- コストコでカード払いはできる?
- コストコでの支払い方法
- カード払いのメリットはポイントなど
- 限られたクレジットカードしか使えない
- Mastercardのカードのみ
- ゴールドスター更新もカード払い可能
- 給油もMastercardのみ
- クレジットカードを借りるのはNG
- お得なのはコストコグローバルカード
- コストコでの買い物は1.5%還元
- カードを使っていれば年会費は無料
- 買い物で付与されるリワードの仕組み
- 年に一度付与される
- リワードはどのように使うの?
- エグゼクティブ会員と併用で還元率アップ
- 1.5%に加え2%のリワードを獲得
- 併用で得をする人は?
- 提携カード以外のおすすめカード3選
- 楽天カード
- Orico Card THE POINT
- セゾンカードインターナショナル
- カード払いしたものを返品するには
- 返品可能な期間や条件
- 店舗やオンラインでの返品方法
- まとめ
コストコでカード払いはできる?
倉庫型会員制スーパー「コストコ」では、クレジットカード払いにも対応しています。ただし、国際ブランドは限定的です。対象のクレジットカードを持っている人は、カード払いを検討してみましょう。
コストコでの支払い方法
コストコでは、「現金」「コストコプリペイドカード」「コストコグローバルカード」「Mastercardブランドのクレジットカード」で支払いができます。
コストコプリペイドカードとコストコグローバルカードは、コストコが発行するカードです。プリペイドカード購入は会員のみ可能ですが、グローバルカードは誰でも発行できます。
グローバルカードは、Mastercardブランドのクレジットカードです。コストコでは国際ブランドがMastercardであれば、グローバルカード以外も使えます。
コストコでカード払いを考えているなら、Mastercardブランドを用意しましょう。ただし、海外のコストコでは支払い方法が異なるケースがあります。
カード払いのメリットはポイントなど
クレジットカードで決済すると、カード会社のポイントが貯まります。ポイント還元の分、現金よりもお得です。クレジットカードを持っているなら、カード払いを検討しましょう。
普段使っているカードをコストコなどのスーパーで使うだけで、1%前後のポイントが手に入ります。コストコで使えるのはMastercardですが、年会費無料のカードなら維持費がかかりません。
また、現金の手持ちがないときもクレジットカードが役立ちます。コストコ内にはイーネットATMが設置されていますが、カード決済なら引き出しの手間や手数料を気にする必要はないでしょう。
限られたクレジットカードしか使えない
コストコでクレジットカードを使うときは「Mastercard」が必要です。国際ブランドを意識したことがない人は、持っているカードをチェックしてみましょう。年会費の支払いやガスステーションでも、カード払いができます。
Mastercardのカードのみ
日本では、Visa・JCB・MasterCard・American Express・Diners Clubなど、多様な国際ブランドが普及しています。国内の店舗では基本的に複数の主要国際ブランドを利用できるため、ブランドの違いを意識することは少ないでしょう。
しかし、コストコで使えるのはMastercardのみです。クレジットカードであっても、Mastercardブランド以外のものは利用できません。過去にはアメックスと提携していましたが、現在は提携を終了しています。
MastercardはVisaと並んで世界的シェアの高いカードです。使える加盟店が多く、海外旅行にも重宝します。コストコを利用するなら、1枚は持っておきましょう。
ゴールドスター更新もカード払い可能
コストコは、会員制のスーパーマーケットです。会員になるとメンバーズカードが発行され、毎年年会費を支払います。
ゴールドスターメンバーズの更新および年会費の支払いは、現金・Mastercard対応です。もちろん、コストコグローバルカードも使えます。
店舗またはインターネットで、更新手続きを行いましょう。Mastercardを手元に持っていれば、有効期限が切れる前に自宅で更新手続きできるのが魅力です。
給油もMastercardのみ
コストコの一部店舗には、ガスステーションが併設されています。ガソリンや軽油を給油したいときは、ガスステーションを利用しましょう。ガスステーション併設店舗は、全国のコストコの半数以上です。
支払い方法は、Mastercardブランドのクレジットカードおよびコストコプリペイドカードです。給油の際に会員証を求められるため、コストコ店舗と同様に会員制となっています。現金精算には対応していないため、注意しましょう。
