ドットマネー
電子マネーおすすめランキング11選!選び方・使い方・お得な活用方法を解説

電子マネーおすすめランキング11選!選び方・使い方・お得な活用方法を解説

PR
2025.03.13
by ドットマネー編集部

電子マネーは現金を使わなくても、お買い物や交通機関の利用がさっとスムーズにできるうえ、各サービスごとにポイント還元やキャンペーンなど、お得な特典もたくさんあります。

「電子マネーってなんだか難しそう…」と思われがちですが、仕組みや種類をしっかり知っておけば、誰でも気軽に始められます。

本記事では、電子マネーの基本やメリット・デメリットから、主要なサービスの特徴、上手な選び方を幅広くご紹介。あなたのライフスタイルに合った電子マネーを見つけて、快適でちょっとお得なキャッシュレス生活を楽しみましょう。

この記事でわかること
  • 電子マネーは自分にライフスタイルに合わせて選ぶと便利に使える
  • プリペイド形式・ポストペイ形式・デビット形式など、支払い方法で選ぶこともできる
  • 電子マネーはクレジットカードと組み合わせるとお得に活用できる
  1. 電子マネーとは?
  2. 電子マネーの利用シーン
  3. 毎日のお買い物
  4. 交通機関の利用
  5. ネットショッピング・オンラインサービス
  6. 自動販売機やコインロッカー
  7. 電子マネーの種類は?自分にあった使い方を見つけよう
  8. 電子マネーの種類
  9. 電子マネーの支払い方法(入金方法)
  10. 電子マネーおすすめランキング11選!
  11. 1位:PayPay|高いポイント還元率が魅力
  12. 2位:QUICPay|対応店舗数が多く、使える店のジャンルも広い
  13. 3位:iD|紐付けるクレジットカードの選択肢が豊富
  14. 4位:Suica|チャージや電車への乗車でポイントが貯められる
  15. 5位:WAON|イオングループでの支払いに便利
  16. 6位:PASMO|全国で幅広く利用できる
  17. 7位:nanaco|セブン&アイグループのお店を中心に幅広く利用できる
  18. 8位:楽天Edy|楽天カードとの併用で還元率がアップ!
  19. 9位:楽天ペイ|楽天サービスとの併用で高還元率も実現可能
  20. 10位:d払い|dポイントの三重取りも可能!
  21. 11位:au PAY|ポイントをたくさん貯めたい人におすすめ!
  22. 電子マネーを選ぶ際のポイント
  23. 普段使うサービス・店舗で利用できる電子マネーを選ぶ
  24. 自分にとってお得なポイント還元率の電子マネーを選ぶ
  25. お金の管理がしやすい電子マネーを選ぶ
  26. スマホと連携できる電子マネーを選ぶ
  27. 電子マネーとクレジットカードの違い
  28. 支払方法の違い
  29. 決済上限の違い
  30. 電子マネーはクレジットカードと組み合わせるとポイントがたまってお得!
  31. 電子マネーを利用するメリットとデメリット
  32. 電子マネーのメリット
  33. 電子マネーのデメリット
  34. 電子マネーを利用する際の注意点
  35. 不正利用に気をつける
  36. 財布の紐が緩みやすくなる
  37. 電子マネーに関するよくある質問
  38. 電子マネーとクレジットカードはどちらがおすすめですか?
  39. 使いやすい電子マネーはどれですか?
  40. 電子マネーのセキュリティ対策はどうすればよいですか?
  41. 電子マネーで一番利用者が多いのは?
  42. 一番人気のスマホ決済はどれですか?
  43. おすすめ電子マネーのまとめ

電子マネーとは?

電子マネーとは、その名のとおり「電子的な方法で管理・決済できるお金」のことです。紙のお札や硬貨のように実体を持たなくても、カードやスマートフォンのアプリにチャージして使えるので、とっても便利なんです。

たとえば、SuicaやPASMOなどの交通系ICカードを使って電車やバスに乗ったり、nanacoやWAON、楽天Edyでコンビニやスーパーのお買い物をしたり、さらにPayPayやLINE PayなどのQRコード決済を活用してネットショッピングを楽しんだりなど、あらゆるシーンでスマートにキャッシュレス生活を送れるのが大きな魅力ですね。

しかも、現金を持ち歩かなくていいぶん紛失や落とし物のリスクが減らせるだけでなく、各サービスごとのポイント還元やお得なキャンペーンも盛りだくさん。

日常のお買い物がぐっとラクになるだけでなく、賢くポイントを貯めながら家計管理もしやすくなるはずです。

電子マネーの利用シーン

「電子マネーって実際どんなところで使えるの?」と気になっている方も多いかもしれませんが、意外とさまざまな場面で活用できるんです。

毎日のお買い物

スーパーやコンビニなどの日常的なお買い物はもちろん、カフェでのちょっとしたお茶代やランチのお支払いにも大活躍。スマホやカードをかざすだけで会計できるので、レジ前でバタバタすることなく、スムーズにお買い物を楽しめます。日々、お買い物で使う主婦の方におすすめです。

交通機関の利用

交通系ICカードを使えば、電車やバスの乗車も楽チンです。ラッシュ時には、定期券や切符を探す必要がなくなるのでとっても便利です。

日々、通勤や通学に使う学生や社会人にとっては、頼りになる存在ですね。

ネットショッピング・オンラインサービス

一部の電子マネーやQRコード決済は、ネットショップやオンラインサービスの支払いにも対応しています。

クレジットカード情報を入力する手間がいらないので、簡単かつ安心してショッピングを楽しめますよ。

自動販売機やコインロッカー

最近では、電子マネー対応の自動販売機やコインロッカーも増えてきました。

財布や小銭を持たなくてもサッと支払えるので、身軽にお出かけしたいときに助かります。

このように、電子マネーはあらゆるシーンで活躍するため、うまく取り入れれば毎日の生活がより快適になります。

自分がよく利用するサービスやお店が電子マネーに対応しているかどうか、ぜひチェックしてみてくださいね。

電子マネーの種類は?自分にあった使い方を見つけよう

電子マネー・クレジットカード・QR決済の違い

電子マネーにはいくつか種類があります。

スマホアプリをダウンロードして利用するスマホタイプと、カードのICチップデータを読み込んで利用するカードタイプがありますが、電子マネーを提供する発行会社によって特徴やサービスが異なります。

