ドットマガジン by ドットマネー

キャッシュカードとクレジットカードの機能の違い。使い方も紹介

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2021.10.17
by ドットマネー編集部

キャッシュカードの発行方法と使い方

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キャッシュカードは、金融機関で発行できます。まずは普通預金口座を作りましょう。多くの場合、自動的にキャッシュカードが作られます。キャッシュカードでできる主な手続きは、ATMでの入出金です。

普通預金の口座開設で発行される

キャッシュカードは、銀行の口座に紐付いたカードです。普通預金口座を開設すると発行できます。自動的に発行される金融機関もありますが、キャッシュカードがなくても銀行窓口での手続きは可能です。必要に応じて、発行を依頼しましょう。

金融機関での手続きに手間をかけたくないときは、キャッシュカードが便利です。ATMでの手続きや解約手続きなど、さまざまなことができます。

口座開設の際に、すぐ発行できる金融機関もあります。カードは当日から使えるため、窓口で入出金手続きをする必要はありません。紛失時も、即時再発行ができるケースが多いでしょう。

すぐにキャッシュカードが必要なときは、即時発行対応の金融機関を選びましょう。

ATMで出金や振り込みをする

キャッシュカードを使うと、ATMでの入出金ができます。銀行窓口よりも、手続きがスムーズです。なお、限度額はATMによって個別に決まっています。不正利用対策などのセキュリティのため、キャッシュカードごとに設定も可能です。

対象の金融機関として登録されている場合、他社のATMやコンビニでも手続きができます。金融機関の窓口が遠い人でも、利用しやすいでしょう。時間帯やATMの種類によっては、入出金に手数料がかかる場合があります。

ATMでは、振り込み手続きもできます。自分の口座から直接お金を振り込みたいときは、キャッシュカードを活用しましょう。暗証番号変更や、残高照会も簡単にできます。

近くのコンビニや身近なATMで手続きができるため、手続きの度に銀行へ行く手間がかかりません。

クレジットカードの発行方法と使い方

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クレジットカードは、発行の際に審査が行われます。審査に通過した人だけが持てる、会員制のカードです。キャッシュカードとは使える場所も違います。

キャッシュカードは口座を開設すると誰でも持てますが、後払いの機能が付いたクレジットカードは本人の信用が重要です。

カード会社の審査を受けて発行される

クレジットカードは、申し込みをするとカード会社が審査を行います。個人情報やこれまでの金融トラブルの履歴確認など一定の審査に通過すると、カードが発行される仕組みです。

審査の難易度や申し込み条件は、カードによって異なります。高校生を除く18歳以上で、収入があることが主な申し込み条件です。ランクが高いカードは、さらに厳しい条件が設定されています。学生や主婦がターゲットのカードもあるでしょう。

審査には数日かかるケースが多いですが、即日発行に対応するカードなら申し込み後すぐに使えます。

セゾンカードの場合、最短5分でデジタルカードの発行が可能です。カード発行に対応するセゾンカウンターもあり、最短当日に受け取りもできます。

一括、分割など後払いで買い物をする

クレジットカードは、信用を担保にして買い物ができるカードです。決済時にお金を支払う必要はなく、後日引き落としがあります。支払日に間に合うように、口座にお金を入れておきましょう。

一括払いは、次の支払日に全額引き落としをする支払い方法です。分割払いは、1回の購入金額を複数回に分けて支払います。分割回数は2回から選択でき、回数やカード会社によっては手数料がかかりません。

毎月一定額を支払うリボ払いや、お金に余裕がある時期にまとめて支払うボーナス払いもあります。高額な買い物をしたときに、無理せず支払いができるのが魅力です。

審査に通った会員は、支払い能力や信用力が認められ、後払いができます。信用の度合いやカードの種類によって、利用限度額が設定されます。利用限度額を超えると、カードは一時的に利用停止です。

クレジットカードが使える場所

クレジットカードは、国際ブランドの加盟店で使えます。カードにはそれぞれ個別に、Visa・JCB・MasterCardなどのブランドが付帯し、対応するお店で使えるのです。

日本ではクレジットカード対応の店舗であれば、ほとんどの国際ブランドに対応しています。まれに特定の国際ブランドのみに対応している店舗があるため、利用前に確認しましょう。

クレジットカードは、オンラインショップでも使えます。代引き手数料などがかからず、決済がスムーズなのが利点です。カード番号など、必要な情報を入力するだけで使えます。

