- 楽天カードはAmazonでも使える
- Amazonは5大国際ブランドに対応
- 「お支払い方法」に追加すると使える
- 注文画面でクレジットカードを選択する
- Amazon公式カードとどっちがお得?
- 楽天カードは100円=1ポイント
- Amazonのカードは1.5%~2.5%
- 楽天カードでのお得な支払い方その1
- Amazonギフト券にチャージして支払う
- 5000円以上チャージで合計1.5%還元
- 楽天カードでのお得な支払い方 その2
- 楽天ポイントも使える楽天Edy
- 楽天カードを使うデメリットは?
- ポイントアップ優待がない
- Amazonギフト券に高額現金チャージが得
- 楽天カードでの支払いと返金
- 楽天カードへの請求はいつ?
- 返金がある場合はどうなるの?
- まとめ
楽天カードはAmazonでも使える
通販サイトの多くは、複数の国際ブランドに対応しています。「楽天カード」は国際ブランド付きのクレジットカードで、もちろん通販サイトでも利用が可能です。アメリカ発の大手通販サイトである「Amazon」でも、楽天カードは使えるのでしょうか?
Amazonは5大国際ブランドに対応
楽天カードは、「Visa」「JCB」「Mastercard」「American Express」の中から国際ブランドを選べます。
対して、Amazonでは楽天カードで選べる4ブランドに加え、「Diners Club」「銀聯(ぎんれん)」も利用が可能です。銀聯は主に中国で普及しているブランドで、日本で発行できるカードは限られます。
日本発行のクレジットカードなら、楽天カードを含めてほとんどのカードが使えるはずです。「Amazonの利用で楽天ポイントを貯めたい」と考えるなら、積極的に楽天カードを利用しましょう。
「お支払い方法」に追加すると使える
Amazonで買い物をするには、「Amazonアカウント」の作成が必要です。楽天カードを使ってAmazonで買い物をするには、アカウントを準備しましょう。登録無料で、いつでも退会できます。
アカウント作成後初めて楽天カードを使う場合は、「商品購入時にカード情報を追加する」か「アカウントにカード情報を登録しておく」のどちらかで楽天カードが使えます。
商品を購入するときは、支払い方法の選択画面でカード情報の追加を行いましょう。「名義人」「カード番号」「有効期限」を入力し、アカウントに登録します。決済画面に進み、楽天カードで買い物をしましょう。
あらかじめ楽天カードをアカウントに登録しておきたいときは、アカウント内の「お支払い方法」から追加できます。情報が必要なくなったときは、削除も可能です。
注文画面でクレジットカードを選択する
Amazonで楽天カードを使うのが2回目以降の場合、Amazonアカウントにカード情報が登録されています。
商品を注文するときに、支払い方法の中から「クレジットカード」を選択しましょう。その中に登録した楽天カードの情報があるはずです。
複数のカードを登録しているときは、表示されるカード番号の一部や国際ブランドを確認して見分けましょう。楽天カード以外を使わない場合は、不要なカード情報を削除すると分かりやすくなります。
Amazonでは、1カ月の支払い金額を減らせる分割払い・リボ払いにも対応しています。American Expressの楽天カードでは利用できませんが、支払い方法が気になるときは注文時に選択しましょう。
所有している楽天カードが分割・リボに対応している場合は、支払い方法のオプションとして表示されます。
Amazon公式カードとどっちがお得?
Amazonでは、さまざまなクレジットカードが使えます。楽天カードもポイント還元率が高いカードとして知られていますが、Amazonが発行する公式クレジットカードとどちらがお得なのでしょうか?
楽天カードは100円=1ポイント
楽天カードをAmazonで使うと、100円につき1ポイントが還元されます。楽天ポイントは基本的に1ポイント=1円相当として使えるため、還元率は1%です。
Amazonの対象商品に付与される「Amazonポイント」は別途還元されますが、Amazonはクレジットカードの購入金額に応じた還元システムがほとんどありません。ポイントの2重取りは特定の商品購入時に限られます。
楽天カードのポイントが付与されるのは、カード利用が利用明細に表示された翌月の15日前後です。Amazonなどの通販サイトでは、注文日に利用が反映されるとは限りません。
状況によっては商品の発送や確保が遅れるケースもあるため、ポイント付与のタイミングもずれる可能性があります。
Amazonのカードは1.5%~2.5%
Amazonが発行する公式クレジットカードは、「Amazon Mastercard クラシック」と「Amazon Mastercard ゴールド」の2種類です。
クラシックは年会費無料で、Amazonでの利用の場合1.5%分のAmazonポイントが還元されます。ゴールドは年会費1万1000円(税込)で、Amazon利用でのポイント還元率は2.5%です。
どちらもAmazon以外の加盟店では、1%が還元されます。Amazonでの利用に限ると、Amazon公式カードの還元率は有利です。
また、Amazonの利用では商品発送日にポイントが確定するなど、ポイント付与も素早く行われます。付与されるポイントが「Amazonポイント」にはなりますが、検討の価値があるでしょう。
Amazon.co.jp: Amazon Mastercardクラシック(最大2%ポイント還元): generic
Amazon.co.jp: Amazon Mastercardゴールド(最大2.5%ポイント還元)/ generic
楽天カードでのお得な支払い方その1
Amazonで楽天カードを利用する場合、アカウントに登録してそのまま買い物するよりもお得な使い方があります。Amazonで定期的に買い物をするなら検討しましょう。まずは、Amazonギフト券を利用してお得に買い物する方法を紹介します。
