夜職で働いていると「カードローンの審査に通るのか不安」「勤務先に知られずに借りられるのか」と悩む人は多いものです。生活費や急な出費に備えて借りたいと思っても、実際に自分が利用できるのか不安で一歩を踏み出せない人もいるでしょう。
ですが、夜職でも一定の収入があれば利用は可能で、審査通過率も比較的高い傾向にあります。特に消費者金融カードローンはWeb完結や無利息期間など便利なサービスがあり、安心して利用しやすいのが特徴です。
本記事では、夜職でも通りやすいおすすめのカードローンと、審査の仕組みや選び方、注意点などを詳しく解説します。
即日でお金が必要な人 | プロミス、アイフル、アコム |
---|---|
返済をラクにしたい人 | プロミス、レイク、SMBCモビット |
- 夜職でも通りやすいおすすめのカードローン5選
- プロミス
- アイフル
- アコム
- レイク
- SMBCモビット
- 夜職でもカードローンは利用できる?
- 夜職だとカードローンが組みにくいといわれる理由
- 収入が現金払い・不安定とみなされやすい
- 勤続年数が短いと審査で不利
- 在籍確認の連絡が取りづらいケースがある
- カードローンの審査では何が見られる?
- 【返済能力】年収と他社借入状況
- 【信用情報】過去の延滞や債務整理歴
- 【雇用状況】雇用形態と勤続年数
- 夜職に向いているカードローンの選び方
- 銀行系より借りやすい消費者金融カードローンがおすすめ
- 即日可?融資までのスピードをチェック
- 在籍確認・郵送物なしならバレにくい
- 無利息期間があれば返済がラクに
- カードローンの申込の流れと必要書類
- 申込から借入までのステップ
- 申込前に準備したい書類一覧
- 夜職の人がカードローンを利用する際の注意点
- 勤務先・収入を正直に申告する
- 希望借入額は低めに設定する
- アリバイ会社の利用は絶対にNG
- ヤミ金や「審査なし」を謳う悪徳業者に注意
- 安全な借入を見分けるポイント
- 正規登録業者・貸金業協会の会員かどうか
- 金利や利用規約が法定範囲内かどうか
- 夜職の人がお金を借りる際によくある質問
- 勤務先にバレずにカードローンを組める?
- 夜でも即日融資できるカードローンはある?
- 夜職の場合「勤務先・職務先」には何と書けばいい?
- 夜職でも車のローンは組める?
- 複数のカードローンを同時に使える?
- まとめ:夜職でも自分に合ったカードローンを選べば借入は可能!
夜職でも通りやすいおすすめのカードローン5選
即日融資や無利息サービス、在籍確認の柔軟対応など、夜職の人にとって利用しやすいおすすめのカードローン5選を紹介します。自分に合ったサービスを選ぶ参考にしてください。
プロミス
借入スピード | 融資スピード | 最短3分以内 | ◎ |
---|---|---|---|
WEB完結 | 可能 | ◎ | |
口座開設 | 不要 | ◎ | |
金利と借入額 | 無利息期間 | 最大30日 | ○ |
上限金利 | 18.0% | △ | |
借入上限額 | 800万円 | ○ | |
バレにくさ | 在籍確認方法 | 書類提出 | ◎ |
郵送物 | 原則なし | ◎ |
- Web完結・来店不要・郵送物なしのスムーズな手続きが可能
- 最短3分のスピード融資
- 全国どこでも24時間借入・返済可能
プロミスは、利便性の高さで人気がある消費者金融カードローンです。セブン銀行やローソン銀行など、全国のコンビニATMで24時間借入・返済が可能です。
提携ATMでは取引ごとに手数料がかかりますが、プロミスATMや三井住友銀行ATMなら無料で利用できるため、コストを抑えられる点も魅力です。
さらに、Webや公式アプリで申込から契約まで来店不要で完結するため、郵送物を避けたい人や時間が限られる夜職の人に便利です。
利便性とスピードにくわえ、プライバシーへの配慮も備えた、使いやすいカードローンといえるでしょう。申込条件は「18歳から74歳までの安定した収入がある人」で、比較的幅広い層が対象です。
