「ビューカード」はSuicaをさらに便利かつお得に使えるクレジットカードです。電車やバスの乗車、コンビニでの支払い、さらには自動販売機での購入など、Suicaが日常生活に欠かせない方も多いのではないでしょうか。
ビューカードを使えば、Suicaへのチャージがポイントで還元されるだけでなく、定期券の購入やショッピングでもポイントが貯まります。
本記事では、ビューカードの種類やメリット・デメリット、作り方などについて詳しく紹介します。ビューカードを発行するか迷っている方は参考にしてください。
- ビューカードとは?JR東日本グループが提供するSuica一体型の最強カード
- ビューカードは全10種類
- ビューカードのおすすめ「ベーシック・シリーズ」を比較
- ビューカード スタンダード|日常使いでポイントを貯められる1枚
- ビューカード ゴールド|特典が充実した上位グレード
- ビューカード スタンダード(リボ)|リボ専用設計のビューカード
- ビューカードのおすすめ「提携カード」を比較
- JRE CARD|駅ビルでポイントが貯まるビューカード
- ルミネカード|ルミネ利用者におすすめのビューカード
- ビックカメラSuicaカード|家電・鉄道両方に強いビューカード
- JALカードSuica|マイルが貯まるビューカード
- 大人の休日倶楽部 ミドルカード|50代からの旅行をお得に楽しめるビューカード
- 大人の休日倶楽部 ジパングカード|65歳以上の旅をさらに充実させるビューカード
- ビューカードのメリットとおすすめ理由
- Suica機能が付帯でチャージポイントももらえる
- オートチャージで残高不足の心配なし
- 定期券機能も一体化できてポイントも貯まる
- グリーン券・新幹線でもポイントが多く貯まる
- 貯まったポイントをSuicaにチャージできる
- 選べるカードの種類が豊富
- ビューカードのデメリットと注意点
- 年会費は基本有料
- 基本ポイント還元率は高くない
- 家族カードやETCカードも年会費有料
- オートチャージは首都圏と一部地域のみ
- カードの種類は切り替えられない
- ビューカードがおすすめな人【利用シーン別】
- 駅ビルの買い物が多い人
- 定期券とクレジットカードをひとまとめにしたい人
- 電車や飛行機での移動が多い人
- 他社クレジットカードと比較したビューカードの強みとは?
- ビューカードの申し込み方法
- オンライン申し込み
- 郵送での申し込み
- 店頭での即日発行
- ビューカードのポイントの使い道とお得な交換先
- Suicaにチャージ
- JER POINT加盟店で利用
- 限定グッズへ交換
- クーポンに交換
- 【JALカードSuica限定】マイルとの交換
- 【ビックカメラSuicaカード限定】ビックポイントとの交換
- ビューカードのよくある質問
- ビューカードの年会費は?
- 締め日は変更可能?
- 利用可能枠はどのようになっていますか?
- ビューカードの問い合わせ先やログイン画面はどこ?
- ビューカードを解約する際にどのような手順を踏めばいいですか?
- まとめ|Suicaを持っているならビューカードに切り替えよう!
ビューカードとは?JR東日本グループが提供するSuica一体型の最強カード
出典元:ビューカード公式
ビューカードは、JR東日本の子会社である株式会社ビューカードが発行する、Suica機能付きクレジットカードです。JR東日本グループという鉄道会社最大手の信頼性を背景に、通勤・通学から日常のお買い物まで幅広くサポートします。
| 運営会社 | 株式会社ビューカード |
|---|---|
| 親会社 | 東日本旅客鉄道株式会社(JR東日本) |
| 発行カード数・種類 | ① ベーシックシリーズ:3種 ② 提携カード:7種類 |
| 取扱い国際ブランド | JCB / Visa / Mastercard |
| ポイントの種類 | JRE POINT |
| 公式アプリ名 | VIEW's NETアプリ |
| 関連するECサイト | えきねっと、JRE MALL |
| 主な提携先 | ルミネ / アトレ / ビックカメラ / JAL など |
ビューカードの最大の魅力は、JRE POINT経済圏との強力な連携にあります。
Suicaへのオートチャージや定期券購入で最大5%還元、えきねっとでの新幹線チケット購入でも高還元率を実現し、貯まったポイントはSuicaにチャージして日常の買い物や電車賃に利用できます。
ビューカードは特に以下のような方に最適です。
- JR東日本の電車や新幹線を頻繁に利用する方
- Suicaを日常的に使用し、オートチャージ機能を活用したい方
- 駅ビルやエキナカ施設でよく買い物をする方
ビューカードは、JR東日本エリアで生活する方にお得なカードを、スタンダードな「ビュー・スイカ」カードから上位クラスの「ビューゴールドプラスカード」まで幅広く揃えています。
本記事では各カードの特徴を詳しく比較しますので、あなたの生活スタイルに合わせて最適な1枚を選びましょう。
ビューカードは全10種類
ビューカードの種類は大きく分けると2種類に分類され、全10種類から選ぶことができます。
| 提携カード | ビューカードスタンダード |
|---|---|
| ビューカードゴールド | |
| ビューカードスタンダード(リボ) | |
| 提携カード | JRE CARD |
| ルミネカード | |
| JALカードSuica 普通カード/CLUB-Aカード | |
| JALカードSuica CLUB-Aゴールドカード | |
| 大人の休日倶楽部ミドルカード | |
| 大人の休日倶楽部ジパングカード | |
| ビックカメラSuicaカード |
ベーシック・シリーズは、スタンダードな「ビュー・スイカ」カードから上位版の「ビューゴールドプラスカード」まで、求めるサービスレベルに応じて選べる定番カードです。
提携カードは、基本機能に提携先独自の特典が加わったカードです。どちらもSuicaチャージや定期券購入での高還元率は共通に備わっています。
電車利用が中心ならベーシック・シリーズ、特定の店舗も併せて利用するなら提携カードと、生活スタイルに合わせて選ぶことで最大限のメリットを享受できます。
ビューカードのおすすめ「ベーシック・シリーズ」を比較
出典元:ビューカード公式
ビューカードのベーシック・シリーズは、ビューカード共通の基本機能が付与されているカードです。種類も多くありません。ラインナップは以下の3種類です。
ここからは、ベーシック・シリーズに挙げられる3枚について詳しく解説します。
