「年金収入だけだと、カードローンを組むのは難しいのでは…」
「年齢を考えると、申し込みを断られてしまうかもしれない」
急な出費や生活費の補填が必要になったとき、このように感じてカードローンの利用を諦めてしまってはいませんか。
まず結論からお伝えすると、年金を受給している方でも、お金を借りることは可能です。
ただし、プロミスやアコムなどのテレビCMでもおなじみの大手消費者金融の多くは、申込条件を「安定した収入がある方」としており、収入が「年金のみ」の場合は対象外としているのが現状です。
そのため、収入が年金のみの方は、まず「あなたが現在、年金を受け取っている金融機関(銀行や信用金庫など)」に相談するのが、最も確実で安心できる方法と言えるでしょう。
一方で、もしあなたが年金に加えて、パートやアルバイトなどで別の安定した収入を得ている場合は、話が大きく変わります。
その場合、銀行カードローンだけでなく、よりスピーディーで便利な大手消費者金融も有力な選択肢に入ってきます。
特に、急な出費などでスピードを重視するなら、『プロミス』を検討することをおすすめします。
プロミスは、年金収入と合わせて、パートなどによる安定した収入があれば、申込みが可能です。
銀行カードローンにはない「最短3分融資」という圧倒的なスピードは、いざという時に非常に頼りになります。
本記事では、あなたの収入状況に合わせて、最適な選択ができるよう、ドットマネー編集部が徹底解説します。
あなたの状況に合った、最も安全で有利な借入先を見つけるために、ぜひ最後までご覧ください。
- 年金受給者がお金を借りる方法の全体像|カードローン以外の選択肢も
- 【比較早見表】あなたに合った借入方法はどれ?
- 年金受給者のカードローン審査に通るための3つの重要ポイントと対策
- ポイント①:年齢条件を正しく理解する
- ポイント②:収入条件の誤解を解く
- ポイント③:信用情報(クレヒス)を確認する
- 【年金のみOK】年金収入だけでも申し込めるカードローン3選
- ベルーナノーティス|80歳まで申込可能な高齢者の心強い味方
- セゾンファンデックス|独自の審査基準を持つ信販系カードローン
- 三菱UFJ銀行カードローン「バンクイック」|年金を安定収入と見なすメガバンク
- 【年金+αの収入がある方向け】選択肢が広がる大手消費者金融カードローン5選
- プロミス|74歳まで申込可能で審査スピードが魅力
- アコム|利用者数が多くサービスが充実
- SMBCモビット|WEB完結でプライバシーにも配慮
- アイフル|初めての方でも相談しやすい
- レイク|無利息期間が長いのが特徴
- カードローンが難しい場合の3つの代替案|公的制度や資産活用も
- 案①:生活福祉資金貸付制度|公的融資という最終手段
- 案②:リバースモーゲージ|持ち家を資産として活用
- 案③:ゆうちょ銀行 貯金担保自動貸付け|定期貯金がある場合の裏技
- 年金受給者がカードローンを利用する際の注意点とリスク管理
- 注意点①:年金を担保にする違法な「ヤミ金」の危険な手口
- 注意点②:年齢上限に達すると追加融資は停止される
- 注意点③:万が一の時、借金は家族に相続される
- 注意点④:無理のない返済計画の立て方【シミュレーション付き】
- 年金受給者のカードローン利用に関するよくある質問
- そもそも、年金しかもらっていない私でも、お金を借りることはできるのでしょうか?
- もうすぐ75歳(80歳)になるのですが、今からでも申込めるカードローンはありますか?
- 以前、審査に落ちたことがあります。「絶対に借りれる」なんて場所、本当にありますか?
- 昔あった「年金を担保にする制度」の代わりになる、安心できる借入方法は?
- 銀行と消費者金融、どちらが良いですか?中小の会社についても知りたいです。
- もらっているのが障害年金なのですが、それでも借りられますか?
- ヤミ金のような怖いところは絶対に嫌です。ちゃんとした会社の見分け方は?
- 年金受給者のカードローンまとめ
年金受給者がお金を借りる方法の全体像|カードローン以外の選択肢も
年金だけで生活している中で、急な入院や家の修繕など、予期せぬ出費が重なった際に「自分はお金を借りることができるのだろうか」「どこに相談すればいいのか」と、大きな不安を感じてしまいますよね。
ご安心ください。年金を受給されている方がお金を借りる方法は、決して一つではありません。
まずは、どのような選択肢があるのか、落ち着いて全体像を把握することから始めましょう。ご自身の状況に最も合った、安全な方法が必ず見つかります。
【比較早見表】あなたに合った借入方法はどれ?
