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ブラックカードはどうすれば所有できる?ハイステータスカード一覧

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2022.03.22
by ドットマネー編集部

一度は持ってみたい憧れのブラックカード

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普段からハイクラスカードを利用していると、さらに上のランクのカードが気になることも増えてきます。芸能人など、特別な人だけが持てる印象の「ブラックカード」は、どのような特徴を持っているのでしょうか?

クレジットカードの最高ランクとは

カード会社では、利用実績の高い顧客を優遇するサービスとして、カードにランクを設けています。一般カードの上には「ゴールド」「プラチナ」などがありますが、最高ランクとして「ブラックカード」を設けているカード会社も多いのです。

1999年に、アメリカ生まれのカード会社「American Express」がブラックカラーの「センチュリオンカード」を発行したことが始まりといわれています。日本では2002年からの取り扱いです。

なお、名称の違いにより、最上位のカードが「ブラック」でないケースもあります。しかし、多くの会社が最高ランクのカードとしてブラックカードを定めており、「最高ランクのカード=ブラックカード」と認識されているのです。

限度額なし、コンシェルジュ付などの特長

ブラックカードを持つと、ゴールド・プラチナよりも「カード利用の限度額」が引き上げられるのがメリットの一つです。

ほかのランクのカードは「利用額100万円」など、あらかじめカード会社側によって決められた限度額が提示されています。

一方で、ブラックカードは固定の限度額は設けず、「顧客の信頼度により個別に金額が決まる」のが特徴です。ランクの高いカードでも限度額が足りないと考える層には、うれしいサービスでしょう。

また、専用のコンシェルジュサービスも付帯しています。コンシェルジュサービスはブラックカード以外でもありますが、ランクごとに専用窓口が設けられるのが特徴です。

最上位ランクのブラックカードなら保有者数も少なく、きめ細やかなサービスが期待できます。コンシェルジュサービスの主な利点は、各種チケット・レストラン・ホテルなどの選定や予約を任せられることです。秘書に依頼するようなイメージで、自分に合ったサービスを提案・予約してくれます。

アメックス最高峰センチュリオン・カード

アメックスのアメリカ版サイトを見ると、「センチュリオンカード(ブラックカード)」が表示されます。最高ランクのブラックカードとして知られていますが、日本の公式サイトにはその存在は記載されていません。

年会費は3000米ドルで、ほかのハイクラスカードに比べても高額です。日本人にも保有者はいますが、招待の条件や存在は非公表です。

年収や利用実績など、総合的に判断されます。年間利用額が数千万円以上など利用金額だけでなく、カードの用途や継続的な利用も条件の一つといえそうです。

なお、センチュリオンカードでは何でも購入できるとうわさされていますが、個人に合わせて限度額が設定されています。

映画「007」の中でセンチュリオンカードが高額決済に使われていたこともあり、何でも買えると話が広まったようです。

出典:International Dollar Card Consumer Card Agreements | American Express IDC

インビテーションを受けるために必要なこと

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カード会社から招待を受け、ブラックカードを発行するには複数の条件を満たす必要があります。カード会社によって多少異なるようですが、主に本人の社会的地位やカードの利用金額などが重視される傾向です。

社会的地位がある

ブラックカードの発行には、会社役員・医師・著名人など社会的地位も関わってきます。社会的地位が高い人は、継続的な高収入が見込めることもありブラックカードの発行条件に合致しやすいのです。

もちろん、社会的地位だけで招待されるわけではありません。年収やこれまでの利用実績、勤務先などさまざまな要素が関わっています。条件が固定されていないこともあり、大企業勤務以外でブラックカードの発行に至るケースもあるでしょう。

カード会社からの招待で発行が叶う「インビテーション制」のブラックカードの多くは、はっきりとした条件の目安が公開されていません。数年かけて利用実績を積み、インビテーションを待つことも考えておきましょう。

最上位カードを持つのにふさわしい使い方

インビテーション制のブラックカードは、ゴールド・プラチナカードなど下位ランクのカードを利用しているうちに「グレードアップ」という形で招待を受けます。

ブラックカードを利用したいと考えるなら、まずはゴールド・プラチナカードを申し込みましょう。ただし、カードを保有しているだけでは、招待の可能性は低くなります。

ブラックカードは優良顧客向けの特別なカードでもあり、発行には「カード決済の金額」が重視されるのです。年間のカード利用金額が多いほど、招待の可能性は高まります。

ただ使えばよいわけではなく、利用している店舗の傾向や支払い方法など「上位カードにふさわしい人物であるか」を総合的に判断されていると考えましょう。

富裕層らしい最上位カード

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最上位カードには、ほかのランクのカードでは見られない特典・サービスも付帯しています。カード本体も豪華な仕上げとなっており、持っているだけでステータスが感じられるはずです。富裕層にふさわしい特徴を持つハイクラスなカードを紹介しましょう。

Visa Infinite

Visaカードの最上位カード「Visa Infinite」は、カード発行会社から案内を受けた人のみが発行できるカードです。

主なサービスとして、24時間365日対応が可能な「コンシェルジュ・サービス」があります。Visaの「Visa Infiniteコンシェルジュ・サービス・センター(VICC)」が旅行のサポートやホテル・レストランの予約などを手配してくれるサービスです。

電話だけでなくオンラインでも対応しており、忙しいときでも利用しやすいでしょう。そのほか、最大1億円以上の旅行傷害保険や、空港ラウンジサービスもカード会社によって付帯されます。