ビューカード スタンダード|日常使いでポイントを貯められる1枚
ビューカード スタンダードは、JR東日本が発行する基本的なクレジットカードです。Suicaのオートチャージや定期券の購入でJRE POINTが1.5%還元されるため、通勤や通学で電車を利用する方にとって便利な一枚となっています。
年会費が524円(税込)かかるものの、1ヶ月あたり3,000円以上のオートチャージやモバイルSuicaを利用する方であれば、年会費を上回るポイントを得られます。
そのため、公共交通機関を毎日利用する方にとっては、年会費がかかる点が大きなデメリットにはならないでしょう。
ビューカード スタンダードには旅行傷害保険も付帯しており、日常利用だけでなく旅行時の安心感もあります。
JRE POINTは駅ナカやオンラインショップ「JRE MALL」などで使えることから、日常生活でも効率よくポイントを貯めて活用しやすい部分が特徴です。
ビューカードのなかでもシンプルで使いやすい仕様で、初めてビューカードを持つ人やSuicaをよく利用する人にビューカード スタンダードはおすすめです。
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ビューカード ゴールド|特典が充実した上位グレード
ビューカード ゴールドは、ワンランク上の特典が充実したゴールドカードです。年会費は11,000円(税込)ですが、月平均で12.5万円以上(年間150万円以上)の支払いをする方であれば、ポイント還元を含めると所有するコストが実質無料になります。
通常ポイント還元率こそ0.5%と平均的ではあるものの、JR東日本関連で受けられる還元率が高いことが特徴です。例えば、「えきねっと」を利用する場合は、最大で10%還元になります(※)。北陸新幹線で東京-金沢間を往復した際に、2,806円相当のポイント還元が受けられる計算です。
ほかにも、東京駅構内にあるラウンジや国内にある主要空港のラウンジを利用できるといった特典も付帯します。JR東日本を使って毎月のように出張する方であれば、一般的なビューカードよりもビューカード ゴールドを選ぶほうが得られる恩恵が多くなるでしょう。
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(※)10%還元とは、えきねっと利用分の還元率2%とビューカード ゴールドで決済したときに付与される8%の合計です。
ビューカード スタンダード(リボ)|リボ専用設計のビューカード
ビューカード スタンダード(リボ)は、リボ払い専用のクレジットカードです。通常のビューカード スタンダードと同様に、Suicaのオートチャージや定期券の購入でJRE POINTが1.5%還元されます。
一方で、年会費が無料である点は、通常のビューカードとは異なる部分です。年会費無料のビューカードは、ビューカード スタンダード(リボ)のみとなっています。
所有するコストがかからない部分は、ビューカード スタンダード(リボ)の強みです。ほかにも、リボ払いの手数料が発生すると追加でポイントを獲得することができます。
年間の利用累計額に応じてボーナスポイント(ビューサンクスボーナス)がもらえる仕組みとなっており、最大で5,250ポイントが得られます。そのため、リボ払いを活用したい人にはメリットのあるカードです。
ただし、リボ払いの利用には、商品・サービスの支払い金額とは別に手数料がかかることに注意しましょう。
リボ払いに頼りすぎると支払い続けても手数料分しか返済できなくなる、リボ地獄に陥る可能性がゼロではありません。ライフスタイルに合わせてリボ払いを取り入れることは問題ありませんが、計画的に利用することをおすすめします。
以上のような特徴から、ビューカード スタンダード(リボ)は、Suicaをお得に使いながら、リボ払いの仕組みを理解し活用したい人に向いています。
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ビューカードのおすすめ「提携カード」を比較
出典元:ビューカード公式
ビューカードは多くの提携カードがあります。提携カードでは、ビューカード共通の基本機能に加え、提携カード独自のメリットが用意されています。種類と主な特徴は以下のとおりです。
| カード名 | 主な特徴 |
|---|---|
| JRE CARD | ・駅ビルや駅ナカのJRE CARD優待店でポイント還元率最大3.5% ・ルミネ・ニュウマン・JRE MALLでも最大3.5%還元 |
| ルミネカード | ・ルミネ、ニュウマンでいつでも5%オフ ・ルミネのネット通販でいつでも5%オフ、期間限定で10%オフのキャンペーンあり ・国内外20万ヶ所以上の施設で利用できる優待サービス「LUMINE STYLE」に登録可能 ・貯まったポイントを「ルミネ商品券」に交換できる |
| ビックカメラSuicaカード | ・年1回の利用で年会費無料 ・ビックカメラでのお買い物で最大11.5%還元 ・基本ポイント還元率1.0%で2つのポイントが貯まる |
| JALカードSuica | ・お買い物でJALのマイルが貯まる ・入会、搭乗でもマイルが貯まる ・マイルが2倍貯まる会員サービスあり ・提携店ではマイルが最大4倍貯まる ・ゴールドカードは空港ラウンジサービスやボーマスマイルアップ |
| 大人の休日倶楽部 ミドルカード (満50歳以上の方限定カード) | ・JR東日本やJR北海道の乗り放題のきっぷが特別価格で購入可能 ・JR東日本やJR北海道の切符がいつでも5%オフ ・創作、音楽、歴史、語学など多彩な趣味の会に参加可能 |
| 大人の休日倶楽部 ジパングカード (満65歳以上の方限定カード) | ・JR東日本やJR北海道の乗り放題のきっぷが特別価格で購入可能 ・JR東日本やJR北海道の切符がいつでも30%オフ ・日本全国のJR線のきっぷも20回まで20%・30%割引 ・創作、音楽、歴史、語学など多彩な趣味の会に参加可能 |
提携カードは、それぞれの特徴や特典の独自性がはっきりとしています。以下では、提携カードの詳細について、詳しく解説します。
JRE CARD|駅ビルでポイントが貯まるビューカード
JRE CARDは、JRE POINTが貯まりやすいクレジットカードです。JRE MALLやアトレ、ペリエやエスパルなどのJR東日本グループの駅ビルでポイント還元率が高くなることが特徴で、最大3.5%還元を受けられます。
ほかにも、ルミネやニュウマンといった商業施設でも、ポイント還元率がアップします。