年金受給者の方が利用を検討できる主な借入方法には、それぞれ特徴があります。
以下の表で、ご自身の希望と照らし合わせてみてください。
借入方法 | 融資スピード | 金利の目安 | 主な対象者 |
---|---|---|---|
カードローン | 最短即日 | 年3.0%~18.0% | 年金以外にも収入がある方、または年金のみでも申込可能な商品を選ぶ方 |
公的融資制度(生活福祉資金貸付制度) | 1ヶ月程度 | 無利子~年1.5% | 生活に困窮している低所得の高齢者世帯など |
リバースモーゲージ | 2週間~1ヶ月程度 | 年3.0%前後 | 持ち家(不動産)を所有している方 |
このように、それぞれの方法には一長一短があり、「どの方法が一番良い」という絶対的な答えはありません。
「今すぐ現金が必要か」「金利をどれだけ抑えたいか」「持ち家などの資産があるか」によって、最適な選択肢は変わってきます。
大切なのは、あなたの状況とそれぞれの方法の特徴を照らし合わせ、最も合った選択をすることです。
次章からは、これらの選択肢を一つずつ詳しく解説していきます。
年金受給者のカードローン審査に通るための3つの重要ポイントと対策
年金受給者がカードローンの審査に通過するためには、金融機関が重視するポイントを正しく理解し、自身の状況が条件を満たしているかを確認することが重要です。
審査基準は公開されていませんが、一般的に「年齢」「収入」「信用情報」が大きな判断材料となります。
ここでは、審査における3つの重要ポイントと、申込前にできる対策について解説します。
ポイント①:年齢条件を正しく理解する
カードローンの申込条件で、最も分かりやすく、かつ厳格なのが年齢です。
ここには、見落としがちな2つの「壁」が存在します。
「申込時年齢」と「完済時年齢」の2つの壁
多くのカードローンでは、「申込可能な年齢」が定められています。例えば「満69歳まで」といった基準です。これが第一の壁です。
しかし、もう一つ「完済時年齢」という第二の壁があります。
これは「ローンを完済するときの年齢が〇〇歳未満であること」という基準で、例えば「完済時満81歳まで」のように設定されています。
たとえ申込時に75歳で申込条件をクリアしていても、5年返済のローンを組むと完済時は80歳になり、完済時年齢の条件を満たす、といった判断がなされます。
この「完済時年齢」を考慮することが、ご自身の選択肢を正しく知る上で重要です。
70歳、75歳、80歳…年齢別の選択肢の変化
年齢が上がるにつれて、利用できるカードローンの選択肢は変化します。ご自身の年齢がどの段階にあるかを確認しましょう。
- ~69歳まで:大手消費者金融(アイフルなど)や多くの銀行カードローンが選択肢に入り、最も選択肢が広い年代です。
- 70歳~74歳まで:選択肢は減り始めますが、プロミス(満74歳以下)など、まだ利用できる大手消費者金融が存在します。
- 75歳~80歳まで:選択肢はかなり限定されますが、ベルーナノーティス(80歳以下)やセゾンファンデックス(80歳まで)など、高齢者層を対象とした金融機関が主な借入先候補となります。
ポイント②:収入条件の誤解を解く
「年金だけだと審査に通らないのでは…」という不安は、多くの方が抱えています。
金融機関が収入をどのように見ているか、その本質を理解しましょう。
「年金のみ」はなぜ不利になるのか?金融機関が見ている本当のポイント
年金は、国から毎月定額が支給されるため、多くの金融機関で「安定収入」と見なされます。
事実、レイクやベルーナノーティスのように「年金収入のみ」でも申込可能なカードローンは存在します。
ではなぜ不利になるケースがあるのか。それは、年金額と返済負担のバランスです。
年金は給与のように昇給することがない固定収入のため、金融機関は「その年金額の中から、生活費を差し引いて、毎月無理なく返済を続けられるか」をより慎重に審査します。
年金額に対して希望する借入額が大きすぎる場合、「返済能力に懸念あり」と判断されやすくなるのです。
これも収入になる!「安定収入」と見なされるものの具体例
審査の可能性を大きく高めるのが、年金以外の安定収入です。
たとえ少額でも、年金に上乗せできる収入源があることは、返済能力を証明する上で非常に強力な要素となります。
- パート・アルバイト収入
- 不動産収入(家賃収入など)
- 個人事業の収入(自営業など)
これらの収入がある場合は、申込時に必ず正確に申告しましょう。審査において大きなプラス材料となります。
ポイント③:信用情報(クレヒス)を確認する
年齢や収入の条件をクリアしていても審査に落ちてしまう場合、原因は「信用情報」にある可能性が高いです。
信用情報とは何か?過去の延滞などがどう影響するか
信用情報とは、あなたのこれまでのローンやクレジットカードの利用履歴のことです。
この情報は信用情報機関(CIC、JICCなど)に登録されており、カードローン会社は審査の際に必ずこの情報を確認します。
過去にクレジットカードの支払いやローンの返済で長期の延滞があったり、債務整理(自己破産など)をしたりした記録が残っている場合、審査に通ることは極めて困難になります。
