「クレジットカードを作りたいけど、職場に電話がかかってくるのは困る…」そのような悩みを抱えていませんか?
プライバシーの配慮から、公式サイトで「原則、在籍確認なし」と明言しているクレジットカードは実在します。さらに、AI審査やデジタル完結型のカードなら、システム上で電話確認が省略される可能性が高くなります。
出典元:ライフカード公式
同僚に知られたくない、職場の規則で私用電話が厳しい、派遣やアルバイトで電話対応が難しいなど、さまざまな理由で在籍確認を避けたいと考える人は多くいます。
そこでこの記事では、在籍確認なしで作れるクレジットカードを安心度別にSランク・Aランク・Bランクで格付け。主要カード会社の公式サイトの記述や最新の審査システムを徹底調査しました。
連絡がこない確率の高いカードを厳選しているので、在籍確認を回避したい人はぜひ参考にしてください。
\在籍確認なしの確率が高いおすすめカード/
- 本当に在籍確認はない?安心度で格付け!おすすめクレジットカード
- 【Sランク】公式に「原則、在籍確認なし」を明言しているクレジットカード4選
- ライフカード|原則として電話確認はなく、事前に同意を得てくれる
- ACマスターカード|職場への在籍確認がない独自のスピード審査
- プロミスVisaカード|電話による在籍確認は原則しない
- ナッジカード(Nudge)|在籍確認なしを公式に明言している学生に人気の新世代カード
- 【Aランク】システム上「電話連絡の確率が極めて低い」デジタルカード
- JCB CARD W|モバ即なら最短5分(※)AI審査で電話確認のリスクが低い人気カード
- PayPayカード|最短2分審査で電話の発生率が低い!PayPayユーザーにおすすめの1枚
- 三井住友カード(NL)|最短10秒審査(※)即時発行で電話連絡の可能性が低い人気カード
- SAISON CARD Digital|在籍確認の電話リスク減!完全ナンバーレス
- 【Bランク】人気カードだが注意!「電話連絡する場合がある」と記載のカード
- 楽天カード|AI自動審査だが、公式サイトには「電話する場合がある」と記載
- エポスカード|審査状況によっては電話確認の可能性あり
- クレジットカードの「在籍確認」とは?目的や電話がかかってくる確率
- クレジットカードの在籍確認の目的
- 実際に何を聞かれるのか?電話の内容と対応パターン
- 在籍確認が行なわれるタイミング
- クレジットカードの在籍確認の電話がかかってくる確率
- 【勤務形態別】クレジットカードの在籍確認が入る連絡先
- 会社員の場合:現在勤めている会社の代表番号
- 派遣社員の場合:所属している派遣会社
- パート・アルバイトの場合:働いている店舗や事業所など
- フリーランス・個人事業主の場合:自宅の電話番号や事務所
- クレジットカードの在籍確認がされやすいケース
- アルバイトやフリーランスなど収入が不安定な場合
- 申込内容に不備や虚偽の可能性がある場合
- キャッシング枠を高くして申込んだ場合
- 過去の延滞や金融事故がある場合
- 勤続年数が短い、または転職直後の場合
- 収入証明が必要と判断されるケース
- クレジット履歴がない場合
- 審査基準が厳しいクレジットカードを選んだ場合
- 新規発行が少ない閑散期に申込んだ場合
- クレジットカードの在籍確認がされないケース
- 無職・専業主婦(夫)・年金受給者
- 長期間勤務先が変わっていない
- 返済能力に問題がないと判断された
- クレジットヒストリーが良好
- 申告した銀行口座などの情報や信用情報で在籍確認が完結した
- クレジットカードの在籍確認を回避する方法
- 既存のクレカ利用実績を整えてから申込む
- 申込むタイミングを工夫する(転職直後は避ける)
- 既存のクレジットカードの更新や信用履歴を整える
- 「在籍確認なし」を狙うには?クレジットカード申込時のポイント
- 申込内容は正確に書く(虚偽やミスは厳禁)
- キャッシング枠を設定しない(0円にする)
- カードの申込みが増える繁忙期をねらう
- 在籍確認の可能性が低いクレジットカードを選ぶポイント
- 即時発行に対応しているカードを選ぶ
- 学生向けや主婦向けのカードを選ぶ
- 新規入会キャンペーンを行なっているカードを選ぶ
- デジタルカード発行に対応するカードを選ぶ
- AI審査を採用するカードを選ぶ
- クレジットカードの在籍確認が不安な人向けの代替手段
- 家族カードを使う
- デビットカードでクレジット機能を代用
- プリペイド型クレジットカードを使用する
- 後払いアプリを使用する
- クレジットカードの在籍確認で審査落ちするケース
- 申告した勤務先に実際は在籍していない場合
- 会社が在籍確認に応じなかった場合
- 申告内容と実際の勤務状況に大きな相違があった場合
- クレジットカードの審査に落ちた場合の対処法
- 再申込まで最低6ヶ月空ける
- 借入残高を減らしてから再申込する
- 信用情報機関に開示請求して信用情報を確かめる
- 審査なしで利用できるカードを使用する
- クレジットカードの在籍確認に関するよくある質問
- 在籍確認は断れますか?
- 在籍確認と本人確認の違いは何ですか?
- アルバイトやパート・派遣社員でも在籍確認はありますか?
- カードローンとクレジットカードで在籍確認の違いはありますか?
- 在籍確認は土日や夜間にも行なわれますか?
- 在籍確認の電話に出られなかったらどうなりますか?
