- Amazon Mastercardクラシックをおすすめできる人
- Amazonポイントを活用できる
- Amazonプライム会員である
- Amazon Mastercardゴールドをおすすめできる人
- Amazonのヘビーユーザー
- 簡単に多くのポイントを貯めたい
- Amazonのクレジットカードの作り方
- Amazon.co.jpにログインして申し込み
- テンポラリーカード発行ができる
- 審査等が終わると本カードが送られてくる
- カードが到着した後にする手続き
- 会員サイトのVpassに登録しよう
- WEB明細の登録も
- Amazon Mastercardの年会費割引は他にも
- 申込時、マイ・ペイすリボに登録すること
- 基本は1回払いで利用したとき
- カード到着後、設定金額の確認、変更をする
- Amazonでお得な他社クレカは?
- JCB CARD W
- ポイントの使い道が多い
- まとめ
Amazon Mastercardクラシックをおすすめできる人
「Amazon Mastercardクラシック」は、三井住友カード株式会社とAmazonの提携クレジットカードです。年会費は1375円(税込)で、高校生を除く「満18歳以上」が申し込みできます。ポイント還元率やAmazonで使うメリットを確認しましょう。
Amazonポイントを活用できる
通常、三井住友カード発行のクレジットカードでは「Vポイント」が貯まりますが、本カードではカードを利用するごとに「Amazonポイント」が付与されるのが特徴です。
Amazonポイントとは、Amazon.co.jpでの商品購入やサービス利用に使えるポイントで、「1ポイント=1円」の価値があります。カード利用で付与されたAmazonポイントは、利用中のアカウントに自動的に貯まるため、ポイント交換の必要はありません。
普段からAmazonで買い物をする人にとっては便利な1枚となるでしょう。
Amazon.co.jp: Amazon Mastercardクラシック(最大2%ポイント還元)
Amazonプライム会員である
クラシックは「Amazonプライム会員」に有利なカードです。通常のポイント還元率はAmazon.co.jp以外のショッピングでは、カード利用金額の1%です。一方、Amazon.co.jpでの利用では「プライム会員かどうか」で還元率が変わります。
・プライム会員以外:還元率1.5%
・プライム会員:還元率2%
「Amazonプライム」とは、年会費4900円(税込)または月間500円(税込)で加入できる有料プログラムです。会員になると、Prime VideoやPrime Musicなどの各種サービスが追加料金なしで利用できるほか、Amazonの配送料が安くなる「配送特典」も享受できます。
プライム会員がAmazonで年間25万円以上を利用した場合のポイント獲得数は5000ポイント(=5000円)です。年会費4900円がちょうど相殺できるでしょう。
Amazon Mastercardゴールドをおすすめできる人
「Amazon Mastercardゴールド」はクラシックの上位カードです。年会費は1万1000円(税込)と高めですが、最高補償額5000万円の「旅行傷害保険」や「空港ラウンジサービス」が付帯しています。「満20歳以上で、安定継続収入がある人」が申し込みの対象です。
Amazonのヘビーユーザー
ゴールドには海外・国内旅行保険や空港ラウンジサービスが付いていますが、クラシックとの年会費の差は8倍もあります。年会費の元が取れるのは、Amazonを頻繁に利用する「Amazonのヘビーユーザー」です。
・年会費4900円のAmazonプライム特典が無料
・Amazon.co.jpでの還元率が常に2.5%
ゴールドになると「Amazonプライム特典」が使い放題になるため、4900円分が浮きます。年会費は実質6000円程度になり、Amazonで年間24万円程度の利用があれば元が取れる計算です。
Amazonでたまに買い物をする程度であれば、クラシックの方がよいですが、月2万円以上Amazonで買い物をするユーザーはゴールドがお得でしょう。
簡単に多くのポイントを貯めたい
ゴールドは、Amazonでのポイント還元率が2.5%と高く、ポイントを多く貯めたいという人にはぴったりです。
他社のクレジットカードを使ってAmazonで買い物をする場合、カード会社が運営する「ポイントアップモール」を活用すると、ポイントアップが狙えます。
・クレジットカード決済による通常ポイント(カード会社のポイント)
・モール経由によるボーナスポイント(カード会社のポイント)
・Amazon利用によるAmazonポイント
これはこれでポイントアップが可能ですが、いちいちモールを経由しなければならない煩わしさがあります。モールを経由するのをうっかり忘れると、ボーナスポイントは付きません。
