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プロパーカードと提携カードの違いは?ステイタスも種類で異なる

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2021.10.09
by ドットマネー編集部

一般的なプロパーカードの意味

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「プロパーカード」と聞いて、どんなカードを思い浮かべるでしょうか?定義があいまいで、判断が難しいところもありますが、一般的な意味を解説します。主に、国際ブランドや発行会社を見ると、プロパーカードかどうか判断ができるはずです。

国際ブランドが直接発行するカード

「プロパーカード」は、一般的にJCB・アメックス・ダイナースなどの国際ブランドが独自に発行するカードを指します。カード発行会社が、「国際ブランドの提供」と「カード発行」を両方担うケースです。

英語の「proper(プロパー)」には「固有の」「正式な」という意味があります。その会社が単独で発行しているカードは、プロパーカードです。

アメックスやJCBはもともと分割払いやリースを扱う「信販系」の会社です。カード発行も、他社への国際ブランドの提供も行っています。プロパーカードにはいくつか意味がありますが、基本的にはカード発行会社と国際ブランドが同じであると考えましょう。

大手カード会社発行のカードを含む場合も

プロパーカードには、「三井住友カード」「セゾンカード」など一部の大手カード会社も含まれます。

大手カード会社は、自社カードのほかに他社との提携カードを発行しているのが特徴です。この場合の「プロパーカード」は「提携カード以外のカード」を指します。

ほかの企業が関わっているカードとの違いを見分けるために、「プロパー」という言葉を使っているのです。

プロパーカードの定義は、状況によって異なります。はっきりとした定義がないため、「国際ブランドを担う会社が発行するもの」または「提携カード以外のカード」と考えておくとよいでしょう。

プロパーカードの特徴

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プロパーカードとは、どんな特徴を持ったカードなのでしょうか?提携カードとの違いや、魅力を知った上で申し込みを検討しましょう。どちらかといえば、ステイタスを重視する人向けのカードです。

ステイタスを感じる

プロパーカードの多くは、ステイタスの高さが特徴です。年会費有料のカードも多く、特典も充実しています。しかし、カードによって差はあるでしょう。カード会社の方針や、カードの特典はそれぞれ異なります。

ダイナースクラブカードは申し込みの年齢条件が厳しく、27歳以上が対象です。その分、収入や社会的信頼度の高い会員が入会しています。

三井住友カードは、満18歳以上が申し込みできます。比較的、誰でも申し込みできるカードです。審査が厳しいといわれる銀行系のカードですが、近年はカード会社の多様化もあり、それほど厳しい条件は設定されていません。

ステイタス性を求めるなら、申し込み条件が厳しいカードが候補になります。

ポイント還元率は提携カードより低い傾向

提携カードには、提携先企業の独自ポイント還元など、魅力的な特典が付帯しています。プロパーカードに比べると、ポイント還元率は高い傾向があるでしょう。

プロパーカードは、他企業とのコラボが少なく、ポイント還元率は低めで0.5%程度のものもあります。提携カードでは1%台のポイント還元も多く、還元率を重視するなら提携カードが視野に入るでしょう。

しかしカードによっては、プロパーカードでも還元率の高いものは探せます。JCBオリジナルシリーズも、候補の一つです。ポイント還元率が常時2倍以上になる「JCB CARD W」などポイント還元率を重視したカードがあります。

JCBの主なプロパーカード

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国内生まれのブランド「JCB」では、複数のプロパーカードを発行しています。ランクがいくつかあり、希望する年会費や特典に合わせて選べるのが魅力です。ノーマルなカードから、上位カードまで紹介します。

JCB一般カード

JCBのプロパーカードを発行したいなら、まずはノーマルな「JCB一般カード」を検討してみましょう。一般カードから申し込み、状況に合わせてアップグレードもできます。

JCB一般カードはJCBオリジナルシリーズに該当する1枚で、ポイントアップ店が多数あります。スターバックスの利用で10倍、セブンイレブンの利用で3倍など、還元率は優秀です。