ここからは電子マネーの種類を紹介しますので、自分にとって使いやすいものを選んでいきましょう。

電子マネーの種類

電子マネーの系統は3タイプ
  • 交通系電子マネー
  • 流通系電子マネー
  • クレジットカード系電子マネー
  • QR・バーコードで決済する電子マネー

交通系電子マネー|Suica・PASMOなど

交通系電子マネーは、交通会社が発行している電子マネーです。主に公共交通機関での運賃に利用されますが、駅の売店や自動販売機、コンビニなどの幅広い場所でも使用できます。

従来の交通系電子マネーはICカードが一般的でしたが、近年ではスマートフォンに内蔵されているNFCを用いたものが普及しています。

それに伴い、多種多様な機能を備えたものも増え、オートチャージやQRコード決済、ウォレット機能など多彩で便利になってきています。代表的な交通系電子マネーは「Suica」や「PASMO」などがあり、エリアを越えて利用可能です。

流通系電子マネー|nanaco・WAON・楽天Edyなど

流通系電子マネーは、流通系の会社が発行している電子マネーです。発行している会社やそのグループ会社が運営するスーパーやコンビニ、ショッピングモール、通販サイトなどで利用してもらうことを前提に作られています。

流通系電子マネーは、決済できる店舗が限られているものの、利用すると高いポイント還元を受けられるのが特徴です。よく行く店舗で使える電子マネーを持っていれば、現金を利用するよりもお得に買い物をすることができます。

代表的な流通系電子マネーには、nanaco、WAON、楽天Edyなどがあげられます。

クレジットカード系電子マネー|iD・QUICKPayなど

クレジットカード系電子マネーは、クレジットカードに紐付けて利用できる電子マネーです。クレジットカードに紐付けているものの、クレジットカードとは異なり、サインや暗証番号の入力なしでスムーズな決済ができます。

ポストペイ形式やデビット形式など、事前チャージが不要なものがほとんどです。また、利用できる店舗が多いのも特徴で、幅広い用途で使うことができます。

スマートフォンに取り込めるものも多いので、身近な場所での買い物であれば、財布を持たずに買い物が済ませられて便利です。代表的なクレジットカード系電子マネーには、iD、QUICPayなどがあげられます。

QR・バーコードで決済する電子マネー|PayPayなど

スマホに表示されているQRコードを端末で読み取り、決済する方法です。

支払いがスムーズにできますし、ポイントを貯めやすく幅広い年代に使われている方法です。

近頃はPayPayや楽天Pay、メルペイやd払いなどのさまざまな種類の電子マネーがあります。お店によっても取扱い範囲が大きく変わるため、事前に確認しておきましょう。

電子マネーの支払い方法(入金方法)

電子マネーはお金をチャージしないと利用できません。チャージするお金の支払い方法には、以下の3つがあります。それぞれ支払い方法が異なるため、自分に合った入金方法の電子マネーを選びましょう。

電子マネーの支払い方法
  • プリペイド(先払い)形式
  • ポストペイ(後払い)形式
  • デビット(即時払い)形式

それぞれの支払い方法の特徴を確認してみましょう。

プリペイド(先払い)形式

プリペイド形式とは、スマートフォンやICカードなどにチャージした金額分で支払いする方法です。支払いに必要な金額のみを事前にチャージするため、チャージされた金額以上の買い物はできません。

電子マネーなかにはクレジットカードと紐づけられるものがあり、支払い時に支払い金額分を自動でチャージしてくれる「オートチャージ機能」が使えるものもあります。

オートチャージ機能は不足分を自動でチャージしてくれますが、使いすぎてしまう可能性がある点に注意が必要です。

プリペイド(先払い)形式の電子マネー
  • Suica
  • PASMO
  • 楽天Edy
  • WAON
  • nanaco
  • iD
  • QUICKPay

ポストペイ(後払い)形式

ポストペイ形式とは、電子マネーとクレジットカードを紐づけて利用代金を後払いにする支払い方法です。当月中の利用額はクレジットカードの支払日にまとめて請求されるため、電子マネーをクレジットカード感覚で利用できます。

先述したプリペイド(先払い)形式のようにチャージ金額が不足するという事態は防げますが、無理な使い方をすると支払い日の負担が大きくなるので十分な管理が必要です。

ポストペイ(後払い)形式の電子マネー
  • iD
  • QUICKPay

デビット(即時払い)形式

デビット形式とは、銀行口座と紐づけし、決済すると即時に代金が引き落とされる支払い方法です。事前チャージが不要で、まとまった金額の支払いをする心配もありません。

ただし、紐付けている銀行口座の残高がそのまま利用限度額になります。デビット形式の電子マネーを使いすぎて、ほかの引き落としができなくならないよう、常に残高の管理をしなくてはなりません。

デビット(即時払い)形式の電子マネー
  • iD
  • QUICKPay

電子マネーおすすめランキング11選!

電子マネーにはさまざまな種類があるので、どれかを選ぶか判断するのは難しいかもしれません。

電子マネーを選ぶときは、利用可能な店舗数が多い電子マネー、利用目的に合わせて選んでいきましょう。

ここからはおすすめの電子マネー11選を紹介します。

おすすめランキングの比較ポイント
  • 利用方法
  • 決済(入金)方法
  • オートチャージ
  • 入金上限
  • 送金機能
  • ポイント還元率
  • 対応店舗数
電子マネー利用方法決済方法オートチャージ入金上限送金機能ポイント還元率対応店舗数
PayPay・カード
・スマホアプリ
・前払い
・後払い
あり・500,000円/日
・2,000,000円/月
あり0.5%〜1.5%1000万ヶ所
QUICPay・カード
・スマホアプリ
・前払い
・後払い
・即時払い
なし・50,000円/日
・300,000円/月
なし2%287万ヶ所
iD・カード
・スマホアプリ
前払いあり20,000円なし0.5〜3%230万箇所
Suica・カード
・スマホアプリ
前払いあり20,000円なし0.5%〜3%157万ヶ所
WAON・カード
・スマホアプリ
前払いあり50,000円なし0.5%〜1.5%135.6万ヶ所
PASMO・カード
・スマホアプリ
前払いあり20,000円なし0%〜10%非公開
nanaco・カード
・スマホアプリ
前払いあり50,000円なし0.5%〜1.5%125万ヶ所
楽天Edy・カード
・スマホアプリ
前払いあり50,000円あり0.5%〜135万ヶ所
楽天ペイ・カード
・スマホアプリ
・前払い
・後払い
・即時払い
あり500,000円あり1%〜1.5%600万ヶ所
d払い・カード
・スマホアプリ
・前払い
・後払い
あり300,000円/月あり0.5%〜1%523万ヶ所
au PAYスマホアプリ前払いあり1,000,000円あり0.5%〜2.5%662万ヶ所