ゴールドであれば、Amazonでカード決済するだけで、2.5%ものポイントが貯まります。
Amazonのクレジットカードの作り方
Amazonのクレジットカードは、いつも利用している「Amazon.co.jp」から申し込みができます。高校生を除く未成年は、事前に親権者の同意を得ておきましょう。
Amazon.co.jpにログインして申し込み
カードの申し込みには、「Amazon.co.jpのアカウント」が必要です。既にアカウントを持っている人は、そのままログインして申し込みをしましょう。
もし、アカウントに既に紐づけられているメールアドレスを使用して「新しいアカウント」を作成した場合、既存のアカウントは「無効」になってしまいます。既存のアカウントのポイントは新アカウントに移行できない点に注意が必要です。
希望するカードの詳細ページで「今すぐ申し込む」をクリックすると、三井住友カード株式会社の「カード申し込みページ」に移動します。「即時審査サービスでの申し込み」または「通常審査申し込み」を選択しましょう。会員規約に同意したのち、個人情報を入力します。
なお、即時審査サービスが利用できるのは、「20歳以上」及び「オンライン口座振替ができる人(対象金融機関)」のみで、申し込み可能時間は9時~19時です。
テンポラリーカード発行ができる
Amazonの即時審査サービスを選択すると、申し込みから約3分で「Amazonのテンポラリーカード」が発行されます。
これは、利用可能枠3万円の「仮カード」で、プラスチックカードが手元に届く前に、Amazonで「カード払い」ができるのがメリットです。「Amazonギフト券の注文」を除くショッピングに使え、Amazonポイントも貯まります。
番号はアカウントに自動登録されるため、特別な手続きは必要ありません。有効期限は「登録日の翌々月の末日」です。
審査等が終わると本カードが送られてくる
入会審査は「三井住友カード」が行います。三井住友カードは銀行のグループ会社によって発行されるため「銀行系カード」に分類されます。
スーパーや百貨店が発行する「流通系カード」や、交通機関が発行する「交通系カード」に比べると審査ハードルは高いですが、銀行が独自に発行する「プロパーカード」ほどの難易度はありません。
入会条件に合致しており、かつ過去に「支払いの滞納」や「カードの強制解約」などの問題を起こしていなければ、比較的スムーズに発行されるでしょう。入会審査が完了すると「簡易書留」にてカードが手元に届きます。
カードが到着した後にする手続き
カードが到着したら、券面のカード情報を確認し、カード裏面にサインをします。利用前に「Vpass登録」や「WEB明細の登録」を済ませましょう。明細のチェックや各種手続きがラクにできるようになります。
会員サイトのVpassに登録しよう
カードが手元に届いたら、三井住友カードのカード会員サイト「Vpass」で利用登録を行いましょう。登録後は、利用明細の照会・各種変更手続き・ポイントの交換などが、Web上で簡単に行えるようになります。登録に必要なものは以下の三つです。
・クレジットカード
・登録するメールアドレス
・カード申し込み時に登録している電話番号(SNS認証)
また、Vpassの主要な機能が利用できる「Vpassアプリ」をスマホにインストールすれば、外出先でもチェックできます。生体認証やパスコードによる「ログイン設定」により、VpassIDやパスワード入力が省けるのもメリットです。
アプリ名:三井住友カード Vpassアプリ
価格:無料
App Store:ダウンロード
Google Play:ダウンロード
WEB明細の登録も
カードが到着したら、Vpassで「WEB明細」の登録を行いましょう。紙の利用代金明細書の郵送には1通当たり99円(税込)の手数料がかかります。
WEB明細に切り替えれば手数料が0円になる上、最大過去15カ月分の明細がネット上でいつでも確認できるようになります。ページを印刷すれば、紙の明細書と同じように保管が可能です。
ゴールドでは、WEB明細に登録し過去1年間に6回以上の請求があれば1100円の「年会費割引」が適用になるため、サービスを利用しない手はないでしょう。
Amazon Mastercardの年会費割引は他にも
WEB明細に切り替えると「ゴールドの年会費」が安くなります。ほかにも利用や登録で年会費の割引が受けられるサービスがあります。いくら安くなるのかをチェックしてみましょう。
申込時、マイ・ペイすリボに登録すること
カード申し込み時、三井住友カードの「マイ・ペイすリボ」に登録すると初年度の年会費が5500円割引されます。
マイ・ペイすリボとは、三井住友カードが提供する「リボ払いサービス」です。サービスに登録すると、カード1回払いの支払いが自動的にリボ払いになり、大きな出費があっても月々の返済額はほぼ一定になります。
