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アメックスグリーンはマイルが貯めやすい。旅サポート特典も充実

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2021.08.06
by ドットマネー編集部

旅を快適にしてくれるカード

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カードの国際ブランドが独自で発行するカードを「プロパーカード」と呼びます。アメックスにはグリーン・ゴールド・プラチナの個人向けプロパーカードがありますが、なかでも「アメックスグリーン」は1番安価でコストパフォーマンスに優れているのが特徴です。

準備から帰宅まで手厚くサポート

アメックスグリーンは「快適な旅を約束してくれるカード」として知られている1枚です。旅行時は、「カード会員専用サイト」から国内外のホテルや航空券が予約できます。会員向けの優待サービスやポイント特典があるため、他社サイトを使うよりもずっとお得です。

アメックスグリーンの場合、旅行当日はカードに付帯する「手荷物無料宅配サービス(海外旅行時)」や「空港ラウンジの利用サービス」により、出発前のひとときが有意義に過ごせるでしょう。

旅を24時間サポートする「グローバルホットライン」やカード利用で購入した商品の破損・盗難を補償する「ショッピング・プロテクション」も付いており、初めての海外旅行でも安心感があります。

「海外旅行傷害保険」の補償額は、最高5000万円です。自動付帯ではなく、カードで事前に旅行代金を支払った場合に保険が適用される「利用付帯」である点に注意が必要です。

会員専用サイト オンライン・サービス|アメリカン・エキスプレス(アメックス)

アメックスグリーンはマイルを貯めやすい?

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アメックスのプロパーカードを発行する際、グリーンとゴールドのどちらを選ぶべきか迷う人もいるようです。ポイントの付き方やマイルへの交換レートから見れば、「マイルの貯めやすさ」はどちらも互角です。

ポイントプログラムの特徴

アメックスのポイントプログラムは、「メンバーシップ・リワード」です。プロパーカードはカードのランクに関係なく、すべてに同じポイント付与のルールが適用されます。

カード利用「100円につき1ポイント」が基本ですが、200円で1ポイントが貯まるものや、ポイントの対象外となるサービスもあります。

ポイントの有効期限は「3年」です。入会日が2020年4月1日の場合、20年4月1日~21年3月31日に獲得したポイントの期限は23年3月31日です。

ただし「期間内に一度でもアイテム交換をすると期限が無期限になる」ルールが存在します。獲得ポイントの詳細は会員専用の「オンライン・サービス」で確認しましょう。

なお、アメックスカードは、カードの複数持ちが可能です。同じポイントプログラムが適用されるカードの場合、同一名義であれば各カードのポイントが合算できます。

アメックスゴールドと比較

「アメックスゴールド」は、アメックスグリーンのワンランク上のカードです。年会費はグリーンが1万3200円(税込)ゴールドが3万1900円(税込)と、2万円近くの開きがあります。

ポイント付与率はグリーンと同じですが、最高1億円の「海外旅行傷害保険」や遅延によって発生した宿泊料金や食事代を補償する「航空便遅延補償」が付帯するなど、旅行関連のサポートがより手厚いのが特徴です。

渡航先では海外情報の提供に加え、緊急支援サービスを行う24時間体制のホットライン「オーバーシーズ・アシスト」がゴールド会員をがっちりとサポートしてくれます。1枚目の「家族カード」が無料なのもうれしいポイントでしょう。

ゴールドカード|アメリカン・エキスプレス

ANAをはじめ多種類のマイルへ交換可能

ポイントは「2000ポイント→1000マイル」の換算で提携航空パートナーのマイルに交換が可能です。提携先は「ANA」「チャイナエアライン」「デルタ航空」「ブリテッシュ・エアウェイズ(BA)」など、計15社です。

「利用したい航空会社が提携先にない」という場合は、同じアライアンスに加盟する航空会社のマイレージプログラムを利用しましょう。

JALはアメックスの提携先ではありませんが、JALと同じ「ワンワールド」のBAのマイレージに入会すれば、BAで貯めたマイルでJALの特典航空券が予約できます。

アメックスの提携先である「キャセイパシフィック」や「カタール航空」もJALと同じワンワールドに加盟しているため、マイルの相互利用が可能です。

グリーンもゴールドもマイルの交換レートや提携先は同じです。コスパを重視するなら、年会費が安価なグリーンを検討しましょう。

初めてのクレジットカード | アメックス日本

陸マイラー加入必須のプログラムとは

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マイルの主な貯め方は、フライト利用とショッピングです。飛行機利用せず、日常生活の中でマイルを貯める陸マイラーは、「カード利用によるポイント獲得率」をいかに上げるかが重要です。

