- ゴールドカードを持つメリットとは?
- 充実した付帯保険
- 利用限度額が高い
- 特典が豊富
- ポイントが貯めやすい
- 空港ラウンジを利用できる
- 高いステータス
- デメリットもある?
- 年会費が必要
- 一般カードに比べ審査が厳しい
- 選び方のポイント
- ライフスタイルで選ぶ
- 年会費に見合うサービスが受けられるか
- コスパ抜群のおすすめゴールドカード
- 格安アメックス MUFGカード・ゴールド・アメリカン・エキスプレス・カード
- ポイント高還元 Orico Card THE POINT PREMIUM GOLD
- すぐ欲しい人には最短翌営業日発行 MUFGカード ゴールド
- 楽天ヘビーユーザーなら持っておきたい 楽天ゴールドカード
- ステータス性の高いおすすめゴールドカード
- サービス利用で年会費の割引あり 三井住友カード ゴールド
- メインで使うなら JCBゴールド
- 誰もが認めるハイステータスカード アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード
- まとめ
ゴールドカードを持つメリットとは?
ゴールドカードは、一般カードのワンランク上に位置するクレジットカードです。「今まで一般カードしか使ったことがない」という人の中には、ゴールドへの切り替えを検討している人もいるでしょう。
ゴールドカードには、一般カードにはない多くのメリットがあります。
充実した付帯保険
ゴールドカードの数ある付帯サービスの中でメインとなるのが「付帯保険」です。一般カードにも保険は付帯していますが、それよりも最高補償額が高く、保険内容も手厚いのが特徴です。
「海外旅行傷害保険」を例に挙げると、アメックスグリーンは最高補償額が5000万円なのに対し、アメックスゴールドは1億円にまで引き上げられています。海外旅行ではケガや病気の治療費が高額になる傾向があるため、旅行保険が充実したゴールドカードは旅のお守りになるでしょう。
また、カードで購入した商品の盗難や破損を補償する「ショッピング保険」が付帯してるゴールドカードも多く存在します。
利用限度額が高い
ゴールドカードは一般カードよりも1カ月のカード利用限度額が高く設定されています。限度額オーバーを気にすることなく、大きな買い物や契約ができるのがメリットです。
たとえば、三井住友カードの場合、「スタンダードカード」の総利用枠及びカードショッピング枠は~100万円であるのに対し、「ゴールドカード」は~200万円にまでアップしています。
利用限度額は、信用情報機関に登録された「個人の信用情報」に基づいて決定されます。人によっては一般カードと限度額がそれほど変わらないケースがあることも覚えておきましょう。
特典が豊富
ゴールドカードには、「一般カードの特典」のほかに「ゴールドカード限定の特典」がプラスされます。生活のさまざまなシーンでワンランク上の優待が受けられるのは大きな魅力でしょう。
たとえば、オリコの「Orico Card THE POINT PREMIUM GOLD」にはゴールド会員限定の会員制クラブ「Orico Club Off」があり、旅行・ショッピング・子育て・介護などの各種サービスが「会員特別価格」で享受できます。
「UCカード ゴールド」にもゴールド会員優待プラン「UCカード Club Off」が付帯しています。
ポイントが貯めやすい
ゴールドカードは一般カードよりもポイントやマイルが貯めやすいのがメリットです。
カード利用時の「標準還元率」は一般カードと同率でも、「特定のサービス」でポイントが倍付けされるケースがあるため、上手に活用してポイントを効率よく貯めましょう。
「セゾンゴールド・アメックス」の場合、ショッピング利用金額に応じて自動的にJALマイルが貯まる「SAISON MILE CLUB」の利用が可能です。
年会費4400円(税込)が必要ですが、ポイントを貯めてマイルに交換するよりも高レートで、交換手数料もかかりません。普段の買い物でマイルがお得に貯まるゴールドカードはマイラー必見でしょう。
空港ラウンジを利用できる
ワンランク上のカードの特権ともいえるのが、国内外の主要空港に設けられている「ラウンジの利用」です。
ラウンジ内にはWi-Fiやフリードリンクコーナーが完備されており、搭乗までの時間をゆったりと過ごせます。ゴールドカード会員の同伴者も、無料または特別価格で利用できるケースがほとんどでしょう。
「アメックス・ゴールド」の場合、世界に1300カ所以上のラウンジを展開する「プライオリティ・パス」の年会費99米ドルが免除されるのに加え、利用料が年2回まで無料になります。
旅行をまったくしない人にとっては不要ですが、旅行の機会が多い人にはうれしい特典でしょう。
高いステータス
一般的に、ステータスの高いカードというと、ゴールドカード以上を指します。ゴールドカードは「安定した収入が継続的にある人」しか発行できないため、自分の社会的地位や年収をさりげなく周囲に誇示することができるのです。
とりわけ、「国際ブランド」や「銀行」が発行するゴールドカードは審査が厳しく、必ずしも手に入るとは限りません。一方で、ショッピングモールや小売店などが発行する「流通系のゴールドカード」は審査に通りやすい分、ステータス性はやや劣ります。
デメリットもある?