ビューカード共通の機能である、モバイルSuicaへチャージする際のポイント還元率アップやSuicaのオートチャージ機能も付帯するため、通勤通学における利便性も申し分ありません。
JRE CARDは、新幹線へ乗車する頻度は少ないものの、電車を利用して通勤通学する、かつ駅ビルや対象店舗でお買い物する機会が多い方にお得な一枚です。
\通勤通学以外に駅ビルでクレジットカードを使うならこれ/
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ルミネカード|ルミネ利用者におすすめのビューカード
ルミネカードは、ルミネやニュウマンでの買い物が常に5%オフになるお得なクレジットカードです。ルミネのネット通販である「アイルミネ」でも5%オフが適用されます。
また、年に数回実施される10%オフキャンペーンにもいち早く参加でき、お買い物を楽しみたい方にぴったりの一枚です。
ほかのビューカードにも付帯する、Suicaのオートチャージによるポイント還元率1.5%も、もちろん付帯するため、交通費の節約において一翼を担うクレジットカードでもあります。
年会費が1,048円(税込)かかる点はデメリットですが、ルミネで年間2万1,000円以上利用する方であれば、元を十分に取ることができます。
ファッションや日用品をお得に購入したい方に、ルミネカードはおすすめです。
\ルミネでのお買い物がいつもよりお得になる一枚/
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ビックカメラSuicaカード|家電・鉄道両方に強いビューカード
ビックカメラSuicaカードは、ビックカメラでの買い物とSuicaの利用の両方でポイントが貯まりやすいクレジットカードです。
ビックカメラでのクレジット払いで最大11.5%のポイント還元を受けられるほか、Suicaのオートチャージで1.5%のJRE POINTが貯まります(※)。
通常の年会費は524円(税込)ですが、年1回の利用があれば翌年度も無料になるため、実質的に無料で使えることも魅力です。
ビックカメラでの買い物が多い方や、Suicaを頻繁に使う方にとって、ポイントを効率的に貯められるお得なクレジットカードといえます。
(※)最大11.5%ポイント還元は、ビックカメラSuicaカードでモバイルSuicaにチャージしたときに得られる1.5%とチャージしたSuicaでお買い物したときに加算される10%を合わせたものです。
(※)Suicaでの支払いが可能な店舗に限ります。
(※)カード内残額が20,000円を超えるチャージはできません。
(※)ビックカメラでのお支払いには1回のお会計につき1枚のSuicaのご利用となります。
\最大11.5%還元が魅力/
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JALカードSuica|マイルが貯まるビューカード
JALカード Suicaは、JALマイルとJRE POINTの両方を貯められるクレジットカードです。マイルの貯まりやすさに定評がある一枚で、発行するカード次第では、入会後初めての搭乗時に最大で5,000マイルが手に入ります(※)。
また、毎年初回搭乗時ボーナスマイルや搭乗するごとに得られるボーナスマイルがある部分も特徴です。
ほかにも、お買い物や固定費の支払いで200円につき1マイル、ショッピングマイル・プレミアムへ入会すれば100円につき1マイル貯まるといった魅力があります。
例えば、1ヶ月あたり9万円ほどクレジットカード決済をしている方が、ショッピングマイル・プレミアムへ入会すると、1年半後には東京−札幌間(普通席)の往復特典航空券に交換できるレベルまでマイルが貯まります。
JALカード Suicaは、JALのマイルを貯めつつ、Suicaを活用したい人にとって最適なカードといえるでしょう。
(※)最大5,000マイル還元は、CLUB-Aカード/CLUB-Aゴールドカード/JALダイナースカード/プラチナの場合のみです。普通カード/JALカード naviの場合は1,000マイル還元となります。
\鉄道&飛行機をよく利用する方にぴったり/
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大人の休日倶楽部 ミドルカード|50代からの旅行をお得に楽しめるビューカード
大人の休日倶楽部 ミドルカードは、50歳以上の方を対象としたクレジットカードで、JR東日本・JR北海道線のきっぷが5%割引になる一枚です。
大人の休日倶楽部パスという、JR東日本やJR北海道のフリーエリアが乗り放題のきっぷを利用できたり、会員限定価格のお得なツアーに申込みできたりすることが魅力です。持っておくだけで、旅行がより身近な娯楽になるでしょう。
ほかにも、大人の休日倶楽部 ミドルカードの特徴として、趣味の会を通じて会員限定の講座やイベントに参加できることが挙げられます。
浮世絵文化講座やフラワーアレンジメント講座、水彩スケッチ講座などの趣味を深められる講座が多く、趣味の会はプライベートな時間を充実させたい方に人気です。
クレジットカードとしての利便性も申し分ないため、大人の休日倶楽部 ミドルカードは、鉄道旅行を楽しみたい50歳以上の方におすすめです。
\50歳から持っておきたい一枚/
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大人の休日倶楽部 ジパングカード|65歳以上の旅をさらに充実させるビューカード
大人の休日倶楽部 ジパングカードは、65歳以上の人向けのクレジットカードで、JR東日本・JR北海道のきっぷが最大30%割引になる特典が付帯する一枚です(※)。
例えば、東京-仙台間を往復で利用する場合、通常は2万2,820円かかるところ、大人の休日倶楽部 ジパングカードを使うと6,860円割引の1万5,960円になります。
ほかにも、全国のJR線のきっぷも20回まで20〜30%割引になるといった点も、大人の休日倶楽部 ジパングカードの魅力です。利用回数によって割引率が決まっており、1〜3回目は20%割引、4〜20回目は30%割引で全国のJR線を利用できます。
(※)「大人の休日倶楽部ジパングカード」でお買い求めいただいた場合のみ適用となります。
(※)割引はJR東日本線・JR北海道線を片道・往復・連続で201キロ以上ご利用の場合のみとなります。
ビューカードのメリットとおすすめ理由
ビューカードは、Suicaとの連携や通勤・通学に便利な機能が充実しており、日常の移動や買い物でポイントを効率よく貯められるのが大きな魅力です。
- Suica機能が付帯で便利
- オートチャージで残高不足の心配なし