アイフル
借入スピード | 融資スピード | 最短18分 | ○ |
---|---|---|---|
WEB完結 | 可能 | ◎ | |
口座開設 | 不要 | ◎ | |
金利と借入額 | 無利息期間 | 最大30日 | ○ |
上限金利 | 18.0% | △ | |
借入上限額 | 800万円 | ○ | |
バレにくさ | 在籍確認方法 | 書類提出 | ◎ |
郵送物 | 原則なし | ◎ |
おすすめポイント
- 銀行グループに属さない独立系消費者金融サービス
- スマホ一つで取引可能
- 最短18分のスピード融資
アイフルは、銀行グループに属さない独立系の大手消費者金融で、サービスの自由度が高いのが特徴です。最短18分で結果がわかるスピード審査にくわえ、在籍確認も書類で済ませるのが原則で、職場への配慮が必要な夜職の人にとって安心できるポイント。
さらに「毎月日付指定」と「35日ごと」から返済日を選べる仕組みは、収入が不規則になりやすい人にぴったりです。21時までに申込を完了すれば即日融資が受けられるため、夜に急にお金が必要になったときにも利用できます。
スマホアプリを使えばカードレスで借入・返済ができ、セブン銀行ATMなど全国のコンビニから24時間利用が可能。さらに、融資が可能か1秒で診断できるサービスもあり、気軽に利用できるのが特徴です。
アコム
借入スピード | 融資スピード | 最短20分 | ○ |
---|---|---|---|
WEB完結 | 可能 | ◎ | |
口座開設 | 不要 | ◎ | |
金利と借入額 | 無利息期間 | 最大30日 | ○ |
上限金利 | 18.0% | △ | |
借入上限額 | 800万円 | ○ | |
バレにくさ | 在籍確認方法 | 書類提出 | ◎ |
郵送物 | 原則なし | ◎ |
おすすめポイント
- 知名度も高く利用しやすい
- Web完結でプライバシーに配慮
- 最短20分で即日融資が可能
アコムは、三菱UFJフィナンシャル・グループに属する大手消費者金融で、安心感とスピード対応が強みです。審査は最短20分で、即日融資にも対応しています。
初めての利用なら30日間の無利息サービスがあり、短期の借入で負担を抑えられるのが魅力。全国に設置されたアコムATMなら借入・返済ともに手数料が無料です。さらに、提携コンビニATMもあり、時間を気にせず利用できます。
在籍確認は原則として電話を使わず、勤務先に配慮してもらえるため、プライバシーを重視したい人にも安心です。安定した収入があればパート・アルバイトでも利用可能。アプリも使いやすく、カードローンを初めて利用する人におすすめできるサービスです。
レイク
借入スピード | 融資スピード | 最短20分 | ○ |
---|---|---|---|
WEB完結 | 可能 | ◎ | |
口座開設 | 不要 | ◎ | |
金利と借入額 | 無利息期間 | 365日 | ◎ |
上限金利 | 18.0% | △ | |
借入上限額 | 500万円 | △ | |
バレにくさ | 在籍確認方法 | 書類提出 | ◎ |
郵送物 | 原則なし | ◎ |
おすすめポイント
- 最長365日間の無利息サービスで負担が抑えられる
- 21時までの契約で即日融資可能
- 自分に合った返済方法が選べる
レイクは、SBI新生銀行グループが提供するカードローンのため安心感があり、独自のサービスも充実しています。
最大の特徴は、初めて利用する人限定の「最長365日間の無利息サービス」。条件を満たせば利息ゼロで長期間利用できる点は、他社にはない大きな魅力です。審査は最短20分とスピーディーで、21時(日曜日は18時)までに契約を完了すれば即日振込も可能です。
返済方式は、「残高スライドリボルビング方式」と「元利定額リボルビング方式」の2種類があり、シミュレーションを利用して自分に合った方法を選べます。条件次第で長期の無利息利用や即日融資の短期借入ができるなど、多様なニーズに応えられるサービスです。
SMBCモビット