- まとめ:在籍確認のないクレジットカードを選ぼう
本当に在籍確認はない?安心度で格付け!おすすめクレジットカード
在籍確認の実施状況はカード会社によって異なり、公式に明言しているケースは少数です。ここでは信頼度の高い順に3つのレベルで分類しました。
| 信頼度の格付け | 電話連絡の確率 | 狙い目のカード | こんな人におすすめ |
|---|---|---|---|
| Sランク | 原則なし(公式明言) | ・ACマスターカード ・ライフカード ・プロミスVisaカード ・ナッジカード | 絶対に職場や家族にバレたくない人 |
| Aランク | 極めて低い(機械審査でスルー狙い) | ・JCB CARD W ・三井住友カード(NL) ・PayPayカード ・セゾンカードデジタル | 今すぐカードが欲しい&電話連絡も避けたい人 |
| Bランク | 低い(可能性はゼロではない) | ・楽天カード ・エポスカード | 連絡は避けたいが、都合が悪い事情があるわけではない人 |
Sランク: 公式サイトのFAQやヘルプページに「原則、電話連絡は行わない」「実施する場合も同意を得る」等の明記があるカードです。
Aランク: AIによる自動審査が導入されており、最短数秒〜数分で発行まで完了するため、物理的に人間が電話をかける工程が省略される可能性が高いカードです。
「レベルS」に分類したカードは、公式サイトのFAQや規約で「原則、電話連絡は行わない」と明記されている、公式のお墨付きがあるカードです。職場に連絡されると都合が悪い方は、迷わずこのレベルSから選ぶことをおすすめします。
一方で、「レベルA」や「レベルB」も、AIによる自動審査の導入により、実質的な電話連絡の確率は極めて低い(数%以下)のが現状です。
「今すぐ買い物に使いたいから即日発行が良い」「メインカードとしてポイント還元率は譲れない」という方にとっては、十分に現実的な選択肢となるでしょう。
ただし、在籍確認の有無は申込者の属性(年収・勤続年数・信用情報)によっても変動します。同じカードでも確認される人とされない人がいる点は理解しておきましょう。
【Sランク】公式に「原則、在籍確認なし」を明言しているクレジットカード4選
在籍確認が不安な人が最優先で選ぶべきは、公式サイトで「原則、電話連絡なし」と明記しているカードです。ここでは、特に安心度の高い4枚を紹介します。
| カード会社 | 公開内容 |
|---|---|
| ライフカード | 原則、ご申告の勤務先(職場)へ在籍確認の連絡はいたしません。 |
| ※審査にあたり確認が必要になる場合、事前にお客さまの同意を得たうえで連絡いたします。(出典元:ライフカード) | |
| ACマスターカード | カードローンやクレジットカードの審査で、原則、勤務先へ在籍確認の電話はせず書面やご申告内容での確認を実施します。 |
| ※もし勤務先への電話確認が必要となる場合でも、お客さまの同意を得ずに実施することはありませんので、ご安心ください。(出典元:アコム) | |
| プロミスVisaカード | 原則、お勤めされていることの確認はお電話では行いません。ただし、審査の結果によりお電話による確認が必要となる場合がございます。 |
| ※ご連絡の際は担当者の個人名もしくは三井住友カード名義でおかけし、プロミス名はお伝えいたしませんのでご安心ください。(出典元:プロミス) | |
| ナッジカード(Nudge) | Nudgeでは、審査のためにお客様や関係者様(勤務先など)にお電話をすることはございません。 |
| (出典元:Nudge) |
どれも企業として断言しているため信頼性が高く、プライバシーを配慮した対応を心がけています。
\カードの特徴やスペックはこちら/
・ライフカード
・ACマスターカード
・プロミスVisaカード
・ナッジカード
ライフカード|原則として電話確認はなく、事前に同意を得てくれる
| 年会費 | 永年無料 |
|---|---|
| 国際ブランド | Visa、Mastercard、JCB |
| ポイント還元率 | 0.5%〜1.5%(誕生月は3倍) |
| 貯まるポイント・マイル | LIFEサンクスポイント |
| 特典・サービス | 家族カード:○(無料) ETCカード:○(条件付き無料) 誕生月ポイント3倍年間利用額に応じて翌年度のポイント倍率アップ(最大2倍) 海外アシスタンスサービス |
| 付帯保険 | × |
| 電子マネー | iDなど |
| 発行スピード | 約1週間 |
ライフカードがおすすめな人
- 収入に自信がない人
- 留学や海外旅行を予定している人
- 初めてクレジットカードをつくる人
ライフカードは、申込み時の柔軟な審査体制に加え、利用者への過度なヒアリングが発生しにくいスムーズな審査フローが特徴です。
原則、ご申告の勤務先(職場)へ在籍確認の連絡はいたしません。
※審査にあたり確認が必要になる場合、事前にお客さまの同意を得たうえで連絡いたします。
出典元:ライフカード
さらに、「誕生月ポイント還元3倍」や、年間利用状況に応じてポイント還元率が上がるステージプログラムなど、日常利用で自然とポイントが貯まりやすい独自サービスが充実しています。
年会費無料で維持コストがかからず、電子マネーとの相性も良いため、メインにもサブにも使いやすいバランスのよさが光ります。
「とにかくお得にポイントを貯めたい」「審査のハードルが高すぎないカードがいい」という人に最適な、総合力の高いカードです。
ACマスターカード|職場への在籍確認がない独自のスピード審査
| 年会費 | 永年無料 |
|---|---|
| 国際ブランド | Mastercard |
| ポイント還元率 | 0%(利用額の0.25%自動キャッシュバック) |
| 貯まるポイント・マイル | × |
| 特典・サービス | 家族カード:× ETCカード:× |
| 付帯保険 | × |
| 電子マネー | QUICPayなど |
| 発行スピード | 最短即日 |
ACマスターカードがおすすめな人
- カードの審査が不安な人
- すぐにカードを利用したい人
- リボ払いを好む人
ACマスターカードは、申込み時の在籍確認への配慮が厚く、「電話が来るのでは…」と不安を抱える人から特に支持されているカードです。
カードローンやクレジットカードの審査で、原則、勤務先へ在籍確認の電話はせず書面やご申告内容での確認を実施します。
※もし勤務先への電話確認が必要となる場合でも、お客さまの同意を得ずに実施することはありませんので、ご安心ください。
出典元:アコム
ACマスターカードは、即日発行にも対応し、全国の自動契約機で土日祝日でもカードを受け取れます。ポイント管理不要の自動キャッシュバック方式や、ATM手数料0円で返済できる利便性など、日常の使いやすさも優秀です。
さらに、独自スコアリングによる柔軟な審査もあり、他社で審査落ちした人や、初めてクレカを作る人でも申込みしやすい点が評価されています。
「在籍確認が心配」「今日中にカードが必要」「審査自体が不安」という人におすすめの、安心感と実用性を備えたカードです。
プロミスVisaカード|電話による在籍確認は原則しない
(※)WAON、PiTaPaの利用には、別途専用カードの申込みが必要です。
プロミスVisaカードがおすすめな人
- プロミスローンとクレジット機能の両方を利用したい人
- 借入もお得に利用したい人
- よくコンビニを利用する人
プロミスVisaカードは、SMBCグループの三井住友カード株式会社とプロミスが提携して発行している年会費無料のクレジットカードです。
プロミスローン機能とクレジット機能の両方を利用できるのが魅力で、プライバシーに対する配慮が厚く、職場に電話がかかるのが心配な人でも申し込みやすい点が支持されています。
原則、お勤めされていることの確認はお電話では行いません。ただし、審査の結果によりお電話による確認が必要となる場合がございます。
