!
申込条件 | 18歳以上の方 (高校生を除く) |
---|---|
家族カード | 無料 |
ETCカード | 初年度:無料 2年目以降:550円(税込) ※年1回以上の利用で無料 |
ポイント名 | Vポイント |
交換可能マイル | ANA、フライングブルーマイレージ、ブリティッシュ・エアウェイズエグゼクティブクラブAvios |
国内旅行傷害保険 | - ※選べる無料保険で海外旅行保険から切替可能 |
海外旅行傷害保険 | 最高2,000万円 |
ショッピング保険 | - |
スマホ決済 | Apple Pay、Google Pay、iD |
(※)即時発行できない場合があります
三井住友カード(NL)の特徴は以下のとおりです。
- 年会費永年無料
- 最短即日でカード番号発行
- 対象のコンビニ・飲食店でポイント最大20%還元
- 学生限定で対象のサブスクサービス利用でポイント最大10%還元特典(※)
(※)特典付与には条件・上限があります。詳細は三井住友カードのホームページ をご確認ください。
三井住友カード(NL)はVisaブランドを代表するカードの一つです。対象の店舗でタッチ決済にてお会計をすると5.0%の還元率でポイントが貯まります。
対象店舗にはセブン-イレブンやローソン、マクドナルドなど、コンビニや飲食店が含まれています。スマホに登録してタッチ決済をすると、さらに+2.0%加算され、合計ポイント還元率は7.0%です(※)。
三井住友カード(NL)はカード券面にカード番号が記載されていません。「ナンバーレス」で、不正利用のリスクが低いので、安心して利用したい人にもおすすめです。
審査に通過すれば最短即日でアプリ上にカード番号が発行され、ネットショッピングで使えるため、早急にネット上で使えるカードが欲しい人にもおすすめします。
(※)iD、カードの差し込み、磁気取引は対象外です。
(※)商業施設内にある店舗などでは、一部ポイント付与の対象となりません。
(※)一定金額(原則1万円)を超えると、タッチ決済でなく、決済端末にカードを挿しお支払いただく場合がございます。その場合のお支払い分は、タッチ決済分のポイント還元の対象となりませんので、ご了承ください。上記、タッチ決済とならない金額の上限は、ご利用される店舗によって異なる場合がございます。
(※)通常のポイントを含みます。
(※)ポイント還元率は利用金額に対する獲得ポイントを示したもので、ポイントの交換方法によっては、1ポイント1円相当にならない場合があります。
エポスカード|全国10,000店舗の豊富な優待特典
申込条件 | 日本国内在住の、満18歳以上の方 (高校生を除く) |
---|---|
家族カード | 無料 |
ETCカード | 無料 |
ポイント名 | エポスポイント |
交換可能マイル | ANA、JAL |
国内旅行傷害保険 | - |
海外旅行傷害保険 | 最高3,000万円 |
ショッピング保険 | - |
スマホ決済 | Apple Pay、Google Pay |
エポスカードの特徴は以下のとおりです。
- 年会費永年無料
- 全国1万店舗以上で使える優待特典付帯
- 海外旅行保険が充実
- 最短即日店舗で受取可能
エポスカードは年会費無料、Visaブランド飲みに対応しているカードです。基本ポイント還元率は0.5%と高くありあせんが、マルイやモディなどではいつでも2倍(1.0%)の還元率でポイントが貯まります。
エポスカード最大の特徴は、全国約10,000店舗以上で利用できる優待・割引特典が付帯している点です。エポスカードを持っているだけで遊園地や飲食店、温泉やレジャー施設で割引や特別な優待が受けられます。
友達や家族を遊びに行く際に1枚持っておくと便利なカードとしておすすめです。
また、海外旅行保険(利用付帯)が充実しているのもエポスカードのメリットです。海外旅行に行く機会がある人はエポスカードを持っていると安心して旅行を楽しめるでしょう。
近くにカードを受け取れる店舗があれば最短即日発行も可能なので、急ぎで海外旅行保険が付帯したカードが欲しい人にもおすすめです。
JCBのおすすめプロパーカード3選
続いて、JCBのおすすめカードを紹介します。JCBブランドのカードなら、JCBが自社で発行するプロパーカードがおすすめです。
JCBのプロパーカードには一般、ゴールド、プラチナ、さらには招待制のブラックカードなどランクの高いカードまであります。