借入スピード | 融資スピード | 最短15分 | ○ |
---|---|---|---|
WEB完結 | 可能 | ◎ | |
口座開設 | 不要 | ◎ | |
金利と借入額 | 無利息期間 | なし | △ |
上限金利 | 18.0% | △ | |
借入上限額 | 800万円 | ○ | |
バレにくさ | 在籍確認方法 | 書類提出 | ◎ |
郵送物 | 電子受取り可能 | ○ |
おすすめポイント
- 電話での在籍確認は原則なし
- アプリから直接PayPayマネーにチャージ可能
- 審査は最短15分で即日融資も可能
SMBCモビットは、利便性に優れたカードローンです。審査結果まで最短15分で、即日融資にも対応しています。無利息期間はないものの、アプリから直接PayPayマネーにチャージできるなど、キャッシュレス時代に合った機能を搭載しているのが特徴です。
さらに、返済時には利息200円につき1ポイントのVポイントが貯まり、貯めたポイントは返済にあてることも可能。日常的にポイントを活用する人にとっては、大きなメリットです。くわえて、三井住友銀行ATMでの借入や返済は手数料無料で利用でき、余計なコストを抑えられます。
勤務先への電話確認は原則なしでWeb完結もできるため、職場や家族に知られにくい点も安心。ほかのカードローンにはない独自の特典が多く、夜職の人にも使いやすいサービスといえるでしょう。
夜職でもカードローンは利用できる?
夜職で働いていても、一定の収入があればカードローンの利用は可能です。審査に不安を感じる人は多いですが、返済能力さえ確認できれば昼職と大きな差はなく、実際に利用している人も少なくありません。勤務先に知られずに申込める仕組みも整っており、夜職の人でも安心して利用できます。
そもそもカードローンとは、契約した限度額の範囲で繰り返し借入と返済ができ、資金の使い道が自由なサービスです。銀行振込やATMを通じてスピーディーに利用できるため、急な出費や予想外の支払いにも対応しやすいのが特徴です。
他のお金を借りる方法と比較すると、以下の違いがあります。
- カードローン:使い道自由・繰り返し利用できる・即日融資に対応しやすい
- フリーローン:一度にまとまった金額を借りる形式・金利は低めだが追加借入は不可
- 目的別ローン:住宅や車など用途限定・低金利だが自由度は低い
カードローンは、ほかのローンよりも柔軟に利用できるため、生活費の補填から大きな出費まで幅広く活用できます。
夜職だと審査に通るのか不安に感じる人もいるかもしれませんが、安定した収入があれば利用できるケースは多くあります。
夜職だとカードローンが組みにくいといわれる理由
夜職の人でもカードローンを利用できる可能性は十分ありますが、一般的な会社員と比べると審査で不利になるケースもあります。ここでは夜職だとカードローンが組みにくいといわれるおもな理由を整理してみましょう。
収入が現金払い・不安定とみなされやすい
カードローンに申込む際には「安定した収入があるかどうか」が基本的な条件となります。夜職といっても勤務形態はさまざまで、固定の月給制で安定している人もいれば、歩合制や日払いで働く人もいます。
さらに、ノルマやインセンティブによって毎月の収入額が大きく変動することもあり、金融機関からは「収入が不安定」とみなされやすいのが実情です。その結果、返済能力を測りにくいと判断され、審査において不利になることがあります。
また、夜職で働く人のなかには確定申告をしていない人や、給与明細を発行していない勤務先で働いている人もいます。収入を証明する書類が用意できないと、金融機関は返済能力を確認できず、結果的に否決される可能性が高まります。
たとえ収入が十分にあったとしても、書面で証明できなければ審査通過は難しいのが現実です。
勤続年数が短いと審査で不利
カードローン審査では「勤務先でどのくらいの期間働いているか」も重要な判断材料になります。夜職は勤務形態の特性上、離職や転職が比較的多く、勤続年数が短くなりがちです。
