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dカードの引き落とし日は10日。当日入金でも間に合う?

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2023.02.17
by ドットマネー編集部

dカードの利用代金支払いはいつ?

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NTTドコモのクレジットカード「dカード」には、「締め日」と「支払い日(引き落とし日)」があります。支払い日の前日までに、登録した金融機関の口座に入金を行いましょう。

当月15日までの利用分は翌月10日

ドコモのdカードには、「dカード(一般)」と「dカード GOLD」の2種類があります。どちらも、毎月15日が締め日で、翌月10日が支払い日です。

・締め日:1カ月間のクレジットカード利用額の集計が行われる日
・支払い日:締め日で集計されたカードの利用額を支払う日

dカードの場合、前月16日~当月15日までの1カ月のカード利用料金が15日に集計され、翌月10日にカード利用者の預金口座から引き落とされます。10日が土日・祝日の場合は、「翌営業日」が引き落とし日です。

ボーナス月にカード利用金額をまとめて支払う「ボーナス一括払い」の場合、支払い日は以下のようになります。

・夏の利用分(12月16日~翌年6月15日)→8月10日
・冬の利用分(7月16日~11月15日)→翌年1月10日

毎月の利用額は「26日頃」に確定します。「1回払い」「リボ払い残高」「キャッシングリボ残高」は、請求確定前であれば「振込みによる臨時の支払い」が可能です。

引き落とし日に入金ではなく前日までに

dカードの毎月の請求金額は、「dカードの公式Webサイト」または「dカードアプリ」で確認ができます。Webサイトはログイン後、「カードご利用明細照会サービス」をクリックしましょう。アプリは「ホーム」画面の上部に請求額が表示されます。

預金口座への入金は引き落とし当日ではなく、前日までに済ませておくのが基本です。引き落としが行われる時間帯や回数は金融機関ごとに異なります。当日入金は、引き落としに間に合わない可能性があるでしょう。

また、引き落としの履歴は翌日以降の「通帳記帳」で確認ができますが、カード会社で入金確認ができるのは「引き落としから3~5営業日後」が一般的です。dカードの場合、支払から6営業日が過ぎても反映されていないときは問い合わせましょう。

・ドコモdカード受託センター:0570-783-890(年末年始を除く午前8時15~午後8時45分)

dカード 入会特典 | キャンペーン

残高不足で引き落としできなかった場合

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「今月は支払いが多くて残高が足りなかった」「入金するのをうっかり忘れていた」という人は、すぐに入金を行いましょう。一部の金融機関に限られますが、「再引き落とし」のチャンスがあります。

次の引き落としに間に合うように入金する

一部の金融機関に対しては「再引き落とし」が行われます。口座入金が間に合わなかった場合は、次の引き落とし日に間に合うように入金を行いましょう。

以下の銀行を登録している場合、支払い月の「支払い期日翌日~月末」まで毎営業日、口座引落しが行われます。

・みずほ銀行
・三菱UFJ銀行三井住友銀行
・りそな銀行
・埼玉りそな銀行
・横浜銀行

「ゆうちょ銀行」では、「支払い月の20日」に再引き落としが行われます。(土日・祝日の場合は翌営業日)。

そのほかの金融機関では、支払い日後の再引き落としは行われません。郵送の案内に従い、dカードが指定する銀行口座に振り込みを行いましょう(一部はコンビニも可)。ドコモショップでは、dカードの利用料金は支払いができません。

支払いができていない状態が続くとどうなる?

10日の支払い日に入金が確認できない場合、dカードの利用が一時的に制限されます。3~5営業日後に「通知文」が届くため、できるだけ早く支払いを行いましょう。「支払い完了の2営業日後」より、カードの利用が再開されます。

支払いを延滞すると、支払い日の翌日から入金日まで「遅延損害金」が発生します。さらに、支払いが翌月以降にも及ぶ場合は、リボ払いや分割払いの総残高の「一括請求」が行われる可能性が高いです。最悪の場合は契約解消となり、カード自体が使えなくなってしまいます。

滞納や強制解約の事実は、カード会社を通して「信用情報機関」に登録されます。各カード会社は信用情報機関の情報を基にカードの入会審査を行う仕組みです。

内容にもよりますが、数年間は過去の情報が「クレヒス(クレジットカードの利用履歴)」に保管されます。ブラックリストとして残っている間は、カード発行やローンの審査に落ちやすくなるかもしれません。

支払遅延を起こさないために

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再引き落としが行われるといっても、何度も支払い遅延を繰り返すのは禁物です。クレジットカードは利用者の「信用」に基づいて発行されるため、カード会社に「信用面で問題あり」と見なされてしまいます。「入金のうっかり忘れ」を防ぐためにできる対策を考えましょう。

使い勝手のよい口座を設定しておく

入金や入金確認がスムーズにできる「使い勝手のよい口座」を用意しましょう。「給与振込の口座」と同じ口座を登録しておけば、引き落とし日前に支払い口座に入金をする手間が省けます。銀行間のお金の移動がオンラインで行える「ネットバンキング」を活用するのもよいでしょう。

dカードの場合「再引き落とし」が行われる三井住友銀行やりそな銀行、ゆうちょを設定しておけば、10日の支払い日に間に合わなかったときも慌てる必要がありません。

支払い口座はいつでも変更が可能です。一部の金融機関はWeb上で変更手続きが完了できますが、信用組合・労働金庫・信用金庫・農協・漁協などは、「変更届」による郵送手続きを行います。

口座の変更に関してわからない点があれば「dカードセンター」に問い合わせましょう。

dカード | お問い合わせ

期限内であれば支払い方法変更も可能

支払い日前の期限内であれば、支払い方法の変更ができます。1カ月の支払い総金額が大きくなりそうなときは、一括払いから「あとから分割」や「あとからリボ」への変更を検討しましょう。金利が上乗せされますが、月の支払い負担額が少なくなります。

あとから分割は、支払い回数を3~36回に分けて支払う方法で、ボーナス月に増額する「ボーナス併用分割払い」の選択も可能です。

あとからリボは、1回払い・2回払い・ボーナス一括払いで購入した商品をリボ払いに変更できるサービスです。「リボ払い」とは、利用金額にかかわらず毎月の支払い額をほぼ一定にする支払い方法を指します。

なお、支払い方法の変更には、金融機関ごとに「申込み期限」が設定されています。期限後の変更は不可のため、早め早めの行動が大切です。申し込みは「電話」または「Webサイト」で行いましょう。

dカード | お支払い口座ごとのお申込み期限

まとめ

dカードの料金が引き落とされるのは毎月10日です。当日入金では間に合わない可能性があるため、前日までに入金を済ませておきましょう。

支払い期日に間に合わない場合、カードの利用が一時的に停止され、遅延金が発生します。支払い延滞が長く続くと、カードが解約されてしまう可能性が高いでしょう。

解約されるだけでなく、クレジットヒストリーにも傷が付いてしまいます。以後、一定期間カードの新規発行やローンが困難になってしまうでしょう。

「今月は支払い額が大きくなりそう」と感じたら、「あとからリボ」や「あとから分割」で支払い方法を変更しておくのが賢明です。

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