(ご連絡の際は担当者の個人名もしくは三井住友カード名義でおかけし、プロミス名はお伝えいたしませんのでご安心ください。)
出典元:プロミス
プロミス独自の審査システムにより、申込から発行までスムーズに進むため、初めてクレカを作る人や属性に不安がある人にも向いています。
発行後はアプリで利用明細・返済・限度額管理まで完結でき、生活の中でストレスなく使えるのが大きな魅力。国際ブランドはVisaしか選べませんが、ネット・店舗どちらも幅広く利用可能です。
対象のコンビニや飲食店でのタッチ決済、「家族ポイント」、「Vポイントアッププログラム」を組み合わせることで、還元率を高められる仕組みも用意されています。
ナッジカード(Nudge)|在籍確認なしを公式に明言している学生に人気の新世代カード
出典元:Nudge
| 年会費 | 無料 |
|---|---|
| 国際ブランド | Visa |
| ポイント還元率 | - |
| 貯まるポイント・マイル | - |
| 特典・サービス | 家族カード:× ETCカード:× |
| 付帯保険 | - |
| 電子マネー | - |
| 発行スピード | 即日発行 |
ナッジカードがおすすめな人
- 推し活をしている人
- スマホで完結させたい人
- 初めてクレジットカードを作る人
ナッジカードは、申込み時の在籍確認について「電話連絡はございません」と公式ヘルプで明言しています。
Nudgeでは、審査のためにお客様や関係者様(勤務先など)にお電話をすることはございません。
出典元:Nudge
ナッジカードは、全ての手続きがスマホアプリで完結し、必要なのは本人確認だけ。印鑑・銀行口座・勤務先情報の入力不要というシンプルな申込は、特にカード初心者や若年層に好評です。
さらに、利用者はアプリ内で好きな「クラブ」(アーティストやスポーツチームなど)を選択し、そのクラブに応じた限定特典や報酬を受け取れる仕組みがあります。
日常の支払いが推し活につながる新しい価値体験を提供しており、単なる決済カードを越えた楽しさも魅力です。
【Aランク】システム上「電話連絡の確率が極めて低い」デジタルカード
在籍確認の明言こそないものの、AIによる自動審査やオンライン完結のフローにより、実質的に電話連絡の可能性が極めて低いカードがあります。
最短数分で使い始められるデジタル発行にも対応しており、スピード重視で電話を避けたい人に最適なラインナップです。
\オンライン完結型のクレジットカード/
・JCB CARD W
・PayPayカード
・三井住友カード(NL)
・SAISON CARD Digital
JCB CARD W|モバ即なら最短5分(※)AI審査で電話確認のリスクが低い人気カード
| 年会費 | 永年無料 |
|---|---|
| 国際ブランド | JCB |
| ポイント還元率 | 1.0%〜10.5% |
| 貯まるポイント・マイル | Oki Dokiポイント |
| 特典・サービス | 家族カード:○(無料) ETCカード:○(無料) |
| 付帯保険 | 海外旅行傷害保険:最高2,000万円(利用付帯) 海外ショッピング保険:年間最高100万円 |
| 電子マネー | QUICPay、 MyJCB Payなど |
| 発行スピード | 申込みから最短5分(デジタル発行) (※)プラスチックカードは約1週間で到着 |
JCB CARD Wがおすすめな人
- 18歳~39歳の人
- 年会費無料で高還元のカードを探している人
- セブン-イレブンやスターバックスなど対象店舗をよく使う人
JCB CARD Wは、18歳~39歳の人が申込める年会費永年無料のクレジットカードです。
オンライン入会専用のデジタルカードとして審査がスピーディに進み、AIによる自動判定が中心のため在籍確認の電話が発生しにくいのが特徴です。
特に「モバ即」なら、本人確認からカード番号の発行まで最短5分(※)で完了し、電話が入る余地がほとんどありません。勤務先への連絡を避けたい人でも申込みやすい1枚といえます。
さらに、常にポイント還元率1.0%(通常のJCBカードの2倍)とお得さもトップクラス。Amazon・セブン‐イレブン・スターバックスなど日常的に使う店でポイントが強化されるため、生活費の支払いだけで効率よくリターンが得られます。
「電話なしで申し込みたい」「日常の支払いでしっかりポイントを貯めたい」という人に最適な、人気のデジタルカードです。
PayPayカード|最短2分審査で電話の発生率が低い!PayPayユーザーにおすすめの1枚
| 年会費 | 永年無料 |
|---|---|
| 国際ブランド | Visa、Mastercard、JCB |
| ポイント還元率 | 1.0%〜5.0% |
| 貯まるポイント・マイル | PayPayポイント |
| 特典・サービス | 家族カード:○(無料) ETCカード:○(年550円) |
| 付帯保険 | × |
| 電子マネー | QUICPay、PayPayなど |
| 発行スピード | 最短2分審査(デジタル発行) (※)プラスチックカードは約1週間で到着 |
PayPayカードがおすすめな人
- 普段からPayPayをよく利用する人
- 通常ポイントが高還元率なカードを持ちたい人
- 申込後すぐにカードを利用開始したい人
PayPayカードは、オンライン完結の審査フローと過去のPayPay利用データを活用した独自判断により、在籍確認の電話が入るケースが少ないのが特徴です。
申込みから審査結果まで最短7分とスピーディにデジタルカードを即時発行できるため、非対面で進む分、電話連絡が挟まる余地も小さくなっています。
最大の魅力は、PayPay決済との連携でポイント還元が圧倒的に貯まること。PayPay残高払いの利用者や、日常的にQR決済を使う人ほど恩恵が大きく、街の飲食店・ドラッグストア・コンビニなど、幅広い支払いが実質的にお得になります。
「電話が心配」「PayPayをよく使う」「最短で使い始めたい」という人に強くおすすめできるカードです。
三井住友カード(NL)|最短10秒審査(※)即時発行で電話連絡の可能性が低い人気カード
(※1)対象のコンビニや飲食店でスマホのVisa/Mastercardタッチ決済を利用すると7.0%還元。さらに、「家族ポイント」最大+5.0%と「Vポイントアッププログラム」最大+3.5%が加わり、合計で最大15.5%のVポイント還元が受けられます。
(※2) iD、カードの差し込み、磁気取引は対象となりません。
(※3)WAON、PiTaPaの利用には、別途専用カードの申込みが必要です。
| 年会費 | 永年無料 |
|---|---|
| 国際ブランド | Visa、Mastercard |
| ポイント還元率 | 0.5%〜7.0% |
| 貯まるポイント・マイル | Vポイント |
| 特典・サービス | 家族カード:○ (無料) ETCカード:○(条件付き無料) |
| 付帯保険 | 海外旅行傷害保険最高2,000万円(利用付帯) |
| 電子マネー | iD、WAON、PiTaPaなど |
| 発行スピード | 最短10秒(デジタル発行) (※)プラスチックカードは約1週間~10日で到着 |
三井住友カード(NL)がおすすめな人
- コンビニや飲食店をよく利用する人
- スマホ決済をメインに使いたい人
- 年会費無料で高還元カードを探している人
三井住友カード(NL)は、オンライン完結の申込みと最短10秒(※)の即時審査・即時発行が可能なことから、在籍確認の電話連絡が入りにくいと評されているカードです。
実際、カード番号が審査通過後すぐにアプリ上で発行されるため、電話での勤務先確認が行われる余地がほとんどありません。
公式サイトではカード固有の明言はありませんが、カードローンでは勤務先への電話確認を行わないと明示されていることから、同社のオンライン審査は在籍確認を伴わないケースが多いと推測できます。