上位カードをはじめから発行するのはハードルが高いため、まずは一般カードである下記の3枚いずれかを発行してみてください。
以降でカードのスペックや特徴を紹介するので参考にしてください。
JCB CARD W|ポイント還元がいつでも2倍
申込条件 | 18歳以上39歳以下で、本人または配偶者に安定継続収入のある方(高校生を除く) |
---|---|
家族カード | 無料 |
ETCカード | 無料 |
ポイント名 | Oki Dokiポイント |
交換可能マイル | ANA、JAL、デルタ航空 |
国内旅行傷害保険 | - |
海外旅行傷害保険 | 最高2,000万円 |
ショッピング保険 | 年間100万円※海外のみ |
スマホ決済 | Apple Pay、Google Pay |
JCB CARD Wの特徴は以下のとおりです。
- 年会費永年無料
- ポイント還元率が常に2倍(1.0%)
- Amazonやセブンイレブンなど提携店で最大還元率21倍
- 最短即日でカード番号発行
JCB CARD WはJCBのプロパーカードのなかでも若年層を対象として発行されているカードです。39歳以下の人が発行対象ですが、対象年齢のうちに発行できれば40歳以降もカードの更新ができ、持ち続けられます。
JCB CARD Wの大きなメリットは、一般的なJCBカードよりもポイントが2倍である点です。ポイント還元率を重視するならJCB CARD Wを選びましょう。一般的なJCBカードと同じく、提携店で利用する際にはポイントボーナスがもらえます。
いつでも一般的なJCB カードに比べてポイント還元率が2倍になるので、お得にポイントを貯めたい人におすすめです。
カードはナンバーレスでセキュリティに優れているほか、審査に通過すれば最短即日アプリ上にカード番号が発行されます。ネットショッピングで使えるので、ネット上で使えるカードを急ぎで探している人にもおすすめです。
JCB CARD W plus L|女性に嬉しい特典が豊富なカード
申込条件 | 18歳以上39歳以下で、本人または配偶者に安定継続収入のある方(高校生を除く) |
---|---|
家族カード | 無料 |
ETCカード | 無料 |
ポイント名 | Oki Dokiポイント |
交換可能マイル | ANA、JAL、デルタ航空 |
国内旅行傷害保険 | - |
海外旅行傷害保険 | 最高2,000万円 |
ショッピング保険 | 年間100万円※海外のみ |
スマホ決済 | Apple Pay、Google Pay |
JCB CARD W plus Lの基本スペックはJCB CARD Wと同じですが、女性向けの特典が付帯されていることが大きな特徴です。JCB CARD W plus L限定の女性向け特典は以下のとおりです。
- 毎月2回抽選で2,000円分のJCBギフトカードがあたる
- JCBトラベルで使える旅行代金(目録)やペア映画鑑賞券プレゼント企画を毎月実施
- 美容に関する協賛企業提供の優待や割引特典、商品抽選を実施
- 女性ならではの病気をサポートする保険サービスに加入できる
基本的なカード特典はJCB CARD Wと同じなので、女性ならJCB CARD W plus Lの発行をおすすめします。
カードデザインも女性向けにアレンジされているので、JCB CARD Wとは違った魅力があるカードです。
JCB CARD S|JCBを代表するスタンダードカード
申込条件 | 18歳以上で、本人または配偶者に安定継続収入のある方(高校生を除く) |
---|---|
家族カード | 無料 |
ETCカード | 無料 |
ポイント名 | Oki Dokiポイント |
交換可能マイル | ANA、JAL、デルタ航空 |
国内旅行傷害保険 | - |
海外旅行傷害保険 | 最高2,000万円 |
ショッピング保険 | 年間100万円※海外のみ |
スマホ決済 | Apple Pay、Google Pay |
JCB CARD SはJCB CARD WやJCB CARD W plus Lのように年齢制限がありません。18歳以上の方を対象としたカードです。39歳以上でJCB CARD WやJCB CARD W plus Lが発行できない人は、JCB CARD Sの発行を検討してみてください。
JCB CARD SとJCB CARD W/JCB CARD W plus Lの大きな違いを簡潔にまとめると以下のとおりです。
