UCプラチナカードの特徴
UCプラチナカードは、UCカードが発行する上位カードです。プラチナカードはハイステータスなカードとして知られますが、UCプラチナカードにはどのような特徴があるのでしょうか?年会費や貯まるポイント、選べる国際ブランドを紹介します。
年会費が1万6500円
UCプラチナカードの年会費は、1万6500円(税込)です。プラチナカードの中では、リーズナブルに持てる1枚となっており、初めて上位カードを発行したいときにも適しています。
年会費の設定はカード会社によって異なり、中には年会費が10万円を超えるカードもあります。コスト重視の場合は、年会費もチェックしておきましょう。
一般カードにも年会費有料のものはありますが、UCカードの一般カードは年会費が1375円(税込)です。全般的に維持コストが低く、持ちやすいように設定されています。
国際ブランドはVisaのみ
UCプラチナカードの国際ブランドは「Visa」です。ほかの国際ブランドは用意されていないため、注意しましょう。UCカード ゴールドはクレディセゾンとUCカードの2社が発行しており、国際ブランドもMastercardとVisaから選べます。
Visaブランドは、Mastercardと並ぶ世界的シェアの高い国際ブランドです。海外旅行を考えている人も、多くの国で利用できます。もちろん国内でも多くの加盟店がVisaに対応しており、1枚持っておくと困ることはほとんどないでしょう。
タッチ決済にも対応し、国内外を問わず活用しやすいブランドです。メインカードにもぴったりでしょう。
UCポイントが付与される
UCプラチナカードを使うと、「UCポイント」が付与されます。ポイント還元は1000円の利用につき2ポイントです。
ボーナスポイントの付与もあります。ポイント獲得のある月が年度のうち10回を超えると、100ポイントの還元です。上記の条件を達成し、UCポイントが累計1000ポイントを超えると150ポイントが付与されます。
貯まったポイントは1ポイント5円相当の商品とも交換でき、還元率は1%です。貯めたポイントは会員サイト「アットユーネット!」で確認できます。
ポイントには有効期限があり、獲得した年の翌年度まで使えます。毎年9月末が年度切り替えのタイミングです。200ポイントから使えるので、早めに会員サイトなどから交換を検討しましょう。
手厚い付帯保険が最大の魅力
リーズナブルな年会費でありながら、UCプラチナカードは付帯保険が充実しています。旅行保険やショッピング保険、通信端末の補償など内容は多様です。各保険の詳細を見ていきましょう。
最高1億円の海外・国内旅行傷害保険
UCプラチナカードには、海外・国内旅行傷害保険が付帯しています。どちらも、利用条件付です。対象の旅行代金をカードで支払うと、保険が利用できます。
海外旅行保険は、最高1億円の補償です。死亡・後遺障害補償のほか、傷害・疾病の治療費用が各200万円、賠償責任補償が最高2000万円付帯します。携行品損害や救援者費用もあり、トータルで海外での事故をカバーできるでしょう。
国内旅行保険は、最高5000万円の補償です。入院1日あたり5000円、通院1日あたり2000円の補償もつきます。旅行中に手厚い補償を受けたい場合は、旅行代金のカード支払いを忘れないようにしましょう。
カードによっては旅行代金を決済する必要がない「自動付帯」タイプもあるため、複数枚のカードを保有しておくと便利です。基本的に、クレジットカードの旅行保険は複数枚の補償を利用できます。
スマホやノートPC、ゲーム機などへの保険
UCプラチナカードは、保有している通信端末に補償がつくのが特徴です。スマホだけでなく、パソコンやモバイルゲーム機も補償の対象です。変わったところでは、モバイル音楽プレーヤーも補償されます。
補償対象の条件はいくつかあり、すべてを満たす場合に修理代金が補償される仕組みです。Wi-Fi対応の端末であることや本人または家族が利用している端末であることなど、条件を確認しておきましょう。
なお、修理代金が補償されるのは年1回、3万円までです。アメックスにも似たサービスがありますが、スマホ限定のサービスとなります。パソコンなどの通信機器を利用しているなら、UCプラチナカードが最適です。
最高300万円のショッピング安心保険
UCプラチナカードを保有していると、カードで購入した商品が補償されます。破損・盗難などの偶然な事故で、商品に問題が発生したときが補償の対象です。
補償期間は商品購入日から90日で、年間の限度額は300万円までとなります。補償が適用されたときの自己負担額は1事故につき1万円です。1万円未満の損害は対象外のため、注意しましょう。
一部、補償の対象とならないケースもあります。義歯・コンタクトレンズなどの装着タイプのものや、商品券・現金などは対象外です。そのほか、食料品や通販購入で輸送中の商品も補償の対象となりません。
カードショッピングで商品を購入したとき、万が一故障や破損などがあればカード会社に相談してみましょう。
プラチナならではの特典は?