1位:PayPay|高いポイント還元率が魅力

PAYPAY

出典元:PayPay

利用方法カード/スマホアプリ
決済方法・前払い
・後払い
オートチャージあり
入金上限・500,000円/日
・2,000,000円/月
送金機能あり
ポイント還元率0.5〜1.5%
加盟店舗数235万ヶ所

PayPayは、全国のコンビニやスーパー、ドラッグストア、飲食店などで幅広く使えるQRコード決済です。

利用者が多いので、友だちとの割り勘や送金にも活用しやすく、現金やクレジットカードを使わずにスマホだけで支払いが完結する手軽さが魅力。

基本のポイント還元率は0.5%ですが、PayPayカードと紐づけると最大1.5%、ゴールドカードなら最大2.0%の還元率を狙えます。

たとえば、ソフトバンクやワイモバイルの利用料金にポイントを当てられるのも大きなメリットです。
PayPayは事前チャージが基本で、銀行口座と連携しておけば、すぐに残高を追加できます。さらに、PayPayカードを使えば、クレジット決済でチャージが可能に。

急な出費があるときや給料日前にも、スマホからさっと入金して支払いを済ませ、翌月にカード請求としてまとめて支払うことができるため、資金繰りにも役立ちます。

初めてキャッシュレス決済を試す方でも、対応店舗の多さと使いやすさから、日常生活に取り入れやすい電子マネーといえるでしょう。

PayPayの特徴まとめ
  • 自治体や大型チェーンとのコラボキャンペーンが豊富
  • Yahoo!サービスやオンライン決済との相性が良い
  • アプリ機能が充実していて、使いすぎ防止もしやすい

2位:QUICPay|対応店舗数が多く、使える店のジャンルも広い

QUICPAY

出典元:QUICPay

利用方法カード/スマホアプリ
決済方法・前払い・後払い・即時払い
オートチャージなし
入金上限・50,000円/日
・300,000円/月
送金機能なし
ポイント還元率2%
加盟店舗数287万ヶ所

QUICPayは、クレジットカードに紐づけて使う後払い式の電子マネーです。お買い物や飲食店の支払い時にスマホや専用カードをタッチするだけで、あとからクレジットカードの請求に含まれる仕組みなので、事前にチャージする手間がありません。

また、クレジットカードのポイントが貯まるため、普段のお買い物で自然にポイントを貯められるのもうれしいポイント。コンビニやスーパー、アパレルショップなど、多くのお店で使えるので、初めての電子マネーとしても利用しやすいですよ。

QUICPay+では、クレジットカードだけでなく、デビットカードやプリペイドカードも支払い方法に設定できます。

たとえばApple PayやGoogle Payを使えば、事前にチャージしたプリペイドカードや、銀行口座の残高を利用するデビットカードなど、好みに合わせたキャッシュレス決済が可能です。

クレジットカードを作れない方や、使い過ぎが気になる方にも、より幅広い選択肢が用意されているのが魅力ですね。

QUICPayの特徴まとめ
  • 紐づけたクレジットカードのポイントが貯まる
  • クレジットカードと紐付けて利用するとポイント還元率がUPする
  • QUICKPayが利用できる店舗数が多い

3位:iD|紐付けるクレジットカードの選択肢が豊富

iD

出典元:電子マネー「iD」

利用方法カード/スマホアプリ
決済方法前払い
オートチャージあり
入金上限20,000円
送金機能なし
ポイント還元率0.5〜3%
加盟店舗数230万ヶ所

iDは、NTTドコモが提供するタッチ型の電子マネーで、全国のコンビニや飲食店、ドラッグストアなど、230万ヵ所もの多彩なお店で利用できます。

スマホや専用カードをレジの端末にかざすだけで支払いが完了するので、小銭を探す手間がなく、スピーディーにお会計を済ませられるのが大きな魅力です。

また、iDは後払い(クレジットカード紐づけ)のほか、プリペイド形式やデビット形式でも利用できるため、チャージ型の電子マネーがいい方や銀行口座の残高を使いたい方にも柔軟に対応しています。iD独自のポイントプログラムはありませんが、紐づけ先で設定した決済方法のポイントや特典はそのまま受け取れる仕組みです。

スマートフォンのiDアプリを使う場合は、パスコードや生体認証などを設定しておくことで、万が一の紛失時も安心。

さらに、Apple PayやGoogle Payに対応しているので、ドコモユーザーでなくても簡単に導入できます。チャージを気にせず手軽に電子マネーを始めたい方や、スマホ決済を一本化したい方にとって、便利で使いやすい選択肢といえるでしょう。

iDの特徴まとめ
  • 全国約230万ヵ所の幅広い店舗で利用可能
  • 後払い・前払い・デビットの3つの決済スタイルに対応
  • Apple Pay/Google Payにも対応していて便利

4位:Suica|チャージや電車への乗車でポイントが貯められる

Suica

出典元:JR東日本

利用方法カード/スマホアプリ
決済方法前払い
オートチャージあり
入金上限20,000円
送金機能なし
ポイント還元率0.5〜3%
加盟店舗数157万ヶ所

Suicaは、JR東日本が発行する交通系ICカードで、電車やバスの乗車だけでなく、お買い物にも使える便利な電子マネーです。

全国相互利用が始まったことによって、日本各地の交通機関や加盟店で利用できるようになり、旅先でもスムーズに決済が可能。

チャージ残高から運賃や商品代金が引き落とされる仕組みなので、小銭を用意する手間も省けて、毎日の移動や買い物が快適になります。
さらに、Suicaを「JRE POINT」に登録すると、乗車や買い物のたびに0.5%のポイントがたまるのが魅力。