自身の信用情報を確認する方法(CIC、JICC)
ご自身の信用情報は、決してブラックボックスではありません。
手数料(1,000円程度)を支払えば、いつでも自分で確認することができます。
これを「情報開示請求」といい、スマートフォンから簡単に行えます。
【主な信用情報機関と確認手順】
消費者金融は主にJICC、クレジットカード会社は主にCICの情報を参照します。不安な方は両方を確認すると確実です。
CIC公式サイト:https://www.cic.co.jp/
JICC公式サイト:https://www.cic.co.jp/
本人確認・申込:スマホアプリやサイトの案内に従い、本人確認書類のアップロードや必要情報の入力を行います。
手数料の支払い・開示:クレジットカードなどで手数料を支払うと、その場ですぐにPDFファイルでご自身の信用情報レポートを確認できます。
【年金のみOK】年金収入だけでも申し込めるカードローン3選
年金以外の収入がないという状況で、「申し込みができるカードローンなどないのでは…」と諦めかけている方もいらっしゃるかもしれません。
確かに選択肢は限られますが、年金収入だけでも申し込めるカードローンは存在します。
ここで紹介する3社は、そのような方々にとって貴重な選択肢です。
それぞれの特徴は大きく異なりますので、メリット・デメリットをよく比較し、ご自身の状況や希望に最も合ったものを見つけましょう。
ベルーナノーティス|80歳まで申込可能な高齢者の心強い味方
ベルーナノーティス最大の強みは、「満80歳まで」という、他の金融機関を圧倒する広い年齢条件です。
公式サイトのデータによれば、利用者のうち実に76.9%が60歳以上であり、そのうち51.4%は70歳以上です(※)。
この事実は、シニア世代が安心して利用し、実際に選んでいるという何よりの証拠と言えるでしょう。
また、条件を満たせば何度でも利用できる「14日間無利息サービス」もユニークな特徴です。
これは、一度完済し、前回の無利息適用から3ヶ月が経過していれば、再度借入れた際に再び14日間の無利息が適用されるというものです。
急な出費が繰り返し発生する可能性があるシニア世代の家計にとって、心強いサービスです。
(※)ベルーナノーティス
注意点とデメリット
大手消費者金融の一般的な上限金利が年18.0%であることを考えると、ベルーナノーティスの金利は標準的な水準です。
特別低金利というわけではありません。
また、無利息期間も14日間と、他社の30日間サービスに比べると短い点はデメリットと言えます。
手続き面では、Webからの申込は可能ですが、カードレスには対応しておらず、後日カードが郵送されます。
そのため、家族に知られたくない場合は、受け取りに注意が必要です。
申込条件と必要書類
申込可能な年齢 | 20歳以上80歳以下の方 |
---|---|
収入条件 | 安定した収入がある方(年金収入のみでも申込可能) |
必要書類 | 本人確認書類(運転免許証、健康保険証など) |
収入証明書類(年金証書、年金振込通知書など) |
セゾンファンデックス|独自の審査基準を持つ信販系カードローン
出展:セゾンファンデックス
項目 | 詳細 |
---|---|
金利(実質年率) | 年6.5%~17.8% |
借入限度額 | 1万円~500万円 |
申込条件 | 20歳~80歳の方 |
定期的な収入のある方(年金収入のみでも申込可) | |
必要書類 | 本人確認書類、収入証明書類(年金証書、年金振込通知書など) |
融資スピード | 最短即日 |
セゾンファンデックスの「かんたん安心カードローン」は、銀行や消費者金融とは異なる「信販系」に分類されるカードローンです。
クレディセゾンなど、クレジットカード事業を母体とする信販会社ならではの審査ノウハウを持っており、これまで他の金融機関で良い結果が得られなかった方にとっても、検討の価値がある選択肢です。
ベルーナノーティスと同様に「満80歳まで」申込可能という広い年齢条件は、高齢者にとって大きな安心材料です。
また、「クレディセゾン」という大手グループが提供するサービスであるため、信頼性の高さも魅力と言えるでしょう。
さらに、平日12時までの申込と13時までの手続き完了で、最短即日での振込融資に対応している点もメリットです。
信販系カードローンでありながら、消費者金融に近いスピード感で対応してもらえる可能性があります。
注意点とデメリット
セゾンファンデックスのカードローンには、無利息期間のサービスがありません。
そのため、30日以内に返済できるような短期の借入れを希望する場合は、無利息サービスがある他の消費者金融の方が有利になる可能性があります。
また、手続きの過程でローンカードが郵送されるため、ご家族に知られたくない場合は受け取りに注意が必要です。
プライバシーを最優先する方には、カードレス対応のサービスがより適しているかもしれません。
申込条件と必要書類
申込可能な年齢 | 20歳以上80歳以下の方 |
---|---|
収入条件 | 定期的な収入がある方(年金収入のみでも申込可能) |
必要書類 | 本人確認書類(運転免許証、健康保険証など) |