そのため、金融機関から「収入が長期的に続かないのでは」と見られてしまい、融資に慎重になるケースがあります。
一般的に勤続1年以上であれば審査に通りやすいといわれていますが、夜職の場合は数ヶ月単位で勤務先が変わる人も少なくありません。たとえ収入が高くても「一時的な収入」と判断されやすいのが実情です。結果として、返済能力に不安があるとみなされ、審査で不利になりやすいでしょう。
さらに、夜職は身体的にも精神的にも負担が大きく、長く続けられる仕事ではないと見られやすい点もリスク要因です。一般企業のように定年まで働くケースは少なく「離職率が高い」といわざるを得ません。
金融機関は返済が長期間にわたることを前提に審査を行なうため、将来の収入が安定しないとみなされれば、融資に慎重になってしまいます。
在籍確認の連絡が取りづらいケースがある
カードローンの申込では、申告した勤務先で本当に働いているかを確認する「在籍確認」が行なわれることがあります。しかし夜職は営業が夜間中心のため、金融機関の営業時間中に勤務先へ電話をかけてもつながらないケースがあります。その結果、在籍確認が完了できず、融資が進まないことがあるのです。
また、キャバクラやホストで働いている人は、源氏名を使っていることも多く、金融機関から勤務先に電話があった場合に本人確認がスムーズに進まない場合があります。金融機関としては在籍確認が取れなければ融資を実行できないため、ここも審査のハードルになりがちです。
ただし近年は、勤務先への電話が難しい場合に「健康保険証や給与明細を提出することで在籍確認を代替できる」カードローンも増えてきています。
夜職で勤務先に直接連絡が入るのが不安な人や、営業時間の関係で電話がつながりにくい人は、書類での確認に対応しているカードローンを選ぶのがおすすめです。
カードローンの審査では何が見られる?
カードローンを利用するには、金融機関による審査が行われます。審査ではさまざまな項目が総合的に確認され、返済が滞らないかどうかが判断されます。おもにチェックされるのは以下の内容です。
- 年収
- 勤務状況
- 居住形態
- 家族構成
- 借入履歴
- 信用情報
このなかでも特に重視されやすい3つのポイントについて詳しく解説していきます。
【返済能力】年収と他社借入状況
カードローン審査の大前提は「無理なく返済できるかどうか」です。そのため、申込者の年収と他社からの借入状況および履歴を重視します。申込者の信用情報は信用情報機関に登録されており、金融機関はそこから収入に対する借入の割合や返済履歴を確認します。
特に消費者金融カードローンでは、貸金業法に基づいてすべての借入れの合計額が年収の3分の1を超える借入はできません。すでに他社での借入が多い人や、複数社から少額ずつ借りている人は、新規申込の際に審査で不利になる可能性があります。
また、夜職は歩合制や日払いなど収入が変動しやすい働き方も多いため、返済能力が安定しているかを重視されやすい傾向があります。
収入が不安定な人は、勤務先の給与明細や確定申告書を用意して継続的に収入を得ていることを示すことも大切です。借入件数や金額を整理し、返済計画を立てられる人であれば、夜職でも審査を突破できる可能性は高まります。
【信用情報】過去の延滞や債務整理歴
信用情報とは、ローンやクレジットカードの利用状況が記録されたデータのことです。カードローンの審査では、必ずこの信用情報が確認されます。過去の利用履歴に問題があると「金融事故」と判断され、返済能力があっても審査に通りにくくなる場合があります。
金融事故として登録されるおもなケースは次のとおりです。
- ローンやカード、奨学金の返済を延滞した
- 携帯電話端末代の分割払いを滞納した
- 任意整理・個人再生・自己破産といった債務整理を行なった
これらの情報は信用情報機関に5〜7年ほど記録され、その間は新規でカードローンを利用するのが難しくなります。夜職の人に限らず、信用情報にマイナスの履歴があると審査に不利となる点は同じです。
