リクルートカード家族カードのメリット
リクルートが発行する「リクルートカード」では、家族カードが発行できます。家族カードを発行するメリットを見ていきましょう。
1.2%以上の高還元で年会費が無料
リクルートカードは、100円につき1.2ポイントが還元されます。家族カードも同じで、還元率は1.2%です。
本会員と同じく、家族カードも年会費無料で発行できます。クレジットカードのポイント還元率は0.5〜1%が主流なので、リクルートカードの還元率は高水準です。
維持費がかからずポイント還元率も高いカードは、家族全員お得に使えます。家族が使う生活費も含めてポイントを貯めたいなら、リクルートカードを検討しましょう。
家族のポイントを合算できる
リクルートカードの家族カードを使うことで、ポイントを本カードと合算できます。家族全員分のポイントが本会員のカードに貯まるので、目標ポイントに達するのも早いでしょう。
リクルートは、さまざまなサービスを運営しています。レストランやサロンを予約できる「ホットペッパー」もその一つです。
家族でホットペッパービューティーを利用して予約をすると、カード還元とは別に2%分のポイントが貯まります。ホットペッパーグルメの予約では50ポイント×人数分、お食事券の購入では2〜10%の還元です。
また、リクルートカード決済で貯まる1.2%は、Pontaポイントまたはdポイントに1ポイント=1ポイントとして交換できます。
ホットペッパーの利用で貯まる2%分は、Pontaポイント・dポイント・リクルートポイントの3種類からポイントを選びましょう。
生活費の見える化に役立つ
本会員が一括して支払う家族カードは、全体の生活費を把握するのに役立ちます。家族それぞれが使った金額もまとめて確認でき、家計管理におすすめです。
夫婦で両方が働いていると個別のお金の流れが見えにくくなりますが、家族カードを使えば相手がどんなことにお金を使っているか把握しやすいでしょう。
1人暮らしをしている学生の子どもの家計を把握したいといった場合にも便利です。ただし、家族カードの利用上限は「本会員の利用限度額」に含まれています。誰かが使いすぎてしまった場合は、カードが使えなくなるため注意が必要です。
電子マネーチャージも一部ポイント対象
リクルートカードの魅力は、他社が発行する電子マネーのチャージでポイントが貯まることです。月間の上限や対象外の電子マネーもありますが、普段からキャッシュレス決済を使っている人は使いやすいでしょう。
ポイント対象のカードはめずらしい
多くの電子マネーは、「クレジットチャージ」が可能です。しかし、「チャージできるクレジットカードが制限されている」か、「クレジットチャージをしてもポイント還元対象外」のカードが多くなっています。
リクルートカードは、Visa・Mastercardの場合「楽天Edy」「モバイルSuica」「SMART ICOCA」へのチャージで1.2%分のポイントがつきます。
JCBに限りポイント還元の対象が「モバイルSuica」のみとなりますが、チャージをするだけでポイントが還元されるのは魅力です。
電子マネーの利用でもらえるポイントは通常に加算され、ポイントの二重取りもできます。
本会員と合算で月間3万円まで
リクルートカードの電子マネーチャージで還元されるポイントは2018年4月16日以降、月間の上限があります。本カードと家族カード合わせて、チャージ金額が3万円までポイント還元の対象です。
電子マネーのチャージで効率的にポイントを貯めるには、家族全員の利用金額を把握するようにしましょう。また、個別にリクルートカードを発行できる場合は、家族がそれぞれ本会員になる方がポイント還元対象の金額は上がります。
夫婦と子どもが3人でカードを利用する場合、本カード1枚・家族カード2枚では月間3万円ですが、本カード3枚にすると1人あたり3万円までポイント還元対象です。
家族カードを発行する方法
リクルートカードの家族カードを申し込むには、まず申し込みの条件を確認しましょう。追加カードとして別途申し込むだけでなく、新規入会と同時申し込みも受け付けています。それぞれの手順を見ていきましょう。
家族カード発行に審査はある?
