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楽天カードのフリーケア・プログラムはどんな保険?補償の追加も可能

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2021.10.14
by ドットマネー編集部

楽天カードが送付する無料補償の案内

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楽天カードから、「フリーケア・プログラム」の案内が郵送されてきた経験はないでしょうか?「無料補償」の案内に、「本当にタダなのだろうか」「加入して大丈夫なのだろうか」と思った人は多いはずです。

フリーケア・プログラムとは

楽天カードが、カード会員に提供するフリーケア・プログラムとはどのようなサービスなのでしょうか?

「フリーケア・プログラム」は、「チューリッヒ保険会社」が提供している個人向け保険商品です。チューリッヒではさまざまな企業と提携を結び、「各提携先企業の会員」に対して自社保険の案内を行っています。

「楽天生命保険」や「楽天損害保険」などの、楽天グループが提供する保険とはまったくの別物と考えましょう。

チューリッヒの主な提携先には、クレジットカード会社のほかに、銀行やインターネットサービスプロバイダーなどさまざまな企業が含まれます。以下は提携先の一例です。

・エポスカード
・ジェーシービー
・全日本空輸
・JALカード
・三井住友銀行
・楽天銀行
・ヤフー

各提携会社の会員に届く案内には、チューリッヒを引受保険会社とする主旨が記載されています。

フリーケア・プログラム|傷害保険のチューリッヒ

なぜ保険の案内が届くの?

楽天カードとチューリッヒが提携関係にあると知っても、「自分の個人情報が勝手に提供されているのでは?」と不安に感じる人もいるでしょう。

実際、各提携先からチューリッヒに個人情報は提供されておらず、楽天カード会員の情報は、楽天カードが管理を行っています。

情報の取り扱いについては、楽天カードの会員規約の「個人情報の取扱に関する同意条項」にある「第2条 当社の個人情報の利用」に詳細が記載されています。

会員はカード申し込みの際、「宣伝物」「印刷物のDMの送付」「電子メールの送信」「営業案内」における個人情報の利用に同意しているため、楽天カードを通してさまざまな案内が届くのです。

楽天グループからのDMの受け取りを希望しない場合は、DM裏面に記載のQRコードにアクセスして配信手続きを行うか、「楽天カードコンタクトセンター」まで連絡をしましょう。

無料補償を提供できる理由

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楽天カードが案内するチューリッヒのフリーケア・プログラムは、保険料が完全無料です。保険が満期を迎えてもプランが自動的に有料になることはありません。本来、お金がかかるはずの保険に無料で加入できるのはなぜでしょうか?

会員の情報は保険会社の営業に役立つ

楽天カードからチューリッヒに個人情報の提供はなされていませんが、顧客自身が無料保険に申し込んだ場合、チューリッヒは「保険契約の引受に必要な範囲」で「楽天カード会員の個人情報」を取得します。

保険会社が保険の提供と引き換えに獲得したいものは、「個人情報」です。個人情報の保護が厳格化されている昨今、企業が勝手に個人情報の提供や収集を行うことは認められていません。顧客自らが申し込んでくれれば、企業は合法的に個人情報の収集が可能となるのです。

今は無料のプログラムの加入者に過ぎませんが、将来的に自社の有料保険に加入する可能性もあるでしょう。顧客情報を合法的に得た保険会社は、見込み客に対して、有料プランの切り替えをはじめとするさまざまなDMを送付します。

楽天カードが保険料を負担

フリーケア・プログラムの保険料は「楽天カード株式会社」が負担しています。提携先の保険会社で楽天カード会員が有料プランに加入すれば、「楽天カード」で決済をしてくれる可能性が高いでしょう。

カード会員がカード加盟店で決済をすると、加盟店からカード会社に対して、金額や加盟店ごとの手数料率に応じた「加盟店手数料(決済手数料)」が支払われる仕組みです。

保険料は数百円、数千円程度ですが、「毎月継続して利用がある」のは、カード会社からすれば大きなメリットでしょう。

無料補償の内容

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フリーケア・プログラムは、無料補償だけあって、補償範囲が一部に限られています。「無料だから加入して損はない」という人もいれば、「別の保険に加入した方がよい」と感じる人もいるようです。

無料保険は補償範囲が狭い

補償内容の詳細は、チューリッヒや楽天カードの公式サイトで公開されておらず、楽天カードから届く案内に詳しい内容が記載されています。気になることがあれば、DMに記載されている専用のフリーダイヤルに連絡をしましょう。

一般的に、「無料保険」と呼ばれるものは補償範囲が狭く、補償金額も多くはありません。フリーケア・プログラムでは、主に「交通事故でのケガ」や「入院」を補償します。

入院一時金の補償は「加入者証に記載された日数以上」が対象のため、加入前によく確認しておきましょう。

無料プランには補償期間があり、満期を迎えるとそこで「契約終了」となります。有料プランに自動的に切り替わることはなく、継続するかどうかは任意です。

無料保険に加入するには

保険に加入できるのは、「楽天カードから案内があった人」のみです。一般向けに販売されていない「限定プラン」のため、チューリッヒの公式サイトからは申し込みができません。

DMに同封されている「加入依頼書」に必要事項を記入した後、「署名欄」に本人が署名をします。署名がない加入依頼書は手続きができない点に注意しましょう。有料の「追加補償プラン」に申し込みをする場合のみ、「口座振替依頼書」を提出します。

無料プランの補償期間終了後、チューリッヒから有料の「追加補償プラン」の案内が届く場合があります。保険会社では、「無料プランをきっかけに、有料プランにアップグレードしてほしい」と考えているのです。

楽天カード超かんたん保険もある

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楽天カード会員が手軽に加入保険には「楽天カード超かんたん保険」もあります。2019年2月からスタートした「楽天カード会員向け」の傷害保険で、カード会員サイト「楽天e-NAVI」で簡単に申し込みができます。

楽天カード会員向けの保険

「楽天カード超かんたん保険」は、楽天カードにオプションとして付帯できる有料の傷害保険です。自分に必要な補償だけをピックアップできるので、保険料が最小限に抑えられます(年払い)。

・お買い物プラン
・自転車プラン
・個人賠償プラン
・ゴルファープラン
・持ち物プラン
・ケガプラン
・ケガ賠償プラン
・旅行プラン
・充実補償プラン

例えば、偶然の事故によるケガの治療を補償する「ケガプラン」は年間保険料3500円で、月額で換算するとわずか291円です。

保険料は楽天カードのカード代金に請求されます。保険料金100円につき1ポイントの「楽天ポイント」が貯まるのも、楽天カード会員にとっては大きな魅力でしょう。

さらに、楽天市場の「SPU(スーパーポイントアッププログラム)」では、楽天カード超かんたん保険もポイントアップの対象です。

保険料支払いの翌月は、楽天市場でのポイント付与率が+1倍となり、楽天カード会員のSPU(+2倍)と合計すると、+3倍のポイントが獲得できます。

楽天カード超かんたん保険|楽天カード

まとめ

楽天カードから送付される無料保険は、チューリッヒを引受保険会社とする無料の傷害保険です。完全無料で加入できるものの保険範囲は限定的で、全てのケガや事故が必ず補償対象になるとは限りません。

楽天カードとチューリッヒが提携して無料保険を提供するのは、それぞれにメリットがあるためです。楽天カードから保険のDMが届いた際は、保険内容をよく確認し、自分に必要があるかどうかを見極めましょう。

無料プランに中途半端に加入するよりも、「追加補償プラン」や「楽天カード超かんたん保険」などの有料プランを検討した方がよい場合もあります。

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