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FASIOビジネスカードは起業直後でもOK。入会の必要書類は?

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2021.12.23
by ドットマネー編集部

FASIOビジネスカードとは

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FASIOビジネスカードはライフカードが発行しています。提携先の「ファシオ・コンサルティング」は税理士事務所が本業で、ビジネスを営む法人・個人事業主にもなじみ深い会社です。

FASIOビジネスカードは個人事業主でも利用でき、年会費無料で発行できるなどメリットも多いでしょう。

個人事業主、法人向けの提携カード

FASIOビジネスカードは、事業を営む人向けのカードです。法人・個人事業を問わず代表者が入会できます。

カードランクは、スタンダードとプレミアムゴールドの2種類です。スタッフ用のカードも発行でき、業務を効率化しやすいのが魅力といえるでしょう。

FASIOビジネスカード|年会費無料でポイントが貯まる

スタンダードカードは年会費無料

FASIOビジネスカードは、スタンダードカードが年会費無料です。プレミアムゴールドも初年度年会費無料、次年度以降2200円(税込)とリーズナブルな設定になっています。

スタンダードカードなら、追加カードも無料です。プレミアムゴールドは、1枚あたり2200円(税込)の年会費がかかります(初年度無料)。

ビジネスカードの中には、1万円を超える高額な年会費を設定しているものもあります。年会費無料のカードは、試しに利用を検討しているという事業者にも最適です。

年会費無料のビジネスカードはいくつかありますが、FASIOビジネスカードは特典も充実しています。ポイントも貯まり、ビジネス利用でもお得に使えるでしょう。

FASIOビジネスカードの特典

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FASIOビジネスカードを発行すると、どのような特典を利用できるのでしょうか?提携先である「ファシオ・グループ」のサービスを利用しているなら、多くの特典が活用できます。会計ソフトの年会費優遇サービスもあり、ビジネス利用に最適です。

ファシオ・グループのサービス利用が無料

FASIOビジネスカードは、「ファシオ・グループ」のサービスを利用したい人に適しています。初回相談の無料化や各種サービスの優遇など、入会で使える特典が豊富です。

ファシオ・コンサルティングでは、税務に関する初回相談30分が会員優待で無料になります。金額としては7500円相当となり、年会費無料でありながら大きな特典といえるでしょう。

さらに、ファシオ行政書士法人やファシオ社会保険労務士事務所でも同様の特典があります。年1回のみとなりますが、専門家に相談したいときはカード会員になってからの利用を検討しましょう。

弥生クラウドが初年度無料で使える

FASIOビジネスカードは各会計ソフトと提携し、特典として利用料金を優遇しています。

「弥生会計オンライン」「弥生の青色申告オンライン」が最大14カ月無料です。弥生会計オンラインだけでも年2万6000〜3万円相当の割引となり、大幅に経費が節約できます。

その他、ライフカード共通の特典として「freee」の年会費優遇サービスもあります。会計ソフトを業務で利用してみたいときも、FASIOビジネスカードを検討しましょう。

Mastercard ビジネス・アシストで経費節約

FASIOビジネスカードは「Mastercard」の共通特典も利用できます。Mastercardはビジネス利用にも特化しており、「Mastercard ビジネス・アシスト」を利用できるのが特徴です。ビジネス・アシストでは、会員限定の割引・優待サービスを利用できます。

JTBベネフィットの「えらべる倶楽部」は、従業員向けの福利厚生を提供する会員制サービスです。年会費が割引になり、お得に利用できるでしょう。

ソフトバンクの通話料割引も利用できます。通話料が20%割引となり、ビジネス経費を節約できるのが魅力です。

プレミアム・ゴールドは各種保険を付帯

スタンダードカードはシンプルな構成ですが、プレミアム・ゴールドには保険が付帯しています。ライフゴールドカードと同様の保険が付帯し、ビジネス面でさまざまな補償を受けられるのが特徴です。

海外・国内旅行傷害保険は、最高1億円の補償がセットされています。疾病・傷害の治療費用など、不測の事態に備えられる保険です。出張などビジネス関係の宿泊を伴う移動にも、傷害保険が付帯していると安心できます。

空港ラウンジサービスも対象となり、国内26カ所の空港ラウンジが無料で利用できます。飛行機での移動の際も、気軽に休憩を取れるでしょう。

シートベルト障害保険やショッピングガード保険が付帯するのが魅力です。

FASIOビジネスカードの支払方法、機能

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FASIOビジネスカードは、個人向けのクレジットカードと同様「分割払い」や「リボ払い」に対応しています。キャッシング枠も付帯し、現金を借りたいときにも便利です。複数の追加カードを発行できるため、従業員に配布して業務効率化も目指せます。