クレジットカードは機能が多い

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クレジットカードは、多様な機能を持っています。ATMからの入出金はできませんが、キャッシングなどでATMから現金を引き出すことは可能です。ポイント還元や付帯保険など、特典もいろいろあります。

支払いでポイントが貯まる

クレジットカードを利用すると、対応のポイントが貯まります。現金や他のカードに比べると、還元率は高く設定されているはずです。

還元率の目安は、0.5~1%程度です。カード決済するだけで、その分お得になります。公共料金やスマホ料金の支払いなど、固定費もクレジットカード支払いが可能です。普段の支払いをクレジットカードにまとめれば、多くのポイントが貯まるでしょう。

貯まったポイントは、商品交換やカード支払いの充当などに利用できます。ポイントを貯めて生活費の節約を考えている人は、クレジットカードを活用しましょう。

買い物や旅行に役立つ特典が付帯

クレジットカードには、特典が付帯しています。カード保有や利用で使える「旅行保険」もその一つです。

海外・国内旅行のときに、補償が使えます。死亡保険だけでなく、疾病・傷害治療費用や賠償責任保険など、カードによっては充実した内容です。どのような補償が必要なのか、最高補償額も比較した上でカードを選びましょう。

カードで購入した商品に使える「ショッピング保険」も便利です。事故の際に、商品代金が補償されます。すべての商品に適用はされませんが、カード会社が指定している一定金額以上の商品なら補償が使えるでしょう。

クレジットカードで商品を購入するだけで、盗難や火災などの事故に備えられます。購入日からの補償対象日は、カードによってさまざまです。

年会費無料のクレジットカードの多くにも、保険は付帯しています。何かあったときの補償が気になるなら、クレジットカードの発行を検討しましょう。

国内外でキャッシングが利用できる

クレジットカードの申し込みのときに「キャッシング枠」を付けると、キャッシングが利用できます。キャッシングは、カードを使って現金を借りる機能です。

給料日まで現金が少し足りないとき、海外旅行で現地通貨が欲しいときなど、利用シーンはいろいろあります。返済は翌月まとめての1回払いだけでなく、分割で返していくことも可能です。

海外キャッシングは、カードブランドに対応したATMで使えます。外貨両替よりも手数料が安くなるケースが多く、海外で急に現金が必要になったときにも便利です。

キャッシングはカード会員本人の収入など、総合的な審査で限度額が決まります。申し込み条件を確認して、必要な場合は申し込んでおきましょう。

一部のキャッシュカードでも買い物できる

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キャッシュカードにも、ショッピング機能が付帯しているものがあります。キャッシュカードとしての機能ではなく、「デビットカード」や「クレジットカード」の機能が付帯したものです。

デビット機能付きキャッシュカード

金融機関のキャッシュカードには、「J-Debit」機能が付帯していることがあります。基本的には、何らかの申し込みが必要です。

J-Debit機能付きのカードを使うと、キャッシュカードをそのままショッピングに使えます。加盟店はJ-Debitの公式サイトを確認しましょう。

デビットカードには、「国際ブランド付きデビット」もあります。VisaやJCBなど、クレジットカードと同じブランドが付帯したものです。

国際ブランド付きのカードは、クレジットカードと同じように国際ブランド加盟店で使えます。コンビニやスーパーで利用したいときは、国際ブランド付きデビットが便利です。

どちらのカードも口座から即時に引き落とされるため、使いすぎを防げます。お金の管理も簡単になるでしょう。

クレジット機能付きキャッシュカード

キャッシュカードには、クレジットカード機能を付帯できるものがあります。金融機関のカード一覧から、クレジットカード機能付きのものを選びましょう。

みずほ銀行では、「みずほマイレージクラブカード」が該当します。主なメリットは、簡易な条件でのATM手数料無料化や提携クレジットのポイント還元です。

楽天銀行では、楽天銀行カードが発行できます。ポイント還元率は1%で、通常の楽天カードと同じです。一体型カードは1枚でショッピングや入出金ができ、財布のスリム化にも役立ちます。

キャッシュカードにクレジットカード機能を付帯すると、さまざまな特典が利用できます。保険や優待サービスもあり、一般のクレジットカードと機能は同じです。

まとめ

キャッシュカードは、金融機関の手続きをスムーズに行うためのカードです。ATMで入出金をしたいなら、必ず発行しておきましょう。

クレジットカードは、ショッピングやキャッシングに使えるカードです。会員の信用で後払いができます。

キャッシュカードにはデビット機能付きのものや、クレジットカード機能が付帯したものもあります。ショッピングをしたいなら、J-Debitを申し込むか一体型カードの発行を検討しましょう。

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