また、カード維持費が気になる人にも向いています。年会費は1375円(税込)ですが、会員サイト「MyJチェック」の登録と、年間50万円以上のカード利用で翌年度の年会費が無料です。

さらに年間100万円以上利用すると、翌年度のポイント還元率が50%アップします。ポイントも貯めやすく、維持費も節約できるでしょう。

もともと年会費無料のカードを求めているなら、一定期間経過後一般カードに切り替わる「JCB CARD EXTAGE」も検討の対象です。18以上29歳以下なら、5年間年会費無料で維持できます。

JCB一般カード|クレジットカードのお申し込みなら、JCBカード

JCBゴールド

JCBカードの中でも、ワンランク上の特典を求めているなら「JCBゴールド」がおすすめです。年会費は1万1000円(税込)と、ゴールドカードとしては一般的な設定になっています。

JCBゴールドには、魅力的な付帯特典もあります。旅行傷害保険は最高1億円の補償がつき、対象空港で利用できる「空港ラウンジサービス」も付帯しています。

世界1100カ所以上の空港ラウンジを32USドルで利用できる、「ラウンジ・キー」を活用しましょう。

ゴールドカードの利用状況によっては、「JCBゴールド ザ・プレミア」に招待されます。通常のゴールドカードに加えて、プライオリティ・パスやグルメ優待など特別な特典が追加されたバージョンです。

ゴールドカードなら、【JCB ORIGINAL SERIES】JCBゴールド

JCBプラチナ

ハイステイタスな上位カードを求めるなら、「JCBプラチナ」を検討しましょう。年会費は2万7500円(税込)です。

会員限定の予約代行コンシェルジュ、「プラチナ・コンシェルジュ」が利用できます。24時間いつでも利用できるので、レストランやホテル予約はコンシェルジュに任せてしまいましょう。

空港ラウンジサービスも充実しています。世界1300カ所以上で使えるプライオリティ・パスの権利が付帯し、旅行や出張か多い人にもおすすめです。

また、USJ内にあるJCBラウンジも、オンラインで24時間予約できます。レジャーのときもJCB会員専用のラウンジでくつろげるでしょう。

【公式】JCBプラチナ | クレジットカードなら、JCBカード

JCBザ・クラス

JCBカードの中でも高いステイタスを誇る「JCBザ・クラス」は、原則、招待制のカードです。JCBカードの中では最上位のランクであり、招待の基準は非公開とされています。

JCBが基準を満たしたと判断する会員にのみ、インビテーションが届きます。まずはJCBのプロパーカードを発行し、招待を待ちましょう。

「ザ・クラス・コンシェルジュ」は、会員限定の予約代行サービスです。ホテルの手配やゴルフ場の案内など、専門のスタッフが対応します。

「ザ・クラス メンバーズ・セレクション」も、魅力的な特典です。年に一度、対象の商品から好きなものを選んで受け取れます。JCBからのギフトを楽しみましょう。

招待制のカードのため特典や優待は基本的に非公開ですが、ほかのJCBカードにはない最上の特典がそろっています。

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アメリカン・エキスプレスの主なプロパーカード

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アメリカン・エキスプレスが発行するプロパーカードは、ステイタスの高さと豊富な特典が特徴です。利用可能枠を制限せず、個別に設定しています。カードランクを問わず、ハイステイタスカードとして活躍するでしょう。

アメリカン・エキスプレス・カード

アメックスの一般カードは「グリーンカード」とも呼ばれます。会費は1万3200円(税込)と、一般カードの中では高めです。カラーがグリーンで、アメックス固有のセンチュリオンが描かれています。ひと目でアメックスと分かるデザインです。

ショッピングで貯まるポイントは、多くの商品に交換できます。JAL・ANAと提携し、マイルに交換できるのも特徴です。他社ポイント交換先には楽天ポイント・Tポイントがあり、使い勝手もよいでしょう。ギフト券や各種商品券もそろっています。