たまったポイントは、Suicaへのチャージやグリーン券に交換できるため、交通費を節約したり、より快適な移動を楽しんだりすることができます。駅ナカや駅ビルのお店でよくお買い物をする方なら、ポイントを効率よくためて上手に活用できるでしょう。

公共交通機関を頻繁に利用する方や、駅周辺の商業施設をよく利用する方にとっては、Suicaは非常に使いやすく、お得な選択肢といえます。

キャッシュレス生活を始めたい方にも、まずはSuicaを持っておけば、日常の移動や買い物がぐっとラクになるはずです。

Suicaの特徴まとめ
  • JRE POINTを活用して交通費や買い物がさらにお得
  • 新幹線やグリーン車の利用もスムーズ
  • 駅ナカ・駅ビルでの買い物で差が出る

5位:WAON|イオングループでの支払いに便利

WAON

出典元:電子マネーWAON 公式サイト

利用方法カード/スマホアプリ
決済方法前払い
オートチャージあり
入金上限50,000円
送金機能なし
ポイント還元率0.5%~1.5%
加盟店舗数135.6万ヶ所

WAONは、イオングループが提供しているプリペイド型の電子マネーです。

イオングループのお店やWAON加盟店で使うと、その支払い金額に応じてポイントが貯まり、イオングループでは通常よりも高い還元率(0.5%→1.0%)になるのが大きな魅力。

さらに、毎月20日・30日は「お客様感謝デー」として、対象店舗でのお買い物が5%OFFになる特典もあります。

また、WAONは公共料金や税金の支払いに対応している点も特徴です。日頃のショッピングだけでなく、電気・ガスなどの料金をWAONで支払うことでポイントを貯められるので、生活費の節約にもつながります。

さらに、WAONとイオンカードセレクトをセットで利用すると、年会費無料でWAONへのオートチャージ機能が使えたり、支払いのたびにW(ダブル)でポイントが貯まったりと、よりお得に活用できます。

イオン銀行の口座を開設しておけば、24時間365日ATMが無料で使えるため、現金の出し入れもしやすくなりますよ。
イオンでのお買い物が多い方や、家計の固定費を少しでも抑えたい方にとっては、WAONを活用することで日常の支払いがお得かつスムーズになるでしょう。

WAONの特徴まとめ
  • イオングループの買い物でポイント還元率がアップ
  • 公共料金や税金にも対応し、生活費でもポイントが貯まる
  • イオン銀行との連携でさらに便利&お得

6位:PASMO|全国で幅広く利用できる

PAMO

出典元:PASMO

利用方法カード/スマホアプリ
決済方法前払い
オートチャージあり
入金上限20,000円
送金機能なし
ポイント還元率0〜10%
加盟店舗数非公開

PASMOは、Suicaと並ぶ代表的な交通系電子マネーで、首都圏を中心に多くの人が利用しています。

全国の交通系ICカードと相互利用できるようになったので、新幹線以外の多くの路線で乗車やお買い物がスムーズに。駅の券売機では、直近20件分の利用明細を印字してくれるため、家計簿や経費精算をつける際にも便利です。

さらに、東京メトロユーザーなら「メトポ」に登録すれば、PASMOで乗車するごとにポイントがたまるチャンスがあります。レギュラーランク(初期ランク)ではポイント付与がありませんが、最高ランク(プラチナ)になると乗車ごとに10%ものポイントが付与されるので、東京メトロに頻繁に乗る方にはとてもお得です。

スマートフォンでの利用も進んでいて、Android 6.0以上の端末やiPhone 8以降(第2世代のiPhone SEも含む)なら、「モバイルPASMO」としてチャージ・利用・明細確認などができます。

また、Apple PayにPASMOとSuicaを登録すれば、iPhone一台で複数のICカードをまとめられるので、カードを持ち歩かなくてもOK。加えて、「東急エキッズ」などのサービスにも対応しているため、お子さまの安全管理に活用したい方にもおすすめです。

PASMOの特徴まとめ
  • 全国相互利用対応で、首都圏以外でも幅広く使える
  • 乗車ごとにポイントが貯まる「メトポ」に対応
  • スマホで管理できる「モバイルPASMO」

7位:nanaco|セブン&アイグループのお店を中心に幅広く利用できる

nanaco

出典元:nanaco

利用方法カード/スマホアプリ
決済方法前払い
オートチャージあり
入金上限50,000円
送金機能なし
ポイント還元率0.5〜1.5%
加盟店舗数125万ヶ所

nanacoは、セブン&アイグループのプリペイド式電子マネーです。

コンビニのセブン-イレブンやイトーヨーカドーをはじめ、全国の対応店舗で使えます。通常の支払いでは0.5%のポイントがたまり、セブン-イレブンで使えば2倍の1.0%還元が受けられるのが魅力。

たまったポイントは1ポイント=1円としてチャージに使えたり、ANAマイルに交換できたりと、使い道も幅広いです。
さらに、分かりやすいポイント制度で、初心者でもスムーズに活用しやすいのもnanacoのメリット。1ポイントから使えるので、小さな買い物でもムダなくポイントを生かせます。

ただし、公共料金や税金の支払いではポイントがつかないので、クレジットカードで事前にチャージしておくと、間接的にポイントが貯められます。

とくに「セブンカード・プラス」を使えば、チャージ時にも0.5%のポイントを加算できるので、日常的にセブン-イレブンなどを利用する方にはうれしい仕組みです。

nanacoの特徴まとめ
  • セブン-イレブンで還元率2倍など、セブン&アイグループとの連携がお得
  • ポイント交換先が多彩で、1ポイント=1円から使える
  • 公共料金や税金の支払いもでき、工夫次第で間接的にポイントを獲得

8位:楽天Edy|楽天カードとの併用で還元率がアップ!