Q. 三井住友カード プレミアムカードローンの審査の際に自宅や勤務先に電話がかかってくることはありますか?
いいえ、原則、ご自宅やお勤め先へのご連絡はいたしません。
※審査を進めるにあたり確認が必要となる場合、事前にお客さまの同意を得たうえでご連絡いたします。
出典元:三井住友カード
カード自体は年会費無料で、セブン‐イレブン・ローソン・ファミリーマート・マクドナルドなど対象店舗で最大7%還元(※)になる高還元特典が魅力です。アプリ連携やタッチ決済にも対応し、日常利用でもお得にポイントを貯められます。
SAISON CARD Digital|在籍確認の電話リスク減!完全ナンバーレス
出典元:SAISON CARD
| 年会費 | 永年無料 |
|---|---|
| 国際ブランド | Visa、Mastercard、JCB、AMEX |
| ポイント還元率 | 0.5%〜1.0% |
| 貯まるポイント・マイル | 永久不滅ポイント |
| 特典・サービス | ETCカード:○ |
| 付帯保険 | - |
| 電子マネー | iD、QUIKPay |
| 発行スピード | 最短5分(デジタル発行) (※)プラスチックカードは約1週間で到着 |
SAISON CARD Digitalがおすすめな人
- スマホ決済をメインに使いたい人
- カードの不正利用が心配な人
- JALやANAマイルにポイント交換したい人
セゾンカードデジタルは、申込みからカード番号の発行までがオンラインで処理されるため、審査の多くが自動化されています。
そのため、在籍確認の電話が入る可能性が比較的低いと評価されています。デジタルカードは最短5分で発行され、発行直後からネットやアプリ決済に利用できるため、急いでカードを使いたい場面でも困らずに済みます。
セゾンの「永久不滅ポイント」は、逃さずに獲得できるため、ポイント管理が苦手な人にも扱いやすい仕組みです。また、ナンバーレス仕様によりセキュリティ面でも安心して利用できます。
在籍確認の不安を最小限に抑えながら、スマホ中心の決済を快適に進めたい人に向いており、日常生活の中で無理なく使い続けられるカードとして人気があります。
【Bランク】人気カードだが注意!「電話連絡する場合がある」と記載のカード
人気のクレジットカードの中には、公式サイトで「審査状況によっては電話連絡を行う場合がある」と明記しているものがあります。
普段は自動審査で進むことが多いものの、勤務先への在籍確認が必ずしもゼロではないため、電話を避けたい人は注意して選ぶ必要があります。
\在籍確認がないとは断言できないカード/
・楽天カード
・エポスカード
楽天カード|AI自動審査だが、公式サイトには「電話する場合がある」と記載
| 年会費 | 永年無料 |
|---|---|
| 国際ブランド | Visa、Mastercard、JCB、American Express |
| ポイント還元率 | 1.0% |
| 貯まるポイント・マイル | 楽天ポイント |
| 特典・サービス | 家族カード:○(無料) ETCカード:○(条件付き無料) |
| 付帯保険 | 海外旅行傷害保険:最高2,000万円(利用付帯) |
| 電子マネー | QUICPay、楽天ペイ、楽天Edyなど |
| 発行スピード | 約1週間~10日 |
楽天カードがおすすめな人
- 楽天市場や楽天ペイをよく利用する人
- 楽天グループサービスを契約している人
- 海外旅行保険付きのカードを持ちたい人
楽天カードは、申込み件数が国内トップクラスの人気の高いカードです。
多くの場合はAIによる自動審査でスムーズに進みますが、楽天カード公式サイトでは「審査状況によっては電話連絡を行う場合がある」と明記されており、勤務先への在籍確認が完全にゼロとは言い切れません。
審査の結果、お電話にてご本人様確認をさせていただく場合がございます。その場合、お客様宛てに、ご自宅またはお勤め先へお電話をさせていただきます。
※お電話は個人名でおかけしますので、ご安心ください。
出典元:楽天カード
一方で、使い勝手やお得さは群を抜いています。楽天市場での買い物はSPUによりポイント倍率が大きく上がり、日常の支払いでも1.0%還元で効率よくポイントを貯められます。
楽天ペイや楽天Edyとの連携もスムーズで、生活圏を楽天サービスに寄せている人ほどメリットを実感できます。
エポスカード|審査状況によっては電話確認の可能性あり
| 年会費 | 永年無料 |
|---|---|
| 国際ブランド | Visa |
| ポイント還元率 | 0.5% |
| 貯まるポイント・マイル | エポスポイント |
| 特典・サービス | 家族カード:× ETCカード:○(無料) |
| 付帯保険 | 海外旅行傷害保険:最高3,000万円(利用付帯) ショッピング保険:年間50万円(年1,000円) |
| 電子マネー | QUICPay、楽天Edy、Suicaなど |
| 発行スピード | 最短即日 |
エポスカードがおすすめな人
- 年会費無料で幅広い優待を受けたい人
- マルイをよく利用する人
- 海外旅行や留学を予定している人
エポスカードは、マルイ店頭でも即日発行が可能で、急ぎでカードを用意したい人にとって利用しやすい1枚です。
ただし、エポスカード公式サイトでは「審査状況により電話で確認を行う場合がある」と明確に記載されており、勤務先への在籍確認が完全に避けられるわけではありません。
カードの発行手続きに関して、ご自宅またはおつとめ先にご連絡させていただく場合がございます。
出典元:エポスカード
優待サービスの充実度は際立っており、エポスカードの提示で飲食店・カラオケ・映画館などで割引が受けられるほか、カードで両行代金を支払うと、最大3000万円まで保証してもらえる海外旅行傷害保険が付帯しています。
ポイント還元は0.5%が基本ですが、エポスアプリの「期間限定ショップ」や特定店舗での優待ポイントを活用すると効率よく貯めることができます。年会費が無料で、アプリの使いやすさにも定評があります。
クレジットカードの「在籍確認」とは?目的や電話がかかってくる確率
ここでは、クレジットカードの在籍確認が行なわれる目的や内容、実施タイミングなどを解説します。
クレジットカードの在籍確認の目的
在籍確認の目的は、申込者が申告した勤務先に実際に所属しているかを確認することです。これは「安定した収入があるか」を裏づけ、返済能力を確かめるために行なわれます。
勤務先を偽って申告した場合、返済不能リスクが高まり、将来的なトラブルにつながる可能性があります。そのためカード会社は事前に在籍確認を行い、「申込内容に誤りがないか」「返済に支障がないか」を確認するのです。
ただし、在籍確認は必ず実施されるものではなく、あくまで審査の一部として必要と判断された場合に行なわれます。
実際に何を聞かれるのか?電話の内容と対応パターン