ゴールドカードには多くのメリットがありますが、「年会費の高さ」と「審査の厳しさ」という二つの大きな壁が存在します。条件をクリアした人だけが、晴れてステータスの高いゴールドカードを持つことができるのです。
年会費が必要
ワンランク上のカードは、「カード維持費」が毎年発生します。一般カードは年会費が「永年無料」または「条件付きで無料」のものが比較的多いのに対し、ゴールドカードは数千円~数万円の年会費を必ず支払う必要があるのです。
年会費が高い理由としては、「特典や付帯サービスが手厚い」「ポイント還元率が高い」「ステータス性が高い」といったことが挙げられます。
一般カードと比較して、付帯特典が魅力的と感じなければ、年会費を払ってまでゴールドカードを発行する必要はないでしょう。ゴールドカードといっても、年会費やスペックはカード会社によってさまざまです。
一般的なゴールドカード:1万円~
格安ゴールドカード:2500円以下
20代専用ゴールドカード:3000~6000円
ハイステータスなゴールドカード:3万円~
一般カードに比べ審査が厳しい
ゴールドカードは一般カードに比べて、入会審査が厳しいのがデメリットです。多くの一般カードは、高校生を除く満18歳以上が対象で、中には学生や主婦(夫)でも申し込みが可能なものもあります。
一方で、ゴールドカードの入会条件は「安定継続収入のある人」です。審査に通過できる年収は公開されていませんが、「年齢別の平均年収程度」を一定期間維持する必要があるといわれています。
参考までに、TRUST CLUB ゴールド カードは「年収400万円以上」が目安です。
また、申し込みができる「年齢」はカードの種類や発行元によって異なります。たとえば、dカード GOLDは「満20歳以上」、TRUST CLUB ゴールド カードは「25歳以上」です。
年齢・年収のほかに、個人の「クレジットヒストリー」が重視されるのは言うまでもありません。
選び方のポイント
一般カードと違い、ゴールドカードには数千円~数万円の年会費がかかります。内容をよく比較せずに選べば、「元が取れない」「付帯サービスを使う機会がない」という残念な結果になりかねません。
高額な年会費が無駄ならないように、カード選びのポイントをしっかりとおさえましょう。
ライフスタイルで選ぶ
ゴールドカードを選ぶときは、付帯する特典やサービスが自分のライフスタイルに合っており、かつ実用性が高いかどうかをチェックしなければなりません。
ゴールドカードには、一般カードよりも手厚い「海外旅行傷害保険」や「空港ラウンジサービス」などが付帯しています。
旅行の機会が多い人はゴールドカードの恩恵を十分に享受できますが、まったく旅行に行かない人は特典が無駄になるでしょう。
カードの国際ブランドや知名度だけで選ぶと、自分に必要なサービスが付帯していなかったり、不要なサービスばかりだったりして、ゴールドカードを持つ意味が薄れてしまいます。
年会費に見合うサービスが受けられるか
初めてゴールドカードを持つ人にありがちなのが「年会費に見合うサービスが受けられていない」という問題です。ゴールドカードの年会費は2000円~3万円代と幅広いため、自分にはどの価格帯が合っているかを見極めなければなりません。
一般的に、特典やサービスが多ければ多いほど年会費は高くなります。しかし、カードの国際ブランドが持つ知名度やステータス性の高さが価格を上げているケースもあるため、年会費が高いカードが必ずしも「使えるカード」とは限らないのです。
カードを選ぶときは「コストパフォーマンス」の高さをチェックしましょう。ステータス重視でない限り、特典が多く、かつ年会費が安いカードを選ぶのが理想です。
コスパ抜群のおすすめゴールドカード
「ゴールドカードは年会費が高くて…」と敬遠されがちですが、中には一般カードの年会費とほぼ変わらない、コスパの高いカードもあります。特に、「ステータス性よりも、実用性を重視したい」という人におすすめです。