利用できる国際ブランドは、Mastercardのみです。コストコに行ったついでに給油を考えているなら、Mastercardを用意しておきましょう。会員価格でお得に給油できます。
クレジットカードを借りるのはNG
クレジットカードは、名義人のみが使用できるカードです。複数人で会計をするときは代表者のカードで問題ありませんが、その場にいない人のカードを借りるのは、カード会社の規約違反となります。
家族であっても、ルールは同じです。必要がある場合はカード会社の「家族カード」を発行するか、本人名義のカードを作りましょう。
また、コストコメンバーズカードにも名義が記載されています。無料で家族会員カードが発行できるので、それぞれのカードを作っておきましょう。
お得なのはコストコグローバルカード
コストコ提携の「コストコグローバルカード」は、コストコで使える「リワード」が貯まるクレジットカードです。オリコカードが発行しています。コストコでの買い物で1.5%分が戻り、高還元が狙えます。なお、利用状況によっては年会費が必要です。
コストコでの買い物は1.5%還元
コストコグローバルカードの還元率はコストコでの購入が1.5%、それ以外の利用が1%です。一般的なクレジットカードの還元率は1%程度のため、他社カードと比べても高還元が狙えます。
コストコで月5万円購入するとして、1カ月あたり750円相当のリワード還元です。年間にすると9000円相当になります。貯まったリワードは1リワード=1円として、コストコでの買い物に利用が可能です。
コストコでの買い物以外もグローバルカードにまとめると、さらにリワードが貯まりやすくなります。貯めたポイントはすべてコストコで使いたいと考えるなら、グローバルカードの発行を検討しましょう。
カードを使っていれば年会費は無料
コストコグローバルカードは、通常1375円(税込)の年会費がかかります。しかし、年1回以上カードを利用すると、年会費は無料です。コストコおよび、他の店舗でクレジットカードを使う予定があれば、年会費をかけずに維持できます。
グローバルカードとコストコメンバーズは、別のサービスです。クレジットカードの年会費は無料になりますが、メンバーズカードの会費はかかります。
個人がコストコを利用する場合は、ゴールドスター会員またはエグゼクティブ会員になりましょう。
買い物で付与されるリワードの仕組み
コストコのキャッシュバックプログラム「リワード」は、独自の仕組みで還元されます。付与のタイミングや有効期限を覚えておきましょう。また、使い方も紹介します。
年に一度付与される
コストコグローバルカードの還元は、一般のクレジットカードと仕組みが異なります。クレジットカードの場合、1カ月ごとにポイントが反映されるものが一般的ですが、コストコグローバルカードは年に一度の付与です。
毎年、12月31日までの利用分のリワードが、まとめて翌年2月に付与されます。付与されたリワードの有効期限は、同年12月31日です。実質10カ月程度で使い切る必要があります。
コストコに行く機会が少ない場合、リワードを使い切れるかも考えておきましょう。状況によっては、ポイント有効期限が長いMastercardが有利です。
リワードはどのように使うの?
リワードは、各コストコ店舗およびガスステーションで、1ポイント=1円として使えます。店舗では、レジスタッフにリワードを使うことを申し出ましょう。
なお、コストコ店舗では、調剤薬局・配送料・フードコートの商品はリワード利用の対象外です。コストコオンラインでの買い物も、原則対象外となっています。
貯まっているリワードがある場合は、積極的に店舗で利用しましょう。なお、リワードが付与されているかどうかは、オンラインサイトの「リワード確認サイト」でチェックできます。
エグゼクティブ会員と併用で還元率アップ
コストコメンバーズの「エグゼクティブ会員」になると、リワードが還元されます。クレジットカードのポイントとも併用でき、二重にお得です。コストコのヘビーユーザーなら、年会費が上がっても加入する価値があるでしょう。
1.5%に加え2%のリワードを獲得
コストコメンバーズには、ゴールドスター会員とエグゼクティブ会員があります。ゴールドスター会員は年会費4840円(税込)、エグゼクティブ会員は年会費9900円(税込)です。
エグゼクティブ会員になると、コストコ店舗の一部商品を除き2%分のリワードが還元されます。年間の上限は10万円分までです。メンバー特典は、コストコグローバルカードの還元(1.5%)と併用できます。
他の会員ランクからのアップグレードは、会費差を残り月数で割った金額です。年度途中でも、差額だけでアップグレードできます。現金払いでリワードを貯めたい場合も、エグゼクティブ会員への入会を検討しましょう。
併用で得をする人は?
