初めに、実はプロミスで増額するより、他社カードローンへ新規申込するほうが明らかにメリットが大きいということをお伝えします。
カードローンの増額は、初回申込時よりも審査が厳しいからです。慎重に審査される分、新規申込より時間もかかりやすいと考えられます。
さらに、増額する場合は無利息期間を活用できず、利息の負担も増えてしまうでしょう。
したがって「審査落ちが不安…」「急ぎで追加借入れしたい!」というニーズのある方は、プロミスでは増額せず、他社消費者金融へ新規申込してみてください。
アコムは審査通過率が高いため、プロミスの増額審査に落ちないか不安な方に向いています。
アイフルは独自の審査基準があり、プロミスで増額できなかった方におすすめです。
レイクは無利息期間が365日と長く、増額したいけど利息の負担が気になるという方に最適です。
- プロミスでは土日でも増額審査を受け付けている
- 増額審査は最短60秒だが審査結果が遅れるケースも多い
- 増額審査は初回申込時より厳しい傾向にある
- プロミスで増額できないときは他社申込を検討する
なお、この記事ではプロミスの増額方法や審査基準、かかる時間についてもまとめています。
どうしても、他社カードローンでの新規借入ではなくプロミスで増額したいという方は、以下の方法で申請してみましょう。
増額申請の方法 | 受付時間 |
---|---|
インターネット | 会員サイトで「ご利用限度額を増額する」をタップする |
電話 | プロミスコール(0120-24-0365)に連絡する |
自動契約機 | 「店舗・ATM検索」から自動契約機を調べて手続きする |
- プロミスの増額とは?限度額のしくみをわかりやすく解説
- 増額より新規申込のほうが審査に通りやすくておすすめ!
- プロミスで増額する方法や流れを解説
- 増額方法はインターネット・電話・自動契約機の3つ
- 限度額が大きいと収入証明書が必要になる
- 転職していると在籍確認の電話がくることがある
- プロミスの増額の審査時間は最短60秒!時間がかかる可能性もあり
- 土日でも増額できるが申請方法は限られる
- 増額の審査結果が来ないときは問い合わせできる
- プロミスの増額審査は厳しい!審査難易度について考察してみた
- プロミスの増額審査に落ちる原因は?より確実に増額するポイント
- 増額案内を受け取るか契約から6ヶ月以上のタイミングで申請する
- 直近で審査落ちした人は連続申込しない
- 他所でも滞納しないよう注意する
- 借金があるならできるだけ完済しておく
- 転職予定があるなら実行前に増額する
- 総量規制の範囲内で増額する
- プロミスの増額にはリスクもあるので慎重に検討する
- 限度上限額が下がる・0円になるリスクがある
- 審査中に利用制限がかかる場合もある
- 他社からの借入時に厳しいと感じることがある
- 毎月の返済額が増えて支払いが苦しくなる
- プロミスで増額できない場合の対処法
- 急ぎでない場合は6ヶ月空けて再申し込みする
- 急ぎなら他社カードローンで新規申込みする
- 審査通過が難しそうならカードローン以外の借入方法を検討する
- プロミスで増額できないときにおすすめのカードローン3選
- アコムはプロミスの増額審査に不安がある人におすすめ
- アイフルは増額審査に落ちた人向け
- レイクは増額による負担増加が心配な人に最適
- プロミスの借入限度額を増額したい人によくある質問
- プロミスの借入限度額を増額するのに最適なタイミングは?
- プロミスの増額ボタンを押せない・表示されないと増枠できない?
- プロミスで増額すると毎月の返済額はいくら変わる?
- プロミスから電話やメールで増額案内がきたら必ず増枠審査に通る?
- プロミスでは増額後の金利を事前に確認できる?
- プロミスの増額審査は落ちた後の再申込も可能?
- 「増額の審査落ち後、プロミスに相談すれば増枠できる?」と知恵袋で見たけど、実際はどう?
- 増額申込後の結果メールが来ない・審査時間が長い場合は落ちた?
- プロミスで増額審査に落ちたら他社の審査でも落ちる?