在籍確認の電話はシンプルで、カード会社の担当者が勤務先に連絡し、「○○さんはいらっしゃいますか?」と尋ねる程度です。
本人が直接対応しなくても、同僚や受付が「在籍しています」と答えれば完了します。勤務時間や収入を細かく聞かれることはなく、詳細な情報を伝える必要もありません。
また、カード会社は個人情報保護に配慮しており、電話は担当者の個人名でかけられるケースがほとんどです。審査に関する内容や込みの詳細が伝えられることはありません。
在籍確認が行なわれるタイミング
在籍確認は、クレジットカードを申込んでから審査が完了するまでの間に実施される場合があります。
ただし、審査期間はカード会社ごとに異なるため、「申込みから○日後」といった明確なタイミングは決まっていません。基本的には審査結果が出る前に行なわれると考えてよいでしょう。
最近はスピード発行型のカードも多く、申込当日から数日以内に在籍確認が行なわれるケースもあります。
また、カード発行時だけでなく、利用可能枠(限度額)の増額申請時にあらためて在籍確認が実施される場合もあります。
クレジットカードの在籍確認の電話がかかってくる確率
クレジットカード審査で勤務先への在籍確認が行なわれるのは一部に限られます。
割合はカード会社によって非公開ですが、カードローン業界のデータを参考にすると、全体の1〜2%程度と推測できます。
ただし、在籍確認の有無はカード会社や申込者の状況によって異なります。
例えば、初めてカードをつくる人や勤続年数が短い人、収入が不安定な人などは電話による確認が行なわれやすい傾向があります。
一方で、クレジットヒストリーが良好で安定収入がある人の場合は、在籍確認が省略されるケースが多く、勤務先に電話がかかる心配は少ないと考えてよいでしょう。
【勤務形態別】クレジットカードの在籍確認が入る連絡先
在籍確認は、すべての申込者に同じ方法で行なわれるわけではありません。勤務形態によって、電話がかかる連絡先や確認の流れが異なります。
自分の働き方に応じて「どこに電話がかかるのか」を把握しておくことで、事前に準備しやすくなります。
ここでは、代表的な勤務形態ごとに在籍確認が行なわれる連絡先を紹介します。
会社員の場合:現在勤めている会社の代表番号
会社員の場合、一般的には勤務先の代表番号へ電話がかかります。
本人が直接対応しなくても、受付や同僚が「在籍しています」と伝えれば確認は完了します。役職や業務内容などの詳細を尋ねられることはありません。
派遣社員の場合:所属している派遣会社
派遣社員の場合、電話がかかるのは派遣先の企業ではなく、派遣元である派遣会社です。派遣契約を結んでいる会社に対して確認が行なわれるのが原則で、派遣先に直接連絡が入ることは基本的にありません。
パート・アルバイトの場合:働いている店舗や事業所など
パートやアルバイトの場合は、実際に勤務している店舗や事業所に連絡が入ります。たとえ短期雇用であっても、勤務実態が確認できれば在籍確認は完了します。
フリーランス・個人事業主の場合:自宅の電話番号や事務所
フリーランスや個人事業主は勤務先の会社がないため、申込みの際に登録した自宅や事務所の電話番号が確認先となります。固定電話がない場合には、携帯電話に直接かかってくることもあります。
クレジットカードの在籍確認がされやすいケース
ここでは、特に在籍確認が実施されやすいとされる代表的なケースを、背景や理由と併せて詳しく解説します。
アルバイトやフリーランスなど収入が不安定な場合
アルバイトやフリーランスは、勤務形態の特性上どうしても収入が安定しにくいとみなされがちです。
そのため、在籍確認を通じて「本当に働いているのか」「申込者が継続的に返済できるかどうか」を確認する可能性が高まります。
申込みの際に事務所や自宅の電話番号を正確に記入し、必要に応じて確定申告書や収入証明を準備しておくと、在籍確認がスムーズに進みやすくなります。
申込内容に不備や虚偽の可能性がある場合
申込フォームの入力ミスや記載の不備があると、事実確認のために勤務先へ電話がかかる可能性が高まります。
特に注意すべきは以下のようなケースです。
- 勤務先の代表番号を誤って入力している
- 実在しない部署名を記載している
- 勤務先名称に省略や略称を使ってしまっている
このような場合、カード会社は「不正申込の可能性がある」とみなし、本人確認や勤務先確認を厳格に行なう傾向があります。
申込前には入力内容を必ず見直し、公式サイトや社会保険証・給与明細などに記載されている表記と一致させておくことが望ましいでしょう。
キャッシング枠を高くして申込んだ場合
申込時にキャッシング枠(カード会社からの借入限度額)を高めに設定すると、貸し倒れリスクが大きいと判断され、在籍確認が行なわれやすくなります。
キャッシング枠はショッピング枠と異なり、直接現金を融資する性質があるため、返済能力をより厳格に確認する必要があるからです。
審査をスムーズに通過したい場合は、初回の申込時にキャッシング枠を「0円」または少額に設定しておくのも一つの方法です。その後、利用実績を積んで信用が高まれば、増枠申請によりキャッシング枠を拡大できる可能性があります。
過去の延滞や金融事故がある場合
クレジットカードやローンで延滞、債務整理、自己破産といった金融事故の履歴がある場合、信用情報に記録(いわゆる「金融事故情報」「ブラック情報」など)が残るため、審査は厳格になります。
信用情報は、CICやJICCなどの指定信用情報機関に共有され、延滞や金融事故の履歴は最長で5〜10年程度保存されます。
このような場合、カード会社は返済能力を慎重に判断する必要があるため、在籍確認が入念に行なわれやすい傾向があります。
勤務先への電話を避けたいのであれば、信用情報から事故情報が抹消される時期を待って申込むのが無難です。
勤続年数が短い、または転職直後の場合
勤続年数が1年未満の場合や、直近で転職したばかりの場合は「安定した収入が今後も継続するか」が不透明と判断されやすく、在籍確認が強化される傾向があります。
特に転職直後は給与の支払実績が少なく、カード会社が「本当に就業を継続しているか」を重視するためです。
また、クレジットカードをすでに所有している場合、転職後は勤務先の変更をカード会社に届け出ることが重要です。
カード会社によっては追加で在籍確認を行なうケースもあるため、登録情報を最新にしておくと、不必要な確認を避けられる可能性があります。
収入証明が必要と判断されるケース
借入額が多い場合や高額な利用枠を希望した場合、収入証明書(源泉徴収票、給与明細、確定申告書など)の提出を求められる場合があります。
書類だけでなく在籍確認の電話も併用されるケースがあり、二重で返済能力をチェックされることになります。