収入証明書類(年金証書、年金振込通知書など) |
三菱UFJ銀行カードローン「バンクイック」|年金を安定収入と見なすメガバンク
「やはりお金を借りるなら、なじみのある大手銀行のほうが安心できる」と考える方も少なくありません。
そうした方にとって、日本最大のメガバンクである三菱UFJ銀行が提供する「バンクイック」は、有力な選択肢の一つです。
最大のメリットは、メガバンクが提供するサービスであるという絶対的な安心感です。
また、上限金利が年14.6%と、消費者金融の上限金利(年18.0%程度)と比較して低く設定されているため、返済負担を抑えられる可能性があります。
利便性の面では、三菱UFJ銀行の普通預金口座がなくても申込が可能な点も大きなメリットです。
カードローンのために新たに口座を開設する手間がかかりません。
注意点とデメリット
バンクイックを利用する上で最も注意すべき点は、申込可能な年齢が「満65歳未満」と定められていることです。
そのため、65歳から年金の受給を開始した方は対象外となり、主に60歳から64歳までに年金を繰り上げ受給している方が対象となります。
また、融資スピードは最短でも翌営業日となり、消費者金融のような即日融資には対応していません。
すぐにお金が必要な場合には不向きな選択肢です。
申込条件と必要書類
申込可能な年齢 | 満20歳以上満65歳未満の方 |
---|---|
収入条件 | 原則として安定した収入がある方(公式サイトのQ&Aで年金収入のみでも申込可能と明記) |
必要書類 | 本人確認書類(運転免許証など) |
収入証明書類(利用限度額が50万円を超える場合に必要) |
【年金+αの収入がある方向け】選択肢が広がる大手消費者金融カードローン5選
年金以外の収入がおありの場合、カードローンの選択肢はさらに広がります。
特に、パートやアルバイト、不動産収入などの「安定した収入」が別にある方であれば、融資スピードやサービスの利便性に優れた大手消費者金融のカードローンも申込対象となります。
ここでは、信頼性が高く、利用者へのサービスが充実している大手消費者金融の中から、特におすすめの5社を客観的な事実に基づいてご紹介します。
プロミス|74歳まで申込可能で審査スピードが魅力
プロミスは、「少しでも早く現金が必要」「申込可能な年齢が広い方がいい」と考える方にとって、非常に有力な選択肢です。
大手消費者金融の中でも「満74歳まで」という広い年齢上限を設けており、より多くの方が申込対象となります。
また、Webからの申込であれば「最短3分」という業界トップクラスのスピードで融資を受けられる可能性があり、緊急の資金ニーズに迅速に対応できます。
さらに、初回利用者に適用される「30日間無利息サービス」が、契約日の翌日ではなく「初回借入日の翌日」からスタートする点も大きなメリットです。
これにより、契約後すぐにお金を借りなくても無利息期間を無駄にすることがなく、ご自身のタイミングでサービスを最大限に活用できます。
注意点とデメリット
最も重要な注意点は、プロミスは年金以外の安定収入が必須であるという点です。
公式サイトにも「収入が年金のみの方はお申込いただけません」と明確に記載されています。
お申込条件
年齢18~74歳のご本人に安定した収入のある方。
主婦・学生でもアルバイト・パートなど安定した収入のある場合はお申込いただけます。ただし、高校生(定時制高校生および高等専門学校生も含む)はお申込いただけません。また、収入が年金のみの方はお申込いただけません。
プロミス
パートやアルバイト、個人事業など、年金とは別の定期的な収入があることが申込の絶対条件となりますので、ご注意ください。
申込条件と必要書類
申込可能な年齢 | 18歳以上74歳以下の方 |
---|---|
収入条件 | 本人に安定した収入のある方(パート・アルバイト等も可・年金収入のみは不可 |
必要書類 | 本人確認書類(運転免許証など) |
収入証明書類(希望額が50万円を超える場合などに必要) |
アコム|利用者数が多くサービスが充実
「カードローンの利用が初めてで不安」「やはり多くの人が利用しているという安心感を重視したい」と考える方には、業界最大手のアコムが適しています。
アコムの最大の強みは、「はじめてのアコム」というCMでおなじみの、業界最大手としての信頼性と安心感です。
実際にローン事業の利用者数は192万件を超え(2025年6月末時点)、多くの方に選ばれている実績があります(※)。
最短20分融資に対応しており、急ぎのニーズにも十分応えられるスピード感を持ちながら、初めての方でも安心して利用できる「30日間金利0円サービス」も提供しています。
スピード・サービス内容ともにバランスが取れており、初めてカードローンを利用する方にとって、非常に分かりやすい選択肢と言えるでしょう。
(※)アコム
注意点とデメリット
プロミスと同様に、アコムも申込には年金以外の安定収入が必須です。
公式サイトのQ&Aでも「年金以外に安定した収入と返済能力を有する方」が対象と明記されており、年金収入のみでは申し込めない点に注意が必要です。
年金受給者でもカードローンやキャッシングに申し込むことはできますか?