- プロミスの増額審査は厳しいので他社申込みも検討しよう
プロミスの増額とは?限度額のしくみをわかりやすく解説
プロミスにおける「増額」とは、借入れできる限度額を増やすことです。
プロミスなどのカードローンでは、毎月決められた最低返済額さえ支払っていれば、限度額の範囲で自由に借入れ・返済ができます。
増額によって限度額が増えれば借りられる金額を増やせるので、急な出費や引き落としなどにも対応できるでしょう。
増額しても、実際にお金を借りなければ毎月の返済額が増えたり余計に利息がかかったりする心配は無用です。
ただし、増額には審査が厳しいなどのリスクもあるため、安易な増額申請はおすすめできません。
増額より新規申込のほうが審査に通りやすくておすすめ!
限度額を増やしたい方は、プロミスの増額ではなく、他社カードローンへの新規申込が先決です。
増額審査では、初回申込時より審査項目が増え、審査通過が難しくなるためです。
増額で審査がおこなわれた事実は信用情報に残り、ローンの審査に悪影響を与えます。
よって、増額審査に落ちてから他社申込みという順番だと、結果的に追加借入できる可能性は低くなるでしょう。
とはいえ、プロミス以外どこに申込めばいいかわからないと思うので、借りやすくて融資スピードが早いおすすめカードローンを以下の表にまとめました。
下手に増額申請すると、逆に限度額が下がってしまうリスクもあります。追加借入れなら、まずは上記カードローンへの新規申込みを優先的にご検討ください。
プロミスで増額する方法や流れを解説
借入先をこれ以上増やしたくないという方は、プロミスで増額して追加借入するのも一案です。
この項では、スムーズに増額するために増額方法や必要書類、在籍確認について解説していきます。
増額方法はインターネット・電話・自動契約機の3つ
結論として、プロミスで増額したいならスピーディーかつ手続きが楽なインターネット申込みがおすすめです。
ただし、人によってはインターネットから増額申請できないこともあるので、各増額方法の特徴や具体的な流れを見ていきましょう。
インターネットなら土日祝日でも増額申請できる
急いでいる方や土日祝日に増額したい方は、インターネットから増額申請しましょう。
プロミスの会員サイトでは、24時間いつでも増額申請を受け付けています。9〜21時に増額申請すれば最短60秒で審査結果が出るのでスムーズです。
プロミスにインターネットから増額申請する流れを以下にまとめました。
- プロミスの会員サイトにアクセスする
- 「ご利用限度額を増額する」をタップ
- 必要事項を入力して申請
- 審査結果が通知される
審査に落ちた場合、原則30分以内にメールにて審査結果が通知されます。
増額ボタンが表示されない場合、会員サイトからは申込めないので、電話・自動契約機から申請してください。
電話・自動契約機は増額ボタンが表示されない人でも申請できる
会員サイトで増額ボタンが表示されない方、または相談しながら手続きしたい方は、電話や自動契約機から増額申請しましょう。
電話や自動契約機からオペレーターに繋げれば、増額ボタンが表示されていない場合でも増枠できる可能性があります。審査や返済など、不安なことがあっても相談できるのもメリットです。
電話や自動契約機から増額申請する流れは、次の通りです。
- オペレーターに電話を繋ぐ
- 電話で担当者に増額希望を伝える
- 必要事項を口頭で伝える
- 審査結果が通知される
電話の場合はプロミスコール(0120-24-0365)に、自動契約機の場合は併設されている受話器からオペレーターに電話を繋げます。
なお、電話や自動契約機は営業時間が限られているため、あらかじめ確認しておきましょう。
申請方法 | 受付時間 |
---|---|
自動契約機 | 平日のみ 9〜21時 |
電話(プロミスコール) | 平日のみ 9〜18時 |
土日はオペレーターが対応できないため、増額申請できません。
限度額が大きいと収入証明書が必要になる
プロミスで増額申請した際、増額後の借入限度額が一定を超えると収入証明書類が必要になります。収入証明が必要になる基準は、次のとおりです。
- プロミスの限度額が50万円〜
- 他社との限度額合計が100万円〜