- 定期券機能も一体化できる
- 定期券・グリーン券・新幹線でもポイントが多く貯まる
- 貯まったポイントをSuicaにチャージできる
- 選べるカードの種類が豊富
ここでは、ビューカードの具体的なメリットと、どんな人におすすめなのかを詳しく解説します。
Suica機能が付帯でチャージポイントももらえる
ビューカードは、クレジットカード機能に加えてSuica機能も付帯しているため、1枚で電車・バスの乗車や買い物に使えてとても便利です。別々にカードを持つ必要がなく、財布の中もスッキリします。
さらに、ビューカードでモバイルSuicaやSuicaにチャージすると、通常の約3倍(1.5%)のJRE POINTが貯まるのも大きな魅力です。
一般的なクレジットカードではSuicaチャージでポイントが付かないことも多いため、Suicaをよく利用する方には特におすすめのカードです。
オートチャージで残高不足の心配なし
ビューカードは、Suica残高が一定額を下回ると自動でチャージされる「オートチャージ機能」に対応しています。改札で残高不足により止まる心配がなく、通勤や通学もスムーズです。
設定はビューカードの会員サイトやモバイルSuicaアプリから簡単に行え、金額も細かくカスタマイズ可能です。
さらに、オートチャージ利用でJRE POINTが1.5%還元されるのも魅力です。Suicaを頻繁に利用する方にとって、安心・便利でお得なサービスといえるでしょう。
定期券機能も一体化できてポイントも貯まる
ビューカードは、クレジット機能・Suica機能・定期券機能を1枚にまとめられるのが大きな魅力です。通勤や通学の際に複数のカードを持ち歩く必要がなくなり、荷物もスッキリします。
定期券の購入でもJRE POINTが貯まり、モバイルSuica定期券なら最大5%の高還元が受けられます。定期区間外への乗り越しもSuicaで自動精算でき、精算機に並ぶ手間がかかりません。
さらに、カード紛失時には再発行や定期券・残高の引き継ぎもできる保証がついており、安心して利用できます。
グリーン券・新幹線でもポイントが多く貯まる
ビューカードは、グリーン券・新幹線の利用でも多くのポイントが貯まるため、非常にお得です。
モバイルSuicaグリーン券の購入、「えきねっと」を利用した新幹線eチケットの購入では、それぞれ5.0%の還元率でポイントが獲得できます。
日頃から旅行や出張でグリーン券や新幹線チケットを購入するなら、ビューカードで購入するとお得です。
貯まったポイントをSuicaにチャージできる
ビューカードはSuicaのチャージや定期券の購入でポイントが貯まる点がメリットですが、貯まったポイントをそのままSuicaにチャージできるのも大きなメリットです。
クレジットカードのなかには、貯まったポイントの使い道に乏しく、貯めても結局使えないまま有効期限を迎えてしまうカードも少なくありません。
ビューカードはSuicaに、チャージできます。一般的なSuicaと同様にコンビニや交通機関、自動販売機などで使えるので、使い道に困ることはないでしょう。
Suicaにチャージする手続きも簡単で、スマホアプリや会員サイトから手軽に行えます。
選べるカードの種類が豊富
ビューカードは、利用者のニーズに応じて選べるカードの種類が豊富な点も大きなメリットです。
例えば、ビューカード スタンダードやビューカード ゴールド、ルミネカードやビックカメラSuicaカードなど、様々なカードが用意されています。自分のライフスタイルや利用目的に最適なカードを選べば、さらに便利にカードを活用できるでしょう。
各カードはそれぞれ異なる特典やサービスを提供しています。例えば、駅ナカや駅チカの店舗でポイント還元率が高いJRE CARDや、ルミネでお得なルミネーカード、JALマイルが貯まるJALカードSuicaなどがあり、ニーズに合わせて選べます。
それぞれのビューカードは共通の特典に加え、独自の特典があるため、自分のライフスタイルに合わせて最適なカードを選ぶと良いでしょう。
ビューカードのデメリットと注意点
ビューカードは多機能で便利な反面、年会費がかかるカードが多かったり、ポイント還元率が高くないなどの注意点もあります。
- 年会費は基本有料
- 基本ポイント還元率は高くない
- 家族カードやETCカードも年会費有料
- オートチャージは首都圏と一部地域のみ
- カードの種類は切り替えられない
ここでは、ビューカードを利用する前に知っておきたいデメリットや気をつけるべきポイントをわかりやすく解説します。
年会費は基本有料
ビューカードのデメリットの一つとして、「年会費が基本有料」という点が挙げられます。多くのビューカードは初年度無料ですが、2年目以降は通常どおりの年会費が発生します。
例えば、ビューカード スタンダードは年会費が524円(税込)で、ビューカード ゴールドの場合は年会費が11,000円(税込)です。
かかる年会費に対してカード特典を十分に活用できない場合、年会費が無駄になってしまう可能性もあるので注意しましょう。
特に年間利用額が少なく、ポイント還元で年会費以上のポイントを獲得できない場合はよく考える必要があります。
ビューカードを選ぶ際には、年会費がかかることを考慮し、自分にとって最大限お得なカードを選ぶことが大切です。
なお、ビックカメラSuicaカードは、年1回以上カード利用があれば翌年度の年会費が無料になります。年会費をかけずにビューカードシリーズを所持したい方は、ビックカメラSuicaカードがおすすめです。
基本ポイント還元率は高くない
一般的なクレジットカードの還元率と比較すると、ビューカードの基本還元率は0.5%と概ね他の一般カードと同水準です。通常のショッピング利用では、1,000円ごとに5ポイント(5円相当の価値)しか貯まりません。
Suicaをはじめとする交通系サービスや、提携店など特定の利用に対しては還元率が高くなる場合がありますが、日常のショッピングや飲食での利用に関しては他の高還元率のカードに比べて見劣りするかもしれません。
年会費無料のクレジットカードのなかには、基本ポイント還元率1.0%のカードもあります。そのため、ポイントを重視する場合、他の高還元率カードとの併用を検討してみるのも良いでしょう。
家族カードやETCカードも年会費有料
ビューカードの家族カードやETCカードは年会費がかかります。例えば、ビューカード スタンダードの本会員年会費は524円(税込)、家族カードの年会費も524円(税込)です。
ETCカードは、ビューカード ゴールド、ビューカード スタンダード(リボ)、JALカード Suica CLUB-Aゴールドカードの3枚を除き、524円(税込)の年会費がかかります。