空港宅配サービスやゴルフ割引など、ハイクラスカードの共通特典も魅力的です。プライベートジェットやヘリコプターのチャーター料金割引など、ハイクラスカードならではのサービスもあります。

Visa Infiniteカードについて

Mastercard Gold Card

「MasterCard Gold Card」は、ハイステータスな「ラグジュアリーカード」のうちの一つです。ブラックカードの上にゴールドカードが位置しています。24金製の金属製カードで、カード本体の価値も高いでしょう。

年会費は22万円(税込)ですが、初年度年会費は半額の11万円(税込)となります。ポイント還元率は「1.5%」と、クレジットカードの中でも高還元です。貯めたポイントは、各航空会社で「1ポイント=3マイル」に交換もできます。

コンシェルジュサービスやホテルの優待、空港ラウンジが使える「プライオリティ・パス」の付帯など特典も豊富です。国内外の旅行傷害保険や航空遅延保険など各種保険も付帯し、旅行の際にも役立つでしょう。

ラグジュアリーカード - ゴールドカード - | 新生銀行

ダイナースクラブプレミアムカード

「ダイナースクラブプレミアムカード」は、ダイナースの最上位カードです。限度額は一律の制限がなく、年会費は14万3000円(税込)となっています。

ダイナースクラブカードは「タマホーム」とも提携し、住宅購入費用が決済できることも特徴です。「1回払い」に限りますが、限度額が会員ごとに定められるプレミアムカードなら必要な金額に達することもあるでしょう。

海外・国内旅行傷害保険は自動付帯となっており、最高1億円まで補償されます。ダイナースに対応していない店舗をカバーしたい場合は、Mastercardブランドの「ダイナースクラブ プレミアム コンパニオンカード」の会費も無料です。

24時間専用のコンシェルジュが対応してくれるだけでなく、空港ラウンジの利用やレストランのコース料金が割引される「エグゼクティブ ダイニング」など豊富な特典が利用できます。

ダイナースクラブ プレミアムカード | ダイナースクラブカード 日本で最初のクレジットカード

ANAダイナース プレミアムカード

「ANAダイナース プレミアムカード」は、マイルも貯めたい人に最適なカードです。招待制で、限度額は基本的に制限がなく個別に設定されます。

年会費は17万500円(税込)で、家族カードは無料です。入会時と毎年継続時にそれぞれ1万マイルが付与されるのが特徴で、マイルの有効期限もありません。フライトマイルには、「区間マイレージ×クラス・運賃倍率の50%」のボーナスがつきます。

ポイント還元率は通常「100円につき1マイル」ですが、「ANAカード・マイルプラス」と「プレミアム・ボーナスプログラム」により、ANAグループでの利用は最大4.5%の還元です。加盟店以外のショッピング利用でも、1.5%のマイルが貯まります。

国際線のANAラウンジやダイナースクラブの銀座プレミアムラウンジが無料で利用できる特典や、最高1億円の旅行保険が自動付帯するのも特徴です。

ANAダイナース プレミアムカード | カードラインナップ | ダイナースクラブカード 日本で最初のクレジットカード

持ち続けやすく、充実の特典

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ブラックカードは年会費が数十万円になることも多く、経済的にも負担がかかります。しかし、年会費数万円でブラックカードを維持できるカード会社もあるのです。最上位カードならではの特典と、手頃な年会費を併せ持つカードを紹介しましょう。

JCBザ・クラス

「JCBザ・クラス」はJCBオリジナルカードの最上位カードとして知られ、年会費は5万5000円(税込)と言われています。JCBカードはプラチナカードでも年会費2万7500円(税込)と比較的会費が抑えられており、負担が少ないカードです。

JCBザ・クラスは招待制で、基準は公開されていません。最上位カードとしては手頃な年会費でありながら、特典は充実しています。

ザ・クラス会員の専用コンシェルジュデスクは、24時間365日手配や予約を行ってくれる手厚さです。また、年に1回「メンバーズ・セレクション」として、厳選アイテムの中から選べるプレゼントがもらえます。

特典は不定期に追加されており、会員制の飲食店に入店が可能となる「一匙(ひとさじ)」などの限定特典も知られています。

JCBザ・クラス|クレジットカードなら、JCBカード

楽天ブラックカード

「楽天ブラックカード」は公式サイトでは詳細が明かされておらず、プライオリティ・パスの「プレステージ」が付帯していることがわかるのみです。

プレステージランクは1年間何度でも世界1300カ所以上の対象ラウンジが無料で利用できる、プライオリティ・パスの中でも最高のランクとなっています。

楽天の最上位カードとして、招待制を取っているのも特徴です。年会費は3万3000円(税込)と言われており、ブラックカードの中では格安といってよいでしょう。

インビテーションの条件も明かされていませんが、主にワンランク下の「楽天プレミアムカード」の利用実績が重視されるようです。まずは楽天プレミアムカードを発行し、積極的に利用することで招待に近づけるでしょう。

楽天プレミアムカード会員様がご利用いただけるラウンジ紹介

まとめ

ステータスの高さや特典が魅力の最上位カードは、基本的にカード会社の招待を受けることで発行できます。利用実績やカード申し込み時の個人情報など、招待の条件はさまざまです。

ブラックカードを持ちたいと考えるなら、まずは目的とするカード会社を定めてハイクラスカードを発行してみましょう。最上位カードにふさわしい人物と認められると、グレードアップが叶います。

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