収入証明書類の提出は貸金業法により義務付けられているため、たとえオペレーターに相談しても避けることはできません。
個人が借入れをしようとする場合において、①ある貸金業者から50万円を超えて借入れる場合、②他の貸金業者から借入れている分も合わせて合計100万円を超えて借入れる場合、のどちらかに当てはまると、「収入を証明する書類」の提出が必要です。
日本貸金業協会
提出できる収入証明書類は次のとおりです。
- 源泉徴収票
- 確定申告書
- 税額通知書
- 所得・課税証明書
- 給与明細書+賞与明細書
増額した後の借入限度額が大きくなる場合、あらかじめ収入証明書類を用意しておくと審査をスムーズに進められるでしょう。
転職していると在籍確認の電話がくることがある
増額申請するなら、できる限り連絡は取れるようにしておきましょう。
プロミスでは、増額するときの在籍確認は基本的にありませんが、初回契約時から職場が変わっていると職場に電話がかかってくるケースも考えられます。
自分以外の人が在籍確認の電話に出ると、プロミスでお金を借りている事実がバレるかもしれません。
自分で電話を取れない場合、あらかじめオペレーターに連絡して「電話の代わりに書類で在籍確認できないか」「時間帯を指定できないか」を相談おきましょう。
どうしても職場に借入れを知られたくない場合、ほかの大手消費者金融に申込みするのも手です。
上記のカードローンは原則職場への電話なしで、転職している方でもバレるリスクを減らせます。周囲に知られず追加借入したいなら、増額する前に申込みをご検討ください。
プロミスの増額の審査時間は最短60秒!時間がかかる可能性もあり
プロミスの増額の審査時間は最短60秒と早いように思えますが、過信しないようにしましょう。
参考までに、プロミスの公式サイトでは「審査時間は限度額によって変わる」とされているため、表にまとめました。
増額後の限度額 | 審査にかかる時間 |
---|---|
〜50万円 | 最短60秒 |
50万円〜 | 最短30分 |
例えば、現在の限度額が40万円でさらに20万円増額する場合、最短30分で審査結果がわかります。
ただし、プロミスの増額は審査基準が初回申込時よりも厳しいです。審査が慎重におこなわれるぶん、実際の審査時間はより長引く可能性が高いです。
土日でも増額できるが申請方法は限られる
プロミスで土日祝日でも増額できるのは、会員サイトから増額できる方だけです。
プロミスの公式サイトでは、増額審査について「土日祝も回答(※)」と明記されていますが、あくまで会員サイトからの申込みを前提としています。
増額ボタンが押せない場合、会員サイトからの増額申請は不可です。
さらに、インターネットがダメならと電話や自動契約機から申込みしても、休日はオペレーターが対応できないので申請できません。
土日祝日に急ぎで追加借入したいものの、増額ボタンが押せない方は、ほかの消費者金融に新規申込みしましょう。
上記3社なら土日祝日でも変わらず審査を受け付けており、最短25分以内に融資を受けられます。
(※)キャッシング・カードローンなら消費者金融の【プロミス】公式サイト
増額の審査結果が来ないときは問い合わせできる
プロミスで増額申請してもなかなか審査結果が来ない場合、問い合わせるしかありません。
ブラウザやアプリからプロミスの会員ページにアクセスすれば、増額審査の状況や結果を確認することも可能です。
数日かかっているにもかかわらず審査中になっている場合、次のような方法でプロミスに問い合わせしてください。
問い合わせ方法 | 対応時間 |
---|---|
メール | 平日18時まで |
電話(プロミスコール) | 平日9〜18時 |
プロミスの増額審査は厳しい!審査難易度について考察してみた
プロミスの増額は、初回申込時より審査項目が増えるので、審査基準が厳しいです。
増額で借入額が一定以上になる場合、最新の収入証明書が必要になることから、収入について細かく精査されていることがわかります。
さらに、初回契約時から収入が悪化していないかもチェックされるため、次のうちいずれか1つでも当てはまる方は増額申請を避けるべきです。
- 収入が減少した
- 正社員から派遣になった
- プロミスや他社で滞納した
- 一人暮らしを始めて支出が増えた
- 失業して収入を失った
