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アプリやゲームでクレジットカード課金する方法。プリペイドもOK

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2021.08.24
by ドットマネー編集部

アプリの課金の仕組み

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「アプリ課金」とは、ダウンロードしたアプリ内で直接コンテンツが購入できる仕組みのことです。ダウンロード自体は無料ですが、コンテンツを閲覧したり、ゲームで使うアイテムを購入したりする際に「課金」が必要になる場合があります。

課金方法にはいくつか種類がある

かつてのアプリは「無料版(お試し版)」を最初にダウンロードし、気に入ったら「有償版」をダウンロードするのが一般的でした。近年はアプリのダウンロード後に有償のコンテンツを追加購入する「アプリ内課金」が主流です。

アプリ内課金は大きく4タイプに分類されます。

・消耗型
・非消耗型
・自動更新サブスクリプション
・非自動更新サブスクリプション

購入すれば、無期限で利用できる「非消耗型」に対し、購入して使用するとなくなってしまうタイプを「消耗型」と呼びます。

「自動更新サブスクリプション」とは購入後、自動的にコンテンツが更新されるタイプです。「非自動更新サブスクリプション」は期間限定のサービスやコンテンツの提供を目的としているため、自動更新はありません。継続したければ、再購入の必要があります。

信頼できる運営会社のアプリを使おう

アプリ内課金は「ゲームアプリ」「チャットアプリ」「メディアアプリ」など数多くのアプリで導入されています。

有償アプリを使う際は、信頼できる運営会社のものを選びましょう。オンラインゲーム中に有償で購入したアイテムが消えてしまったのにもかかわらず、運営会社からの補償やアイテムの再提供が行われなかった事例があります。

IDやパスワードが盗まれて不正利用された場合、運営側のセキュリティの脆弱さが原因であっても、「ID・パスワードの管理はユーザーの責任」とされる可能性はゼロではありません。

また、無料トライアルだと思っていたのが「サブスクリプション契約(定期購入)」になっており、毎月数百円が請求され続けていたという事例もあります。

この場合は利用者の見落としが原因のため、運営側に非はありません。利用する前に「継続課金の有無」や「解約方法」を確認しておきましょう。

クレジットカード決済を選ぶメリット

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アプリの課金に「クレジットカード決済」を利用する人も多いでしょう。当月の利用分は翌月以降の請求になるため、今手元にお金がなくても自由に課金が行えます。ほかの決済方法との違いや、カードを使うメリットについて考えてみましょう。

高額決済ができる

クレジットカードのメリットは「高額決済」ができることです。「ショッピング枠」の上限は人それぞれ異なりますが、少なくとも10万円以上に設定されるのが通常です。

カード会社が利用代金を一時的に立て替え、翌月以降に個人の引き落とし口座に請求をかける仕組みのため、利用者は手元にお金がなくても課金が行えます。

一度登録をすれば、いつでも好きなときに支払いができるのもメリットです。プリペイドタイプの電子マネーの場合、残高が残り少なくなるたびにチャージをしなければなりません。

キャリア決済が使えない場合にも

「キャリア決済」とは、NTTドコモやソフトバンク、auなどの通信事業者と契約している人が使える決済方法です。

毎月の通信料金と一緒にネットショッピングやアプリの利用料金を支払う仕組みで、代表的なものには「ドコモ払い」「ソフトバンクまとめて支払い」「auかんたん決済」などがあります。

ただ、同じキャリアでも「格安スマホ」を契約した場合は、キャリア決済が使えない可能性がある点に注意が必要です。アプリの運営会社によっては、「使えるキャリア決済」を限定しているケースもあります。

キャリア決済やそのほかの決済方法が使えないときのために、カードが1枚あると便利でしょう。

キャリア決済を選ぶメリット

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クレジットカードの利用者が多い中、オンラインでの支払いで根強い人気を誇るのが「キャリア決済」です。クレジットカードが作れない未成年でも気軽に利用できる上、安全面でも信頼がおけます。

キャリア決済の三つの大きなメリットを見てみましょう。

直接カード情報を入力しなくてよい

クレジットカードの場合、支払い画面でカード情報を入力する必要がありますが、キャリア決済はIDや暗証番号の入力だけで決済処理が完了します。最初にスマホでキャリア決済の設定さえ済ませておけば、個人情報を入力せずに済むのです。

Apple IDやGoogleアカウントをそのまま使うのであれば、機種変更後でも特別な手続きなしでキャリア決済を継続利用できます。

商品やサービスの代金は月々の通信料金と一緒に請求されます。明細書1枚で管理できる上に、引き落としのタイミングがバラバラにならないのもメリットでしょう。

安全性が高い

クレジットカードを必要としないキャリア決済は「オンラインサイトやアプリに個人情報を送信したくない」という人におすすめです。基本的に「契約したキャリア」でしか決済ができないため、アカウント情報の盗用による不正利用のリスクは低いといえるでしょう。