そのため、ビューカード スタンダードでETCカードと家族カードを1枚ずつ発行した場合、524円×3の合計1,572円(税込)の年会費が発生する計算です。
年会費無料のカードでも、家族カードやETCカードが年会費無料で発行できるカードはあるため、ビューカードで発行する必要はありません。家族カードやETCカードが欲しい方は、他のカードと併用すると良いでしょう。
オートチャージは首都圏と一部地域のみ
Suicaとビューカードを連携させるとオートチャージが使えます。しかし、オートチャージの機能は全国どこでも使えるわけではありません。対象エリアや対象外になるケースは以下のとおりです。
| 対応エリア | 首都圏Suica・PASMOエリア、仙台エリア、新潟エリア、青森エリア、盛岡エリア、秋田エリア |
|---|---|
| 対象外になるケース | ・新幹線の自動改札機 ・他の鉄道会社線にある乗換改札機 ・一部の簡易Suica改札機 ・仙台地下鉄のicscaエリア |
Suica自体は全国で利用可能のため、旅行先や出張先で使うこともあるでしょう。エリアによってはオートチャージが使えない可能性がある点は注意が必要です。
なお、オートチャージが可能な詳しいエリアは公式サイトで確認できます。事前にチェックしておきましょう。(※)
(※)参考:ビューカード「オートチャージご利用可能の場所・エリア」
カードの種類は切り替えられない
ビューカードを一度選択すると、別の種類のビューカードに変更することはできません。
例えば、ビューカード スタンダードからビックカメラSuicaカードに切り替えたい場合、新規申し込みが必要です。そのため、最初にカードを選ぶ際には、自分のライフスタイルやニーズに合った最適なカードを選ぶことが大切です。
なお、新規申し込みで審査に通過すれば、異なる種類のビューカードを複数枚所持することはできます。その際、利用限度額は最も高い方の限度額が適用され、共有されるので注意しましょう。
カードごとの年会費がかかるので、ビューカードと併用するなら、年会費無料の他社カードとの併用をおすすめします。
ビューカードがおすすめな人【利用シーン別】
ビューカードの特徴やメリットから、以下に該当する方はビューカードの発行をおすすめします。
- 駅ビルの買い物が多い人
- 定期券とクレジットカードをひとまとめにしたい人
- 電車や飛行機での移動が多い人
それぞれ簡潔に紹介します。
駅ビルの買い物が多い人
ビューカードは、特に駅ビルでの買い物が多い人におすすめです。ビューカードはJR東日本の駅ビルや周辺の店舗が提携店になっており、JRE POINTのマークがついたお店でビューカードの利用もしくは提示でボーナスポイントが獲得できます。
首都圏の加盟店の一例を紹介すると以下のとおりです。
- アトレ
- アトレヴィ
- nonowa
- ルミネ
- エキュート
優待店での最大還元率は3.5%です。もし還元率3.5%の優待店でひと月1万円利用した場合、350円相当のポイントが貯まります。
12ヶ月だと4,200円相当のポイントが貯まるので、一般的なビューカードの年会費524円(税込)は簡単に超えるでしょう。
基本的にJR東日本や首都圏のJR駅に入っているお店が対象なので、駅ビルでお買い物する機会が多い方はビューカードの発行をおすすめします。
定期券とクレジットカードをひとまとめにしたい人
ビューカードは、定期券とクレジットカードを1枚にまとめることができるため、定期券とクレジットカードをひとまとめにしたい人におすすめです。
ひとまとめにすると、通勤や通学で必要な定期券の購入や利用がスムーズになります。お買い物から通学・通勤まで、ビューカード1枚で済ませられて便利です。
さらに便利なのは、ビューカードで利用できるSuicaのオートチャージ機能です。設定しておけば、基本的に残高不足になることはありません。電車やバスだけでなく、コンビニや飲食店などでも残高を気にすることなく使えます。
定期券とクレジットカードを一つにまとめることで、支払いや管理が簡単になり、日常生活が快適になるでしょう。利便性を求める人にとって、ビューカードは理想的なカードです。
電車や飛行機での移動が多い人
ビューカードは、電車や飛行機での移動が多い人にとって便利なカードです。
SuicaやモバイルSuicaへのチャージ、定期券の購入でポイントがもらえるのはビューカードの共通特典です。対象エリアで通勤・通学にSuicaを使用しているなら、ビューカードは持っておくと効率的にポイントを貯められます。
JRE POINTを貯めたい方はビューカード スタンダード、マイルを貯めたい方はJALカード Suicaを使うと良いでしょう。
例えば、「JALカード Suica」でモバイルSuica定期券を購入すると、3%の還元率でJALのマイルが貯まります。
渋谷-横浜間(JR横須賀線)の通勤で定期を購入すると仮定した場合、通勤・通学でかかる費用と貯まるマイルは以下のとおりです。
| 種類 | 期間 | 金額 | 貯まるマイル |
|---|---|---|---|
| 通学定期券 | 1ヶ月定期券 | 7,580円 | 227マイル |
| 3ヶ月定期券 | 2万1,590円 | 648マイル | |
| 6ヶ月定期券 | 4万910円 | 1,227マイル | |
| 通勤定期券 | 1ヶ月定期券 | 1万2,290円 | 369マイル |
| 3ヶ月定期券 | 3万5,050円 | 1,052マイル | |
| 6ヶ月定期券 | 5万9,120円 | 1,774マイル |
参照:JR東日本「ネットde定期」
参照:ビューカード「ビューカードポイントシュミレーター」
通勤・通学しているだけで、年間2,000〜3,000マイル以上が貯まるので、気づいたときには旅行に行けるほどのマイルが溜まっているでしょう。
JALカード Suicaは、入会やフライトでマイルが獲得できるほか、日常的なショッピングでもマイルが貯まります。JALの機内販売やツアーパッケージの割引特典も付帯しているので、頻繁にJALの飛行機に乗る方には便利なカードです。
上位カードにはよりマイルが貯まりやすくなるゴールドカードも用意されているので、将来的にゴールドカードを持ちつつ、効率的にマイルを貯めたい方はJALカード Suicaを選びましょう。
JR東日本とその提携会社が協力して発行しているカードなので、移動が多いビジネスパーソンや旅行好きの方にとって、ビューカードは非常に便利でお得な特典が多いおすすめカードです。
他社クレジットカードと比較したビューカードの強みとは?