上記に当てはまっていても絶対に審査落ちするわけではありませんが、望みは薄いです。
審査に不安があるなら、増額申請するよりほかのカードローンに新規申込みしたほうが固いです。
プロミスの増額審査に落ちる原因は?より確実に増額するポイント
プロミスで増額申請する場合でも、ほかのカードローンに新規申込する場合でも、審査落ちの原因を知っておくことは重要です。
この項では、審査落ちの原因に基づき、利用者が取れる審査対策についてまとめました。
- 初回借入から6ヶ月以上経ってから申込む
- 直近で審査落ちした場合は連続申込しない
- ローン等で延滞しないよう注意する
- 借金をできるだけ減らしておく
- 転職予定なら実行前に申込む
- 年収の3分の1以内で増額する
それぞれ詳しく解説します。
増額案内を受け取るか契約から6ヶ月以上のタイミングで申請する
プロミスの増額では、一般的なカードローンと同じように6ヶ月程度の利用実績が必要になる可能性が高いです。
増額審査では、これまでカードローンで返済を続けてきた「利用実績」が重要になります。利用期間は長ければ長いほど有利で、増額タイミングの目安としては6ヶ月以上です。
参考までに、セブン銀行カードローンの公式サイトを見ると、初回借入から6ヶ月以上でないと増額できないと明記されていました。
額のお申込み(100万円~300万円)は、初回お借入れから約6ヶ月以上経過のお客さまがお申込みいただけます。
限度額の増額について | セブン銀行
プロミスでは、増額できる要件を満たした人に対して電話やメールで増額案内が届きます。
初回契約から6ヶ月未満、もしくは増額案内をまだ受け取っていない方は、増額申請するより他社申込したほうが確実です。
直近で審査落ちした人は連続申込しない
過去6ヶ月で増額審査に落ちた人は、プロミスの増額申請や他社カードローンへの申し込みは避けた方がいいでしょう。
カードローンに短期間で複数申込するのは禁止されていませんが、申込ブラックとして審査に影響する恐れがあります。
審査では、信用情報の照会によって金融機関の利用状況・申込状況などがわかるので、隠し通すことはできません。信用情報機関のひとつであるJICCでは、6ヶ月ほど履歴が残ると記載されています。
参考までに、楽天銀行カードローンでは、前回の増額申込から6ヶ月未満の人は申し込みできないと明記されています。
ご入会、前回ご利用限度額増額のお申込から6ケ月未満のかた、延滞中のかたはお申込は出来ません。
ご利用限度額の引き上げ(増額)|楽天銀行カードローン
審査で大事なのはあくまで返済能力や信用なので、多少連続申込しても、収入が安定していれば問題ありません。
ただ、前回の審査に落ちている時点で返済能力・信用に問題がある可能性が高いため、不安であれば連続申込は避けるべきです。
他所でも滞納しないよう注意する
増額審査に通るには、プロミスを含めた金融機関での支払いが遅れないよう注意しましょう。
審査では返済実績が重視されるため、返済遅延があると審査が不利になります。特に、長期延滞があると「返済の意思がない」と判断されてしまうかもしれません。
信用情報機関のCICが公表している「表示項目の説明」によると、61日以上・3ヶ月以上の支払遅延があると「異動」となり、審査通過が困難になります。
一方で、数日程度の軽い延滞なら、審査に大きく影響しない可能性もあるでしょう。もし支払いが遅れてしまったら、信用を損ねないよう、ローン会社への事前連絡を忘れないようにしてください。
借金があるならできるだけ完済しておく
プロミス以外からの借入れがあるなら、完済してから申込みするのが効果的です。
増額審査では、信用情報を介して返済能力を確認されます。
カードローン、クレジットカードのキャッシングなどほかの金融機関からの借入れがあると、返済能力が低いと判断され、審査落ちになる可能性があります。
なお、次のような借入れは一般的にいう「他社借入」に含まれません。
- 住宅ローン
- 自動車ローン
- 奨学金
- ショッピング枠など
また、審査では総合的な返済能力を勘案されます。したがって、他社借り入れがあっても年収・勤務先・雇用形態などの条件次第では、審査に通るかもしれません。
転職予定があるなら実行前に増額する