はい。年金受給者の方でもカードローンやキャッシングにお申し込みいただけます。
ただし、アルバイトや自営業などで年金以外に安定した収入と返済能力を有する方で、当社基準を満たす方に限ります。
まずは3秒診断を行っていただくと、ご契約後にお借入可能かシミュレーションいただけます。ぜひご活用ください。
アコム
申込条件と必要書類
申込可能な年齢 | 20歳以上の方 |
---|---|
収入条件 | 安定した収入と返済能力のある方(パート・アルバ-イト等も可。年金収入のみは不可) |
必要書類 | 本人確認書類(運転免許証など) |
収入証明書類(アコムでの利用限度額が50万円を超える場合など) |
SMBCモビット|WEB完結でプライバシーにも配慮
SMBCモビット最大のメリットは、三井住友カードが提供するカードローンブランドであるという信頼性の高さです。
SMBCグループの一員であるという安心感は、他の消費者金融にはない大きな特徴と言えます。
また、公式スマホアプリ「Myモビ」の利便性も高く評価されています。
アプリを利用すれば、セブン銀行ATMやローソン銀行ATMで原則24時間いつでもカードレスで借入・返済ができるほか、最短3分でご自身の口座へ直接振り込んでもらう「振込キャッシング」機能も利用可能です。
申込方法によっては、勤務先への電話連絡や自宅への郵送物をなしにすることもできます。
注意点とデメリット
大手消費者金融では珍しく、SMBCモビットには「無利息期間サービス」がありません。
そのため、ごく短期間で返済できる見込みがある場合は、プロミスやアコム、アイフルといった無利息サービスがある他のカードローンの方が利息を抑えられます。
また、他の大手消費者金融と同様に、申込には年金以外の安定した収入が必須となります。
申込条件と必要書類
申込可能な年齢 | 満20歳以上74歳以下の方 |
---|---|
収入条件 | 安定した定期収入のある方(パート・アルバイト等も可。年金収入のみは不可) |
必要書類 | 本人確認書類(運転免許証など) |
収入証明書類(源泉徴収票の写しなど) |
アイフル|初めての方でも相談しやすい
アイフルの大きな特徴は、第三者機関からも高い評価を得ている客観的な信頼性です。
例えば、2025年のオリコン顧客満足度調査では「ノンバンク カードローン」ランキングにおいて第1位を獲得しており、実際の利用者から支持されているという事実が安心感につながります(※)。
また、大手消費者金融の多くが銀行グループの傘下にある中で、アイフルは独立系の企業です。
そのため、グループの方針に縛られない独自の基準で審査を行っている可能性があり、過去に銀行系のローンで良い結果が得られなかった方でも、異なる視点で審査されることが期待できます。
注意点とデメリット
アイフルの公式サイトには「無職の方はお申込みいただけません。(年金のみ、主婦、主夫、内定も含まれます)」と明確に記載されています。
したがって、パートやアルバイトなど、年金以外の定期的な収入があることが申込の必須条件です。
無職の方はお申込みいただけません。(年金のみ、主婦、主夫、内定も含まれます)パート・アルバイトなどでも、お仕事をされていればお申込みいただけます。
キャッシングローンの場合、満20歳以上69歳までの定期的な収入と返済能力を有する方で、当社基準を満たす方であればご契約いただけます。
※お取引期間中に満70歳になられた時点で、新たなご融資は停止となりますのでご注意ください。
アイフル
申込条件と必要書類
申込可能な年齢 | 満20歳以上69歳以下の方 |
---|---|
収入条件 | 定期的な収入と返済能力を有する方(パート・アルバイト等も可。年金収入のみは不可) |
必要書類 | 本人確認書類(運転免許証など) |
収入証明書類(アイフルの利用限度額が50万円を超える場合など) |
レイク|無利息期間が長いのが特徴
レイク最大のメリットは、ご自身の状況に応じて2種類から選べるWeb申込限定の無利息期間です。
無利息期間 | 条件 |
---|---|
Web申込で60日間無利息 | 契約額が50万円未満の場合 |
Web申込で365日間無利息 | 契約額が50万円以上の場合 |
このように、ご自身の計画に合わせて最適な無利息プランを選択できるのが、他社にはない大きな強みです。
注意点とデメリット
公式サイトのQ&Aでは「年金のみのお客さまでもお申込み可能」と記載がありますが、審査では返済能力が総合的に判断されます。
より確実性を考えるのであれば、パートやアルバイトなど年金以外の安定収入があった方が、審査において有利になるのは間違いありません。
収入が年金だけでも申込みできますか?