ビューカードとほかのクレジットカードを比較した場合、優位性があるポイントは次の2つです。
- Suicaへオートチャージできる
- Suicaへチャージしたときのポイント還元率が1.5%と高い(※)
ビューカードには、Suicaのオートチャージ機能がついているため、残高不足になることがありません。オートチャージできる点は、一般的なクレジットカードよりも優れている部分です。
また、ビューカードはSuicaへチャージしたときのポイント還元率が1.5%と高くなっています。
一般的なクレジットカードでは、交通系ICカードへチャージする際にポイント還元を得られたとしても、0.5%前後になることがほとんどです。なかには、ポイント還元対象外になるクレジットカードも一部存在します。
そのようななかで、1%以上のポイント還元率を誇るビューカードは、公共交通機関をよく利用するユーザーにとって恩恵を受けやすい一枚となるでしょう。
ビューカードの申し込み方法
ビューカードの申し込み方法は、大きく分けると以下の3つです。
- オンライン申し込み
- 郵送での申し込み
- 店頭での即日発行
いずれの申し込み方法でも、本人確認書類の提出が必要です。本人確認書類の種類や必要点数は、該当パターンによって異なるので注意しましょう。本人確認書類はA群、B群に分けられています。
| A群 | ・運転免許証・運転経歴証明書 ・保険証 ・パスポート(※1) ・国民年金手帳(※2) ・国家公務員・地方公務員共済組合の各組合員証 ・私立学校教職員共済制度の加入者証 ・在留カード・特別永住者証明書 ・身体障害者手帳 ・母子健康手帳(※3) ・写真付き住民基本台帳カード ・マイナンバーカード(※4) ・住民票の写し(※5) |
|---|---|
| B群 | ・電気料金領収書 ・ガス料金領収書 ・水道料金領収書 ・NHK受信料領収書 ・社会保険料の領収書 ・国税・地方税の領収書または納税証明書 |
(※1)日本国発行で2020年1月以前に交付されたもの
(※2)1996年12月以前に交付されたもの
(※3)交付を受けた本人(母)に限る
(※4)通知カードは不可
(※5)発行日から6ヶ月以内のもの
提出する書類の種類や点数は、以下の該当するパターンによって異なります。
| パターン | 該当条件 | 提出書類(※) |
|---|---|---|
| パターン1 | 現住所の記載がある本人確認書類が2点以上ある | A群の書類から異なる種類の2点を提出 |
| パターン2 | 現住所の記載がある本人確認書類が1点だけある | A群から1点、B群から1点の書類を提出 |
| パターン3 | 現住所の記載がある本人確認書類を持っていない | A群から1点(旧住所)、B群から異なる2点(現住所)の書類を提出 |
(※)A群の書類は氏名、生年月日、現住所、B群の書類は氏名、現住所が記載れていることを要確認
上記は、申し込み方法に限らず共通です。該当パターンから必要な書類を用意しておきましょう。
オンライン申し込み
ビューカードに申し込むなら、スマホやパソコンで24時間どこからでも申し込めるオンライン申し込みがおすすめです。
オンライン申し込みの場合、最短10日でカードが自宅に届きます。申し込み時に「オンライン口座振替」を利用すれば、原則として書類の郵送が不要になるため、手続きもスムーズです。
本人確認書類の用意ができたら、以下の手順で申し込みましょう。
- 入会申込フォームを入力
- 本人確認書類を郵送またはアップロードにて提出
- 口座振替依頼書を郵送(オンライン口座振替の場合は不要)
- 審査が行われる
- 審査通過後、カードが自宅に届く
カード発行後、会員専用サイトからWeb明細の申込みを行うと、利用代金明細の郵送が停止し、Web上で確認できるようになります。スマホで手軽にチェックできるので、登録しておくことをおすすめします。
郵送での申し込み
郵送で申し込む場合、まず「入会申込書」を入手する必要があります。入会申込書は、JR東日本の主な駅、駅たびコンシェルジュでもらえるほか、ビューカードセンターに電話して取り寄せることも可能です。電話番号と受付時間は以下のとおりです。
| 電話番号 | 03-6685-7000 |
|---|---|
| 受付時間 | 9時~17時30分 ※年中無休 |
郵送で申し込む際に提出する本人確認書類の種類や点数の条件は、オンラインで申し込む場合と同じです。前述の内容を参考にして、用意しておきましょう。必要なものが揃ったら、以下の手順で申し込みます。
- 入会申請書の必要事項に記入
- 入会申込書、本人確認書類、口座振替依頼書を同封して郵送
- 審査が行われる
- 審査通過後、カードが自宅に届く
店頭での即日発行
ビューカードは種類によって、店頭で申し込み、その日のうちに発行できるカードがあります。ただし、即日発行されるカードは「店頭発行カード」と呼ばれる仮のカードで、本カードは後日自宅に届きます。店頭発行できるカードの種類は以下のとおりです。
| カード名 | 発行場所(※) |
|---|---|
| ルミネカード | ルミネ(新宿・ルミネエスト新宿・有楽町・北千住・池袋・立川・町田・荻窪・大宮・川越・横浜・藤沢)と大船ルミネウィング、ニュウマン(新宿・横浜) |
| JRE CARD | エスパル(仙台・福島・郡山・山形)、フェザン(盛岡)、ペリエ(千葉・稲毛) |
| ビックカメラSuicaカード | 東京・神奈川・埼玉・千葉・群馬・茨城・北海道・新潟・愛知にある所定の店舗 |
(※)参照:ビューカード「店頭の窓口やカウンターでのお申込み(店頭発行カード)」
受付カウンターでの申し込み手続きなので、スタッフの案内に従うだけで問題ありません。具体的な手順は以下のとおりです。
- 専用のタブレットで申込情報を入力
- 本人確認書類の提示
- 審査
- 審査後、仮カードの受け渡し
- 口座振替手続き(オンライン、郵送、キャッシュカード持参)
- 本カード審査
- 審査後、本カードを自宅にお届け
審査の結果次第では、カードの発行が見送られる可能性もある点は理解しておきましょう。なお、発行できた場合に店頭で受け取れるカードは、Suica機能や定期券機能は付帯していません。本カードは約2週間後に届きます。
ビューカードのポイントの使い道とお得な交換先
ビューカードで貯まるポイントは基本的に「JRE POINT」で、使い道は大きく分けて以下のとおりです。
- Suicaにチャージ
- JER POINT加盟店で利用
- 限定グッズへ交換
- クーポンに交換
- 【JALカードSuica限定】マイルとの交換
- 【ビックカメラSuicaカード限定】ビックポイントとの交換
