iTunesの残高はポイントで増やせる？Apple ギフトカードの入手方法も

Apple ID 残高は何に使えるの？

クレジットカードやデビットカードでApple IDに入金すると、「Apple ID 残高」としてApple ID を使うすべてのアプリやサービスで支払いができるようになります。iPhoneやiPadを使ってIDに入金する方法や、残高の利用方法について確認しましょう。

Apple IDのチャージ、残高とは

「Apple ID」とは、Appleの各種サービスにサインインする際に使う共通のアカウントです。iCloud・App Store・iTunes Store・Apple Musicなどでは、すべてApple IDを使用します。

Apple IDにチャージをすると「Apple ID 残高」にチャージ金額がプラスされ、Appleの各種サービスで「残高払い」が可能になります。まずは、チャージ元となるクレジットカードやデビットカードをApple IDに登録しましょう。

iPhoneで「設定」のアプリケーションを開き、「自分の名前」をタップします。「支払いと配送先」→「お支払い方法を追加」の順番に進み、画面の案内に従ってカード情報を入力すれば完了です。カード情報の変更や削除も簡単に行えます。

次に、登録したカードからApple IDにチャージを行いましょう。「App Store」を開き「プロフィール写真」または「サインインボタン」をタップします。「Apple ID に入金」をタップし、希望の金額を入力しましょう。

音楽や映画など多彩なコンテンツに利用可能

Apple ID 残高は、Apple関連のさまざまなコンテンツに利用できます。

App Storeのアプリやアプリ内課金アイテム
iTunes Store・Apple TV App・Apple Booksでの購入
Apple Music・Apple Arcade・Apple TV+のサブスクリプションの料金
iCloud ストレージの料金

他人に贈る「ギフト」や「ギフトカード」は、Apple ID 残高では購入できません。クレジットカードやデビットカードなど、Apple IDに登録している支払い方法であれば使えます。

保有している残高を確認したい場合は、Apple IDでサインインしたApp Storeで「プロフィール写真」または「サインインボタン」をタップしましょう。アカウント名の下に「クレジット：¥〇〇」と残高が表示されます。

Windows PCで確認する場合は「iTunes for Windows」を開き、iTunes ウインドウの上部で「ストア」をクリックしましょう。

Apple ID 残高のチャージに使えるAppleギフトカード

Apple ID 残高への入金は、Appleの製品やサービスに使える「Appleギフトカード」でも可能です。

以前に発行されていた「App Store ＆ iTunesギフトカード」との違いや入手方法、ポイントサイトで交換できるのかをチェックしましょう。

App Store ＆ iTunes ギフトカードは「Apple ギフトカード」に

Appleのギフトカードは、iTunesやApp Storeをはじめデジタルサービス向けの「App Store ＆ iTunes  ギフトカード」と、パソコンやスマホ・アクセサリーなど物理製品向けの「Apple Store ギフトカード」に分かれていました。

しかし現在、二つのカードは「Apple ギフトカード」に統合されています。Appleカードの金額は「3000円」「5000円」「1万円」「1000〜50万円まで自由に設定できるタイプ」の4種類です。

新規の発行はApple ギフトカードのみとなりますが、まだ流通している「App Store＆iTunesギフトカード」は使えます。

Apple ギフトカードの入手方法

Apple ギフトカードはコンビニをはじめとした店頭のほか、Appleの公式サイトからもオンラインで購入できます。

以前の「App Store ＆ iTunes ギフトカード」はオンラインでも物理カードが買えましたが、現在オンラインで買えるApple ギフトカードはデジタルカードのみです。

プレゼントとして誰かに送る場合は、メールでデジタルカードを送れます。iTunesで音楽をよく聴いたり、iPhoneでゲームを楽しんだりする人に贈ると喜ばれるでしょう。

Apple Gift Card - Apple（日本）

各種ポイントから交換も

クレジットカードをはじめ各種のサービスで付与されたポイントをApple ギフトカードに交換するのも、一つの入手方法です。

ただ、サービス提供会社によっては、以前の「App Store & iTunes ギフトカード」の名称になっています。順次Apple ギフトカードに切り替わっていくと予想されるので、利用しているサービスの公式情報を小まめにチェックしましょう。