近い将来に転職・退職を考えているなら、実行するまえにプロミスでの増額を済ませておきましょう。
増額審査では安定収入の有無を見られますが、なかでも勤続年数は大切な要素です。
転職すると、これまでの勤続年数がリセットされるため、安定収入の証明が困難になります。
多くの会社は6ヶ月以内の試用期間を設けていますが、本採用で採用見送りになると安定収入がなくなってしまうのも理由です。
なお、転職後に前の職場を申告しても在籍確認によって虚偽申告がバレてしまい、審査落ちの原因になります。
総量規制の範囲内で増額する
プロミスで限度額を増やすときは、増額後の借入総額が年収の3分の1になるように増額申請しましょう。
消費者金融であるプロミスは、総量規制と呼ばれる決まりによって、貸付限度額が年収の3分の1までに制限されるからです。
すなわち、すでに総量規制いっぱいまで借入れしていると、プロミスや他社での追加借入はできません。
なお、総量規制は借入先ごとではなくて借入増額に対して制限がかかるので、プロミス以外の借入れも合算されます。
加えて、顧客への限度額を判断する基準はカードローン会社によって違うので、プロミスでは年収の3分の1より小さい金額で制限がかかるかもしれません。
プロミスの増額にはリスクもあるので慎重に検討する
プロミスの増額審査は厳しい傾向にあるだけでなく、次のようなリスクが生じるケースも考えられます。
- 逆に限度額が下がる
- 審査中に利用制限がかかる
- 他のローンを組みにくくなる
増額して反対に限度額が下がったり、借りられなくなったりしては本末転倒です。
増額について不安が大きい方は、増額ではなく他社カードローンへの新規申込による追加借入も検討したほうがよいでしょう。
限度上限額が下がる・0円になるリスクがある
プロミスに増額を申込んだ場合、審査に通過できないどころか、反対に借入限度額が減額されてしまうリスクもあります。
契約時から収入が下がっていたり、職場が変わっていたりする場合、返済能力と現在の限度額が見合わないと判断されるケースがあるためです。
特に、次のようなケースで増額申請するのはリスクが大きいでしょう。
- 転職により年収が減った
- 転職して間もない状況で勤続年数が短くなった
- 他社から複数の借入れがある
- プロミスで支払いを遅延したことがある
- 信用情報にマイナスな情報が登録されている
例えば、延滞などをして初回申込時よりもマイナスな情報が多い状況になっているのであれば、プロミスでの増額申込は控えた方がよいかもしれません。
審査中に利用制限がかかる場合もある
増額審査中にプロミスの利用を制限される可能性があるため、急な支払いが生じた場合などには増枠申請を控えたほうがよいでしょう。
制限がかかる理由は、増額審査の結果次第でプロミスの借入限度額が減るケースがあるためだと考えられます。
増枠審査の最中に借入すると、減額された際に限度額を超えた「借りすぎ」の状態になってしまいます。
このような状況を避けるため、プロミスの増額時に利用制限がかかる可能性があると考えられます。
他社からの借入時に厳しいと感じることがある
プロミスの借入限度額を増額すると、住宅ローンや他社カードローンなどでお金を借りる際に悪影響が出る可能性があります。
なぜなら、ローンなどの審査では信用情報機関を通じて「他社借入状況」の調査がおこなわれるためです。
プロミスでの借入額が多いと、他社カードローン申込時に「支払いに追われてローンの返済が難しくなるリスクが高いのでは…」と判断され、審査落ちするかもしれません。
また、住宅ローンや自動車ローンを組む予定がある場合、プロミスで増額すると希望額を借りられないなどの悪影響を受ける可能性があります。
毎月の返済額が増えて支払いが苦しくなる
プロミスの返済中、どうしてもお金が必要になったからと増額して追加借入すると、さらに返済が大変になる可能性があります。
プロミスでは、借入残高に応じて毎月の返済額が決められているため、追加で借りると毎月の負担が増えます。
借入残高 | 毎月の最低返済額 |
---|---|
10万円 | 4,000円から |
20万円 | 8,000円から |
30万円 | 11,000円から |
40万円 | 11,000円から |
50万円 | 13,000円から |