上記のうち、もっとも利便性が高いのは「Suicaにチャージする」です。ただし、JALカード SuicaシリーズではJALのマイル、ビックカメラSuicaカードではビックポイントも貯められます。
おすすめの交換先と、JALカード SuicaシリーズとビックカメラSuicaカード限定の使い方を紹介するので参考にしてください。
Suicaにチャージ
JRE POINTは1pt=1円としてSuicaにチャージできます。Suicaにチャージするためには、JRE POINT WEBサイトにSuicaを登録する必要があるので、ビューカードを発行したらサイトからSuicaを登録しておきましょう。
また、Suicaにチャージできるのは通常ポイントのみです。キャンペーンをはじめとする所定の特典で獲得できる期間限定ポイントはチャージできないので注意しましょう。
チャージはJRE POINT WEBサイトもしくはアプリからSuicaチャージを申し込み、各受け取り方法に応じた操作によって完了できます。
| チャージ先 | 受取方法 |
|---|---|
| Suicaカードにチャージする | JR東日本の駅の自動券売機でチャージ受取操作を行う ※申し込み手続き完了後の翌日以降7日以内 |
| モバイルSuicaにチャージする | モバイルSuicaでチャージ受取操作を行う ※申し込み手続き完了後の翌日以降8日以内 |
| Mizuho Suicaにチャージする | みずほWalletでチャージ受取操作を行う ※申し込み手続き完了後の翌日以降8日以内 |
期限内に受け取れなかった場合、ポイント残高に自動で戻ります。受け取れなかったら、再度チャージ手続きを行いましょう。なお、一般的なSuica同様、チャージできる金額の上限は2万円までです。(1回あたりの申請は1万ptが上限)
JER POINT加盟店で利用
ビューカードに貯まるポイントは、JER POINT加盟店で利用できます。貯まったポイントは、1ポイント=1円相当となっており、加盟店は首都圏エリアと東日本エリアで次のとおりです。
なお、下記で紹介する加盟店は一部にしか過ぎません。詳しくは、JER POINT「駅ビル・エキナカでポイントを使う」を参考にしてください。
- 東京駅
- アトレ五反田
- ルミネ池袋
- グランデュオ蒲田
- nonowa国立
- ビーンズ武蔵新城
- ペリエ海浜幕張 など
- 新青森駅・あおもり旬味館
- 八戸駅
- フェザン(盛岡)
- 新花巻駅
- 秋田駅・アルス・トピコ
- 山形駅・エスパル山形
- 米沢駅会津若松駅・会津若松ピボット
- CoCoLo新潟
- CoCoLo長岡
- 高崎モントレー・イーサイト高崎
- MIDORI長野・MIDORIエキナカ長野
- MIDORI松本・MIDORIエキナカ松本
- セレオ甲府
- エクセル(水戸)
- プレイアトレ土浦 など
ビューカードがJR東日本系列のクレジットカードであることから、JER POINT加盟店は東日本エリアから首都圏までにしかありません。そのため、西日本エリアでは、クレジットカード決済やSuicaへのオートチャージなどの一部のサービスしか利用できないことを知っておいてください。
限定グッズへ交換
ビューカードで貯めたポイントは、Suicaのペンギングッズや鉄道系グッズ、キッチングッズやビジネスグッズなど、さまざまな商品に交換できます。交換できる商品の一例は次のとおりです。
- ティファール アプレシア ロックアイボリー
- ルンバ コンボ Essential robot
- Manhattan Portage リュック
- ReFa FFINEBUBBLE ONE など
2025年3月時点では、300商品以上と交換できます。有名ブランドが出す人気商品も多くあるため、老若男女関係なく欲しい商品が見つかるでしょう。ポイントを有効活用しやすい点もビューカードの魅力です。
クーポンに交換
クーポンに交換できる点も、ビューカードのポイントの特徴です。グルメ系やスパ系のクーポンを中心に取り揃えており、主なものは下記のとおりです。
- ハーゲンダッツギフト券
- リラクゼご利用券
- ホテルニューグランドご利用券
- お取り寄せグルメカード
- ベルメゾンお買い物券 など
交換できるクーポンは、どれも生活の質を高めてくれるものとなっています。利用しやすいものが多いため、「ポイントの有効期限が近いから何かに使いたい」といったときにも役立ちます。
【JALカードSuica限定】マイルとの交換
JALカード Suicaは、フライトやお買い物でJALのマイルが貯まります。ビューカード提携店ではカードの提示やSuicaへのチャージ、JR東日本の券売機での購入ではJRE POINTも貯めることが可能です。
JALカード Suicaは限定でJRE POINTをJALのマイルに交換できるサービスがあります。マイルへの交換を含め、JALカード Suica限定の使い道は以下のとおりです。
| JALのマイル | Suica特典に交換 | 1万マイル=1万円相当としてSuicaにチャージ ※1回1万マイル、4月~翌年3月の1年間に2回、最大2万マイルまで |
|---|---|---|
| JMB特典に交換 | 通常のマイルのように、特典航空券・JAL国際線アップグレード特典に交換 | |
| JRE POINT | マイルに交換 | 1,500ポイント=500マイル (JALカードショッピングマイル・プレミアムに加入の場合は、1,500ポイント=1,000マイル) |
参考:JAL CARD「【JALカードSuica限定】マイルやJREポイントの利用方法は?」
【ビックカメラSuicaカード限定】ビックポイントとの交換
ビックカメラSuicaカード限定で、JRE POINTをビックポイントに交換できます。交換レートは以下のとおりです。また、ビックポイントはSuicaのチャージに利用できます。
| JRE POINT→ビックポイント | 1,000pt→1,000pt ※通常ポイントのみ交換可能 ※1,000pt単位 |
|---|---|
| ビックポイント→Suicaへチャージ | 1,500pt→1,000円 |
参考:JRE POINT「ビックポイントに交換」
参考:ビックカメラ.com「ビックポイントをSuicaに交換したい」
ビックポイントに交換すると、三井住友カードで貯まるVポイントや、JCBカードシリーズで貯まるOki Dokiポイント、セゾンカードで貯まる永久不滅ポイントなどにも交換できます。還元率は下がりますが、交換ルートを広げたい方にとって便利です。
ビューカードのよくある質問
最後にビューカードに関するよくある質問を紹介します。
- ビューカードは年会費無料ですか?