Amazonギフト券にチャージして支払う
楽天カードを利用してお得に買い物をするなら、Amazonギフト券の「チャージタイプ」を選択しましょう。100円から50万円まで1円単位で好きな金額がチャージでき、Amazonギフト券として使えるサービスです。
Amazonギフト券にチャージすると、楽天カードの通常還元率である1%のポイントが還元されます。
Amazonギフト券の商品購入ページからチャージタイプを選び、楽天カードで購入手続きを進めましょう。通常Amazonで商品を購入する流れとほぼ変わらず、商品画面で金額を入力して購入ボタンをクリックすると手続きができます。
5000円以上チャージで合計1.5%還元
Amazonでは、Amazonギフト券購入でお得になるキャンペーンを不定期に開催しています。2020年2月14日以降は終了日未定の長期キャンペーンが行われているため、積極的に利用しましょう。
5000円以上のチャージで、0.5%分のAmazonポイントが上乗せされます。楽天カードの1%と合わせると、1.5%が戻ってくる計算です。
5万円ならAmazonポイント250ポイント、楽天ポイント500ポイントになります。5000円以上の買い物をする予定があり、今後Amazonを使うならAmazonギフト券を活用しましょう。
楽天カードでのお得な支払い方 その2
楽天カードを使っていると「楽天ポイント」が貯まります。Amazonで楽天ポイントを有効活用するには、どうすればよいのでしょうか?楽天Edyを使った支払い方法を紹介します。
楽天ポイントも使える楽天Edy
Amazonは、「楽天Edy」を利用したオンライン決済に対応しています。楽天Edyは楽天が運営する電子マネーで、楽天ポイントをチャージして使うことができるのです。
楽天Edyにチャージできる楽天ポイントは、期間限定ポイントや他社からの交換ポイントを除きます。通常ポイントが余っているときは、楽天Edyを活用しましょう。
Amazonで楽天Edyを使うには、「Androidのおサイフケータイ対応端末」を利用するのが一般的です。Edyのカードを持っている場合、「パソリ」と呼ばれる「カードリーダー」をパソコンにつないで決済します。
楽天カードを使うデメリットは?
Amazonで利用するなら、Amazon公式カードを含めてさまざまな決済方法があります。楽天カードを選ぶと、ポイント還元面でのデメリットもあるでしょう。楽天ポイントにこだわらない場合は、別の決済方法も選択肢として考えられます。
ポイントアップ優待がない
楽天カード以外のカードには、Amazonを優待加盟店として設定しているものがあります。例えば「JCB一般カード」は、Amazonの利用で3倍以上のポイントを獲得可能です。
また、JCB系列のカードが使えるポイントアップモール「Oki Dokiランド」では、さらにポイントアップが狙えます。
ポイントアップモールは、サイトを経由してネットショッピングをすることでボーナスポイントが貯まるサービスです。Oki Dokiランドの場合、「Amazonデバイス」や「Amazon Fashion」など一部カテゴリでボーナスポイントが付与されます。
Amazonギフト券に高額現金チャージが得
Amazonギフトカードにクレジットカードからチャージすると、通常キャンペーンでは0.5%のポイント還元です。しかし、現金でチャージするとさらにポイント還元アップが狙えます。
Amazon通常会員は最大2%、プライム会員は最大2.5%の還元です。現金・ネットバンキング・ATMのいずれかで支払うと対象になります。ネットバンキングの場合、クレジット決済と同様に自宅でチャージが可能です。
・5000円以上:0.5%(プライム会員1%)
・2万円以上:1%(プライム会員1.5%)
・4万円以上:1.5%(プライム会員2%)
・9万円以上:2%(プライム会員2.5%)
ただし、楽天カードでも楽天ポイントを含めて1.5%分還元されるので、さらに還元率を上げたいときは1回でかなりの額をチャージする必要があります。
楽天カードでの支払いと返金
楽天カードをAmazonで利用すると、支払いや返金はどうなるのでしょうか。基本的な請求のタイミングや、返金がある場合の流れを解説します。
楽天カードへの請求はいつ?
Amazonが楽天カードに代金を請求するのは、「商品が出荷された時点」です。注文日とはずれる可能性があるため、カード代金の引き落とし日は注文時点では確定していません。
商品が確保できなかった場合には、楽天カードへの請求はキャンセルされます。楽天カードは「月末締め」の「翌月27日支払い」です。
月末までに商品が出荷され、楽天カード側に請求が届くと翌月の27日に引き落としが行われます。詳細な引き落とし予定は、楽天カードの会員サイト、「楽天e-NAVI」の利用明細を確認しましょう。
返金がある場合はどうなるの?
購入のキャンセルや商品が届いてから返品する場合、時期や状況によって手続きが異なります。
返金が発生するのは、Amazonから楽天カードに請求が届き、締め切り日までにキャンセル情報が届かなかった場合です。楽天カードでは、カード利用の翌月5日までにキャンセル情報が届くと、当月27日の引き落としがキャンセルされます。
キャンセルが間に合わなかった場合、いったん27日にAmazonで購入した代金が引き落とされる仕組みです。返金のタイミングは翌月27日で、カード利用代金より返金額が上回っている場合は代金と相殺されて振り込まれます。
まとめ
Amazonをよく使う人は、楽天カードでも決済ができます。楽天ポイントを貯めたいときは、楽天カードを活用しましょう。
お得に使うには、Amazonギフト券をチャージするのがおすすめです。楽天ポイントが使いたいときは、楽天Edyを経由して支払いましょう。