楽天Edy

出典元:楽天Edy

利用方法カード/スマホアプリ
決済方法前払い
オートチャージあり
入金上限50,000円
送金機能あり
ポイント還元率0.5%〜
加盟店舗数135万ヶ所

楽天Edyは、楽天グループが提供するプリペイド式の電子マネーです。

チャージして使う仕組みなので、使いすぎの心配が少なく、お財布感覚で手軽に管理できます。

全国のコンビニやドラッグストア、飲食店など幅広いお店で使えるうえ、楽天ポイントが貯まったり、キャンペーンで還元率がアップする機会が多いのが魅力的です。


チャージ方法はコンビニのレジや一部ATMで現金入金できるほか、楽天ポイントをEdyに交換することも可能。

Androidスマホの「おサイフケータイ」に対応している場合は、アプリを起動しなくてもスマホをかざすだけで支払いができ、オフラインのシーンでも快適に利用できます。

ただし、iPhoneでは専用アプリを単体で使えないので、Edyカードと合わせて運用するなどの工夫が必要です。

楽天Edyの特徴まとめ
  • 楽天ポイントとの連携が充実
  • Androidのおサイフケータイ対応でオフライン決済もスムーズ
  • チャージによるポイント付与には月間上限がある

9位:楽天ペイ|楽天サービスとの併用で高還元率も実現可能

楽天Pay

出典元:楽天ペイ

利用方法カード/スマホアプリ
決済方法・前払い・後払い・即時払い
オートチャージあり
入金上限500,000円
送金機能あり
ポイント還元率1〜1.5%
加盟店舗数600万ヶ所

楽天Payは、楽天グループが提供しているQRコード決済です。基本のポイント還元率が1.0%と比較的高めで、楽天カードからチャージするとさらに0.5%分のポイントが追加され、合計1.5%の還元を狙えます。楽天ポイントをよく貯めている方にとって、とても魅力的なサービスといえるでしょう。

貯まったポイントは、楽天グループの加盟店での支払いや、クレジットカードの請求額の支払いにあてられるほか、モバイルSuicaにチャージすることも可能です。

コンビニやスーパー、ドラッグストアなどさまざまなお店で利用でき、楽天Payユーザー同士なら送金もできるため、割り勘やちょっとした立替にも便利です。

また、オンライン決済に強いのも楽天Payの特徴。TOHOシネマズやBUYMAなど幅広いネットショップ・サービスに対応しており、自宅にいながらスマホひとつでスピーディーに決済が完了します。さらにアプリ内の「ポイントカード」機能を併用すれば、楽天ポイントの二重取りができるケースもあるので、よりお得に活用できます。

楽天Payの特徴まとめ
  • 楽天サービスとの連携でポイント還元率がUPする
  • オンライン決済に強く、映画館やECサイトなど対応店舗が多彩
  • 月上限50万円のプリペイド式でも、大きな買い物に対応

10位:d払い|dポイントの三重取りも可能!

d払い

出典元:dメニュー

利用方法カード/スマホアプリ
決済方法・前払い・後払い
オートチャージあり
入金上限・300,000円/月
送金機能あり
ポイント還元率0.5%〜1%
加盟店舗数523万ヶ所

d払いは、ドコモが提供するQRコードを使ったスマホ決済サービスです。ドコモユーザーであれば、ドコモのサービスと連携して利用することで、通常の利用に加えdポイントがさらにお得に貯まります。

d払いでは、ポイントカードを提示することでポイントの二重取りができるなど、ポイント還元の仕組みが充実しているのも魅力です。

さらに、「電話料金合算払い」を選ぶと、d払いでの支払い金額が毎月の携帯電話料金とまとめて請求されるため、支払い管理が楽になります。

d払いのポイント還元率は、通常0.5%ですが、クレジットカード「dカード」や「dカード GOLD」と連携すると、さらに0.5%のポイントが追加され、合計で1.0%の還元を狙うことができます。

特約店でdポイントカードを提示すれば、さらにポイントが加算される場合もあり、複数の方法でお得にポイントを貯めることが可能です。

また、クレジットカードとの連携により、購入時の保険(ケータイ補償やお買い物あんしん保険)も適用されるため、万が一のスマホトラブルにも備えやすくなっています。

d払いの特徴まとめ
  • dポイントカードの提示でポイントの二重取り・三重取りが可能
  • docomoユーザーは携帯料金とd払い利用料金を合算できる
  • クレジットカード連携による安心セキュリティ

11位:au PAY|ポイントをたくさん貯めたい人におすすめ!

au PAY

出典元:au PAY

利用方法スマホアプリ
決済方法前払い
オートチャージあり
入金上限1,000,000円
送金機能あり
ポイント還元率0.5〜2.5%
加盟店舗数662万ヶ所

au PAYは、加盟店舗数が662万ヶ所もあり、全国で幅広く利用できるスマホ決済サービスです。

au PAYは、決済時に0.5%のPontaポイントが自動で付与され、Ponta提携店でPontaカードを提示してau PAYで支払えば二重でPontaポイントをもらうことが可能です。また、au PAYアプリをインストールすることで、au Wi-Fi SPOTが無料で使えるようになります。

au PAYアプリには、加盟店の住所や電話番号、道順、わりかん機能など、多彩な機能が搭載されています。また、Amazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングでの利用ができないことが注意点ですが、au PAYマーケットでの利用がある人にとっては使いやすい電子マネーです。

auポイントアップ店やauマーケットもあるため、au PAYへの残高チャージ・au PAY払い・提携店をうまく利用することで、ポイントの三重取りも可能です。

貯めたPontaポイントは、携帯料金に充当することや、データ量のチャージ、修理料金などにも利用できるため、ポイントで支払い負担を抑えたい人におすすめでしょう。

au PAYの特徴まとめ
  • au PAY ゴールドカードとの連携でポイント還元率UP
  • ポイントを二重・三重で獲得できるチャンスが多い
  • アプリのインストールでau Wi-Fiを無料で利用できる

電子マネーを選ぶ際のポイント

電子マネー選び方

電子マネーを選ぶ際は、以下のポイントに注目して選んでみてください。

電子マネーを選ぶポイント
  • 普段使うサービス・店舗で利用できる電子マネーを選ぶ
  • 自分にとってお得なポイント還元率の電子マネーを選ぶ
  • お金の管理がしやすい電子マネーを選ぶ
  • スマホと連携できる電子マネーを選ぶ

