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審査なしで持てるETCカードはある?最短即日発行のカードも

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2021.10.06
by ドットマネー編集部

ETCカードの発行方法を知ろう

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高速道路料金の支払いに使える「ETCカード」は、どうやって発行するのでしょうか?クレジットカードと一緒に発行する方法や、借りる方法も知っておきましょう。

クレジットカードに付随するETCカード

「ETCカード」は主に、クレジットカードに付帯しています。クレジットカードに申し込むときに一緒に手続きをするだけでなく、後日申し込みも可能です。

クレジットカードと一緒に発行するときは、カードの審査が行われます。クレジットカードが発行できないときは、ETCカードも発行できません。クレジットカードの審査に通らないケースとして、信用情報に傷がある「ブラック」の状態があります。

過去に延滞や自己破産、金融トラブルを起こしている場合は、一定期間にわたりカード会社に情報が公開されるため、高確率で審査落ちします。

ETCカードを発行したいのにクレジットカードの審査に通らない場合は心当たりを調べてみましょう。信用情報は自分でも開示できます。

もしクレジットカードが発行できないときは、ETCカード単体で発行できる「パーソナルカード」などが候補です。

レンタカー利用と一緒に借りられる場合も

レンタカーで移動する人は、ETCカードのレンタルができます。レンタカーの店舗で車のレンタルと同時に申し込むと利用が可能です。店舗によって取り扱い状況が異なるため、事前に確認しておきましょう。

レンタルの場合、基本的に審査はありません。レンタカー用として一時的に借りるだけで、料金は車の返却時に支払います。

普段高速道路を使わない人や、車を所有していない人ならレンタルでも問題はないはずです。ニッポンレンタカーでは、330円(税込)でETCカードがレンタルできます。おおむね、どの会社でもレンタル料金に大きな差はありません。

確実にETCカードをレンタルしたいときは、事前申し込みがおすすめです。当日の申し込みの場合、在庫がなければレンタルできない可能性もあります。

与信審査なしで発行可能「ETCパーソナルカード」

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「ETCパーソナルカード」は、信用情報に基づく与信審査なしで発行できるカードです。クレジットカード付帯のものとは異なり、単体で発行します。まずはカードの概要や利用分の支払いについて、見ていきましょう。

ETCカード共通の割引が利用できる

ETCカードを持っていると、カード特有の割引が受けられます。ETCパーソナルカードも、共通割引の対象です。

「平日朝夕割引」「深夜割引」などは、時間帯によってお得に利用できます。

平日朝夕割引は地方部で平日6~9時、17~20時にETCゲートを通過すると適用される最大50%の割引です。深夜割引は0~4時にETCゲートを通過したとき、30%の割引になります。

その他、休日割引・アクアライン割引・外環道迂回利用割引など、割引の種類は多様です。現金で通過するよりも高速料金がお得になるため、活用しましょう。

保証金が必要なETCカード

ETCパーソナルカードは、与信審査の代わりに保証金(デポジット)を入金します。原則保証金の80%が、ETCカード利用の限度額です。

基本的には、1カ月に使う予定金額を申告し、その4倍を入金します。入金できる保証金は、2万円以上2万円単位です。最低金額の2万円を入金している場合は、利用限度額が70%に制限されます。

また、70%である1万4000円に達すると追加の2万円が登録口座から振替となるため、注意しましょう。利用する金額によっては、最初から4万円以上入金した方が安心です。

なお、ETCパーソナルカードにも、審査はあります。クレジットカードとは審査基準が異なるため、信用情報に傷があっても申し込みは可能です。

利用した分は口座振替で支払う

ETCカードの利用分は、登録口座からの振替で支払います。毎月27日が振替日です。27日が金融機関休業日の場合は、翌営業日の引き落としになります。

金額を間違えないためにも、利用明細を確認しておきましょう。明細は引き落とし月の中旬頃に郵送されるか、会員サイト「My Pasoca」から確認できます。Webサービスに入会すると、利用明細の郵送がなくなるため、注意しましょう。