カード名 | JCB CARD S | JCB CARD W/JCB CARD W plus L |
---|---|---|
申込条件 | 18歳以上で、本人または配偶者に安定継続収入のある方(高校生を除く) | 18歳以上39歳以下で、本人または配偶者に安定継続収入のある方(高校生を除く) |
ポイント還元率 | 0.5%~ | 1.0%〜 |
クラブオフ (国内外での割引・優待サービス) | ○ | - |
JCB STAR MEMBERS (ポイント倍率アップ特典) | ○ | - |
基本ポイント還元率はJCB CARD W/JCB CARD W plus Lの方が優秀です。一方、JCB CARD Sは「クラブオフ」と呼ばれる優待特典が付帯しています。
クラブオフとは、国内外の宿泊施設、飲食店、エンターテインメント、生活サポートなど幅広いジャンルのサービスを優待価格で利用できる会員制サービスです。内容を一部紹介すると以下のとおりです。
- TOHOシネマズで映画鑑賞チケット500円OFF
- 横浜・八景島シーパラダイスアクアリゾーツパス500円OFF
- PIZZA-LA4,000円以上の注文で500円割引
- ホテル京阪ユニバーサル・タワーで宿泊料金優待
また、年間利用額に応じてポイント倍率がアップする「JCB STAR MEMBERS」も対象です。JCB CARD WやJCB CARD W plus Lの年齢対象外で発行できないなら、JCB CARD Sに申し込みましょう。
Visa・JCBどっちも選べるおすすめクレジットカード6選
クレジットカードのなかにはVisaとJCBの両方に対応しているカードもあります。Visa、JCBのどちらでも任意で選んで発行できるカードのなかでも、お得な特典が付帯しているおすすめカードは以下の6枚です。
各カードの詳細や特徴を紹介します。
三菱UFJカード|新規入会で最大15,000円相当のポイント!
申込条件 | 18歳以上で本人または配偶者に安定した収入のある方(高校生を除く) |
---|---|
家族カード | 初年度:無料 2年目以降:440円(税込)(※1) |
ETCカード | 無料(※2) |
ポイント名 | MUFGカード グローバルポイント ※アメックスブランドは「 MUFGカード・アメリカン・エキスプレス®・カード グローバルポイント |
交換可能マイル | JAL(※3) |
国内旅行傷害保険 | - |
海外旅行傷害保険 | 最高2,000万円 |
ショッピング保険 | 年間100万円 |
スマホ決済 | Apple Pay、QUICPay |
(※1)年1回の利用で無料。学生は在学中無料
(※2)発行手数料1,100円(税込)
(※3)アメックスブランドのみ
三菱UFJカードの特徴は以下のとおりです。
- 年1回の利用で翌年年会費無料
- 学生は在学中無条件で年会費無料
- 対象店舗でポイント還元率最大10.5%
- 三菱UFJ銀行を支払口座に設定でPontaポイントプレゼント
三菱UFJカードは3大メガバンクである三菱UFJ銀行のグループ企業が発行するカードです。三菱UFJ銀行を引き落とし口座に設定すると1,000円相当のPontaポイントがもらえるなど、特別なキャンペーンが開催されています。
通常年会費は1,375円(税込)ですが、年1回以上カード決済すれば翌年度年会費は無料なので、カードを定期的に使う人は年会費を気にする必要はありません。学生は在学中年会費無料です。
全国のセブン‐イレブン、ローソン、コカ・コーラ自販機など対象店舗・サービスで利用するとポイント5.5%還元(※)、リボ払いサービス「楽Pay」に登録して支払うとさらに+5.0%加算され、10.5%還元でポイントが貯まります。
2024年現在、新規入会で最大15,000ポイントがもらえるキャンペーンも開催されていてお得です。三菱UFJ銀行の口座を持っている人や、ポイント還元率がアップする対象店舗をよく利用する人におすすめのカードです。
(※)1ポイント=5円相当の商品と交換した場合(1ポイントの交換比率は商品により異なります)。
楽天カード|楽天市場の利用でポイント還元率がアップ
申込条件 | 18歳以上の方 |
---|---|
家族カード | 無料 |
ETCカード | 550円(税込)(※) |
ポイント名 | 楽天ポイント |
交換可能マイル | ANA、JAL、ユナイテッド航空 |
国内旅行傷害保険 | - |