家族カードの発行で、本会員と同等の収入や信用度があるか審査をすることはほとんどありません。審査がある場合でも簡易なもので、カード会社が「家族会員」として認めると入会ができます。
リクルートカードの家族カード申し込み条件は、「本会員と生計を同一にする配偶者・親・子供」です。子どもの場合は高校生を除く18歳以上と定められています。
なお、本会員が学生の場合は家族カードの発行はできません。申し込み条件を満たしていない場合は家族カードが発行できない可能性もあるため、確認しておきましょう。
本会員の入会と同時に申し込み
本会員がリクルートカードを申し込むときに、家族カードも一緒に申し込みができます。家族のカードを作りたい場合には、新規入会時にまとめて申し込みましょう。
オンラインで申し込む場合は、入会申し込みフォームから「家族カードの申し込み」欄で「同意して申し込む」を選択します。1枚目の入力を終えると、複数枚の申し込みも可能です。
国際ブランドやキャンペーン時期によっては、新規入会時に家族カードに申し込むことでポイントを獲得できる場合もあります。少しでもお得に家族カードを作りたいのであれば、新規入会を狙いましょう。
本カード発行後、追加で申し込み
本カードを発行した後に別途家族カードを追加したいときは、それぞれのカード発行会社公式サイトより申し込みをしましょう。
家族カード申し込みページから申込書を請求すると、自宅に書類が届きます。必要事項を記入して返送しましょう。
家族カードの申し込み状況・発行状況を知りたいときは各国際ブランドのカード会社へ問い合わせが必要です。カードが届かない場合は、本カードの国際ブランドを見て該当のカード会社へ問い合わせましょう。
家族カードで利用できるサービス
家族カードは、本会員と同じようにサービスを受けられるのでしょうか?一部本会員のみができる手続きなどはありますが、基本的にサービス内容は同じです。家族カードでも利用できるサービスを紹介しましょう。
基本的には本会員と同じ
家族カードは、本会員と同じ国際ブランドで同じ条件のカードが発行されます。機能も基本的に本会員と同じです。
海外・国内旅行保険やショッピング保険も付帯し、家族にも同様の補償があります。万が一の補償が無料で付帯し、旅行や購入商品のトラブルのときも安心です。
国際ブランドを問わず、海外旅行保険は最大2000万円、国内旅行保険は最大1000万円の補償がつきます。保険の適用は、旅行代金をリクルートカードで支払う「利用付帯」です。
それぞれETCカードを発行できる
家族カードを発行すると、それぞれのカードに対して「ETCカード」が発行できます。家族の中に車を運転する人が複数いる場合は、カードごとに発行しましょう。
高速道路料金をETCカードで支払うと、1.2%のポイントが還元されます。さらに、高速道路料金の支払いに対して「ETCマイレージ」が貯まり、貯まったマイレージの交換で無料通行が可能です。
ETCカード限定の時間帯割引サービスもあり、車に乗る機会が多い人は持っておくと便利でしょう。年会費は無料ですが、Visa・Mastercardは新規発行手数料として1000円かかります。
3Dセキュアも利用できる?
「3Dセキュア」はネットショッピングの際にパスワードなどを利用し、安全性を高める「本人認証サービス」です。
「国際ブランド」「カード発行会社」「利用するショッピングサイト」が3Dセキュアに対応している場合に使えます。
リクルートカードには3種類の国際ブランドがあり、すべて3Dセキュアに対応しています。Visa・Mastercardは三菱JFJニコスと提携しており、「MUFG WEBサービス」への登録で3Dセキュアの設定が可能です。
JCBは「My JCB」への登録で3Dセキュアの設定ができます。家族カードに3Dセキュアを設定するには、「家族会員」が「家族カード」をWEBサービスに登録しましょう。
まとめ
リクルートカードの家族カードは、年会費無料で発行できます。家族でカードを統一したいときは、検討しましょう。
家族カードには旅行保険やショッピング保険が付帯し、ポイントも本会員との合算により貯められます。家計費を一括で管理したいときにも、活用してみましょう。