収入が年金のみのお客さまでもお申込み可能です。
年金の受給金額が確認できる、年金証書・年金振込(支払)通知書・公的年金等の源泉徴収票のいずれか一点をご用意ください。
レイク
申込条件と必要書類
申込可能な年齢 | 満20歳以上70歳以下の方 |
---|---|
収入条件 | 安定した収入がある方(公式サイトでは年金のみでも申込可能と記載) |
必要書類 | 本人確認書類(運転免許証など) |
収入証明書類(契約額が50万円を超える場合など) |
カードローンが難しい場合の3つの代替案|公的制度や資産活用も
カードローンの利用が難しい場合でも、年金受給者がお金を工面する方法は他にもあります。
公的融資制度や、所有する資産を活用する方法など、それぞれに異なる特徴とメリット・デメリットが存在します。
カードローン以外の選択肢を理解し、ご自身の状況に最も適した方法を検討することが重要です。
案①:生活福祉資金貸付制度|公的融資という最終手段
民間の金融機関からの借入れが困難な場合に、選択肢となるのが国が用意している「生活福祉資金貸付制度」です。
これは、生活に困窮する方々を支援するための、公的なセーフティネットとして位置づけられています。
利用できる世帯の条件
この制度は、対象となる世帯が定められています。
- 低所得者世帯:住民税非課税程度の、資金の借入れが困難な世帯
- 障害者世帯:身体障害者手帳などの交付を受けた方がいる世帯
- 高齢者世帯:65歳以上の高齢者がいる世帯
年金受給者の方は、「高齢者世帯」としてこの制度の対象となる可能性があります。
ただし、この制度はあくまで「貸付」であり、返済不要の「給付」ではありません。
相談窓口と申請の流れ
この制度に関する相談や申込は、お住まいの市区町村にある「社会福祉協議会」が窓口となります。
申請の大まかな流れは以下の通りです。
- 相談:地域の社会福祉協議会の窓口で、現在の生活状況などを相談します。
- 申込:制度の利用が可能と判断されれば、必要書類を揃えて申込手続きを行います。
- 審査:提出された書類を基に、社会福祉協議会による審査が行われます。
- 貸付決定・送金:審査に通過すると、貸付が決定され、指定した口座へ資金が振り込まれます。
注意点として、相談から実際に融資を受けるまでには、1ヶ月程度の時間がかかるのが一般的です。
そのため、緊急の支払いには向いていません。
案②:リバースモーゲージ|持ち家を資産として活用
ご自宅を所有されている年金受給者の方であれば、「リバースモーゲージ」という選択肢があります。
これは、ご自宅を手放すことなく資産として活用し、老後の生活資金を確保する方法です。
仕組みとメリット・デメリット
リバースモーゲージは、自宅を担保に金融機関から融資を受け、契約者が亡くなった際にその自宅を売却することで元金を一括返済する仕組みです。
- 生存中は利息のみの返済で済む
- 自宅に住み続けられる
- まとまった資金を確保できる
これらのメリットは、元金の返済が契約者の死亡後に行われることから生まれます。
毎月の返済は利息のみ、または不要な場合が多く、年金生活における家計の負担を大幅に軽減できます。
思い出のある自宅に住み続けながら、その資産価値を生活資金として活用できる点が最大の特徴です。
- 不動産価値の下落リスク
- 金利上昇リスク
- 長生きリスク(融資枠を使い切る可能性)
一方で、注意すべきリスクも存在します。
多くの商品は変動金利のため、将来市場金利が上昇すれば月々の利息負担が増加します。
また、不動産価値が下落した場合、融資限度額が見直される可能性もゼロではありません。
さらに、想定より長生きされた場合に融資の限度額を使い切ってしまい、それ以上の資金を確保できなくなる「長生きリスク」も考慮しておく必要があります。
利用する前に家族との相談が必須な理由
この制度を利用する上で、最も重要なのがご家族、特に将来の相続人となる方々との事前相談です。
この制度を利用するということは、原則として、あなたの死後に相続人(お子様など)がご自宅を相続できなくなることを意味します。
「実家を相続できると思っていた」というご家族との間で、深刻なトラブルに発展するケースも少なくありません。
将来的な相続トラブルを避けるため、契約前には必ず、相続人となるご家族全員に制度の仕組みを説明し、十分な理解と同意を得ておくことが絶対条件です。
案③:ゆうちょ銀行 貯金担保自動貸付け|定期貯金がある場合の裏技
ゆうちょ銀行に定期貯金や定額貯金をお持ちの方には、あまり知られていませんが、非常に有効な資金調達方法があります。
それが「貯金担保自動貸付け」です。
条件に合う方にとっては、最も手軽で安心な方法と言えるでしょう。
審査なしで借りられる仕組みと利用方法
この制度は、ご自身がゆうちょ銀行に預けている定期貯金などを担保にするため、信用情報に基づく審査が一切ありません。
過去の返済履歴などに関わらず、条件を満たせば誰でも利用できます。
利用方法もとても簡単です。
総合口座通帳であれば、特別な申込手続きは不要で、通常貯金の残高がゼロになっても、そのままATMなどでお金を引き出すだけで、不足分が自動的に貸付けられます。
