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プリペイドカードとクレジットカード併用が便利?使い分け術

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2022.03.23
by ドットマネー編集部

プリペイドカードのメリット

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数あるキャッシュレス手段の中で、クレジットカードとの比較対象になりやすいのが「プリペイドカード」です。チャージが必要な「前払い式」のため、使い過ぎを防げるのが大きなメリットとなっています。

プリペイドカードは、どんな人に向いているのでしょうか?ほかの支払い方法との違いについても比較してみましょう。

審査なしで気軽に持てる

通常、クレジットカードを発行する際はカード会社の「入会審査」が行われ、審査に通過した場合のみカードが発行されます。カードが申し込めるのは基本「高校生を除く18歳以上」です。安定した収入がないと発行できない場合もあるでしょう。

一方で、プリペイドカードには「入会審査」がありません。年齢制限も比較的緩やかで、親権者の同意があれば小学生でも発行できるケースがほとんどです。

審査や銀行口座の登録などが不要なぶん、手元に届くまでに長い時間がかからないのも利点でしょう。スマホアプリ上で発行される「バーチャルタイプ」であれば、申し込んだその日から使用ができます。

プリペイドカードは、大きく分けて「使い切り型」と繰り返し使える「チャージ型」の2種類です。

・使い切り型:QUOカード・Visaギフトカード・図書カードなど
・チャージ型:au PAY プリペイドカード・dカードプリペイド・楽天銀行プリペイドカード・Kyash Cardなど

予算を決めて計画的に利用できる

プリペイドカードは事前にチャージしたぶんしか使えない「前払い式」のため、お金の使い過ぎが心配な人にぴったりです。予算を決めてチャージすれば、計画的にやりくりができるでしょう。毎月のお小遣いをチャージして、子どもに持たせるのもよいアイデアです。

また、プリペイドカードの残高や利用履歴は、専用の「Webサイト」や「アプリ」などで確認ができます。現金はいつ・どこで・何に使ったのかが把握しにくいですが、プリペイドカードならお金の流れがしっかり管理できるでしょう。

ポイントが0.5~1%程度貯まる

カード決済でポイントが貯まるのは、クレジットカードだけと思っていませんか?チャージ型のプリペイドカードの中には、支払いのたびに利用金額に応じた「ポイント」が貯まるものがあります。

たとえば、「au PAY プリペイドカード」では、利用金額「200円(税込)につき1ポイント」の「Pontaポイント」が付与されます。ポイントが倍付される「ポイントアップ店」もあり、クレジットカードのポイント還元率に負けず劣らずです。

決済サービス「Kyash」は、カードやマネーの種類によって還元率が異なるのが特徴です。ハイスペックカードである「Kyash Card」の「Kyashマネー」で決済すると、1%のポイントが貯まります。

プリペイドカードの平均的な還元率は0.5~1%で、一般的なクレジットカードの標準還元率と大きく変わりません。ただ、クレジットカードはポイントが倍付されるサービスや優待店が充実しています。貯まりやすさでいえば、クレジットカードが上でしょう。

プリペイドカードの使い方

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プリペイドカードの使用方法は、クレジットカードとほぼ同じです。異なるのは「事前チャージ」が必要な点と、「1回払い」のみにしか対応していない点でしょう。

主に現金でチャージ、一括払い

プリペイドカードは事前にチャージを行うのが前提です。「チャージ額=残高」となり、残高を超えての支払いはできません。カードの発行元にもよりますが、主に以下の方法から選択できます。

・コンビニでのレジチャージ
・セブン銀行ATMでのチャージ
・銀行振込・ネットバンキングからのチャージ
・クレジットカードからのチャージ

クレジットカードがない人はプリペイドカード発行会社が提携しているコンビニやATMでの「現金チャージ」がメインになるでしょう。支払い方法は「1回払い」が基本です。クレジットカードのように、分割払いやリボ払いは選択できません。