エグゼクティブ会員とゴールドスター会員の年会費差は、5060円です。2%で5060円分のリワードを得るには、1カ月あたり約2万1100円(税込)以上の購入が目安になります。
コストコで毎月食材をまとめ買いするなど、メインのスーパーマーケットとして利用している人なら難しくない金額でしょう。
ただし、コストコ店舗のフードコート・ギフト券・配送料・延長保証など、一部は2%対象外となっています。調剤薬局・アルコール類は1%の還元です。
ガスステーションでは、グローバルカード会員に限りエグゼクティブ特典の2%還元の対象です。上限は年間1万円分となります。
そのほか、エグゼクティブ会員になると年4回以上の特別割引クーポンや、電力会社・人間ドックなどの会員特典も受けられます。
提携カード以外のおすすめカード3選
Mastercardブランドのカードを提供しているカード会社は、数多くあります。ポイント還元率が高く、使いやすいカードを選びましょう。コストコ提携カード以外におすすめのカードを紹介します。
楽天カード
楽天カードは、「楽天市場」など楽天系列のサービスを利用する人におすすめのカードです。基本還元率は1%で、国際ブランドはVisa・JCB・Mastercard・American Expressから選べます。
年会費無料で、入会特典が手厚いのが特徴です。カード発行や利用で、5000~8000ポイント程度の楽天ポイントがもらえます。
2枚持ちに対応し、すでにMastercard以外のブランドの楽天カードを持っている人も、コストコ用に新たに発行が可能です。楽天ポイントはアカウントに貯まるため、複数枚のカードを持っていても合算できます。
コストコと楽天系サービスを使うことが多い人は、楽天カードが候補になるでしょう。
Orico Card THE POINT
「Orico Card THE POINT」は年会費無料、還元率1%の高還元カードです。入会後6カ月間は、還元率が2%に上がります。国際ブランドはMastercardとJCBがありますが、コストコで使う場合はMastercardを選びましょう。
2%還元の期間内にコストコで利用すると、グローバルカードより高還元です。10万円分購入すると、2000円相当のポイントが還元されます。家電や自転車など、高額な商品を購入したいときに発行を検討しましょう。
オリコカードは、会員向けのポイントモール「オリコモール」の利用でもポイント還元率がアップします。ネットショップの利用が多い人にもおすすめです。
ポイント高還元率のクレジットカード Orico Card THE POINT(オリコカード ザ ポイント)|クレジットカ
セゾンカードインターナショナル
セゾンカードインターナショナルは、即日発行が可能なカードです。年会費無料で、「永久不滅ポイント」が最大0.5%還元されます。
還元率はそれほど高くありませんが、ポイントの有効期限は無期限です。コストコに行く機会が少なく、リワードの有効期限が切れてしまう人も使いやすいでしょう。
また、即日発行ができるため、すぐにカードを手に入れたい人にも向いています。数日中にコストコに行く予定があり、Mastercardを持っていないときには発行を検討してみましょう。
【公式】セゾンカードインターナショナル | クレジットカードはセゾンカード
カード払いしたものを返品するには
返品可能な期間や条件
コストコでは、「商品保証」を導入しています。コストコの商品は、基本的にすべて返品・返金の対象です。不良品以外でも、顧客が満足できないときは返品を受け付けています。
なお、家庭用家電製品は購入から90日以内の返品が可能です。金製品の「ゴールドインゴット」など一部返品ができない商品もありますが、食品や日用品など、一般的な商品はほぼ返品できると考えておきましょう。
返品の有効期間は、コストコ会員である間です。購入後に会員の期限が切れ、更新していない場合は原則返品対応の対象外になります。すべての商品の保証を継続したいときは、会員資格の更新をしておきましょう。
店舗やオンラインでの返品方法
コストコ店舗では、メンバーシップカウンターで商品の返品を受け付けています。返品ができるのは、購入した会員本人です。
必ず、購入した会員本人が商品を持って店舗に行きましょう。返金の方法は、カウンターで案内されます。クレジットカードで決済した場合は、念のためレシートや決済したクレジットカードを持っていくと安心です。
オンラインストアでは、商品によって返送方法が異なります。基本的に、小型商品はオンラインでの返品手続きが可能です。
大型商品や対象外の商品は、配送料が顧客負担になることがあります。初期不良などコストコ側に原因があるときは、カスタマーセンターに問い合わせましょう。
オンラインストアで購入した商品は、店舗へ持ち込んで返品もできます。店舗返品は、オンライン返送手続きが不要です。後日クレジットカードに返金があります。
まとめ
コストコでは、クレジットカード払いに対応しています。国際ブランドはMastercardのみです。
提携のコストコグローバルカードで決済すると、1.5%還元になります。また、エグゼクティブ会員になると、クレカポイントに加えて2%のリワード還元の対象です。
併設のガスステーションでも、カード払いやポイント還元に対応しています。コストコをよく利用する人は、Mastercardブランドのカードか提携のグローバルカードで決済するとポイント還元分がお得です。