特にキャッシング枠を希望する場合、金融機関には「貸金業法」に基づき、年収の3分の1を超える貸付ができない「総量規制」があります。そのため、収入証明と在籍確認が同時に求められやすい点に注意が必要です。
クレジット履歴がない場合
これまでクレジットカードやローンを一度も利用したことがない状態は、一般的に「スーパーホワイト」と呼ばれます。
個人信用情報機関に返済履歴がまったく残っていない状態であり、信用を損ねる要素はありません。しかし、「返済実績がないため能力を判断できない」という理由から、審査では不利に働く場合があります。
その結果、勤務先への在籍確認が行なわれやすく、特に初めてカードを申込む人ほど確認が実施される傾向があります。
初めてカードを持つ際には、学生向けカードや年会費無料カードなど、初心者でも発行しやすいカードを選ぶのが望ましいでしょう。
審査基準が厳しいクレジットカードを選んだ場合
ゴールドカードやプラチナカードなど、ステータス性の高いクレジットカードは審査基準が厳しい傾向にあります。
利用限度額や特典が大きくなるほど返済不能時のリスクも高まるため、カード会社が申込者の返済能力をより入念にチェックするためです。
その結果、在籍確認も慎重に行なわれやすくなります。
勤務先への電話を避けたい人は、まずは本記事で紹介しているような一般カードを申込み、利用実績を積んだうえでステータスカードへステップアップするのがおすすめです。
新規発行が少ない閑散期に申込んだ場合
カード会社は繁忙期と閑散期で審査の対応体制が異なる場合があります。
新規申込が少なく、余裕を持って対応できる時期には、申込内容をより細かくチェックする傾向があり、結果として在籍確認が実施される可能性も高まるとされています。
必ずしも時期が大きな影響を与えるわけではありませんが、可能性の一因として知っておくとよいでしょう。
クレジットカードの在籍確認がされないケース
ここでは、在籍確認が入りにくいとされる代表的なケースを、理由や背景も含めて解説します。
無職・専業主婦(夫)・年金受給者
勤務先に所属していない人の場合、勤務先への在籍確認の電話は発生しません。
その代わり、本人宛に直接電話がかかってきたり、年金証書や配偶者の収入証明書など、別の手段で生活基盤や返済能力を確認されたりするケースがあります。
特に専業主婦(夫)の場合は、配偶者の収入状況が審査の大きな基準になります。配偶者に安定収入があればカードの発行につながりやすいですが、収入が不安定だと審査に影響する場合もあります。
また、無職や年金受給者は、正社員と比べると審査に通りにくい傾向があるため、生活費や年金収入などの証明を整えておくと良いでしょう。
長期間勤務先が変わっていない
同じ職場に長期間勤務している人は、在籍確認が省略されやすい傾向があります。
勤続年数が5年、10年と長い場合、カード会社は「職を失う可能性が低く、安定した収入が継続している」と判断しやすいからです。
特に公務員や大企業の正社員は社会的信用度が高いとされ、勤務実態をあらためて電話で確認しなくても十分と判断されることがあります。
ただし、転職や部署異動などで登録情報に変更が生じた場合は、必ずカード会社に届け出て最新の状態にしておくことが重要です。
返済能力に問題がないと判断された
返済能力に十分な余裕があるとみなされた場合、在籍確認が行なわれない可能性があります。
例えば、年収が安定して高く、借入残高が少ないうえにキャッシング枠を希望していない場合、カード会社にとってリスクが小さいと判断されやすい傾向にあります。
信用情報の確認だけで「返済に支障がない」とみなされ、在籍確認を省略して審査が進む場合があります。
ただし、これは「必ず電話がない」という意味ではなく、審査状況によっては例外的に確認が行なわれる可能性もある点に注意が必要です。
クレジットヒストリーが良好
過去にクレジットカードやローンを長期間利用しており、延滞や滞納が一度もない人は「信用度が高い」と判断されやすく、在籍確認が省略される可能性があります。
数年以上にわたって安定して利用履歴を積み重ねている人は、カード会社にとって安心材料が多いため、あらためて勤務先に確認を取らなくても良いと判断されるケースがあります。
一方で、これまでまったく利用履歴がない「スーパーホワイト」の状態では、判断材料が乏しいため在籍確認が行なわれやすくなります。
申告した銀行口座などの情報や信用情報で在籍確認が完結した
銀行や金融機関との取引履歴が十分にある場合も、在籍確認が省略される可能性があります。
例えば、給与振込口座として銀行を利用していれば、その入金履歴から勤務先や収入状況を把握できるため、追加の電話確認が不要とされる場合があります。
また、住宅ローンや自動車ローンなど、過去に大きな契約を延滞なく返済している実績がある場合も、信用情報だけで「返済能力あり」と判断され、在籍確認が行なわれないことがあります。
クレジットカードの在籍確認を回避する方法
クレジットカードの在籍確認は、申込者の信用度や勤務状況、過去の利用実績などによっては省略されることがあります。
完全に避けることはできませんが、申込み前の準備次第で「勤務先に電話がかかる可能性を低くする」ことは可能です。
ここでは、在籍確認を回避するために有効とされる具体的な方法を解説します。
既存のクレカ利用実績を整えてから申込む
最も効果的なのは、あらかじめ信用情報を整えてから新規申込をすることです。
クレジットカード会社は、CICやJICCといった信用情報機関に記録された利用履歴を参照し、返済能力を判断しています。
日常的に延滞せず利用と返済を繰り返していれば「信頼できる顧客」と見なされ、新規申込時に在籍確認が省略される可能性が高まります。
反対に、延滞や未払いがあると「返済能力に疑念あり」と判断され、追加確認が行なわれやすくなるため注意が必要です。
新規申込を検討している人は、まずは1枚のカードを継続的に利用し、延滞のない返済実績を残すことが重要です。
申込むタイミングを工夫する(転職直後は避ける)
申込のタイミングも、在籍確認の有無に大きく影響します。
特に転職直後は勤続年数が短く、カード会社からすると「安定収入が継続しているのか」が不透明です。そのため、勤務先への電話確認が行なわれやすくなります。
一方で、同じ勤務先に半年〜1年以上勤務している場合は、雇用の安定性が評価され、電話確認が不要と判断される可能性が高くなります。
特に公務員や大企業の正社員など、社会的信用が高い勤務先に勤めている場合は「電話による追加確認は不要」とみなされやすいでしょう。
カードをつくるなら、転職直後ではなく、勤務歴がある程度積み上がってから申込むのが望ましいといえます。
既存のクレジットカードの更新や信用履歴を整える
新規にカードを申込むよりも、すでに利用しているカード会社で追加カードを申込む、あるいは更新のタイミングで利用枠を拡大するほうが、在籍確認のリスクは低くなります。