実店舗、オンライン決済でクレカ同様に使用

実店舗やオンラインでは、クレジットカード同様に「カード払い(1回)」が行えます。「国際ブランド付きのプリペイドカード」は、特定の店舗だけでなく、世界中にあるブランド加盟店で支払いができるのがメリットです。

たとえば、東京ディズニーランドでは、Visa・Mastercard・JCBなどの主要な国際ブランドのプリペイドカードが使えます。支払い時はプリペイドカードを出して、「1回払いで」と伝えましょう。

Amazonの場合、「Visa プリペイドカード」「Vプリカ」「au WALLETプリペイドカード」が使えます。クレジットカード払い同様、支払い画面でカード情報を入力しましょう。

また、一部のプリペイドカードは、Apple PayやGoogle Payの支払い元に登録が可能です。Apple Payに登録した場合、実店舗では非接触決済の「QUICPay」や「iD」が使えるようになります。会計時は「QUICPay(iD)で」と店員に伝えましょう。

おすすめのプリペイドカードの選び方

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プリペイドカードは、「チャージのしやすさ」や「利便性の高さ」が重要です。海外旅行で使う場合は、外貨の引き出しが可能かどうかも忘れずにチェックしましょう。カードロックや3Dセキュリティなどの安全機能が付いていれば、安心して利用ができます。

3Dセキュア対応のカードを選ぶ

クレジットカードやプリペイドカードを選ぶときは、「3Dセキュア対応のカード」を選びましょう。オンラインカード決済を安全に行うための「本人認証サービス」で、国際ブランドのVisa・JCB・Mastercard・AMEXが推奨しています。

カード番号やセキュリティコード、有効期限を入力するだけで支払いができるネット決済は、カード情報の盗用による「なりすまし」が懸念されます。カード情報に加え「本人にしか知らないパスワード」で本人認証をすれば、不正利用が未然に防げるのです。

3Dセキュア対応のプリペイドカードには以下のようなものがあります。

・dカード プリペイド
・ANA VISAプリペイドカード(オールチャージ型)
・オリコプリペイドカード
・三井住友VISAプリペイド
・Kyashカード(Kyash Cardのみ)

3Dセキュアの設定方法は、カード発行元のWebサイトで確認しましょう。

クレカチャージ可能なカードを選ぶ

クレジットカードを持っている人は、「クレカチャージ」ができるプリペイドカードを選びましょう。残高が少なくなるたびに、コンビニやATMに足を運ぶ必要がなくなります。

さらに、チャージのたびに「チャージポイント」が貯まるため、家計にもプラスになるでしょう。たとえば、Visaのプリペイドカード「Kyash」は、「クレカチャージ」と「Kyash支払い」によるポイントの二重取りが可能です。

日常的にプリペイドカードを使う人は、「オートチャージ」が設定できるカードを選ぶのが賢明です。残高が設定した残高を下回った際、一定のチャージ金額がクレジットカードから自動的にチャージされるため、残高不足で慌てる心配がありません。

なお、オリコカードは「オートチャージ」対応ですが、オリコカード(オートチャージ・都度チャージ)とオリコポイント以外のチャージでは、200円(税込)の手数料がかかる点に注意しましょう。

ポイントチャージができるとさらに便利

クレカチャージで貯まったポイントは、クレジットカードの支払いに充てたり、賞品や他社ポイントに交換したりとさまざまな用途に使えますが、「プリペイドカードへのチャージ」にも使えるとさらに便利です。

たとえば、「au PAY カード」から「au PAY プリペイドカード」にチャージをすると、100円(税込)につき1ポイントの「Pontaポイント」が貯まります。Pontaポイントは「1ポイント=1円」として、au PAY プリペイドカードにチャージが可能です。