貸付の上限額は、担保となる貯金額の90%以内で、1冊の総合口座通帳につき最高300万円までです。
金利も非常に低く設定されており、例えば定額貯金を担保にする場合は「返済時の約定金利+0.25%」と、カードローンとは比較にならないほどの低金利で利用できます。
年金受給者がカードローンを利用する際の注意点とリスク管理
カードローンは正しく利用すれば便利なサービスですが、年金受給者の方が利用する際には、特有の注意点とリスクが存在します。
契約前にこれらの点を正確に理解しておくことは、ご自身とご家族の生活を守る上で極めて重要です。
注意点①:年金を担保にする違法な「ヤミ金」の危険な手口
まず、大原則として、年金を担保にお金を借りることは、例外なく法律で禁止されています。
もし、インターネットやチラシで以下のような言葉を見かけた場合、それは100%違法な「ヤミ金(闇金)」業者です。
いかなる理由があっても、絶対に連絡を取ってはいけません。
- 年金受給者なら審査なしで融資します
- 年金証書を担保にお金を貸します
- ブラックでも年金さえあれば大丈夫
これらの違法業者は、年金証書や預金通帳を担保として取り上げ、法外な金利を請求するなどの悪質な手口を使います。
一度関わると、平穏な生活を脅かされる深刻な被害に遭う危険性があります。
正規の貸金業者は、必ず国(財務局または都道府県)から「貸金業登録番号」を与えられています。
利用を検討している業者が正規の業者かどうかは、以下の公式サイトで必ず確認してください。
登録貸金業者情報検索入力ページ
注意点②:年齢上限に達すると追加融資は停止される
多くの人が見落としがちなのが、カードローン利用中に契約上の年齢上限に達した場合のルールです。
カードローン契約が無事にできたとしても、各社が定める利用可能な年齢上限(例:70歳、74歳など)に達した時点で、新たな借入はできなくなり、返済のみの契約に切り替わります。
これはペナルティや契約違反ではなく、各金融機関が定めている貸付のルールです。しかし、このルールを認識していないと、将来の資金計画が大きく狂ってしまう危険性があります。
例えば、74歳まで利用可能なカードローンを生活費の補填として継続的に利用しているケースを考えます。
利用者が75歳になると、契約上の年齢上限に達するため、それ以降は新たな借入ができなくなります。
このルールを認識していないと、予定していた医療費の支払いなどができなくなり、生活が立ち行かなくなる事態に陥る可能性があります。
注意点③:万が一の時、借金は家族に相続される
カードローンを利用する上で、ご自身の返済計画だけでなく、万が一の時にご家族にどのような影響が及ぶかを理解しておくことは、非常に重要なリスク管理です。
法律上、カードローンの借入金などの「債務(マイナスの財産)」も、預貯金などの「資産(プラスの財産)」と同様に、法定相続人(配偶者やお子様など)に相続されます。
もしご家族が借入れの事実を知らないまま相続が発生した場合、ある日突然、金融機関から返済を求める通知が届き、ご家族が大きな混乱と負担を背負うことになりかねません。
対策として、カードローンを利用する際は、可能な限りご家族にその事実を伝えておくことが、残されたご家族への配慮となります。
また、借入額相当の死亡保険金が受け取れる生命保険に加入しておく、というのも一つのリスク管理方法です。
なお、相続人は「相続放棄」という手続きを家庭裁判所で行うことで、借金の返済義務を免れることができます。
ただし、これは預貯金などのプラスの財産も全て放棄することになり、専門的な知識が必要なため、必ず弁護士などの専門家へ相談してください。
注意点④:無理のない返済計画の立て方【シミュレーション付き】
年金収入の中から、毎月いくらまでなら安全に返済できるのかを客観的に把握することが、計画的な利用の第一歩です。
以下の手順で、ご自身の返済可能額の目安を計算してみましょう。
借入れ前には、必ず公式サイトの返済シミュレーションなどを利用し、利息を含めた総返済額がいくらになるのかを確認することが重要です。
- 毎月の年金収入を把握する
- 毎月の固定費を差し引く(家賃、光熱費、食費、通信費、医療費など)
- 急な出費のための予備費を確保する(例:1万円~2万円)
- 残った金額が、毎月返済に充てられる上限額の目安
例えば、「30万円を年利18.0%で借りて、毎月1万円ずつ返済した場合」の返済計画は以下のようになります。
借入額 | 金利(年率) | 毎月の返済額 | 返済期間 | 総返済額(利息) |
---|---|---|---|---|
30万円 | 18.0% | 11,000円 | 38回 | 408,970円(108,970円) |
このように、30万円の借入れでも、毎月1万円ずつ返済していくと、元金の他に約10万円もの利息を支払うことになります。
借入れ前には、必ずこのようなシミュレーションを行い、総返済額を把握した上で、無理のない計画を立てることが重要です。
年金受給者のカードローン利用に関するよくある質問
そもそも、年金しかもらっていない私でも、お金を借りることはできるのでしょうか?