60万円 | 16,000円から |
70万円 | 18,000円から |
80万円 | 21,000円から |
90万円 | 23,000円から |
100万円 | 26,000円から |
例えば、今まで40万円借りていた方が追加借入して借入残高が60万円まで増えると、毎月返済する金額は11,000円から16,000円に増えます。
なお、他社カードローンで新規借入すれば「無利息期間」が適用されるため、短期間であれば利息の負担を減らせます。
特に、レイクは365日無利息になるため、増額後の返済について不安があるならレイクに申込みましょう。
プロミスで増額できない場合の対処法
プロミスの増額審査は初回申込時よりも厳しい傾向にあるため、限度額を増枠できない場合は次のような対処法を試してみましょう。
- 時間を空けて再申し込みする
- プロミス以外のカードローンに申し込む
- カードローン以外の借入方法を考える
「お金が必要なのにプロミスで増額できないから諦めるしかない」といった状況を避けるため、それぞれの対処法を参考にしてください。
急ぎでない場合は6ヶ月空けて再申し込みする
一度プロミスで増額審査落ちした場合、時間を空けて申込みすれば増枠できる可能性があります。
また、期間をあけて今の勤め先での勤続年数が長くなれば、増額審査にプラスの影響を与えられると期待できます。
他にも、再審査までにプロミスでの利用実績を蓄積しておくことも大切なため、次の審査までに定期的にプロミスから借入をして、期日を守って返済しましょう。
急ぎなら他社カードローンで新規申込みする
急な出費で今すぐお金が必要な場合は、増額ではなくプロミス以外のカードローンへ新規で申込むのもひとつの選択肢です。
カードローンの審査基準は公表されていませんが、各社により異なるため、プロミスの増額審査で落ちても他社なら借入できるかもしれません。
大手消費者金融なら最短30分以内に借入可能なうえ、中には無利息期間があるカードローンもあります。
上記のアイフル・アコム・レイク・SMBCモビットなら、プロミスで増額するより賢く追加借入できる可能性があるでしょう。
ただし、プロミスに加えて新規申込すると借入先が増えるため、毎月の返済日や返済額を管理して返済計画を立ててから申し込みましょう。
審査通過が難しそうならカードローン以外の借入方法を検討する
増額審査に通らず、プロミス以外のカードローンでの借入も難しいなら、他の方法でお金を借りることも考えましょう。
カードローン以外では、次のような借入方法が考えられます。
借入方法 | 主な内容 |
---|---|
後払いアプリ | ショッピングに使える残高を少額だけチャージできる |
クレジットカードのキャッシング | クレジットカードを持っていれば審査なしで借り入れできる |
質屋 | 物を担保にしてお金を借りられる |
契約者貸付 | 積立型保険の解約返戻金を担保にしてお金を借りる |
従業員貸付 | 従業員が勤務先から緊急の資金を借りられる |
上記以外にも、低所得や教育費などに頭を悩ませている方は、公的制度を活用すれば低金利でお金を借りられる可能性があります。
とはいえ、審査なしの借入方法はいずれも何らかの条件や制約があるため、気軽に利用できないケースがほとんどです。
審査なしで借りられる方法をいずれも実践できない方は、返済能力を高めるなどしてプロミス以外のカードローンへ申込むほうが現実的でしょう。
プロミスで増額できないときにおすすめのカードローン3選
プロミスで増額できない場合、次のような他社カードローンからの借入れを検討してみましょう。
他社申込みなら、増額よりもスピーディーに借りられるうえに、審査通過の見込みも高まります。
無利息期間もあるため、利息の面でも増額よりお得に借りられるでしょう。
この項では、プロミスで増額できない場合におすすめのカードローンを3社それぞれ紹介していきます。
アコムはプロミスの増額審査に不安がある人におすすめ
- 審査通過率が40%以上と高め
- 24時間365日いつでも申込める
- 30日間の無利息期間がある
プロミスの増額審査について不安がある方は、審査通過率がトップクラスのアコムを選びましょう。
アコムは、決算資料によると審査通過率(成約率)が他社と比べて高いため、比較的借入れしやすいと考えられます。