- 締め日は変更可能?
- 利用可能枠はどのようになっていますか?
- ビューカードの問い合わせ先やログイン画面はどこ?
- ビューカードを解約する際にどのような手順を踏めばいいですか?
簡潔に回答するので、気になる方は参考にしてください。
ビューカードの年会費は?
ビューカードの種類ごとの年会費は以下のとおりです。
| カード名 | 本会員 | 家族カード |
|---|---|---|
| ビューカード スタンダード | 524円(税込) | 524円(税込) |
| ビューカード スタンダード(リボ) | 無料 | 無料 |
| ビューカード ゴールド | 11,000円(税込) | 1枚目:無料 2枚目以降:3,300円(税込) |
| JRE CARD | 初年度:無料 2年目以降:524円(税込) | - |
| ルミネカード | 初年度:無料 2年目以降:1,048円(税込) | - |
| ビックカメラSuicaカード | 初年度:無料 2年目以降:524円(税込) ※年1回の利用で翌年度年会費無料 | - |
| JALカード Suica | 初年度:無料 2年目以降:2,200円(税込) | 初年度:無料 2年目以降:1,100円(税込) |
| JALカードSuica CLUB-Aカード | 11,000円(税込) | 3,850円(税込) |
| JALカードSuica CLUB-Aゴールドカード | 20,900円(税込) | 8,800円(税込) |
| 大人の休日倶楽部 ミドルカード | 初年度:無料 2年目以降:2,624円(税込) | - |
| 大人の休日倶楽部 ジパングカード | 4,364円(税込) | - |
年会費無料のカードは、ビューカード スタンダード(リボ)のみです。ただし、リボ払い専用のカードで、支払いには利息が発生するため注意しましょう。
定期的にカードを使うなら、ビックカメラSuicaカードがおすすめです。初年度年会費無料、年1回以上利用すれば翌年度年会費無料なので、定期的にカードを使うなら実質年会費無料のカードとして使えます。
締め日は変更可能?
ビューカードの締め日は毎月5日で、変更はできません。
20日ごろに利用代金明細書が届き、翌月4日に指定した口座から自動振替が行われます。金融機関が休業日の場合、翌営業日に振替が行われます。
そのため、締め日から引き落とし(振替)までには約1ヶ月の期間が開きます。20日に送られてくる明細を確認し、振替当日までに口座に残高を入金しておきましょう。
利用可能枠はどのようになっていますか?
ビューカードの利用可能枠は、選ぶカードによって異なります。それぞれの利用可能枠は次のとおりです。
- ビューカード ゴールド:〜200万円
- JALカードSuica CLUB-Aゴールドカード:〜300万円
- そのほかのクレジットカード:〜100万円※ビューカード スタンダードを含む
利用可能枠は、原則として上記の範囲内で株式会社ビューカードが所定の審査をおこなったうえで決定します。一人ひとりの利用可能枠はクレジットカードを届けるタイミングで通知されます。
なお、家族カードの利用可能枠は、本会員の利用可能枠の範囲内です。
クレジットカードには利用可能枠のほかに、割賦枠も設けられます。割賦枠とは、2回払いや分割払い、リボルビング払いで利用できる枠のことです。ボーナス一括払いも割賦に該当することを知っておきましょう。
自身の利用可能枠を知りたい方は、VIEW’sNETや電話の自動音声を活用しましょう。
ビューカードの問い合わせ先やログイン画面はどこ?
ビューカードの問い合わせ先やログイン画面は、次のURLから遷移できます。
上記のページは、ビューカード発行後に「何かあったときに問い合わせたい」「ポイントや利用状況を確認したい」といったときに役立ちます。忘れずにブックマークしておくことをおすすめします。
ビューカードを解約する際にどのような手順を踏めばいいですか?
ビューカードを解約する際は、郵送もしくは電話でおこないます。郵送で退会手続きする場合、次の手順で進めます。
- 定形封筒を準備・公式ページから「退会届」をダウンロードする
- 必要事項を記載して解約するクレジットカードに切り込みを入れて貼り付ける
- 必要書類を定形封筒へ入れてそのままポストへ投函する
ビューカードを解約するうえで、次のことに注意しましょう。
- 固定費の支払い方法を別の支払い方法へ変更する
- 定期券の有効期限までは利用する
- ポイントを使い切っておく
- 家族カードとETCカードは使用できなくなる
特に注意すべき点は、解約時にビューカードへ設定している定期券が失効することです。ビューカードを定期券として使用している方は、有効期限を踏まえて解約手続きを進めましょう。
それ以外は、ほかのクレジットカードと同様、解約する前に固定費の支払い方法を変える・ポイントを使い切ることを忘れずおこなうことが大切です。
まとめ|Suicaを持っているならビューカードに切り替えよう!
ビューカードはSuicaを使っている方、特にJR東日本のエリアに住んでいる方と相性が良いカードです。通勤や通学で首都圏のJRを利用しているなら、ビューカードを持っていると意識せずとも大量のポイントが貯まります。
提携カードも多く、さまざまな種類があるため、ニーズやライフスタイルに合わせて選ぶことも可能です。
基本的な機能で十分な方は「ビューカード スタンダード」、ビックカメラでお買い物をする機会が多い方は「ビックカメラSuicaカード」、マイルを貯めたい方は「JALカード Suica」など、自分に合ったものを選んでください。