ちなみに信用情報は、自分で開示請求して確認することが可能です。心配な人は信用情報機関に申請し、事前に自分の信用情報を確認しておくとよいでしょう。
【雇用状況】雇用形態と勤続年数
カードローンの審査では、収入の金額だけでなく「安定性」も見られます。夜職の場合、雇用形態や勤務実態が多様であるため、安定性の評価に差が出やすいのが実情です。
例えば同じ年収が「400万円」であっても、会社員として固定給を得ている人と、個人事業主や歩合制で収入を得ている人とでは見られ方が異なります。
勤務先の規模や知名度によっても印象は変わり、大手企業に所属している場合は信用度が上がる傾向があります。反対に、勤続年数が短い場合や勤務先の規模が小さい場合は、返済能力に不安があると判断されやすい傾向があります。
夜職に向いているカードローンの選び方
夜職の人がカードローンを検討するときは、審査の通りやすさや勤務先に知られにくい仕組み、返済のしやすさを考慮して選びましょう。ここでは夜職に向いているカードローンの選び方を解説します。
銀行系より借りやすい消費者金融カードローンがおすすめ
カードローンは大きく分けて「クレジット・信販系」「銀行系」「消費者金融系」の3種類があります。クレジット・信販系はショッピング利用が中心で、銀行系は金利が低いものの審査が厳しめです。一方で消費者金融系は審査に柔軟さがあり、即日融資やWeb完結に対応している点が特徴です。
夜職の人が利用を検討するなら、このなかでも消費者金融カードローンがおすすめです。銀行系は勤務先や雇用形態を重視するため夜職では不利になりやすいですが、消費者金融は安定した収入があれば審査に通る可能性が十分にあります。勤務先への電話を避け、書類提出で在籍確認を代替できる会社もあり、職場に知られたくない人にも安心です。
また、大手だけでなく中小の消費者金融も視野に入れるのもよいでしょう。中小消費者金融は申込を一件ずつ丁寧に確認してくれるケースが多く、柔軟な判断が期待できます。
大手で審査に落ちてしまった人でも、中小消費者金融なら通過できる可能性もあります。返済計画を立てやすくするため、金利やサービス内容を比較したうえで、自分に合ったカードローンを選ぶことが大切です。
即日可?融資までのスピードをチェック
急ぎでお金を借りたい夜職の人にとって、融資までのスピードは重要なポイントです。消費者金融カードローンのなかには、最短で数分の審査完了を謳う商品もあり、申込から借入までをその日のうちに済ませることができます。銀行系は即日融資に対応していない場合が多いため、スピードを重視する人には消費者金融のほうが適しています。
ただし、即日融資を受けるには条件があり、平日の一定時間までに申込を完了することが求められるケースが一般的です。本人確認書類や収入証明書の提出が遅れると翌日以降の融資になることもあるため、事前準備をしておきましょう。
また、申込方法によってもスピードが異なります。Webでの申込に対応している会社であれば、来店不要でスムーズに手続きを進められます。
在籍確認・郵送物なしならバレにくい
カードローン審査では、勤務先で本当に働いているかを確認する「在籍確認」が行なわれます。このときに勤務先に電話がかかってくることを不安に思う夜職の人も多いでしょう。
実際には在籍確認の電話でカードローンの申込内容が伝えられることはなく、担当者の個人名で連絡されるのが一般的です。それでも「職場に電話がかかるのは避けたい」という人もいるはずです。
近年では、在籍確認を電話ではなく書類で行なえるカードローン会社も増えてきています。また、契約書やカードの郵送を行なわず、Web完結で手続きを済ませられるサービスを提供している会社もあり、職場や自宅に知られるリスクを抑えられます。
無利息期間があれば返済がラクに
短期間だけお金を借りたい夜職の人にとっては、無利息期間があるかどうかもチェックしておきたいポイントです。無利息期間とは、契約から一定期間は利息が発生しないサービスのことで、多くの消費者金融が提供しています。初めて利用する人を対象に30日間の無利息期間を設けているケースが代表的ですが、なかにはそれ以上の長い期間を設定している会社もあります。