UCカードには、プラチナカード限定の特典が付帯しています。Visaのプラチナ会員向けの特典もあり、内容は多彩です。グルメ・ショッピングで使える優待や、予約代行を依頼できるコンシェルジュサービスについて見てみましょう。
グルメ、ショッピングなどの優待
UCプラチナカードは、日常生活で使える特典も豊富です。「Visaプラチナ ラグジュアリーダイニング」は、対象の飲食店で使える5000円相当の割引チケットがもらえます。
「Visaプラチナ ホテルダイニング」では、ホテルの飲食店で使える3000円相当の割引チケットが特典です。
レストランやホテルの利用が多い人は、大幅な割引が狙えます。ラグジュアリーダイニングは2万円以上の決済で1枚の割引チケットが利用でき、月間1枚が上限です。月間のトータル発行枚数に制限があるため、早めに申し込みましょう。
ショッピングでも、会員限定の割引が活用できます。「成城石井」のオンラインショップでは、会員向けクーポンの適用で5%割引です。家具ECサイト「FLYMEe」や、ブランドモール「FARFETCH」などでも割引クーポンが利用できます。
買い物や食事のときは、カードの優待店を積極的に活用しましょう。
コンシェルジュサービス
UCプラチナカード会員は、Visaプラチナ コンシェルジュ・センターを利用できます。国内からの連絡先は、0066-3380-0554です。海外からの利用は、専用ダイヤルを利用しましょう。
コンシェルジュサービスは、予約代行や情報提供をするサービスです。旅行の相談やゴルフ場の予約など、レジャーの際に活用できます。
24時間対応で、多忙な人でも目的に合わせてスムーズに予約ができるでしょう。わずらわしいチケットの手配やホテル予約など、手間のかかる作業を任せられるのが魅力です。
プライオリティ・パス無料特典はなし
「プライオリティ・パス」は、ハイステータスカードの特典として付帯することの多いラウンジサービスです。世界各国の空港ラウンジが利用できます。
UCプラチナカードには、プライオリティ・パスの無料特典は付帯していません。ゴールドカードと同様の「UC国内空港ラウンジサービス」が付帯し、一部のカードラウンジは利用が可能です。
年会費がUCプラチナカードを下回る「楽天プレミアムカード」には、プライオリティ・パスが付帯しています。空港ラウンジサービスを重視するときは、カード提示で使えるラウンジを把握しておきましょう。
入会方法や審査基準は?
UCプラチナカードは、どのような人が申し込みできるのでしょうか?申し込み資格や、一般的な審査項目を知っておきましょう。入会方法も解説します。公式サイトから直接申し込むだけでなく、ポイントサイト経由で入会すると多くの特典が得られます。
成人で安定収入がある人が申し込める
UCプラチナカードの申し込み対象は、学生・未成年を除く安定収入のある人です。審査には、一定の社会的信用が求められます。
年収の要件があるため、何らかの形で働いている人が対象です。申し込みの際は、職業や勤務先、年収を正確に入力しましょう。
クレジットカードの年収確認は、一定以上のキャッシング枠を設ける場合を除いて自己申告です。勤務先や雇用形態から年収は推測できます。審査をスムーズに通過するためにも、年収は正しく入力しましょう。
家族カードの申し込みは、本カード会員と同姓かつ同一生計の配偶者・親子に限ります。
お得な入会方法
UCプラチナカードは、公式サイトから申し込みができます。「新規入会キャンペーン」も行われており、2021年12月31日まではショッピング利用の20%分の大幅なボーナスポイント獲得が可能です。
カードを発行し、入会月の2カ月後の末日までに利用したショッピング利用額が対象となります。還元ポイントの上限は2000ポイントです。カード利用5万円まで20%還元が適用され、お得にカードが利用できます。
公式サイト以外でポイント還元を狙うなら、「ポイントサイト」を活用しましょう。カード発行でポイントサイト独自のポイントが還元され、現金や電子マネーなどに交換ができます。
「ポイントタウン」でもUCプラチナカードの広告が掲載されており、ポイントサイト経由で高額還元も狙えるでしょう。
まとめ
UCプラチナカードは、年会費1万円台で持てるプラチナカードです。付帯保険やカード独自の特典など、上位カードならではのサービスが多数あります。
新規入会キャンペーンも行われており、ポイントサイト経由での申し込みも可能です。プラチナカードを持ってみたい人は、まず申し込み条件をチェックしましょう。