格安アメックス MUFGカード・ゴールド・アメリカン・エキスプレス・カード
年会費が1万円を超えるゴールドカードが多い中、三菱UFJニコスが発行する「MUFGカード・ゴールド・アメリカン・エキスプレス・カード」の年会費はわずか2095円(税込)です(初年度は無料)。
この価格で「空港ラウンジサービス」や最高補償額2000万円の「海外旅行傷害保険」が利用できるのはかなりお得といえるでしょう。
カード利用では、1000円につき1ポイントが付与されますが、初年度は国内利用でポイント1.5倍、海外利用時は常にポイント2倍の「ポイント優待」が受けられます。
入会時に指定したアニバーサリー月にショッピングをすると、獲得ポイントが1.5倍にアップする「アニバーサリーポイント」もあり、使い方次第ではポイントが大きく稼げるでしょう。
国際ブランドは「アメックス」で、お得な特典やサービスが満載の会員サイト「アメリカン・エキスプレス・コネクト」が利用できます。
MUFGカード・ゴールド・アメリカン・エキスプレス®・カード|クレジットカードなら三菱UFJニコス
ポイント高還元 Orico Card THE POINT PREMIUM GOLD
年会費1986円(税込)で持てる格安ゴールドカードの代表格です。
ポイント特化型カードOrico Card THE POINTシリーズの一つで、常に1%以上のポイントが獲得できます。入会後半年は還元率が2%にアップするため、大きな買い物をするチャンスでしょう。
カードにはiDとQUICPayが搭載されており、電子マネー決済でも0.5%のポイントが貯まります。
また、ゴールド会員は、全国のさまざまなサービスが優待価格で利用できる会員制クラブ「Orico Club Off」に入会できるのにも注目です。国内では対象の宿が最大90%オフ、遊園地・テーマパークが最大75%になるため、年会費の元は簡単に取れてしまいます。
ゴールドカードはOrico Card THE POINT PREMIUM GOLD(オリコカード ザ ポイント プレミア
すぐ欲しい人には最短翌営業日発行 MUFGカード ゴールド
ゴールドカードは審査が厳しく、発行までに時間がかかるイメージがありますが、「MUFGカード ゴールド」は最短翌営業日の発行が可能です。「オンライン口座振替サービス」に対応する金融口座を保有している必要があるため、申し込み前に詳細を確認しましょう。
2095円(税込)のリーズナブルな年会費ながら、国内・海外旅行傷害保険や空港ラウンジサービスがしっかり付帯されているのが特徴です。
「グローバルポイント」「プレミアムスタープログラム」「アニバーサリーポイント」も三つのポイントが適用されるため、一般カードよりもお得にポイントが貯まるでしょう。
三菱UFJフィナンシャル・グループ各社が提供するサービスにおいては、「キャッシュカード・通帳再発行手数料還元サービス」や「外貨キャッシュ購入レートの優遇」といったさまざまな優待が受けられます。
MUFGカード ゴールド|クレジットカードなら三菱UFJニコス
楽天ヘビーユーザーなら持っておきたい 楽天ゴールドカード
楽天のグループサービスをよく利用する人は、年会費2200円(税込)の「楽天ゴールドカード」を検討しましょう。
ポイントの標準還元率は楽天カード(一般)と同じ1%ですが、2021年4月1日からは、誕生月に楽天市場・楽天ブックスを利用すると+1倍のポイント(上限2000ポイント)が上乗せされる「お誕生月サービス」が開始されました。誕生日月にまとめ買いをしてポイントを稼ぐのも一つの手でしょう。
楽天カードとの大きな違いは、「空港ラウンジサービス」が付帯している点です。国内空港ラウンジ・一部の海外空港ラウンジが年間2回まで無料で利用できるため、旅行に年1回以上行く人は楽天カードよりもゴールドカードの方が断然お得でしょう。
通常、年会費550円(税込)がかかるETCカードが無料で発行できるのもポイントです。
楽天ゴールドカード 国内旅行を楽しむ方におすすめの1枚|楽天カード