年金収入のみでも申込可能なカードローンは存在します。
ただし、年金以外の収入がある場合に比べて選択肢が限られるのが実情です。
金融機関によっては、「年金以外の安定収入」を申込条件としている場合も少なくありません。
詳細は「【年金のみOK】年金収入だけでも申込めるカードローン3選」の章で解説しています。
もうすぐ75歳(80歳)になるのですが、今からでも申込めるカードローンはありますか?
70歳以上、あるいは80歳まで申込可能なカードローンもあります。
多くのカードローンが60代で申込を締め切る中、「ベルーナノーティス」や「セゾンファンデックス」のように、シニア世代の資金ニーズに対応した金融機関も存在します。
年齢を理由に諦める必要はありません。
年齢条件の詳しい考え方は「ポイント①:年齢条件を正しく理解する」の章で解説しています。
以前、審査に落ちたことがあります。「絶対に借りれる」なんて場所、本当にありますか?
「絶対に借りれる」という安全な金融機関は存在しません。
法律(貸金業法)で、貸金業者には返済能力を調査する「審査」が義務付けられているためです。
審査に落ちた場合は、「絶対に借りれる場所」を探すのではなく、「なぜ審査に通らなかったのか」を分析し、ご自身の状況を改善することが重要です。
その具体的な対策方法は、「年金受給者のカードローン審査に通るための3つの重要ポイントと対策」の章で解説しています。
昔あった「年金を担保にする制度」の代わりになる、安心できる借入方法は?
「年金担保貸付制度」は2022年3月末で新規の申込受付を終了しています。
その代替となる公的な制度としては、「生活福祉資金貸付制度」が利用可能です。
カードローン以外の選択肢については、「カードローンが難しい場合の3つの代替案」の章で詳しく解説しています。
銀行と消費者金融、どちらが良いですか?中小の会社についても知りたいです。
どちらが良いかは、金利や融資スピードなど、何を優先するかによって異なります。
一般的に、銀行は金利が低いものの審査や年齢条件が厳しく、消費者金融は金利が高い傾向ですが、審査がスピーディで年齢条件の広い商品が多いという特徴があります。
中小の金融機関は、独自の審査基準を持つ場合があります。
それぞれの具体的な商品については、「【年金のみOK】」および「【年金+αの収入がある方向け】 」の各商品紹介の章で解説しています。
もらっているのが障害年金なのですが、それでも借りられますか?
障害年金も法律上の「年金」にあたるため、金融機関によっては安定収入と見なされる可能性があります。
ただし、最終的な判断は金融機関の審査基準によります。老齢年金と同様に、年金以外の収入があると審査では有利になる傾向があります。
収入条件の考え方については、「ポイント②:収入条件の誤解を解く」の章で詳しく解説しています。
ヤミ金のような怖いところは絶対に嫌です。ちゃんとした会社の見分け方は?
最も確実な見分け方は、金融庁のデータベースで「貸金業登録番号」を確認することです。
「誰でもOK」「審査なし」といった勧誘文句は、違法なヤミ金業者の典型的な手口ですので注意が必要です。
違法業者の詳しい手口や、正規の会社かを確認する具体的な方法は、「注意点①:年金を担保にする違法な「ヤミ金」の危険な手口」の章で解説しています。
年金受給者のカードローンまとめ
年金収入のみで申込可能なカードローンは限られますが、パートなど年金以外の収入がある場合は、大手消費者金融など選択肢が大きく広がります。
カードローンを利用する際は、審査で重要となる「年齢条件」「収入状況」「信用情報」の3つのポイントを正しく理解することが不可欠です。ご自身の状況を客観的に把握し、適切な対策を立てることが重要となります。
また、いかなる場合でも、「審査なし」を謳う違法なヤミ金業者には絶対に関わってはいけません。
利用を検討する際は、金融庁のデータベースで必ず「貸金業登録番号」を確認し、安全な正規の業者であることをご自身で確かめてください。
カードローン以外にも、公的融資制度などの選択肢があります。どの方法を選ぶにせよ、無理のない返済計画を立て、ご家族とも相談の上で慎重に判断することが、後悔のない選択につながります。