この制度を利用すれば、短期間で完済できる人にとっては利息を大きく節約できます。例えば、年18%の金利で30万円を30日間借りた場合、通常ならおよそ4,400円前後の利息がかかりますが、無利息期間を利用すればこの負担がゼロになります。
給料日までの数日間だけお金が必要といったケースでは、無利息期間を活用することで余計な負担をかけずに借入が可能です。
カードローンの申込の流れと必要書類
カードローンを利用する際は、申込から借入までの流れを把握しておくとスムーズに進められます。ここでは、申込手順と用意しておきたい書類を紹介します。
申込から借入までのステップ
カードローンの申込は、現在ではWeb完結が主流になっています。来店不要で24時間いつでも手続きできるため、時間のない夜職の人にも便利です。
- 申込:公式サイトやアプリから必要事項を入力し、必要書類をアップロードする
- 審査:年収や勤務先、信用情報をもとに融資可能かを確認
- 契約:審査に通過したら契約手続きを行ない、利用限度額や金利を確定
- 借入:振込入金で口座に直接入金されるほか、提携ATMからキャッシングも可能
Web申込なら、最短即日で融資を受けられるケースもあります。申込後は確認メールや電話が届く場合があるため、連絡に対応できるよう準備しておきましょう。
申込前に準備したい書類一覧
カードローンで求められるおもな書類は次のとおりです。スムーズに審査を進めるために、必要書類をあらかじめ揃えておきましょう。
- 本人確認書類:顔写真付きのもの
運転免許証、健康保険証、マイナンバーカードなど - 収入証明書類:原則として「1社で50万円を超える借入」または「借入総額が100万円を超える」場合に提出必須
直近2~3ヶ月分の給与明細・最新の源泉徴収票、確定申告書など - 在籍確認に使える書類:会社名が記載されたもの
健康保険証、社員証、直近2~3ヶ月の給与明細、最新の源泉徴収票など
マイナ保険証は会社名が記載されていないため在籍確認には不向きです。収入証明を提出することで在籍確認の電話が省略されるケースもあります。
夜職の人がカードローンを利用する際の注意点
夜職の人がカードローンを利用する際の注意点を紹介します。小さなミスや誤った認識が原因で審査落ちやトラブルにつながることもあるため、しっかり理解しておきましょう。
勤務先・収入を正直に申告する
カードローンの申込では、勤務先や収入を正しく申告することが大切です。審査に通りやすくするために、年収や借入件数をごまかしたくなる人もいるかもしれません。
しかし、カードローン会社が行う審査では、信用情報機関への照会や在籍確認を行うことで、申告の内容との整合性を確認します。虚偽の申告が発覚した場合や不審点がある場合には、かえって審査に時間がかかるうえ、追加書類の提出を求められることもあります。
さらに、嘘が判明した場合は新規の借入ができなくなるだけでなく、すでに借りているお金を一括で返済するよう求められることもあります。安心して借入を行なうためにも、申込情報は正しく申告しましょう。
希望借入額は低めに設定する
カードローン審査では、希望する借入額が多いほど金融機関は慎重になります。高額を一度に申込むと「返済が難しくなるのでは」と見られ、夜職の人にとってはさらにハードルが高くなりがちです。そのため、必要以上に高い金額を希望するのは避けたほうがよいでしょう。
まずは生活費の不足分や急な出費の補填など、当面必要な額に絞って申込むことが望ましいです。少額であれば審査の負担も軽くなり、承認されやすい傾向があります。実際に契約が成立してから利用実績を積み重ねることで、のちに増額の申込が可能になるケースもあります。最初から大きな金額を狙うより、確実に審査を通過することを目標にしましょう。
アリバイ会社の利用は絶対にNG
夜職の人が「審査に通りたいから」とアリバイ会社を利用するのは非常に危険です。アリバイ会社とは、実際には勤務していない職場に在籍しているように見せかけるサービスを提供する業者のことです。