消費者金融 | 審査通過率 |
---|---|
アコム | 42.8%(※1) |
アイフル | 39.3%(※2) |
レイク | 26.6%(※3) |
プロミス | 35.6%(※4) |
(※1)アコム株式会社
(※2)アイフル株式会社
(※3)株式会社SBI新生銀行
(※4)SMBCコンシューマーファイナンス株式会社
アコムでも本人確認書類の提出がスマホアプリやパソコンから完結し、契約後は、ローンカードを発行しなくても即時振込融資が可能です。
さらに、はじめてアコムで契約する人は「30日間金利0円サービス」も利用できるため、プロミスで増額するよりもお得に追加借入できます。
プロミスの増額審査を通過できる自信がない方は、通過率の高いアコムを検討しましょう。
アイフルは増額審査に落ちた人向け
- 独自審査を実施している
- インターネットから申込みが完結
- 30日間の無利息期間がある
アイフルは、銀行傘下に入っておらず自社のみで審査を実施しているため、プロミスの増額審査に落ちた方も、借入れできる可能性があります。
早急に借入したいなら、24時間365日どこからでも可能なWEBからの申込みがおすすめで、銀行口座もしくは運転免許証があれば契約手続きが可能です。
はじめてアイフルを契約する場合、最大30日間無利息を活用できるため、プロミスで増額するよりお得に借りられるかもしれません。
このような点から、プロミスで増額できない・審査落ちしてしまった場合は、アイフルをおすすめします。
レイクは増額による負担増加が心配な人に最適
- 申込後、最短15秒で審査結果を確認可能
- 申込みはインターネットで完結する
- 無利息期間が365日間と長い
プロミスで増額するよりお得に追加借入したいなら、無利息期間の長いレイクを選びましょう。
レイクはプロミスを含めた他のカードローンよりも無利息期間が長く、以下の条件で無利息期間を利用できます。
また、レイクなら申込みから融資まで最短25分とスピーディーです。
Web完結に対応しており、カードレスでの申込なら郵送物なしなうえ、在籍確認の電話はないので、家族や職場にバレるリスクが低い点もレイクの魅力です。
プロミスで増額するよりもお得に追加借入したい方は、365日間の無利息期間があるレイクを活用しましょう。
消費者金融のカードローンについて、さらに詳しく知りたい方は以下の記事もご覧ください。
プロミスの借入限度額を増額したい人によくある質問
プロミスの借入限度額を増額するのに最適なタイミングは?
プロミスの増額は初回契約から6ヶ月ほどが目安です。
いつから増額できるかタイミングが決められているわけではありませんが、目安としては6ヶ月程度の利用実績があると審査通過率を高めやすいと考えられます。
ただし、プロミスの利用実績が少なすぎたり延滞などのネガティブな履歴があったりすると、増額審査に通過できる可能性は低いことを理解しておきましょう。
プロミスの増額ボタンを押せない・表示されないと増枠できない?
プロミスのアプリや会員ページにボタンが表示されない・押せない状態でも借入限度額を増額できる場合があります。
アプリや会員ページからは、増額ボタンが表示されなければ申込みはできません。
しかし、収入などの条件を満たしていれば、自動契約機やプロミスコールからの増額申込ができる可能性があります。
プロミスで増額すると毎月の返済額はいくら変わる?
増額しただけではプロミスの返済額は変わりませんが、追加で借りると借入額によって最低返済額が上がっていきます。
借入額 | 毎月の最低返済額※ |
---|---|
20万円 | 8,000円 |
30万円 | 11,000円 |
40万円 | 11,000円 |
50万円 | 13,000円 |
60万円 | 16,000円 |
70万円 | 18,000円 |
80万円 | 21,000円 |
90万円 | 23,000円 |
100万円 | 26,000円 |
(※)プロミス公式
例えばプロミスで50万円から80万円まで増額して満額借りた場合、返済額は13,000円から21,000円となり、月あたりで8,000円増えます。
プロミスから電話やメールで増額案内がきたら必ず増枠審査に通る?
