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LINE Payでの送金方法
LINE Payには、いくつかの送金方法があります。アプリや銀行口座だけでなく、相手の電話番号やメールがわかっていればリンクを送ることで送金が可能です。
直接お金をやりとりするハードルを下げる方法の一つとして、LINE Payの送金を活用してみましょう。LINE Pay残高は、「LINEアプリ」のLINE Payページと決済機能に特化した「LINE Payアプリ」のどちらからでも送金できます。
LINE上での送金方法や送金依頼
送金機能では、ギフトクーポンのようにLINE Pay残高を送金します。「LINEで友だちになっている相手」が対象で、トーク画面で直接送金のやり取りができます。セキュリティの関係上、自分と相手2人のみのトークルームで可能です。
LINEアプリの「ウォレット」→「+」ボタンをタップしましょう。「送金」から「送金・送付」に進みます。
「LINE Pay残高分」の範囲で利用できるため、残高が送金額よりも少ない場合は、その場でチャージしましょう。
同機能では、自分から相手に「送金して欲しい」と依頼することもできます。飲み会などで後日徴収をするときに、幹事から「○○円送金を依頼します」と参加者へ通知することが可能です。
送金依頼が来た場合は相手や金額を確認し、メッセージをタップしましょう。相手から指定された金額をそのまま送ることもできますが、金額を変えることも可能です。心当たりのない送金依頼には、対応しないよう気をつけましょう。
銀行口座へ直接振り込む場合
LINEアプリやLINE Payアプリでは、2019年12月より、銀行口座に送金ができるようになりました。
「銀行振込サービス」であれば、LINE友だちではない相手へもLINE Pay残高を送金できます。サークルや会社の集まりの際など、普段関わる機会が少ない相手とのお金のやり取りに便利です。
LINE Pay残高の範囲内で、送金する金額を決めましょう。LINEアプリとLINE Payアプリのどちらも、同様の操作内容です。
アプリメニュー内の「送金」をタップすると、送金方法が表示されます。「口座に振込」を選び、振込先の口座番号や振込先の名義、振込人の名義など必要な情報を入力していきましょう。
送金したい金額を入力して送金をタップしてから、パスワードなどを入力して手続きは完了です。
リンクを送り口座情報を入力してもらう場合
銀行振込サービスでは、相手の口座情報を知らなくても電話番号やメールで送金できます。電話番号に紐付いたSMSまたはEメールに送金リンクを添付して、相手の口座に振り込む方法です。
相手がメールを見て自分で口座情報を入力し、手続きを行います。LINEアプリ内からは「ウォレット内」の「LINE Pay残高」からLINE Payメニューの「送金」に進みましょう。
LINE Payアプリは、起動するとメニュー内に「送金」ボタンがあります。「口座に振込」→「SMS・Eメール」を選択すると、電話番号かメールアドレスを入力する画面が開くはずです。必要事項を入力しパスワードを打ち込むか指紋認証を済ませると、相手にリンクの付いたメッセージが送られます。
送金の注意点
LINE Payの送金は、一定の条件を満たしている場合のみ利用できます。通常の口座振り込みと同じように、手数料が発生するケースもあります。送金の上限も、確認が必要です。
本人確認が必要
LINE Payの送金には、本人確認が必須です。本人確認が完了するとアカウントが「LINE Cash」から「LINE Money」に変わります。
送金や送金依頼に対する返答ができるようになる仕組みです。 相手から送金されたお金を受け取る場合や、送金依頼をするだけであれば本人確認をしていなくても手続きできます。
本人確認は「スマホでかんたん本人確認」で行いましょう。スマホでかんたん本人確認による身分証明書の提出は、LINEアプリやLINE Payアプリで簡単にできるようになっています。
LINE Payへチャージ方法として銀行口座を考えている人は、認証時に口座を登録してしまえば再度同じものを設定する手間が省けるでしょう。
手数料や上限
LINE Payの銀行振り込みには、手数料や上限が設定されています。振込手数料は、1回につき176円(税込)です。LINE友だち同士のLINE Pay残高への送金は、手数料がかかりません。
送金の上限は「LINE友だち同士での送金」と「銀行振り込みによる送金」を合わせて1日10万円までです。会費の徴収や割り勘の支払いだけでなく、ある程度高額な送金にも対応できます。
利用限度額は、2020年1月に変更がありました。1回あたり・1カ月あたりの利用額が、それぞれ以前の最大10万円から100万円に変わっています。
送金機能はLINE Moneyアカウント限定の機能で、通常の限度額は10万円です。100万円に引き上げるには、スマホでかんたん本人確認を完了する必要があります。
すでに銀行口座の登録で本人確認を済ませている人も免除にはならず、オンライン経由で身分証明書の提出が必要です。
受け取りの方法
送金するだけでなく、相手から送金された場合にお金を受け取るにはどうすればよいのでしょうか?必要な準備を先に済ませておけば、スムーズにお金を受け取れます。
受け取り期限までにLINE Payへの登録を済ませておく
LINE Payでは相手の口座に送金するだけでなく、LINE友だちにLINE Pay残高として送金ができます。しかし、LINEだけを利用していて、LINE Payに登録していない場合は受け取りができません。
友だちから銀行口座ではなくLINE Pay残高に送金があった場合は、受け取り期限の「7日間以内」に登録を済ませましょう。
なお、LINE友だちのアカウントに送金する場合には、銀行振込サービスとは異なり振込手数料がかかりません。LINEを利用しているなら合わせてLINE Payも活用し、残高での送金を検討してみましょう。
通常はLINE上メッセージでの通知のみ
LINE Payに登録している場合、友だちから送金があるとメッセージで通知があります。特に受け取り手続きは必要なく、自動的にLINE Pay残高に入金される仕組みです。
送金依頼をして相手が手続きを行った場合も、相手から送金があった通知が表示されます。受け取るだけであれば本人確認は必須ではありませんが、残高の出金や利用を考えると本人確認を済ませたほうが便利です。
メッセージを見逃してしまった場合は、メインメニュー内の「送金」より「送金依頼履歴」がチェックできます。
銀行振り込みは電話番号かメールの認証で受け取り
銀行振込サービスの場合、相手が口座情報を知っているときは直接口座に振り込めます。しかし、口座情報のやりとりをしない送金方法も選べるのがLINEの魅力です。
相手が電話番号で銀行振り込みの手続きをしている場合は、SMSでメッセージが届きます。メッセージ内のリンクから口座情報を入力し、届いた認証番号を入力すれば手続きは完了です。お金が振り込まれるのを待ちましょう。
メールアドレスで送金があった場合は、SMSと同じ内容のEメールが届きます。リンクから手続きしましょう。
まとめ
LINE Payを利用して送金をすれば、相手の口座情報などの確認の必要がなくスムーズです。もちろん、口座がわかっている場合でも、スマホから簡単に手続きができます。
銀行振り込みサービスとLINEの友だちに対するLINE Pay残高送金を組み合わせれば、多くのケースに対応できるでしょう。
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