カードローンや賃貸契約などで勤務先を偽装するために使われますが、虚偽の申告は詐欺行為にあたり、発覚すれば法的な責任を問われる可能性があるため避けるべきです。
金融機関は勤務先情報を徹底的に確認するため、アリバイ会社を利用しても高い確率で見破られます。万が一通過できたとしても、あとから発覚すれば契約解除や一括返済を求められるだけでなく、信用情報にも大きな傷が残ります。そうなると将来のローンやクレジットカード利用にも影響がおよびかねません。確実に借入をしたいのであれば、正しい情報をもとに申込を行なうことが大切です。
ヤミ金や「審査なし」を謳う悪徳業者に注意
「審査なし」「必ず貸します」といった甘い言葉で勧誘する業者には注意が必要です。こうした業者は正規に登録されていないヤミ金である可能性が高く、一度利用してしまうと法外な金利を請求されたり、強引な取り立てを受けたりするリスクがあります。
夜職で「今すぐお金が必要」と焦っていると、このような危険な業者に引っかかりやすくなるので特に注意が必要です。
また、最近ではSNSを利用して「個人間融資」を装う詐欺も増えています。表向きは個人同士のやり取りのように見せかけていますが、実態は違法業者であることが多く、結果的にトラブルに巻き込まれるケースがあとを絶ちません。
ヤミ金などの違法業者は悪質で、早朝や深夜にしつこく連絡をしたり、家族や職場にまでいやがらせをしたりして、精神的に追い込むといった手口も確認されています。このような被害にあった場合は、一人で抱え込まずに警察や弁護士などの専門機関へ早めに相談しましょう。
安全な借入を見分けるポイント
前述したように、夜職の人が安心してカードローンを利用するためには正規の業者かどうかを見きわめることが大切です。無登録の業者や法外な条件を提示する業者を選んでしまうと、思わぬトラブルに巻き込まれる恐れがあります。ここでは、安全に借入を選ぶための確認ポイントを解説します。
正規登録業者・貸金業協会の会員かどうか
貸金業を営むには、国または都道府県の認可を受けた「貸金業登録」が必須です。正規の貸金業者は貸金業法を守り、金利や取り立てのルールを順守して営業しています。登録を受けているかどうかは、金融庁の「登録貸金業者検索サービス」で確認可能です。
ここに掲載されていない業者は無登録業者、いわゆるヤミ金である可能性が高いため利用してはいけません。
また、正規の業者は日本貸金業協会に加盟しているケースが多く、苦情やトラブルがあった際には協会を通じて相談できます。登録番号や協会加入の有無は公式サイトに記載されているので、申込前に必ずチェックしましょう。
金利や利用規約が法定範囲内かどうか
カードローンを安全に利用するためには、契約前に金利や利用規約が法律に沿っているかを必ず確認しておきましょう。
貸金業法では、利息制限法に基づいて以下の通り上限金利が定められています。
- 元本10万円未満の場合:年20%
- 元本10万円以上100万円未満の場合:年18%
- 元本100万円以上の場合:年15%
上記を超える業者は違法です。
さらに、正規の業者であれば返済能力を審査したうえで融資を行なうため、「誰でも借りられる」といった甘い宣伝は行ないません。
チェックする際のおもなポイントは以下のとおりです。
- 金利が上限金利以下に設定されているか
- 申込時に返済能力の審査が行なわれるか
- 登録番号が金融庁の検索で確認できるか
- 代表者名や問い合わせ先が公式サイトに記載されているか
これらを確認すれば、無登録業者や悪質な貸金業者をある程度見分けることができます。正規の業者は必ず法定範囲内の金利や契約条件を提示しているため、申込前に必ずチェックして安心できるかどうかを判断しましょう。
夜職の人がお金を借りる際によくある質問
夜職で働いている人のなかには、カードローンの利用に関して疑問や不安を抱えている人も多いでしょう。ここでは夜職の人がお金を借りるときに特に多い質問をピックアップしました。ぜひ参考にしてみてください。
勤務先にバレずにカードローンを組める?