分割払いやリボ払いにも対応

FASIOビジネスカードは、分割払い・リボ払いにも対応しています。必要に応じて、月の支払いをコントロールできるのが魅力です。

分割払いは複数回に支払いを分けるもので、リボ払いは事前に設定した金額を毎月支払います。どちらも原則金利がかかりますが、支払いを遅らせたいときに便利です。

法人カードは一括払い専用のものが多く、月によって余裕の有無が変わる事業者には使いにくさがあります。

なお、支払い後の変更は受け付けていないため、カードを利用する際にどのように支払うかを申し出ましょう。店舗によって分割払い・リボ払いを受け付けていないケースもあります。

キャッシング機能も使える

現金が必要になったとき役立つのが、現金をATMで借りる「キャッシング機能」です。キャッシング機能を付帯するかは自由ですが、何かあったときのために付帯しておくと資金面の不安が減るでしょう。

利用できるのは、代表者カードのみです。従業員カードではお金を引き出せず、代表者に権限があります。

なんらかの事情で現金が必要なときだけでなく、海外出張中に現地ATMで外貨を引き出せるのもメリットです。ビジネスカードと個人用カードを持って行くだけで、出張中の経費と私用の費用が分けられます。

気軽に現金を引き出せるのもメリットです。資金の融資を受ける場合は通常担保や保証人が求められますが、クレジットカードのキャッシングなら限度額まで自由に借りられます。

無料の追加カード

FASIOビジネスカードは、本カード以外に追加カードが発行できます。「ETCカード」と「従業員カード」の2種類です。必要に応じて申し込みをしておきましょう。

カードランクを問わず、「ETCカード」の発行は無料です。ETCカードは高速道路料金を支払うためのカードで、ETCレーンを使ってノンストップで精算できます。

代表者が車で移動するとき、会社用のETCカードで決済すると経費が分かりやすいでしょう。なお、FASIOビジネスカードに追加できるETCカードは、1枚のみです。

従業員名義でのカード発行を考えるなら、複数枚のETCカードを追加できるビジネスカードを検討しましょう。

その他の追加カードとして、スタッフ分のクレジットカードを最大3枚まで発行できます。ゴールドカードには年会費がかかりますが、スタンダードカードは無料です。

カードが届いたら、本カードだけでなく従業員用のカードも会計ソフトと連携しましょう。経費の流れが一目で分かります。

FASIOビジネスカードの入会方法

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FASIOビジネスカードは、公式サイトから申し込みができます。必要な書類や、申し込む前に知っておきたいカード発行までにかかる日数の目安を知っておきましょう。カードを申し込む前に書類をそろえておくと、発行までがスムーズに進みます。

入会申し込みの必要書類は本人確認資料

入会には、個人でカードを発行するのと同様に「本人確認書類」が求められます。法人または、個人事業主の身分を証明する資料が必要です。

法人の場合は一般的に、会社の所在地や概要を証明する「登記簿謄本」が求められます。6カ月以内に発行された新しいものが必要となるケースが多く、申し込みを決めた後に発行するのが確実です。

代表者の本人確認書類も必要です。事業の内容や会社設立の有無に応じて、必要書類を準備しておきましょう。

なお、財務資料は不要です。FASIOビジネスカードは創業期でも発行しやすいカードを目指しており、事業を始めたばかりで過去の財務状況の証明ができない人も申し込みができます。

スピーディーな審査、カード発行

FASIOビジネスカードをオンラインで申し込むと、最短3営業日で審査が完了します。公式サイトから個人情報を入力し、支払い口座の設定を行いましょう。

カードが届くまでの目安は、最短1週間ほどです。審査の時間に応じてさらに日数がかかる場合もあるため、時間に余裕を持って申し込むことをおすすめします。

法人カードの申し込みでは、会社の信用力および代表者の個人情報が確認されます。代表者に自己破産、過去の延滞情報がある場合は不利です。信用情報機関の「ブラックリスト」に登録されている可能性があり、クレジットカードの発行が難しくなります。

信用情報は数年間経過後に削除されますが、クレジットカードの利用履歴がない「スーパーホワイト」と呼ばれる状態となり、敬遠される可能性もあるでしょう。発行しやすいクレジットカードで信用を積み、ビジネスカードの発行を目指しましょう。

申し込みの際は審査が滞らないよう間違いを防ぎ、よく確認した上で提出するのも大切です。

まとめ

法人や個人事業主で「ビジネスカード」を発行したいときは、かかるコストや特典を確認しておきましょう。FASIOビジネスカードには、顧問料や会計ソフトの年会費が優遇されるなど、事業運営に役立つ特典が付帯しています。

スタンダードカードは年会費無料で、コスト面も優秀です。充実した保険や付帯サービスを求める場合は「プレミアム・ゴールド」を検討しましょう。オンライン申し込みでは審査が最短3営業日で完了するなど、すぐにカードを発行したい事業主に向いています。

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