メンバーシップ・リワード・プラス

アメックスカードには、有料のオプションプログラム「メンバーシップ・リワード・プラス」があります。年間参加費は3300円(税込)で、プラチナカードのみ費用が免除されます。

ポイントの有効期限が3年から無期限に
マイルへの交換レートがアップ
ポイントを支払いに利用する際のレートがアップ
「ボーナスポイントプログラム」への無料登録が可能

プログラム加入後はマイルの交換レートが「2000ポイント→1000マイル」から「1250ポイント→1000ポイント」になります。ANAに限っては「1000ポイント→1000マイル」の等価交換です。

また、貯まったポイントを各種支払いに利用する場合、通常は「1ポイント=0.3円」ですが、加入後は「1ポイント=0.5~1円」にまで価値がアップします。

ボーナスポイントプログラムでお得

メンバーシップ・リワード・プラスに加入し、「ボーナスポイントプログラム」に登録すると、通常ポイント(100円につき1ポイント)に加え、2ポイントの「ボーナスポイント」が上乗せされます。

店舗ごとにポイントが倍付される「対象サービス」が決まっているため、利用前に必ず確認しましょう。対象店舗は以下の通りです。

Yahoo! JAPAN
iTunes Store/App Store
JAL公式ウェブサイト
HISの公式ウェブサイト
アメリカン・エキスプレス・トラベルオンライン
Amazon.co.jp

ボーナスポイントの上限は、すべてのボーナスポイントを合算して「10万ポイント」までです。たとえば、対象店舗の対象サービスで年間50万円の利用がある場合、プログラム未登録では5000ポイントしか貯まりませんが、登録後は1万5000ポイントが貯まります。

「1250ポイント→1000マイル」で提携航空会社のマイルに交換すると1万2000マイルが獲得できる計算です。

マイル移行に必要な手続き

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ポイントからマイルに移行する際は、「提携航空パートナーの登録」と「移行手続き」を行います。初回ポイント移行時は多くの登録作業が必要ですが、2回目からは航空会社の選択と移行ポイント数の入力だけで簡単に移行が完了します。

提携航空パートナーの登録

ポイントをマイルに交換するにあたり、各航空会社の公式Webサイトで「マイレージプログラムへの入会」を済ませておきましょう。入会後は、マイル積算時に使用する「マイレージ番号」が付与されます。

初回ポイント移行時は、アメックスの会員専用サイトである「オンライン・サービス」にて登録を行います。クレジットカード番号やセキュリティコードの入力を求められるため、手元にカードを用意しておきましょう。

ログイン後、メンバーシップ・リワードカタログサイトの「ポイントプログラムについて」から「ポイント移行 提携先プログラムのご登録/メンバーシップ・リワード・プラスへのご登録」を選択します。

「提携先プログラム」で該当する航空会社を選び、必要事項を入力します。続いて「移行するポイント数」を入力しましょう。

会員専用サイト オンライン・サービス|アメリカン・エキスプレス(アメックス)

ANAマイルにする場合

ANAマイルに限り、年間参加費5500円(税込)の「メンバーシップ・リワード ANAコース」への登録が必要です。「1000ポイント→1000ANAマイル」のレートで交換したい場合、年間で「2万2000円」のコストがかかります。

アメックスグリーン年会費:1万3200円(税込)
メンバーシップ・リワード・プラス:3300円(税込)
メンバーシップ・リワード ANAコース:5500円(税込)

オンライン・サービスにログイン後「ポイントプログラムについて」→「ポイント移行 提携先プログラムのご登録/メンバーシップ・リワード・プラスへのご登録」と進み、「メンバーシップ・リワードANA コース」の登録を行います。移行するポイント数を入力し、ポイントの移行を申請しましょう。

移行の上限は年間4万マイルで、1日1回までが限度です。「特典航空券の予約に移行が間に合わない…」ということがないように、計画的に手続きを進めましょう。

まとめ

アメックスには3種類の個人向けプロパーカードがあります。グリーンとゴールドには2万円近くの年会費の差がありますが、ポイント付与の基本的なルールは同じです。

「マイルの貯めやすさ」にほとんど差はないといえます。コストを重視するならグリーン、特典やサポートの手厚さを望むならゴールドを選ぶとよいでしょう。

陸マイラーは、マイルの移行レートやポイント付与率がアップする「メンバーシップ・リワード・プラス」への加入が不可欠です。ANAマイルへの移行には費用がかかるため、マイル移行をする年だけコースに加入するのが賢明でしょう。

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