例えば、アメックスカードのポイントプログラムでは2022年3月現在、「3000ポイント→1000円分のApp Store & iTunes ギフトカード」に交換できます。

JCBカードで付与される「Oki Dokiポイント」は、「250ポイント→1000円分」「750ポイント→3000円分」の換算です。

「モッピー」や「ハピタス」といったポイントサイトでも、広告を経由して商品やサービスを購入することで付与されたポイントを、Apple ギフトカードやApp Store & iTunes ギフトカードに交換できます。

現在はApp Store & iTunes ギフトカードへの交換になっていても、Apple ギフトカードに切り替わっていくと考えられます。詳しくは公式の発表を待ちましょう。

さまざまなジャンルのポイントが1カ所で管理できる「.money（ドットマネー）」では、「490マネー→500円分」という高い交換レートでApp Store &  iTunes ギフトカードを入手できます。

交換手数料もかからないので、お小遣い稼ぎをしたい人は活用してみましょう。

ギフトカードを使う方法

Apple ギフトカードや発行済みのApp Store & iTunes ギフトカードには、16桁のギフトコードが記載されています。コードをアカウント画面で入力すると、ギフトカードの残高が Apple ID の残高にプラスされます。

LINEの「LINEスタンプ」の購入例を見ながら、支払い方法の手順を確認しましょう。

サインインしてコードを入力する

店頭でリアルカードを購入した場合は、カード裏面のラベルを剥がすかこするかして、Xから始まる16桁のコードを表示させましょう。ギフトコードをメールで受け取った場合はメールを開き、「今すぐコードを使用する」をタップします。

旧App Store & iTunes ギフトカードでもApple ギフトカードでも、使い方は変わりません。

次にiPhoneやiPadなどの端末で「App Store」アプリを開き、画面の下部で「Today」をタップします。「サインインボタン」または「プロフィール画像」から「ギフトカードまたはコードを使う」に進みましょう。

画面の案内に従い、カメラでギフトコードを読み取るかキーボードで手入力します。メールで受け取った場合は、コードをそのままコピー＆ペーストしましょう。

最後に「完了」をタップすればOKです。端末の種類ごとに操作手順が若干異なるため、詳しくはAppleの公式ページで確認するのが確実です。

Apple ギフトカードや App Store & iTunes ギフトカードの使い方 - Apple サポート (日本)

App Store & iTunes ギフトカードを使う

有料のコンテンツを購入する

ギフトカードのコードを入力した後は、Apple IDに残高がチャージされているかを確認しましょう。

支払い時はApple ID 残高から金額が差し引かれます。残高が不足すると「プロフィール画像」→「名前」→「お支払い方法を管理」をタップで表示される「お支払い方法（クレジットカードやデビッドカードなど）」から、不足分が支払われる仕組みです。

Apple ID 残高を使って、さっそく有料コンテンツを購入してみましょう。おなじみの「LINEスタンプ」も、Apple ID 残高で支払いが可能です。

まず、LINEの「スタンプショップ」を開き、購入するスタンプを選びます。LINEスタンプはコインで買えますが、コインが足りない場合はApple ID 残高でコインを買って補てんできる仕組みです。

コインの購入画面に移ったら買うコインの数量を選び、TouchIDまたはApple IDのパスワードを使ってApple ID 残高から支払います。保有コインの数が増えていることを確認し、希望のスタンプを購入しましょう。

まとめ

「Apple ギフトカード」や「App Store & iTunes ギフトカード」があれば、クレジットカードやデビットカードがなくてもApple IDに残高チャージをして使えます。16桁の番号は、くれぐれも他人に知られないようにしましょう。

コンビニや家電量販店・オンラインで購入するのが一般的ですが、ポイ活やクレジットカード会社で貯めたポイントをギフトカードに交換する方法もあります。.moneyを活用すれば、分散したさまざまなポイントがまとめて使えるため、とても効率的です。