普段使うサービス・店舗で利用できる電子マネーを選ぶ

電子マネーは対応店舗が限られているので、自分のライフスタイルに合ったものや、利用頻度の高い店舗で使用できる電子マネーを選びましょう。

どの店舗で利用できるかは、電子マネーの公式ページで確認してみてください。

楽天ポイントをよく貯める方なら楽天Edyが便利ですし、電車に頻繁に乗る方はSuicaを使うことで交通費の支払いがスムーズになります。

それぞれの電子マネーが提供する特典や利便性を考慮し、日常生活に役立つものを選びましょう。使い勝手が良くなることで、ポイントも効率的に貯められるようになります。

自分にとってお得なポイント還元率の電子マネーを選ぶ

電子マネーは種類によってポイント還元率に、0.5〜2%程度の違いがあります。電子マネーのなかには、利用金額に応じてポイント還元を受けられるものがあり、貯めたポイントは支払いに充当したり、他社のポイントに交換したりすることができます。

また、特定の店舗で利用すると還元率がアップする電子マネーもあるので、利用頻度の高い店舗と相性のよいものを選ぶとよりお得に買い物をすることができます。

例えば、WAONではイオングループの対象店舗でWAONポイント還元率が2倍になり、nanacoなら対象商品の購入でボーナスポイントが付与されるなどがあります。そのため、普段利用することの多い店舗を考慮し、自分にとってお得なポイント還元率の電子マネーを選ぶのがおすすめです。

特定のクレジットカードと紐づけることで、ポイント還元率がアップする電子マネーもあります。

使っているクレジットカードとの相性がよければ高還元を受けることができるので、持っているクレジットカードにあわせて選ぶのもおすすめです。

お金の管理がしやすい電子マネーを選ぶ

電子マネーを選ぶ際には、お金の管理のしやすさを基準にすることも大切です。例えば、使いすぎが心配な方にはプリペイド式の電子マネーがおすすめです。事前にチャージした金額しか使えないため、予算を超える心配がありません。

一方、支払いのタイミングを調整したい場合は後払い式の電子マネーが便利です。クレジットカードのように、利用後にまとめて支払うことができます。

また、電子マネーの利用履歴や支払額をしっかりと把握したい方には、デビット式の電子マネーが向いています。使った分だけ即座に銀行口座から引き落とされるため、リアルタイムでお金の動きを確認できます。

自身のライフスタイルやお金の管理方法に合わせて、最適な電子マネーを選びましょう。

スマホと連携できる電子マネーを選ぶ

電子マネーは、スマートフォンと連携できるものを選ぶのがおすすめです。スマートフォンと連携すると、決済端末にスマートフォンをかざすだけで支払いができるようになります。

コンビニやスーパーなどの身近な買い物に財布を持たずに出かけられたり、財布からカードを探して取り出す手間を省けたりするので何かと便利です。財布のカード入れを圧迫することもありません。

ただし、利用できる店舗数やポイント還元率と比べて優先度は低めです。魅力的に感じる電子マネーが複数ある場合は、スマートフォンと連携できるかどうかで最終判断をするとよいでしょう。

新井智美

ファイナンシャル・プランナー

せっかく電子マネーを利用するなら、使用頻度の高いものを選びましょう。また、 あまりに多くの電子マネーを利用すると管理が複雑になる可能性があるため、2~3種類の電子マネーを使い分けることをおすすめします。

利用方法次第ではポイント還元率が高くなる仕組みが設けられていますので、条件をしっかりと確認したうえで上手に利用することを心がけましょう。

電子マネーとクレジットカードの違い

電子マネーは、現金を使わない支払い手段として「キャッシュレス決済」に分類されます。クレジットカードも同じく現金いらずですが、その仕組みに違いがあります。

支払方法の違い

クレジットカードは1か月分の支払いを決まった日にまとめて清算する「後払い形式」です。利用金額が大きくなっても、その月の支払い日に一括または分割で支払うことができます。

一方の電子マネーには、あらかじめお金をチャージして使う「プリペイド(先払い)」や、使ったタイミングで口座から即座に引き落とされる「デビット(即時払い)」のタイプがあります。

決済上限の違い

電子マネーは1回あたりの決済上限が設定されている場合が多く、利用するサービスによって上限金額が異なります。総じて、クレジットカードに比べると低めに設定されている傾向があります。

さらに、クレジットカードではサインや暗証番号を求められることがありますが、電子マネーはICカードやアプリを用意するだけで、特別な審査や面倒な手続きはほとんどありません。

手軽さを重視するなら電子マネー、支払いの柔軟性や高額決済を希望するならクレジットカード、と用途に合わせて使い分けるのがおすすめです。

キャッシュレスの種類電子マネークレジットカード
支払い方式・プリペイド(前払い)形式
・ポストペイ(後払い)形式
・デビット(即時払い)形式
ポストペイ(後払い)形式
利用限度額1回の決済金額に上限が設けられていることがある
(一般的にクレジットカードよりも低額)
利用限度額の範囲内であれば制限なし
審査の有無なしあり
決済時のサイン
暗証番号の有無
なしあり
(サインレス決済が可能な場合もあり)

電子マネーはクレジットカードと組み合わせるとポイントがたまってお得!

電子マネーをクレジットカードでチャージして使うと、チャージ時+支払い時のポイントが二重でたまるのが大きな魅力です。

たとえば、チャージ分はクレジットカードのポイント、実際に電子マネーで支払った分は電子マネーのポイントが付くなど、ポイントを効率的に獲得できます。

さらに、クレジットカードを利用するだけではカバーしにくい「ちょっとした支払い」を電子マネーで行えば、小額決済でもポイントの取りこぼしが少なくなるのもメリットです。

たまったポイントは商品やサービスに交換できたり、次回の支払いで割引になったりと、お得に活用できます。日常のお買い物や交通機関の利用などでこまめに電子マネーを使いつつ、高額な支払いはクレジットカードで行うのもおすすめです。

組み合わせて使うことで、日々の支払いがお得に変わるので、ぜひ活用してみてください。

おすすめの電子マネーとクレジットカードTOP3
  • PayPay×PayPayカード
  • QUICKPay x JCB CARD W
  • iD x 三井住友カード(NL)
商品画像リンク年会費ポイント還元率発行期間付帯サービス電子マネー
PayPayカードPayPayカード 公式サイト
を見る
無料
1 〜 5%
最短7分(申込み5分・審査2分)で手続き完了
ETCカード
家族カード
ショッピング保険
海外旅行保険
国内旅行保険
JCB CARD WJCB CARD W 公式サイト
を見る
無料
1 〜 10.5%
モバ即入会で最短5分(※)
ETCカード
家族カード
ショッピング保険
海外旅行保険
国内旅行保険
quicpay
三井住友カード(NL)三井住友カード(NL) 公式サイト
を見る
無料
0.5 〜 7%
最短10秒(※)
ETCカード
家族カード
ショッピング保険
海外旅行保険
国内旅行保険
idpitapawaon