海外旅行傷害保険 | 最高2,000万円 |
ショッピング保険 | - |
スマホ決済 | Apple Pay、Google Pay、楽天カードタッチ決済 |
楽天カードの特徴は以下のとおりです。
- 年会費永年無料
- 楽天市場でいつでもポイント3倍以上
- 入会で高額ポイントキャンペーンがもらえる
- 異なるブランドの2枚持ちが可能
楽天カード最大の特徴は楽天市場での還元率です。楽天市場でカードを使うといつでもポイント3倍、楽天ひかりや楽天モバイルをはじめとする楽天関連のサービスを利用すると、最大17倍まで還元率がアップします。
新規入会キャンペーンがお得なことでも有名で、常時5,000円相当の楽天ポイントが獲得できるキャンペーンが開催されています。タイミングによっては8,000ポイントがもらえるチャンスもあるので、高額なポイントを獲得しつつカードを発行できます。
さらに、楽天カードは異なる国際ブランドを選んで2枚持ちができるカードです。1枚目をVisa、2枚目をJCBにして発行することもできます。
2枚持ちしても楽天カードの年会費は無料なので維持コストもかかりません。利用明細の確認などは一つの会員サイトでできるので、カード管理も楽です。
楽天ポイントを貯めている人や、2枚持ちをしつつ、同じ会員サイトでカード管理をしたい人におすすめです。
イオンカードセレクト|イオングループユーザーならお得なカード
申込条件 | 18歳以上の方 (高校生は、卒業年度の1月1日以降) |
---|---|
家族カード | 無料 |
ETCカード | 無料 |
ポイント名 | WAONポイント |
交換可能マイル | JAL |
国内旅行傷害保険 | - |
海外旅行傷害保険 | - |
ショッピング保険 | - |
スマホ決済 | AEON Pay、Apple Pay、イオンiD |
イオンカードセレクトの特徴は以下のとおりです。
- 年会費永年無料
- イオングループで使える特典多数
- WAONへのオートチャージで還元率0.5%
- イオン銀行ATMや提携ATMの手数料無料
イオンカードセレクトはイオングループでお得なカードです。イオンカードにはいくつか種類がありますが、イオンカードセレクトはクレジットカードとイオン銀行キャッシュカード、電子マネーのWAONが一枚にまとまったカードです。
それぞれ別々のカードを所持しており、財布の中をすっきりさせたい人は、イオンカードセレクトを発行してまとめるのも良いでしょう。
イオンカードセレクトでは、イオンカード共通の特典が使えます。共通特典の一例は以下のとおりです。
- イオングループで常にポイント2倍
- 毎月20・30日はイオンで5%OFF
- イオンシネマで映画鑑賞料金割引
イオンでお買い物をしているなら、1枚持っておくと便利です。
VisaとJCBどちらの発行にも対応していますが、JCBブランドではトイストーリーやディズニー、ミニオンズなど様々なデザインのなかから発行するカードを選べます。他とは違う特別なデザインのカードを発行したい人にもおすすめです。
ライフカード|誕生月はポイント3倍に
申込条件 | 日本国内に住んでいる18歳以上で、電話連絡が可能な方 |
---|---|
家族カード | 無料 |
ETCカード | 初年度:無料 2年目以降:1,100円(税込)(※) |
ポイント名 | LIFEサンクスポイント |
交換可能マイル | ANA |
国内旅行傷害保険 | - |
海外旅行傷害保険 | - |
ショッピング保険 | - |
スマホ決済 | Apple Pay、Google Pay |
(※)年1回以上の利用で翌年度も無料
ライフカードの特徴は以下のとおりです。
- 年会費永年無料
- 入会から1年間ポイント1.5倍、誕生月は3倍
- 年間利用額に応じて翌年度ポイント還元率最大2倍
- ポイント有効期限延長可能で最大5年
ライフカードはポイント還元率がアップする特典が多いカードです。基本ポイント還元率が0.5%と低めなので、還元率がアップするタイミングをうまく活用しましょう。
特に還元率がアップするのは誕生月です。誕生月はポイント3倍(還元率1.5%)と、年会費無料のカードのなかでも最高水準の還元率になります。
貯まったポイントの有効期限は通常2年間ですが、延長申請をすれば最大5年まで保有できます。マイペースにポイントを貯めたい人にもおすすめのカードです。
リクルートカード|リクルートサービスの利用でポイントアップ!
