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楽天カードとデビットカードはどっちがおすすめ?特典で比較

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2021.08.15
by ドットマネー編集部

楽天銀行デビットカードと楽天カードの違い

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楽天は、クレジットカードとデビットカードを発行しています。その違いは何なのでしょうか?引き落としの時期や申し込み対象など、クレジットカードとデビットカードの違いを解説します。

利用すると同時に引き落とされる

デビットカードは、発行元の銀行に紐付くカードです。楽天銀行デビットカードは、楽天銀行の口座と紐付いています。

引き落としのタイミングは、利用と同時です。クレジットカードのように、引き落としまで1〜2カ月の猶予があるタイプとは異なります。

国際ブランドの加盟店で利用でき、使える範囲はクレジットカードと大きな違いはありません。海外での買い物や、公共料金の支払いにも利用が可能です。ただし、一部の月額支払いやガソリンスタンドでの利用など、状況によって対象外のものもあります。

16歳から申し込める

楽天銀行デビットカードは、16歳から申し込みできるカードです。クレジットカードの多くは18歳または20歳以上が対象のため、高校生が発行するならデビットカードを検討しましょう。

また、デビットカードには原則審査がありません。対象の銀行口座を作り、申し込みをすれば発行できます。カードの申し込みと口座の申し込みは、同時でも構いません。

デビットカードは基本的に、口座に保有している現金の範囲で使えます。借金がほぼ発生しないため、審査なしで使えるのです。

楽天銀行デビットカードの特徴

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楽天銀行デビットカードには、どのような特徴やメリットがあるのでしょうか?ポイント還元率やポイントの使い道を紹介します。デビットカードの中でも還元率が高く、使いやすいカードです。

エントリーで100円=1ポイント貯まる

楽天銀行デビットカードは、100円の利用につき楽天ポイントが1ポイント還元されます。還元には「楽天会員リンク登録」が必要です。

楽天会員IDでログインし、会員向けポイントプログラム「ハッピープログラム」へのエントリーをしておきましょう。エントリー完了までは通常2〜3日ですが、システムの都合上10日ほどかかる場合もあります。

エントリー完了前の利用は、ポイント還元の対象外です。

ポイント還元率は1%で、楽天カードと同等です。還元率が0.5%程度のデビットカードも多いですが、楽天銀行デビットカードなら、ポイント還元率を下げることなくカードを使えます。

ポイントを使った支払い設定ができる

楽天ポイントの「通常ポイント」は、50ポイントから楽天銀行デビットカードの支払いに充当できます。ポイントを使うには、事前の「利用設定」をしておきましょう。

利用設定は、楽天銀行公式サイトまたは楽天銀行アプリを使います。ログインし、「ポイント利用設定」から手続きをしておきましょう。

利用設定のパターンは2種類です。「すべてのポイントを使う」と「設定したポイント数を毎回使う」から選べます。デビットカードを使う度にポイントが自動で使われるため、効率よく買い物ができるでしょう。

タッチ決済が利用できる

楽天銀行デビットカードは、VISA・Mastercard・JCBすべてが「タッチ決済」に対応しています。タッチ決済は、カードをかざすだけで買い物ができるシステムです。コンビニや一部の商業施設など、タッチ決済対応のお店で利用できます。

利用するときは、対応のお店で「デビットカードで支払う」ことを伝えましょう。タッチ決済が利用できるか確認するために、「VISAのタッチ決済で」と国際ブランドや決済方法を伝えても問題はありません。

タッチ決済対応マークが描かれた端末にカードをかざすと、数秒で決済が完了します。

楽天銀行デビットカードのデメリット

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楽天銀行デビットカードをメインカードとして使う場合、デメリットもあります。楽天カードとの違いや、他社のデビットカードとの違いを知っておきましょう。

楽天市場は楽天カードが断然お得

楽天市場で「楽天カード」を利用するとき、ポイント還元率は3%です。内訳は楽天カード利用ポイント・楽天市場利用ポイント・楽天カード利用特典分が各1%となっています。

「楽天カード利用特典」は、期間限定ポイントでの還元です。「SPU(スーパーポイントアッププログラム)」の特典となり、楽天市場をお得に利用できます。

対して、デビットカードのポイント還元率は2%です。カード利用ポイントと楽天市場利用ポイントが、「通常ポイント」として還元されます。1%の違いですが、よりお得に楽天市場を利用したいなら「楽天カード」がおすすめです。

旅行保険等の付帯はゴールド以上

楽天カードには、一般カードでも海外旅行保険が付帯しています。しかし、デビットカードはゴールドカード以上の付帯サービスです。どちらのカードも利用付帯で、公共交通機関または旅行代金の支払いで保険が有効になります。

楽天カードは最高2000万円の補償です。対してゴールドデビットカードの補償は、国内・海外どちらも最高1000万円となります。

ゴールドデビットカードの年会費は、5500円(税込)です。海外旅行保険だけで問題ない人は、年会費無料の楽天カードの方が手厚い補償がついています。

ETCカードや家族カードはない

楽天銀行デビットカードには、ETCカードや家族カードのシステムがありません。カードを付帯したいときは、別のデビットカードまたはクレジットカードを検討しましょう。

ETCカードや家族カードが発行できるデビットカードは、ほとんどありません。ETCカードに対応しているのは「北國Visaデビットカード」、家族カードが発行できるのは年会費有料カードが大半です。

楽天カードなら、ETCカードと家族カードに対応しています。クレジットカードを発行する方が、選択肢は幅広いでしょう。

楽天カードと2枚持ちはできる?

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楽天カードとデビットカード、どちらを作るか迷っている場合、2枚持ちも選択肢の一つです。両方発行するメリットや、使い分ける方法を紹介します。

楽天カードとの併用は制限なし

楽天カードと、楽天銀行デビットカードは両方発行できます。2枚持って使い分けたいときは、両方発行してみましょう。

楽天カードの大半は「楽天公式サイト」から申し込みができますが、楽天銀行デビットカードは「楽天銀行」から申し込みます。

発行元が異なるため、特に制限は設けられていないようです。なお、楽天銀行キャッシュカードと楽天カードが合体した、「楽天銀行カード」とも併用が可能です。

キャッシュカードが2枚にはなりますが、どちらを持ち歩いていてもATMでお金が引き出しできるので便利です。

使い分けで家計管理がしやすい

「基本的に即時払いでカードを利用したい」という人は、デビットカードとクレジットカードを使い分けるのもよいでしょう。

分割払いで購入したいものや、楽天市場での買い物を楽天カードにすれば、デビットカードのデメリットを軽減できます。そのほか、口座の残金で購入できる少額の買い物をデビットカードにまとめるのもおすすめです。

特に、「クレジットカードでは家計管理が難しい」と考える人は、デビットカードをメインに利用しましょう。口座の残高と使ったお金が即座にリンクするため、使いすぎのリスクが低下します。

まとめ

楽天銀行デビットカードは、ポイント還元率1%の高還元カードです。楽天銀行の残高があれば利用でき、使った代金は即時引き落とされます。

楽天市場で利用する場合は楽天カードがお得ですが、普段の買い物ならポイント還元率に差はありません。使える場所や、付帯サービスの違いを考えると、楽天カードとの2枚持ちもおすすめです。

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