LEncoreカードの特長
「LEncoreカード(エルアンコールカード)」は、ローソンチケットで最速予約ができるクレジットカードです。割引チケットや手数料割引の特典もあり、「エンタメ好き」は手放せない1枚になるでしょう。
各種チケットの先行予約に参加できる
LEncoreカードのメリットは、ローソンチケットで各種チケットの「先行予約」に参加できることです。
「ローソンチケット(ローチケ)」とは、ローソンが運営する「チケット販売サイト」で、コンサート・ライブ・ 演劇・お笑いなど、さまざまなジャンルのチケットを取り扱っています。
LEncoreカード会員は、以下の先行予約に参加が可能です。
・LEncore先行:LEncore会員限定
・モバイル先行:LEncore会員・モバイル会員限定
・プレリクエスト先行:全会員(LEncore会員・モバイル会員・ローソンWEB会員)が対象
本来、モバイル会員になるには月会費220円が必要ですが、LEncoreカード会員は月会費なしでモバイル先行にも参加ができます。
カードが手元に届いた後、ローチケのWebサイトで「初回登録の手続き」を行いましょう。
ローチケチケット情報・販売・購入・予約 | ローチケ(ローソンチケット)
当選確率はどれくらい?
先行予約のチケットには「先着順での受け付け」と「抽選での受け付け」の2種類があります。特に、人気のライブチケットは抽選が大半のため、いかに当選の確率を上げるかが重要です。
LEncoreカードでは三つの先行予約ができるので、抽選の当選確率はそれなりに高いとはいえますが、確実に当たるとはいえません。
ローソンWEB会員向けの有料サービスには「ローチケHMVプレミアム」と呼ばれる有料オプションがあります。
「プレリクエスト先行の抽選受付」の当選確率が自動的にアップするほか、「ローチケHMVプレミアム先行」で他の会員よりも早く予約ができるのがメリットです。
確実に当選するとはいえないものの、LEncore会員と比べると、ローチケHMVプレミアム会員の方が当選率はやや高いといえます。
年会費は月換算すると140円未満
LEncoreカードの年会費は1650円(税込)です。月換算するとわずか140円未満で、クレジットカードの年会費としてはリーズナブルです。
「割引チケットの販売」「手数料割引情報」「非売品グッズのプレゼント」などのカード会員特典を利用すれば、年会費の元はあっという間に取れてしまいます。
「三井住友銀行の取引手数料」が優遇されるのも本カードの魅力です。LEncoreカードの引き落とし口座に「三井住友銀行のSMBCポイントパック契約口座(残高別金利型普通預金口座)」を登録すると、「三井住友銀行ATM」及び「対象のコンビニATM」の手数料が優遇されます。
LEncoreカード | クレジットカードならセディナ[Cedyna]
セディナカードの特典も受けられる
「SMBCファイナンスサービス(旧:株式会社セディナ)」が発行するカードは「セディナカード」と呼ばれます。LEncoreカードでは「セディナカードの特典」も受けられるため、生活のさまざまなシーンでお得さが実感できます。
チケット予約、遠征に有利なサービス
LEncoreカード会員はセディナ会員限定のチケット予約サービス「チケットセディナ」の利用が可能です。
スペシャルプライスで予約できるチケットや、オリジナルグッズ付きのスペシャルプランも用意されているため、なかなか手に入れにくい公演があるときは、特典をフル活用しましょう。
また、カード会員は、JR東海の新幹線予約&IC乗車サービス「エクスプレス予約」の発行が可能です。発行後は、東海道・山陽新幹線(東京~博多)が365日お得な料金で予約できるのに加え、スピーディな「チケットレス乗車」が叶います。
別途年会費が1100円(税込)必要ですが、出張や旅行の機会が多い人であれば、年会費の元はすぐに取れるでしょう。
スーパーでの買い物がお得になる
LEncoreカードには「タイプI(青)」と「タイプII(黒)」の2種類があります。このうち、タイプIには「OMCのロゴマーク」があり、全国のOMC対象店舗でポイント倍付けや割引などの優待が受けられるのが特徴です。
例えば、全国のダイエーやイオン、マックスバリュでは、毎日カードでショッピングをするたびに3倍のポイントが貯まります。
三春屋・今治デパートグループ・スーパーストアでは、毎月第2・第4日曜日に「ご優待デー」を開催しており、売り場のほとんどの商品が5%引きで購入できます。
優待店舗は一部に限られているため、「普段利用する店舗が対象かどうか」を確認してから、カードの種類を選ぶとよいでしょう。
LEncoreカードを発行しよう
LEncoreカードは、SMBCファイナンスサービスのWebサイトから申し込みができます。国際ブランドやデザインの選び方、発行までの流れを確認しましょう。申し込み時は手元に「運転免許証」と「金融機関の口座番号」を用意しておくとスムーズです。
国際ブランド、デザインの選び方
LEncoreカードの国際ブランドは、「Visa」と「JCB」の2択です。VisaはMastercardと並び「加盟店舗数」がもっとも多いブランドのため、国内はもとより、海外でも不便さを感じません。
JCBは日本発祥のブランドで、日本国内の加盟店数が多いのが特徴です。Visaに比べると海外で使える場所は少なめですが、アメックスや銀聯はじめとするさまざまな国際ブランドと提携を結び、利便性が大きく向上しています。
チケット優待情報や特典付きのチケットが手に入る「チケットJCB」が利用できるのも魅力でしょう。
カードの券面デザインは2種類で、「タイプI」は青、「タイプII」は黒です。OMC加盟店での優待を受けたい人は、タイプIを選びましょう。
LEncoreカードの申し込み方法
LEncoreカードの申し込み対象は、「高校生を除く18歳以上で、電話連絡が可能な人」です。
申し込み方法は「入会申込書による申し込み(郵送)」と「Web申し込み」から選べますが、ネットが使える環境であれば、スピーディなWeb申し込みがおすすめです。
LEncoreカードのページで「このカードに申し込む」をクリックすると、カード会員規約が表示されます。同意して、必要事項を入力しましょう。「引き落とし口座の設定方法」は、「インターネット口座振替受付サービス」または「口座振替依頼書」のいずれかで行います。
申し込み後は「入会審査」が開始され、審査にクリアした場合のみカードが発行されます。
カードはいつ届く?
Web申し込みの場合、カードが手元に届くのは1~2週間後です。状況が気になる人は、Webサイト内の「審査状況確認」で結果を確認しましょう。確認には、申し込み受付完了時にメールアドレスに届く「お申し込み番号」が必要です。
審査にクリアするコツは「キャッシング枠」を申し込まないことです。キャッシングとは、カードで現金の借り入れができる機能で、お金に困ったときに役立ちます。キャッシング枠を申し込むと、審査項目が増えて審査が長引く可能性があるようです。
入会審査にクリアすると、「本人限定受取郵便」または「簡易書留」でカードが届きます。本人限定受取郵便の場合は、受け取り時に「本人確認」を行うため、運転免許証などを用意しておきましょう。
まとめ
ローチケの先行予約に参加したい「エンタメ好き」にとって、LEncoreカードは必要不可欠ともいえます。年会費はかかるものの、「ATM手数料の優遇」や「スーパーでの割引」などを考慮すれば、1650円の年会費は決して高くはありません。
カードはJCBとVisaの2種類で、「OMCのロゴマークがあるか」でサービス内容が変わります。特にこだわりがなければ、OMCカードの特典が受けられる「タイプI」を選ぶのがおすすめです。