申込条件 | 18歳以上で本人または配偶者に安定した収入のある方(高校生を除く) |
---|---|
家族カード | 無料 |
ETCカード | 無料(※) |
ポイント名 | リクルートポイント |
交換可能マイル | - |
国内旅行傷害保険 | 最高1,000万円 |
海外旅行傷害保険 | 最高2,000万円 |
ショッピング保険 | 年間200万円 |
スマホ決済 | Apple Pay、Google Pay(JCBのみ) |
(※)Visa、Mastercardは発行手数料1,100円(税込)あり
リクルートカードの特徴は以下のとおりです。
- 年会費永年無料
- 通常ポイント還元率が最高水準
- リクルート関連サービスで最大4.2%還元
- 付帯保険が充実
リクルートカードは基本ポイント還元率が1,2%で、数あるクレジットカードのなかでも最高レベルに高いとして有名なカードです。
とにかくポイント還元率を重視するならリクルートカードを選びましょう。年会費は永年無料なのでカードの維持費もかかりません。
ただしポイントアップ特典は他のカードに比べて少なめです。リクルート関連のじゃらんなどで、最大4.2倍の還元率になります。リクルートカードは日常利用するカードとして活用しましょう。
例えば楽天市場では楽天カードを使うなど、サブカードと一緒に活用するとお得です。
また、国内・海外旅行保険、ショッピング保険など付帯保険も充実しているので、旅行の際に1枚持っておくと便利なカードでもあります。ポイント還元率や付帯特典を重視する人におすすめのカードです。
PayPayカード|PayPayユーザーなら便利な機能がたくさん
申込条件 | ・日本国内在住の満18歳以上の方(高校生除く) ・本人または配偶者に安定した継続収入がある方 ・本人認証が可能な携帯電話をお持ちの方 |
---|---|
家族カード | 無料 |
ETCカード | 550円(税込) |
ポイント名 | PayPayポイント |
交換可能マイル | - |
国内旅行傷害保険 | - |
海外旅行傷害保険 | - |
ショッピング保険 | - |
スマホ決済 | Apple Pay、QUICPay |
PayPayカードの特徴は以下のとおりです。
- 年会費永年無料
- Yahoo!ショッピングやロハコでいつでもポイント5倍
- PayPayにチャージできる唯一のカード
- 最短即日カード番号発行
PayPayカードはPayPayにチャージできる唯一のカードです。PayPayユーザーは発行しておくことをおすすめします。
現在PayPayにはVisaとMastercardブランドのカードを登録し、後払いサービスが利用できますが、2025年1月以降はPayPayカードしか登録できなくなる予定です。
これからもPayPayを使うなら、必ず持っておいた方が良い1枚でしょう。
Yahoo!ショッピングやロハコで使うといつでもポイント5倍なので、よく利用する人にもおすすめです。
PayPayカードはナンバーレスでセキュリティに優れているほか、審査に通過できればその日のうちにカード番号が発行され、ネット上で使えるようになります。
はじめてのクレジットカードで不正利用に不安を感じている人や、ネット上ですぐに使えるクレジットカードを探している人にもおすすめのカードです。
よくある質問
ここからはJCBやVisaについてよくある質問を紹介します。
- クレジットカードの5大国際ブランドとは?