一般カードでありながら、空港ラウンジサービスが利用できるのも特徴です。国内28カ所、海外1カ所で使えます。海外旅行の際にも役立つでしょう。

初めてのクレジットカードならアメックスグリーン | アメリカン・エキスプレス

アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード

アメックスのゴールドカードは、年会費3万1900円(税込)です。一般カードよりも特典が充実しています。

高級レストランで食事をするときは、「ゴールド・ダイニングby招待日和」を活用しましょう。全国約200カ所のレストランで利用できる優待です。提示されているコース料理を2名以上で予約すると、1名分が無料になります。

スターバックスでカフェを楽しむなら、カード付帯のスタバ特典も魅力的です。カードの更新に伴って、3000円分のスタバドリンクチケットがもらえます。

ゴールドカードは、99USドル相当の「プライオリティ・パス」に無料で登録できるのも特徴です。年間2回までラウンジが無料で利用できるので、海外旅行にぴったりです。

ゴールドカード|アメリカン・エキスプレス

プラチナ・カード

アメックスのプラチナカードは、券面も豪華です。メタル製のプラチナカードは高級感があり、金属の重みも感じられます。持ち歩きに便利なプラスチック製の「セカンド・プラチナ・カード」もあり、使い分けができるのも特徴です。

年会費は14万3000円(税込)と高額ですが、特典もグレードアップしています。空港ラウンジサービスは世界1200カ所以上で使える「アメリカン・エキスプレス・グローバル・ラウンジ・コレクション」が付帯し、会員限定ラウンジの利用が無料です。

ホテルで使える優待も多数あります。部屋のアップグレードや朝食サービスがある「ファイン・ホテル・アンド・リゾート」は世界1100カ所以上のホテルが対象です。

また、年1回国内の対象ホテルで使えるペア宿泊券がもらえる「フリー・ステイ・ギフト」も利用できます

プラチナ・カード|アメリカン・エキスプレス

ダイナースクラブの主なプロパーカード

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富裕層向けブランドとして知られるダイナースクラブでも、プロパーカードが発行されています。どのような特徴があるのでしょうか?発行されている2種類のカードを紹介します。

ダイナースクラブカード

「ダイナースクラブカード」は、ダイナースが発行する一般カードです。入会目安は27歳以上となっています。年会費は2万4200円(税込)と、一般カードの中では高額です。

利用可能枠には一律の制限がなく、個別の状況に応じて設定されます。国際ブランドはダイナースですが、さらに幅広い場所で利用できるよう「コンパニオンカード」が無料で付帯できるのが特徴です。

コンパニオンカードの国際ブランドはMastercardです。世界的シェアの高いMastercardなら、海外に行く機会の多い人も活用できるでしょう。

高額な年会費のカードらしく、海外・国内旅行傷害保険には最高1億円の補償が付帯しています。

ダイナースクラブカード | カードラインナップ | ダイナースクラブカード 日本で最初のクレジットカード

ダイナースクラブ プレミアムカード

「ダイナースクラブ プレミアムカード」は、ダイナースが発行するハイステイタスカードです。入会目安は非公開のため、気になる点があるときはカード会社の申し込み受付に相談しましょう。

年会費は14万3000円(税込)と、他社のプラチナカード相当となっています。銀座にある会員限定ラウンジや、24時間対応の専用コンシェルジュが利用できるのも魅力です。

「プレミアム エグゼクティブ ダイニング」は、対象レストランの所定コースが1名分無料になります。2名以上で予約して、利用しましょう。

海外・国内旅行傷害保険がグレードアップし、代金のカード支払いをしなくても最高1億円の補償がつくのも特徴です。プレミアムカードにもコンパニオンカードを付帯できるため、Mastercardブランドを利用したい人にも最適です。

ダイナースクラブ プレミアムカード | ダイナースクラブカード 日本で最初のクレジットカード

まとめ

プロパーカードは、「国際ブランド発行のカード」や「大手カード会社発行の自社カード」を指します。カード会社が独自に発行し、他社を経由していない固有のカードがプロパーカードです。

発行会社やカードの特性からステイタスの高いものが多く、信頼感があるでしょう。カードランクや発行会社によって特典や年会費が大きく異なるため、目的やライフスタイルに合うカードを選ぶのが大切です。

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