電子マネーを利用するメリットとデメリット

電子マネーには、デメリットや注意点もあります。以下で、電子マネーのデメリットと注意点を詳しく見ていきましょう。

電子マネーのメリット

電子マネーのメリットは、主に以下が挙げられます。

電子マネーのメリット
  • 支払いがスムーズに終わる
  • ポイントや特典がもらえる
  • 支払い履歴が残り管理がしやすい

新井智美

ファイナンシャル・プランナー

電子マネーは紛失した場合でも補償がある点もメリットです。財布を紛失した場合、見つからなければ現金は戻ってきませんが、電子マネーは盗難や紛失にあった際に発行会社に連絡すれば利用停止の手続きを行ってくれます。

停止されるまでに不正利用された分については補償されませんが、停止手続きが行われれば、それ以降利用されることはないため安心です。

電子マネーのデメリット

一方、電子マネーのデメリットは、主に以下があげられます。

電子マネーのデメリット
  • 事前にチャージが必要
  • チャージ後の払い戻しができない
  • 電子マネーに対応している店舗、サービスに限定

プリペイド型の電子マネーでオートチャージ機能を利用していない場合、残高が少ないと、決済前にチャージしなくてはいけません。

いざレジで支払いをしようとして、残高不足で決済できなかった場合、チャージをしてから再度支払いをしなければならないので、二度手間です。

また、一度チャージした金額を現金に戻せない点もデメリットといえます。現金に戻せる場合でも、手間がかかったり、払い戻し手数料がかかったりすることがあるので注意しましょう。

電子マネーでの支払いができない店舗があることもデメリットの1つです。キャッシュレス決済の普及を受けて、電子マネーは幅広いお店で利用できるようになってきました。

しかし、規模の小さな個人店を中心に、電子マネーに対応していないお店もまだたくさんあるのが現状です。電子マネーだけでなく、クレジットカードや現金も用意しておかなければ、支払いができないこともあります。

電子マネーを利用する際の注意点

電子マネーは便利な決済手段である反面、利用するにあたって注意しておくべきこともいくつかあります。電子マネーを利用する際の注意点を詳しく確認していきましょう。

不正利用に気をつける

電子マネーはクレジットカードとは異なり、決済時にサインや暗証番号の入力が必要ありません。カードタイプの電子マネーを紛失したり盗難されたりすると、第三者に不正利用されてしまう可能性があります。

不正利用によってチャージ残高が減ってしまっても、記名式で所有者登録をしていない限りは、残高は補償されません。また、所有者登録をしていても、補償されるのはその時に残っている残高のみです。

不正利用の被害にあわないためにも、電子マネーを紛失した際には利用停止申請をしてください。特にオートチャージの設定をしていると被害額が大きくなってしまうため、すぐに申請しましょう。

プリペイド形式の電子マネーは、一度に大金をチャージしないことも、不正利用の被害を抑える手段になります。

財布の紐が緩みやすくなる

電子マネーは、ついつい財布の紐が緩んで買い物をしすぎてしまうことがあるので注意しましょう。電子マネーは現金を使わずに支払いができる便利なものですが、お金を使っている感覚になりづらいという一面もあります。

使いすぎを防ぐために、自分で毎月のチャージ金額を制限したり、利用履歴を細かく確認したりして、利用額を管理するといった工夫をしましょう。

あまり管理が得意でない方には、クレジットカードと紐づけるクレジットカードタイプやオートチャージ機能がついた電子マネーはおすすめできません。

新井智美

ファイナンシャル・プランナー

電子マネーを利用する際には1種類の電子マネーしか利用できません。残高がないからといって別の電子マネーやクレジットカードとの併用はできない点を覚えておきましょう。

いざという時に残高不足で慌てないよう、残高確認はしっかりと行っておくことや、使いすぎを防ぐためにも1ヶ月に利用する額をあらかじめ決めておくなどの工夫も大切です。

また、電子マネーに頼りすぎないよう、少額の現金は常に持ち歩いておきましょう。

電子マネーに関するよくある質問

最後に、電子マネーに関するよくある質問をまとめました。同じような疑問や悩みを持つ方は多いので、ぜひ参考にしてみてください。

電子マネーとクレジットカードはどちらがおすすめですか?

電子マネーとクレジットカードにはそれぞれメリットがあるので、どちらがおすすめかは利用シーンによって異なります。それぞれのメリットを活かし、支払いに応じて使い分けするのがおすすめです。

例えば、高額な商品を購入するにはクレジットカード。少額の支払いを素早く済ませたい場合には電子マネーが向いています。

使いやすい電子マネーはどれですか?

公共交通機関での使用を前提としない場合、使いやすさを重視するのであれば、QUICPayとiDをおすすめします。どちらも加盟店数が多く利用できる機会が多いためです。

ただし、QUICPayとiDともに、クレジットカードを持っていなければ使えません。電子マネーの利用に審査はありませんが、クレジットカードの発行には審査があるので注意しましょう。

電子マネーのセキュリティ対策はどうすればよいですか?

カードタイプの電子マネーなら、カードの保管場所を固定し、定期的に確認する癖をつければ、紛失した時にいち早く気付けます。紛失したことが分かったら、すぐに利用停止申請をしましょう。利用停止をすることで第三者からの不正利用を防げます。

スマートフォンと連携させるタイプの電子マネーであれば、スマートフォンにパスワードや生体認証を設定しておきましょう。パスワードを解除しなければ決済できないので、不正利用を防ぎやすくなります。

電子マネーで一番利用者が多いのは?

一番利用者が多い電子マネーは、「PayPay」です。登録ユーザー数は6,500万を突破し、幅広い年代層の人が利用しています。

利用者数の多さと利用可能店舗数は同じではありませんが、「PayPay」は1,000万以上に設置されているため、利用もしやすいといえるでしょう。

一番人気のスマホ決済はどれですか?