ほかにも、「ポイント交換サイトで貯めたポイント」を共通ポイントやクレジットカードのポイントに交換し、チャージに充てることもできます。

ポイント交換サイト「.money(ドットマネー)」で貯めた「マネー」は、手数料無料で「Pontaポイント」や「nanacoポイント」に換えてチャージ可能です。

旅行はカードロックや外貨保有可能なカード

旅行時はカードの盗難や紛失のリスクがあるため、「カードロック(利用停止)」が可能なプリペイドカードを選びましょう。

海外旅行のときは、アプリやWeb上で簡単にカードのロックができるものがおすすめです。停止手続きの際の通話料やローミング代がかからないうえ、カードが見つかればすぐに利用が再開できます。

また、「海外のATMから現地通貨が引き出せるか」や「海外通貨での決済が可能か」も重要です。クレジットカード・プリペイドカードともに、海外での取引や決済では「海外サービス手数料」が上乗せされます。

プリペイドカードの手数料の方がクレジットカードよりも高くなるケースがあるため、事前に確認をしておく必要があるでしょう。高額な支払いが多くなる海外では、クレジットカードの方が役立つのも事実です。

海外に特化したプリペイドカードの代表格には、Visaのプリペイドカード「GAICA」「Visaトラベルプリペイド」「MoneyT Global」などがあります。

クレカと上手に使い分けよう

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プリペイドカードとクレジットカードはそれぞれにメリットとデメリットがあります。利用シーンや金額に応じて、両者を使い分けましょう。「プリペイドカードが使えない商品やサービス」も要確認です。

高額な支払いはクレカ

プリペイドカードは「残高上限」や「1回・1日・1カ月あたりの利用上限」が定められているものがほとんどです。

「使い過ぎ防止」という点ではメリットがありますが、高額な支払いが必要なときには不便でしょう。支払方法は1回払いのみで、高額商品を購入するとすぐに利用条件に達してしまうおそれがあります。

その点、クレジットカードは1回・2回払いはもちろん、「分割払い」や「リボ払い」にも対応しているものが主流です。急に出費がかさんでも、無理のない範囲で支払いができるのは大きなメリットでしょう。

普段使いにはプリペイドカード、旅行時や大きな買い物をする際にはクレジットカードというように、シチュエーションに応じて使い分けるのが正解です。

なお、プリペイドカードにチャージをした残高は、払い戻しができません。高額入金をすれば、無駄遣いにつながる可能性があることも覚えておきましょう。

プリペイドカード非対応の支払先にも

プリペイドカードはクレジットカードと同じように支払いができますが、一部の商品やサービスは、プリペイドカード非対応です。以下の支払いでは、クレジットカードを利用しましょう。

・月額・継続契約の利用料金の支払い(公共料金・電話料金・新聞購読料・保険など)
・ガソリンスタンド
・レンタカー
・ホテル
・高速道路料金所(有人ブース)
・機内販売
・プリペイド・電子マネーへのチャージ
・ガソリンスタンド

ホテルやレンタカー、ガソリンスタンドで利用ができないのは、「サービス利用後」に支払い料金が確定するためです。

クレジットカードの場合、最初に「オーソリ処理(与信枠確保)」を行い「カードの有効性」を確認します。この時点では引き落としは行われず、クレジットカードの引き落とし日にまとめて引き落とされる仕組みです。

一方で、プリペイドカードは、「オーソリ処理時点」で引き落としが行われます。レンタカーやホテルなど「金額が変動する可能性のある商品やサービス」の場合、引き落とし時よりも請求額が増える可能性があるのです。

サービス利用後に「カード残高が足りない」という事態を防ぐために、プリペイドカードの利用を制限しています。

まとめ

クレジットカードと違い、プリペイドカードには入会審査がありません。年齢制限も緩やかで、小学生や中学生でも使えるものがほとんどです。

とりわけ、国際ブランド付きのプリペイドカードは「ポイントが貯まる」「海外旅行で使える」「Apple Payに登録できる」など、多くのメリットがあります。

一方で、前払い式という性質上、プリペイドカードが使えないサービスや商品も少なくありません。クレジットカードと併用すると支払いの利便性はさらにアップします。

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