引き落とし後は、領収書の発行ができます。郵送の場合は引き落とし翌月、会員サイトの場合は「口座引落確認書」が代替です。

引き落としができない場合はコンビニなどで使える払込票が送られてきますが、何度か引き落としができない場合はカード契約の継続が難しくなります。忘れず口座に入金しましょう。

ETCパーソナルカードの申し込み方法

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ETCパーソナルカードは、どうやって申し込むのでしょうか。具体的な手続きの方法や、申し込み条件を解説します。カードが届くまで一定の時間がかかるため、必要な時期が決まっている場合は早めの申し込みがおすすめです。

個人、法人問わず申し込める

ETCパーソナルカードは、個人でも法人でも同じように申し込みができます。法人の場合は、本人確認書類の代わりに法人登記簿謄本または抄本が必要です。発行から6カ月以内のものに限ります。住所や名称は、法人登記簿記載のものに合わせましょう。

個人の場合、クレジットカードが発行できない16歳以上の未成年も申し込みの対象です。車の免許を持っていて、ETCカードが早く欲しいときはパーソナルカードが候補になるはずです。未成年の場合は、親権者の同意が必要になります。

なお、カードの発行は原則申込者1名につき1枚です。複数のカードを持ちたいときは、クレジットカード付帯のETCカードを2枚目として持つことを検討しましょう。

ETCパーソナルカードWebサービス

書類を作成して郵送する

ETCパーソナルカードの申し込みの際は、公式サイトから「申込書」を印刷します。「ETCパソカ申込書作成」のページより、手続きが可能です。

申込書作成による手続きを行うには、A4サイズの用紙とプリンターを準備しましょう。作成にはいくつかルールが設けられています。

JIS規格のA4用紙に、拡大・縮小をせず印刷するのが条件です。用紙は両面白で、印字は黒を選択します。感熱紙やロール紙を除く、一般的なコピー用紙が対象です。

プリンターがない場合は、コンビニのネットプリントサービスを利用するか、紙の申込書を手に入れましょう。ETCパーソナルカード事務局または、各道路会社のお客様センターへ電話連絡をすると送付してもらえます。

デポジットを振り込み、到着を待つ

申込書を郵送すると、「デポジット払込用紙」が届きます。払込用紙はコンビニに対応しているので、記載されている金額を払い込みましょう。

払い込みが終わると、ETCカードが簡易書留で届きます。入金からカード到着までは約2週間で、到着当日からカードは使用可能です。

ETCカードの利用時には、未決済残高を確認しておきましょう。保証金の80%を超えると、カードが使えなくなってしまいます。現在の利用状況は、会員サイト「My Pasoca」で確認が可能です。電話でも確認を受け付けています。

ETCパーソナルカードの注意点

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ETCパーソナルカードはクレジットカード付帯のカードより審査が簡単ですが、いくつか注意点があります。デメリットの部分も知った上で、カード発行を検討しましょう。

年会費がかかる

ETCパーソナルカードは、1257円(税込)の年会費がかかります。持っているだけでコストがかかるため、カードをあまり利用しない人にとっては高い維持費です。

さらに、保証金は退会時まで預けたままになります。他のETCカードに比べると、初期費用と年会費が高額なのです。

クレジットカード付帯のETCカードには、年会費無料のものもあります。例えばJCBカードの場合、ETCカードは年会費無料です。クレジットカードにも年会費がかからないものがあり、コスト面で有利です。

パーソナルカードを発行するときは、かかるコストに注意しましょう。

会員継続の審査による利用停止がある

ETCパーソナルカードは、状況によって会員継続の審査があります。主なケースは、入金している保証金が2万円の場合です。利用金額が1万4000円に達すると、自動積増が適用され、登録口座から追加で2万円が引き落とされます。