手数料がかかる分、支払い総額は大きくなりますが、「家計のやりくりがしやすくなる」「急な出費があっても慌てずに済む」など、メリットも少なくありません。
登録後、前年度に1回以上のカード利用があれば、2年目以降も5500円の割引が受けられます。さらに、WEB明細登録による1100円の割引も適用されれば、年会費が4400円(税込)に抑えられます。
マイ・ペイすリボとは|クレジットカードの三井住友VISAカード
基本は1回払いで利用したとき
マイ・ペイすリボが利用できるのは、店舗で1回払いを利用したときです。ボーナス一括払い・2回払い・分割払いをした場合は、「指定した支払い方法」での支払いとなります。
マイ・ペイすリボでは、「最低支払い額」を5000円とし、月々の支払金額を自由に設定することが可能です。リボ払いの賢い使い方として、「月々の支払金額を高めに設定しておく方法」が挙げられます。
マイ・ペイすリボでは、1回払い利用合計が、月々の設定金額の範囲内であれば「1回払い」の扱いです。設定金額を超えた部分のみがリボ払いとなり、手数料が発生します。
つまり、設定額を高めにしておけば、名目上リボ払いでも「実質的には1回払い」となるのです。マイ・ペイすリボの割引を享受しつつ、手数料を抑えたい人はちょっとした工夫をしてみましょう。
カード到着後、設定金額の確認、変更をする
カードが到着したら、Vpassにログインをし、マイ・ペイすリボの設定金額がいくらになっているかを確認しましょう。リボ払いの設定金額は、Vpassまたは電話にて変更が可能です。
電話で変更する場合は、三井住友カードの自動音声案内サービス(0120-863-724)にダイヤルし、音声に従って操作を行います。途中で、「クレジットカードの番号(16桁)」と「暗証番号(4桁)」の入力が必要なため、手元に用意しておきましょう。
Amazonでお得な他社クレカは?
Amazonでショッピングをするなら、断然「Amazon Mastercard」が有利ですが、ほかにもAmazonと相性のよいクレジットカードがあります。「とにかくポイントを貯めたい!」という人におすすめの1枚を紹介しましょう。
JCB CARD W
「JCB CARD W」は、39歳以下を対象とした年会費無料のカードです。一般的なJCBカードでは毎月の利用金額合計1000円につき1ポイントの「Oki Dokiポイント」が付きますが、本カードでは2倍の「2ポイント」が貯まります。
さらに、事前登録の上で「JCB ORIGINAL SERIESパートナー」の対象店舗で買い物をすると、ポイントが最大10倍にアップするチャンスがあります。
Amazonも対象店舗となっていてポイント倍率は3倍ですが、「通常ポイント(1倍)」+「本カード特典 (1倍)」+「ORIGINALシリーズパートナー優待(1倍)」+「ポイントアップ登録(1倍)」で計4倍のポイントが貯まるキャンペーンを実施中です。
Amazonでのカード利用でポイントがさらにアップする「新規入会キャンペーン」もあり、カード入会直後は大きくポイントが稼げます。キャンペーンの内容は随時更新されるため、詳細はWebサイトで確認しましょう。
高いポイント還元率、年会費無料のJCB カード W!|クレジットカードのお申し込みなら、JCBカード
ポイントの使い道が多い
Amazon Mastercardで付与されるAmazonポイントは、基本的にAmazonでの買い物にしか使えません。
Amazonのヘビーユーザーであれば困りませんが、めったに買い物をしない人は、「ポイントをほかのところで消費したい」と思うでしょう。その点、Oki Dokiポイントは使い道が豊富です。
・他社ポイントやマイルへの移行
・JCBプレモカードへのチャージ
・Amazonでのショッピング(1ポイント=3.5円)
・月々の請求に充当(1ポイント=3円)
・商品交換
・寄付
「パートナーポイントプログラム」を活用すれば、AmazonでもOki Dokiポイントが使えます。Amazonでの支払いでJCB CARD Wを利用するとプログラムに自動登録され、支払い画面でOki Dokiポイントが選択できるようになります。
まとめ
Amazon Mastercardには、「クラシック」と「ゴールド」の2種類があり、年会費やポイント還元率、付帯特典などが異なります。
ゴールドは年会費が高めですが、年会費4900円のAmazonプライム特典が無料で利用できるのはお得でしょう。マイ・ペイすリボやWEB明細を利用すれば、年会費割引が適用されます。
「Amazonはたまにしか利用しない」「ポイントの使い道は広い方がいい」「プライム会員は不要」という人は、JCB CARD Wを検討しましょう。