ステータス性の高いおすすめゴールドカード
同じゴールドカードでも「カードの発行元」によって、ステータス性の高さが変わります。「みんなの前で堂々と支払いがしたい」という人は、「国際ブランドや」「金融機関」が発行するカードを選びましょう。
サービス利用で年会費の割引あり 三井住友カード ゴールド
「三井住友カード ゴールド」は、満30歳以上で安定継続収入がある人が対象です。年会費は1万1000円(税込)とやや高めですが、前年度のカード利用金額に応じて翌年度年会費が割引されるサービスがあります。
100万円以上・300万円未満では20%オフ、300万円以上では50%オフになるため、人によっては5500円(税込)でゴールドカードを持てることになるでしょう。
カードには最高5000万円の「海外・国内旅行傷害保険」と最高300万円の「ショッピング保険」のほか、国内主要空港のラウンジが無料で利用できる「空港ラウンジサービス」が付帯しています。
三井住友カード(一般)はカード利用可能枠が~100万円ですが、ゴールドカードは~200万円と大幅にアップしているのにも注目です。
メインで使うなら JCBゴールド
クレジットカードの国際ブランドJCBの「プロパーカード」で、年会費は1万1000円(税込)です。JCBブランドは国内利用に強いため、日常で使うメインカードにするのがよいでしょう。
JCBゴールドを一定期間使用し、条件をクリアすると「JCBゴールド ザ・プレミア」への門戸が開かれます。今後、ステータスの高いカードを発行したいなら、JCBゴールドをしっかり使いこなすことがポイントといえるでしょう。
本カードには、世界1100カ所以上のラウンジが利用できる「ラウンジ・キー」というサービスが付帯しています。利用料として1回32米ドルが必要ですが、喧噪から解放されゆっくりとくつろげるでしょう。
付帯する各種保険も手厚く、「海外旅行傷害保険」は最高補償額1億円です。「利用付帯」のため、日本出国前に旅行代金をカードで支払うのを忘れないようにしましょう。カードでの支払いがない場合は最高補償額が5000万円になります。
ゴールドカードなら、【JCB ORIGINAL SERIES】JCBゴールド
誰もが認めるハイステータスカード アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード
数あるゴールドカードの中でも、ステータス性の高さが際立つのが「アメックスゴールド」です。年会費は3万1900円(税込)で、家族カードが1枚無料で発行できます(2枚目からは1万3200円)。
入会3カ月以内のカード利用合計額によって、最大4万ポイントが進呈されるため、人によっては年会費の元がすぐに取れるでしょう。
アメックスゴールドの強みは、旅行関連のサービスが充実していることです。通常、「プライオリティ・パス」の「スタンダード」は年会費が99米ドルかかりますが、ゴールド会員は会費が免除されます。
さらに、1回32米ドルの会員ラウンジ料が年2回まで無料になるため、お得で快適な旅を満喫できるでしょう。対象店舗の所定のコースメニューを2名以上で予約すると1名分が無料になる「ゴールド・ダイニング by 招待日和」にも注目です。
まとめ
年会費無料の一般カードを使っている人は「高いお金を払ってまでゴールドを持つ必要はあるの?」と思うかもしれません。ゴールドカードを持つ理由は人によってさまざまです。中には「ステータス性の高さを誇示したいから」という人もいるでしょう。
ゴールドカードは一般カードよりも、特典やサービス面で優遇されています。ポイントの標準還元率は同じでも、ポイントアップするチャンスが多いため、より効率よくポイントが貯まるでしょう。
年会費の元が取れそうであれば、一般カードからゴールドカードへの切り替えを検討してはいかがでしょうか。
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