また、数十万円という高額決済ができるクレジットカードに対し、キャリア決済の上限は1~10万円程度です。オンラインショッピングやアプリ内課金を頻繁にする人にとってはやや物足りないかもしれませんが、「使いすぎ」や「安全性」の面においては安心でしょう。

クレジットカードのポイント獲得もできる

キャリア決済は銀行口座からの直接の引き落としのほかに、「クレジットカードでの支払い」が選択できます。NTTドコモの場合、「定期クレジット」を選択すると、毎月の利用額が契約者本人名義のクレジットカードに請求されます。

カード払いにするメリットは、毎月の請求額とカードの還元率に応じた「カード会社のポイント」が貯まることです。ポイント還元率1%のカードで月々1万円の料金を支払った場合、1カ月では100ポイント、1年では1200ポイントが獲得できるでしょう。

公共料金は口座振替で割引が受けられるケースがありますが、キャリアの場合は口座振替による割引やポイント優待はありません。支払い方法をカード払いにするだけで、毎月コンスタントにポイントが貯まっていくのは大きなメリットでしょう。

課金におすすめのクレジットカードは?

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数あるクレジットカードの中には「オンライン利用」や「アプリでの課金」に適したカードがあります。ポイントの貯まりやすさ・使いやすさ・年会費のバランスを見ながら、自分に適した1枚を選びましょう。

楽天カード

楽天カードはポイント還元率1%の「高還元率カード」です。利用金額100円(税込)につき1ポイントの「楽天ポイント」が付与され、貯まったポイントは月々のカード請求額に「1ポイント=1円」として充当できるのが特徴です。

「カード情報をネットに流すのが怖い」「使いすぎが心配」という人はオンライン専用の「楽天バーチャルプリペイドカード(Mastercard)」を購入しましょう。

1回ごとの「使い切りタイプ」で、購入額は500円~3万円の中から選択が可能です。楽天カードで購入するたびに、金額に応じたポイントも貯まります。

カードごとに「アプリ用」「ショッピング用」「動画用」と名前を付けて登録しておば、支払い管理がラクになるでしょう。利用明細は楽天カードとは別の「楽天バーチャルプリペイドカード専用ページ」で確認ができます。

【公式】新規入会&利用でポイントプレゼント

アメリカン・エキスプレス

アメリカン・エキスプレスカードのポイントプログラムは「メンバーシップ・リワード」と呼ばれます。

アメックスグリーンの場合、利用金額100円(税込)につき1ポイントが付与されますが、年間参加費3300円(税込)の「メンバーシップ・リワード・プラス」にオプション加入すると、対象加盟店でのポイント付与率が3倍(100円で3ポイント)になります。

対象加盟店には「iTunes Store」「App Store」「Apple Books」「Apple Music」が含まれるため、アプリをよく利用するiPhoneユーザーにぴったりです。

ただ、カード年会費とプログラムの年間参加費を合わせると、税込1万6200円(1万3200円+3000円)と高額になるため、カードが維持できるかを考慮した方がよいでしょう。

クレジットカードはアメリカン・エキスプレス(アメックス)

使いすぎを防ぐ場合はプリペイドカード

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残高の範囲内でしか支払いができない「プリペイドカード」は、クレジットカードの使いすぎが心配な人に適した決済手段です。アプリ課金で使える主なプリペイドカードの種類を紹介します。

AppleとGoogleのギフトカード

AppleやGoogleのギフトカードは全国のコンビニ・家電量販店・ドラッグストア・公式オンラインサイトなどで購入ができます。

カードのタイプは「金額が固定されているタイプ」と、自分で自由に金額が選べる「バリアブルタイプ」の2種類です。店頭での支払い方法は基本的に「現金払い」で、クレジットカードや電子マネーは使えません(一部を除く)。

ギフトカードは残高内でのみ支払いができます。Google Play ギフトカードの場合、カードの「コード」をGoogle Playアプリ上で入力すると、ギフトカードの金額が Google Playの残高に追加されます。残高が残り少なくなった場合は、新たにギフトカードを購入しましょう。

ポイントサイトのポイントから交換できる

モッピーやハピタスなどの「ポイントサイト」では、貯まったポイントをAppleやGoogleのギフトカードに交換ができます。交換する際は「交換手数料」「交換レート」「最低交換数」を確認しておきましょう。

リアルタイムでポイントが交換されるサイトもあれば、ポイント申請から交換完了まで数日かかるサイトもあるようです。

ポイント交換サイト「.money(ドットマネー)」を利用してギフトカードを入手する手もあります。.moneyは、手持ちのさまざまなポイントを独自の通貨「マネー」に交換し、さらにギフト券や他社ポイント、現金などに交換ができるサービスです。