オリコン顧客満足度の「決済のしやすさ 満足度ランキング」 では、1位が「モバイルSuica」、2位が「PayPay」、3位が「楽天Edy(スマートフォン非接触決済)」となっています。

「モバイルSuica」は、アプリを立ち上げる必要がないことや、残高確認のしやすさなどが人気を集めている要素です。

おすすめ電子マネーのまとめ

電子マネーは、キャッシュレス決済の代表的な手段のひとつで、多くの店舗やサービスで利用できるようになってきました。

プリペイド形式、ポストペイ形式、デビット形式といった支払い方法や交通系、流通系、クレジットカード系といった系統の分類があり、それぞれメリットも異なります。

また、クレジットカードと紐付けて利用することが多く、電子マネーとクレジットカードの組み合わせには相性も存在します。

これから電子マネーを使い始める方は、電子マネーと相性のよいクレジットカードを発行するのがおすすめです。性能や特徴だけでなく、クレジットカードとの相性も比較しながら、自分にあった電子マネーを選択しましょう。

JCB CARD W

JCB CARD W

三井住友カード(NL)

三井住友カード(NL)

楽天カード

楽天カード

年会費無料無料無料
ポイント
還元率
1 〜 10.5%0.5 〜 7%1 〜 3%
発行期間モバ即入会で最短5分(※)最短10秒(※)7営業日程度
付帯
サービス
ETCカード
家族カード
ショッピング保険
海外旅行保険
国内旅行保険
ETCカード
家族カード
ショッピング保険
海外旅行保険
国内旅行保険
ETCカード
家族カード
ショッピング保険
海外旅行保険
国内旅行保険
電子
マネー
quicpay
idpitapawaon
edy
公式サイトを見る 公式サイトを見る 公式サイトを見る

新井智美

ファイナンシャル・プランナー

コンサルタントとして個人向け相談(資産運用・保険診断・税金相談・相続対策・家計診断・ローン・住宅購入のアドバイス)のほか、資産運用など上記相談内容にまつわるセミナー講師(企業向け・サークル、団体向け)をおこなうと同時に、金融メディアへの執筆および監修にも携わっている。現在年間300本以上の執筆及び監修をこなしており、これまでの執筆及び監修実績は3,000本を超える。
監修者

JCB CARD W:(※)最大還元率はJCB PREMOに交換した場合(※)ショッピング保険の適用は海外利用時のみ(※)モバ即入会条件【1】9:00AM~8:00PMでお申し込み。(受付時間を過ぎた場合は、翌日受付扱い) 【2】顔写真付き本人確認書類による本人確認(運転免許証/マイナンバーカード/在留カード)。モバ即での入会後、カード到着前の利用方法について、詳しくはHPをご確認ください。
三井住友カード(NL):(※)最短10秒発行:即時発行できない場合があります。 (※)iD、カードの差し込み、磁気取引は対象となりません。カード現物のタッチ決済の還元率は異なります。 (※)商業施設内にある店舗などでは、一部ポイント付与の対象となりません。 (※)一定金額(原則1万円)を超えると、タッチ決済でなく、決済端末にカードを挿しお支払いただく場合がございます。その場合のお支払い分は、タッチ決済分のポイント還元の対象となりませんので、ご了承ください。上記、タッチ決済とならない金額の上限は、ご利用される店舗によって異なる場合がございます。 (※)Google Pay™で、Mastercard®タッチ決済はご利用いただけません。ポイント還元は受けられませんので、ご注意ください。(※)通常のポイントを含みます。 (※)ポイント還元率は利用金額に対する獲得ポイントを示したもので、ポイントの交換方法によっては、1ポイント1円相当にならない場合があります。(※)Google Pay™でMastercard®タッチ決済はご利用いただけません。ポイント還元は受けられませんので、ご注意ください。
PayPayカード:付与率:5% 内訳:①PayPayポイント(PayPayカード特典) 1%(※1) ②PayPayポイント(指定支払い方法) 3%(※1※2) ③PayPayポイント(ストアポイント) 1%(※1)出金・譲渡不可。PayPay/PayPayカード公式ストアでも利用可能。 (※2)開催期間:2022年10月12日(水)~終了日未定(終了1カ月前に告知)。詳細はこちら(https://shopping.yahoo.co.jp/promotion/campaign/mainichi/)をご確認ください (※3) 2023年7月1日(土)より、ご利用金額200円(税込)ごとの付与。 (※4)Yahoo!ショッピングでの商品購入時のみ利用可。有効期限あり。一部ストアではご利用不可。 (※5) 対象金額に対して付与されます。その他付与上限、条件あり。詳細はこちら。 (※6) 2023年12月1日(金)よりPayPayポイント付与にYahoo! JAPAN IDとLINEアカウントの連携が必要です。未連携の場合はヤフーショッピング商品券で付与されます。変更内容の詳細はこちらをご確認ください。

ドットマネーに登録すると、キャッシュレスをもっとお得に利用できます
登録する
この記事をシェア
twitterlinehatena
ドットマネーでポイント一括管理から交換までをスマートに
ドットマネー
ドットマネー
  • 1 業界No.1の会員3,000万! みんなが使っているポイント交換サービス
  • 2 ポイントのお得な利用を応援! 交換できるラインナップは60以上
  • 3 業界で唯一のポイント交換手数料無料!
詳しくはこちら
※当サイト内に掲載されている[PR][Sponsored]の表記がある商品はアフィリエイトプログラムを利用し、アコム社など複数社により広告収益を得て運用しております。
※当サイトはクレジットカードやカードローンなどのお金に関する情報を提供しており、クレジットカードの申し込みを斡旋するのではありません。
※クレジットカードやカードローン、キャッシュレスに関する個人の相談や質問にはお答えできません。
※当サイトはGoogleのコンテンツポリシーのガイドラインに沿ってコンテンツを製作していますが、情報の正確性や信頼性、安全性を担保するものではありません。
※金融商品への申し込みは各公式ホームページに記載されている内容をご確認の上、自己判断で申し込みをしていただきますようお願いいたします。
※当サイトはドットマガジンと提携している企業のPR情報が含まれています。