カード会社がすでに利用実績を把握しており、信用情報に基づいて顧客の信頼度を評価できるためです。
複数のカードを利用する場合でも、まずは1枚を継続的に利用し、実績を積み重ねるのが効果的です。良好な履歴を残すことで、追加カードの申込時に在籍確認が省略されやすくなります。
「在籍確認なし」を狙うには?クレジットカード申込時のポイント
在籍確認を完全に避ける裏技は存在しませんが、申込時の工夫次第で、勤務先に電話がかかる可能性を下げることは可能です。
ここでは、在籍確認を避けたい人が意識すべき具体的なポイントを紹介します。
申込内容は正確に書く(虚偽やミスは厳禁)
在籍確認を回避するうえで最も重要なのは、申込フォームに誤りがないようにすることです。
勤務先名の誤字や電話番号の入力ミス、住所の省略など、ほんの小さな間違いでも「情報が曖昧」と判断され、確認のために電話連絡が行なわれやすくなります。
また、虚偽申告は絶対に避けるべきです。退職済みの会社を勤務先として記載したり、年収を大幅に水増ししたりすると、信用を失って審査落ちにつながるリスクが高まります。
キャッシング枠を設定しない(0円にする)
キャッシング枠を希望すると、カード会社にとっては「現金を借りたい人=リスクが高い」と判断されやすく、在籍確認の可能性が高まります。
一方で、ショッピング枠のみを希望し、キャッシング枠を「0円」に設定して申込むとリスクが小さいと判断され、電話確認が省略されやすくなります。
初めてカードをつくる人や、勤務先に電話をされたくない人は、キャッシング枠を付けない形で申込むのが現実的な対策です。
カードの申込みが増える繁忙期をねらう
年度末や春の新生活シーズンなど、申込みが集中する繁忙期は、カード会社の審査体制も多忙になります。この時期は効率化が優先されるため、電話による確認が省略されやすい傾向があります。
申込時期を意識するだけでも、在籍確認が入るリスクを下げられる場合があります。
在籍確認の可能性が低いクレジットカードを選ぶポイント
申込方法だけでなく、選ぶカードの種類によっても在籍確認の可能性は変わります。
審査スピードを重視するカードや、利用枠が小さいカードは、電話確認が省略されやすい傾向があります。
ここでは、在籍確認が入りにくいカードを選ぶ際の具体的なポイントを解説します。
即時発行に対応しているカードを選ぶ
最短即日や数分で発行できる「即時発行型カード」は、審査を効率化するため在籍確認が省略されやすい傾向にあります。
特に、ネット申込後すぐにスマホやWebで利用できるタイプは、内部審査が自動化されており、電話での確認を省く傾向があります。
学生向けや主婦向けのカードを選ぶ
学生や専業主婦(夫)を対象にしたカードは、利用枠が低めに設定されており、返済不能リスクが小さいと判断されやすいため、在籍確認が省略されるケースがあります。
同様に、配偶者に安定収入がある主婦向けカードも、本人の勤務先に電話が入る可能性は低いといえるでしょう。
新規入会キャンペーンを行なっているカードを選ぶ
カード会社が大規模な新規入会キャンペーンを展開している時期は、申込件数が増えるため審査効率化が優先され、在籍確認が省略されやすくなります。
ただし、キャンペーンの有無は時期によって変わるため、最新情報を確認することが大切です。
デジタルカード発行に対応するカードを選ぶ
スマホアプリで即時発行されるデジタルカードは、発行スピードを重視しており、電話確認を省くケースが目立ちます。
プラスチックカードが後日郵送される場合でも、申込直後からアプリ上で利用可能であれば、在籍確認が行なわれない可能性が高いです。
デジタルカードはセキュリティ面でも優れており、番号や有効期限がアプリ上でのみ確認できる仕様が多いため、不正利用リスクを下げられるメリットもあります。
AI審査を採用するカードを選ぶ
最近はAIを活用した自動与信を採用するカード会社が増えており、従来の人力による審査よりもデータベース参照に依存する傾向があります。
このような仕組みでは、勤務先への電話確認を省略する流れが強く、「在籍確認なし」で発行される可能性が高まります。
クレジットカードの在籍確認が不安な人向けの代替手段
ここでは、「勤務先に電話がかかるのは避けたいけれど、キャッシュレス決済は使いたい」という人に向けて、クレジットカード以外の代替手段を紹介します。
これらを活用すれば、審査や在籍確認なしでオンラインショッピングや日常の支払いに対応できる場合が多く便利です。
家族カードを使う
家族カードは、本会員(親や配偶者など)の審査に基づいて発行されるため、利用者本人に在籍確認が行なわれることは原則ありません。
利用枠やポイント還元率、付帯サービスは本会員とほぼ同じであり、利便性は非常に高いといえます。
ただし、利用明細や返済責任は本会員に帰属するため、使い過ぎや返済遅延は本会員の信用情報に影響を与える点に注意が必要です。利用ルールを家族間で取り決め、計画的に利用することが大切です。
デビットカードでクレジット機能を代用
銀行口座に直結しているデビットカードは、利用と同時に口座から即時に引き落とされる仕組みです。事前審査や在籍確認は不要で、VisaやMastercardなどの国際ブランド付きなら、世界中の加盟店でクレジットカードと同様に利用できます。
デビットカードは「使いすぎ防止」にも役立つため、学生や収入が不安定な人、初めてキャッシュレス決済を利用する人に特におすすめです。
ただし、分割払いやリボ払いには対応していない場合が多いため、「即時決済専用」と割り切って利用する必要があります。
プリペイド型クレジットカードを使用する
あらかじめチャージした金額の範囲で利用できるプリペイド型カードも、在籍確認や審査は不要です。
国際ブランドが付帯していれば、オンライン決済や実店舗での支払いにも幅広く対応できます。
一方で、クレジットカードのように利用履歴が信用情報に反映されることはなく、クレジットヒストリーを積み上げる効果はありません。将来的にゴールドカードや高額枠のカードを取得したい人には不向きで、一時的な代替手段として活用するのが現実的です。
後払いアプリを使用する
Paidy(ペイディ)やバンドルカードといった後払いアプリは、メールアドレスや携帯番号だけで利用を開始できるケースが多く、在籍確認は不要です。
少額利用が中心ですが、ネットショッピングやサブスク決済に対応でき、利便性は高まっています。
ただし、利用上限は低めに設定されることが多く、信用情報を積み上げる効果も限定的です。
クレジットカードの在籍確認で審査落ちするケース
在籍確認そのものはシンプルな手続きですが、対応の仕方や申込情報の内容によっては、思わぬ審査落ちにつながることがあります。ここでは、在籍確認の有無が審査結果に影響しやすいケースを紹介します。
申告した勤務先に実際は在籍していない場合
最も重大なのは、勤務先を偽って申告したケースです。