交換レートは、Googleのギフトカードが「500マネー→500円分」、Appleのギフトカードが「490マネー→500円」で、交換手数料はかかりません。

ドットマネー

クレジットカード代わりに使えるカードも

「クレジットカードを持っていない」「キャリア決済は家族にばれるから使いたくない」という人におすすめなのが、VisaやMastercard、JCBなどの「国際ブランド」が発行するプリペイドカードです。

Visaのプリペイドカードである「バンドルカード」や「kyashカード」は、クレジットカードと同じ決済の仕組みを取っており、先に登録することでApp StoreやGoogle Playの支払いにカード決済が行えます。

「PayPal(ペイパル)」や「Amazonアカウント」との連携も可能なため、「フォートナイト」をはじめとするPC用ゲームの支払いもスムーズに行えるでしょう。

オンラインゲーム通貨にもクレジットカードが使える

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オンラインゲーム内で使える仮想通貨の購入にも、クレジットカード決済が使えます。自分のカードが「3Dセキュア(本人認証サービス)」に対応しているかどうかを確認しておきましょう。

スクウェア・エニックス Crystaなど

スクウェア・エニックスのコンテンツを利用するには、「Crysta(1Crysta=1円)」と呼ばれる仮想通貨を購入(チャージ)する必要があります。

チャージ方法は、キャリア決済・Amazon Pay・Webmoney・クレジットカードなど複数から選択が可能です。チャージできるクレジットカードの国際ブランドは、Visa・Mastercard・JCB・アメックスです。

また、ムーンラビットが提供するオンラインゲームでは、「Gコイン」と呼ばれる電子ポイントを使ってアイテムやアバターアイテムを入手します。コインの購入にはVisa・Mastercard・JCBのクレジットカードが使えます。

3Dセキュアの登録を済ませておこう

オンラインゲームの課金でクレジットカードを使う際は「3Dセキュア」の登録を済ませておきましょう。

3Dセキュアとは各国際ブランドが推奨する「本人認証サービス」です。Visaは「Visa Secure」、JCBは「J/Secure」といったように、カードの国際ブランドごとに名称が異なります。

具体的には、オンライン決済をより安全に行うため、決済前に「ワンタイムパスワード」や「事前に設定したパスワード」を入力し、本人認証を行います。

本人しか知らないパスワードを入力することで、カードやカード情報の盗用による不正利用が未然に防げるのです。3Dセキュアの設定は、各カード会社の会員Webサイトで行えます。

クレジットカードを使う際の注意点

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便利なクレジットカードの裏には「歯止めがきかなくなる」という危険性が潜んでいます。プリペイドカードや現金と違い、今自分がいくら使っているのかが分かりにくいのもデメリットでしょう。

分割払いやリボ払いは手数料がかかるため、極力使わないのがベターです。

分割払い、リボ払いはできるだけ使わない

クレジットカードの支払い方法には一括払いのほかに、「分割払い」や「リボ払い」があります。

分割払い:利用額を3回以上に分けて支払う方法
リボ払い:利用額や利用回数に関係なく、毎月の支払い額がほぼ一定になる方法

分割払いやリボ払いを利用すると1回あたりの支払い金額が抑えられ、お金に余裕がないときでも欲しいものが買えるようになります。

ただし、どちらも1回ごとに「手数料」が上乗せされるため、元の金額よりも支払い総額が多くなります。特に、リボ払いは買い物をするたびに「リボ残高」が増えていき、返済の目途が付きにくくなる可能性が高いでしょう。

ゲームの課金は高額になりやすい

ゲームの課金は1回あたり数百円程度ですが、夢中になるとどんどん課金が増えてしまう可能性があります。単なる暇つぶしで始めたゲームの課金が数万、数十万と増え、生活を圧迫してしまうケースも少なくないのです。

特に、ゲーム内のアイテムがランダムに当たる「ガチャ」にはまり、お気に入りのアイテムが出続けるまで遊んでしまう人も見受けられます。「リボ払いがあるから」と毎月のように課金を続ければ、雪だるま式に借金が膨れ上がってしまうでしょう。

「子どもが課金ゲームを利用して困る」というときはAppleの「スクリーンタイム」という機能が活用できます。スクリーンタイム・パスコードを設定しておくと、パスコードの入力なしでは課金ができなくなる仕組みです。

あらかじめ「ファミリー共有グループ」を利用していれば、親のデバイスから子どものデバイスにスクリーンタイム・パスコードを設定することも可能です。

まとめ

クレジットカードは「ポイントが貯まる」「高額決済ができる」「チャージの手間がいらない」などのメリットがあり、アプリの課金方法として最適です。便利な分、次々と課金が増えてしまう恐れがあるため、利用状況を都度確認しましょう。

使いすぎが心配な人は、決済上限が低めに設定されている「キャリア決済」や「プリペイドカード」「各種ギフトカード」を使うのがおすすめです。子どものゲーム課金が心配なときは、デバイスにパスワードを設定するなどして利用を制限しましょう。

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