- プロパーカードとは?
- VisaとJCBどっちのカードがおすすめ?
それぞれ簡潔に紹介するので、同じ疑問を持っている人は参考にしてください。
クレジットカードの5大国際ブランドとは?
国際ブランドとは、カード決済のシステムなどをカード発行会社(三井住友カード株式会社や三菱UFJニコス株式会社など)に提供しているブランドを指します。
Visa、JCB、Mastercard、American Express、Diners Clubは国際ブランドのなかでも知名度や市場シェア率が高く「5大国際ブランド」と呼ばれています。
また、近年会員数が増加している銀聯(ぎんれん)、Discoverの国際ブランド2社を含め7大国際ブランドと呼ばれることもあります。
国際ブランドについて詳しく知りたい方は、こちらの記事もご覧ください。
プロパーカードとは?
プロパーカードとは、JCBなどの国際ブランドが独自に発行するクレジットカードを指し、カード発行会社が「国際ブランドの提供」と「カード発行」を担います。
例えば、三井住友カード(NL)は三井住友カードがVisaからライセンス提供を受けて発行しているクレジットカードです。
一方、JCB CARD Wは国際ブランドのJCBが直接発行するプロパーカードで、自社が発行するカードにJCBブランドのマークをつけています。Visaにはプロパーカードがありません。
プロパーカードは直接発行するため、契約終了に伴う突然のサービス終了などがなく、信頼性が高いといわれています。豪華特典が付帯した上位カードが用意されている点も魅力のひとつです。
VisaとJCBどっちのカードがおすすめ?
VisaもしくはJCBのどちらがおすすめかは、カードを発行する目的や用途によって異なります。
海外でカード決済する機会があり、加盟店の多さを重視するならVisaがおすすめです。日本国内でしかカードを使わないのであれば、特典が豊富で馴染みのある店舗での優待やポイントボーナスを受けたいならJCBをおすすめします。
もし決められない場合は、VisaとJCBの両方を持つのも選択肢のひとつです。クレジットカードは一人当たりの所持枚数に制限はありません。カード発行審査に通過できれば何枚でもカードを発行できます。
一般社団法人日本クレジット協会の調査によると、2023年3月末時点でのクレジットカード発行枚数は3億860万枚です。
総務省の統計では20歳以上の人口が約1億463万人なので、一人当たり約3枚のカードを所持している計算になります(※)。
どちらのカードにもメリットを感じるのであれば、VisaとJCB両方の発行も検討してみてください。
(※)参考:一般社団法人日本クレジット協会「クレジットカード発行枚数調査結果の公表について 」
(※)参考:総務省統計局「人口推計-2023年(令和5年)3月報-」
VisaとJCBはどちらもメリットあり!迷ったら2枚発行しよう
Visaは世界トップの市場シェア率で日本国内外で使いやすいカードです。一方、JCBは日本発祥の国際ブランドで日本国内の施設やサービスでお得な特典が利用できる点が大きなメリットに挙げられます。
海外旅行や出張が多いならVisaブランドのカードは必須です。国内だけの利用ならJCBでも問題ないでしょう。
おすすめは、VisaとJCBどちらも発行してしまうことです。2枚持ちすることで国内ではJCB、海外ではVisaなど使い分けができます。カードごとに利用できる特典も増えるのでお得です。
カード選びに迷ったら、紹介したカードのなかから選んでください。年会費無料もしくは年1回以上利用すれば年会費が無料になるカードを紹介しています。維持コストはかからないので、発行することにデメリットはありません。
新規入会キャンペーンでポイントがもらえるので、むしろお得でしょう。まず気になる年会費がかからないカードを発行して使ってみてください。