在籍確認は「申込者が本当にその勤務先に属しているか」を確かめるための電話です。存在しない会社や退職済みの勤務先を記載していれば、即座に虚偽と判断され、審査に落ちる原因となります。
虚偽申告は信用を大きく損ない、そのカードだけでなく今後のクレジット契約にも長期的に悪影響を与える可能性があります。
会社が在籍確認に応じなかった場合
勤務先の代表番号にかかってきた電話で、担当者が「そのような社員はいません」と答えてしまった場合、カード会社は「在籍を確認できない」と判断して否決に至ります。
このようなトラブルを避けるには、事前に「カード審査の電話が入る可能性がある」と勤務先に一言伝えておくと安心です。本人が不在でも「在籍しています」と答えてもらえれば、手続きはスムーズに完了します。
申告内容と実際の勤務状況に大きな相違があった場合
「正社員と申告したのに実際は契約社員だった」「年収を大幅に上乗せして書いた」など、申告内容と実態に食い違いがある場合も審査落ちにつながります。
カード会社はCICやJICCといった信用情報機関のデータ、給与振込口座の入金履歴などをもとに確認を行なうため、矛盾はすぐに発覚します。
「信用性に欠ける」と判断されれば、そのカードだけでなく今後の取引にも影響するため、正確な申告が何よりも重要です。
クレジットカードの審査に落ちた場合の対処法
審査に落ちたからといって、「今後クレジットカードを持てない」というわけではありません。
信用情報や申込タイミングを整えることで、次回の審査通過率を高められます。ここでは、審査落ち後に立て直すための具体的な方法を解説します。
再申込まで最低6ヶ月空ける
CICやJICCなどの信用情報機関には「申込記録」が6ヶ月間保存されます。
短期間に複数回申込むと「資金繰りに困っている」「返済リスクが高い」と見なされやすく、どのカード会社でも不利に働きます。
審査落ち後は最低でも6ヶ月空け、申込記録がクリアになるのを待つことが重要です。
借入残高を減らしてから再申込する
クレジットカード審査では「総返済能力」が評価されます。他社カードローンやキャッシング残高が多いと「返済余力が少ない」と判断されやすくなります。
以下のような対策を行なうと、返済能力を高めた状態で再申込でき、審査通過の可能性も上がります。
- リボ払いの残高をできるだけ減らす
- 複数ローンを一本化して整理する
信用情報機関に開示請求して信用情報を確かめる
審査落ちの原因を探るには、自分の信用情報を把握することが不可欠です。
代表的な信用情報機関と開示方法は以下のとおりです。
| 信用情報機関名 | 確認できる情報 | 開示請求の方法 | 手数料(税込) |
|---|---|---|---|
| CIC(株式会社シー・アイ・シー) |
| 郵送/インターネット(2025年10月9日より再開) | 500円 |
| JICC(日本信用情報機構) | 個人情報、利用金額、残高、遅延、法的手続きの有無など | インターネット/郵送 | データ:1,000円/ 郵送:1,300円 |
| 全国銀行個人信用情報センター(全銀協・JBA) | 金融機関からの借り入れ等の内容、支払状況など | インターネット/郵送 | 1,000円 |
古い延滞情報や誤った記録が残っている場合は、訂正申請を行なうことも可能です。
審査なしで利用できるカードを使用する
再申込までの6ヶ月間は、デビットカードやプリペイドカードを活用するのも有効です。
これらは銀行口座やチャージ残高に基づいて利用でき、審査や在籍確認は不要です。
審査落ちの直後でもキャッシュレス生活を継続でき、生活の利便性を損なうことなく再挑戦の準備ができます。
クレジットカードの在籍確認に関するよくある質問
ここでは、クレジットカードの在籍確認に関するよくある質問に、専門家が回答します。
在籍確認は断れますか?
在籍確認はカード会社が返済能力を判断するために必要なプロセスであり、基本的には断れません。
ただし、必ず全員に行なわれるわけではなく、キャッシング枠を「0円」にしたり、即時発行型のカードを選んだりすることで省略される可能性があります。
在籍確認と本人確認の違いは何ですか?
- 在籍確認:勤務先に電話をかけ、本当に働いているか確認するプロセス
- 本人確認:免許証やマイナンバーカードで氏名・住所・生年月日を確認するプロセス
目的も方法も異なるため、混同しないようにしましょう。
アルバイトやパート・派遣社員でも在籍確認はありますか?
アルバイトやパートでも、実際に働いている店舗や事業所に電話がかかることはあります。派遣社員の場合は、派遣先ではなく派遣元の派遣会社に連絡が行くのが一般的です。
在籍実態さえ確認できれば、雇用形態そのものが不利に働くわけではありません。
カードローンとクレジットカードで在籍確認の違いはありますか?
カードローンは「借入」が目的であるため、在籍確認が実施される可能性は非常に高いです。
一方でクレジットカードは「決済」が中心のため、必ずしも全員に在籍確認が入るわけではありません。利用目的の違いによって、在籍確認の実施率には差があります。
在籍確認は土日や夜間にも行なわれますか?
基本的には、勤務先が営業している平日の営業時間内に行なわれます。
勤務先へ電話する場合は、その会社の代表番号にかけられることが多いため、土日や夜間に行なわれることはほとんどありません。
ただし、申込者本人の携帯電話に直接連絡が入る場合は例外です。このケースでは、土日や夜間でも本人の都合に合わせて連絡が来る可能性があります。
在籍確認の電話に出られなかったらどうなりますか?
申込者本人が電話に出られなくても、同僚や受付が「在籍しています」と回答すれば問題ありません。これで確認は完了します。
ただし、以下のような場合は注意が必要です。
- 電話が不通でつながらなかった
- 会社側が「そのような社員はいません」と答えた
- 在籍の確認が取れなかった
このようなケースでは、再度電話が入る場合や、最終的に審査否決につながる可能性があります。
まとめ:在籍確認のないクレジットカードを選ぼう
在籍確認は「虚偽申告をしていないか」「返済能力に問題がないか」を確かめるための手続きです。誠実に対応すれば、審査落ちや大きな問題になることはほとんどありません。
とはいえ、勤務先に電話されることに抵抗を感じる人も少なくないでしょう。
その場合は、在籍確認が省略されやすい「即時発行型カード」や「学生・主婦向けカード」を選ぶのも一つの方法です。
また、デビットカードやプリペイドカードなどの代替手段を活用すれば、在籍確認を避けつつキャッシュレス決済を利用できます。
大切なのは、自分のライフスタイルや働き方に合ったカードを選び、申込時に正しい情報を申告することです。
そうすれば、在籍確認の不安を最小限にしながら、安心してクレジットカードを持つことができるでしょう。



