カードローンを利用したいけれど、勤務先に知られるのは避けたいという人は多いです。在籍確認は基本的に勤務先へ電話で行なわれますが、消費者金融のカードローンで在籍確認を電話なしで済ませられるところも増えてきています。また、書類提出で代替できる場合もあるため、給与明細や健康保険証など会社名が確認できる書類を準備しておくと安心です。
ちなみに、電話確認がある場合も個人名でかかってくることがほとんどのため、カードローンの利用だと伝わることはありません。どうしても不安な人は申込前にカードローン会社へ相談してみるとよいでしょう。
夜でも即日融資できるカードローンはある?
夜職の人のなかには「夜に申込みたいけれど、即日で借りられるのか」と不安に思う人もいるでしょう。大手消費者金融では、夜21時頃まで審査を受け付けている会社が多数あり、時間内に契約手続きが完了すれば当日中の振込が可能です。
ただし、申込が集中する時間帯や手続きに不備があると即日融資に間に合わないこともあります。夜に融資を受けたい場合は、できるだけ早めに申込を済ませましょう。時間に余裕を持つことで、スムーズに借入まで進められます。
夜職の場合「勤務先・職務先」には何と書けばいい?
申込フォームに勤務先を記載するときは、勤務している会社の正式名称をそのまま記入します。クラブやキャバクラに勤務している場合は、店名ではなく経営会社名を記載するようにしましょう。グループ会社に所属している場合には、親会社名を記載することをおすすめします。
業種欄は「サービス業」「接客業」など一般的な表現で問題ありません。勤務形態については、正社員であれば「正社員」、アルバイト雇用なら「アルバイト」や「パート」、個人で確定申告をしている人は「個人事業主」と記載します。事実に沿った正確な申告を心がければ、審査で不利になることはありません。
夜職でも車のローンは組める?
車のローンも、一定の収入と勤続年数があれば審査に通るケースは多いです。特に毎月安定した収入があり、1年以上同じ勤務先で働いている実績がある人は、金融機関からも返済能力があるとみなされやすくなります。
一方で、収入が歩合制で変動が大きい場合や、勤続期間が極端に短い場合は審査が厳しくなる可能性があります。この場合でも、確定申告書や複数月分の給与明細など、安定収入を示せる書類を提出することで通過の可能性を高められます。
また、自動車ローンはカードローンと異なり「目的別ローン」に分類されるため、金利が比較的低めに設定されている点も特徴です。車の購入を考えている人は、複数の金融機関やディーラーローンを比較検討し、自分に合った条件を選ぶとよいでしょう。
複数のカードローンを同時に使える?
同時に複数のカードローンに申込むことは可能ですが、リスクが大きいため注意が必要です。短期間に何件も申込を行なうと「申込ブラック」と呼ばれる状態になり、信用情報に記録が残ります。これにより、返済能力が疑われて審査に通りにくくなってしまうのです。
さらに、消費者金融のカードローンは総量規制の対象となり、年収の3分の1を超える借入はできません。すでに他社から借入がある人は、その情報も信用情報機関に登録されているため、審査の際に必ずチェックされます。複数の借入があると「返済能力に不安がある」と判断され、審査落ちにつながるリスクが高まります。
どうしても複数のカードローンを検討する場合は、6ヶ月以上の間隔を空けて申込むのが望ましいです。借入先を増やすよりも、今あるローンを整理して返済計画を立て直すことを優先しましょう。
まとめ:夜職でも自分に合ったカードローンを選べば借入は可能!
夜職で働いている人でも、安定した収入があればカードローンを利用することは十分可能です。
特に消費者金融カードローンは、即日融資やWeb完結、在籍確認の柔軟な対応などがあり、夜職の人にとって利用しやすい特徴があります。
また、借入にあたっては、各社の公式サイトに用意されている返済シミュレーションを活用し、あらかじめ借入額と返済額を確認しておくことが大切です。こうしたツールを利用することで、自分に合った適切な借入額を把握し、無理のない資金計画を立てやすくなります。
大切なのは、自分の状況に合ったカードローンを比較し、計画的に利用することです。
おすすめのカードローンや詳細なサービス内容については、こちらの記事で一覧をまとめていますので、ぜひ参考にしてみてください。