自動積増ができない場合、利用停止の対象です。6日または23日に自動で引き落としされるため、保証金の金額によっては口座に資金を入金しておきましょう。

また、利用料金の引き落としができないときも継続審査の対象です。一時的な利用停止だけではなく、回数や状況によってはカード継続ができなくなるため、金銭面はしっかり管理しておきましょう。

年会費無料のETCカードを作りたい場合

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ETCカードを年会費無料で作りたいときは、クレジットカード付帯のものを選びましょう。会社によっては、ETCカードも年会費無料です。目的に合わせてカード会社を選びましょう。

審査が早いクレジットカード

ETCカードは、基本的に発行まで時間がかかります。数週間かかる場合が多いでしょう。なるべく早くカードを手に入れたいときは、「セゾンカード」がおすすめです。最短即日発行で、ETCカードが手に入ります。

即日発行は、対象の「セゾンカウンター」で手続きをしましょう。「ETCカード即日発行サービス」に対応しているカウンターが対象です。

セゾンカードと本人確認書類を持ってカウンターに行くと、当日に発行できます。クレディセゾン以外が発行するカードや、一部提携カードなど、一部のカードは当日発行に対応していません。カウンターに行く前に公式サイトで確認しておきましょう。

クレジットカードは永久不滅ポイントのセゾンカード

審査がゆるいETCカードはある?

クレジットカード付帯のETCカードで、審査がゆるいものはあるのでしょうか?基本的には、「クレジットカード自体が発行しやすいもの」であれば、ETCカードも作りやすいはずです。

「ライフカード」の年会費有料タイプは、独自の審査基準で過去に延滞がある人でも申し込みの対象です。審査に不安がある人でも、発行しやすいカードといえるでしょう。

一般カードの年会費は5500円(税込)です。カード到着時に年会費を代引きで支払います。国際ブランドはMasterCardです。通常のクレジットカードが発行できない人も、申し込み条件を満たしている場合は検討してみましょう。

ライフETCカード | クレジットカードはライフカード

家族カード付随のETCカードを発行する方法も

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多くのクレジットカードには、家族カードが付帯できます。本会員の家族に発行されるカードです。家族カードにもETCカードが付帯できるため、クレカ発行ができない人も検討してみましょう。

家族カードとは

「家族カード」は、クレジットカード本会員の家族が申し込みできるカードです。基本的には、本会員のカードと同じ機能を持ちます。

クレジットカードの利用限度額は本会員と共通となり、ETCカードの利用金額も本会員の口座から引き落とされます。家族の利用分が加わると限度額を超えそうな場合は、カードを2枚持ちするなど限度額対策をしておきましょう。

ETCカードは、家族の本人名義で発行が可能です。働いていないなどの理由でクレジットカード発行の審査が不安なときは、家族カードが適しています。

家族カードの発行の審査

家族カードは、原則本会員の信用で発行されます。家族カードを持つ人に安定した収入がなくても、問題はありません。

申し込みできる年齢・条件を満たしていれば、簡易な審査で発行が可能です。基本的に、ETCカードはクレジットカードの名義ごとに発行されます。家族カードは別名義としてカウントされ、本会員の名義にはなりません。

家族カードを発行せず、ETCカードだけを家族名義で発行するのは難しくなっています。家族がETCカードを発行したいときは、家族カード発行と同時または後日に手続きをしましょう。

なお、家族カードの中には、ETCカードが付帯できないものもあります。楽天カードなどは、本カードのみETCカード発行の対象です。家族カードにETCカードを付帯することが目的の場合は、カード会社に確認した上でクレカを選びましょう。

まとめ

ETCカードを審査なしで作りたい場合は、ETCパーソナルカードが第一候補です。利用規約に基づいた審査はありますが、クレジットカードとは基準が異なります。

クレジットカードの発行ができないときは、家族カードに付帯する方法もあります。まずは、ETCカード発行に対応するクレジットカードを探してみましょう。

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