プロミスに遅延なく返済し、優良顧客とみなされると、プロミス側から増額案内がくる可能性がありますが、打診が来れば必ず審査に通るというわけではありません。
増額案内がきた場合でも、実際に増枠するためにはプロミスの審査を通過する必要がある点をおさえておきましょう。
プロミスでは増額後の金利を事前に確認できる?
プロミスで増額された後の金利は審査によって決まるため、事前に知る方法はありません。
増額後の金利も「プロミスの提示」と「利息制限法の上限」の範囲内で設定され、具体的な金利の範囲は次のとおりです。
借入額 | 適用金利 |
---|---|
100万円以下 | 4.5〜17.8% |
100万円以上 | 4.5〜15.0% |
例えば、現在プロミスから金利17.8%で借りている方が100万円以上に増額した場合、最大でも15.0%になります。
プロミスの増額審査は落ちた後の再申込も可能?
プロミスの増額申込は、2回目以降も可能です。
返済能力や信用情報、利用実績などに問題がなければ、2回目に限らず、基本的に何度でもプロミスへの増額申込ができます。
「増額の審査落ち後、プロミスに相談すれば増枠できる?」と知恵袋で見たけど、実際はどう?
プロミスの増額審査で落ちた後、コールセンターに電話相談をしても、結果は変わらないと考えられます。
公式サイトには「電話をすると増枠審査の結果が覆る」との情報はなく、相談をしなくても適切に増枠可否を判断してくれると推測できるからです。
そのため、プロミスの増額審査で落ちた際は別のカードローンへの新規申込をおすすめします。
借入希望額を抑える審査落ちリスクを下げられるため、以下の記事で「10万円を借りる際におすすめのカードローン」や「審査なしで借入する方法」についてもチェックしておきましょう。
増額申込後の結果メールが来ない・審査時間が長い場合は落ちた?
「プロミス側で何らかの手続きに時間がかかっている」「申込者が多い」などの状況が考えられるため、増額審査の結果通知が遅い場合でも、落ちたとは限りません。
審査状況が気になる場合の対処法として、「プロミスコール(※)に問い合わせる」「迷惑メールフォルダに入っていないか確認する」などの方法があります。
(※)電話番号:0120-24-0365・受付時間平日9時00分~18時00分
少しでも早く借入したい場合、融資スピードや審査時間などが早いカードローンへ申込むと、最短でお金を借りやすくなります。
「カードローンごとに融資スピードや審査時間を比較したい」「最速で借入する手順は?」などが気になった場合は、以下の記事で即日融資対応カードローンランキングや、最短の借入手順などをご覧ください。
【最短】即日融資におすすめのカードローンランキング20選!審査なしの借入方法とは
プロミスで増額審査に落ちたら他社の審査でも落ちる?
プロミスの増額審査に落ちても、他社カードローンの審査にも落ちるとは限りません。
増額審査は、一般的に初回審査時よりも高い返済能力や信用力に加えて利用実績などが考慮されるため、新規申込よりハードルが高いと考えられます。
したがって、プロミスの増額審査に落ちても、他社カードローンの新規申込審査では通過できるかもしれません。
早急にお金が必要な人で、増額審査に通過できなかった人は、他社カードローンの利用も検討してみましょう。
プロミスの増額審査は厳しいので他社申込みも検討しよう
プロミスの借入限度額を増額したい場合、状況次第では他社カードローンへの新規申込も検討しましょう。
初回契約時より審査が厳しい・借入可能額が下がるなどの可能性をふまえると、プロミスで増額するより他社申込の方が早くお得に借りられるかもしれないからです。
「最短3分で借入可能」「無利息期間が365日」などの強みをもつカードローンがあるため、プロミスでの増額前に、他社への申込を考えてみましょう。