マクドナルドでdカードの決済はお得?
マクドナルドは「dポイント加盟店」です。dカード単体での還元率には大きなメリットはありませんが、ポイントカード機能が適用され、dポイントが貯まりやすくなると考えておきましょう。
dカードで決済した場合、通常1%を還元
マクドナルドでdカードを使うと、クレジットカード利用ポイントが100円(税込)につき1ポイント付与されます。
過去には3%オフなどのキャンペーンが行われていましたが、2021年7月現在はポイント1%還元のみです。優待店舗にも記載がなく、特別なボーナスはないと考えておきましょう。dカード・dカードゴールド、どちらも還元率は1%です。
ポイントカード機能でさらに1%
マクドナルドで「dポイントカード」を提示すると、1%のポイントが還元されます。dカードにはポイントカード機能が付帯しているため、提示すると別途1%が付与されるのです。
ポイントカード提示とカード利用を合わせると、マクドナルドでの還元は合計2%になります。「dポイントカードを忘れた」というトラブルもなくなるでしょう。財布の中も1枚のカードですっきりまとまります。
dポイントカードは会計前の提示に限るため、注文の順番が来る前にあらかじめカードを出しておくとスムーズです。なお、クレカ決済を利用していても、ポイントカードの提示を求められたときに出し忘れると1%還元になってしまいます。
iD決済でも二重取りできる
dカードには「iD」機能が付帯しています。iDはポストペイ型の電子マネーです。チャージの必要がなく気軽に使えます。
マクドナルドではほとんどの店舗でクレカのタッチ決済が導入されているため使い勝手は同じですが、非対応店舗ではiDがあると便利です。利用代金は後からクレジットカード支払いの際に請求され、1%分のクレカ利用ポイントが貯まります。
dカードをポイントカードとして提示し、支払い方法を聞かれたときに「iDで支払う」と伝えましょう。カードをかざして決済音が鳴ると、支払いは完了です。
iDを使ってマクドナルドでお得に決済をしたいときは、LINE Payのキャンペーンが利用できます。
過去にはLINE Payと紐付けた「Apple PayのiD決済」を利用すると150円相当のLINE Pay残高還元も行われており、dポイントとの二重取りをすればさらにお得に使えるでしょう。
マクドナルドではdポイントが使える
貯まったdポイントは、マクドナルドの商品購入に使えます。ポイントを利用するときは、dカードまたはdポイントカードが紐付いた端末を持っていきましょう。ポイントでの割引を考えているときは、現金を用意しておくのも大切です。
1ポイント=1円として買い物に利用できる
dカードを提示して「dポイントを使う」と伝えれば、マクドナルドでポイントが使えます。1ポイント=1円として、割引されるシステムです。
マクドナルド以外で貯めたポイントも使えるので、カード種別や利用しているサービスによってはポイントがザクザク貯まります。例えばdカードゴールドは、docomoの支払いで10%ポイント還元です。
docomoのスマホを使っていて、月5000円を支払うと500ポイントが戻ってきます。毎月、マクドナルドのランチが1回分がほとんど無料になるでしょう。
dポイントで支払う場合、足りない分は現金またはマックカードでの支払いになります。クレカ1枚だけを持って行くと、残額が払えない可能性もあるでしょう。また、マックカードの購入はポイント利用の対象外です。
コード決済非対応のためd払いでは使えない
マクドナルドではdocomoが運営するコード決済、「d払い」に未対応です。現在のところコード決済全般に対応しておらず、d払いアプリにカードを紐付けて使うことはできません。
クレジットカードとiDに対応しているため困ることはありませんが、dポイントの大型還元キャンペーンが開催されるd払いが使えないのはデメリットです。
ただし、d払いアプリ内に登録している「モバイルdポイントカード」は使えます。また、ポイントカードとして提示すれば貯まったポイントを利用することも可能です。
「マクドナルドでdカード決済をすることはない」と考えるなら、モバイルカードに切り替えてもよいでしょう。ポイントカード提示を求められたときは、スマホのバーコードを提示します。
ポイントは「dアカウント」に貯まるため、dカードと紐付いたアカウントを使いましょう。カードを持ち歩かなくても、モバイルカードで貯めたポイントも同じアカウントに貯まっていく仕組みです。
dカード以外で支払うこともできる
マクドナルドでは、dカードをポイントカードとして、それ以外のカードで支払うこともできます。高還元のカードを持っているなら、そちらで支払うことも検討しましょう。
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dカードをポイントカードとして提示する
dカードをポイントカードとして使う場合は、店員側から「ポイントカードはありますか?」と聞かれたときにカードを出しましょう。質問がなかったときは「dポイントカードがある」と伝えます。
バーコードを読み取ると、dポイントが貯まる仕組みです。ポイントカードは、決済前に出しましょう。レジ操作が完了すると、原則ポイント付与ができなくなります。
支払い方法は、別途伝えましょう。「クレカで支払う」と伝えて、dカード以外のカードで決済しても問題はありません。店員にきちんと伝えれば、電子マネーや現金でも支払いができます。
マクドナルドでは、「dポイント」と「楽天ポイント」に対応しています。どちらかを選んで、ポイントをつけてもらいましょう。
高還元のクレジットカードで支払う
dポイントをつけてもらった後、高還元のクレジットカードで支払うとトータルのポイント還元率が高くなります。例えば三井住友カードのタッチ決済(VISA・MasterCard)をマクドナルドで使うと、5%還元です。
三井住友カードは通常のクレカ決済でも3%還元で、タッチ決済非対応店舗でもお得に使えます。
dカードをポイントカードとして使うと、dポイント1%に加えて、最大5%のVポイントが貯まる計算です。1カ月の利用が7800円だとすると、合計468ポイントにもなります。dカードでそのまま支払うと2%還元で156ポイントとなり、その差は312ポイントです。
しかし、期間限定キャンペーンなら三井住友カード以上にdカードをお得に使う方法もあります。「Apple PayのVISAタッチ決済を利用して20%還元」のようなキャンペーンを狙いましょう。
まとめ
マクドナルドでは、dポイントが貯まります。dカードを持っていると、クレカポイントと合わせて2%の還元です。
通常の加盟店と大きな差はなく、dカード決済のメリットは薄いでしょう。dポイントカードとして利用し、支払いは高還元のクレジットカードを使うのがお得です。
dカードを利用して高還元を狙う場合は、スマホ決済普及のキャンペーンを狙うのがおすすめです。期間限定キャンペーンが見つからないときは、三井住友カードのタッチ決済とdポイントを併用するのが有利でしょう。